最新の観てきた!クチコミ一覧

125001-125020件 / 189887件中
五右衛門

五右衛門

劇団アニマル王子

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2012/09/21 (金) ~ 2012/09/25 (火)公演終了

満足度★★★★


1年ぶりの本公演をいまかいまかと待ち望んで、ついに見に行ってきました!
とても「アニマル王子」らしい、「強い演劇」がそこにありました。
五右衛門は優しく、最澄は切なく、杏はかわいらしく。
ステージの上には「彼ら」が確かに生きていました。

ネタバレBOX

最澄の物語だなと思いました。とても切なく哀しい。
でも、とても前を向いた物語。

さて、あと何回いこうかな?
無差別

無差別

柿喰う客

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2012/09/14 (金) ~ 2012/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★

どんどん進化していく
柿喰う客 の芝居は、予測がつかない。本作は見事に統制され、圧倒されるばかりである。照明の使い方、音響やダンスも見事ににはまっていた。
アフタートークで、中屋敷さんが求めているものは人を超越したもので芝居をやりたいということを語っていた。
七味さん、玉置さんも一段と輝いていた。

広くてすてきな宇宙じゃないか

広くてすてきな宇宙じゃないか

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2012/09/14 (金) ~ 2012/09/17 (月)公演終了

観てきた!
観てきた!

咲 emi

咲 emi

劇団ZAPPA

SPACE107(東京都)

2012/09/13 (木) ~ 2012/09/23 (日)公演終了

観てきた!
観てきた!

進化とみなしていいでしょう

進化とみなしていいでしょう

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/07/28 (土) ~ 2012/08/14 (火)公演終了

満足度★★★

レッドシアター=クロムモリブデン
「節電 ボーダー トルネード」以来のクロムモリブデン。

相変わらずのカッコ良さ。クロムモリブデンという劇団にしかないあの統一感。劇団力。最近ではレッドシアター=クロムモリブデンという印象が強く残る様になってきている。作品構成、舞台美術、音響、照明、どれもクロムモリブデンによる一級品だ。動き、テンポのリズムが気持ち良い。

ただ前作でも書いたのだが、話を無理矢理分かりにくくし過ぎている気がしてならない。もっともっとドストレートな作品を観てみたいものだ。実力に関してはもう疑う余地もないので、クロムがレッドシアターで観せるド直球作品をいつか観させてもらいたい。

あと音楽。前作はDEVO押し。今回はクラフトワーク押し。カッコいいのだが、前作で味を占めた感は拭えない。繰り返しの部分の演出が前作とほぼ同じなので、もう少し何か違う観せ方をしてくれたら、、、というわがままなお願い。そのままでも十分過ぎるくらいカッコいいのは間違いないのだが。

森下亮さん&幸田尚子さんのデュオプレイはやはり最強。気持ちがよい。あと初見のゆにばさん、強烈。何者なのだろうか、あの人は。久保貫太郎さんは今回ちょっとやり過ぎた感じが・・・

プロフェッサー・マイラブ

プロフェッサー・マイラブ

ZIPANGU Stage

しもきた空間リバティ(東京都)

2012/09/14 (金) ~ 2012/09/16 (日)公演終了

満足度★★★★

愉快なコメディでした。
ワークショップ公演という事もあり、若干“コント”のようになってしまった部分が多かった気がしますが、客席も盛り上がった空気含め楽しませて頂きました。20周年記念だという(スゴイ!)次回の本公演も楽しみです!

煙草と私たちの害について

煙草と私たちの害について

踊れ場

ひつじ座(東京都)

2012/09/20 (木) ~ 2012/09/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

ブラボー!素晴らしい!!
一般にあまり知られていないこんな日常を描き、一人ひとりが個性的で、噂話でみんなのことが分かってきて、夢や挫折があって、面白く、そしてサスペンスが混じっている、これです、最高、ブラボー!

ネタバレBOX

海女さんのイメクラ嬢でつかみはオッケー。ぼたんちゃんの芝居に対する憧れも素敵で、練習風景、奔放さも良かったです。あやかさんいい!

『煙草の害について』はまだ観たことがないのですが、講演会で堂々と演説したと妻に報告するところなど、フムフム何か聞いたことがあるようなとか思いながら楽しませてもらいました。

店長代理の軽さ、調子良さ、でもって上の怖い人のことも分かっている、風俗業界で生きる中堅どころの感じも良かったです。

女性がいて、サスペンスがあっては、『埋没おんな』を少し彷彿させるところもありました。近未来ファンタジーで走り回るよりも、こっちの方が絶対いいと思いました。
煙草と私たちの害について

煙草と私たちの害について

踊れ場

ひつじ座(東京都)

2012/09/20 (木) ~ 2012/09/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題471(12-214)
19:30の回(晴)。ちょうど19:00会場着、受付..開場まで少し待つようにとのこと...19:10開場。「Love me do」がかかっていて、開演まではThe Beatlesの初期ナンバー。パイプ椅子にクッション、舞台には横に並べられたテーブルと椅子。ゴミ箱、ティツシュペーパー、ペットボトル...19:29前説..あと5分で開演、19:33開演~20:46終演。「説明」を読まずに来ているので話の途中で「イメクラ店の控室」ということに気がつく。リラックスしていたイメクラ嬢たちが禁煙をきっかけに、「自分」を曝け出され、傷口を広げあう。お客さんがつけば舞台から消えるが、そうではない嬢は出ずっぱり。表側の保っている個性と内側の隠していた個性が入りまじり舞台は修羅場の一歩手前。禁煙は続くのか...

役者さんたち...もともとこんなキャラクターじゃないの?...と思ってしまうほどはまっている。登場しないお客さんとの関係や本当の生活が顔を出してくるすタイミング、どれもよかった。

ネタバレBOX

イメクラ:海女さん、ナース、女子高生...なぜか海女さんがNo1.浮き輪を抱え忙しそうに出入り、自慢しまくり。

「かにプレイ(生きているカニに挟ませる)」「銛プレイ(突っつく)」。

残った嬢は無駄話に花を咲かせ、突然、未成年役者志望がチェーホフ「櫻の園」をやろうと相手方を指名...素人そのものの朗読を相手に大袈裟なフリでシーンをみせる。お客(実は他の嬢の別れた夫)とのトラブル、店の金を持ち逃げした店長、その愛人だった嬢、娘を殺された(殺した?)お客がかよってくる嬢。

どこかの港町、国道沿いのイメクラ店、東京は遥に遠い。

開演後は、ボブ・ディラン

禁煙をやめた控室は元に戻るのだろうか。

サンタどん

サンタどん

札幌ハムプロジェクト

ナンジャーレ(愛知県)

2012/09/20 (木) ~ 2012/09/20 (木)公演終了

満足度★★★★

札幌ハムプロジェクト「サンタどん」観ました
 名古屋では今年二回目の公演。前回見逃したので、ほんとうに嬉しい。
 孤独な少女の目に実際以上に歪んで写る嫌な世界で、彼女が出会ったほんの小さな希望の光。
 見世物小屋のような舞台上で、役者が体を張った仕掛けが、ジェットコースターのごとく次々繰り出される演劇からくり箱。照明、音響、衣装を役者自身がその場で操作する、まさに「いまそこで出来事が起きている」光景。
 全国旅公演を、メンバーを変えつつ継続しているアクティブさもスゴい!この公演のために、40時間もフェリーに揺られてやって来たというご一行…(芝居中もバラシ中も頭の中が揺れてたそうな 汗)。旅公演は、行く先に味方がいると心強いもの、全国で応援してほしいです!(特にガソリン代)

「きみとぼくのあしあと」

「きみとぼくのあしあと」

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/09/20 (木) ~ 2012/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★

プロとは何か!
そして何だそういう劇風なのかと、初めからタネ明かしされたように感じました。

ネタバレBOX

前と後ろで、後ろは父親が率いる海外登山チームのベースキャンプの様子、前では娘がリーダーを務める大学山岳部が国内登山中に遭難して山小屋に緊急避難している様子が描かれていました。

父親の方は、天候が悪化して、山頂を目指した二人の内一人が動けなくなってしまい、一人が何とかベースキャンプに戻って来たという状況で、安否を心配しています。

どちらも無線機が調子悪く…、何となく両方が混線することが想像でき、今月、『消える魔球』を観たばかりなので、タイムスリップすることも容易に想像できてしまいました。

確かに、『ぼくとおおかみ』はタイムスリップ物ではありませんでしたが、ラビット番長はそういう劇風かと、それを知っていたら『消える魔球』でもそれほど驚きや感動は受けなかっただろうなと思いました。

それでも父親が娘の山小屋に来て助言を与えたことは、あるいは寒さの中で二人とも会話したように妄想したのは心温まる素敵な出来事でしたが、野口健さんの「プロには死ぬ自由がない」という言葉が思い浮かび、スポンサーから資金を集めてチームを編成したことを考えると父親の無謀な行為は絶対やってはいけないことだと思いました。
なつのよにゆめ

なつのよにゆめ

劇団ICHIGEKI☆必殺

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/09/20 (木) ~ 2012/09/23 (日)公演終了

満足度★★★★

ハチャメチャラブコメディ♪と云いつつも
きちんと整合性のとれた楽しい舞台でありました(^^)

よく他の劇団でもやっているオープニングでのダンスとか音楽を、
劇中内での話として入れた巧さは好みでツボですわ!。

パックと王様の関西弁炸裂トークは楽しかったー!!

(関西っぽい「アメちゃんあげる」とか言う台詞があったらもっと良かったカナ)
(などと思うところが関東人?でしょうか)

<1時間55分ぐらい>

ネタバレBOX

昼だけの特典!ICHIGEKI☆缶バッチプレゼントありました
スタッフは、お揃いの赤いジャケット着てまして、
客席はほぼ満席で男女比は1:1位でしたかな。

さて開演15分前で
唐突に灰色のTシャツで”ジャミラ”と化した5人組登場・・・・・

この『ジャミラさんが○○』というのは
細々と続く一部の方に大人気の低クオリティな余興だそうで。
本番開始までの待ち時間を多少ですが潰す事が出来てましたねぇ・・。
(ただし諸々の理由(役者のモチベーション等)で中止する事があるそうです)
今回はモチベーションが上がっていたのでしょうね(^^)
ちなみにTシャツには各自、
「ヴー!」「蒙古タンメン」「長い」「ケー!」「加糖」などと書いてあった。

さて本編は金髪の妖精パックが登場しての説明です。
「この森で今から面白いことやるんやで」と、
登場人物大集合でのエアバンド開始です。
舞台左右の垂れ幕に右に役名、左に役者名が投影されました。
(ちょっと見辛かったがユニークでした)
よくあるオープニングかなぁと思っていたら、
終わったあと、メインでやっていた職人の集まった劇団(6名)で、
著作権の問題でアレ(オープニング)できないという台詞が入って笑えた。

話はセオリー通り親に反対される娘の結婚、駆け落ち、
パックの悪戯で2組のカップル+妖精の女王が混乱します。

公爵シュウの結婚を新月に行う事になり、
先の職人6人組も婚儀の余興の芝居の練習を森で行い。
声のでかいトラブルメーカー風のボンが、パックにロバ頭にされてしまい。
そのロバ頭を妖精女王のニアが惚れ薬で好きになり。
公爵とも面識のある有力者イージスの娘アミと、
その恋人ライ(安定感が良いと惚れられている(^^)。
アミの婚約者トリアスと、そのストーカーと化しているレナ(^^)。
で惚れ薬でライ→レナとなり混乱します。

結局妖精王のオオベが混乱を収めて丸く大団円にするのですが、
妻ニアに頭の上がりそうにないところや、
「アイス買ってやるからいうこときけや」などとパックとの掛け合いが、
大変楽しかったりしましたねー。
(王の言うこときかないと暴力をふるわれるとこ(音声で”バシッ”と入る)
などは楽しかった)

また妖精たちは、女王下のマメコは役者さんなのですが。
他の妖精さんたちは、黒子の持つ片手マペットで、
おのおの3体づついますが、急げと言うと。
飛んでいく表現が、手から外して投げるんですよねー・・・。
ちなみに女王配下の3体、
からしの種・
くもの糸・
蛾の羽(←こいつだけ前掛けしてて「ふらの」と字が入っている・・・
(こうした関係の無い笑いどこが楽しめたデス)

白い服のアミと黒い服のレナは幼馴染であり、
小柄と言われるアミが弱弱しくなく。
心変わりしたライを怪力で追い詰めたり。
(レナの取り合いで決闘する筈の男性陣二人が、
共にアミにおびえる姿が笑えました。)

ちなみに公爵のバカップルぶりと、
キチンとした綺麗な衣装などは見ものでありました。

ラストは王のまとめの言葉で終わりかなと思ったら、
公爵の結婚式+2組の結婚で余興の職人芝居「シスビーの悲劇」
(ロミオとジュリエットの原型かな)上演し、
宴の終わった館の清めに、
パックが煌めくファエアリーダストを撒いて終焉です。
(煌めく粉の雰囲気が綺麗でありました)
で、ホントのラストでパックの台詞で幕となる・・・・。
エンターテイメント性が豊かな舞台でありました。

あとは物語の進み方にテンポやリズムがあると良かったかな?
後半の部分がチトたらたらーとした感じを受けました。

妖精王のオオベは地もこうなのかなぁ?
と思うくらいのコミカルな傍若無人ぶりが楽しめた。
そこに突っ込むパックのアドリブも受けました
(「どんな感じの美人?」とか(^^)
(あぁこれはアドリブだろうなぁとわかったデス)





Sloth -スロウス[怠惰]-

Sloth -スロウス[怠惰]-

演劇レーベルBo″-tanz

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/09/20 (木) ~ 2012/09/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

いつもながら感心
よくもまああれだけの長台詞を憶え,ほとんどカミカミもなしに,演じられるもので,役者さんは大変だと思う。ちょっと説明っぽいとの意見もあるようだが,背景事情がすっかり頭に入りながら演技や映像を楽しめるので,自分的にはお気に入り。のっけからストーリーに引き込まれ,2時間がとても短く感じた。映像とのコラボもうまく,これは映画やテレビドラマなんかよりもはるかに見応えはあり,満足できる内容。あー,早く次が観たくなってしまう。

落人たちのブロードウェイ

落人たちのブロードウェイ

Theatre劇団子

紀伊國屋ホール(東京都)

2012/09/13 (木) ~ 2012/09/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

楽しかった!
冒頭の、落ち武者のセリフ「礼には及ばぬ、礼には及ばぬ」のところから笑ってました。つぶやきシローさんも面白かった。セリフの間がいい。ちょっとずれると面白さが半減するものだけれも、ぴたっと合ってうまかった。皆で踊るところも、手抜きで踊って、やる気のなさを表現してた。

テーマは、「挫折しても、また頑張ればいいさ」。ちょっとありがち。でも、このテーマを選んだのは、最後に、スナックの従業員で、昔劇団を主宰していたオカマちゃんが、またやるんだって決めて、飛び出していくのを、スナックのマスターが、「絶対、劇団なんかやっちゃだめーー」っていうセリフを言いたいがためだったのかな。タイトルから連想されたのは、落ち武者がもっとうじゃうじゃ出てきて、主人公にあーだこーだ言ってくるみたいな展開だった。落ち武者、もうちょっと登場しても良かった。

サラバ

サラバ

こちらスーパーうさぎ帝国

テアトルBONBON(東京都)

2012/09/19 (水) ~ 2012/09/23 (日)公演終了

満足度★★★

大人になっても捨てられないもの
自分が小さいときに持っていたり、学生のときに叶えられなかった「夢」。
そんな夢をもう一度見たい、もう一度叶えたいと思う方は是非ご覧ください。
社会人になってしまったからもう夢ばかり見ていられない、それでも、出来るならもう一度あのころのように夢が見たい!
そんな登場人物に生きる力をもらえる舞台でした。
あなたは、本当に自分の心に素直になれてますか?

Sloth -スロウス[怠惰]-

Sloth -スロウス[怠惰]-

演劇レーベルBo″-tanz

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/09/20 (木) ~ 2012/09/25 (火)公演終了

満足度★★★★

映像にしか出来ない事、舞台でしか伝わらないもの
このお芝居の見所は何と言っても映像と舞台のコラボレーション。
そしてスピーディーでシリアスなストーリです。
最初から最後までハラハラしっぱなしでした。
あっという間の二時間でした、是非皆さんもごらんになってください!

ひみつのアッコちゃん

ひみつのアッコちゃん

不消者(けされず)

シアターブラッツ(東京都)

2012/09/19 (水) ~ 2012/09/23 (日)公演終了

満足度★★★★

このストーリーで
前半は動きが少ない分、台詞がくどい気がしたが、後半それまで事務的に動いていた桜田聖子扮するキャスティングさんがどんどん出てくる。これが楽しい!!また劇中語られる「ひみつのアッコちゃん」のストーリーがイイ!!こういう発想が、近くにあって意外なあれこれが、上手く活かされていた舞台だったと想う。

無差別

無差別

柿喰う客

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2012/09/14 (金) ~ 2012/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題470(12-213)
19:30の回(曇り)。18:55会場着(受付は18:30)、受付(全席指定)、19:00開場。「シアターイースト」としては初めて、「柿喰う客」は3作目、シェイクスピアが
ダメなので少し遠のいていたところ、深谷さんの女性3人のお芝居をみたことがきっかけで今回の観劇に。目の前が舞台で目線=床面だったのでよくわからなかったけど、正五角形だったのだろうか、客席側には何本も小さな照明がセットされ(東京芸術劇場のシールがみえる)、奥になると照明そのものが足の踏み場がないくらい置いてある。舞台上には黒い鉄棒の枠組み、なんだか原子構造をみているよう。無機質な音が聞こえ、鐘、鈴、笛...カンカン、リンリン、または鳥の鳴き声のような...どうも森の奥深くに来たような錯覚。19:20前説(場内アナウンス、19:30「間もなく開演です」の案内、19:34上手から男登場、20:50終演、21:31アフタートーク終了、ゲストは和泉流狂言師 野村万蔵さん、これがものすごく面白かった。お話そのものは「日本昔話」「民話」調、時は終戦前後、照明、キャラクター、セリフのハーモニーがとてもよかった。座ってみていると、思いっきり見上げることになるので迫力あり。

ネタバレBOX

(メモ)
◆中屋敷
人間だけの世界ではなく、人以外がででくるお芝居が好き、神、幽霊、みえないものを表現することができる
実際目の当たりにしてしまうと引くが、芝居では泣いたり笑ったりできる
このところ隣の家を覗いているような芝居が多いと感じている
人間でないものの視点から
キーワードは奉納
神様にささげられるようなお芝居をやってみたかった
全身全霊をささげるようなもの
がむしゃらにカラダを動かすダンス
キノコに対する侮り→キノコの雲への展開(しっぺ返し)
高校時代からのピンクパンサー(お守り)

◆野村
型にはめられる、型をうちやぶる面白さ
擬人化、親近感、人間でないものを題材として自由に表現してきた
神話の世界にすでに芸事が現れている
能舞台の「柱」について
邪気
人間が怖れているもの、自然や神
舞台の上で芸能として伝えてゆく

光と闇の間で繰り広げられる物語、隈どりされた「眼」、突き刺さる「コトバ」、天高く上りつめる神(強欲)、頂上で吼える、そこから見下ろす下界のものたち。忌み嫌われるもの、異なもの、劣るもの、欠落するものがみせる激しい「いのち」への渇望、その「いのち」をあっけなく押しつぶす「キノコ」...何処までも続く闇の一歩手前でみえてきた物語。

お話そのものがもう少しストレートに伝わってきたら、と思いました。
シェイク!!

シェイク!!

ゲキバカ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/09/20 (木) ~ 2012/09/30 (日)公演終了

満足度★★★

初・ゲキバカ
荒唐無稽というか、良くも悪くもテキトーな脚本は、好き嫌い分かれるかな・・・。
「出来る」役者たちの“から騒ぎ”がほどよく楽しめる作品でした。

好みとしては「土俵の上のシェイクスピア」だけで一本の作品でもよかったかなあ、と。

咲 emi

咲 emi

劇団ZAPPA

SPACE107(東京都)

2012/09/13 (木) ~ 2012/09/23 (日)公演終了

満足度★★★

広く薄く
登場人物が多すぎて、全員の風呂敷を畳むのが大変そうだった。
その分、一人一人の印象が薄くなっていく観は否めない。

ネタバレBOX

ラストの「女の笑顔で薩摩軍戦意喪失」には無理があった。
あれが出来るなら誰も死ななくて良かったし、最初からやれって話で。
Sloth -スロウス[怠惰]-

Sloth -スロウス[怠惰]-

演劇レーベルBo″-tanz

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/09/20 (木) ~ 2012/09/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

マジでやばい。
超絶面白かった!!!!!
まず、映像と舞台のコラボレーション。ただでさえかっこいい俳優さんたちが尚更良くなってる感じ(´∀`*)言葉だけだとなかなか伝わらないとことかも、リアルに伝わるし、何より映像にも凝ってるのが凄いヽ〔゚Д゚〕丿

ネタバレBOX

観る前は、内容的にすんごい複雑そうって感じだったけど映像と迫力のある演技ですんなり引き込まれていきました。初めに出てきた女優さんの台詞がすごーーーーーい長くてよく覚えてられるなぁって感心しましたw
あと、構成、内容の展開がハラハラさせすぎで、面白くて前のめりになっちゃいました。血糊を使わないで演出する方法には圧巻です。
最後のエンディングも普通じゃない!ただ出てきてお辞儀するだけだと思ったら大間違い。かっこよすぎるぜ!!!!
演出、内容、女優さん俳優さん、から何まで見たことないものばっかりで素晴らしい。舞台ってここまで出来るんだなぁって感動しました。今までで観た舞台の中で一番良かった!星五つじゃ足りない、7つ★★★★★★★ですw

あー、みなみさんかわいいし、カッコイイっっw

このページのQRコードです。

拡大