
ピラカタ・ノート
ニットキャップシアター
アトリエ春風舎(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
イメージの洪水
前から気になっていたニットキャップシアター
幾つかのエピソードが、見事に織り込まれてゆく
とても日常なものが、装置や道具に変化する
子供の頃のごっこ遊びのワクワク感
オロチは、さすがに爆笑‼
役者さんの身体性、声、音、音楽
兎に角、この作品を見られて良かった

ともだちのそうしき
RONNIE ROCKET
大吉カフェ(東京都)
2012/07/14 (土) ~ 2012/07/16 (月)公演終了
満足度★★★★
2バージョンを拝見
今年3度目のともだちのそうしき。
観れば観るほどおもしろいものなぁ・・・。
今回は時間の都合で2バージョンしか見ることができませんでしたが、
両バージョンとも今までとはまた異なる味わいがあって、
がっつりと引き込まれて。
この作品、9バージョン全部見ても飽きることはなかったと思います。

子供のためのシェイクスピア『ヘンリー六世 Ⅲ』『リチャード三世』
華のん企画
あうるすぽっと(東京都)
2012/07/14 (土) ~ 2012/07/22 (日)公演終了
満足度★★★★
『ヘンリー六世 Ⅲ』から『リチャード三世』へ
2本連続で観られて贅沢でした。感想はトラックバックしています。2本を同じ会場で観られるのは東京と大阪ですね。秋に新国立劇場で『リチャード三世』が上演されるので、あわせて観るのもいいのでは。

ピラカタ・ノート
ニットキャップシアター
アトリエ春風舎(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了
満足度★★★★
古事記と大阪のニュータウン
日本の神話のエピソードと大阪のとある地域の住民の暮らしぶりを重ねて、夢と現実、あの世とこの世、人間界とそれ以外の生き物(?)の世界も行き来します。役者さんは複数役を演じ、身体表現も積極的にとりいれた演出でした。カオティックな空気が良かったです。

涼~すずみ~水
BoroBon企画
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2012/07/15 (日) ~ 2012/07/19 (木)公演終了
満足度★★★★
場を豊かに変えるお芝居の力量
場内に入ると、少々ラフな感じで舞台が組まれていて、
椅子の並べ方などもどこか手作り感があって。
でも、供されるものは実にしっかりと作りこまれていて。
そもそも、ワンドリンク付ということで開演前に注文したカシスオレンジは
暑さも時間もすっと霧散するような絶品だったし、
舞台はその味に負けないほどにきっちり作りこまれていて・・・。
見終わって、
なにか、とても贅沢をさせていただいた気分になりました。

マニマニ
ドリームダン
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2012/07/17 (火) ~ 2012/07/22 (日)公演終了
満足度★★★★
よかったです
こんな話だったんですね。なんとなくおかしな登場人物たちが巻き起こすちょっとシュールな群像劇(?)。ちょっとしたシーンでも小ネタが効いていてクスクス笑えるし、とーとつに体操するし、結構意外な展開になるし。ややローテンションぎみにリラックスして楽しめました。

ゾンビ×幽霊×宇宙人「オール恐怖大行進!!」【ご来場・応援ありがとうございました! 次回は11月! からくりサーカス~サーカス編~を上演いたします。 乞うご期待!!!】
カプセル兵団
ワーサルシアター(東京都)
2012/07/12 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了
満足度★★★
【ノーマル】なかなか面白かった!
劇団初見。
上演時間65分程度にギュっと濃縮した物語。
コントっぽい物語が好みであれば、これは楽しめる!
演出も楽しめた!
私の観た回は、会場で笑いが結構おきており、楽しい雰囲気であった。
前説マン、Good Job!(笑)

GO HOME
サスペンデッズ
吉祥寺シアター(東京都)
2012/06/15 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★★★
こういうのだったかぁ。
イメージしていたより、なんか真面目で堅い感じでした。
ちょっと肩凝ったかな。もっと破天荒な雰囲気を勝手に期待していたので、
「あれ、普通」と思って拍子抜けしてしまいました。
刺激を求めすぎるのは自分の良くないところかもしれませんけど。
それはそれとして、役者さんの力演と、真摯な台詞。評判が良いのも納得。

墓場にて、竹。
7%竹
小劇場 楽園(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了
満足度★★★★
恐るべしNケラバロメーター!
初見が活動休止前の舞台とは…、残念というか、間に合ったというか。
脱力感溢れる小ネタは楽しく、それを演じる個性的な面々でした。

マニマニ
ドリームダン
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2012/07/17 (火) ~ 2012/07/22 (日)公演終了

セブンスター
うさぎストライプ
アトリエ春風舎(東京都)
2012/07/15 (日) ~ 2012/07/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
良かった。
初めて一人芝居が面白いと思った。
兄への憧れとコンプレックスが良く描かれていた。
身体に負荷をかける劇団らしい演出もあり、全体的に良く出来た作品だと思った。

黄色い月~レイラとリーのバラッド/宮殿のモンスター
TPN Plays & Players
調布市せんがわ劇場(東京都)
2012/07/12 (木) ~ 2012/07/16 (月)公演終了
満足度★★★★
「黄色い月~レイラとリーのバラッド」
難解な作品なのかと構えて行ったが、演出が巧みで丁寧でとてもわかりやすく楽しく観劇。
役者の技量もさることながら、小道具が椅子一脚のみという演出にこだわりを感じた。
面白かった。

アリスのいる部屋
メガバックスコレクション
ART THEATER かもめ座(東京都)
2012/07/07 (土) ~ 2012/07/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
さすが
メガバらしい素晴らしいファンタジー。
相変わらずセットもお見事で、入場と同時に世界観に浸れる。
ストーリーも最後まで謎解きの連続で引き込まれた。
文句なし。

少女教育
シンクロ少女
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
好き!
「おもしろい!」っていうより、「好き!」っていう感想のほうが近い気がします。どこがどうと説明ができないんだけど、なんか序盤から本当に「ああ、好きだ、これ」って感じながら観てました。
ふだん、恋愛を描いた芝居はあまり好みでないはずなんだけど。
これは気に入りました。
余談ですが、お兄さん役の横手慎太郎さんをどこか別の芝居で観たことがある気がしてならないんですが、どうしても思い出せずモヤモヤしています。

神様のいないシフト
芝居流通センターデス電所
駅前劇場(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/23 (月)公演終了
満足度★★★★
やっぱラストが良いわ!
駒場キャンパスの学食で、囲碁談義をしてから駅前劇場へ。
重厚でパンチの効いた楽曲(生演奏)&刺激的な照明&躍動感あふれるダンスを組み入れながら、人間の欲望を狂気も交えて色濃く描く芝居はあいかわらず。イイネー!!!
この劇団のおもしろさは、「観る人によって、感じ方が鏡のように違ってくる」ということかな。
前公演の『ジョギリ夫人』では、ラストの解釈で、遊楽亭の焼肉程度じゃ収まりがつかず、四文屋のレバ刺し&モツ焼き食べてようやくお互い理解しあえたほど、白熱したもんなあ・・・酔い疲れただけかもしれないけどさ(笑)
閑話休題。
『神様のいないシフト』。
デス電所は所々で歌が入るんだけど(ミュージカルとは趣がチョット違って、強く表現したいことだったり、感情が高ぶった結果、歌という表現を取る、って感じ)、歌詞がパンフレットに印刷されています。歌詞を読んでから観た方が、ドップリひたれるかな、と。
ネタバレの要素があるので、強くはオススメしませんが・・・この程度のネタバレで、興を削がれるほど、ヤワな芝居ではございませんので、ご安心を!笑
開演。
ホラーコメディな感じ。
怪しい雰囲気を薄~く感じながらも、おもしろい!
たまにイラっとするのだが・・・それだけのめり込んでるということか(笑)
エクソシストの胡散臭さがたまりましぇん。。。
でも・・・というよりも、やはり・・・一筋縄ではいきませんでした、デス電所。
様相が一変。
バリバリのホラー、というよりも社会派恐怖芝居と言うほうがしっくりくるのかなあ。
鬱積していた感情が狂気へと変わる時・・・この狂気、理解が十分可能なだけに、胸を締めつけられるような感覚が。。。
ラストシーンは、「強烈」。人によっては「陰惨」な感じを受けるかもしれない・・・でも、うっすらとではあるんだけど、カタルシスがある。
実は、このラストシーンは、ボクと友人とで感じ方が違ったんだよね。
ま、彼女とは、ラストシーンだけじゃなく、テーマすら解釈が違ったんだけど(笑)
一般的には、「原発をとりまく人々の欲望」がテーマなのかな。
でも、原発云々は取っ払って、「欲望」をテーマとするのもアリだろう。
キーワードのひとつ「神」から、「現世利益」を連想してもイイ。
同棲している男女を中心としたストーリーなので、「男と女」「恋愛」「妊娠(胎児)」をテーマにして観てもおもしろいかもしれない。
僕は、芝居って入試とは違って、その解釈に「正解」は無いと思ってて。
誰もが同じような「解釈」をする芝居って、「☆5つ」並んでも、数年後には観たことすら忘れていることがある。
いろんな解釈が可能なデス電所の芝居。でも、不条理劇のように、「ふわふわぁ」っとしてない(←多少の偏見があることは、自認しております 笑)、筋が通った芝居なんだわ。
「なにがおもしろいんだ?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
でも・・・きっと・・・数年後、ふとした時に下北沢駅前劇場でのひとときを思い出して、2012年7月に思いをうつす。。。
この芝居には、そんな力があるような気がします。

「宇宙みそ汁」 「無秩序な小さな水のコメディー」
燐光群
梅ヶ丘BOX(東京都)
2012/07/02 (月) ~ 2012/07/20 (金)公演終了
満足度★★★★★
「詩」が「劇」になるとき
私にとって初めての燐光群を梅ヶ丘BOXで観る。
「宇宙みそ汁」は詩人清中愛子さんの詩や手記、メールなどを、
坂手洋二氏が一切書き加えることなく編成して劇に仕立てたというものである。
その結果、戯曲として書かれたものではなかったにもかかわらず
「詩」が自然に伸びをして四肢を広げたような世界が現われた。

私(わん)の村から戦争が始まる
非戦を選ぶ演劇人の会
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2012/07/18 (水) ~ 2012/07/19 (木)公演終了
満足度★★★
学ばなければならないこと
19日のを見に行き、夜のニュースでも丁度オスプレイの事を中心に取り上げられていて、より実感がわきました。本当に現在進行している問題なのだと痛感します。
座り込みをし、日々向かい合っている高江の人々のリアルが伝わってきました。知っていることもあるけど、本公演を通して、より細かな事、歴史に沿った時系列で色々と勉強になります。オスプレイも巨大さと危うさもよくわかった。米軍兵の暴行事件について、この話はいつも聞く度に胸が痛む。矛盾した加害者を守るシステムがすぐに変わらないのなら、変える努力だけでなく、巻き込まれない防止策を練って意識しなければいけないと思います。
結局他人事でしかないのかもしれません。でもこういった活動に触れて、理解する努力から出来る事もあると僕は思います。

墓場にて、竹。
7%竹
小劇場 楽園(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/22 (日)公演終了
満足度★★
ナンセンス?
殆どナンセンスな展開もアリだとは思うが、各要素は、もう少し有機的に関連づけるべきだろう。ギャグが多用され、そのタイミングの外し方や役者個々の芸質では潜在的な能力を感じさせる者も散見した。が、それらが、全体的な構成にフィットしていない。

私(わん)の村から戦争が始まる
非戦を選ぶ演劇人の会
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2012/07/18 (水) ~ 2012/07/19 (木)公演終了
満足度★★★★
地域でしか解らない事
舞台はリーディング式。沖縄の現状をニュースでしか知りえない私たちに訴えかけるような舞台でした。こうして演劇として立ち上げるのは素晴らしいことだと違った視点で納得もしましたが、広い箱での発声は場所によっては聞きにくい点もあって、それがひじょうに惜しい。

組曲『回廊』
空想組曲
OFF OFFシアター(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/29 (日)公演終了
満足度★★★★
カンパネルラより
全然良かったです、私には。
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あ~牛水さんに血ぃ吸われたい、でも失血性ショック死ですぐ死にそうです私。しかも牛水さん19日だけですよ。