最新の観てきた!クチコミ一覧

122121-122140件 / 190025件中
さぶ

さぶ

劇団俳小

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/12/05 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

あっという間の2時間半でした
満席の上に階段席まで使用してました。
客層は高齢な方々多かったのですが、
自分含めて眠気に誘われてる方はいないようでした。
それだけすごい舞台でありました!
(次はどうなると気になって気になって)

基本の人情に加えて、ミステリーにアクションなどの見せ場も盛り込み。
エンターティメント性が高かったー!

また舞台も板場を主体に、戸板を立てて引き戸や部屋にしたり、
揺らしたり、斜めに立てたりと工夫の見事な舞台美術でありました。

冒頭での役者さんの台詞カミが、
やや目立ったので星は一つ減らそうかとも思ったのですが。
舞台の〆かたなどがツボにはまって決まっていたので減点は無し!

ひげ太夫第34回公演「トラジャ百香拳(ひゃっかけん)

ひげ太夫第34回公演「トラジャ百香拳(ひゃっかけん)

ひげ太夫

Geki地下Liberty(東京都)

2012/12/05 (水) ~ 2012/12/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

はー…疲れた
チケプレありがとうございます。

お芝居を観る、というだけのはずがワタシの心、振り回されすぎて疲れてしまいました。こんなこともあるんですねえw

笑いと興奮と感動の連続。ふう…w

前半は前のめりで(最前列のくせに)キャッキャとしておりましたが後半、疲労感プラス隣の方より体が突き出ているのに気づき少しおとなしく拝見しました。

あれよあれよの展開と皆さんの汗と笑顔、見上げる組み体操…
素敵…

NG集もキュンとしたし、アフター組み体操もしっかりカメラにおさめました。
幸せ^^

楽しい時間をありがとうございました。
やよひサンかっこいいな♪


あれ?何処かで?と思ったら伊藤さん、9月の靖国の公演で拝見しております。そういえば受付のところでひげ太夫さんからのお酒、みた。
まったく違うお芝居で楽しいですね。
ふふ

追加 
おお…成田さんも。まったく気づきませんでした。お芝居が違いすぎるもんなあ…記憶をたどると…
あ!のぼってた!のぼってた!だーっそうかああああ



Knight of the Peach

Knight of the Peach

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

サンモールスタジオ(東京都)

2012/12/05 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

「邪道」観劇
豪腕演出家になぎ倒されました。

Knight of the Peach

Knight of the Peach

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

サンモールスタジオ(東京都)

2012/12/05 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

傑作叙情詩の「正道」バージョン観劇
芝居のみでも十分に内容はわかるのですが、
先に説明での〜常軌を逸した用語解説〜を読んでおいた方が、
より物語にのめり込める事でしょう。

人を喰う鬼のいる”鬼が島”での闇社会抗争!
みたいな話になっていました。

<正道>Ver.と聞きましたが、
結構ダークなファンタジーに仕上がっていました。
(邪道はもっと凄いんでしょうね)

14:05~16:20=2時間15分=本編に
16:25~16:50のアフターイベント(久仁男イベント)付きの回でした
=楽しめました(^^)
客席は比較的若い年代の方々で、だいたい男女等比でしたかな。
<満席でした>

ネタバレBOX

世界観のこだわりに、
劇場入り口までの階段の展示(?)スペースにオブジェ有り=
鬼に供される桃姫のバラバラ死体のオブジェでしたが。
足元に広がる円形の血まで表現するとは見事な演出でありました。
みせられて

みせられて

はぶ談戯

劇場HOPE(東京都)

2012/12/06 (木) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

みせられて
ちょっと不気味系?ですかね?
どの役者さんも素敵です。

ネタバレBOX


西岡知美さん(トニールさん)に爆笑。
穂科さんと仲良く、今後も役者として
沢山出て欲しいです。
ゆめとあくま

ゆめとあくま

劇団 四葉のクローバー

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/12/06 (木) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

ラブサスペンス、
コメディ、ホラー、刑事もの、ファンタジー、宗教的場面・・・。 いろんな要素があって楽しい反面、場面ごとに気持ちを切り替えながら観ていたからか、話にのめり込むというより、客観的に役者さんの演技を見てストーリーを追っている感じでした。 役者の皆さんチャーミングでしたよ。

「ストレンジャー イン ザ 騎士」

「ストレンジャー イン ザ 騎士」

無頼組合

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2012/12/07 (金) ~ 2012/12/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

ますます面白くなってきたこのシリーズ
主人公の探偵、北島三郎とジミー・ペイジを足して2で割ったようなルックスですね。何だかんだ言って、この探偵の行動原理がヒューマニズムなのには、毎回癒されます。徐々に登場人物の過去が明らかになってきており、次作も超楽しみ。

ゆめとあくま

ゆめとあくま

劇団 四葉のクローバー

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/12/06 (木) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

志や良し
 現代の若者たちの寄る辺なさを表現している。(以下ネタバレにて)

ネタバレBOX

 少し驚かされたのが、本を読まなくなったと言われている若者が、ダンテの「神曲」を読んでいたことである。この作品は、神曲を孕みつつ、その観念を展開しているのである。尤も、未だ未消化を感じさせる点はあり、観念に振り回される点が無かったわけではないが、「高い」概念と格闘しようとする姿勢は評価できる。
 殊に神自身の罪を問うたことには、現在、この国に生きる若者たちの寄る辺なさが如何に深刻であり、悩み抜いているかを如実に示していよう。
 更に、論理の意味する処を深め、論理の切れを磨いて、出演する役者のキャラが、それぞれに立ちあがるような舞台を目指して欲しい。
トリビュート企画『feat.白井』 【終演しました。ご来場有難うございました!】

トリビュート企画『feat.白井』 【終演しました。ご来場有難うございました!】

サイバー∴サイコロジック

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/12/04 (火) ~ 2012/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★

まずは『閻魔堂モラトリアム』
サイバー∴サイコロジックのナンセンスなほどひん曲がった時空と、+1のキュートな感じが合体。どういう環境でも芸風が変わらない肉丸には、さすがアネゴという感想と、こういう企画なんだから、もっと冒険させちゃおうよという感想を抱きました。

もう一度、もう二度と。(終了致しました)

もう一度、もう二度と。(終了致しました)

トランジスタone

APOCシアター(東京都)

2012/12/05 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★

男は甘えん坊で、わがままで、
周りの人間は何て心優しいのでしょう。

ネタバレBOX

男はクズ野郎。

娘を死なせた男の面倒を見る父親でオカマ、なんでそんなに優しいの。

貫一お宮の像辺りで、場所は推測ですが、リンゴを落として道路に転げて拾いに行って交通事故に遭って死んだって…、男がリンゴを払い除けたって感じでしょ。食べ物に関して好き嫌いの激しい男でしたが、そこまでしなくったって、ホントにクズ野郎です。

鼻筋通った美形のマネージャーが枕営業で仕事取ってきたって何で知ったか知らないけれど、それなら事務所に言って断れよって。ドタキャンは最低でしょ、ホントにクズ野郎。
皆のためのピザ

皆のためのピザ

十六夜吉田町スタジオ

十六夜吉田町スタジオ(神奈川県)

2012/12/06 (木) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★

社会的アートプロジェクト
映像上映が主体ながらもライブならではの趣向も盛り込み、社会的な内容をユーモアを交えて表現した作品で、アートを介して政治的な問題に関わろうとする意志が強く感じられました。

北朝鮮製の映画に偽装して海外の文化を紹介する映画のDVD500枚を北朝鮮に密輸して流通させるプロジェクトの、(1)DVDに納められた4本の短編映画の上映、(2)映画製作のドキュメント映像の上映、(3)映画を観た北朝鮮の人からの手紙や、脱北した家族へ宛てた手紙の朗読(映画の出演者による)の三部構成で、北朝鮮の人々の生活や文化的環境について色々と考えさせられる内容でした。

第3部の最後にアコーディオンを演奏する姿を収めたビデオレターが流され、そのまま舞台上手に座っていたアコーディオン奏者が引き継いで演奏するシーンが印象的でした。
本編終了後に、映画内で紹介されたレシピで作ったピザが振る舞われ、それを食べながらのアフタートークがあり、北朝鮮で作れるように考案されたレシピなので、チーズの代わりに豆腐、スパイスはコチュジャン、オリーブオイルは使わずで、正直美味しくなかったのですが、その美味しくなさも作品の要素として機能していて、興味深かったです。

グッバイ、マザー(たくさんのご来場&コメントありがとうございました!)

グッバイ、マザー(たくさんのご来場&コメントありがとうございました!)

劇団ズッキュン娘

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2012/12/07 (金) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

ギャップ
なんか、「若い女の子」の日記を観てしまった、という感じ。
私のようなおっさんだと、背中がムズムズして、舞台を直視するのが少し恥ずかしくなってしまう。

でも、”大昔”はあんな感情を自分ももっていたのかなあ、なんて思うことも。
(多分、勘違いだけど)

コメディチックでもありながら、ちょっとメッセージ性もあったり。
軽快に観れる90分。

ネタバレBOX


ジェネレーションギャップといえばそうだが、「そうなんだあ」と思って見てました。

最後だ、といってやった面白いこと、セリフは忘れてしまったが(マダガスカル、とかなんかだったかな)、思わず吹き出した。
ママチャリ☆ロック

ママチャリ☆ロック

しむじゃっく

劇場MOMO(東京都)

2012/12/05 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

無題544(12-287)
19:30の回 (晴)。19:02会場着、チケットは郵送されるとのことでしたが届いていないのでその旨申告。舞台は「研修所」の一室、ママチャリが左右に一台ずつ。中央にはソファー、クッション、奥に棚、カップ、ずっと回り続けるオブジェ、雑誌(?)。上手は、バスルームと玄関へ通じ、奥は各人の部屋へ。手前はどうやら屋外の路上。裁判員制度に倣って抽選で選ばれた日本女子代表の合宿、監督…こちらも抽選、怪しい外国人コーチ、この施設のオーナー。一度入ったら期日にならないと出ることができないので、日々、厳しいトレーニングに明け暮れ…ない物語。「説明」では選考会が行われるように書かれていますが、選考されて集まったところから始まります。

ネタバレBOX

題材は面白いと思いますが、女性陣に比べ男性陣の設定が弱く感じました。またあまり意味がないシーンの繰り返し(風呂に入る…)をやめてお話に肉付けするとか。セリフにもあるように自転車をこいでいる理由はなんだろう?

面白いところ、笑ってしまう場面があるので悪くはないのですが…それが続かない。バラバラなようでどこか共通のものがあるとか、ママチャリが五輪の種目に選ばれた真相とか、物語の中心になる筋だてが欲しい。

場転でかかった曲…Zeppelinの3曲しかわからなかった。
窮乏弁護士 小浪公平

窮乏弁護士 小浪公平

神保町花月

神保町花月(東京都)

2012/11/28 (水) ~ 2012/12/03 (月)公演終了

満足度★★★★

観てきました
高校を卒業後して数年後、刑務所の面会室で再会する2人。

自白の場面あたりでは泣いてしまいそうでした。

悪癖

悪癖

製作委員会

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2012/11/30 (金) ~ 2012/12/02 (日)公演終了

満足度★★★

意外な場所
結構前もって出発したのだが、確認不足もあって劇場の場所が
すぐには分からなくて電話して尋ねてしまいました。

その結果開演後の到着&観えづらい席OR立ち見を選んで欲しいと。
確かに壁際ではありましたが、そこまで問題は無い席を作って頂いた。

内容は正直解り難いところが少々ありましたが、
タイトルとは裏腹に結構笑わせて頂いて、なんとなく良かったです。

出演・演出 七味まゆ味 「メルヘン」

出演・演出 七味まゆ味 「メルヘン」

オーバルシアター&ギャラリー

OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)

2012/12/04 (火) ~ 2012/12/07 (金)公演終了

満足度★★★★★

脚立!
脚立の使い方がすごい!
それを軽々音もあまり立てず動かして
その時のシチュエーションの背景にしていく七味さんは
あんなにスレンダーなのに力持ち?
相変わらず身軽な動きでカッコ良かった。

シリーズ化してほしい!

act for friends vol.4

act for friends vol.4

神戸クリエイターズ・サロン

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2012/12/02 (日) ~ 2012/12/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

「今日、あなたは好きな人ができましたか?」 できましたよ!!
 今回初めて、知って 行きました。 これは、面白いです。 もう4回目なのに知らなかった 東日本大震災チャリティイベント。  今回は「今日、あなたは好きな人ができましたか?」が合言葉、“好きな人出来ましたわ!!” 内容は、□ 詩の朗読 □ 7分映画 □ 手品 □ コント □ 音楽ライブ 2時間 てんこ盛り クリスマス前にぴったりなイベントでした、次回も必ず行きます 
*内容は 神戸クリエイターズ・サロン(KCS)のブログ記事を参照

① 詩の朗読 オープニングact「019」
 これはもうしっかり作られたお芝居ですよ!! 運送を仕事にしている男が、 1月に出会った男から謎の火を 「019」へ届けてくれと頼まれ、届け先を探しながら旅をする、
上手い 演技 「019」は何処 最後につながる、 面白かった。
 
② 7分映画 「アルタイルはベガに恋してる」
 48時間で脚本・撮影・編集まで行う映画祭の7分のショートフィルム あらかじめ、大まかな脚本が出来ないように、多くの条件(使う言葉、設定がされる様です)監督:衣笠竜屯 出演:アカツキサトシ 高木沙織 かのうとおっさん 作:金森翔 かのうとおっさん
 星間レベルの遠距離恋愛 この季節にラブコメ ハッピーエンドは、良いですね!!

③ 手品 手品師のアカツキサトシ氏
 黒猫カスパー君と不思議な出来事 上手いです、全くわかりません、カードを当てる あらかじめ封筒に入っている 宙に浮くスティックも2mも離れていないのに、全く解らない。マジックと進む不吉な話と行動 マジックだけでない、魅せます 面白い!!

④ コント 「かのうとおっさん」 セクシー先生「龍馬偏」
文化祭でお芝居「龍馬伝」をする事になり、用意を進める中、大道具を何者かに壊され 有北君が疑われる 嘉納みなこさん演じる保健室のセクシー先生に相談 ずばっと解決? ポーズをとって「ああ、なんて見事な いわし雲や」 このキャラ最高です。
 
⑤ 音楽ライブ mihoさん シンガーソングライター 
良いですよ、ジャズっぽい、曲、詞 どちらも、好きな感じです。

「今日、あなたは好きな人ができましたか?」 できましたよ!!

トラベラー

トラベラー

天才劇団バカバッカ

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2012/12/05 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

宇宙規模の無国籍でした
なんてポジティブでおバカでさわやかな舞台なんでしょうか……
圧倒的な登場人物たちの汗と涙とヨダレの青春喜劇! でした!
ネタバレは大したこと書いてないです!

ネタバレBOX

あんなに笑えて格好いいスローモーションバトルは久々に見ました。叙々さん最高です。
あとあたる君が宇宙に昇るとき、客席上空をフラフラ飛ぶUFO的物体にも感動しました。ああいうところでくすぐりを忘れない。大事なことですね。
すみません、これだけです。
さぶ

さぶ

劇団俳小

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2012/12/05 (水) ~ 2012/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★

手堅さ
 終盤、畳み込むような追い込みで緊張感を増した上、思い掛けない真犯人にシナリオと演出の良さを感じたが、無論これだけでは終わらない。真犯人の告白を聞いて許し、却って寄せ場へ送られたことを感謝する辺りの収め方、何事にも間に合わない‘さぶ’の帰宅タイミングを間の悪さで笑わせて観客を送りだす所等も、流石に王道を弁えているのだが、このような職人芸が安定感を齎してしまった。芝居は、スリリングであって欲しい。

アリス・イン・ワンダーランド

アリス・イン・ワンダーランド

ホリプロ

青山劇場(東京都)

2012/11/17 (土) ~ 2012/12/07 (金)公演終了

満足度★★★★★

さすが鈴木裕美さん
公演情報が隠れていて、検索するのに苦労し、書き込みが遅くなりました。

ちょっと苦手な出演者がいたので、躊躇ったものの、裕美さん演出なので、期待して観に行ったのですが、期待を悠に越えて素晴らしい舞台でした。

何が驚いたって、ジョイさんと、渡辺美里さんという、異色のキャストの煌き!

「宝塚boys」の時にも感じたのですが、裕美さんは、出自の異なる様々な出演者を一つに束ねる才が尋常ではないと感心するばかりです。

目線の異なる、新「不思議の国のアリス」といった感じの、最高に楽しいミュージカルでした。

アンサンブルの面々のレベルの高さもあり、キャスト全員が、それぞれの魅力を最大限に放ち、チームワークも良さそうで、素敵なカンパニー感いっぱい。
幸せな気分で、家路につくことができました。

もっと早くに観ていたら、たくさんの人に勧められたのにと悔やまれます。

ネタバレBOX

ちょっと苦手な役者さんは、今回はウサギの役で、無駄なイケメンオーラを出せる役でなかったため、今回の舞台の彼は、本当に可愛く好演されていて、観て正解だったと心から思えました。

バラエテイ番組でのイメージしかなく、変なタレントだとばかり思っていたジョイさんがこんなにエンタテイナー資質があった方だったと驚いたり、柿澤さんの歌唱力に久々打ちのめされたり、まさかの渡辺美里さんが、色もの出演にならず、しっかり、ハートの女王様の風格があったりと見どころ満載舞台でしたが、中でも圧巻だったのは、濱田めぐみさんの凄味!

まるで、女性版「ジキルとハイド」のハイド的な役柄でしたが、彼女の演技や歌の力に圧倒されました。

不思議の国に迷い込むのが、少女ではなく、大人のアリスという設定も面白く、このアリスの娘役の高畑さんも、20歳過ぎには思えない、バリバリ少女っぷりが板に付き、観ていて爽快でした。

ありとあらゆるジャンルの出身メンバーだらけで、普通なら、寄せ集め感が拭えないその場しのぎの舞台になりがちなのに、こういうキャストをひとつのカンパニーにまとめ上げる才は、たぶん、私の知る限り、裕美さんの右に出る人はいないと思えました。

最後のトークで、柿澤さんが今までの公演中、一番胃薬のお世話にならずに済んだという話をされていましたが、彼のこれまでの舞台経歴を思い起こすと、さもありなんという感じ。(笑)
AさんやKさんの演出じゃ、胃も痛くなろうというもの。

カンパニーが、和気あいあいと、舞台を楽しんでいる様子が、観客を幸せな気分にする、本当に素敵な舞台でした。

欲を言えば、相変わらず、指揮者の強要が多いことと、禅さんのメークが、やや若作り過ぎて、不自然だったのが残念。

このページのQRコードです。

拡大