最新の観てきた!クチコミ一覧

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脱兎のごとく

脱兎のごとく

踊れ場

ひつじ座(東京都)

2012/06/19 (火) ~ 2012/07/01 (日)公演終了

満足度★★★

気軽に魅せる
他の方も書かれていますが....リピ割券と一緒にペロペロキャンディーを渡す演出が...観る前からちょっと楽しい...アメでもなめながら気軽に観て欲しいという意図なのかな? で、短い時間に表現したいこと、演りたいことを詰め込んで...(ネタバレへ)

ネタバレBOX

これって一つの曲と同じことかも....お芝居の中でも台詞の掛け合いでリズムが奏でられたりして....音楽が聞こえてくるお芝居...率直に演りたいことが伝わってくるからか、なんだか楽しかったです。時間が短いので個々のキャラクタが活かされキレない感じでしたが、それでも濡れ場あり(笑)アイドルありと結構いろいろ飽きさせない構成。続いて『血みどろくん』も観ちゃいました。
フツーの爆弾

フツーの爆弾

Dotoo!

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/06/27 (水) ~ 2012/07/01 (日)公演終了

満足度★★★

人間関係の導火線?
感想を書くのがすっかり遅くなりました!舞台はシェアハウス。そこでドタバタと繰り広げられる様々な人間の物語。 舞台ならずとも、現実でもハウス(家)という入れ物の中には、外側からは窺い知れないドラマが詰まっていて、日々小爆発を繰り返しているのかなぁ・・なんてことを思いました。 出演者は多めでしたが、安定感ある桜岡さん、片平さんのやりとりに、客演の岩渕敏司さん、坂本文子さんらのパワー全開濃いめキャラが絡み合ってて、楽しかったです。個人的には、野口径さんの声と雰囲気が素敵だなぁと。 土屋良太さん演じるお人好しダメ父も、飄々として魅力的。 その娘役の藤沢玲花さんは、「絶頂マクベス」とは全く印象が違い、今どき女子の生意気ぶりがひたすらキュートでした。 笑って泣ける、がこの劇団の持ち味だと思うのですが、今回笑いに関しては、役者さんのキャラによるチカラワザ的なのが多く、少々残念。 台詞の掛け合いでじんわりクスリと思わず笑っちゃうみたいなのが好みなので。 様々な人間関係のエピソードがバランスよくちりばめられてるのは良かったのですが、ひとつの関係をじっくり描いていって、ベタでも、ラストはシェアハウスの他人同士に生まれる不思議な連帯感、、みたいなのを勝手に期待していたので、わりとあっさりめ。 現実はそんなものなのでしょうが。
ところで、題名の「フツーの爆弾」とは何なのでしょう・・。 家族でも夫婦でも、人間関係は大なり小なり爆弾抱えてるもの? 若い頃はいっそドカンと爆発させた後でやり直しというのもアリだったけど、今となっては湿気った不発弾のままで終わる方が幸せかしらと思ったり(個人的つぶやき。笑) 次回公演も期待しています。

「月がきれいですね」

「月がきれいですね」

プリンレディ

東京アポロシアター(東京都)

2012/06/30 (土) ~ 2012/07/01 (日)公演終了

満足度★★

女子は大変
オトコだから共感出来る部分が少ないかもと心配しましたが、案外オトコが想像する女子の感覚でお話が進むので、分かりやすかったです。ただ
何となく話の流れが散漫で、シニカルなのかコミカルなのか...(ネタバレへ)

ネタバレBOX

席の大半を占める女性からも笑いは皆無。爆笑を期待してはいませんでしたが、笑える要素が満載だったので...もう少し細かい言葉に突っ込んだりして、余裕があると笑えるのに...ちょっと残念でした。展開の小気味よさと反比例して役者さんの表情の硬さも気になりました。それと、有名な訳文ですし....『なぜ「月」が「きれい」と訳したか』みたいな現代女子的独自解釈を期待していたからか....最後も落とし所は?でした。
【★24日マチネ、追加公演決定!!】寝不足にて夜明けの街にかき氷、降る【公演動画追加!】

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木皮成ソロパフォーマンス

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2012/06/22 (金) ~ 2012/06/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

はまるかも!
クラブ系っていうのかしら?電子音の音楽は苦手なんだけど、
それを差し引いても、また観に来たいって思えた。

楽しかった。
可愛らしかった。

ダンスはすごかったんだけど、笑いを取りに来ている部分は、
ハラハラして、こっちまでこっ恥ずかしくなって、
なんか、親戚の子供が出ている発表会を見守っている気分になりました。
知り合いにお勧めできるか?と訊かれたら、
ハラハラしてこっ恥ずかしいので、だいぶ相手を選びます。

でもたくさんの人に好きになって欲しい男子です。
なんかほんとに親戚のおばちゃん目線。

客層の若さに居たたまれなくなるので、終演後はさっさと引き上げそうだけど、また観にいきます。

ある日、ぼくらは夢の中で出会う

ある日、ぼくらは夢の中で出会う

ネルケプランニング

紀伊國屋ホール(東京都)

2012/07/04 (水) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★

箸がころげてもおかしい年齢?
もう少し年齢層は上だったようだが、たいしておもしろくもないところでよく笑うこと!一般観客はドンドン冷める。それにしてもこの作品、繰り返し上演されるほど面白いか?その魅力がよくわからないまま終わった。

朝がある

朝がある

ままごと

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2012/06/29 (金) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

柴ならではの舞台
こんなに表現が多彩な一人芝居は初めて。
大石君頑張った。

協走組曲第2楽章

協走組曲第2楽章

ステージタイガー

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2012/05/18 (金) ~ 2012/05/21 (月)公演終了

満足度★★★

このまま引き下がる訳がない!!
これは前公演の序章から続く協走組曲シリーズ!
路上でゲリラ演劇をしたり、常に熱く走り続けてる劇団!
相変わらず熱い演技~~!
そしてパワフル!!

しかし、前公演の様に熱く込み上げてくる程、感情移入できない自分がいる…

ステタイの役者さんは皆さん個性的で存在感ありすぎる
前公演ではその人たちに囲まれながらも悲壮感漂よわせて泣き叫ぶ樋口さんの演技は
脇役に負けない熱さで圧倒されました!
だから色々と盛り込んでも軸はブレる事はなかったのですが
今回は話しよりも脇役のパワフルな演技ばかり目立ってしまった(^^;;

前公演は直球ど真ん中の豪速球!
今回は変化球の様な⁈

序章では口コミや感想などかなりの高評価!
コリッチの観たよでもオール★5つ!

第二楽章では意見は色々な評価を感じていると思います

この流れでこのまま引き下がっているハズがない!
虎本さんが一番怒りに満ちているのではないでしょうか⁈
色々な想いを込めた第三楽章では魂の熱いお芝居が観れる!!

朝がある

朝がある

ままごと

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2012/06/29 (金) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

素粒子は孤独か?
芯も表現方法も、いつもの「ままごと」だったと言えばそうかもしれないのだが、このスタイルは心地良い。

ネタバレBOX

音楽とのコラボがいつもうまいと思うが、今回はさらに音楽が重要だった。
音楽のライブのように、楽曲の紹介があり、MCがあり、という構成。
すべての曲が「朝がある」。

「神」の目で、朝の、通学で、くとゃみした女子学生の一瞬が、角度を変えながら歌い上げられる。
それは、光のベクトルで虹の色が7つになっていくように、屈折の角度を変えていく。
徐々に彼女の周囲風景が描き加えられていき、音が加えられていく。
絵画というよりは、セルアニメの作成現場を観ているようで、彼女のクシャミをした一瞬の、背景が描き加えられていく。

太宰の『女生徒』における、「いま」が一瞬であること、毎日の繰り返し、喪失感のようなものがその底に響く。

さらに、音楽が、例えば、「サビ」から作曲されていくように、1つの楽曲になっていく。
この場合は、いわゆる「詞先」による作曲。

出来上がる、一瞬、一瞬を楽しみながら観劇する。

組み上がっていく「画」と「音」には、それぞれの「因子」がある。
ミクロコスモスのごとき、素粒子の世界と、ドレミ、イロハ、CDEの音の世界。
世界はひとりぼっちの、いろんな要素で成り立っている、というのは、感傷的すぎるかもしれないかな。

素粒子が結び付き、原子になり、原子が分子となり、物体を構成していく。
一音、一音が結び付き、和音(コード)を構成し、音楽になっていく。
言葉と言葉が結び付き、台詞(文章)になり、物語になっていく。

それらは、物体や和音や文章が単にできるだけでなく、「意味が生まれていく」ということなのだ。
舞台の上では意味が生まれていく。当たり前かもしれないが。

また、1つひとつは、別のものであっても、結びつくことで(あるいは、結びつくことに)意味があり、「つながり」を感じるのだ。

それは、亡くなってしまった幼なじみであったり、MCで紹介された男であったり、でさらに感じる。

MCとして紹介された「朝が来なければいいのに」などの、男のつぶやきというか呪いの言葉は、学生の頃だけでなく、社会人になってもずっと布団の中でつぶやいていただけに、つい笑ってしまった。
「自分がいなくなればいいのか」と言った彼を助けるのは、結局「つながり」なのだろう。

そうした、視野を変えつつ、彼女の世界は彩りを増やしていく。

なのに、はじめに書いたような、アニメのセルのような薄い印象は拭えない。

たぶんそれは、「私」の中の部分、「物質」ではなく、「私」の心のミクロコスモスへの掘り下げが感じられなかったからではないだろうか。「私」の話ではなく、男性が語る「彼女」の話だったせいもあるのではないかとも思う(別に、ここで太宰の『女生徒』に結びつくわけではないが)。
この一瞬を持ち上げたら、セル1枚と背景画1枚という感覚かある。
しかし、その2枚には「世界」があるかもしれない、という感覚もある。

出来上がった「画」と「音楽」はどこか切ない。
「歌声」から来るものと、「物語」から来るものだろう。

ちょっとした仕掛けがあるセットはよかった。まるで石積みの城壁のように観客に対峙して立っていたのが、温かささえ感じられるようになった。
最初は、一人芝居には少し大きすぎるのでは、と思った舞台のサイズも丁度よく感じられた。
演出がよかったということなのだろう。照明も。

「朝がぁーる」には笑った。その訳とかにね。
協走組曲第2楽章

協走組曲第2楽章

ステージタイガー

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2012/05/18 (金) ~ 2012/05/21 (月)公演終了

満足度★★★

鍛え上げられた筋肉のような舞台
序章を経ての、第2楽章。
お話は続きではなく、登場人物も裏設定などがあれば別ですが表面的には一切被らず。
完全に独立した協走組曲の新しいお話。

LINX'S参加作品であるがゆえに、20分という枠の枷があった。
その枷を感じずにはいられなかった印象。
これがステージタイガーだ!という要素は、ぎゅぎゅっと詰め込まれていて濃縮されていましたが。
制限時間内に収めなければならないため、余分をこそぎ落とされまくって無駄の一切ない、核のみ残ったかのような。
それゆえに、情感の部分を伝えきれてないように感じました。

惜しかった、できるものなら枷から解き放たれた第2楽章も観てみたい。

ネタバレBOX

千秋楽、谷屋さんが消しゴムを舞台裏にまですっ飛ばしてしまって(笑)
そういう演出なのかとも思ったのですが、拾えないまま消しゴム持ってる体でテル子さんが芝居を続けていて、ナマの舞台で巻き起こることへの対応力を感じました☆

普段凛々しい役柄の多い小野さんの、凛々しいんだけども可愛い妹キャラが萌え♪
そして、「今日も元気に狂ってます」とザキさんにツイートされてた石神さん・・・あぁ~ほんまや狂ってるねぇ~と、ものっすごい納得しました(笑)
白井さんのウザキャラっぷり、ウザすぎで普通にしゃべってるだけでもおもろかった・・・。
蛇口からアイスクリーム

蛇口からアイスクリーム

突劇金魚

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2012/07/02 (月) ~ 2012/07/04 (水)公演終了

満足度★★★

初日観劇
初日に、「村上くん」と「夏の残骸」を観てきました。

「村上くん」、文豪を目指す二人の少年の話。
ひとりは才能あるけど夢追わず、ひとりは才能めぐまれないけど夢を追う。
才能があるから、やるのか?
才能がなければ、やってはいけないのか?
才能があれば、やらなくてはいけないのか?
人生の選択肢というものを思う。
照らす照明の色鮮やかさが、シーンを印象的にしてました。

「夏の残骸」、愛する人とひとつになりたくて、愛する人を食べてしまう。
小説などでも、ちょいちょい見かける設定。
それをサリngさん的に表してました。
普段は可愛らしく可憐な印象の蔵本さんの、艶のあるぞっとする演技が良かった。
野村さんがやはりここでもいつものあの正装で・・・正直ちょっと食傷気味。

全体的に、サリngさんらしい、文学的な舞台やったな~と思いました。
できるものなら「村上ちゃん」も観たかった。

ワンダフル・ワールド

ワンダフル・ワールド

劇団フライングステージ

駅前劇場(東京都)

2012/07/04 (水) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

ケーモー的
ゲイが絡んでちょっとやっかいにはなりますが、元々家族には色々あります。

ネタバレBOX

ゲイをカミングアウトして父親から勘当された長男を巡る10年越しの話。

地震があったんだし、別に意地を張る必要もないとは思いますが、ま、父親が勘当を解かない限り正式には会えませんよね。でも会ってしまえば、「おっ」てなもんですか、伊集院光さんのとこみたいに。

胸のつかえを下ろして亡くなったおばあさんの話にあったように、家系は血の繋がりが基本ですが、由緒ある家ほど色々ありますって。受け継ぐ者は謙虚さと誇りで全うしていくだけです。

それにしても、一目でバレバレなゲイと、そうでないゲイの存在には笑いました。
はんなり☆夏語り

はんなり☆夏語り

はんなりラヂオ

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2012/06/28 (木) ~ 2012/06/30 (土)公演終了

葬式クラス2012

葬式クラス2012

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2012/07/01 (日) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

傑作
28期ver.

面白い。80分あっというま。

ネタバレBOX

卒業後、毎年死人が出て、その都度葬式が開かれる。日野(萩山博史)の経営するバーには、各回のメインキャストが訪れ、人生の悲哀を嘆き楽しむ…。

2002年
市ヶ谷(岡見文克)は、人生低空飛行。踏んだり蹴ったりの中、恩人の会社の金を持ち出すクズっぷり。
2004年
神田(金崎敬江)は、学生時代地味グループに所属し、大人になって結婚を忌み嫌い、モテる西荻(篠原あさみ)を妬む。
2006年
当時付き合ってた男が死に、嘆く西荻。さらに、夫の浮気と浮気相手の妊娠(しかも西荻が欲しかった男児)と姑から暴言にと、打ちひしがれる西荻。
2008年
慕ってた男が死に悲しみにくれる日野(ゲイ)を尻目に、飄々とした大久保(伊藤信隆)。そんな大久保も、息子の喫煙トラブルをはじめ、家庭の問題から逃げるようにキャバクラ通いに走る。

市ヶ谷と西荻の新婚旅行当日。一人バーを訪れる市ヶ谷。追ってくる西荻。自分と関わると不幸になると放つ市ヶ谷だったが、大吉しか引いたことのない西荻の心に押され、再度結ばれる。結婚反対の神田も男性と同居し、大久保も引越し後、新たな人生を歩み出す。日野も、妹の結婚を機に親との確執も和らぐ。献杯の瞬間、市ヶ谷たちが乗るはずだった飛行機がメカトラ&着陸失敗の情報が入り、驚く面々。クラスにかけられた呪いは終わったんじゃないかと、明るい未来に盃をかわす。

30後半から40半ばの年齢だろうか。苦い想いがバーに醸す。けど、彼らの表情は悲観というより、乾燥しているようにみえる。
「毎年葬式」(他人の死)って設定に反射するように、生きるってことを静かに描いた作品。バーテン日野の乾いた人生観に癒される、バー公演に相応しい舞台だった。

苦くてニヤニヤできて、ちょっとあったかい。
「バーニングスキン」

「バーニングスキン」

劇団子供鉅人

Vacant(東京都)

2012/06/29 (金) ~ 2012/07/02 (月)公演終了

また東京でやってほしい。
親子であるという記号だけでまったく親子ではない芝居と、
膨大なポエムをただワメクという技法で垂れ流すオープニングに
これはしくじったかと思いましたが、
物語が進行するにつれ、そんな些細なことはどうでもよくなり
カオスな世界観に没頭できたのが楽しかったです。

とりわけジェニファーとカーボーイが支えていた感が強かったなぁ。

お前らは排泄物だ!とかSEX関連をポエムにするのは正直難しいなと感じました。

カーテンを使用した舞台装置はシャレオツ!!
最後はちとありきたりな感じが、もっとぶっ飛んでもよかったのにね。
次回も観に行きます!

ワンダフル・ワールド

ワンダフル・ワールド

劇団フライングステージ

駅前劇場(東京都)

2012/07/04 (水) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

上手い
 セクシャルマイノリティーと被災者の置かれた位置を重ねつつ、実際には父を登場させずに父的なものとの葛藤を描く所など実に上手い。また個々の役者の役作りがとても丁寧で好感を持った。
 演出面では、机と椅子が倒れているシーンと通常使う状態との差だけで、被災地の根こそぎ状態を象徴していて、さりげないが渋い演出である。科白の中にもさりげないが、実に深く被害の実態、心の傷の深さをあらわしているものがあって、感心した。
 ひとつだけ、自分の得ている情報とは異なる科白があった。内容的には、被災地での放射能の影響について、心配する人達の言っていることがデマだと決めつけていた。
 然しながらIAEA、WHO、ICRPの言っていることが嘘ですね。

みのり

みのり

劇団プロジェクト

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2012/06/29 (金) ~ 2012/07/10 (火)公演終了

不遇な感じがマッチ
坪田文らしいホン。
主演新垣ありきの芝居だから、このホンは、客席に目立ったコアな客層にはどうなのかとは思う。
シアターグリーンで6,500円は、さすがハロプロの価格設定。

朗読劇「ユンカース・カム・ヒア」

朗読劇「ユンカース・カム・ヒア」

NoH-Ra

ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)

2012/07/03 (火) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

家族愛を感じる暖かな舞台!
いやあ、なかなか良い朗読劇だった!
ベタだけど、家族愛を感じる作品だった。
仕事忙しかったけど、無理して観て良かった!
元TM NETWORKの木根尚登さんの生歌を舞台途中で聴けただけでも
十分価値があった。
上演時間90分。アフタートーク25分。

ネタバレBOX

ユンカース(人間と話せる犬)は不思議な能力をもっており、
主人公の瞳が望む3つの願いを叶えられると伝える。
彼女は自分のことではなく、周りの人たちのために願いを使う。
このくだりは、心が暖まり良かった!観客席からはすすり泣きが聞えた。

役者陣では瞳の母親親役の白羽ゆりさんが安定していて特に良かった!
脱兎のごとく

脱兎のごとく

踊れ場

ひつじ座(東京都)

2012/06/19 (火) ~ 2012/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★

たいしたことはないようで
すごくおもしろい。

北野武作品のバイオレンスを、ちょっとコミカルにして、ちょっと優しさのスパイスをふりかけたような感じかなあ。

暴力シーンに意味が有るようで無い気もするし、意味無いようで意味が有る気もする。

深く考えずに、目の前の芝居を存分に楽しむってのもイイ。

だって全員ゲスなんだもの!笑

でも、ちょっとだけ、考えたくなっちゃう。

きっと、役者さんが良いんだろうなあ。

特に、野口オリジナルさん(ポップンマッシュルームチキン野郎所属)。

のりうつってるというか・・・憑依感というか・・・巧く表現できないんだけど。

とりあえず、目がイイね。あのヤバイ目が。

今からモウムリポ公演『熱海殺人事件』がすっごく楽しみ。

ただ、ジミー小西さんの使用法には、ひと言物申したい!

今回の芝居だけで言うなら、セリフ無いほうが良かったんじゃないかなあ。。

ぬいぐるみハンター『増殖おとこ』で、ただ歩いてるだけで「この人、ヤバイ!」って雰囲気を振りまき、足元で寝転がった瞬間、連れが「ヒャっ!」と声をあげたくらいのアブなさ。

おもしろいセリフを吐かせるだけじゃもったいないっす!笑


それはさておき、亀田梨紗さんってかわいいね。

あの衣装は反則だよ。もうイチコロさ(笑)

ネタバレBOX

未だ冒頭の行進シーンが頭から離れないなあ。

「オイッチニィサンシィ!オイッチニィサンシィ!」

最高。
髪をかきあげる

髪をかきあげる

Moratorium Pants(モラパン)

千本桜ホール(東京都)

2012/07/04 (水) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

いろいろな場面
場面がいくつかあり、人のこころの隙間が見えるお話だった。

喫茶店でのいくつかのお話は特に面白かった。
(全体を通して一番短かった気もするが。)

短大生と妻子持ちのサラリーマンは、なにか違う世界の人のようで楽しい。

おまけ:
劇場入って右奥が「パンツ」席かも。

ネタバレBOX

ぐるっと360度に観客席がある。
劇場入って左手奥の上段から見たが、正解だったかもしれない。

とはいえ角度によって少し見え方が違うのだろう。

ワンダフル・ワールド

ワンダフル・ワールド

劇団フライングステージ

駅前劇場(東京都)

2012/07/04 (水) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

昨年の3.11で
人との絆や思いやりの気持ちを強く意識したけれど、1年が過ぎてその気持ちを忘れかけていることを反省。 大切なものを失わないよう今を素直に生きたいものです。 ワンダフルワールド・・・。

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