
月とスイートスポット
ヨーロッパ企画
本多劇場(東京都)
2012/12/05 (水) ~ 2012/12/16 (日)公演終了

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く
天幕旅団
劇場MOMO(東京都)
2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了
アーメン
清々しい作品へのコメントと一緒に書きたくなかったので別にここへ書く。
どうしてスマホをいじりながら舞台を観るのか。
小バッグを胸に時々手を突っ込んで返信している。
当然顔を照らすほど明るくなる。
それも一度だけではない。
作品にも演者にも非常に失礼なこういう観客は
きっと誰からも注意されたことが無いから
「えー、けっこう大丈夫だったよ~」とか言いつつ
あちこちでひんしゅく買って歩くのだろう。
もう一度返信したら後頭部を張り倒してやったわ。
そんなに大事な返信なら表へ出ろ、芝居を観るなと言いたい。
舞台人が成長するのに観客が成長しないのは誠に情けない。
ドームコンサートでも、携帯で撮影しようとする客に
やんわり注意するスタッフが客席のあちこちにしゃがんでいた。
客席後方に非常識な輩に注意するスタッフを配置して欲しいと思う。
そして前説ではっきり伝える。
「携帯電話等をご使用になりますと、スタッフがお声を掛けさせていただきます。
近くに使用している人がいる、と思われましたら上演中そっとお手をおあげください。
スタッフがお近くへ行ってその方に注意します。
途中退場など、不愉快な思いをしないためにも皆様電源からお切りください」
神よ、クリスマスを前にこのようなお願いをすることをお赦し下さい。
あのケータイ女に天罰を与えたまえ。
アーメン

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く
天幕旅団
劇場MOMO(東京都)
2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★
綺麗。
舞台全体が綺麗!
なんだかオープニングから涙が出たのはなぜ?
衣装も照明も音響も、空間とよく合わさっていて良かったなぁ…。
役者陣も、それに負けまいと細かい演出を丁寧に、丁寧に応えるという感じで、個々人の基礎がしっかりしているのを感じました。
あ、、。一個だけ気になったのが、アクセントに誤りが多いこと。
テレビのアナウンサーですら、アクセントがぐちゃぐちゃな時代。(アクセント辞典も変化してるし、ならば辞典の意味がないなと思う。。。)お客さんは気にせず聞いているのかもしれないけれど、役者はうっかり誤ったアクセントでセリフをはくのはちょっとどうかな…と思う。
グダグダ書いちゃったけども、勿体無いなと思ったので。。。
次回も楽しみにしていす☆

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く
天幕旅団
劇場MOMO(東京都)
2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
クリスマスキャロル エピソード 1
この劇団の特徴である美しい舞いのような動き、
ストップモーションとなめらかな動きの組み合わせ、
何かを象徴する時の静かな動作、明確な目的を持った移動と待機時間など
演劇的表現にはまだまだ無限の可能性があるのだと思い知らせてくれる。
この“絵のように美しい”舞台が跡形も無く消えてしまうことが惜しくなる。
たとえそれがまさに天幕旅団の目指すところであったとしても・・・。

~Gift~
ひとくちさいずプロデュース公演
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2012/12/19 (水) ~ 2012/12/24 (月)公演終了
満足度★★★
普通に面白かったのですが
お芝居でラッピングされた『愛』と『笑い』と『友情』・・・説明とおりでそれぞれほんわかした思いは伝わってくるのですが,ただそれだけで,3作品目は多少は凝っていて良いのですが,全体としてもっとインパクトや捻りが欲しかったなぁ。キャストにも演技力に大きな差が感じられ,結構いいねという人から学芸会?って人まで,全体としてもまだまだって感じ。前々作が意外とイケていたので,ちょっと残念だったかなぁ。でも,第3回公演なので,まだまだ良くなる余地はある。次回以降に期待です。

ポリグラフ
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2012/12/12 (水) ~ 2012/12/28 (金)公演終了
満足度★★★
斬新で美しいビジュアル表現
映像を駆使したマジカルな演出で知られるロベール・ルパージュさんとマリー・ブラッサールさんによる脚本の日本のキャストとスタッフによる上演で、オリジナルのバージョンは観たことがありませんが、ルパージュさんの他の演出作品を彷彿とさせる、センスの良い視覚表現が光る作品でした。
1980年代のケベックが舞台で、ある殺人事件に巻き込まれたレストランで働く男、その男の隣の部屋に住む映画デビューが決まった女、その女と地下鉄でひょんなきっかけで出会った男の3人を巡るラブ&サスペンス的な物語に、当時の東西ドイツの情勢やシェイクスピアの作品が織り込まれた作品でした。
基本的にシリアスなテイストですが、ナンセンスなユーモアが所々に感じられました。
青く照らされた壁をバックに全裸になった3人が様々なシーンの動きを繰り返すシーンや、ライブ映像の投影等、映像や照明を巧みに用いたイリュージュン溢れる手法自体はスタイリッシュで素晴らしかったです。しかし、その手法を用いる必然性があまり感じられずに変に内容を分かりにくくしているように思える箇所が多かったのが残念でした。
最後のシーンが森山開次さんが冒頭で出てきた物と対照的に扱われていて生と死を象徴的に視覚化していたのが美しく、強く印象に残りました。
太田緑ロランスさんのユーモラスな開演前の注意のアナウンスと吹越満さんの話から始まり、映像と影を組み合わせたスタッフロールで終わるという、本編以外の部分にも遊び心を感じさせる洒落た趣向が楽しかったです。

のど自慢
ネコ脱出
「劇」小劇場(東京都)
2012/12/19 (水) ~ 2012/12/25 (火)公演終了
満足度★★★★
日本人大好きな寅さんのような・・・・
笑って泣ける人情劇でありました!
でーもー開演時間厳守は出来なかったようで(10分以上遅れ・・)
開演前のプレゼントなどの前説は良かったんですけどねぇ
でも本編の出来はGood!でありました
(う~む泣かされましたわ)
-2時間(全席自由席)-

さらば、行きずりの人よ
劇団B級遊撃隊
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2012/12/21 (金) ~ 2012/12/23 (日)公演終了
満足度★★★★
B級遊撃隊「さらば、行きずりの人よ」観ました
B級遊撃隊は私にとって、舞台の掴み方がよく分からない団体。今までに
「カレー屋の女」「犀」等を観て、空気感は好きだけど総合的に把握しづらい…(「土管2012」は割と分かりやすかった)。
今回もそうだったので、終演後に上演台本を読んでじっくり考えてみた。 会話は具象的なのに、全体(関係、状況、展開)が抽象的というか可変性が高いためだろうかと結論。具象的にみえてそうでもない、不条理系にみえてそうでもない。
演出家によって掴まえ方がまるで変わるのでは(他での演出作品はあまり観てないけど)。演出のしがいがありそう。
今回は、男1のいたりいなかったりする存在の仕方がすごく好き。
人々の関係の仕方も、ことごとく行きずり(兄妹でさえも)の微妙さがいい。手ざわりの不確かさが魅力的。
こうして後々考えると、「分かりにくいとはっきり断定しにくい分かりづらさ」がB級の特徴で魅力なのだろうか…最後まで煮え切らない…

虫
Q
アトリエ春風舎(東京都)
2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了
女≠男
舞台にありがちな”大事件”も起きなければ、大きな”感動”も”笑い”もない極々ありふれた日常のお話。感動こそないけれど、不思議と心が動かされるというか。そんな感覚の作品でした。

だから、1周年なんだってばぁぁぁぁ!!!!汗
38mmなぐりーず
インディペンデントシアターOji(東京都)
2012/12/21 (金) ~ 2012/12/25 (火)公演終了
満足度★★★★★
楽しかったです☆
いやもう可愛いしパワフルだし☆ 掛け声かけーの歌いーの踊りーのですんごい楽しかったです☆ ゲスト(河西さん)との小芝居や、メンズアイドルユニット3×6たたきーずとのコラボも爆笑。一時間半があっと言う間でした。この楽しさなら毎日通ってもいいくらいですが、年末で予定が立て込んでいるので1日しか行けず残念。ほんと楽しいので迷ってる方は行った方がいいですよー☆

自り伝 HITORI-DEN
平石耕一事務所
シアター1010稽古場1(ミニシアター)(東京都)
2012/12/21 (金) ~ 2012/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★
北千住♪
行って参りました。ワタクシにとって北千住は遠いですが劇場は駅前でいいところ。公演のポスターやチラシが目にはいり
「えええ?そんなスゴイ方々がここでやるの?」
そんな魅力的な公演がたくさんって北千住いいなあwなかんじでした。
で
安藤昌益先生がちょーヒーロー
気持ちいい♪
四角い舞台を囲む客席にも初めてで楽しく拝見しました。ふとプロレスを思い出したりして(すみません)。原田さん役、みやざこさんの目の前で背中をむけて演技されるのがたまりませんでした。こっちをむいてないのに何かウワッてくるんです。「おおお、役者さんスゲー」でした。
四方から役者さんが出たり入ったりされるのですが、いそがしい感じは少しもなくいい刺激でした。
長台詞や難しい言葉があり全て把握できるわけではないのですが「なんとなく」でも楽しめてしまう。キャラクターが素敵でお話に入りやすかったです。

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く
天幕旅団
劇場MOMO(東京都)
2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
舞台が回るのかなと思ったけど、それはなかった
円形のシンプルな舞台と棒を使った演出が面白かったです。
円形の舞台は、最初はなんにもないと思っていたのに、照明が当たり方で石を敷き詰めた通りのように見えたり、室内見えたり。
棒をうまく使って、男が螺旋階段を疲れた足取りで歩くのを表現したり。
黒いシンプルな舞台が、いろいろな表情を見せてくれました。
俳優の動きも工夫されていました。
ストップモーションっていうんですかね、動きの速度を変えて、ゆっくり動いたり、突然くるりと回転してみたり。
そういう動き方の演出も面白かったです。

ZIPANG PUNK ~五右衛門ロックⅢ
劇団☆新感線
東急シアターオーブ(東京都)
2012/12/19 (水) ~ 2013/01/27 (日)公演終了
初日観劇
最近マンネリになってる(主役の客演がねぇ)新感線ですが
流石、五右衛門だけは期待通りの勧善懲悪、お祭り公演です。
歌が多過ぎで会話(歌詞)が聞き取りにくい場面がおおいですが
まあ、いいんじゃないでしょうか?採点はしませんが
新感線ってジャンルみたいなモノ、
ネタモノ以外では今一が続いていたので良かったです。
麻呂さんの存在感が素晴らしいです。(TBはネタバレ要注意)

七人のオカマ
昭和芸能舎
笹塚ファクトリー(東京都)
2012/12/18 (火) ~ 2012/12/23 (日)公演終了
満足度★★★
羽原ワールド
最初はどうなんだろう?って感じでした
そんな時に「おっ!殺人事件発生?」と思ったら
あれれ?病死?・・・これで終わるの?て一瞬不安になりました
ところがその後はぐぐぐっと引き込まれていくように
一緒に千葉の先端に行った感じになり
オイシイところを中川絵美さんが持って行ってしまいました(笑)
泣きました・・・こそっと(泣)
ところどころシュールなセリフや
社会に対する憤りや理不尽さを込めていたりと
羽原ワールドを堪能しました
最後のシンクロ・・・いつものネタに終わらないように次回期待しています
お疲れ様でした♪

すべての夜は朝へと向かう
劇団競泳水着
サンモールスタジオ(東京都)
2012/12/12 (水) ~ 2012/12/24 (月)公演終了
満足度★
はずかしい
って思って打つ芝居ははずかしいことこのうえない。21時台のTVドラマに向いてるようなものを私は演劇に期待しない。なぜこれが好評を博すのか私には理解できない。

mug couple2
東京ネジ
Gallery&Café FIND(東京都)
2012/12/20 (木) ~ 2012/12/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
うるうるした。
自分ルール、一般常識?
いろいろあって、みんな毎日を懸命に生きてるんだろうな。
自分の毎日や悩みと重ねてしまい何だかウルウルしてしまいました。
当たり前ですが、みんないろいろあって、それでも前をみて生きてる。
前を向いて歩いているのですよね。
辛いことは、辛い。
過去は、変わらない。
でも、私たちは出来ることをやって毎日を生きるしかない。
テーマと違うかもしれないけど、そんな風に感じました。
ネジの個性的な女優さんはもちろん、素敵な役者さんからパワーをもらうことが、出来ました。
観た人、それぞれが感じる形が異なるのだと思います。
最高の舞台でした。

虫
Q
アトリエ春風舎(東京都)
2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
初見なんで割とザックリと観ちゃったけど・・
女の子のリアルの男性のイメージ=虫?と、
テレビ画面の上での虚構の男性のイメージ=関ジャニ∞との対比がとても面白い(笑
ちょっと極端かなーと思ったりもするけれど、
劇的にするにはこれくらい両極端にした方がちょうど良いのかもしれないなと思ったりした
(ただ、2年前にもほぼ同じ脚本で上演したようなので、
個人的にはちょっと不安にはなってしまったけど

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く
天幕旅団
劇場MOMO(東京都)
2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
好みのテイスト
始まって5分で「わぁ、好みだ」と。
「クリスマスキャロル」の本歌取りってことで衣装もイギリス風、衣装の使いかたも面白い。
音楽も照明も好き。
客演の菊川さんは優しい顔なので、スクルージに向かないかと思ったけど律儀さ、生真面目さが出ていて好き(笑)
クリスマスキャロルがこうなるか!って感じで大いに楽しめました!

このまちのかたち(再演)【多数様のご来場誠にありがとうございました!】
机上風景
タイニイアリス(東京都)
2012/12/20 (木) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

鳥とホームレスと女と先生
タイタニックゴジラ
プロト・シアター(東京都)
2012/12/20 (木) ~ 2012/12/23 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しめました
タイトルとチラシのイメージから、むさくるしいオヤジのウダウダした話で、はすっぱなオンナが絡んでくる、とか勝手に想像してたのだけど、全然違いましたね。ちょっとシュールでめるへんちっくで何か冷めたような妄想コメディ。期待以上に面白かったです。女優さん達二人共キュートでした。