最新の観てきた!クチコミ一覧

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アンドロイド版『三人姉妹』

アンドロイド版『三人姉妹』

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2012/10/20 (土) ~ 2012/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白い
演劇にロボットが出てきても、全く違和感は無いのだと思った。
ロボットの人間性と人間のロボット性?について考えさせられる。
さすがの出来栄え。

恋愛漫画~バンカラ編~

恋愛漫画~バンカラ編~

ライオン・パーマ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/10/25 (木) ~ 2012/10/29 (月)公演終了

満足度★★★★

観た
脚本が良く出来ている。
オムニバスのような劇中劇で複雑な構成だが分かりにくさは無く、笑いもあり最後も良くまとまった印象。
楽しめた。

こい!ここぞというとき!(2012年サンモールスタジオ最優秀演出賞、受賞)

こい!ここぞというとき!(2012年サンモールスタジオ最優秀演出賞、受賞)

ポップンマッシュルームチキン野郎

サンモールスタジオ(東京都)

2012/10/18 (木) ~ 2012/10/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

観た。
今まで観た中で最高の出来だった。
ロードムービーとして完成度が高く、抜群のテンポとナンセンスな笑いや下ネタで心を掴む。
そして最後はホロリとさせられ、感情が揺さぶられる。
素晴らしかった。

45Av(フォーティフィフスアベニュー)の悲劇

45Av(フォーティフィフスアベニュー)の悲劇

メガバックスコレクション

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2012/10/20 (土) ~ 2012/10/28 (日)公演終了

満足度★★★★

観た
相変わらずセットが素晴らしい。劇場の使い方が上手い。
凝ったストーリーと謎解きはお見事だが、後半結末が予想できてしまったのが少し残念。
でも面白かった!

すてるたび

すてるたび

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2012/10/23 (火) ~ 2012/10/24 (水)公演終了

満足度★★★★★

観た
椅子が4脚のみの舞台だが、不思議な世界観と細かな描写に驚かされた。
夢の中をフワフワしている感じが面白い。
海外の人はどう見るのか興味ある。

高橋ギロチン

高橋ギロチン

劇団鋼鉄村松

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/11/07 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

満足度★★★

そのリズムに乗り遅れる
残念なことに私はこのお芝居のリズムに乗り遅れてしまいました。
モチーフひとつひとつはおもしろいなと思いましたが、笑いにしろ、真面目さにしろ、私のリズムとは合致しなかったようです。

一回見たものを脳内で文章に置き換えて再生していくと「なるほどなー」と感じ。芝居じゃなく小説で読みたいと思ってしまいました。

疲れ気味の私の脳ではとらえきれなかったのかもしれません。

ネタバレBOX

マクロスは知らないので、笑うところなんだろうなと思いながらも、笑えなかったです。
ダクト作ってる人たちのノリと芝居は好きでした。
RAIL RULE ROOTS -レール ルール ルーツ-(盛況の裡に幕を閉じることができました。ご来場に感謝いたします。)

RAIL RULE ROOTS -レール ルール ルーツ-(盛況の裡に幕を閉じることができました。ご来場に感謝いたします。)

THEATRE MOMENTS

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2012/11/07 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

佐川大輔の才能、必見!
今回は原作無しとのこと。どんな舞台になるのか少し心配だった。
しかし中板橋で私を待っていたのは素晴らしい舞台だった。
開幕すると、いきなりモーメンツならではの時間が続く。
多彩な表現が次から次へと。
こんなに舞台に引き付けられたのは久しぶり。
すっかり集中して見入ってしまった。
とにかく見て欲しい。
レベルは高いのに敷居は低い。
間違いなく必見の劇団がここにある。

僕から見れば僕が正しい、君から見れば君が正しい

僕から見れば僕が正しい、君から見れば君が正しい

MacGuffins

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/11/07 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

まさにタイトル通りのジェットコースター
第一話からやられました。重いの好きな私としては特に。(これは日によって構成が違う様なので初日はということです。)
でも、両極端なんです。
バカバカしい程楽しいのも好きだから。
人間てそう言う両極を誰でも少なからず持ちながら毎日を生きていると思っていて。

人生には厳しいことが多い。
まさにタイトル通り「僕から見れば僕が正しい、君から見れば君が正しい」
そこに着眼点を置いて脚本を書いた横田さんに拍手です。
前作まで観ていません。
今作が初ですが、前作もタイトルでうなった記憶があります。
「感覚が近いからじゃないのか」と言われたらそれまでですが、そう言う人も多いんではないかな。

会場で声を上げて笑っている人が沢山いました。
でも、しみじみもします。
両方味わえてお得です!
舞台に注目してください、余計なものが何もありません。
衣装も至ってシンプル。(可愛い)
演者さんがみんな生き生きとしています。
どれだけ体力を使うの?というぐらいジェットコースターの流れの中で動いています。
細かいところまで観ればみるほど、味わえば味わうほど「あれ?」「なるほど」と思えます。
展開が早いので面食らう部分はあります。
台詞を噛む部分もあります。
個人的にはそこを含めて全部が美味しかったです。

実は演劇観るの得意じゃないんですが、この作品はそう言った方々にもお勧めできる作品だと思います。

家でフライヤーみた母が「これ面白そう」とポツリ言っていました。

ボクの四谷怪談

ボクの四谷怪談

シス・カンパニー

森ノ宮ピロティホール(大阪府)

2012/10/19 (金) ~ 2012/10/22 (月)公演終了

大阪で一番印象的だったことは
勝地涼さんが素晴らしかった。
最後までなおすけごんべえの芝居を作り続けた結果だろう。
東京でご覧になった方すべてに大阪のちゃぶだいの歌を聞いて貰いたい。

ボクの四谷怪談

ボクの四谷怪談

シス・カンパニー

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2012/09/17 (月) ~ 2012/10/14 (日)公演終了

初日
良かったです。
独特の熱が、思いが、パワーが篭もっていました。

上海異人娼館〜china doll〜

上海異人娼館〜china doll〜

Project Nyx

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2012/11/01 (木) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

寺山の映画
・・・を見ていないで、言うのは良くないと思うのだけど、
ネットの映画の方のあらすじを今読んでみたら、
結構面白そうだったのに、舞台の方は物語としてはあまり面白くなかった。どうしてこうなったのかしらん?

以前見たこの劇団の舞台では、
狭い劇場に、ごちゃごちゃだけどスゴイモンをいろいろぶち込んでいて
独特の迫力があって面白かった。
それを人形シーンの有無を言わせぬ魅力で押さえて、素敵な気持ちで帰れたのだ。

だが、今回はどうだろう?
人形シーンは相変わらずのクオリティ。
しかし、ベースの舞台パートに以前のような迫力がない。
劇場が広くて綺麗だったり出て来る娼婦たちがなんとも無味乾燥。魅惑的でない。
いや、黒とかげだけは魅惑的過ぎるほどだった。

吉田日出子さんは衝撃で感動だった。
が、夜鳴き鶯のくだりがどのように舞台パートと繋がっているのか
分からず。つなげて欲しかった。関係なく度々あのシーンが出て来る感じが幻想的でいいねってことなのかもしれないんだけど、も。


逃げる五右衛門

逃げる五右衛門

斬撃☆ニトロ

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2012/11/02 (金) ~ 2012/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

確実に上達している劇団
痛快 エンタメ 時代劇でした 面白かった!! この劇団は観劇3公演目、確実に上達している劇団 エンタメ系 おもろい この次会公演は2013/5/24~26 ロクソで 楽しみです”

ネタバレBOX

2代目石川五右衛門が釜ゆで 3代目をと言われている五郎は継がない 盗んだものを全部返す チャラにする。 孤児を3人育てた五右衛門 五郎:拾ってもらった恩はある しかし 普通の男の子になる。 照明がすごいです。 城に返しに行った、五右衛門と仲間二人 草太とヨモギ お姫様に見つかる お姫様は五郎に一目ぼれ。 城では、盗人大会を開催 賞金は姫と結婚 真人間になって貰う 藤乃:姫様買ってきました、かんざし(月刊おとめ絵巻:女子に人気の漫画雑誌) 気持ちが落ち着く呪文の言葉:どすこいどすこい
盗人大会 実は申し込んできた泥棒を一網打尽にする計画 ねずみ小僧もエントリー ここから先は仲間でもバラバラにエントリーする、草太 なつ ヨモギ 姫様の側近 藤乃もエントリー からくりを付けている五郎 ONで5倍速で動ける。姫の妄想 巻き込まれる―― 姫:私も恋をしたい 女子になりたい。 五郎:やめたらいいやん 姫を、 ドロボウやめる普通の男子になる。五郎様 サツキ(姫)応援してます。ねずみ男変身が出来る、2代目五右衛門と2代目を争って戦った仲、百地 五右衛門の相棒だった仲、 草太:俺が2代目になる 普通がいいなんてバカじゃないか!! 藤乃が姫を連れ出す、普通の女子になってください。私はこれから何をすればいいの お金が無い どこへ行けばいい 分からない 藤乃:それが普通なんです。
藤乃は、サツキ姫に現実を見て感じてほしかった。姫はこの先もっともっといやなことがある。
全員が戦う五郎 草太 ねずみ 百地 藤乃 五郎は、3大目を襲名する。再び城へ そして小判を城下へバラまく 金色の吹雪の様に。 舞台後ろへ向いて 照明へ向かって立つ サツキ姫
それぞれが子供から大人へ、それを導いた百地 藤乃

痛快 エンタメ 時代劇でした 面白かった!! この劇団は観劇3公演目、確実に上達している劇団 エンタメ系 おもろい この次会公演は2013/5/24~26 ロクソで 楽しみです”

続・剥製の猿

続・剥製の猿

遊気舎

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2012/11/01 (木) ~ 2012/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

2、3回、きっちりと観たいです
 多い登場人物にそれぞれに個性があり、私の場合、芝居ではなく普通に田舎の葬儀と重なり、普通の出来ごとの様に錯覚してしまいました。 そして物語に引き込まれて、それぞれの抱えたもの、悩みが出てくる、人の関係 これからも同じように生きて行く。 

2、3回、きっちりと観たいです、私おそらく 半分くらいしか観切れてないと思いますわ。
とても面白いお芝居でした。

ネタバレBOX

舞台セット秋の風景です、すごい こっております、この舞台セットでどんな剥製の猿やろ?とワクワクさせるセットです。  木製の200CM×70CM×70CMの箱に釘で板を打ち付けて行く、電話が鳴る 若い男が“こんにちわ” 淡々んと始まり進むお芝居、葬儀に出席する為に集まった人達 月組と呼ばれる、以前に、ここで月に行って亡くなった大切な人たちとあった数人 信用していない数人 この田舎で若い女性が大きくなって、大人じゃないでしょ。 亡くなった嫁の思いが残っているが、きになる女性もいる その女性も気にかかっている、皆に何かしらの心に引っかかるものを持って生きている。  月に行ったのは、あんた? 何しているんや、考えています 祈っています 何を 噛みしめております 何を 飲みこんでいます 何を!! 命を、愛する人が、大切な人 いっしょうけんめい。 その箱何なん?お父さんの棺桶、自分で作ってた、遺体が無いままの葬儀、 堀越さん山の上で(月?)息子に本を読みに行くわ!!  堀越さん山へ行ったで うそユンボの下敷きになった。。 うそや  うそや うそ。 ちゃんと見なあかん  まりも 最後まで作らせて下さい。 あと一つ   あと一つ 握りつぶしてしまう。

 多い登場人物にそれぞれに個性があり、私の場合、芝居ではなく普通に田舎の葬儀と重なり、普通の出来ごとの様に錯覚してしまいました。 そして物語に引き込まれて、それぞれの抱えたもの、悩みが出てくる、人の関係 これからも同じように生きて行く。 

2、3回、きっちりと観たいです、私おそらく 半分くらいしか観切れてないと思いますわ。
とても面白いお芝居でした。
さらば、愛しの映画ホテル

さらば、愛しの映画ホテル

ジ~パンズ

銀座みゆき館劇場(東京都)

2012/10/31 (水) ~ 2012/11/06 (火)公演終了

満足度★★★★

初演を知っているが故の愉しみもプラス
前進団体での初演を観ていたので一部のキャストの背後霊のように初演キャストが見えたり(笑)、全く異なるキャラになっていたり、と元々のコメディとしての面白さにプラスアルファの愉しみもアリ。
後半でのオーナーに撮影内容を隠そうとするあたりはレイ・クーニーばりのファルスになりそうなところをやや控えめにした(それでいて十二分に可笑しい)ところも特徴的か。
しかしみゆき館劇場、客席は5段階評価で1以下じゃないかな。座席の前後間隔がここまで狭い劇場って、他にないのでは?

こどもの一生

こどもの一生

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2012/11/04 (日) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

超一級のB級ホラー
初演は観ていないのですが、原作を知っていたので、どちらかというと役者さんを見に行くのが目的だったのですが、ストーリーを知っていても「山田のおじさん」が出て来た時は、マジ怖かったです。

中越典子さんのツインテールが可愛らしすぎ。玉置玲央さんのジャンプが美しすぎ(笑)
映像の使い方が面白く、真んよりやや後ろから見たほうがいいかなと思いました。

ネタバレBOX

「山田のおじさん」って本当は何だったのという、最後のオチ(?)がもう少しインパクトあるとよかった。スタイリッシュなポージングでうまくごまかされちゃった感。
役者さんたちみんなかっこよかった。

笹本玲奈さんはミュージカルの正統派女優のイメージが強かったのですが、コメディエンヌとしてもやっていけそうですね。あの歌いっぷり……(笑)
五右衛門

五右衛門

劇団アニマル王子

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2012/09/21 (金) ~ 2012/09/25 (火)公演終了

満足度★★★

二作品目
アニマルさんの作品は、観るのは二回目。
印象的なのはテンポ。
今回はいろいろ詰まっていた作品のような気がしました。

前回観たものより、ひとりひとりの人間性が伺えて
観やすかったです。

また観に行きたいと思います!

わたしはここにいる

わたしはここにいる

アンティークス

OFF OFFシアター(東京都)

2012/11/07 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

満足度★★★

人間賛歌のほのぼのした話かな
さらっと見て終わりでなく、
いろいろ考えさせられていく話でありました。
でもキャラの役柄判別と設定の甘さを感じるトコもありました。
(1時間50分)

ネタバレBOX

作中で””ガイノイド”と呼称される、
「アイ」という名の個体の時空を超えた自分探しです。

簡単にいうと、アンドリューNDR114みたいな話ですかな。

自分を本当の娘のように育ててくれた、
「ハルカ」母さんの事が好きで、
最期の言葉が気になって過去のハルカに会いに行きます。
懐中時計型のタイムマシン?
でハルカの血縁を軸にした時代に移行してゆきます。
ただこのマシンの設定が、今ひとつあやふやな感じがしてのめり込めず・・。
移行した時代で、虫になったりする可能性があるとか?
存在が不確かって、戻った人がいないのにわかるんかい!
ここのマシンの設定は熟考するべきではないだろうか?

足芸の楽しいナカムラ君は結構好みではありました

しかし自分の母と死んだ娘の継ぎ接ぎガイノイド愛の設定は、
結構賛否分かれそうですが、どうでしたでしょう?

また望まれて製造された人造人間が、愛してくれた人たちを見送って(50年単位で母や妹が老いさらばえて死んでゆく・・・自分は容姿まったく変わらないのに・・)残されたガイノイドの心情を共感させる方法が薄かったかな?
一巡して戻ってくる時の整理のつけ方等、焦点のピントやメリハリがボケていたかなとも感じた。伝えたいのは人間賛歌とは理解できるんだけどね(^^)

明日ハレルヤ

明日ハレルヤ

湘南テアトロ☆デラルテ

アトリエ湘南(神奈川県)

2012/11/05 (月) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★

なんかこう「奥様は魔女」的なコメディ かな
なかなか笑えました(^^)
ありそうで無さそうな微妙な境界での笑いが楽しめました
大爆笑は無かったけど、ただ笑うだけでなく仕事や親子関係まで考えさせる舞台でありました。 (1時間40分)

ネタバレBOX

インスタントスープ開発チームの人間関係コメディです
試食の評価めぐっての対立や、婚活話に綾子関係と。
大変判りやすく、入り組んだ人間関係がすっと理解できました(^^)。

ただラシトシーンの皆で試食スープ飲むトコは・・?
でしたかねぇ、地域色大事にする劇団でのシーンとは理解できたが、
それまでの話の流れからはチト・・と違和感感じたさぁ

舞台は左右にPCデスクがあり中央にテーブルの置かれたオフィスです。
(タイトルはラウンドガールよろしく40cm四方のボード出し)
名前と着ている服などのカラーを合わせてあり判りやすいです。
あと1ヶ月で新製品のプレゼンテーションを任されたチーフ遠藤、
中央のテーブルにつく3人。若手の青木と古株の緑山、最古参の桜井。
カボチャのスープに芥子を入れたり、リュウカクサン入れたりしてのサンプルつくる眼鏡の赤沼。
遠藤と桜井が製品開発で衝突し、桜井は部長に直談判しに出ます。
残った青木らが部のジンクスを語ります→桜井さんと一緒に仕事してると結婚できない!らしいと・・・。戻ってきた桜井は警察犬並みに耳が良いと噂話を諌めますが、部長に煙たがられて、在庫管理室に移動となってしまいす。
桜井がいなくなる=結婚できると喜ぶ部署の3人。(遠藤には元夫に引き取られた息子がいて週末の少年野球大会で会えてお弁当を一緒に食べたりしてます)そこへ生方という現工藤の息子の継母がやってきて親子二人っきりで会える様に計らうと元生方=遠藤に提案しますが・・・。当日は雨でした。
事務の張さんがスポットライトの当たる週刊予定表をチェックして時間の経過=曜日などを示します(大変判りやすくて良い演出でした)
いなくなった桜井のおかげで結婚が近づいたとお見合い話をする工藤以外の3人→派手系の生方が持ち込んできた。また結婚話で桜井さんの噂をする3人=社内では有名なのだが、桜井さんと部長は以前この開発室での同期で共に新商品開発してて、大ヒットを作って出世したのだが、その時一夜を共にして(まちがいがおき)子供がいると=野球好きな男の子。桜井は現部長に言いくるめられて子供にも会わず、社内では長期休暇とらせて無かった事にさせられていた。で桜井はいまだに部長が好きで待っているらしいと。役付けにもならずに開発室に固辞した理由がこれでしたが、桜井が抜けた代わりに工藤が入れたアルバイトの山田は返事もろくにキチンとできない見た目もギャル系の女の子であり、これを見た桜井はまた部長に会いにゆくと今度は電車で半日かかる工場勤務にさせられてしまう・・。そこへ桜井に執心な暗い保険の勧誘員三橋が尋ねてくる、追い返す桜井、入れ替わりに勝手に入ってくる生方、お見合い写真と雨で流れた試合の日の変わりに来週は皆で会うこととお弁当も作ってきてと要求。訝りながらも工藤は承諾する。翌週、工藤はただの弁当係にされて子供と二人っきりになれずに不機嫌=生方はトラブルメーカーと判明=持ってきたお見合い写真も凄くいい加減で3人も怒っている。でも仕事と・・。今日またバイトが入ると言うが、来たのは”ウラカワ”と名乗る桜井さんだった・・。そこへあの保険の勧誘員の顔をどこかで見たはずと生方が野球のコーチの写真持ってくる。でも写真は男性だし勧誘員は女性だし?
皆は桜井さんに固執する勧誘員は実は生き別れの桜井の息子で女装して母=桜井に会いに来ているのではと推測=当たっていた(^^)。
女癖の悪い父を見て男である自分が嫌になりモロッコで性転換手術したと母桜井に告白する保=現ゆかり。そこへ桜井さんが社内にいるらしいと噂になり今度は部長が転勤すると言い残して失踪→息子であるゆかりが、あまりにもな父の行動に捕まえて開発部に袋詰めしてもってきた。警察沙汰になるもたちの悪い悪戯として桜井さん出頭→逮捕拘留となる。本当は殺してしまった?と思わせておいて、実は生きてて冷凍庫に監禁していた。ところがバイトの山田(抜けキャラ風でしたが、的確な味の評価+部長との会話で宗教からさまざまな精神論まで論破してる才媛と判明。)部長は書置きを残して滝にうたれに行き、来週の野球大会の日に家族3人で会うことを希望すると記す。後日、工藤は子供から手紙を貰ってお弁当が美味しくまた持ってきて欲しいと書かれていたが、大人の字であり嘘と泣くが、生方の悪戯で、本当に子供が書いた文章を自分がまねたと本当の手紙を渡しそれなりに収まる。桜井は部長と共に会社を辞めて、息子ゆかりのツテで部長と共にオカマバーに就職(チーママ・・で)工藤はバイトの山田と役職交換され、残りの3人は生方が勝手に縁談進めて結婚式場の予約までしてしまったとドタバタして、この開発室に残る女は皆不幸になるという新たなジンクスができるだろうと終劇です。

保険のほのぼのファミリープラン名がスープにも転用されたり、
新開発のジャングルスープの新バージョンが部長を出汁に使ったかも・・とか想像させたりと笑いどころはユニークでテンポ良く飽きさせなかったです。

お見合い写真が犬だったり、対比に煙草の箱が写っている身長のえらく低い人という言葉ギャグも楽しめた(^^)。

僕から見れば僕が正しい、君から見れば君が正しい

僕から見れば僕が正しい、君から見れば君が正しい

MacGuffins

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2012/11/07 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

満足度★★★

無知でした。
先日の「LINX'S TOKYO」でテノヒラサイズさんが言って初めて知りましたが、「僕から見れば僕が正しい、君から見れば君が正しい」はボブ・ディランの言葉だったのですね。無知でした。

そしてこのお芝居はコント集だったのですね。無知でした。

ネタバレBOX

体を張ったハナモゲラ語などのショートコント集、そしてその初めと終わりに親殺しを巡る重たい話を置いた構成。

超満員のお客さん、身体を張ったところでは笑いが、男女の色恋のところでは黄色い悲鳴が起きたりして、そういうのも有りだとは思いました。
楽園

楽園

モダンスイマーズ

吉祥寺シアター(東京都)

2012/11/07 (水) ~ 2012/11/14 (水)公演終了

満足度★★★★★

斬新
演じ方がとても珍しく、それ故に色々考えてみました。

ネタバレBOX

子供の頃のちょっと特別な事件のあった放課後の数時間を、25年後の37歳の年格好で、それぞれの職業のユニフォームのまま演じるのがとても斬新でした。

コンクリート造りの古い廃館は、ところどころガラスが割れていたりして秘密基地らしい雰囲気が良く出ていました。

子供の頃と大人になってからの体格のギャップには驚かされます。なんでこんな力関係が成立していたのかと不思議な感覚に襲われます。

子供は嘘つきで、転校生も迎えた側も見栄っ張りのえーかっこしーです。そして、触れてほしくないことでも平気で言ったり、アダ名にしたりする残酷な生き物です。その結果、スラっとした女の子に怪我をさせ陸上の夢を断たせることになってしまいました。女の子は男の子たちを告発するようなことはしませんでしたが、どんなにか悔しかったことでしょう。

さてそこでです。このお芝居は誰の目線で描かれたものなのでしょうか。

同窓会でクラスメートの顔を見て、子供の頃にこんな事があったなと悔恨の念を抱いた誰かの回想再現ドラマのような気がします。だとすると、真相を知っているのは5人だけです。恐らく女の子は連絡が付かず同窓会には参加していないと思われます。定職に付いている人は職業を明らかにするでしょうが、定職に付いていない人は曖昧にすると考えられますので、現在コンビニでレジ打ちをしている転校生君の回想のような気がします。

そんな風に考えると、深沢敦さんが女の子役を演じたのもちょっとぼやかす意図があってのことかもしれません。そして、女の子は足を引きずる中年太りのおばちゃんになっていましたが、それはもしかしたら彼の罪悪感から導き出されたイメージで、実際は違っているのかもしれません。

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