
Toll the Bell
明治大学ミュージカル研究会
アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)
2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/09/28 (日) 18:00
大学生がミュージカル?「結構ハードル高いだろうなぁ」と思いながらも、自分自身が90年代にニューヨーク一人旅をした経験、ブロードウェイで見た初めての本場のミュージカルの体験、そしてその当時のサラリーマンの自分と今の大学生たちの姿を重ね合わせたくて、急遽、観劇を決めた。
予想通り、私以外はすべて大学生、観客は半分以上が女子大生と思われた。そんな中でまさに青春真っ只中の大学生たちが、見事なミュージカルを行って、観客を感動させてくれた。
個人的には、スターティングオベーションものです。素晴らしかった‼️ブラボー❗️
そして、受付から終演して出口まで、心地良い接客と対応も好印象。後輩たちは優秀です。自信を持って、人生の後半戦に臨んでください。応援しています‼️
君たちの人生の中で、忘れられない思い出になる事は間違いないでしょう。
1984年卒業の明大OBより。

草創記「金鶏 一番花」
あやめ十八番
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2025/09/20 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
【満月】:金原賢三役:藤原祐規/ 坂東天鼓役:宮原奨伍
2回目。
沢山の角材に混じって沢山のブラウン管TVが潜んでいる。
作品的に大好物というわけではないのだが、もう一回観たいと思わせる中毒性。今観終わったばかりなのに。作家は頭の中で思い付いたアイディアの実現の難易度が高ければ高い程興奮するタイプなのだろう。作家と観客との想像力の知恵比べ。これは戦いだ。作家がここまで頭の中身全部ぶっ込んで勝負してるのに観てる方も負けてはいられない。覚悟して観る。後に伝説になると思う。金払えばこれが観れることに感謝すべき。
金子侑加さんには何かしら賞を捧げないとまずい。『二番花』でふっくらしていたのも、今回の役の為の振り幅だろう。本当に何か憑いているんじゃないか?

ひのないところに
青春事情
駅前劇場(東京都)
2025/09/24 (水) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
消防署の火災が起こらない時の日常を描いた作品だが、やることが多くて大変そうだが笑ってしまった。
観たらジョアを飲みたくなる(多分)

勿忘草
シレネ
キーノートシアター(東京都)
2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
セリフの無いダンス公演、見事ですね。事前にあらすじ読んでいたこともあって、概ねストーリーは理解できました。照明や音響もよくて、大いに楽しめました。

門番の秋
劇団ノックステージ
ステージカフェ下北沢亭(東京都)
2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
何でも言っちゃって何でも聞いちゃう、根掘り葉掘りの田舎の会話劇のようですね。フツーの事を言っているのに、妙にシュールで不条理劇を観ているみたい。ビール片手に楽しめました。

ワンマイク ONE MIC
ホチキス
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2025/09/23 (火) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
かなり無理めでありえねー内容なのですが、サクサクと話は進んで、飽きが来ませんね。最後は大団円で、大感激。お見事。

ひのないところに
青春事情
駅前劇場(東京都)
2025/09/24 (水) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

『天守物語 〜夢の浮橋〜』
虹色ぱんだ
アトリエファンファーレ東新宿(東京都)
2025/09/18 (木) ~ 2025/09/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
和ダークファンタジー、グッときました。ざっくりとしたあらすじしか知らなかったですが、惹かれる世界観ですね。改めて原作も読んでみたいです。

VIVID
Loneliness of the butterfly
イズモギャラリー(東京都)
2025/09/19 (金) ~ 2025/09/23 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
内容は寓話と言っていいんでしょうか。膨大なセリフをものともしない見事な一人芝居ですね。色々と考えさせられました。

勿忘草
シレネ
キーノートシアター(東京都)
2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
台詞の無いダンス公演でしたが、とても良かったです。
私の好きなバレエをベースとしたダンスに目が釘付けでした。
役者さん達の動きや表情で、台詞はなくても、内容が伝わってきました。
約80分でしたが、ずっと踊りっぱなしなので、すごい体力だと思いました。
美しい舞台でした!

Letter2025
FREE(S)
ウッディシアター中目黒(東京都)
2025/09/24 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白かったです。
過去にタイムスリップし、命の尊さを知り成長する主人公の姿に感動でした。
命をかけて大事な人の命を繋ぐラストは、切なくて涙腺が緩みました。
役者さん達の演技も良いし、現代風な音楽やアレンジで、とても観易いと思いました。
戦争は勿論、東日本大震災で、命を失った人達の事を決して忘れてはならないと感じました。
心に響く良い舞台でした。

勿忘草
シレネ
キーノートシアター(東京都)
2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了

Letter2025
FREE(S)
ウッディシアター中目黒(東京都)
2025/09/24 (水) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

父と暮せば
劇団演奏舞台
演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA(東京都)
2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
不朽の名作ながら、今回も演奏舞台らしい技量のある熱演でした。幽霊ながら前向きな父とサバイバーズギルトから抜け出せない娘の対比が一層原爆の惨たらしさや悲しみを増幅させており、胸につまる舞台でした。

勿忘草
シレネ
キーノートシアター(東京都)
2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い、典型的なノンバーバル劇。
物語は、ダンス(ソロやアンサンブル)や音楽で綴った女性の生き様。その結末は観客によって捉え方が違うだろう。内容は、説明にあるように 誰とも深く関わらず、淡々と過ごすOL・恵。彼女に、定期的に届けられる『一輪の花』。暴力に支配された家庭、孤独な施設での生活、繰り返される心の傷を描いたもの。一輪の花は、容易に分かると思うが 勿忘草(ワスレナグサ)のこと。その花言葉は「私を忘れないで」、これが実に意味深なため 結末が…。
言葉はないが、ダンスと音楽で情況と情景を巧みに描き出す。そしてダンス以外の丁寧なしぐさで心情を描き、最小限の小物で状況を表す。例えば、傷ついた もしくは苛ついた心を癒すための癖ーささくれ・さかむけ を毟る。その原因はストレスや栄養失調らしいが、そうなったのは毒母の虐待。いわゆるネグレストである。それからは施設、学校そして職場での無視や苛めといった負の連鎖。そんな情景をダンスパフォーマンスで表す。
そして音響/音楽や照明といった舞台技術が物語を効果的に支えている。音楽はその状況に適した選曲、例えば 自分を奮い立たせる場面では、中島みゆき の「ファイト!」が流れる。照明は抒情的とも思えるような色彩ー青白色や白銀色ーを使ったスポットライトが心情を際立たせるような効果と印象を放つ。
(上演時間1時間20分)

I, Daniel Blake ―わたしは、ダニエル・ブレイク
秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場
紀伊國屋ホール(東京都)
2025/09/26 (金) ~ 2025/10/05 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/09/28 (日) 14:00
座席1階
イギリスと言えば「ゆりかごから墓場まで」の言葉に称される福祉先進国だが、サッチャー政権などを経てとんでもない状態になっているようだ。自己責任を掲げる新自由主義、それに伴う福祉予算削減。貧困対策としてのセーフティネットは形としてはあるものの、そこに容易に到達させない複雑な仕組み、さまざまなバリアを今作では嫌というほど見せつけられる。
だが、これは我が国だってある。先刻最高裁が違法と断じた生活保護政策は、役人が恣意的に調査項目を扱って保護費を削減する根拠に仕立てあげた。役所の窓口が「まだ働けるはずだ。怠けている」などと申請者を追い返す水際作戦はあちこちである。それどこか、保護申請をあたかも税金の食いつぶしのようにはやし立てる世間の空気。これらは舞台でも描かれ、英国も日本も同じ状況だと分かる。
原作者の執筆動機は怒りだという。そのやるせなさ、怒りのパワーが舞台からひしひしと伝わってくる。
映画化はされていたが、これを日本初演で舞台化した青年劇場はまさに、面目躍如。この怒りを、自分は関係ないと通り過ぎようとする一人一人に見てほしい。深刻化する格差社会。誰もが転落する可能性はあり、けして人ごとではないはずだ。
いい舞台だった。きびきびとした役者の動き、キレのいい演出もよかった。

父と暮せば
劇団演奏舞台
演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA(東京都)
2025/09/26 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
利発な雨もあんぽんたんな雨もあるが、雨が止むのを待つしかない。あの時の広島では、死ぬんが自然、生きるが不自然、そんな思いも、すぐに癒されるものではない。そんな時、おとったんが娘を支えに来て、そして去って行く。世の中、どれだけ理不尽なことがあるか、また、それをみんながそれぞれ乗り越えてどうやって前向きに生きていくか、その難しさと大切さ、そんなものを感じました。10平米ほどの舞台でひたすら2人の会話ではなしが進んで行くのは、大昔の映画「終着駅」を彷彿させるものがありました。2人の会話と演奏及び歌を聞いているとあたまの中にそれぞれのシーンが浮かんで来ました~

ワンマイク ONE MIC
ホチキス
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2025/09/23 (火) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
今回の舞台であるレコーディングスタジオのセットの作りが素晴らしかった。コメディとしては、面白い部分と今イチ弾まない部分が混在していて、ちょっと物足りなさも。

松本清張「点と線」
カンパニーデラシネラ
神奈川県立青少年センター・紅葉坂ホール(神奈川県)
2024/07/27 (土) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
地元神奈川での開催であったが公演期間短く都合がつかなかった「とても観たかった」作品。動画配信をやっていて観る事ができた。思わぬ僥倖。無茶面白い。2009年が初演との事だが再演に掛けたのも分かる。タイトルになる題材の抽象的な造形にとどまる作品もデラシネラにはあるが、本作はストーリーをしっかり伝えている。発語がある。闇に浮かぶ陰影の濃い絵、スタイリッシュな衣裳と動き、サスペンスの教科書のような原作中の象徴的場面が美しく提示されて行く。国広和毅氏の音楽は、言わずもがな。

~喜楽に落語~ ハルカス寄席
近鉄アート館
SPACE9(大阪府)
2025/09/02 (火) ~ 2025/09/30 (火)公演終了