最新の観てきた!クチコミ一覧

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月とスイートスポット

月とスイートスポット

ヨーロッパ企画

本多劇場(東京都)

2012/12/05 (水) ~ 2012/12/16 (日)公演終了

満足度★★★

およよ
今までに無く、雑さを感じたのは私だけ?

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く

天幕旅団

劇場MOMO(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

アーメン
清々しい作品へのコメントと一緒に書きたくなかったので別にここへ書く。

どうしてスマホをいじりながら舞台を観るのか。
小バッグを胸に時々手を突っ込んで返信している。
当然顔を照らすほど明るくなる。
それも一度だけではない。

作品にも演者にも非常に失礼なこういう観客は
きっと誰からも注意されたことが無いから
「えー、けっこう大丈夫だったよ~」とか言いつつ
あちこちでひんしゅく買って歩くのだろう。

もう一度返信したら後頭部を張り倒してやったわ。
そんなに大事な返信なら表へ出ろ、芝居を観るなと言いたい。
舞台人が成長するのに観客が成長しないのは誠に情けない。

ドームコンサートでも、携帯で撮影しようとする客に
やんわり注意するスタッフが客席のあちこちにしゃがんでいた。
客席後方に非常識な輩に注意するスタッフを配置して欲しいと思う。
そして前説ではっきり伝える。

「携帯電話等をご使用になりますと、スタッフがお声を掛けさせていただきます。
近くに使用している人がいる、と思われましたら上演中そっとお手をおあげください。
スタッフがお近くへ行ってその方に注意します。
途中退場など、不愉快な思いをしないためにも皆様電源からお切りください」

神よ、クリスマスを前にこのようなお願いをすることをお赦し下さい。
あのケータイ女に天罰を与えたまえ。
アーメン

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く

天幕旅団

劇場MOMO(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★

綺麗。
舞台全体が綺麗!
なんだかオープニングから涙が出たのはなぜ?
衣装も照明も音響も、空間とよく合わさっていて良かったなぁ…。
役者陣も、それに負けまいと細かい演出を丁寧に、丁寧に応えるという感じで、個々人の基礎がしっかりしているのを感じました。
あ、、。一個だけ気になったのが、アクセントに誤りが多いこと。
テレビのアナウンサーですら、アクセントがぐちゃぐちゃな時代。(アクセント辞典も変化してるし、ならば辞典の意味がないなと思う。。。)お客さんは気にせず聞いているのかもしれないけれど、役者はうっかり誤ったアクセントでセリフをはくのはちょっとどうかな…と思う。

グダグダ書いちゃったけども、勿体無いなと思ったので。。。
次回も楽しみにしていす☆

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く

天幕旅団

劇場MOMO(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

クリスマスキャロル エピソード 1
この劇団の特徴である美しい舞いのような動き、
ストップモーションとなめらかな動きの組み合わせ、
何かを象徴する時の静かな動作、明確な目的を持った移動と待機時間など
演劇的表現にはまだまだ無限の可能性があるのだと思い知らせてくれる。
この“絵のように美しい”舞台が跡形も無く消えてしまうことが惜しくなる。
たとえそれがまさに天幕旅団の目指すところであったとしても・・・。

ネタバレBOX

円形の舞台の周囲には高さの違うポールが10本程立っていて
その1本ずつにカラフルなチェックのシャツやコートのようなものがかけられている。
冬物らしくネルシャツのようだ。
舞台上には1本だけ奥の方にポールが立っていて、長いコートと帽子がかかっている。

やがて四方から5人の役者が登場、
それぞれかかっているシャツやコートを羽織って歩き始める。
金貸しのスクルージ(菊川仁史)があの長いコートと帽子を身につけると
人々は丁寧にお辞儀をし、挨拶をして通り過ぎる。

スクルージは取り立てが厳しい。
今月3回目の遅刻をした従業員のボブ(佐々木豊)に“クビ”をちらつかせたりする。
年に一度のクリスマス休暇をしぶしぶボブに許可したその夜、
彼の前に“ゴースト”と名乗る少年(加藤晃子)が現れて
彼に過去・現在・未来を再現して見せる。
それは7年前の、親友であり共同経営者でもあったマーレイ(渡辺望)の死にまつわる
後悔と懺悔の旅路の始まりだった・・・。

あのクリスマスキャロルが実はこういう話だったのかと思うほど
自然に本歌取りしていることにまず驚かされる。
情け深かったスクルージが守銭奴と化す理由が素晴らしく良く出来ている。
これは「クリスマスキャロル エピソード1」だ。
あまりの自然な流れに原作を読んでいても混乱しそうなほどの説得力。

マリアの衣装などエッジの効いたロンドンファッションのようにちょっと前衛的だし
チェックを多用したシャツや、不規則な汚しのような柄のジャケット、
それらを人々から奪って何枚も重ね着し、着ぶくれていくスクルージ、
やがて1枚ずつはぎとられ全てを失ってひとり死んでいくスクルージ、
時折掌でコインを小さく投げ上げてチャリ、チャリ、という音を立てるその効果音、
全てが象徴的で美しく、雄弁でありながら厳選されていて無駄がない。

無駄がないと言えば役者の動きも整然としてまさに無駄がない。
舞台をおりて静かに椅子にかけている時も視線は舞台にひたと置かれたままだ。
わずかな小道具である小さなテーブル2つと椅子2脚、
それらが軽々と空を舞うように動き、舞台から消え、
事務所の仕事机として、貧しい家庭の食卓として再び登場する。
それらを流れるような動作で正確に行い、場面転換をし、効果音を入れ、
ポールを移動させて時には階段の手すりに、時にはドアにと変身させる。
ポールにシャツをひっかけ、それを外し、スクルージに奪われ奪い返し・・・。
舞台上で台詞を言う以外に、これだけの動きと流れをたたき込むのは
並大抵のことではないだろうと思う。
常に先の段取りを考えながら目前の台詞に集中する、
当然のこととはいえ素晴らしい。

スクルージ役の菊池さん、最後にゴーストがプレゼントした
死んだマーレイとの再会の場面が秀逸。
自分の死に責任を感じ、冷徹な金貸しとして生きることを選んだスクルージに
「照れくさいから一度しか言わない、ありがとう」というマーレイに
「え?」と大きく聞き返してもう一度言わせようとするが
「さよなら」とマーレイは背を向ける。
スクルージの目から涙があふれて、私はもっと泣いていた。

マーレイを演じた渡辺望さん、作・演出にも突出した才能を感じるけれど
マーレイの根っからドライな金銭感覚・価値観を迷いなく演じて見ごたえがあった。

ゴーストの加藤晃子さん、相変わらず完璧な少年っぷり。
潔癖で一途な少年の優しい気持ちが哀しいほど伝わってくる。
前公演の歪んだ少年も素晴らしかったが、このひたむきさもこの人ならではの存在感。

ボブ役の佐々木豊さん、貧しくても幸せな家庭を築いている男の
優しさと切羽詰まった生活感がとても良く出ていた。
守銭奴と化したスクルージに対して、昔の彼を彷彿とさせるキャラだ。

マリア役の渡辺実希さん、金を借りに来るたびに
暮らしの追い込まれ方が深刻になっていく様が手に取るようにわかる
台詞の変化がとても良かったと思う。
哀れな死に方に説得力が生まれた。

天幕旅団は育ちの良さを感じさせる品の良い劇団だと思う。
台詞の言葉もきれいで崩れていない。
きちんと伝えたい、大事に伝えたいという気持ちに満ちている。
ぽーんと投げて自由に解釈してね、というのとは違う“手塩にかけた”創り方だ。
いろんなタイプがあって良いと思うが、天幕旅団はそういう劇団だと思う。

当日パンフによれば、渡辺望さんは墓地を見下ろす“絶景”のアパートでこれを書いた。
死者からのメッセージは、ある意味クリスマスにふさわしいかもしれない。
弔いの鐘と共にこの素晴らしい作品は降りて来たのだ。
そのアパート、神様の贈り物だと思う。
~Gift~

~Gift~

ひとくちさいずプロデュース公演

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2012/12/19 (水) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★

普通に面白かったのですが
お芝居でラッピングされた『愛』と『笑い』と『友情』・・・説明とおりでそれぞれほんわかした思いは伝わってくるのですが,ただそれだけで,3作品目は多少は凝っていて良いのですが,全体としてもっとインパクトや捻りが欲しかったなぁ。キャストにも演技力に大きな差が感じられ,結構いいねという人から学芸会?って人まで,全体としてもまだまだって感じ。前々作が意外とイケていたので,ちょっと残念だったかなぁ。でも,第3回公演なので,まだまだ良くなる余地はある。次回以降に期待です。

ポリグラフ

ポリグラフ

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2012/12/12 (水) ~ 2012/12/28 (金)公演終了

満足度★★★

斬新で美しいビジュアル表現
映像を駆使したマジカルな演出で知られるロベール・ルパージュさんとマリー・ブラッサールさんによる脚本の日本のキャストとスタッフによる上演で、オリジナルのバージョンは観たことがありませんが、ルパージュさんの他の演出作品を彷彿とさせる、センスの良い視覚表現が光る作品でした。

1980年代のケベックが舞台で、ある殺人事件に巻き込まれたレストランで働く男、その男の隣の部屋に住む映画デビューが決まった女、その女と地下鉄でひょんなきっかけで出会った男の3人を巡るラブ&サスペンス的な物語に、当時の東西ドイツの情勢やシェイクスピアの作品が織り込まれた作品でした。
基本的にシリアスなテイストですが、ナンセンスなユーモアが所々に感じられました。

青く照らされた壁をバックに全裸になった3人が様々なシーンの動きを繰り返すシーンや、ライブ映像の投影等、映像や照明を巧みに用いたイリュージュン溢れる手法自体はスタイリッシュで素晴らしかったです。しかし、その手法を用いる必然性があまり感じられずに変に内容を分かりにくくしているように思える箇所が多かったのが残念でした。
最後のシーンが森山開次さんが冒頭で出てきた物と対照的に扱われていて生と死を象徴的に視覚化していたのが美しく、強く印象に残りました。

太田緑ロランスさんのユーモラスな開演前の注意のアナウンスと吹越満さんの話から始まり、映像と影を組み合わせたスタッフロールで終わるという、本編以外の部分にも遊び心を感じさせる洒落た趣向が楽しかったです。

のど自慢

のど自慢

ネコ脱出

「劇」小劇場(東京都)

2012/12/19 (水) ~ 2012/12/25 (火)公演終了

満足度★★★★

日本人大好きな寅さんのような・・・・
笑って泣ける人情劇でありました!
でーもー開演時間厳守は出来なかったようで(10分以上遅れ・・)
開演前のプレゼントなどの前説は良かったんですけどねぇ
でも本編の出来はGood!でありました
(う~む泣かされましたわ)

-2時間(全席自由席)-

ネタバレBOX

本当にNHKの「のど自慢」をモチーフにしていまして、
番組制作の江田さんのハジケぶりやら、
主人公にそのヤクザな父のパンチパーマっぷりなどベタながら、
楽しいキャラクター付けで笑えました。

舞台のセットも、動く衝立の使い方が上手でしたわー。
さらば、行きずりの人よ

さらば、行きずりの人よ

劇団B級遊撃隊

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2012/12/21 (金) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★

B級遊撃隊「さらば、行きずりの人よ」観ました
 B級遊撃隊は私にとって、舞台の掴み方がよく分からない団体。今までに
「カレー屋の女」「犀」等を観て、空気感は好きだけど総合的に把握しづらい…(「土管2012」は割と分かりやすかった)。

 今回もそうだったので、終演後に上演台本を読んでじっくり考えてみた。 会話は具象的なのに、全体(関係、状況、展開)が抽象的というか可変性が高いためだろうかと結論。具象的にみえてそうでもない、不条理系にみえてそうでもない。
 演出家によって掴まえ方がまるで変わるのでは(他での演出作品はあまり観てないけど)。演出のしがいがありそう。

 今回は、男1のいたりいなかったりする存在の仕方がすごく好き。
 人々の関係の仕方も、ことごとく行きずり(兄妹でさえも)の微妙さがいい。手ざわりの不確かさが魅力的。
 こうして後々考えると、「分かりにくいとはっきり断定しにくい分かりづらさ」がB級の特徴で魅力なのだろうか…最後まで煮え切らない…

虫

Q

アトリエ春風舎(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

女≠男
舞台にありがちな”大事件”も起きなければ、大きな”感動”も”笑い”もない極々ありふれた日常のお話。感動こそないけれど、不思議と心が動かされるというか。そんな感覚の作品でした。

ネタバレBOX

『男=虫』って、女性の視点から観るとそう感じるときがあるのかなぁ。
だから、1周年なんだってばぁぁぁぁ!!!!汗

だから、1周年なんだってばぁぁぁぁ!!!!汗

38mmなぐりーず

インディペンデントシアターOji(東京都)

2012/12/21 (金) ~ 2012/12/25 (火)公演終了

満足度★★★★★

楽しかったです☆
いやもう可愛いしパワフルだし☆ 掛け声かけーの歌いーの踊りーのですんごい楽しかったです☆ ゲスト(河西さん)との小芝居や、メンズアイドルユニット3×6たたきーずとのコラボも爆笑。一時間半があっと言う間でした。この楽しさなら毎日通ってもいいくらいですが、年末で予定が立て込んでいるので1日しか行けず残念。ほんと楽しいので迷ってる方は行った方がいいですよー☆

ネタバレBOX

3×6たたきーず再結成しないかな・・・笑
自り伝  HITORI-DEN

自り伝  HITORI-DEN

平石耕一事務所

シアター1010稽古場1(ミニシアター)(東京都)

2012/12/21 (金) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★

北千住♪
行って参りました。ワタクシにとって北千住は遠いですが劇場は駅前でいいところ。公演のポスターやチラシが目にはいり
「えええ?そんなスゴイ方々がここでやるの?」
そんな魅力的な公演がたくさんって北千住いいなあwなかんじでした。



安藤昌益先生がちょーヒーロー
気持ちいい♪

四角い舞台を囲む客席にも初めてで楽しく拝見しました。ふとプロレスを思い出したりして(すみません)。原田さん役、みやざこさんの目の前で背中をむけて演技されるのがたまりませんでした。こっちをむいてないのに何かウワッてくるんです。「おおお、役者さんスゲー」でした。

四方から役者さんが出たり入ったりされるのですが、いそがしい感じは少しもなくいい刺激でした。

長台詞や難しい言葉があり全て把握できるわけではないのですが「なんとなく」でも楽しめてしまう。キャラクターが素敵でお話に入りやすかったです。

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く

天幕旅団

劇場MOMO(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

舞台が回るのかなと思ったけど、それはなかった
円形のシンプルな舞台と棒を使った演出が面白かったです。
円形の舞台は、最初はなんにもないと思っていたのに、照明が当たり方で石を敷き詰めた通りのように見えたり、室内見えたり。
棒をうまく使って、男が螺旋階段を疲れた足取りで歩くのを表現したり。
黒いシンプルな舞台が、いろいろな表情を見せてくれました。

俳優の動きも工夫されていました。
ストップモーションっていうんですかね、動きの速度を変えて、ゆっくり動いたり、突然くるりと回転してみたり。
そういう動き方の演出も面白かったです。

ネタバレBOX

『クリスマスキャロル』の脚色です。でも原作の単純なハッピーエンドみたいな雰囲気ではなく、もうすこし複雑にアレンジされていました。
そのアレンジの仕方も、すごく上手でした。

途中、ゴーストが自分の正体を明かすところで、どばーっと泣いて、それから最後の場面でも涙を誘いました。
あれですよね、素直に泣けるものは面白いし、気持ちもいいですよね。
観に行ってよかった。

すごく寒い日。
外出するのは億劫だなあ。
やっぱり行くの止めようかなあ。
でも、やっぱり行こ。

観に行って、ほんとによかった。
素晴らしかったです。

ただ途中で、退屈もちょっぴり感じました。
なんでかなあ。
会話が単調に感じた部分があったからなのか。
自分でもよくわかりません。
でもすぐに上記のゴーストが自分の正体を明かす場面になって、どばーっと涙が出てきて、それ以降は退屈を感じることはありませんでした。
ZIPANG PUNK ~五右衛門ロックⅢ

ZIPANG PUNK ~五右衛門ロックⅢ

劇団☆新感線

東急シアターオーブ(東京都)

2012/12/19 (水) ~ 2013/01/27 (日)公演終了

初日観劇
最近マンネリになってる(主役の客演がねぇ)新感線ですが
流石、五右衛門だけは期待通りの勧善懲悪、お祭り公演です。
歌が多過ぎで会話(歌詞)が聞き取りにくい場面がおおいですが
まあ、いいんじゃないでしょうか?採点はしませんが
新感線ってジャンルみたいなモノ、
ネタモノ以外では今一が続いていたので良かったです。
麻呂さんの存在感が素晴らしいです。(TBはネタバレ要注意)

七人のオカマ

七人のオカマ

昭和芸能舎

笹塚ファクトリー(東京都)

2012/12/18 (火) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★

羽原ワールド
最初はどうなんだろう?って感じでした
そんな時に「おっ!殺人事件発生?」と思ったら
あれれ?病死?・・・これで終わるの?て一瞬不安になりました
ところがその後はぐぐぐっと引き込まれていくように
一緒に千葉の先端に行った感じになり
オイシイところを中川絵美さんが持って行ってしまいました(笑)
泣きました・・・こそっと(泣)
ところどころシュールなセリフや
社会に対する憤りや理不尽さを込めていたりと
羽原ワールドを堪能しました
最後のシンクロ・・・いつものネタに終わらないように次回期待しています
お疲れ様でした♪

すべての夜は朝へと向かう

すべての夜は朝へと向かう

劇団競泳水着

サンモールスタジオ(東京都)

2012/12/12 (水) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度

はずかしい
って思って打つ芝居ははずかしいことこのうえない。21時台のTVドラマに向いてるようなものを私は演劇に期待しない。なぜこれが好評を博すのか私には理解できない。

mug couple2

mug couple2

東京ネジ

Gallery&Café FIND(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

うるうるした。
自分ルール、一般常識?
いろいろあって、みんな毎日を懸命に生きてるんだろうな。
自分の毎日や悩みと重ねてしまい何だかウルウルしてしまいました。
当たり前ですが、みんないろいろあって、それでも前をみて生きてる。
前を向いて歩いているのですよね。
辛いことは、辛い。
過去は、変わらない。
でも、私たちは出来ることをやって毎日を生きるしかない。
テーマと違うかもしれないけど、そんな風に感じました。
ネジの個性的な女優さんはもちろん、素敵な役者さんからパワーをもらうことが、出来ました。
観た人、それぞれが感じる形が異なるのだと思います。
最高の舞台でした。

虫

Q

アトリエ春風舎(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

初見なんで割とザックリと観ちゃったけど・・
女の子のリアルの男性のイメージ=虫?と、
テレビ画面の上での虚構の男性のイメージ=関ジャニ∞との対比がとても面白い(笑

ちょっと極端かなーと思ったりもするけれど、
劇的にするにはこれくらい両極端にした方がちょうど良いのかもしれないなと思ったりした
(ただ、2年前にもほぼ同じ脚本で上演したようなので、
個人的にはちょっと不安にはなってしまったけど

ネタバレBOX

弁当屋さんで10年以上働いているジャニオタの女性(30代と思われる)
の存在感がどんどん増してくる様子が個人的にはとても面白い。

普通、男性の女性アイドルのオタクというのは、
個人を偶像化する傾向にあるように思うんだけど、
女性の男性アイドルのオタクの方々というのは
まぁ、確かに偶像化する人も多いんだけど、
それとは別にグループの中での人間関係にあこがれている人が多い気がする。

ラストの方で、
ジャニオタ氏(女性)が冴えない女性落語家氏に、
「関ジャニ∞のような人間関係を!」(たしかこんな風な台詞だったと・・
と話しかけるシーンが個人的にはクライマックスだと思う。

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それまで、役者たちの後ろの背景には幾度となく
関ジャニ∞の画像が大写しに映されれている。

今まで現実の男性との接点のない一人の内気な30代の女性が見ているとなれば、
通常の男性なら、ジャニーズ=白馬の王子様
として夢見る女性の姿が容易に想像できるんじゃないのかな・・と思う。

ところが、実際には女性は男性に対するあこがれと言うよりは、
男性アイドルの人間関係にあこがれているのだと明かされる
(女性観客にとっては当たり前のことかもしれないケド

虫=現実の男性?に襲われることによって、
今まで自分に見向きもしなかった(と思われる)男性に対する
若干の希望めいたものもスッパリと断ち切り(多分。これには異論もあるだろう
女性同士で男性アイドルグループのような友情を目指すことに切り替える様子は、正直、とても凛々しく見える気もしたり・・
(でも、気のせいかそういう女性って結構多い気もするんだよなぁ・・自分自身、女性以上に気持ち悪い(苦笑)現実の男同士の嫉妬とか、なんかそういうものに、もう辟易してしまった。確かにそういった現実の男の相手をするよりか、女性同士で男らしい(というか男性の虚構の友情へのあこがれの共感でつながる)人間関係を育んだ方が合理的かもしれない・・


------------------------------------------------------

こんな奇妙な誘いかけをされて
通常なら戸惑うところを、
「私、関ジャニ∞にはおこがましいかも知れないけど、関ジャニ∞より努力していると思うから、私の落語会に来て!」
(この台詞で、この噺家も実はジャニオタなのでは・・という感じがちょっとしてみたり・・あくまでちょっとだけだけど
と迷わず誘いかえす噺家も(凄い誘い文句だ(笑
「アレ、この女性、結構男前だね!(ジャニオタっぽいけど」
という雰囲気がまた漂う。

殆どカオスな登場人物群のなかで、
いちばん男っ気なさそうな二人が
最後に群を抜いて(他人から見るとどうか知らんが
眩い人間関係を構築する予感を漂わせるあたり・・
作者、何にも考えてなさそうで実は凄く考えているのかな、と言う気もした(最後になって。初見なんで、ホントザックリっす(汗

他にもいろいろエピソードはあったんだけど、
特に心に響いたのはこの辺りということで・・。

-------------------------------------------------

でも、まぁ、男性も虚構なのは承知でジャニーズや宝塚を観て、
なんか、女性が憧れる男性っぽい人間関係
(ちびっ子の頃には成立してたように思うんだけど・・なんでいつの間にこんな男だけ女々しく(その割に暴力的に)なっちゃったのって思うよ
を子どものころの記憶から思い返した方が良いと本気で思う。

・・イヤ、ホント男の女々しいのはホント苦手っす
(ゴールデン・ボンバーの「女々しくて」は大好きだけど
  ♪あんまり女々しいと目の前で踊られちゃうんだっ♪

(また個人的な意見を書いちゃったなぁ・・(懲りてない
弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く

弔いの鐘は祝祭(カーニバル)の如く

天幕旅団

劇場MOMO(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

好みのテイスト
始まって5分で「わぁ、好みだ」と。
「クリスマスキャロル」の本歌取りってことで衣装もイギリス風、衣装の使いかたも面白い。
音楽も照明も好き。
客演の菊川さんは優しい顔なので、スクルージに向かないかと思ったけど律儀さ、生真面目さが出ていて好き(笑)
クリスマスキャロルがこうなるか!って感じで大いに楽しめました!

このまちのかたち(再演)【多数様のご来場誠にありがとうございました!】

このまちのかたち(再演)【多数様のご来場誠にありがとうございました!】

机上風景

タイニイアリス(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★

シンプルだけど力強い
2度目の観劇ですが、初演の時の衝撃が薄れていない。やはり優れた作品です。

鳥とホームレスと女と先生

鳥とホームレスと女と先生

タイタニックゴジラ

プロト・シアター(東京都)

2012/12/20 (木) ~ 2012/12/23 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
タイトルとチラシのイメージから、むさくるしいオヤジのウダウダした話で、はすっぱなオンナが絡んでくる、とか勝手に想像してたのだけど、全然違いましたね。ちょっとシュールでめるへんちっくで何か冷めたような妄想コメディ。期待以上に面白かったです。女優さん達二人共キュートでした。

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