
東京アメリカ
範宙遊泳
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/07/08 (日) ~ 2012/07/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かった!
実際に稽古を見た事がないが、リアルな稽古場の風景が描かれて、想像通りな演出家が面白かった。
徐々に現実なのか夢なのか曖昧になる演出がとても面白かった。

ピラカタ・ノート
ニットキャップシアター
京都芸術センター(京都府)
2012/07/06 (金) ~ 2012/07/10 (火)公演終了
満足度★★★★
美しく印象的
印象的なステージでした。ニットキャップシアターの作品を拝見するのは今作で2作品目。古事記をモチーフとした残酷でありながら美しかったです。役者さんの身体性や表現の力量も高い。京都公演は囲み舞台でしたが、また別の空間でも見てみたいです。

泡
劇団 東京フェスティバル
OFF OFFシアター(東京都)
2012/07/11 (水) ~ 2012/07/16 (月)公演終了

スペーストラベラーズ
ネルケプランニング
本多劇場(東京都)
2012/07/05 (木) ~ 2012/07/15 (日)公演終了

中河内雅貴ワンマンショー ~ある男に関するレシピ集~
ネルケプランニング
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2012/07/12 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★
素材、料理人、レシピ、それぞれ悪くなかった
コースとして見ると、やはりバラバラな味の料理を出されたような印象。コントの話の落ちがわかりづらく、「それで、何?」と、言いたくなるようなのが続いた。つなぎの映像が面白いが、短編映画みたいなのはやりすぎ。初日とはいえダンス、歌、ピアノ、全部練習不足。

『(諸事情により)よろず相談始めました。人間科学隙間研究所』~お陰さまで全日程終了致しました。次回作も御期待下さい。
劇団夢現舎
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2012/06/29 (金) ~ 2012/07/16 (月)公演終了
満足度★★★★
隙間を楽しむなら二度観がおすすめ
本作には、いろいろな「隙間」が用意されています。じっくり楽しむなら二度観は適していると感じました。初見はどうしても話の筋を追うことに集中しがちですが、二度目はストーリー以外の隙間を楽しめる。また、その素地が用意された作品だと思います。解釈――というより楽しみ方の自由度が非常に高い。二度目はストーリー以外をと書きましたが、別にストーリーを二度楽しんでも構わない。観客の一人一人思うところは違っていて、あるいはそれは本来伝えたい内容ではなかったりして、まあでもそれもいいかと思えるようなところが楽しい。観れば観るだけ深みを増しそうな作品と思っています。

ゾンビ×幽霊×宇宙人「オール恐怖大行進!!」【ご来場・応援ありがとうございました! 次回は11月! からくりサーカス~サーカス編~を上演いたします。 乞うご期待!!!】
カプセル兵団
ワーサルシアター(東京都)
2012/07/12 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了
満足度★★★
【ノーマルバージョン】観劇
「超実験的」というほど新しさは見られず(どの辺が実験的なつもりなの?)、設定も物語もどっかで見たことがあるような感じで新鮮味なし。走ってる場面や場面転換のすばやさ、全体のスピード感はよかった。やはり運動能力は高い。その運動能力の高さを観客は見たいわけで、それを封印してどうする?

『ダンパチ10』&『ロボット三姉妹』
ショーGEKI
「劇」小劇場(東京都)
2012/07/10 (火) ~ 2012/07/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
笑える空間
ダンパチ10を見ました。役者というより芸人にしか見えなくなる。非常に面白かったです。
アドリブ能力、チームワーク、観客の巻き込み方、質が高かった。流石に会場内の温度はそんな上昇してなさそうだけど、楽しめたお客さんは相当いたのではないでしょうか。勢いやエネルギーは凄まじいものがあります。
ロボットの方は見ていませんが、ダンパチ10はオススメですね。

朗読劇「夢の中では懐かしく」
代野英人プロデュース
キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)
2012/07/14 (土) ~ 2012/07/16 (月)公演終了
満足度★★★
夢の中
お水のサービスがあり、暑い日なので嬉しい配慮でした。
現実から夢の中へ話がシフトし、その変わり方は面白いです。お芝居は力量の差が出たかもしれません。朗読そのものにも実力が必要で、観せ方も色々あると勉強になりました。お父さん役の内田さん、先生役の浅井さんといった方の読みみは安定感があって良かったです。
トークのイベントは、自由参加にして欲しかったです。

詠み芝居「ゆうれい貸屋」
NPO法人 演劇倶楽部『座』
シアターサンモール(東京都)
2012/06/28 (木) ~ 2012/07/01 (日)公演終了
満足度★★★★
気軽に楽しめる
『詠み芝居』というジャンルを確立した
【演劇倶楽部 座】
『高野聖』『雨月物語』など、暗い・固い・難解という作品から一転
山本周五郎原作の喜劇に挑戦した。
重厚な語り口の壤晴彦が、今回は軽妙なキャラクターの主人公を演じている。
シンプルな舞台装置と多彩な和楽器の音楽が秀逸
劇団のレパートリーが広がった。

雪やこんこん
こまつ座
森ノ宮ピロティホール(大阪府)
2012/03/16 (金) ~ 2012/03/17 (土)公演終了
満足度★★★★
健闘
本作品は、初演キャストで観劇。
現在、波に乗っている高畑淳子を梅子座長に配し、誠意を持って作品を作り上げている。
日本人に生まれて良かったと感じられる作品。

『エキチカヘブン'12』
名前はまだなゐ
コミュニティカフェpangea(大阪府)
2012/07/14 (土) ~ 2012/07/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
彗星マジック
日曜日の17時からの参加、ということであまり観れなかったのですが、久しぶりに観た彗星マジックがとてもよかった。今まで観た中で一番面白かった。大掛かりな作品より、小さいながらも大きく世界観をみせてくれる作品の方が良いと思いました。大きな劇場も良いけど、このような変わった空間でまた観てみたい。

泡
劇団 東京フェスティバル
OFF OFFシアター(東京都)
2012/07/11 (水) ~ 2012/07/16 (月)公演終了
満足度★★★★
いろいろありますね
舞台は福島小名浜のソープ。今もなお、原発被災の後遺症が残っている町での、現地の市民の実際の苦悩を、ユーモアを交えて描いている。
3.11をテーマにした作品は何度が見たが、異色の出来ばえ。
劇団員1人で、役者はすべて客演。主催のきたむらさんは政治ものが多かったようだが、本作では以前とはだいぶ違った出来ばえ。
面白かった、

ワチャゴナドゥ
ナイスコンプレックス
サンモールスタジオ(東京都)
2012/07/12 (木) ~ 2012/07/16 (月)公演終了
満足度★★★★
初見
今まで観たことがなかったが、ちょっと独特な間をもった笑いのように感じた(いい意味で)。当日パンフレットにも書かれていたが、公演内容と現実(事件)のタイムリーな犯人逮捕とがオーバーラップするなど、妙なリアリティも感じたりで面白かった。

泡
劇団 東京フェスティバル
OFF OFFシアター(東京都)
2012/07/11 (水) ~ 2012/07/16 (月)公演終了
満足度★★★★
秀作
3.11以降の、市井の人々(被災者)の生活がどうなったのか?。小名浜を題材に、マスコミがいままで伝えてきた内容とはちょっと違った視点から、日常の真実に鋭く斬り込んだ内容だ。原発の放射線に起因する理不尽で不便な生活を強いられ、そしていつ解決するかもわからない現状を見事に現している。暗く、辛い状況なのに、笑いを盛り込んだ戯曲とすることで、観る者の心に、反面教師のように訴えてくる。カーテンコールの挨拶で、「劇団員が一人もいないんです。毎公演ごとに役者を集めて…」との説明があった。つまり全員が客演!それにしてはいい座組だ。まるで当て書きのようなキャスティングも上手い。

ゾンビ×幽霊×宇宙人「オール恐怖大行進!!」【ご来場・応援ありがとうございました! 次回は11月! からくりサーカス~サーカス編~を上演いたします。 乞うご期待!!!】
カプセル兵団
ワーサルシアター(東京都)
2012/07/12 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了
満足度★★★★
やるもんだ!
タイトルからしてどう間違ってもシリアスなワケがない。「ノーマルバージョン」を観たが、前説からしてなんとも熱いマエセツマンが登場!この時点ですでにテンションが高い。松岡修造を見ているような気分だ。幕が開き、そこから全開で、まあパワフルで、ダイナミックで、スピーディな芝居が始まった。荒削りな感じは若干残るものの、ゾンビの動きなどはまるで映像のような「らしさ」があってよかった。一見バカバカしいが、その中には一本筋が通っており、テンポのいい笑いに釣られながらグイグイと引き込まれていく。気がつけばカーテンコール。前説を含めても65分というコンパクトな演出は見事!しかも終演後の物販コーナーでも一貫したエンターテインメントを感じたほどだ。

死ぬための友達
劇団ジャブジャブサーキット
ザ・スズナリ(東京都)
2012/07/13 (金) ~ 2012/07/16 (月)公演終了
満足度★★★★
存在価値
友達と知り合いの違いとは、ということで劇中でも語られているが、その先の友達の中でも、遊び友達、飲み友達、・・・などとグループ分けされる中の「死ぬための」というところに対してもうひとつ解釈が欲しかった。

「宇宙みそ汁」 「無秩序な小さな水のコメディー」
燐光群
梅ヶ丘BOX(東京都)
2012/07/02 (月) ~ 2012/07/20 (金)公演終了
満足度★★★★★
戯曲として作られた作品ではないけど
かなりなレベルで仕上がってますね。
若い劇作家には学んで欲しい部分が多々ありますね。

淑女(レディ)のお作法
ぱるエンタープライズ
TACCS1179(東京都)
2012/07/14 (土) ~ 2012/07/16 (月)公演終了
満足度★★★★
なかなか良かったです。
大人数でワイワイやる感じで賑やさがありました。
けれど華やかさが無かったのはなぜなんでしょうか。
不思議です。

子供のためのシェイクスピア『ヘンリー六世 Ⅲ』『リチャード三世』
華のん企画
あうるすぽっと(東京都)
2012/07/14 (土) ~ 2012/07/22 (日)公演終了
満足度★★★★
センスよい
リチャード3世観劇。
“子供のため”とは
“わかりたい人のため”ということなんだと思った。
全てにセンスを感じた。