
世界を終えるための、アイ
タカハ劇団
エビス駅前バー(東京都)
2012/11/16 (金) ~ 2012/11/19 (月)公演終了

地響き立てて嘘をつく
ガレキの太鼓
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/11/14 (水) ~ 2012/11/21 (水)公演終了
満足度★★★★
よ~く考えると
2000年も生きた人間の物語ということになるのだろうが、原始から現代の移り変わりのスピーディな展開が相当、楽しかった。またその時代の衣装を変えながら演出する時代背景もお見事で、絶妙。たぶん、コメディ。

行方不明
ブラジル
赤坂RED/THEATER(東京都)
2012/11/17 (土) ~ 2012/11/25 (日)公演終了
満足度★★★★
B級ホラーとナンセンスな笑いの融合
序盤こそコメディタッチだが、いつの間にやら得体の知れない不安感漂う世界へ。
が、B級ホラー感とすっトボけたナンセンス系の可笑しさが絶妙にブレンドされてこれが独特の風合いを醸し出す感覚。
また、ホラー部分には梶尾真治作品に通ずるモノを感ずる。

美しい星
ピーチャム・カンパニー
The 8th Gallery (CLASKA 8F)(東京都)
2012/11/12 (月) ~ 2012/11/20 (火)公演終了
満足度★★★★
これまた「F/T仕様」?(笑)
半世紀前に書かれたメッセージ性の強い原作を「現在」に繋ぐための実験的な試みが多々あり、演劇的に面白い。
また、終盤、照明でほぼモノクロームにしたのは役者の演技よりも内容を強調するためか、などとも思ったり。
さらにあのエピローグったら…(謎)
が、「ゴドー…」を知っていたらもっと愉しめそうだったのは癪の種。(自業自得だが)

Picnic(ピクニック)
のむらんぷ
BAR COREDO(東京都)
2012/11/17 (土) ~ 2012/11/20 (火)公演終了
満足度★★★★★
無題523(12-266)
20:00の回(晴)。徒歩圏内と思って油断してしまい早足で…19:38会場着(はは、余裕だ)、受付し中へ。いつもとは反対側、右へ行きます。中央、4つテーブルが寄せられ花が置いてあり左右(ということは入口からみて手前と奥)に椅子。右側(奥)の椅子の足元にはヴァイオリンケース。Vol.5とありますが初めてです。19:59前説、20:05開演の辞、20:07暗転〜21:19終演。
加藤さん、フルタ丸、土谷さんはタラッサーコで。3つの短いお話。ヴァイオリンケース(父)/セーラー服(娘)で時間は遡り、つながっていたのですね(違ってるかな?)。幕間にS&G、The Beatles。もともと「父娘物」には弱いのと女優さんたちがとても上手いので…みにきてよかったです…今夜、楽日だったんですね。

地響き立てて嘘をつく
ガレキの太鼓
こまばアゴラ劇場(東京都)
2012/11/14 (水) ~ 2012/11/21 (水)公演終了

ロックミュージカル『Marionnette〜マリオネット〜』
ショーGEKI
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2012/11/17 (土) ~ 2012/11/25 (日)公演終了
満足度★★★★
凄いです!
キャストの人数も凄いけど,2時間40分の舞台。緩急つけて動き回る。疲れんだろうなぁなどと感心してしまう。前作『マスカラッド』を観ていないため,最初はBBBが何なのかわからなかった(今でもわからん)が,ストーリーを振り返ってみると,BBBがピッタリとはまってくる。奥が深い物語です。ミュージカルですので,歌はもちろんよかったのですが,開演前から練習させられたテーマソングと振付け,いまだに目と耳に残っています。

『不要想像力パーティー』
悪い芝居
Club METRO(京都府)
2012/11/19 (月) ~ 2012/11/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
不要想像力パーティー
すべては芝居。ライヴへのそれぞれの反応を抱くフロア越しに観る舞台は美しかった。外側から眺めていると、非常に劇的で面白かった。ただ、いらないことを想像しすぎて腰を痛めてしまいました。とにかく、劇団ていいな。

僕から見れば僕が正しい、君から見れば君が正しい
MacGuffins
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2012/11/07 (水) ~ 2012/11/11 (日)公演終了

少女教育
シンクロ少女
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/07/19 (木) ~ 2012/07/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
誰もが身に覚えのある。そしてそのことに気づかされる舞台。
脚本・役者共にレベルが高いと感じさせられる。というかそんな事にも気付かず集中することができた作品。名嘉友美氏、松本みゆき氏がとにかく素晴らしい。毎度チラシビジュアルがややキツめだが、誰にでも見て欲しい

SUMMERTIME
TOKYO PLAYERS COLLECTION
LIFT(東京都)
2012/08/30 (木) ~ 2012/09/02 (日)公演終了
満足度★★★★
すべての条件がそろっている
何故こんな辺鄙なところで?と思ったがすぐに合点。全てが必然に感じられた素晴らしい舞台だった。
上野友之氏は男性なのに、どうしてこんなにも女性のことを良く知っているのだろうか。そして客席も男性が目立つのが気になった。このクオリティをそのまま拡大した舞台が見たいと強く願う。

【初ツアー公演終幕致しました!】都道府県パズル
北京蝶々
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/08/30 (木) ~ 2012/09/05 (水)公演終了
満足度★
本当にそうなのか
地域代表が道州制について向き合うお話。なあなあで進みそうな会議をひとつの意見が変えていく?という某法廷ものをベースにした舞台。
設定がリアリティを帯びている分、脚本と役者の力量が測られるが…どうもマッチしていなかったように感じる。手広く沢山の問題と向き合おうとした大塩哲史氏の視界の広さが仇になって、まさに”広く浅く”の問題提議になってしまったのでは無いだろうか。

テノヒラサイズの飴と鞭と罪と罰
テノヒラサイズ
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2012/11/06 (火) ~ 2012/11/12 (月)公演終了
満足度★
東京進出とは
大阪からコメディがやってくると聞いて行ったがこれは…
役者の質も高く、矛盾は感じなかったが、なんとも言い難い感想。
序盤の楽しそうな予感に応える笑いは少ししか無く。終盤の勢いはあったが、それに対する中身の材料がそろっていなかったように思う。
オカモト國ヒコ氏がパンフレットごあいさつに書かれているように、再演に対するほんの少しの疑問と不安が露見したのでは。

スーパー・ファイナルファンタジー・デラックス
KOP
G/Pit(愛知県)
2012/11/17 (土) ~ 2012/11/18 (日)公演終了

【ご来場ありがとうございました。】みきかせプロジェクトvol.4「大吟醸マテリアル」
みきかせworks
ワーサルシアター(東京都)
2012/11/14 (水) ~ 2012/11/18 (日)公演終了

耳なし芳一
人形劇団ポポロ
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2012/11/18 (日) ~ 2012/11/20 (火)公演終了
満足度★★★★
人間と人形と
子供も楽しめる、大人向けの作品のように感じました。
生演奏の琵琶、笛、鳴り物はとてもすばらしく、照明や人形操演をひきたてていました。
ずっと人形だった芳一のとりつかれた姿を、人間が面をかぶって、本物の琵琶をかき鳴らすシーン。
まわりの人形は小さいので、芳一だけが妙におおきい。
それが、芳一の異常さを表現していて、これは人形劇ならではだなあと感動いたしました。
人間ならでは、人形ならではの両方の表現と迫力が見られて面白かったです。
セットが大掛かりなので大変そうでしたね。
もうすこし裏周りの音が抑えられたらよかったと思いました。

行方不明
ブラジル
赤坂RED/THEATER(東京都)
2012/11/17 (土) ~ 2012/11/25 (日)公演終了
満足度★★★
前半と後半
最初は軽い調子で主人公の人と為りや、周辺の登場人物を絡めてコメディータッチで描かれているが、途中から失踪事件にまつわる、推理ドラマかと思いきや、そうではない。
オカルトっぽいシーンなども登場し、主人公の自我を追い求めているのか、
話の先がまったく読めなかった。
だからといってつまらないわけではなく2時間近い長さだったが、ずっとひきつけられた。
不思議な作品であった。

One
[DISH]プロデュース
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2012/11/14 (水) ~ 2012/11/18 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しい
チラシのデザインが気になっていた舞台。秘密基地っていうのは子供の頃、ほとんどの男子はあこがれたもんだ。それが舞台の上に再現されていた。が、実は宇宙人が出てきたり、途中でかなりのアドリブ(無茶な場面)もありで、コメディだったのだ。それはそれで最高に楽しめたので、面白かった。とくに宇宙人役の女優さん(当日パンフによれば、たぶん大友恵理さん)がとても印象的で、記憶に残っている。

【ご来場ありがとうございました】13、ならず【次回公演は夏頃を予定】
ソテツトンネル
新宿眼科画廊(東京都)
2012/11/16 (金) ~ 2012/11/21 (水)公演終了

希‐のぞみ‐
劇団fool
シアター風姿花伝(東京都)
2012/11/15 (木) ~ 2012/11/18 (日)公演終了
満足度★★★★
若い!
舞台は旅館。ということで旅館のパンフレットがそのまま当日パンフ、というデザインだった。チケットにはお茶(テヒーバッグ)も付いてきた。なかなか洒落た配慮だ。友情、愛情の再確認的な、しかし、コメディ要素(アドリブ?の部分)が盛り込まれており、ここで笑わされた。が、かなりの無茶ぶりに見えたが、いい意味で若さが出ていたと思う。