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ユリコレクション【ご来場誠にありがとうございました!】

ユリコレクション【ご来場誠にありがとうございました!】

ラフメーカー

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/09/04 (火) ~ 2012/09/10 (月)公演終了

満足度★★★

まるで小説のような。
やさいい世界が舞台を包んでいました。お茶目でお洒落な暖かいお話。

ナイアガラ

ナイアガラ

劇団HOBO

駅前劇場(東京都)

2012/09/05 (水) ~ 2012/09/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

良作
全員脇役なのに全員主役のような存在感。人柄が顔に表れ、それが重く受け止めるような話でもあるのに、人生の洒脱さと充実さが溢れている。
喰始さんの隠れた重鎮ぷりの達者な演技も可愛い。
社長の選択は、ある意味、偽りのない行動によるモノなんだろう、抱える思いが少しでも軽くなればいい、と願う。
いい舞台だった。

14の夕べ / 14 EVENINGS

14の夕べ / 14 EVENINGS

東京国立近代美術館

東京国立近代美術館(東京都)

2012/08/26 (日) ~ 2012/09/08 (土)公演終了

満足度★★★★★

「ツァイトゲーバー」
一見シンプルだけど・・・素晴らしい!

同じ京都のピンク地底人なんかを観たときにも思ったのだけれど、
東京の若手劇団などに一番欲しいのが、
こんな、愚鈍なまでに真っ直ぐな作者の視線であったりするのでは
ないかな、などとも思ったりするのです。

京都は手作り市なども盛んなせいか、
劇研などのセットでも、
シンプルながら東京では想像もつかないような(豪華さという意味ではなく
精緻で作り込まれたものが何気なくあったりする。

作品それ自体についても、
今回の作品のように、
一見非常にシンプルでどこにでもありそうな概要でありながら、
詳細に分析してみると
全くどこにもない作者の視線のようなものがひっそりと反映されていたりする。

このような、
地味ながらも
愚直なまでに真っ直ぐな姿勢の作品が、
多くの(普段は演劇に足を運ばなさそうな)人の前で
(あの人たちが観劇好きなら、とっくに劇研などは人であふれかえっていることだろうから
上演される機会を得るというのは、
とても素晴らしいことだと思います。

ナイアガラ

ナイアガラ

劇団HOBO

駅前劇場(東京都)

2012/09/05 (水) ~ 2012/09/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

みた
好きだ。

ナイアガラ

ナイアガラ

劇団HOBO

駅前劇場(東京都)

2012/09/05 (水) ~ 2012/09/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

すごい自然な演技
ホームレスの話ですが、演劇的にはとても贅沢な時間が持てました。すごくお勧めです。

温室

温室

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2012/06/26 (火) ~ 2012/07/16 (月)公演終了

満足度★★

やっぱり不条理劇は苦手です。
とある精神病院でのクリスマスの事件。
高橋一生、小島聖、段田安則、半海一晃…
キャストの顔ぶれが良く、
ひいき俳優さんばかりなので楽しみにしてましたが、
作品のほうは、どうも私には合わなくて。
精神病院というのも、芝居や映画では、よくある舞台。
赤いインテリア、ゆっくり回る舞台、囲み舞台も好きなのですが、
やっぱり不条理劇は苦手です。

沈没のしらぬゐ【池袋演劇祭にて豊島区町会連合会会長賞受賞!!有難う御座いました!!】

沈没のしらぬゐ【池袋演劇祭にて豊島区町会連合会会長賞受賞!!有難う御座いました!!】

蜂寅企画

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2012/09/05 (水) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★

沈む
面白い。

ネタバレBOX

お吉(堀畑杏奈)の失踪から1年。結婚相手だった鶴屋二代目の孝之助(斉藤太志)や迷子のお吉を引き取った善蔵(ヲギサトシ)や善蔵の実娘・お燐(島田紗良)が屋形舟に集まっている。そこに人形師(安田徳)と善蔵の紐結いの弟子であった伊三次(浅倉洋介)が乱入。お吉が死んだことの真相に困惑をみせる面々。そして、気づくと舟は三途の川についていた…。

お吉の死んだ真相を、人形師が中心となって各人に回想させる構成。善蔵の紐で高官が首吊り自殺をして借金まみれになり酒に溺れる善蔵。二代目になってすぐにお吉と結婚をしようとする孝之助。その孝之助に想いを寄せる番頭・彦七(中村史輝)。借金返済のためお吉を遊郭へ売ろうとする善蔵。お吉と密かな恋心を共有する伊三次。そして、美人で気立てもいいお吉への劣等感と伊三次への恋心をひた隠しにするお燐…数奇な運命と人間の弱い心が折り重なって生前のお吉を美しく儚く描き出す。
回想が進むにつれ、善蔵や孝之助は身投げし、孝之助は彦七を刺し殺す。三途の川を走り続ける舟は、彼らの薄暗い力とお吉の呪いで動いているようでとても不気味。

角隠しで表情の隠れたお吉を堀畑が好演してた。舟の上にも時たま現れ、見えない紐で面々を縛るなど、存在感も抜群。ここのとこの、照明や演出もとても良かった。彼女のいいひととその裏の弱さが舞台の中心にあって、心震える。

伊三次と一緒になることもできず、父を見捨てることもできずにいるお吉と、伊三次に受け入れてもらえずお吉への劣等感を爆発させるお燐の取っ組み合いの末、お吉は入水したことが分かり、現の世界へ戻る面々。善蔵とお燐とお吉の三人で花火を観た幸せな時間をラストに据え、それまでの悲劇(それから起こる悲劇)に心がギュッとなる。

怪奇な空気感を終始濃く保ち、登場人物の関係性を最大限に活かして、人間の業を描いた秀作。紐がその人の人間性が出るらしいが、人と人の太くて細いつながりがどこか怖くて寂しいのだけど、それでもすがりたくなるような気持ちになった。それで人間いいんだろうけど。
沈没のしらぬゐ【池袋演劇祭にて豊島区町会連合会会長賞受賞!!有難う御座いました!!】

沈没のしらぬゐ【池袋演劇祭にて豊島区町会連合会会長賞受賞!!有難う御座いました!!】

蜂寅企画

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2012/09/05 (水) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

恩師に、時代劇作家中尾ありと報告したくなる
今でも、心の中に往き続ける、時代小説の大家である、我が恩師に、「知り合いの中尾さんという劇作家が素晴らしい才能なんですよ」と墓前に報告したくなってしまいました。(バックの中の遺影には、早速報告しましたが…)

旗揚げから、拝見していますが、今回の作品は、今のところ、最高傑作だと思います。

人物一人ひとりの心情が丁寧に描かれているし、観客に、情報提示する、脚本の頃合が絶妙で、構成の巧みさに感心します。

舞台セットのセンスも抜群。

役者さんも、公演の度に、進化されて、有名な脚本家の作品を、商業演劇で上演する時代劇などより、悠にクオリティの高い作品でした。

ただ、欲を言うなら、髪型と、帯に、もう少し、配慮がほしいと思いました。
特に、花嫁姿の場合において。

会話の中に、人魚のたとえ話が出て来ますが、ヨーロッパならともかく、あの時代の日本で、人魚という概念があったかしらと、その部分も、ちょっと違和感を感じました。
「浦嶋太郎」の方は、似たような伝承が、中世から伝わっていた筈で、OKかなとは思うのですが。

ネタバレBOX

花嫁の死因を、関係者が、それぞれ、証言していく構成。

導入部分から、観客の興味を持続させる、脚本の構成の巧みさに、舌を巻きました。

何人かの関係者の証言によって、構成する芝居は、ともすると、時間経過が不明瞭になったり、同じような場面が微妙に変化しつつ、何度も繰り返されたりして、観客としては、頭が混乱したり、結局、何が真実なのか見えなくなって難解な芝居になりがちですが、中尾さんの脚本は、その情報提示の頃合や、人物の心情描写の順序設定などが、絶妙で、ストーリー運びとしても、矛盾が一切なく、終始不愉快な気持ちにさせられずに済み、爽快でした。

登場人物の人数や、性格づけ、エピソード、他の人物との関係性等、全てが、脚本的に卓越していました。

見終えてみたら、悪人が誰もいなかったなと気づき、その点でも、好感触でした。

キャストの皆さんも、それぞれ、役をしっかりと生きて良い演技をされていましたが、特に、たつき役の山口さんの健気さが、胸に沁みました。
うつくしい革命

うつくしい革命

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2012/08/31 (金) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★

う~ん。。
この劇団は、前に知りあいが出ていたのを機に、結構好きで、何度か拝見しています。今回は、ちょっと脚本の根本的な部分があいまいだったような気がして、私自身は入り込めませんでした。ただ、ここでも評価がとても高いので、お芝居の世界にいる人が見れば、また違うのかも知れませんね。そういう意味でも、あまり一般的な内容ではない気がしました。

ネタバレBOX

(主演の)タウンに来た女の子が、どれだけ芝居の世界に絶望してタウンにきたか、そして、どれだけ芝居に未練があったかが、描かれていない感じがしました。なので、タウンの住人が、あんな茶番劇をして、何としても彼女を芝居の世界に戻す必要があったのか、あまり説得力がない気がしました。あと、国がどうしてあのタウンを作ったのでしょうか??あの茶番をしていた人達は、どんな人なんですか?彼らも、あそこで役者という職業をしている人なんでしょうか??なんかよく分からなかったです。
HEEL DOWN↓

HEEL DOWN↓

深夜練(木皮成+喜多真奈美)

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/09/05 (水) ~ 2012/09/06 (木)公演終了

満足度★★★

荒削りだけど
・・いいんじゃないかな。

折角のアゴラなんだからもうちょいカッコつけてまとめた感じを出してみても
良いんじゃないカナ、とも思ったり。

喜多さんという人は初めて見たんだけど、
なかなかにブチ切れていて、面白いな、と、思ったり。

・・たぶん逆に繊細なのかもしんないですね(なんとなくだけど

あんまり現時点での評価を気にするのもアレですけど。

・・でもなんで、ミカン箱からミカン星人的なカッコで飛び出すっての、
やらなかったんだろ?(自分だったらかなり「イケてる!」と思ったかもな・・(残念

14の夕べ / 14 EVENINGS

14の夕べ / 14 EVENINGS

東京国立近代美術館

東京国立近代美術館(東京都)

2012/08/26 (日) ~ 2012/09/08 (土)公演終了

満足度★★

小林耕平鑑賞
『タ・イ・ム・マ・シ・ン』と題されたパフォーマンスで、現代美術家の小林耕平さんが山形育弘さん(core of bells)を対話相手にして、会場内に散在させたタイムマシンと称する作品群を解説して回るという内容でした。所々に興味深い点はあったものの、構成感がなくて行き当たりばったりな雰囲気が強く、観客に対しての見せ方もあまり考慮されていないように思われ、パフォーマンスとしては成立していないと思いました。

会場内にあるオブジェで何かしらの行為をしている映像が流されていて、開演時刻を過ぎて小林さんと山形さんが登場し、先程の映像に文章を重ねた映像を止めながら流し、小林さんの解説に山形さんが疑問や突っ込みのコメントを入れる形で進行しました。
「属性の貸し借り」といった哲学的な内容を、行きつ戻りつ掘り下げて行き、うっすらと分かりかけそうになったところで話題が飛び、なかなか核心に辿り着かないもどかしさに不思議な魅力がありました。
パフォーマンス研究者の伊藤亜紗さんが書いた文章にインスパイアされて作品を作り、それを解説しながら自らも思考を深めるという作品全体の枠組みが知的好奇心をそそるものでした。

退館時間になって尻切れとんぼで終わってしまい、内容的にはかなり消化不良を起こしましたが、じっくりと考える時間が新鮮に感じられました。トーク慣れしていなさそうな小林さんの話に山形さんが鋭くかつユーモラスに反応していたのが楽しかったです。

ナイアガラ

ナイアガラ

劇団HOBO

駅前劇場(東京都)

2012/09/05 (水) ~ 2012/09/10 (月)公演終了

満足度★★★★

えがった~
泣けました。
ホームレスという現代を象徴した題材でありながら陽気で地味なストーリー。
素敵な台詞につたない会話に笑みが起こり
人情味溢れる役者陣にすっかり虜になってしまいました。
誰が主役でも無いからこそ色んな人の気持ちに共感出来たような。
また観たいです。

SATU ACADEMY

SATU ACADEMY

浅井企画

東京グローブ座(東京都)

2012/08/31 (金) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★

マンネリか・・・(初見だが)
第一部は100分ほどの「察アカデミー」という警察に入りたい人たちの予備校の話。話と言っていいのか・・・堺くんのモノマネ(上の説明文に書いてある人たち)でほとんど終わる。芝居としての質はかなり低い。モノマネも亡くなった人たちが多い(それが分かる観客層ではあるが)第二部はトークと歌。こっちの方が面白かった。しかし、歌が古い(わかる私も古いが)。ヘドヴァとダビデの「ナオミの夢」なんて久しぶりに聞いたよ~ もう少し芝居の方を面白くしないと新しい観客が来ない。

スペーストラベラーズ

スペーストラベラーズ

ネルケプランニング

本多劇場(東京都)

2012/07/05 (木) ~ 2012/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★

すごく楽しかったです
映画も、舞台の再演版も拝見させていただいていましたが、今回もとっても楽しめました。

坂田さんが以前やっていた役と違ったのですが、とっても自然に見れました。

ネタバレBOX

再演版にあった、銀行員さん(上司の方)の甘いものがないと壊れてしまうという設定がなくなっており、すっきりした半面ちょっと残念?w

ネルケ版らしいオリジナルを求めつつも、再演版と似ているところを探してしまうのは見ている側の問題ですね^^;

エンディングは、再演版にオリジナルの続きを付けてくださって本当に感謝。

冬にもあるということなので、また見に行きたいです。
ラ・マンチャの男

ラ・マンチャの男

東宝

帝国劇場(東京都)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/25 (土)公演終了

満足度★★★★★

千秋楽!劇場全体が一体となった最高の公演でした!!
「素晴らしかった!」の一語に尽きます。

3年ぶりの再演、もう前回初めて観てから3年お経ちました。
幸四郎さんの熱演は、ポイントになる部分だけでなく、
ちょっとしたユーモラスな部分も的確で、わかりやすく。
松たか子さんの体当たりの演技、声量も、歌声もいい。
駒田さんもサンチョそのまま、仕える喜びが伝わります。
牢名主役、上條恒彦さんは、宿屋の主人同様に温かい。
(前回観劇時にはご病気で、瑳川哲朗さんでした)

この日は千秋楽!
終盤、名セリフでは拍手が起きて、エンディングに向けて、
舞台上の役者と観客、劇場全体が一体となって、自然と拍手が起き、
劇場内の空気が沸き上がってくるのがわかります。

カーテンコールでは、再び全員による合唱と、
幸四郎さんによる英語歌詞の「見果てぬ夢」が歌われて、
最高の公演でした。

こんなに劇場が一体になって盛り上がったのは、
人生で(おおげさですが)初めてのことでした。

劇団劇場 ~Act In Rule~ vol.5

劇団劇場 ~Act In Rule~ vol.5

劇団劇場製作委員会

Glad(東京都)

2012/09/01 (土) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★

ランチョンfeat.木皮成「BOOGIE BACK!!」
Vol.3のコンテンポラリーダンス系(発電NOTE)に続くダンスパフォーマンス系「刺客」。
芝居のためのルールでもこのテの演目に適用可能というのがミソ。
また、時間表示がカラフルなのも内容に適合して◎。

劇団劇場 ~Act In Rule~ vol.5

劇団劇場 ~Act In Rule~ vol.5

劇団劇場製作委員会

Glad(東京都)

2012/09/01 (土) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★

演劇集団声を出すと気持ちいいの会「A Watcher by the Dead」
全体はメタフィクション(←好きなんだなぁ)で、演技エリアをドリンクカウンターの前にも広げ、ルールを逆手にとって劇中の超常現象として応用するなどのアイデア(奇策?(笑))が見事。

劇団劇場 ~Act In Rule~ vol.5

劇団劇場 ~Act In Rule~ vol.5

劇団劇場製作委員会

Glad(東京都)

2012/09/01 (土) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★

劇団鋼鉄村松「crpuscule〜俺とアイツの千秋楽〜」
先頭打者として出塁するという役割をきっちり果たすべく中編コント風の笑いをテンコ盛りにした作品で会場を温めた(どころかアツくした?)のはさすが(笑)。
それにしても前週に続き尻出し気味…まぁ、お祭りだしね。(爆)

うつくしい革命

うつくしい革命

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2012/08/31 (金) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★

初見
ここでの評判が良かったので観劇しました。うーん、良くも悪くも無難。私にはここで書かれている程の絶賛具合は全く感じませんでした。役者さんが上手なわけでもなくかといって下手でもなく、脚本もあの構成にしてしまうと粗が目立ちますがその粗がどうでも良くなる程の突き抜け感もなく。革命と謳いながら最後はこじんまりとした世界観の収束でした。この作家さんは風呂敷を広げるのが巧いのかな?

沈没のしらぬゐ【池袋演劇祭にて豊島区町会連合会会長賞受賞!!有難う御座いました!!】

沈没のしらぬゐ【池袋演劇祭にて豊島区町会連合会会長賞受賞!!有難う御座いました!!】

蜂寅企画

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2012/09/05 (水) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

真っ向勝負
半端じゃなく思い入れのある劇団さんなので、
観る前からちょっと緊張したりしましたが、
すごく面白かったです。

蜂寅企画の魅力といえば、
中尾さんが繰り出す、気風のいい江戸言葉の決め台詞、
役者の皆さんが放つ劇場が焦げ付くような熱い情念、
そして毎回お客さんを「ハッ!!」とさせる演出ギミック、
かなあ、と観劇前にぼんやり思っていたのですが、
今回はいつもの蜂寅企画の面白さに加え、
会話の繰り返しの中から忍び寄ってくるような
じわじわっとやってくる面白さがありました。

時代劇、というジャンル。
お芝居を作る上では
確かにかなり制約の多い「縛り」ではあります。
立ち振る舞いやしゃべり方はもちろん、
衣装や小道具のひとつひとつにも
「時代」というディティールが必要になってきます。
ですが、そういったディティールの丹念な積み重ねによって、
演劇の役割のひとつである
「観客を今、ここではない、どこか遠くへ連れていく」
という面でとてつもない威力を発揮する、
そんな難しくもあり、面白くもあるジャンルであるとも思います。

蜂寅企画さんの一番の魅力は
「私たちは、時代劇と真っ向勝負する!」という気概が
舞台の上にいつも立ち昇っていて、
そのエネルギーを一身に受けて前を見据える役者さん達が
なんとも、恰好良いです。うん、恰好良いんですね。これが。

蜂寅さんには、これからも時代劇というジャンルで
ガンガンやりたいことをやりたい放題にやっていってほしいなあ、
と思いました。

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