最新の観てきた!クチコミ一覧

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「梨の礫の梨」

「梨の礫の梨」

ライトアイ

「劇」小劇場(東京都)

2012/10/12 (金) ~ 2012/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★

千手観音
面白い。宮川サキの自然体の演技が素敵。

ネタバレBOX

小石(宮川サキ)が独りバーカウンターでマッカラン10年を飲んで、バーテンと話している。そこにsun!!がやってきて二人で話を始める…。

二人の関係を隠したまま、そこに不穏な空気を残したまま舞台を進め、程よいところで、sun!!が小石の母で既に他界していることを明かす。sun!!(母)は(多分)27歳の頃、小石を残して自殺し、小石の孤児としての不遇な人生が始まる。そんな(多分)42歳の小石と母が語らうって設定。二人の年齢差を逆手にとった手法が面白い。

小石35歳でソロバン塾講師と付き合い、幸せな5年間を過ごすも、講師は病死。そんな不幸せな人生を終わらせようとする。母はそれを止めようと、不要なものなんて無い、人生に必要なもの(石)がある、と説得するが、母の自殺時自分が「石」でなかったと小石は叫ぶ。
序盤の軽快な大阪弁による笑える会話から一転、シリアスで笑えないシーンが続く。見た目は逆でも母であろうとする母の姿と、母に反抗する小石の姿がやるせない。

ラスト、母が帰って、独りバーに残り「おかあさん」と嘆く小石は、バーテンにマッカラン10年を2本追加する。一本は飲まずに20年モノにするって低所得者の智恵に、母は石になれたんだなと、ちょっとあたたかくなった。
真・桃太郎伝説

真・桃太郎伝説

劇団BRATS

SPACE107(東京都)

2012/10/11 (木) ~ 2012/10/15 (月)公演終了

満足度★★★

劇団初見!
上演時間2時間30分と聞いて、長さと腰に負担がくるなあと覚悟して観劇。オープニングのバイキングに若干の苦手意識が芽生えるも脚本の奥深さが感じられたし、ワイヤーアクションなど見せ場も多く楽しく観劇。

ネタバレBOX

ラスト金太郎のセリフ私は言って欲しかった。「カリオストロの城」の銭形のように。
近代能楽集~弱法師~(作・三島由紀夫)

近代能楽集~弱法師~(作・三島由紀夫)

同志社小劇場

同志社大学 新町キャンパス学生会館別館小ホール(京都府)

2012/10/12 (金) ~ 2012/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

【おすすめ】弱法師
この原作は笑える作品だと思うのですが、しっかりと原作を理解し、オーバーな演出、とち狂った役者さんたちで素晴らしかったです。上演時間50分弱、今回は靴を脱がなくてOK。ぜひ京都エクスペリメントの梯子にいかがでしょうか。

傘月(サンゲツ)

傘月(サンゲツ)

乞局

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/10/10 (水) ~ 2012/10/17 (水)公演終了

満足度★★★

砂と水
佐野陽一、田口朋子、河西裕介の演技が特に良かった。

ネタバレBOX

津波被害にあった土地に水害が襲って…って話かな。

被災地に車を売りに行き帰ってこない夫(下西啓正)とその妻(川崎桜)。
嵐から逃れるべく地下室に避難している姉妹(田中のり子・稲葉佳那子)と男(佐野陽一)。
被災地にボランティアに来た男と女。と地元住民の男と女。
夫が死んだのが分かっているのに、義理の?弟(河西裕介)に夫を探させる姉(田口朋子)。

とことどころで混じっては離れ舞台を作る。灰色な感じの会話とか人間関係が乞局っぽくて不安になる。日常っぽくないけど本当っぽいところがそう感じさせるのかな。

豪雨が落ち着いて、あたりが水没した被災地を自転車で失踪する夫の絵を想像すると面白い。ラスト、高度634m?地点で水を口で受け止める地下室3人組。テーマは水かな。水を奪い合ってた3人が盛大に水を吹くシュールな絵と気持いいミュージック。街を飲み込んだ「水」を人間が飲み込もうとするユーモアなのか。
助太刀御免! 真説四谷怪談!!

助太刀御免! 真説四谷怪談!!

劇団 歴史新大陸

笹塚ファクトリー(東京都)

2012/10/11 (木) ~ 2012/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★

良く練られたコクのある話
赤穂浪士と四谷怪談のミックスは見事。
単なる勧善懲悪でなく、武士の背負ったものの重さ、辛さも表現。コクのあるストーリーを堪能。

ネタバレBOX

自分の命をかけて他人を助け、悪を滅ぼしてハッピーエンドとなった直後に、死を覚悟しての討ち入り決定。せっかく助けた人の切腹の介錯。こういう命のはり方、武士は辛いなあ。
「EYES」もつれた視線の彼方の夢は?

「EYES」もつれた視線の彼方の夢は?

島田スタジオ

d-倉庫(東京都)

2012/10/12 (金) ~ 2012/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

身体表現かくあるべき
素晴らしかった。観て良かった。作・演出の石丸氏の名は今後も忘れない。

登場人物と同じ「食える俳優」を志す者として、身につまされた。心を揺さぶられた。火を点けられた。
脚本、演出、演技、すべてを怠けてはならないと。身体表現かくあるべきと。
仲間の役者・ダンサー・歌手に、劇場を後にしたあと即座に連絡した。「観てくれ」と。

すべての登場人物が印象に残った。個性が引き出され、美しい人間に思えた。構成と見せ方に感服する。

音楽劇「ファンファーレ」

音楽劇「ファンファーレ」

音楽劇「ファンファーレ」

シアタートラム(東京都)

2012/09/28 (金) ~ 2012/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★

素直に良いと思える渾身の作品
「ファ」と「レ」しか歌えない少女、「ファーレ」の成長を描く物語―

『わが星』『あゆみ』の柴幸男氏の、待望の新作は誰もが
肩の力を抜いて楽しめるストレートな音楽劇。音楽に、
柴作品では欠かせない「□□□」の三浦氏、振付に
「モモンガ・コンプレックス」の白神氏を迎え、三者で、
この二時間の心地良い物語を描き出します。

柴作品特有の、音楽と動きのある見せ方、優しげな世界観は
そのままに、より多くの人が楽しめる作品が生まれました。

ネタバレBOX

衣装が凄くポップで可愛らしく、ファッショナブルで、でもどこかで
見たような…と思って確認してみたら、faifaiの人がデザインしていました。
この舞台に完璧に映えてて、とにかくセンスがいいなぁ、と思いました。

柴氏の過去の作品に見られた、物語のカットアップやリバースの
手法は本作では息をひそめ、氏の作品を初めて見る人でもかなり
楽しめると思う。

逆に、氏の言葉遊びやヒップホップ、連想ゲーム的な台詞回しが
好きな人は少し普通に感じるかも知れません。今回、結構みんなが
普通に台詞を口にしていたのに驚いたくらいです。

柴氏がいうには、「ファーレ」という女性の過去から今に至るまでの、
文字通り成長の軌跡を描きたかったそうです。成長の中で、「ファ」と
「レ」が歌えるようになるんじゃなくて、他の音を他の人が補完
していく事で何かが生まれる。

そうじゃないか、と思って、この『ファンファーレ』を造ったそうです。

上記の「協働」に関する事は、劇場で配布している「ままごとの新聞」にも
書いてあるんですけど、柴氏がとても良いことをいっています。曰く、
自分ですべてをコントロールしたい欲求から、誰かと一緒に作品を
作り上げていくことへと関心が移ってきたようで。

今後の作品も、そのことを念頭において作られていくようで、
早くも柴氏の次の展開が楽しみだったりします。

話自体はシンプルなんですけど、絶対に堪能して欲しいのが、
この舞台のテーマ曲になっている「うたえば」ですね。「音楽劇」と
銘打たれているだけあって、歌が話の流れで大きな比重を占めます。

この『ファンファーレ』は3幕から成っていますが、そのラスト3幕目の、
本当に良い場面で「うたえば」が鳴り響くので、心を打ちます。会場では
泣いてる人もいましたが、すごくよく分かります。
私も結構涙腺まずかったです…。

「うたえば」(※実際には、もう少しいじられていますが)
http://soundcloud.com/musical_fanfare/0903-1

最後に。やっぱり坂本美雨氏(実際の舞台にも出演!!)の声は素敵だな!
樹海 -SEA of THE TREE-

樹海 -SEA of THE TREE-

ナッポス・ユナイテッド

ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)

2012/10/06 (土) ~ 2012/10/11 (木)公演終了

満足度★★★

バランスの取れたブラックコメディ
死をもくろんで樹海にやってきた男女四人が偶然
鉢合わせして…で始まるコメディ。

基本は笑いを取りつつも、たまにジャブ程度の
黒さも突っ込んできてなかなか見応えのある
舞台でした。分かりやすさに勝るものなし。

ネタバレBOX

木立が絡み合う模様などを表面に模した段組み、緩急を
付けてくるライティングなど、細かいところでレベルの高さが
見え隠れする、今回の舞台。

すっかり落ちぶれた元カリスマ美容師、自意識過剰な故に
死を選んだフリーター女子、すべてが上手く行き過ぎて
逆に生きがいを見出せなくなった初老の会社経営者に、
いつ死んでもいいか、と悟り切った男。

互いに死を選んで樹海に来た訳を語るも、既に互いに
出会ってしまったことにより、死への決意は大幅に揺らいで。
結局、最後は、二度と出られないとされる樹海からの脱出を
いちかばちか試みることで幕を引きます。

結局人間が死を選ぶ理由って、「孤独であること」、それに
尽きるんです。誰にも理解出来ない、理解してもらえない。
その絶望感が死への引き金なんですよね。だから、一人
じゃないことを自覚した人間はもはや死なない。

それにしても、森の狐と狸が、自分たちを森の狭いところに
押しこめといて、それで死ににここに来るのは余りに身勝手
過ぎない? と愚痴るのは皮肉が効いている話でしたね。

役者同士の掛け合いも面白く、特にフリーター女子と、
カリスマ美容師の、ああいえばこういう式の応酬は
なかなか面白かったです。息が合っている感じでした。
下品

下品

ロスリスバーガー

新宿眼科画廊(東京都)

2012/10/12 (金) ~ 2012/10/14 (日)公演終了

楽しい
上演時間約70分。ほとんどの登場人物が癖のあるキャラで、素っ頓狂な会話が楽しい。あひるなんちゃらに通じる面白さがある。

apartment

apartment

CAPRI

福岡市男女共同参画推進センター・アミカス ホール(福岡県)

2012/10/11 (木) ~ 2012/10/13 (土)公演終了

満足度★★★★

完成度高い
シリーズの最終章ということで、かなり練り込まれた作品だった。
安定のレギュラー陣に加えてフレッシュ(?)な客演がいて
見応え抜群! 無線部分はよくわからなかったけど、素人にも優しい作品だったと思う。

女のみち2012

女のみち2012

ブス会*

ザ・スズナリ(東京都)

2012/10/11 (木) ~ 2012/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★

魅力的な女優陣
今回は、もたい陽子さん目当てだった。彼女に対して勝手にボーイッシュなイメージを持っていたけど、劇中のイメージは全く逆。しかもバッチリはまっていて凄く魅力的で驚いた。やっぱり女優さんて凄いなと思う。さらに、内田慈が凄く良かった。勝手にクライマックス部分の主人公とみなした。過去の実績による強がりとか、今の自分の自信が他人の期待に応えられない事の辛さとかにl共感。笑いながら、切なくて辛い。泣ける。

夏の残骸

夏の残骸

突劇金魚

AI・HALL(兵庫県)

2012/10/12 (金) ~ 2012/10/15 (月)公演終了

満足度★★★★

劇団名に惹かれて
 劇団名に惹かれて初めての観劇です。
 前後する時間の運びと台詞の選択を大事にした戯曲は苦労が伺え、ストーリーテラーとしての醍醐味を感じました。
 前半のシーンと同じシーンが繰り返される後半では意味合いの全くことなる状態を自然な形で伝え、観る者に多面的な人間模様を感じさせ、とても不思議なお芝居を堪能しました。
 舞台美術もとても面白く、観劇後には「なるほど」と思わせるものであり、音響も照明とてもバランスが良い状態で安心して観劇できました。
 役者さんは皆さん良かった、田中さんは「おはよう朝日です」リポーターのイメージのみでしたが、TVより本気演技で素敵でしたし、蔵本さんは女性の可愛さと怖さと特有の情緒不安定を見事に魅せていました。
 但し、1h45mという上演時間としては、途中のダレバが少し長いかなと感じました。
 関西劇団の現地での初観劇でしたが、この価格でこのクオリティで体験できたことを嬉しく思い、今後も「突撃金魚」に期待します。

傘月(サンゲツ)

傘月(サンゲツ)

乞局

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2012/10/10 (水) ~ 2012/10/17 (水)公演終了

満足度★★★★★

癖になりそう。
初・乞局 行ってきました。
ナカゴーで、墨井鯨子さんに惹かれて。

対面式の客席。
オムニバスのようで、繋がっている。
ライティングも暗くて、物語に合っていて、雰囲気も好きでした。
なんだか出てくる男の人達が粘着質な感じで、女の人は、たくましい感じで。
うん。なかなかリアル。
ラストシーンもよかった~
それにしても身体をかなり酷使されていた!

おもしろかったです。なんか癖になりそうな予感です。
感謝!

17日まで!

水をめぐる2/水をめぐる3

水をめぐる2/水をめぐる3

劇団こふく劇場

こまばアゴラ劇場(東京都)

2012/10/11 (木) ~ 2012/10/15 (月)公演終了

満足度★★★

宮崎からやってきた、独特の芝居を見せた90分
さすがに宮崎からやってきた、劇団でしたね。東京の劇団にはない、ふるさと宮崎の香りが出て、異国の芝居を見ていたかを感じましたし、4人の個性が光った、90分でした。

ゴベリンドンの沼  終了しました!総動員1359人!! どうもありがとうございます!

ゴベリンドンの沼  終了しました!総動員1359人!! どうもありがとうございます!

おぼんろ

ゴベリンドン特設劇場(東京都)

2012/09/11 (火) ~ 2012/10/07 (日)公演終了

満足度★★★★

みた
あちこちに出没する役者たちに、青山円形劇場を思い出した。
おまけにこちらはY軸でも見せる。
たまたま閉館の話で持ち切りの昨今だったからかもしれない。
Twitterで、ああした劇場は他に無いと断じる演劇人のつぶやきを目にもした。
が、今回のこの特設会場での出来事は、そうした意見に疑問を投げかける面も持っていた。
無から有を作り出す姿勢を見せられた気がした。
整然と並ぶ椅子は無いけれども、桟敷だからこそ生み出せる可能性を見た気がした。
物語は苦手だった。
けれども、情念を宿らせた役者たちが素晴らしかった。

あなたはいつか、わたしを見掛ける。B面

あなたはいつか、わたしを見掛ける。B面

ttu【2017年5月末解散】

インストールの途中だビル(東京都)

2012/10/12 (金) ~ 2012/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題486(12-229)
15:00と16:30の回(晴、暖かい)。早目に行ってビルへ、外に受付(案内)があり、ご挨拶して3階へ上がります。右側、前回公演のフロアですね、3つに分かれていて入って左の一角がttu。お仕事中、少しお話をさせていただく。壁に過去公演に関するもの、商店街のポスターなど。15:00の回の準備で忙しいなか質問に丁寧に答えて下さる。会場は道路を渡ってブックオフのところを右に曲がった(アーケード)商店街の中。よくみていないと通り過ぎてしまいますが、スタッフの方がチラシを配っているのですぐわかります。ttuは3回め。

太宰は読んだことはなく、芝居を何作かみただけ。今回の「待つ」も未読(「待つわ」をイメージしてしまうのでした)。

会場は商店街の「ふれあい広場」、周りは全てお店、人通りも多くチラシを受け取って足をとめる人、ttuをみにきた人、芝居中に立ち寄る人。

前説などなくダンサーが現れダンスパフォーマンス、一緒に踊る女性、カメラで写真を撮る女性。突然、白系の服を着た女性がゆっくりと視界に現れ、これはttuだったことを思い出す。

1回みて移動する予定で地下鉄に乗ろうとホームで「待つ」。でも寸前、引き返す、それはただ感覚。来たときふらっと入ったブックオフに「女生徒」があったので買う、読む、会場へ。2回目をみたのでした。

ネタバレBOX

実は、会場前でチラシを配っていたのは役者さん(役名「ファンの女)、写真を撮っていたのは(「ピンクのカメラを持った女」)、チラシの方(渡辺さん)はビルでお会いしていたのでなんとなくわかったのですが、カメラの女性は普通の方かと思っていました。設定そのものが「ストリートダンサー」のパフォーマンスということのようで、チラシもそうなっていました。自然に始まり気がつくと別世界にいるようなショック。

タイトルは、「待つ」の最後の一節。2回目をみるとき、「手紙の女(白系の服を着た女性)」がやってくる様子がわかる位置にいました。予想より早いタイミングで細い路地をやってきます...ゆっくりゆっくり。これは、前作、ビルの外に役者さんが出てきたときの様子に似ています。

ダンサー、観客の3人が創る空間に現れ、走りだし、ダンサーとすれちがうと時間は止まる、女は「手紙」を差し出す、誰に向けて?できる限り腕をのばして手渡そうとしている。やがて時間は動き始め、また走りだし、すれちがい、手紙を...また繰り返し、最後、何か、あるいは誰かをみつけたのか、走り去る。ここでダンサーのパフォーマンスも終わり、商店街の「広場」には日常が戻ってくる。

ふたつの時間なのか、空間なのか、お互いが干渉しないようでいて、交わす目線。永遠の時間の中に閉じ込められているようにもみえる、それが二十歳というものなのか。

「待つ」の主人公「私」は二十歳で、毎日人を迎えに行く。誰ともわからない人を迎えに。

原作は1942年、今は2012年。

商店街のなかに生まれた小さな異世界。

追記
増永さん、「雲。家。」の制作もされるのですね、この作品「かもめマシーン」の清水さん(一人芝居)でみました、時間があえば行こうと思います。
深海の庭。

深海の庭。

中野坂上デーモンズ

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2012/10/13 (土) ~ 2012/10/14 (日)公演終了

満足度★★★

なんの讃歌?
ハンセン病患者や家族への差別って、今でもあるんですね。芝居自体は何が言いたいのかわかりづらかったけど、女優さん2人がすごくいい(ちょっと体調不良気味?)

帰ってきたアンチョビ~

帰ってきたアンチョビ~

株式会社ウェーブモーション

劇場HOPE(東京都)

2012/10/12 (金) ~ 2012/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

観劇してきました☆
(^^)/ 面白かったです! 
 
笑うところが盛りだくさんの、ドタバタコメディ♪
 
オススメです☆ 
     
[観劇感想ブログ記事]
http://ameblo.jp/nehori-hahori/day-20121013.html

ai-kata公演「Cash Mob」

ai-kata公演「Cash Mob」

劇団たいしゅう小説家

萬劇場(東京都)

2012/10/05 (金) ~ 2012/10/14 (日)公演終了

満足度★★

どこがキャッシュモブ
なーんだ、歌とお芝居の女性ファン向けファン感謝デーかぁ。

ネタバレBOX

廃れた商店街へ大人数で押し掛けて、現金で買い物をするというキャッシュモブによって商店街が盛り上がる話かと思っていましたが中途半端、結局はイケメン俳優たちの歌が大半でした。

小さな書店にとっての万引きは死活問題です。書店の店主も、営業不振どころではない、赤字で苦しんでいることをあの青年に言うべきです。

青年は古本屋に売って儲けていたのですよ。交番で絞られただけなんていい加減過ぎます。万引きはみんな経験がある、大したことはない、といったような描き方は非常に不愉快でした。みんな経験があるなんて軽々しく言ってほしくありません。みんなじゃありません。
夫婦Gipsプログラム「無事に終了!ありがとうございました!」

夫婦Gipsプログラム「無事に終了!ありがとうございました!」

ジャイアント・キリング

ザ・ポケット(東京都)

2012/10/11 (木) ~ 2012/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★

自己中から思い遣るこころへ
リフレッシュできたらいいですね。

ネタバレBOX

専門スクールが舞台。大道具の移動などはありませんでしたが、うまい具合に隣の部屋に場面転換したように見せていました。

夫婦同席での授業、男女別々の授業、子供のための講習もあって、設定が良く練られています。

一日目、二日目は、夫や妻を名前で呼んでみたり、対処療法的には先ずはパートナーの話を聞くことが大切ということで相づちの練習をしたり、腹筋したり、笑顔の練習したりしていました。

で、その次が最後の講習と修了式でした。じゃ、三日間のプログラムでもいいような気もしますが、経営的にはやはり8日ぐらい必要なのかもしれません。

自分を見つめ直した結果、各人の心境が少しずつ、あるいは一気に変化したのでしょう、ベタベタだった夫婦の奥さんの変化が面白かったです。

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