最新の観てきた!クチコミ一覧

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放課後サマージャム

放課後サマージャム

翠組 midori-gumi

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/06/13 (水) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★

手軽に楽しめる作品
脚本、演出が好みだった。
上演時間75分。

ネタバレBOX

とある高校で、かつての最強の5人組であった者たちが教室に集まった。
彼らが高校時代、世話になった用務員が亡くなったからだ。
通夜の後、思い出話をしながら、翌日の葬式でか彼らが高校時代ライブで
歌った名曲を歌うことを思いつく。
しかしながら・・・・

名曲の歌詞の謎解きを楽しみながら、コミカルに物語が展開していく。
歌詞は紆余曲折しながら、真実の形に完成していく

彼らの中には、今は恵まれた環境に無い者もいるが、
この名曲の歌詞は、実は未来の自分達への応援歌でもあったのだ。

最初の歌詞から、真実の形になるのは、かなりムチャ(笑)。
でも、凄いなあ、こんなこじ付け、思いつかないよ、ホントに。
ラスト完成した曲を演奏して終了する演出は良かった!


脚本家の冨坂友(アガリスクエンターテイメント)、演出家の保木本真也(コメディユニット磯川家)のタッグで、楽しめる作品になっていた。
最初は残念な印象であったが、途中から少しずつ面白くなっていた。
30分位すぎてから暗転したが、ここから良くなっていった印象。

役者陣では、原役、用務員の孫役と生徒役の人が頑張っていた印象であった!
看板娘ホライゾン

看板娘ホライゾン

ホチキス

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/05/31 (木) ~ 2012/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

やはりホチキスど真ん中
キャストから「一見」ホチキスらしからぬ…と思ったのは束の間、やはりホチキスど真ん中。
後半のブッ跳びかたもそうだし過去作品とのリンクまで…(笑)
また、装置が終盤で思いもよらない、しかし舞台演劇ならではの「顔」(←ダブルミーニング)を見せるのも◎。

なしのつぶて

なしのつぶて

ナカゴー

RAFT(東京都)

2012/06/09 (土) ~ 2012/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

次第に「踏み外して行く」感覚
日常にありそうな状況から始まるものの次第に「踏み外して行く」感覚が面白く、後半のシュールさ、ナンセンスさが可笑しい。
上演時間約60分。

演劇らくご「談志のおもちゃ箱」

演劇らくご「談志のおもちゃ箱」

立川志らく劇団・下町ダニーローズ

新宿シアターモリエール(東京都)

2012/05/30 (水) ~ 2012/06/12 (火)公演終了

満足度★★★

多少の苦しさや邪道な部分あるも一応満足
初演・再演とは引用される落語が異なるものの、巧みに取り込んで違和感なく、また元々よくできたタイムスリップもの(さらに親子ネタまでアリ)なので満足。
ただ、タイムパラドックスとしてやや苦しい部分が無きにしも非ず。
また、確かに可笑しいとはいえ、役者ではない人物を起用してその天然系の持ち味で笑いをとるのはどこか違う…どころか芝居として邪道ではないか? 実際、その人物が登場するシーンでは物語の流れも停滞していたしなぁ…。

誰か、月光 恐怖・ハト男

誰か、月光 恐怖・ハト男

劇団東京乾電池

本多劇場(東京都)

2012/05/26 (土) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

ほにゃほにゃしていた
皆さんの感想とおんなじ。よくわからないけど、つまんなくなかった。ジャンル分けしづらいです。でっかいハトのシルエットと綾田俊樹さんのメイクが、へんてこりんで可愛かった。内容は、スズナリくらいの大きさの舞台に合ってる様な気がしました。でも、記念公演だから本多なのかな。

ひかりごけ

ひかりごけ

三条会

ザ・スズナリ(東京都)

2012/05/30 (水) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★

ひかりごけ
非常にシンプルで、時に難解と感じる演出。パズルの様な。不思議な迷宮感で、独特。

GO HOME

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サスペンデッズ

吉祥寺シアター(東京都)

2012/06/15 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

ぐっときました
三途の川を渡るまでの回想録。最期はやっぱり故郷に帰る。泣けましたね。シリアスとコミカルが絶妙にブレンドしていて唸らされます。しかし世代を超えるアルコール依存症はやはりリアルに怖い。

あほんだらすけ24

あほんだらすけ24

劇団東京ヴォードヴィルショー

ザ・スズナリ(東京都)

2012/06/15 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

すっきり
開場してから、まいど豊さんの熱唱&客席の全員と握手という大サービスでした。
「Root Bear」での名演技を観て以来の浅いながらも、好きな役者さんでしたので、大感激でした。
演技力確かな役者陣が、ゆる~い感じで演じる不思議な2時間でした。
ダンスにコントとお茶らけながらも、ドラマ仕立ての芝居では、熟練の役者である格の違いに気付かされます。
そして、舞台上の空気も一瞬で変えてしまう、その演技力はさすがで感嘆の息を吐いてしまうほどです。
ベテランの役者陣の中で、ペテカンで活動する女優さんも輝いておりました。

ライヤー×ライヤー

ライヤー×ライヤー

PEACE

上野ストアハウス(東京都)

2012/06/13 (水) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

スピード感と安定感あり!
クーニーばりの良質なワンシュチュエーションコメディでした。

ネタバレBOX

恋人のためにいいところを見せたい男と、その彼のために一丸となって盛り上げるホテル関係者のドタバタワンシュチュエーションコメディ。

若い俳優さんたちの集まりでしたが、皆さん地に足がついているという感じで、安定感がありました。身体を使った最初のギャグが滑ると浮ついてしまい、その後が台無しになることがありますが、若くてちょっとおっさん風のどうも倉持さんのギャグが落ち着いていて持ちこたえたことで全体がスムーズに流れました。

指輪がうまい具合に戻って来たのには少々出来過ぎだなと思いましたが、ヤクザとか外科医も仕込み客だったということで二度ビックリ。ま、そうでもしなければ都合よく指輪が戻って来ることはありませんので理屈付けとしては仕方ないのかもしれませんが、できれば客は客で勝手に行動していたという方がドタバタ感が残って観ている方としては嬉しい気がします。手術が怖い外科医なども壺を修理することで自信を取り戻すことができたりしたら最高です。

クーニーばりの嘘から始まるドタバタコメディはとても良かったですが、時間を掛けた大団円はあまりにも日本風で一気にスピード感が無くなりました。

ヤクザが実はホテル従業員でオカマだなんて設定はホント不要です。洋物のあまりにもあっさり終わる終わり方と、日本風のとことん説明して終わる終わり方の中間、やや洋物寄りくらいが好みです。

ところで、壁に貼ってあった紙はミエミエでした。客席から驚きの声も上がりましたが、あそこから人が飛び出してくるのは予想が付いていました。もう少し壁と一体化する工夫が必要だと思いました。
4×5×ホナガヨウコのパフォーマンス

4×5×ホナガヨウコのパフォーマンス

ホナガヨウコ企画

OPTRICO(東京都)

2012/06/15 (金) ~ 2012/06/15 (金)公演終了

満足度★★

ダンサー兼モデルならではのパフォーマンス
服のセレクトショップの一角で行われている写真展のオープニングパーティーでのパフォーマンスで、短い作品でしたがハッピーな雰囲気が楽しかったです。

アフリカの民族衣装のテイストがある可愛らしい衣装で、大きなトランクと縫いぐるみを持ってマイム的な動きから始まり、音楽が変わって激しく踊り、雨音が聞こえて来て、雨宿りの光景、そしてまた激しく踊るという構成の15分程度の作品でした。
ダンスパフォーマンスとファッション写真のフォトセッションが融合した感じで、カメラを意識したポーズや視線が強調されていたのがダンサーであり、ファッションモデルでもあるホナガさんならではでした。
写真家達はパフォーミングエリアには入らず、観客の最前列で撮っているだけで、ダンサーとの絡みがなかったのが残念でした。

1回目とは別の内容の2回目のパフォーマンスも観たかったのですが、10分以上経っても始まらず、次の予定もあったので観ることが出来なくて残念です。

ナカフラ演劇展

ナカフラ演劇展

中野成樹+フランケンズ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/06/07 (木) ~ 2012/06/20 (水)公演終了

満足度★★★★★

ブレヒトの回
<A2>あー面白かった!スタート、これはなにやってんのかな~???。。。あ、そういう会議なんだ。。。えそうなの。。。わはははは!再見したいが、日程的に無理でした。残念。こういう不条理なというかナンセンスというか論理覆し笑いに転嫁して、な作品が好きなんだと思いました。☆は、完成度もさることながら、自分の好みに合うものが高評価になるみたいです。

お祭り舞台「きずなのひびき」

お祭り舞台「きずなのひびき」

民族歌舞団ほうねん座

山形テルサ 3Fアプローズ(山形県)

2012/06/15 (金) ~ 2012/06/15 (金)公演終了

元気な会場
余計な雑念が入らない分 楽しめる。
しかし子供から老人まで幅広い年代が観に来たのには驚いた。

GENBA (現場)

GENBA (現場)

チャリカルキ

SENDAI KOFFEE CO.(宮城県)

2012/06/11 (月) ~ 2012/06/11 (月)公演終了

使い方
普通の店を無理に劇場化するのではなく、造りに合わせた芝居と小道具の準備
珍しい訳ではないだろうけれど妙に新鮮だし、演者が目の前だと、何となく気恥ずかしい。
仙台公演は「同僚編」1公演だけだったのだが、「後輩編」はどうなんだろう

あほんだらすけ24

あほんだらすけ24

劇団東京ヴォードヴィルショー

ザ・スズナリ(東京都)

2012/06/15 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★

初日観劇
いつも通りの楽しいステージでした。歌あり,ダンスあり,コメディや人情ドラマありの2時間,まったく退屈することなく過ごすことができました。開場直後には歌謡ショーでのお出迎えもあり,早めに行くのがおススメです。もう24回目でマンネリとの意見もあるでしょうが,安定感として,また毎年の恒例行事として観劇することに満足です。

GO HOME

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サスペンデッズ

吉祥寺シアター(東京都)

2012/06/15 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

曼荼羅のような死生観
舞台美術の美しさとスケールに圧倒される。
BGMは終始川のせせらぎだけ。
舞台美術に魅せられ、川を遡るような構成に魅せられた2時間。
私は川のほとりで鮭たちの一生を見た。

ネタバレBOX

冒頭、長い沈黙から始まった和博(佐藤銀銀平)と真澄(橘麦)の別れ話。
その重苦しい雰囲気から、少しずつ時間は遡って
私たちはその沈黙の意味と重みを知ることになる。

彼らの駆け落ちの理由、高校生の頃、さらに小学生の時の出会い。
二人を取り巻く友人たちの死や
父親の暴力、そして一途な片思いなど様々なエピソードが
ひとつの川へと流れ込む。

このストーリーの中で、大事な人はみんな川で死ぬ。
まるで鮭が卵を産んで死ぬために故郷の川へ帰って来るようだ。
だが人が鮭と決定的に違うのは、「理不尽な人生に対する怒り」を持っていることだ。
そのやり場のない怒りを抱えた人々が痛切に描かれていて胸が痛む。

佐藤銀平さん、屈託のないランドセルの小学生が本当に似合う。
運動神経の良い人らしい軽やかな動きとテンションがヘビーな話の救いになっている。
後の鬱々とした人生とのギャップが鮮やかで素晴らしい。

真澄をずっと一途に思い続ける純な孝造を演じた間瀬英正さん、
ナイーブでひたむきなキャラクターがはまって
断られたけれど、今後彼女の支えになるのは彼だろうと思わせるものがある。

舞台手前に深く口を開けた川へ、芳江(新田めぐみ)が飛び込んだ時
思わず「あっ!」と声を上げそうになるほどの衝撃があった。
何とすごい舞台美術だろう。
地下と舞台と、上手から下手にかかる一段高い通路、
そして正面さらに高いところには死者に会えるという噂の深い森がある。
その上客席を見下ろす通路と、吉祥寺シアターの空間をフルに使っている。
輪廻とか死後の世界を感じさせるスケールは、まるで曼荼羅を見るようだ。

一人の役者が親と子と、何役も演じるので複雑に感じるが、作者の問いかけは直球だ。
その素朴な力強さが、繊細な精神世界を超えた自然の摂理を強く意識させる。
誰かが死んでも、残された人間は生きて行くのだ、死ぬまで…。
それはランドセルの和博がくり返す言葉そのものだ。

此処か何処か

此処か何処か

よこしまブロッコリー

K・Dハポン(愛知県)

2012/06/12 (火) ~ 2012/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

ブルッとする
「此処か何処か」観てきました。
こころにブルッときた!まだジーンとします。私がいなくなったら、あの人はどうなるのだろう?あの場所は?

私の場合は、こどもの頃、家出をしたことがある。母親のこころが解からずに。必死に私を探す母親の姿を見ていたら、その頃の私はどうしただろう。
現在は知っている、母親の大きな暖かなこころを。

ナオスケ

汚れた世界

汚れた世界

無頼組合

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2012/06/15 (金) ~ 2012/06/18 (月)公演終了

満足度★★★★

詩的シナリオ
 タイトルといい、劇団名といい、ちょっとダーティーな感じの作風なのかと思っていたが、詩的で純度の高いシナリオで、無頼派の純粋性を思わせるものがある。きちっとしたメッセージ性を持ちながら、それを内在的に捉え、我々皆が、日常感じていることの延長に提示して見せることによって押しつけがましさや嫌味がなく、俳優たちの演技するものが、素直に伝わって好感を持った。舞台もシンプルで役者たちの演技力で勝負している点も良い。
 目も耳も塞いだまま、生活の為だ、と自らを誤魔化して生きている多くの人々の心のうちのもやもやを舞台化して見せた点でも評価できる。個人的には5点を差し上げたい舞台であったが、他との兼ね合いで敢えて4点にしたが、お勧め。

ステキなチェックメイト

ステキなチェックメイト

円盤ライダー

HOTEL SHERWOOD(東京都)

2012/06/14 (木) ~ 2012/07/03 (火)公演終了

満足度★★★★★

劇空間を「共有」する絶大な面白さ
前回の「SHARWOOD」と席配置が全く違い、開場時から楽しい
私が観た円盤ライダーではいつも通り最初から代表の渡部将之が
忙しく働いており、ドリンク等を運んでいる。
知っている面白さもあるが、アルバイトのホテルマンとして働く代表に
そのまま注文をしている(おそらくは)演者だと知らないお客さんを観るのも楽しい。
いつもながらの空気を掴んだ前口上は見事、そのまま知らないうちに物語が始まる円盤ライダー。

正直今までで一番素晴らしい劇でした。
笑いは当然だと思っていたが、最後へ向かうストーリーが素晴らしかった。
感動しました。
お客が少ない回だなとは思ったが、むしろ贅沢な時間を過ごせて良かった。
もう何度か観たいと思った作品は初めてなので
また行きます。

感動的な時間をありがとう、救われました。
ツイッターや、ネットの評判が頷ける作品でした。

ネタバレBOX

代表の渡部将之贔屓な私にとっては
渡部の飄々として、しかし温かい演技、と言うのか雰囲気はもう比べるものがない。
今回もホテルのアルバイト役で最初からいる事に何の違和感もない
安心できる役者さんだが
円盤ライダー加入の冠さん、たなかさんの演技が素晴らしかった。
最後の涙を誘う演技が良かった。

またホッコリさん、カクヤス、小説家(主婦)、旦那さんのバランスが非常にいい。ストーリーも温かく、手放しでハッピーエンドではない所も、とにかくステキなチェックメイトでした。

女の平和

女の平和

ニコミュワークショップ事務局

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/06/06 (水) ~ 2012/06/10 (日)公演終了

満足度★★★

千秋楽を観ました!
知り合いが出ているという理由だけで何の予備知識もなく観に行きました。

あまりにも過激でどんな内容だったのかは私の口からは言えません(笑)
しかし、役者の皆さんのエネルギーがビシビシ伝わってきました。

とても刺激を受けましたよ^^

もしイタ

もしイタ

青森中央高校演劇部

近内地区センター(宮古市近内第3地割119-1)(岩手県)

2012/06/03 (日) ~ 2012/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

2度目なのに・・・
オチまでほぼ覚えているのに涙があふれるのはなぜだろう・・・

昨年の3年生が卒業し、新入生が入り、メンバーの入れ替わった「もしイタ」ですが、極端なパワーの衰えは感じませんでした。全国大会に期待!!

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