わたしはここにいる 公演情報 アンティークス「わたしはここにいる」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    人間賛歌のほのぼのした話かな
    さらっと見て終わりでなく、
    いろいろ考えさせられていく話でありました。
    でもキャラの役柄判別と設定の甘さを感じるトコもありました。
    (1時間50分)

    ネタバレBOX

    作中で””ガイノイド”と呼称される、
    「アイ」という名の個体の時空を超えた自分探しです。

    簡単にいうと、アンドリューNDR114みたいな話ですかな。

    自分を本当の娘のように育ててくれた、
    「ハルカ」母さんの事が好きで、
    最期の言葉が気になって過去のハルカに会いに行きます。
    懐中時計型のタイムマシン?
    でハルカの血縁を軸にした時代に移行してゆきます。
    ただこのマシンの設定が、今ひとつあやふやな感じがしてのめり込めず・・。
    移行した時代で、虫になったりする可能性があるとか?
    存在が不確かって、戻った人がいないのにわかるんかい!
    ここのマシンの設定は熟考するべきではないだろうか?

    足芸の楽しいナカムラ君は結構好みではありました

    しかし自分の母と死んだ娘の継ぎ接ぎガイノイド愛の設定は、
    結構賛否分かれそうですが、どうでしたでしょう?

    また望まれて製造された人造人間が、愛してくれた人たちを見送って(50年単位で母や妹が老いさらばえて死んでゆく・・・自分は容姿まったく変わらないのに・・)残されたガイノイドの心情を共感させる方法が薄かったかな?
    一巡して戻ってくる時の整理のつけ方等、焦点のピントやメリハリがボケていたかなとも感じた。伝えたいのは人間賛歌とは理解できるんだけどね(^^)

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    2012/11/08 06:57

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