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ただいま選考中!?山形モエ☆声優☆オーディション顛末記@第1回早口選手権

ただいま選考中!?山形モエ☆声優☆オーディション顛末記@第1回早口選手権

こども声優劇団

秋葉原アトリエ『ACT&B』(東京都)

2012/04/29 (日) ~ 2012/04/29 (日)公演終了

満足度★★★★

無題362(12-105)
14:00の回(晴 暑い)。13:30受付(声をかけてみたら受付しているとのこと)、開場。受付横の階段を下りて中へ、小さな座いす(座り心地はまずまず)が5列くらい。舞台をみると、天井からスクリーン、私の横にプロジェクターがあります。スクリーン後ろと、上手にパイプ椅子。アニメ主人公の声優オーディション&一般参加者2名を含めた「早口選手権」。14:09前説、若い男性(出演者で16才、高2)、かなり上がっています。14:10開演〜15:17終演。旗揚げだそうで、手作り感(お母さんのおにぎりみたいな)に満ちたお芝居でした。客席には御家族、知人の方も多かったようです。ディレクター、アシスタントと原作者、オーディション参加者(うち1名はお母さん役)たち。劇中の「早口選手権」は真剣勝負、つっかえ/とちり3回でアウト、8人中6名が脱落。

オーシャンズ・カジノ

オーシャンズ・カジノ

北京蝶々

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/04/18 (水) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

スリット☆
コンパニオン役の女の子たちを見てるだけで、前半もちます(笑)。スリット、目奪われちゃいましたねー!ストーリーどうのこうのより、エンターテイメントとして楽しめました♪。また次回も見に行きたいですね。

仰げば尊しっ!

仰げば尊しっ!

風凛華斬

シアター風姿花伝(東京都)

2012/04/27 (金) ~ 2012/04/29 (日)公演終了

満足度★★★★

いやぁ。はははははは。
楽しかったです。先生たちのドタバタですが、楽しい時間が過ごせました。にしても、めんさんのキャラ凄くイイ。ちょこさんの演技はずば抜けて上手かったです。

オーシャンズ・カジノ

オーシャンズ・カジノ

北京蝶々

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/04/18 (水) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度

うーん
役者さんは魅力的。ストーリー展開にがっかり。

まぁ、楽しいと感じる基準は人それぞれだと思うので、
私には合わなかった、ということだと思います。。。

ネタバレBOX

話の筋が、なんというか、全体的に、
こうなるんだろうな~と思っていたらそのとおりになっていって、
(賭けに負けるとか、日本の領域に戻ってたとか、靴下をプレゼントするとか)
思ったとおりに展開してもそれが楽しい場合もあると思うんですが、
今回は、私は、観ていて「あ~そうなっちゃうのやっぱり。。。」ていうがっかり感ばかりでした。

でも、役者さんは魅力的なかたが多かったと思います。
ずっと踊っているチャイナドレスの方々も違和感なく(むしろ好感触。カワイイ)。
ただ、主人公2人に、だめ男だめ女でもそれを払拭するだけの魅力、
みたいなものが感じられず、残念に思いました。

あ、あと、開演前のSEに違和感でした。
波止場の音がいろいろする中、波打ち際(砂浜)みたいなザザ~という波の音。
私には違和感でした。(港でああいう波の音はしないと思いました)
夢!サイケデリック!!

夢!サイケデリック!!

範宙遊泳

アトリエ春風舎(東京都)

2012/04/25 (水) ~ 2012/04/29 (日)公演終了

満足度★★★★

ムルナウの子供
夢だから何でもありでめちゃくちゃやっちゃいましたー。
というものではなく、
作家がインプットしたものを割とストレートに演劇で再現していたような印象。
90分が長く感じた。120分だったら悪夢になってたかも。
とは言うものの十二分に面白く観たんだけどね。
「ラクダ」以来久々の範宙遊泳だったけど、
山本卓卓は生き残っていくんだろうな。

オーシャンズ・カジノ

オーシャンズ・カジノ

北京蝶々

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/04/18 (水) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

無題361(12-104)
19:30の回(小雨)。18:30受付(整理番号券あり)、19:00開場。港の音、波、汽笛、錨鎖が引きずられている、青白い照明、立ちこめる霧(スモーク)、空調の音が潮風のように聞こえてくるので不思議なものです。舞台セットはかなり高さがあり、全体を見るのは後方の席がいいようです…が、前に座ります。そこから見上げると、トランプの手さばきやどんなカードがでているのかは見えませんが、あらゆるシーンが舞台装置が配置されている「正三角形」に収まっていて、構図的にとても心地よいものでした。頂点が消失点、手前から綺麗に揃ってみえます。奥から手前へ、それに上下、常に移動しています。勝負のシーンでのトメ、勝ち誇った態度、目の前で繰り広げられるスピード感いっぱいの駆け引き。最後の大勝負、答えが当たっていたので嬉しい。終演後、元コリッチメンバーが手招きするので行くと、その横に神戸さん、次に出演のチラシをいただきました。

仰げば尊しっ!

仰げば尊しっ!

風凛華斬

シアター風姿花伝(東京都)

2012/04/27 (金) ~ 2012/04/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

あまりにバカバカしいのですが・・・でも面白かった
今、観終わったばかりで、目白駅前マックでノートPC使って書いてます。
この後、18時から最終公演があるそうで、
チケットも余裕あるとのこと(笑)
この書き込みを見て、今から行こうという人はまずいないでしょうが、
標題のとおり、とても楽しめました。

卒業式が出てくる話かと思ったら、そうではなく、
学校ものなのですが、教師役の方が圧倒的に多い・・・。

その教師の面々が、いわゆるトンデル人達ばかりで、
「こりゃ、生徒のキャラじゃない?」と、初めはちょっと引いてしまった私(笑)

で、最初は、何が起こっているのか明かされないし、
もしやこれから観に行く人がいると、
ネタバレしない方が絶対楽しい内容なので、
詳しいことは控えますが・・・

しかし、世の中に絶対あり得ないような話で、
まったくもって下らないのですが、
でも、面白いシーン満載で、実に実に楽しめました!

でもまあ、100%下らないのではなく、
悪だくみに手を染める悪役(大袈裟)がいたり、
その他様々の人間模様も取り入れられていて、
感心させられることもあります。
(以下核心的でない(けど観る方は読まない方が良い)ネタバレ)

ネタバレBOX

前回大活躍されたちょこさんが、今回は女教師とその弟(男役)の生徒
という、脇役ながら2役に挑戦!
しかも、女教師役ながら弟に男装するというややこしいシーンもあったり、
強大ながら性格が違う設定なので、今回も別の意味で大活躍でした。

また、「使用前」「使用後」の落差が激しい内藤先生役ですが、
後でプログラム見たら、2人の名前があったので、
1人で演じたのではなく、途中で入れ替わったのかな?
(それともダブルキャスト?)
後半の姿の内藤先生にお会いしましたが、
もちろん、お美しくいらしたものの、公演中と違い清楚な印象でした。

最後に「名演説」が聴けるのかと思いきや、
それ無しに終わってしまったのはちょっと拍子抜け、かも。
でも、それが「アンケート企画」にも結びついているので、
面白い企画なのかな?(これも詳しい言及は避けています)
【日程決定です】『異説 金瓶梅』

【日程決定です】『異説 金瓶梅』

クロジ

シアターサンモール(東京都)

2012/04/26 (木) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

隔たりを感じた
まず最初に、セットと衣装が素晴らしい。また、演技によるキャラクタ付けもうまくしていたので、古めかしい言葉がなくとも時代や雰囲気をうまく伝えられていた。原典を読んだことはないのだが、金瓶梅という作品のおもしろさを引き出していたと思う。しかし残念だったことは、演技に迫力がないこと。役者は皆上手いのだが、キャラクターから生きた人間が持つ、言葉の雑味や汚さや必死さ、そこから来る凄みのようなものが感じられず、終始キャラクターであり共感できなかった。ショーケース越しに観ている上品な芝居だと感じた。

ネタバレBOX

関智一さんの演技は良かったです。人を殺すシーン、凶器が見えにくいことが多々あり、急に感じてしまいました。暗転中、非常灯の光が結構気になりました。席のせいかもしれませんが。
百年の秘密

百年の秘密

ナイロン100℃

本多劇場(東京都)

2012/04/22 (日) ~ 2012/05/20 (日)公演終了

満足度

素うどん食べたい
ナイロンはずっと好きで見続けているが

ネタバレBOX

オープニングの映像からして、もはや見慣れすぎて
「またこの感じね、はいはい」と思ってしまい、
木を中心に物語を据えている設定に見る気を失くし
大量に人が出てきた時点で大半寝た。

映像はもはや懲りすぎて脂っこくてもどしそう。
もっと「素うどん」みたいなツルッといける感じの映像がいい。
コテコテの背脂らーめんみたいな映像、何杯も食えない。

あと出てくる人が多すぎるのと名前覚えられなかった。
山西惇さんの役が期待していたのとまったく違って超残念。
(→これは個人的にも勝手な期待しすぎですが)

とりあえず、最後までまったくよくわからなかったが
長田さんが良かったかなという印象だけ残った。

やっぱ消失の感じがいいなぁ。
あと、男スポは最高傑作と思う。

ナイロン大好きなんでまた次見ようっと。
A Taste of Honey

A Taste of Honey

Prayers Studio

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/04/24 (火) ~ 2012/04/29 (日)公演終了

満足度★★★★

静かでリアルな芝居
全く芝居っぽくなくてびっくりしました。
凄くリアルで自然。日常の一角を傍で見ているような感覚。
位置の取り方とかもすごく好きだった。
ルデコで休憩ありの三時間て、と思いましたが言うほど長くは感じませんでした。
淡々としているけれど、自然で押しつけがましくないから逆に観れた気がします。

ネタバレBOX

主人公のジョーが、一挙一動すごく可愛らしかった。
何度かくすっとしました。
1人の人間としてすごく愛おしくて、故にとてもせつなくて。
何度か胸にこみあげてくるものがありました。
二幕のジェフとのシーンがすごく好きでした。
2人の関係がとても微笑ましかった。
あのままでいれたらよかったのに。
胸がぎゅーっとなりました。

プロンプは最初びっくりしましたが、そんなに気にならなかった。
けど、外をデモ隊が通り過ぎたのと、いいシーンで他の階の場違いな音が響いてしまっていたのが気になりました。
勿体ない・・・
HIDE AND SEEK

HIDE AND SEEK

パラドックス定数

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2012/04/13 (金) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

甲乙つけがたい
今年初めに観た、てがみ座に通ずる素晴らしい世界観を感じました。

この先、どっちがどんだけ伸びてくかなー

絶頂マクベス

絶頂マクベス

柿喰う客

吉祥寺シアター(東京都)

2012/04/14 (土) ~ 2012/04/23 (月)公演終了

満足度★★★

バランスなのさ
今回のは客を選ぶような気がしました。

ツボにはまる人には面白いことこの上ないようだが
そうでない人、設定、演出に疑問を感じ始めると
そっちが気になって仕方ない(その疑問を吹き飛ばす面白さが無いことになるが)人には
無機質な感じがしたのではないかな・・・

鶴瓶噺2012

鶴瓶噺2012

アタリ・パフォーマンス

世田谷パブリックシアター(東京都)

2012/04/18 (水) ~ 2012/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

新ネタ多し
例年だと、「その話知ってるよ」的なのが
結構な割合占めていたが
今年は新しいネタが大半だった。
新鮮。

Kの結婚前夜

Kの結婚前夜

男肉 du Soleil

駅前劇場(東京都)

2012/04/02 (月) ~ 2012/04/03 (火)公演終了

満足度★★★★★

男肉駅前・・・略して「男前」!
男肉駅前に超特急鈍行(どっちだよ)の
団(暖)肉列車が到着した。

・・ちなみに誓っていうが、自分は男色ではない。

そんな自分が感銘を受けたもの。

最近どんなHPを見てもたいていよくみると隅にありますね、
「激ヤセ」の文字。

それを体現するかのように
汗と唾を間近で飛ばし、踊り狂う男肉たち!
踊り狂っているのか、それとも狂って踊っているのかは定かではない。

いつしか最前列で観ていた自分も舞台に引っ張り上げられ、
汗を流して踊っているという・・。

舞台を観ながら、気軽にシェイプアップ(正確には参加しながらだけど

最前列は値段が安いので、当然そういうこともあるかと思って(期待して)
動き易い伸び縮みするデニムで行った甲斐がありました(笑
(もちろん当日体調が悪ければ断る権利はありました・・念のため

日本の最近のトレンド?では、
どんな凄腕のアーティストがやってきても、
大磯では彼らの目の前で腕組んで棒立なんて当たり前ですが(苦笑
彼ら男肉たちのやってきた大阪京都では、
ホールが沸騰しっぱなしなんてしょっちゅう見てきたので、
やっぱ大磯と関西では違うな、などと思ったり。

自分はテクニカルでクールなダンスなんて求めてない。

とにかく熱くて、上手くても下手でも、
その人らしく自由に踊れていれば十分だと思う。
(フットワークなんて最先端で最速だけど、ダンスも音も、思いっきり本人のダシがきいてるし・・そういえばきゃりーぱみゅぱみゅも面白いなぁ・・目が死んでるとことか(笑

想像するに、上手に踊る人も、
他の人が気おくれして踊るのをやめたら寂しいと思う。

上手くても下手でも、一緒に音を感じて楽しめる仲間がいれば、それでいいと思う。

そしてみんな、表面的なカッコつけた技術に目を奪われるのではなく、
下手でも音と楽しく遊んで、
カッコ悪くてもテキトウでも
変わっていく音のリズムに合わせて自由にリズムを変えて変なフリを入れながら(笑
跳ねて飛ぶことに心奪われて欲しいなと思ったりする。

ビバ、男肉。ビバ、男前!(テンション高(笑

ロッカーの濡れてる床、イスがない

ロッカーの濡れてる床、イスがない

昨日の祝賀会

アトリエヘリコプター(東京都)

2012/04/25 (水) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

結構前のめりで
観てました。もっと次は何か来る、みたいな期待感で。肩透かし気味ではあったが、そういう狙いなんだろうなと。

BUS DRIVER【終了致しました。ご来場誠にありがとうございました!】

BUS DRIVER【終了致しました。ご来場誠にありがとうございました!】

机上風景

タイニイアリス(東京都)

2012/04/27 (金) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

お見事!
前回観た時とはかなりテイストが違うけど、相変わらずシンプルで、実にセンスのよい舞台。自分もこんな空想しょっちゅうしているなーと、のめり込んでしまいました。

夢!サイケデリック!!

夢!サイケデリック!!

範宙遊泳

アトリエ春風舎(東京都)

2012/04/25 (水) ~ 2012/04/29 (日)公演終了

満足度★★★

何が足りなかったのかなと考えてみる
普段は偉そうに「何が足りなかったか」・・なんてことは
言わないのですが(汗
別にこの劇団さんに限ったことではなく、
わりと一般的な劇団に見られる現象かな・・とも思ったので。

ちなみに、悪いところがあるなどとは一言も言ってなくて、
逆に新しい柔らかな感性などというのはとても面白かっただけに、
ちょっと書いてみるだけで。

ちなみに、自分の星の基準というのは、
自分の好みではなくて、
こういう足りないところがあって
勿体ないな・・というときに
あえて書くようなもので、
自分の好みのようなものは年間ランキングに入れようかと・・。

先週、火曜に関西でピンク地底人を観て、
東京に戻ってきてから昨日の土曜日までに、
サンプル、北京、毛皮、そしてこの範宙を観ました・・。

みんなバラバラで、多様性に富んでいて・・。

そうして考えたときに、自分が火曜~土曜にかけて観た劇団について、
範宙以外は、すべて、自分の持ち味を出し切っているな・・と思ったりもしたのです。

わりと振り切れていると思われた他のすべての劇団に対して、
範宙はちょっと中途半端なスタンスだった気がする。

リズムが単調だったというのもある。

自分が観た回ではアフタートークで武田氏が、
(日本)文学も、自分たちはクラブ(音楽)と同じように楽しめる世代にある、と
言っていました。

・・そういえばな~とも思い返してみる。

クラブと一般的に呼ばれる所の音楽
(自分は夜遅くまで起きるのが苦手なのであまり行ったことはないですが・・早い時間帯だけ(汗)
の多くが、生音で打ち込む音楽に比べると詰まらないものが多い・・
(踊り手と煽り合うJUKEや、バルカンビートなどの躍動感と比べると、死人のように感じることもある)
・・ねぇ、ちょっと、ああいうのを生きてる演劇の手本にしてはいけないヨ、と思ってみる(苦笑

演劇とは生の打ち込みなのだし、
おまけにエンドレスの「夢」で行くのだから、
もっとビートを体にしみこませるみたく、
踊るように語ったほうが良かったんじゃないカナ、とも思ったり。

そういう意味では、毛皮は、グダグダだけど(そしてそれが味でもある)、踊るように語ってた(笑


そしてもういっこ。

これは範宙だけでなくロロなどいくつかの
これから賞を取りそうだったり、取ったいくつかの劇団に言えるのだけれど・・
ちょっと軽い。

舞台と言うのは正直なもので、
それまでその作品を捏ね上げるために
自分がどれだけ血と汗を注いできたかというのが如実に出る。

作品の生まれた街の匂いも宿す。

例えば作るまでに何年も掛かったという、同じ春風舎で上演した
ひよどり山、あるいは刹那を切り取った1月の「雪」。

若手で言うなら、火曜のピンク地底人の公演も、
わずか60分だったけれど、
何もかも失った「母親」について、
想像力の限りを尽くして描こうとしていたように感じた。

東京での公演と言うのは、
周囲の期待もあるのか?
有望な若手ほどハイペースな公演になりがちのように思う。

そして観る度に、
「もっと自分たちの中でこの物語を熟成させて、
人びとの陰影を心の中に刻み込んでから、
作品を生み出した方がよかったんじゃないか・・」
と思うことが非常に多い。

そうした早産の子供たちを観るたびに、
もっと一年二年気長に観客たちが忘れないで、のんびりと次の子の誕生を待つだけの心構えが必要なのではないかな、とも思う。

自分はジャンプも好きだが、ガロはもっと好きで(苦笑
新作を何年も何年も待ち続けている作家が何人もいる。

彼らの今までの珠玉の作品を読むたびに、
未成熟のまま自分の想像力の産物を野に放つことには
何の意味もないと思ったりする・・。

巣鴨地蔵通り商店街 喫茶「若草」物語

巣鴨地蔵通り商店街 喫茶「若草」物語

コーネンキーズ

小劇場 楽園(東京都)

2012/04/25 (水) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

元気が出ました
とっても、心が温まる作品で、笑ったり泣いたりとっても楽しい作品でした。
そして、4人の方の歌声素晴らしかったです。

何度か、足を運んでますが、飽きるということがなく何回も見たいと思いました。

更年期を、楽しんで過ごせる力をもらいました。

次回作、楽しみにしています。

へちま -糸瓜-【全公演終了!ご来場ありがとうございました!!】

へちま -糸瓜-【全公演終了!ご来場ありがとうございました!!】

文月堂

OFF OFFシアター(東京都)

2012/04/24 (火) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

丸まりきらないキャラクターのリアリティ
物語が広がっていく中で
表層の尖った感じに
キャラクターたちの素の想いが重なって。
ウェルメイドな家庭劇ではないけれど、
観る側が委ねられる奥行きが生まれていました。

ネタバレBOX

当日パンフレットに描かれた相関図をみて
かなり複雑な人間関係を想像したのですが、
前半の舞台に描かれる世界は
それを当たり前のことのように包み込んで
とてもわかりやすくて・・・。
むしろその背景は
キャラクターたちそれぞれの個性が
浮かび上がってくる中盤以降に
しなやかに効いてきます。
一人ずつの個性を照らしだす
バックライトのように
ひとりずつが抱えるコアに
エッジを創り出していく。
表層が観る側に馴染むに従って
設定が導く立体感のようなものが現れてきて
舞台上で描かれない時間まで
彼女たちが歩み、そして歩んでいくであろう時間の
質感として観る側をとりこんでいく。

三人姉妹にはくっきりとした
トーンの貫きがあって
そこに重なる周辺の人物たちが
エピソードを編み込み、
ひとりずつの色を浮かび上がらせていきます。
その組み上げがとてもしたたか。

キャラクター達の尖った部分が
役者たちの緻密な演技とともに
高い解像度で作りこまれているのですが
物語が進んでいく中での
その丸まり切らなさのようなものが
実に秀逸・・・。
展開の中でそれぞれの個性が
ドラスティックに変わることはおろか
ほとんど崩れることなく、
でもその形状や色がほんの少しだけ
変わったように感じられる部分があって。
そこには
時間に染められたものから伝わってくる
とてもデリケートでリアルな
生きることへの感触があるのです。

いわゆるウェルメイドのドラマとは違って
煮込まれ切らず
ごつごつした食感が最後まで残されていて。
その実存感あるから、
終演の時間からこぼれた
ちょっと解けたようなウィットに
流れる時間の瑞々しさて愛おしさが
とても自然に降りてきて、余韻として残ったことでした。
冷たい唇、温かい箇所

冷たい唇、温かい箇所

ジ~パンズ

銀座みゆき館劇場(東京都)

2012/04/25 (水) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

無題360(12-103)
19:30の回(小雨)。指定席なので19:10会場着、座席は後方。席に着く前、舞台を眺めると、E.ギター(こちらもストラト系)にソフトケース、CD、ラックやサッカーボール、なぜか布団一式、テーブルにTV、PC、CDラジカセ、服や洗濯物(?)が架けられ床はフローリング、戸建てではなさそうだし、マンションの一室か...、奥の上手側が玄関のようです。吉永役の鈴木さんが「さよなららら、ニッポン」のとき、こちらの公演に出演されるとおっしゃっていたのでみに来ました。
ジ~パンズは3作目、「空から」が初めてでこのときは2回みました(DVDにならないですね...)。今回も人が出てくるたびに話がややこしくなり、ほぐれそうな絡みがどんどん固くなっていきます。ここらがもしかすると好き/嫌いになるのかなと思いました。後方だったので舞台上の細かいセットはほとんど見えませんでした(全体的に照明も暗め)。21:18終演。

ネタバレBOX

この劇場はやっぱり座席が窮屈。今回、私が座ったところは足元に段差があり(右半身側が1段高くなっていた)、余計に座りにくいし、奥の方のために一度通路に出なければならない。19:30まだ客入れ中なのに女性が一人登場(池田さん)、布団を広げ、ゴロンと横になり雑誌を読み始める。19:34ピンポーン、宅急便か荷物が届く..暗転、開演のようです。バイクの音、カラスの声...。(優しいけど不器用で)お互いに対するすれちがいばかり。なぜかここの部分(隠していたもの)が修復される場面は出てこない。みんな外に出てしまい、それからどうなったのかは観客側に委ねられているようです。

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