最新の観てきた!クチコミ一覧

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ワンサ

ワンサ

スクエア

ABCホール (大阪府)

2012/05/25 (金) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★★

新メンバーも面白かった♪
上田さんが客席前の席に座って、いきなり新人5人の登場から始まります!

それにしてもキャラを演じている事もあり、個性的な面々!
いきなりスポットライトが当たって
川末淳さんのオーバーなクセのある演技で始まる!
爽やかな表情で律義な青年風の演技いいです♪

佳奈芽位さんのレオタード姿でフリフリで
オーバーアクションの演技とカン高い返事が印象的♪

山口菜月さんのブリブリキャラ全開!
憧れはキティちゃんには笑わせて貰いました(^^)

馬場良二さんは金髪にして写真の印象とはガラリと変わり
基本的に!基本がない言葉の話し方、ナルシスト的な演技が面白かった♪

吉沢綾那さんは前回のラブギャラクシーのコナン風キャラとはまた違ったキャラでビックリ!グイグイきてましたね!

皆さんキャラになりきってすんなり爆笑を誘ってました♪
これから益々、愉しみな新メンバー(^-^)/

そして、Bグループのオーディションはこれまた濃い~キャラだらけ!
中でもオタクっぽい役の小池裕之さん(空晴)はTwitterで誰か呟いてましたが反則ですね(笑)お見事!
その他の客演の谷川美佳さん(リリバットアーミー)と日詰千栄さんも貫禄充分で存在感ありすぎ!

話しはいつもの様に緩~い感じの展開で進みます♪
お客さんは終始、笑ってます♪
この辺りはコメディ職人スクエアの真骨頂!

後半の練習風景の暗転の連続が中だるみしたのと少し緩すぎて長く感じましたが
ラストの華麗な⁈ダンスで楽しい気分にさせてくれます(^^)♪♪♪

次回は秋公演は『ケーサツ』愉しい予感がムンムン♪
今から待ち遠しいなぁ~♪

誰か、月光 恐怖・ハト男

誰か、月光 恐怖・ハト男

劇団東京乾電池

本多劇場(東京都)

2012/05/26 (土) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★

覇気がない
ベテランには覇気がなく、かと言って若手にも覇気が感じられませんでした。

ネタバレBOX

柄本明さん、ベンガルさん、綾田俊樹さんが揃い踏みの回で嬉しかったです。

しかし、全体に覇気がなく、ベテランは実績があるので仕事はあると思いますが、若手は仕事が来なくて大変だろうなと思いました。

アドリブか仕込みかは分かりませんが、顔を見合わせて笑ってしまうのは楽しくて良かったです。しかし、噛むのは構わないのですが、若手がもといと言ってセリフを言い直すような感じのシーンは見たくありませんでした。

ストーリーもよく分かりませんでした。ベンガルさんは年齢不詳の役、綾田俊樹さんもまあ歳相応の役だとは思うのですが、柄本明さんが中堅サラリーマンの役というのはいかにも無理があるように思えました。

舞台の左右にドアがあるので見切りを防ぐためにA列からD列のサイドブロックを空席にしていましたが、その姿勢そのものがダメだと思いました。前方で観たいと思うお客さんも多いはずです。左右のドアをもっと端に置いてエレベーターホールを広くしてでもやり切るくらいの意気込みがなくっちゃ本多劇場を使う意味無いじゃんと思いました。
傘をなくして ~RECEPTACLE~

傘をなくして ~RECEPTACLE~

劇団CANプロ

銀座みゆき館劇場(東京都)

2012/05/23 (水) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★

自我を抑制させる薬
テーマは面白いと思いました。

ネタバレBOX

安保闘争に業を煮やした政府の意向を受け、ある製薬会社が自我を抑制させ、結果として権威に従順になる薬リセプタクルを開発し、一部の若者に使われ始めましたが、同じ研究所内で抗リセル剤を密かに研究していた女性研究員の手によって阻止され、一人の少女は回復し、他の被験者も恐らく元に戻ったであろうという話。

成長した少女が告発本を書き、その出版記念シーンから始まりましたが、タネ明かし的でもあってどうなんだろうと思いました。

リセプタクルを投与された若手研究員や警備員のその後が描かれていなくて、本当に全員が元に戻ったのかは確認できませんでした。選挙に行かない若者が多いのを考えると、もしかして現在も使われているのではないかと思ったりもします。
ラ・マンチャの男

ラ・マンチャの男

東宝

博多座(福岡県)

2012/05/05 (土) ~ 2012/05/28 (月)公演終了

満足度★★★★

奇をてらわずにキッチリと練り上げた舞台
名作ミュージカルをオリジナルに近い形で、奇をてらわないでキッチリと練り上げたという舞台だ。セルバンテス、ドン・キホーテの思いがじっくりと伝わってくる。

詳細は、演劇感想サイト「福岡演劇の今」 http://f-e-now.ciao.jp/ に書いています。

キツネの嫁入り

キツネの嫁入り

青☆組

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

物語
未来の昔話は、
いろいろな 面が感じられつつ、
場面の うつくしい光とか、 
いろいろな 場面が 印象的でした。

無伴奏ソナタ

無伴奏ソナタ

演劇集団キャラメルボックス

東京グローブ座(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/05/30 (水)公演終了

満足度★★★★★

泣いた。
魂がこもってます。原作を読まずに観た「無伴奏ソナタ」はとても新鮮で濃厚でした。
ストレスや負荷にはならないが、それでいて、ズッシリとした確かな重さを保ったままストーリーが展開されます。合間に笑いを入れる配慮も行き届いており、完成度の高い作品です。
重めのキャラメルボックスが観たいと思っていた私には「どストライク」でした。公演数が少ないのは本当にもったいないです。

ネタバレBOX

オープニングからして、いつものキャラメルボックスと違うという印象。今回は女性陣がよかったです。あと、喝采ってよい言葉ですね。
キツネの嫁入り

キツネの嫁入り

青☆組

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★

ほんのりほっこり
客席案内を吉田小夏さんがやってて、ビックリ!でも、なんだか嬉しかったし、より好感が持てました。舞台は、セットがスゴく素敵でした☆また音楽も雰囲気をより醸し出してて、良かったです。役者さんも皆さん魅力的で惹き付けられました。ただ、もう少し時間が短いとよかったなぁ~

『ウェディング、ラン!』

『ウェディング、ラン!』

8割世界【19日20日、愛媛公演!!】

劇場MOMO(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

やられました
満腹です。2時間って長い時間を、ずっーと楽しませてもらえたおかげで疲れました 笑 なんてベタな!!!と思うネタも突き抜けていると爽快で、8割特有のエネルギー満載感で最期まで一直線。 今回も惹き込まれてしまいました。他の劇団さんでは味わえない中毒性ありです。あと、終演後に意外とお尻が痛くなくて感激しました!2時間だったのに!

キツネの嫁入り

キツネの嫁入り

青☆組

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

日本なエロス
とても面白い。できた作品。

ネタバレBOX

村長・松吉(荒井志郎)をはじめ、男しか生まれない島。太郎(藤川修二)の長男・一雄(林竜三)は、妻・美雪(高橋智子)との間にやっと子を授かるも、美雪の死去によりヤモメになり、村のためにキツネの椿(福寿奈央)と結婚する…。

太郎の次男・寅次(石松太一)が、島の禁断の祠で授かった子・菫(福寿奈央)が、落語のマクラみたいな導入で昔昔の未来の昔の話をはじめるスタイル(最後の〆も)が、「日本」な「物語」を印象づける。
キツネの娘と人間という異類婚姻譚の要素が、コメディな感じとシリアスでダークな雰囲気の両立に上手く作用してた。椿が一雄の母・光子や前妻の美雪に化けるってのは視覚的に面白い。村長の妻・紅子(大西玲子)が椿の変化能力に嫉妬心をぶつけるシーンも上手い。太郎の妹で娼婦というか男にだらしない系というか愛欲の権化的な桃子(東澤有香)が、子を抱えて島を出てまた戻ってくるというくだりも、怪談話というか女性の怨念なものが見えるようで好きな話。ドクロが緑色に光ってなんて、幻想的なような気もするし、椿が見るも無残な容貌で死ぬという展開も、昔話な残酷さが感じられた。そんなとこを「語り」だけで表現するところが気に入った。

立入禁止の祠のせいで、発達障害(知的障害?)の子として生まれてきたという寅次…ってとにこ、放射能汚染された未来の構図が連想できるけど、子が生まれた喜びは昔も今も未来も変わらんものなんだろうとおぼろげに思った。

ちなみに、本作の女性陣は、皆どこか艶かしい雰囲気がある。福寿奈央の、新妻演技とか林を床に誘う様とか。松吉の筆おろしを海岸の小舟の中でやっちゃったり、桃子の子・竹彦(田村元)にイイ男になりなと言ったりする桃子とか。エロイ。

桃子死亡時の照明と舞台奥に片目押さえて登場する演出は◎。
EgofiLterの授業

EgofiLterの授業

EgofiLter

MAREBITO(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★★

初めて受けた
授業はとても新鮮でした。

ネタバレBOX

そして、個人授業を受けに来た女性を殺してしまうサイコ先生の話だったとは知りませんでした。

最初、椅子の下にバッグが置かれていて、生徒さんが来るとそれを片付けて授業が始まり、先生と生徒の背景には心の声のような存在としてそれぞれ別の役者さんがいる…、授業が終わるというか中断されると先生と生徒は退出、運び出され、陰の存在だった先生と生徒が残り、新しいバッグも残る…。

そしてまた次の授業が始まるような感じが素敵なエンディングでした。
誰か、月光 恐怖・ハト男

誰か、月光 恐怖・ハト男

劇団東京乾電池

本多劇場(東京都)

2012/05/26 (土) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★

通ならわかるのかな?
TVでもお馴染みの有名なベテラン俳優が出るし、柄本親子競演も実現ということで、期待大でしたが、私の頭ではストーリーが理解できず不完全燃焼。通じゃないとわからない実験的な作品?

無伴奏ソナタ

無伴奏ソナタ

演劇集団キャラメルボックス

東京グローブ座(東京都)

2012/05/25 (金) ~ 2012/05/30 (水)公演終了

満足度★★★★

何かを創っているひとに。
いい意味でキャラメルっぽくなくてとてもよかった。そしてとにかく多田さんがかわいくて魅力的。
当日券、ハーフプライスでも良い席が出てそうなので、キャラメル好きさんもそうでない方もぜひこれは観にいったらいいかと思います。

字幕のいらない、クリスチャンの声の聴こえる距離感の劇場で、ぜひ、再演してほしいなあ。照明が難しいかもしれないけど、センティオとか、MOMOとか。

たぶん、荒削りだし、稽古期間も短かったのかもしれない。
けれど、クリスチャンと同じように、わたしにもラストシーンのあの一瞬だけで、観に来てよかったな、と思いました。
何かを創作しているひとには、とても沁みる舞台です。
空気人形のオダギリジョーのシーンがすきなひととかに、おすすめしたい。

ネタバレBOX

ハーフプライス以外の当日券はひさしぶりです。

今回は前説がある!なつかしい!

冒頭のほう、あれあれ大丈夫~?稽古短いのかな?と思ったのですが、
かつぜつ抜群な岡田さんが登場し、ウォッチャーが登場し(クリスチャンのお父さんと同じ方なのですね)、どんどん場が温まっていきました。

途中の動きのシーンがよかった。多田さん、足が細くて衣装がとても似合っていて、身体が柔らかくて笑顔がすてきでとても魅力的な役者さんですね。集団のシーンでもついクリスチャンを見てしまいます。

登場人物が、確かに悪いひとはひとりもいないのですが、わたしにはとても無意識的な悪意にも見えて、(キャラメルの観方として間違っているのかもしれませんが)みんな悪気はないのにクリスチャンにとっては全くいい結果にならない、というそのすれ違いざまが、キャラメルらしくなくてそこが逆にとてもよかったです。

ずっとひとりで生きてきて、みんなを恨んだっていいのに、誰も恨まなかったクリスチャンが欲していたのが、ただただ芸術家としての喝采のみで、あの一瞬できっと何もかも救われたんだろうなというのが、ほんとうに、なんというか、芸術家の芸術家たるところを見た気がしました。

最後の演出とか、とてもすきです。思わず拍手してしまって。
たった一度の拍手で、言葉で、彼は生きてきた意味があったんだろうなって。

あと、音合わせ~喝采 となる 構成もすき。
音合わせのラストのお母さんのせりふも大好きです。

ウォッチャーは画家さんかな?と思ったのですが(右手と目を潰されていたので)、メイカーは音楽家しかいないのですかね。ウォッチャーの役者さんはカーテンコールで見るととてもかっこよかったのに、あえて帽子をかぶっているのがとてもすてきでした~。


あと。以前の公演で、前の席の方が乗り出していて見づらかった、とここのレビューに書いたのですが、今回パンフレットにその注意書きが記載されていました。
ずっとそうだったのかもしれないし、私の意見がどうこうだったわけじゃないと思うのですが、なんだか嬉しくなりました。そういう嬉しさは、とてもキャラメルっぽいなって。
宇宙Remix   (無事公演終了いたしました。ご来場まことにありがとうございました!)

宇宙Remix (無事公演終了いたしました。ご来場まことにありがとうございました!)

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2012/05/10 (木) ~ 2012/05/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

終わった後のそう快感
3回目の犬と串。

前見たのが「愛・王子博」だったので、他では見られないものが見れるだろうと期待したら期待どおり。

織り込まれるギャグの中に強烈なメッセージを感じた。

そして、何より役者がうまい。本当に楽しい時間だった。

これから早稲田を出るようですが、かなり期待。

ネタバレBOX

宇宙はツンデレである。

というのは、社会はツンデレである。と言いかえられるだろう。

出る杭はうつけども、出すぎた杭にはときには優しくなる。
たたかれる存在、ちやほやされる存在は紙一重である。

そして、宇宙に興味を持つんじゃなくて、本当に意味不明なことをしていれば、自然と宇宙が寄ってくる。

俺らも自分を通してたら自然と社会がついてくる。

そんなメッセージを感じました。

言葉にしたらチープだけれど、それを演劇という言語以外の手段で表現している点がスゴイ

さらに
「意味がなくてもワクワクすることがしたい、そんな世の中がいい」
みたいなテーマも織り込まれていて(むしろその延長線上に宇宙がある!?)

どんなに意味のないシーンでも、このテーマが背景にある限り意味を持ってしまうという、全員納得な作りになっている。

ともあれ、こんな分析なんか必要なく、「よくわかんないけどすごい」っていうのが正しい感想な気がしました。

自分も規模は違えど、先日大学演劇を卒業した身として、かなり感慨深かった公演だった。
役者一人一人ももちろんだが、劇団としての今後にかなり期待します。
闇言

闇言

JACROW

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/05/08 (火) ~ 2012/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★

良いところが混在して...
それぞれの脚本が持ち寄られて,小品集になってる訳ですけど,JACROWの,劇場が狭く息苦しく感じるようなところと,elePHANTMoon の展開が大きくて奇想天外なところがいっぺんに味わえた感じ。

ウェディング葬送曲

ウェディング葬送曲

劇屋いっぷく堂

テアトルBONBON(東京都)

2012/05/15 (火) ~ 2012/05/20 (日)公演終了

満足度★★★★

幸福感
ライトコメディと謳っているとおり、笑い楽しませてもらい満足しました。ウェルメイド感のあるラストも良かったです。

役者さん達皆さん良かったですが、身内でありながら実は近くて遠い位置にいる結婚編の妹旦那と葬式編の黒澤旦那が、まさしく現実でも最も面倒な立場で問題と向き合わなくてはならない役をとても良い感じの距離感で演じていて素晴らしかったです。
また、結婚編のコーディネイターの上司が、全く持って正論を言っているし、行動も理になっているにもかかわらず嫌味になるというのが面白かったです。

二つの話しが最終的にクロスしたりリンクするのだろうと思っていたところ、スプリットスクリーンの要領で絡まるシーンが序盤で来たので、逆に予想を裏切られ感心しました。

ネタバレBOX

あれだけウェルメイド感のある話でまとめるなら、あの医療ミスで奥さんを亡くされた人にも救いは欲しかったかなと。
せっかく二つの話が最初新聞と言う小道具でクロスしたのですから、ラストその新聞に「医療ミス隠ぺい病院に捜査のメス」と言うような記事を観客にサラッと見せても良かったのかなあと思いました。
首無し乙女は万事快調と笑ふ!

首無し乙女は万事快調と笑ふ!

ポップンマッシュルームチキン野郎

サンモールスタジオ(東京都)

2012/05/12 (土) ~ 2012/05/20 (日)公演終了

満足度★★★★

吹原作品,もう少し見たい。
前半はややはしゃぎ・飛ばし・気味ですが,後半がかなりシリアスで重い感じ。前半は,脚本家の照れやサービス精神(全体をあんまりどんより重くしたくない)の現れと思いました。ちょっとぎょっとするタイトルですが,自分的には男性キャストが好きでした。前の方も書いてますが,何故か女性客が美人が多い!私も感じました(こんなことを書くと次公演のとき「私がそうよ」とばかりに女性客が押し寄せたりする)。不思議な魅力が有るのかも知れません。是非もう1ステ観たい!

翔べ翔べ翔べ!!!!!バナ学シェイクスピア輪姦学校(仮仮仮)

翔べ翔べ翔べ!!!!!バナ学シェイクスピア輪姦学校(仮仮仮)

バナナ学園純情乙女組

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/05/24 (木) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★

逃げちゃダメだろ
パフォーマンス自体は観客の防水なども考慮したことも含めて毎度ながら楽しくかつ見事。
が、今回は「久々の芝居」を謳っていなかったか?
「闘争」で『飛龍伝』の一部を組み込んだ手法の応用として沙翁作品(+α)を多めに組み込んでいたとはいえ、通常(?)のおはぎライブとほぼ変わりなく、その意味では看板に偽りアリ、楽な方へ逃げたとの謗りは免れ得ないだろう。
よって満足度の星は1つ減ずる。

どうしても地味

どうしても地味

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2012/05/16 (水) ~ 2012/05/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

何だか満たされない不満足の表現?
はっきりしない現在の日本。政治・経済・その他(ほか)が何となく放物線の頂点を過ぎて少しづつ下降線をたどりつつあるが,どうしようもない。構造は転換を迫られるがこれもうまく行かない。行き止まり,手詰まり,でもどうしようもない...その時に感じることが.....『どうしても地味』では? お薦め作品です!

ローザ

ローザ

時間堂

王子スタジオ1(東京都)

2012/05/16 (水) ~ 2012/05/29 (火)公演終了

満足度★★★★

抽象的なようで,史実のようで...
ある程度の歴史考証の上に成り立っているとは思いますが,現実にあった話のようなそうでないような...何だか夢の話のようでもありますが,登場人物の言動には正確な精神力動があるような気がしていました。私の集中力がトロいのかもしれませんが,暗転は真っ暗のこととすれば,沈黙は無音の事?会場が道路沿いで,もう少し静まった例えば地下の劇場みたいなところ(横浜のSTスポットみたいな...?)だったら,印象違ったかもしれないと思います。

容疑者χの献身

容疑者χの献身

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2012/05/12 (土) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

とてもゆとりのある堂々とした公演。
原作知らずに観させて頂きましたが,大きい会場なのにちっとも気にならない作品で凄みも感じました。不安が多い昨今ですが,人の心の居所を何だか確かめられたような気がしました。

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