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ロックミュージカル『Marionnette〜マリオネット〜』

ロックミュージカル『Marionnette〜マリオネット〜』

ショーGEKI

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2012/11/17 (土) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

大盛り上がり
観たというより、体験してきた!って感じでした。
まさか最後に一緒に踊るとは・・。
ロックミュージカル最高!!!
サインボールはゲット出来ませんでした・・。

F/T12イェリネク三作連続上演 『光のない。』

F/T12イェリネク三作連続上演 『光のない。』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2012/11/16 (金) ~ 2012/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧倒的表現
東日本大震災と福島の原発事故に触発されて書かれた戯曲が、独特の台詞回しと動きによる演技と、斬新な音楽・美術・照明で具現化され、圧倒的なクオリティーの舞台となっていました。

明るいままの客席内を通って登場した5人の役者が執拗に「あなた」、「わたし」、「わたしたち」と繰り返して観客も当事者であることを思わせて始まり、金属製の大きな緞帳が上がり、音楽、原子力、水をモチーフにしたテクストや、3.11以降の不安な日々を思い出させるようなテクストが、会話の形になっていない断片的で詩的な表現で連想ゲームのように続き、最後に緞帳がゆっくりと降りてきて劇場内が暗闇になって終わる、緊張感に満ちた105分間でした。

イェリネクさんの文体と地点のスタイルの相性がとても良く、様々な声の表現が豊かに展開していました。内容はあまり理解出来なかったにも関わらず、様々な場面で心を揺さぶられるという不思議な感覚がありました。
役者4人の体に電流を流すことによってを動きを同期させるシーンは、社会とエネルギーの関係を考えさせられました。

最初から最後まで頭を下にして足の甲から先だけが見えるという、まるで遺体が並ぶ様を思わせる状態で歌った12人の合唱も素晴らしかったです。ヴァイオリンの開放弦の音で構成された曲や、羊(昔は腸がヴァイオリンの弦に使われていました)の鳴き声のように歌う曲によって、登場人物である第一ヴァイオリンと第二ヴァイオリンを暗示させていたのも良かったです。
羊の鳴き声は立ち入り禁止区域に残された動物達のことも連想させ、何とも言えない気持になりました。

奥に向かって絞られた形状のセットが斬新で、急勾配の床の上で役者達が並んだり寝たりする姿がとても美しかったです。床ではなく塞がれた天井面に長く伸びた役者の影が、世界が反転したみたいで強く印象に残りました。
照明器具がどこにも見えないのに多彩な変化を見せる照明や、客席の上空をヘリコプターが飛んでいるように感じさせる立体感のある音響等、スタッフワークも素晴らしかったです。

表現は前衛的ですが、地震と原発事故を体験した人なら何かしら感じる所のあるであろう作品で、これだけの完成度なのにたった3公演しか行われなかったのが勿体なく、是非とも再演や海外公演を行って欲しく思いました。

るつぼ

るつぼ

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2012/10/29 (月) ~ 2012/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

怖いね。
魔女や悪魔または思想なんて、決して目に見えない物について、何らかの証明をするなんて事は土台無理な事で、嫌疑を懸けられた段階でもうアウトだよね。
これは、昔の話だからと済まされないのが、映画にもなってたけど現在だと痴漢の嫌疑を懸けられたら、無実を証明する方法なんて無いから怖い!

ネタバレBOX

原作を知らなかったので、終盤プロクターがどんな決断をするのか考えながら観てた。そんな中で自分が考えてた最善の決断はこんな感じ!
プロクター「私は悪魔を見ました。 いや、たった今、悪魔の存在に確証を獲たのです。悪魔はその狡猾な手段で、本人でさえ気が付かぬ内にその人の心に忍び込み、今もその人を自由に操っているのです。」
「あなた方は、未だ気が付かないのですか。 今、私の目の前にいる貴方! そう、ダンフォース判事! 貴方自身が悪魔の手先であるという事を。」
「貴方方も、薄々は気が付いていたのでは無いですか? 無実の人、十数人を死に追いやり、より多くの人々に神への裏切りの言葉を口にさせ、今また、絶大だ権力による死と助命の甘い言葉によって、私に神への背徳へと導こうとしています。この様な諸行が、悪魔の仕業と言わずして有り得ましょうか。」
「ダンフォース判事、今一度今起きている事、そして、自分自身を良く見て下さい。これこそが、正しくこの街で起こっている真実なのです。」
どうですかね ♪(´ε` )
Reversd-リバスト-

Reversd-リバスト-

梅酒が好きだな

d-倉庫(東京都)

2012/11/16 (金) ~ 2012/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★

女性ガンナーはとあるキャラクター彷彿
前作以上に、終始殺陣シーンをこれでもかというほど観せてくれ、効果音と相まって迫力満点◎ 

女盗賊役の黒沢佳奈さん、身体もしぼれてスタイルも抜群◎ 元気ハツラツな姉御でグループを引っぱりカッコよく、殺陣も見事!!!

LUCID DREAMER(ルシッド・ドリーマー)

LUCID DREAMER(ルシッド・ドリーマー)

劇団Ya-taro

池袋GEKIBA(東京都)

2012/11/15 (木) ~ 2012/11/18 (日)公演終了

満足度★★★

2人の俺
あっちの世界の住人とこっちの世界の住人である2人の巡(このネーミングにも意味がある)を巡って夢の中の巡が本当の自分を見つけるまでの物語。二人の巡にはそれぞれ手助けをするキャラクターが存在し、後半にかけて巡が輪廻のようにさと子と出会う場面は素敵だったと思う。

F/T12イェリネク三作連続上演 『光のない。』

F/T12イェリネク三作連続上演 『光のない。』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2012/11/16 (金) ~ 2012/11/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい
役者、言葉、音楽、照明、舞台セット、全てにおいて高クオリティの総合芸術。どこまで原作の戯曲に忠実なのか解らないが原作が欲しくなった。もっと多くの方に観て欲しい演目。

アンドロイド版『三人姉妹』

アンドロイド版『三人姉妹』

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2012/10/20 (土) ~ 2012/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★

初アンドロイド
アンドロイドの女性やロボミーが出てくるたびに我にかえってしまい物語に入り込めなかった。アンドロイド演劇の段階的作品ということでこれからの進歩に期待を込めて。

煉獄アリス

煉獄アリス

ムシラセ

サンモールスタジオ(東京都)

2012/11/15 (木) ~ 2012/11/19 (月)公演終了

満足度★★★★

胸が痛い
ときどき拝見させていただいています。

場所はおなじみのサンモールスタジオ。
狭いけど、規模はちょうどいいのかな?
150センチのぽっちゃりにはまだいいけど、180センチメタボには座席は狭いですね。通路側席を取れてよかった。

ネタばれ感想以下。あ、でもあんまりストーリーとか書きません。
でも念のため。
私にはちょっとつらい舞台だった。
でもこれからみる人にはお勧めします。
ムシラセさん、みるたびに面白いなって思うようになった。
次の公演も楽しみにしています。

ネタバレBOX

正直言って、こんなに泣くと思わなかった。
嗚咽もらしそうになって、こらえるのが大変だった。
終わった後、知り合いに会うのも嫌だなと思うくらい泣きすぎて目が痛くて、つらかった。
きっと目が真っ赤だったし、恥ずかしかったし、正直、気分はけっこう落ち込んでた(笑)

脚本も演出もよかったと思います。
最近、カムカムミニキーナさんの舞台みたばっかりだけど、松村さんの演出よりムシラセさんのほうが好きだと思った。

内容は・・・最初はこんな主人公で大丈夫かな?
私、共感できるのかな?って思いながら見始めて、ときどきくすっと笑わせてくれて、最後はぐっさぐっさと突き刺さって、痛くて、気がついたら号泣してた・・・

父親不在の子供がもつ母親への感情っていうのは、どこかでこういうことなのかもしれない。
私も父親がいなくて、母と叔母と祖父母で育ってきたけど、とても幸せな家族だったし、母を殴りたいと思ったことはなかった。
でも、なんか自分の中で封じられた記憶というか感情というか、そういうものが入った箱をこじ開けてしまって、見たくなかったものを見てしまったという感じがした。なぜか涙が出てくる。いたい。胸が痛い。
違うんだけど、違うんだけど、わかる。なんかわかる。
待ってるけど、こないんだよ。いや、待ってなんかない。
私は待ってない。だってこないもん。
私は待ってない。別に待ってなんかない・・・

自分がどうして生まれてしまったのか、本当に母親は私をどう思っているのか。祖父祖母は?とか。
「当たり前」でない環境に、やっぱりいつも心のどこかで【不安】を抱えていて、確かめたい思いがある。
これは両親がいて育った人にはわからない感覚なのかもしれない。
どうなんだろう。

でも私だったら、こんな風に現実は見たくないなーーーー
どこかで自分の信じたいことだけを信じていたい的な?

「人間はだれも不幸だから、いつも自分より不幸な人間が見たいんだ」って台詞があったと思うけど、ほんとそうなんだろうね。自分が不幸ではないということを確かめたいんだよね。

要所要所で、心をえぐられる台詞があって、痛かったです。

あと、最後にひとつだけ演技的なところでどうなんだろうなって思ったのは、凛子さんが泣いたあと「うまくやってよね、三田君?」(台詞違うと思いますがごめんなさい)っていうところは、笑顔じゃなくていいと思ったなあ・・・目が笑ってないといえば、目が笑ってないのかもしれないけど、凛子という役上、いつも目が笑ってない笑いになると思うし、舞台という上ではどの笑いもなんとなく一緒に見えてしまうから、差を付けるのは結構難しいと思いました。でも、あの台詞がいつもの凛子としていうのであれば、あの笑顔で正解なのかな。なんとなくあそこの台詞はひとつの転機なのかなと思ったから鬼の形相でもよかった気がしました。最後の最後に細かくてすみません(笑)
笑う門には福来る

笑う門には福来る

LiveUpCapsules

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/11/16 (金) ~ 2012/11/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

大圓朝
落語好きなら圓朝の名前を知らない者はなく、
様々な逸話も、さほど真面目に本を読んでいなくても、
ことあるごとにどこかで耳にしているはず・・。

自分も彼の創作した落語は色んな噺家を通してずっと慣れ親しんでいるし、
圓朝まつりも頻繁に行っている(彦八祭りも行くけど

洗濯機もテレビも何もなくてもいいから、
大圓朝の生きていた時代に生まれ、
彼の生の落語を聞きたいと思うことしきり(苦笑

冷静に考えてみれば、
生み出す作品が全て大傑作のあんな天才(日本の劇作家にはついぞ出現しなかったタイプ
が突如目の前に現れれば、
誰しもが虜になるし、嫉妬するのも当然と言えば当然で・・。

ただ、彼の素晴らしかったところは、
天才ではあるけど、いろんな人の生や死を見つめたからなのか、
噺の中に何とも言えない愛おしいような哀しいような空気が張りつめていることで。

それを、巧い噺家が、素晴らしい神社の一室かどこかで話すなら、
一度に空気が溶け出すみたいに、
いつしか江戸の闇夜の中に放り込まれていたりする。

東京の噺家たちが上方に対して優越感を常に抱いているのは、
大圓朝の功績が非常に大きい。

それだけの人物なので、
圓朝もサンテグジュペリと同じくらいの逸話に富む。

それだけに、それらをまとめるのは大変で、100分でも全然足りないくらい。
でも、この作品は凄く良くまとまっていたと思う。

最後をもう少しうまくまとめられればもっといいかな、
と、少し思ったけど(苦笑
それでも、圓朝の魅力的な逸話を生の演技で
目の前で観られたのはとても嬉しい(笑

落語ファンと言うとちょっと古臭い様にも思えるけれど、
良く考えれば、今の劇作家で100年後に誰かが声に出して読んで、
これだけ胸に染み入る作品を書いている人がいるんだろうか・・?

ペルシャの昔の詩人たちが作った作品が600年たってからも
現代の人びとに愛され暗記され読まれているが(人生を指し示してくれもする
日本の作品で500年後に残るのは
ひょっとしたら圓朝位かもしれない。

きょうはビッグサイトでスクイテンの講演を聴いたら、
帰りに台場の夕景がみたくなってゆりかもめに乗ったけど(笑
同じようにこの芝居を見たあとは、
圓朝の落語がすぐにでも聴きたくなったなぁ・・。

現代の東京は、
大したことのない詰まらない街なのかもしれないけれど(苦笑
過去の偉人の痕跡や、
他の国の人の夢の話が時たま聴けるから、
ちょっと輝いて見えたりするときもある。

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

劇団四季

四季劇場 [春](東京都)

2000/01/01 (土) ~ 2016/05/28 (土)公演終了

満足度★★★

初の劇団四季
初の劇団四季。ライオンキングだ。

うん。噂通り面白かった。まあ良く知られているストーリーだからあまり語る事は無いのだけれど、客席側からワラワラと動物が登場するオープニングとか、動物アンサンブルの小道具とか、螺旋階段調のセットとか、やはり圧倒されてしまう。日本の商業演劇も捨てたものではない。「商業演劇」って嫌な響きか。大劇場演劇も捨てたものではない。

ただ、あの母音を強調する発生方法、気持ち悪いなあ。好き嫌い分かれるんだろうな、あれは。

貧乏が顔に出る。

貧乏が顔に出る。

MCR

サンモールスタジオ(東京都)

2012/09/20 (木) ~ 2012/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★

MCR
「女がつらいよ」以来のMCR。過去作品の再演との事。「俺以上の無駄はない」を観逃したショックをまだ引きずっている・・・

素晴らしかった。櫻井智也さんが創る作品・出演する作品は、ハズレが無さ過ぎて恐ろしい。まだMCRという劇団の存在を知らなかった頃の作品なので、観る事ができて本当に嬉しい。櫻井さんの想像力・創作力を尊敬してまう作品。

正直、第一幕は???と感じた。なんだか強引な作品になりそうな気がする・・・と。だけどそれは大間違い。地蔵であれだけ広がるのか。ある意味ファンタジーなのだが、伏線の張り方が強引ではなく、「こいつらならあり得そう」と思わせるところに櫻井さんのペンの力あるのだと思う。本当に傷つく人をあまり生み出さないところが櫻井さんの優しさであり、観る側が劇作家としての櫻井智也さんを他と差別化できる要因になっているのだろうな。深くて、不条理で、笑いがあって、潔い。MCRバンザイ。

東谷英人さんは、ホント観る度にレベルが上がっていっている気がするなあ。堀靖明はあひるなんちゃら系の役者さんだけど、MCR系でもある事を今日知った。って、あひるなんちゃらも結構観逃しているじゃないか。

ただ、白ジャージがいないと「あれ?」と思ってしまう。

行方不明

行方不明

ブラジル

赤坂RED/THEATER(東京都)

2012/11/17 (土) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

ロールプレイングぽかった。
相変わらず、テンポとかセリフとか上手い。かなりツボって笑い放し(笑)

笑う門には福来る

笑う門には福来る

LiveUpCapsules

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/11/16 (金) ~ 2012/11/19 (月)公演終了

満足度★★★★

良かった!
劇中の落語も、結構様になっていて、最後の盛り上がりも良かったし、楽しめた。圓生師匠役がピカイチで良かっただけに、役的にあまりにも救いが無かったので、ちっとした救いがあって欲しかったかな。

ポツドール『夢の城 -Castle of Dreams』

ポツドール『夢の城 -Castle of Dreams』

ポツドール

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2012/11/15 (木) ~ 2012/11/25 (日)公演終了

満足度★★★

観ました
チェルフィッチュの「三月の5日間」をみたときのような印象。
つまり好みではございません。

クドい!

クドい!

カンコンキンシアター

東京グローブ座(東京都)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

何とも言えない
毎年毎回思うことですがこれを演劇として評価して良いのか悩みどころです。少なくとも舞台"芸術"では無い気が・・・・
感想は、くだらない、面白い、けしからん、面白い、バカバカしい、面白いでやっぱり大笑いしたので満足です。

無差別

無差別

柿喰う客

東京芸術劇場 シアターイースト《公開GP》(東京都)

2012/09/14 (金) ~ 2012/09/14 (金)公演終了

満足度★★★

すごく時間が経ってしまいましたが
「絶頂マクベス」以来の柿喰う客。久々の新作本公演。

相当な試行錯誤があったのではないだろうかと思わされる作品だった。脚本+演出+役者力のトータルでいうと、やはり柿喰う客は俺の中での関東ベスト5に入るなあ。

中屋敷法仁さんは無駄が無い。そつがない。妥協が無い。で、中屋敷さんの希望・要望・要求に応える事ができる役者さんが集まっている。期待していた作品と全く違ったものが提供されても納得してしまうし、そもそも、柿喰う客に関してはそろそろ先入観無しで観に行かねばと思っている。それだけの演劇力を持った劇団になりつつあるのではないか。浅く広くではなく、深く広いジャンルのオリジナルを手がけるきっかけとなる作品となるのではないか、これは。新しい血がが入って、ますます楽しみだ。

神、樹、犬、モグラに対する畏怖、劣等感を中央の木に集中させ、観客の視線を一切ブラすことがない淡白な舞台美術。あのシンプルさと落ち着きが、これからの柿喰う客"B-Side"として定着し始めるのではないかな。

役者・中屋敷法仁、久々に拝見しました。

ミラかな姉妹夏のツアー

ミラかな姉妹夏のツアー

Limited_Spice

APOCシアター(東京都)

2012/08/04 (土) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★

前半は普通に楽しめました
後半の「芝居小屋かと思って入ったらイベント会場でしたよ」と言う何とも言われない異邦人感覚は本当に新鮮でした。あくまで自分的にはダラダラ感とドンズベリ感はあったもののそれなりに楽しめました

舞台「タンブリング」vol.3

舞台「タンブリング」vol.3

TBS

東京国際フォーラム ホールC(東京都)

2012/08/08 (水) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

タンブリングの名を裏切りません
vol.2も見ましたが、今回もとても面白かったです。
水島と過去の出演者とのやりとりもとてもよかったです。

Nobody is Perfect

Nobody is Perfect

劇団ガバメンツ

APOCシアター(東京都)

2012/08/03 (金) ~ 2012/08/05 (日)公演終了

満足度★★★★

上質なコメディ
無邪気で良心的な古きアメリカ映画のノリからスラップコメディに入っていく展開は、そこに生じるであろう摩擦抵抗を感じずスムーズに乗れて良かったです。

ネタバレBOX

前半との対比で後半はいちいち説明的になり、途中からうんうんそうだと思った展開が続いてしまって哀しかったです。
後半部分で出て来る人のウルトラC的エピソードも正直どうなんだろうと思いました。
いっそ、それなら後半は事件自体も発生せず、発生しないことで逆に起こる事態に対して、主人公が前半に対応して右往左往するなんて展開も有りなのかな後思いました
東京裁判

東京裁判

パラドックス定数

pit北/区域(東京都)

2012/07/31 (火) ~ 2012/08/12 (日)公演終了

満足度★★★★

ここが静かな最前線
名作再演と言うことですが、相変わらず野木さんの作劇能力は素晴らしいなと思いました。
重いテーマのストーリーに閉塞感を出す演出と熱量高い演技でグイグイ引き込ませながらも、随所に擽りを混ぜ合わせるそのセンス素敵過ぎます。
男っぽい作家性の野木さんですがダンディズムよりも粋さを感じますね。登場人物にも粋さは投影されていて、この裁判がどう落ちが着くのか本人達も理解していながら、それでも戦うんだと気概が史実とは言え粋じゃないですか。

ネタバレBOX

予習で、映画「東京裁判」を観てから行きましたが、エンターテイメント性は遜色ないですね。

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