最新の観てきた!クチコミ一覧

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キョウトノマトペ/Kyotonomatopee

キョウトノマトペ/Kyotonomatopee

青年団国際演劇交流プロジェクト

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/08/29 (水) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★

仏日バージョン観劇
全体に動きがあって言葉は理解できなくても、何とか五感で感じようとしたフランスバージョンの方が面白いと思った。
芸術的なパフォーマンスに感動した。

はんぶん隠し味

はんぶん隠し味

ロリータ男爵

OFF OFFシアター(東京都)

2012/08/15 (水) ~ 2012/08/20 (月)公演終了

満足度★★★

面白かった
単なるナンセンスコメディかと思ったらラスト近くで意外な真相が語られ、振り返ってみるとそういうことだったかと納得した。丹野晶子と鈴木アメリがとても良かった。鈴木アメリが美人に見えた。

うつくしい革命

うつくしい革命

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2012/08/31 (金) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった。
徐々に真実が明かされる過程が良かった。
劇中劇の笑いが楽しい。
バカバカしさの中に希望があり、10周年記念公演で劇団の新たな決意が感じられる作品。

「累-かさね-」

「累-かさね-」

少年王者舘

ザ・スズナリ(東京都)

2012/08/16 (木) ~ 2012/08/22 (水)公演終了

満足度★★★

趣向を変えた?
全体の雰囲気はいつもどおりの王者舘でしたが、ヨーロッパ企画の中川さんを客演に迎えてああいう据え方をしたのはちょっと珍しいのではないだろうか。少年王者舘とヨーロッパ企画なんて、芝居の雰囲気は正反対と言ってもいいくらいなので、新しい風を入れようとしたのかなと思われる。

明日を落としても

明日を落としても

ピンク地底人

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/08/17 (金) ~ 2012/08/19 (日)公演終了

満足度★★★★

驚くほど真摯な作り込み
アングラっぽい劇団名の印象に反してとても真摯な姿勢で芝居を作っていると感じられた。コメディエンヌな印象が強かったピンク地底人2号が堂々たる女優ぶりを示していて、ああこの人実はすごいんだと感心した。効果音をすべて役者たちが声で出す手法は、最初はちょっとうっとおしく感じたものの、慣れてくるとだんだん心地よくなった。あの舞台の真ん中に座って目を閉じて空間を感じたい気分だった。

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

ニッポン放送

渋谷O-EAST(東京都)

2012/08/29 (水) ~ 2012/09/10 (月)公演終了

満足度★★★★

森山未來ヘドウィグ素晴らしい
「ヘドウィグ」にインスパイアされて作ったパフォーマンスなんだと思えば、私的には大丈夫。個人的には見る価値大と思います。スタンディングエリアはノリノリでした。

ネタバレBOX

20km圏内で生まれ育った「原発二世」という設定には感心できないけど。トミー・ノーシスは今まで観た中で最高。
また悪だくみをしているのね

また悪だくみをしているのね

電動夏子安置システム

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/08/07 (火) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★

安定の完成度
複雑に絡み合った物語を複雑に絡み合った舞台上で巧みに構成する技術は見事なもので、実に感心する。今回は一部腑に落ちない所もあったが、じっくり考えれば解けるだろうと思われる。あれだけややこしい展開なのに、観た後の印象はとてもスッキリしたものだった。

ユリコレクション【ご来場誠にありがとうございました!】

ユリコレクション【ご来場誠にありがとうございました!】

ラフメーカー

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/09/04 (火) ~ 2012/09/10 (月)公演終了

満足度★★★


チケプレで観劇。
想像していたよりもドタバタな笑いが多かったが、
ツボを押さえた演出のハートウォーミングな作品だった。
間口の広い作風だなと。
小鶴璃奈さん、ザ看板女優という感じですな。

東京福袋

東京福袋

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2012/09/02 (日) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★

競演/狂宴。
9/7に拝見しました。サスペンデッズ、ジエン社、DAZZLE、はえぎわの
4団体。DAZZLE以外は初見の団体でした。
だいぶ個性的な集団が詰まった福袋だと思いました。それぞれの団体の
カラーは短い時間の中でも感じられたので、面白い企画だと思います。
劇場はロビーなども含めて、落ち着いた雰囲気になっていました。
大好きな団体もあれば、意外な団体、肌に合わないと感じるものもありの
まさに「福袋」なお得感のある企画で今後もあれば良いのにと思いました。
以下、それぞれの団体のザックリとした感想です。

ネタバレBOX

DAZZLEは「君と僕の星」を、ダンスナンバーを短縮しての上演。
今回は照明のタイミングが合わずに、紙で書かれたタイトルを掲げる前に
暗転してしまったり、音楽のタイミングとズレたりと、少し消化不良な出来に
思えました。DAZZLEはダンス作品ならではの「音楽」との兼ね合いで、
照明プランも秒単位で計算され緻密に作られているのですが、残念ながら
それが上手く機能していなかったように思います。
でも、作品の完成度と質の高さ、ダンサーさんの熱量は流石でした。
それと身体表現のダンスカンパニーであるDAZZLEが、他団体に比べて
セットや小道具を多く使っていたのも面白かったです。

はえぎわ、はパフォーマンスと演劇が混ざったような印象でした。
最初の二本は既存作品の抜粋で、最後は次回の予告編でしょうか。
役者さんの演技や台詞には笑えるものも多く、肩の力を抜いて観ていると
突然、シリアスが突きつけられたり、またそれが崩れたり。話の繋がりも
脈絡が無かったりで、シュールな夢を見ているような感じでした。

ジエン社は、面白い脚本を書かれるのだなぁ、と思いました。今回の
福袋に合わせた新作でしょうか。きちんと「福袋」の話題が台詞の中に
入って、きっちりと話に組み込まれていました。
過去現在未来が交錯する感覚は新しいけれど、複数の場面が同時に
進行していくので台詞の聞き取りは難しかったです。主役の男性一人に
女性が4人。この人数で30分の芝居を組み立てるそれぞれの役者さんの
技量は凄いと思いました。舞台の使い方も面白かった。
ラストシーンが鮮烈に印象に残る舞台でした。

サスペンデッズは最初のシーンをどう受け取って良いのか戸惑いました。
が、観てゆくうちに「あぁ、こういう事か…」と納得。役者さんがなんとも
自然な感じで演技をしているというか、空気感みたいなものが良かった。
内容的にも一本の話として纏まっていて、個人的には好きなお芝居を
される団体さんでした。
【全日程終了!!!】鬼FES.2012【ご来場有難う御座いました】

【全日程終了!!!】鬼FES.2012【ご来場有難う御座いました】

ロ字ック

APOCシアター(東京都)

2012/08/24 (金) ~ 2012/08/26 (日)公演終了

満足度★★★★

荒川チョモランマ「チョモランマの登り方」
虚実取り混ぜた(あるいは全部虚?)劇団員ネタ、各人について知っているとより楽しめるスタイルだが、初見の方々にはどうだったんだろうか?
ま、少なくとも終盤は楽しめそうだったからイイか。

天空の島ラポタ

天空の島ラポタ

ノーコンタクツ

萬劇場(東京都)

2012/09/06 (木) ~ 2012/09/10 (月)公演終了

満足度★★★

初日観てきました
あべあゆみさん目当てで行きました。
★は、2に近い3。

ネタバレBOX

まず私がファンタジーものは苦手だということを申し上げておきます・・・が、
そのうえで、総じて、楽しく観ることが出来ました。

ただ、、、1時間50分は少々長く感じました。

小ネタ(?)が多すぎた気がしました。
アニメ映画のようなカット割り・・・ってまぁそれを狙っていたのだろうけれどでも、
オープニングの料理シーンとか、にんじんが好きとか嫌いとか、
城内を走り回るところとか、飛ぶシーンとか、メガネライブとか、その他、
その長さ本当に必要?っていう感じがしたシーンが多くて、
それでなんとなくダレる感じがしたのと、
細かい場転が多くてがちゃがちゃした感じが残念に思いました。

もっとギリギリまでそぎ落としたほうがすっきりして勢いも増すのでは、
と感じました。
ランドリーシンドローム【たくさんのご来場ありがとうございまいした!】

ランドリーシンドローム【たくさんのご来場ありがとうございまいした!】

劇団5454

劇場HOPE(東京都)

2012/08/31 (金) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり好きだなぁ。
プロデュース公演時代から見させていただいておりますが、劇団旗揚げとなっても変わらぬセンスの良さに脱帽です!台本とか演出とかに「センス良い」とかあるのか?!いや、ありありです。というか、初めてそれを感じさせてくれた方かもしれません、春謡さん。
春謡さんの紡ぎ出す台詞は、難しくなく、だけど心に残る、んで、面白い!!公演見た後はわたしの中でブームになってしまう台詞がいくつもあります(モノマネ付き)。例えば以前でいうと、「善きかな!」、今回でいうと…いろいろありますが、「はぁ~甘ちゃん!」かな(笑) いや、もっとたくさんいい台詞はありますけどね。あと、役者さんを舞台上で生かすのがうまい!役者さんの適材適所を見抜く力がすごいのかしら?!いや、役者さんの力もありますね。
役者さんの力量の差が垣間見えちゃったり、もっと作り込めるであろう箇所もありましたが、旗揚げ公演ということで、今後の期待も込めて星5つ!!

劇団劇場 ~Act In Rule~ vol.5

劇団劇場 ~Act In Rule~ vol.5

劇団劇場製作委員会

Glad(東京都)

2012/09/01 (土) ~ 2012/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★

月刊「根本宗子」「恋に生きる人、ばかり。」
3団体と休憩中のパフォーマンスで客席が十分に温まってからという絶好の出番に濃いキャラ祭りの恋愛コメディに観客も大いに沸く。
ただ、「笑い待ち」がなく一部の台詞が聞き取れなかったのが珠に疵か?

東京福袋

東京福袋

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2012/09/02 (日) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★

9/4に観ました!
『表現・さわやか』目当てで行きました。

表現さわやかの前の3団体がすべてダンスパフォーマンス系だったので、
ダンスパフォーマンスが苦手な私にはよくわからず、、、
(すごいとは思ったけれど・・・スミマセン)

ちょっと困ったので、さわやかがラストでよかったです。(^^;ゞ

ネタバレBOX

短い時間でしたが、そして新作ではありませんでしたが、
観られてうれしい2本でした!
(『神、降臨!』 『怨みます』 ←タイトル未確認、、、)

あーもっと観たかったなぁ!!!
またやらないかな~ワーストオブ。。。
八月納涼公演  松井誠・池畑慎之介

八月納涼公演  松井誠・池畑慎之介

新歌舞伎座

大阪新歌舞伎座(大阪府)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/18 (土)公演終了

満足度★★★★

きっちり
 原作もメリハリのきいた作品であるが、舞台に工夫を凝らして、様々なトリックを上手に見せている。もともと、「四谷怪談」は「仮名手本忠臣蔵」外伝として描かれたと説明にある通り、主君切腹、お家断絶と公の恨みが、忠臣蔵で描かれているとすれば、四谷怪談は、この公に翻弄される私の恨みを表現したととることができよう。この辺りの関係を視覚化し得た舞台であった。裾捌き、時と所によって異なる刀の置き場所など、細かい点にも配慮がなされ、楽しめる舞台になっている。

アンダーグラウンドワンダーランド

アンダーグラウンドワンダーランド

ハイバネカナタ

サンモールスタジオ(東京都)

2012/09/06 (木) ~ 2012/09/10 (月)公演終了

満足度★★★★

演出
 効果の強い視覚表現を多用していて、初めて見ると驚かされるのだが、
視覚的効果の高い物は飽きられやすいのも事実である。

ネタバレBOX

 導入部、アンダーグラウンドへの道行で用いられる凸面鏡に映るクイズ王のimageは、光で彼の足もとに楕円が描かれるだけでも新鮮なのに、更に凸面鏡に反射させることで、不思議の国への導入部として鮮烈な印象を与えるのだが、クイズショウの放射状緑光線の多用などで、折角の効果が意味を減殺してゆくのはいかがなものか。
 また、シナリオには、もう少し明晰さが欲しい。ドッジソンの作品を下敷きにしているのだから、数学的明晰さをベーシックな部分で忍び込ませて欲しいのだ。
ミヤモト味

ミヤモト味

味わい堂々

北品川フリースペース楽間(東京都)

2012/09/07 (金) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

自由
宮本さん書下ろしの作品は、構成や表現の拙さがあったが、
むしろそれゆえに、自分の中にあるモノを出しきる、という迫力に満ち、
役者の<合うにもほどがある息>と怪演も相まって、
充実感に溢れる舞台だった。
思いついたことを思うがままやっている感じが好ましい。

エッグ

エッグ

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2012/09/05 (水) ~ 2012/10/28 (日)公演終了

満足度★★★★


東京芸術劇場改装工事完了後初観劇。

ネタバレBOX

改装工事は完了したものと思いきや、舞台にはロッカーや板切れ、手押し車が散乱していました。フムと思っていると、劇場案内係の野田さんが、工事が間に合わなかったとおっしゃってあっさりシャンシャン。

卵の殻を割らずに白身と黄身を分離して取り出すエッグというスポーツのバックヤードの様子、さらには東京オリンピックの種目にしようというところからスタート。話はどんどん変化していき、オリンピックも1964年のことかと思っていると1940年のオリンピックのことだったことが判明し、最終的には満州における細菌兵器開発やワクチン開発をする医療施設の話でした。

首謀者たちは敗戦が決まると生体実験で得た研究成果を米国に売り渡し、責任は東北出身の三男坊に押し付けて殺害し、日本に戻ってからは医療研究者として活躍する…、特に目新しい話ではありませんでしたが、真相が明らかになる過程、解決編はスピード感があって楽しめました。

踊らされて満州へ渡った人々のその後は、死んだり、日本に戻る途中で子供を亡くしたり、幸運にも長生きした人もいたりする…、悲しい走馬灯のような光景は印象に残りました。

備忘録として、今回のダジャレは、ロッカーがロッカーから出て来た的なフレーズでした。深津絵里さんが言い、大倉孝二さんが念を押したという感じでした。

大きな医療用カーテンを下手から上手、あるいは上手から下手へ素早く移動させる間に、人やベッドが入れ替わったりするのは見事で、見ていて気持ち良かったです!

ところで、スポーツを題材にしたこともあり、何回ものカーテンコールを役者さんたちは全員が大舞台を走って応えていましたが、年配者には結構大変だったろうと思いました。
沈没のしらぬゐ【池袋演劇祭にて豊島区町会連合会会長賞受賞!!有難う御座いました!!】

沈没のしらぬゐ【池袋演劇祭にて豊島区町会連合会会長賞受賞!!有難う御座いました!!】

蜂寅企画

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2012/09/05 (水) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかったー!
舞台美術も照明も音響も、
そしてもちろんなにしろ脚本と役者さんも、
本当に本当にレベル高くて驚嘆しました。
こんな素晴らしい作品を
こんなに目の前で迫力満点に
しかもこんな価格で観せて頂くのが
申し訳ないような気さえしました。
1万ン千円払って1000人キャパの劇場で
舞台装置と映像演出の方がウリモノっぽくなっちゃった
オオモノ芝居を観るのが
なんだかバカらしくなっちゃったなー。(ちょっと毒)

沈没のしらぬゐ【池袋演劇祭にて豊島区町会連合会会長賞受賞!!有難う御座いました!!】

沈没のしらぬゐ【池袋演劇祭にて豊島区町会連合会会長賞受賞!!有難う御座いました!!】

蜂寅企画

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2012/09/05 (水) ~ 2012/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★

解ききる力
江戸の風情をそこはかとなく取り込みながら、
怪談の態で紡がれる物語。
一つずつの因果が語られる中で
観る側には恐ろしさより、
秀逸な悲劇の構造が残って・・・。

舞台の世界から抜けられなくなりました。

ネタバレBOX

物語の外側が観る側に形作られていく前半は、
夏の江戸の風情や、
人形の外連が観る側を舞台に引き留めて・・・。
役者たちが織り上げる雰囲気に
川風が流れていきそうな感じすらして・・・。

その舟が三途の川の上流に入ると
時間の舫いがすっとほどけ、
顛末とそこにそれぞれが背負う因果が
ひとりずつ、そしてそれぞれの物語としてほどけていく。
歌舞伎のような
大上段での「しかとご覧あれ」みたいな大仰さがないので
最初は謎解きという印象はあまりなく、
とてもしなやかに江戸の市井の時間の中に
重なりあった記憶がひとつずつ、観る側に置かれていく感じ。
それが次第に冥府との端境を流される舟に乗せられた
想いのリアリティを順番に剥ぎだしていく。

役者たちの個性も
時代の規律にしっかりと染められつつ
とてもナチュラルに伝わってきて。
端々に江戸の暮らしの匂いを漂わせつつ、
ロールが抱く想いのコアを
観る側の感覚に違和感なく描き出す。
なんというか、それぞれのお芝居に戯曲との相性の良さがあって
時代劇というジャンルにどっぷりであるにも関わらず
観る側にその刹那のキャラクターを
しなやかに流し込む力を感じたりも。

で、物語は、狂言回しの人形遣いと
揺らぎ進む舟のきしみに促された
いくつもの一人語りの態であけすけに放たれた思いとその重なりに
綺麗に内までバレきって、
一人の女性の死を介しての
絡まる想いは切なく幾重にもほどけ、
それぞれの糸に正されて観る側に置かれて・・・。
登場人物それぞれが背負ったものとの足掻きの先に
一本の首つり組みひもから引き出された
悲劇の構造が鮮やかに浮かび上がって。

まあ、しいて言えば、
初日ということでしょうか冒頭の部分の密度に
すこしルーズな部分を感じもったいなくも思ったのですが、
終わってみれば、
時代劇というキャンバスに書き込まれた
人が持つ想いのありようそれぞれに
しっかりとらえられておりました。

ほんと、面白かったです。


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