最新の観てきた!クチコミ一覧

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東京コンバット2013

東京コンバット2013

ハム・トンクス

ザ・スズナリ(東京都)

2013/02/05 (火) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★

かっこよかった~
マシンガンやショット・ガンを構えてじっとしているときの緊張感がたまりませんでした。
なが~い沈黙の間がいたるところにありましたが、緊張感があるので、まったく間延びしている感覚はありませんでした。
それが凄いなあと。

ネタバレBOX

東京と大阪が戦争する(武力で衝突する)話。

いろいろと見せ場を作るために、あり得ないシチュエーションで攻守が交替したり。

浪速人かどうかを判断することができる、声紋判定の器械がある。
疑わしい兵士はそれを使って判定すればいいのに。でもそれをやっちゃうと物語がすぐに終わっちゃいますからね。
すったもんだを維持するために、そのアイディアは無理やり封印されていました。

そういいった意味で展開が不自然なのですが、演技に緊張感があるので、なんとなく納得させられるというか。

軍曹がふたり登場するのですが、ふたりとも面白かったです。
最初に登場する軍曹(リス)は、静かな声だけれども、強い意志が感じられて。かっこよかったです。

後半に登場する軍曹は、騒がしくて元気。いい味出してました。
『地獄の黙示録』に登場する軍曹(だったかな)を連想させました。

最後のセリフは「東京のほうがかっこいいからだよ」
でもこの最後のセリフはなんだかなあ。

二月博多座大歌舞伎

二月博多座大歌舞伎

松竹

博多座(福岡県)

2013/02/02 (土) ~ 2013/02/26 (火)公演終了

満足度★★★★★

観て損はなし
観なくても生きていけるけど、観れば最高に幸せな時間を過ごせる。
まあ、演劇って全部そんなものだと思うけど、
歌舞伎を観るといつもそんなことを思ってしまう。
えりすぐりのサラブレットを観れる至福感。最高です。

ネタバレBOX

夜の部
義経千本桜の知盛は震えるほどの迫力があった。
君ゆきて 月に叢雲 花に風 【ご来場誠にありがとうございました!】

君ゆきて 月に叢雲 花に風 【ご来場誠にありがとうございました!】

ラフメーカー

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/02/05 (火) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

いい物語でした
初日だからか、少し堅い部分も見られたし(セットも堅い部分が見られる(謎))、またキャラについて、ちょっと独特キャラに振り過ぎかなと思う部分もあったが、物語はジワジワ面白くなり、途中からは完全に引き込まれました。
特に主人公の気持ちが分かると非情に切ない物語なんだなあと感じてしまった。いい物語でした。

ネタバレBOX

近所の幼馴染(年齢は違うが)に頼まれゴーストライターとして、大学のサークルの仲間達をモデルした小説を書いてると言うことで、実在のサークルシーンと小説内のサークルシーンが出てきます。(それにプラスして、先輩にゴーストライターだった嘘を告白するための喫茶店シーンもあり)

それぞれのサークルシーンは別々の役者が演じるが、仲間たちの日常をモデルにしてるので衣装は基本同じとなってる。
ただ性格は真逆まではいかないが、それに近いぐらい変えてるキャラもいました。

ラスト近くに、主人公が書き作った小説内のキャラに謝るシーンがあるが、ここは現実キャラも出して、ユニゾンで台詞を言わせても面白かったかも。
「テヘランでロリータを読む」

「テヘランでロリータを読む」

時間堂

シアター1010稽古場1(ミニシアター)(東京都)

2013/01/19 (土) ~ 2013/01/28 (月)公演終了

満足度★★★

面白いとは感じたが
ラストまできて面白いと感じたが思ったが、頭の回転が悪かったのか、セリフがあまり入ってこなかった。(照明が暗めなのも響いたか?)ちょっと残念な事をした。

オレステス※当日券あります!

オレステス※当日券あります!

劇団天地

コミセンわじろホール(福岡県)

2013/02/02 (土) ~ 2013/02/03 (日)公演終了

満足度★★★★

好みの作品でした。
現実逃避できる壮大な作品、そんなギリシャ悲劇でした。
悲劇??結構笑えるとこともあったので悲観的にはならなかったけど。
家族愛は共感できるも、仇討とかは前近代的で??という部分もあったかな。
ともかく役者さんが魅力的でそれだけで観る価値のあった作品でした(^^)

新宿コントレックスVol.7

新宿コントレックスVol.7

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/01/19 (土) ~ 2013/01/20 (日)公演終了

満足度★★★

面白かった
個人的には合わないかと思う作品もあったが、全体的には面白かったです。
特にAga-risk Entertainmentは流石の上、鹿島・沈コンビの息がピッタリ過ぎてある意味凄かった。

天廻物

天廻物

血沸肉踊隊

シアター711(東京都)

2013/02/05 (火) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

満足度★★★★

無題610(13-035)
19:30の回(少し晴れてきたが寒い)。18:50会場着、ちらしの裏には30分前受付とあったので待っていると、あとから来た方がすすっと受付...確認すると受付してます...ということでした(コレデイイノダロウカ?)。19:00開場、ここは椅子がいいのでラクチン。舞台は何も置いてなく、正面に(園児が描いたような)赤い渦巻、左右にはこれも赤いイソギンチャクのようなものがびっしり貼りついています。こちらは初めてで、劇団名、演目が全部漢字…当たるか外れるか。19:30前説、19:34扉が閉じられ19:36開演(暗転)~20:55終演。

チラシをみたときアンモナイトかと思いましたが親戚みたいなものなのでしょうか。旅芸人一座の出し物をみているような雰囲気で私好み、間に楽隊の演奏を挟み、夢の中の夢をみているような物語。

ネタバレBOX

雑記:おふぃす300ではありませんが「劇団300 千の眼のカデンッア」というお芝居をみたことがあります(86/4 THEATER/TOPS)。帰るとき声をお掛けしたのが谷口さんだと思うのですが、「マジックアワー(11/10)」をみていました。

711そのものが古めかしい造りで、手洗いに行くには細い迷路をくねくね…壁も床も戸も「時間」が染み込んでいるような佇まい。そこで繰り広げられる時間と空間が捻れこんだ物語。

眠れない「女王(為政者?)」とそれに付き合って目の下に真っ黒いクマをつくっている3人の「下僕」。これは歴史物かと思っていたら楽隊が闖入、クラリネット、アコーディオン、ヴァイオリンで演奏してる…はと時計が鳴り、女王は冴えない主婦になってしまう。

これが眠れない女王の夢だったのか…途中、よくわからなかったけど、人であったりカタツムリであったりの異次元的展開にとまどい、ずれながら、すがりながらも合わせようとする主婦がとてもよかった。

夫、人間大のペット=カタツムリ、隣の奥さん、大家さん、家来、おとーさん、おかーさん、歩く入れ歯たちが「ここであってここではない処」で勝手気儘し放題。

最後は、みんな起きて朝の身支度、歯磨き、洗顔、髭剃り…カタツムリの家紋のように巡り巡って夢の夢。
あくしゃもん

あくしゃもん

田上パル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/13 (水)公演終了

満足度★★★★★

凄く面白い
それだけで良いかな。

牧師が特に良い。
10年前に何を悔い改めたのだろうか?

冬のバッキャロー‼【全公演当日券あります!】

冬のバッキャロー‼【全公演当日券あります!】

株式会社Ask

笹塚ファクトリー(東京都)

2013/02/05 (火) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

心と目頭が熱くなる作品
悲しい出来事が起こるのですが、アットホームであたたかい気持ちになれる物語でした。もう気分は近所に住んでる人。普通の生活者、バンザイ。

この劇場に来るたびに煙たくて閉口してた入り口の喫煙所、一時的なのか恒常的なのかはわかりませんが、撤去されてました♡

虹の袂を探しに行こう

虹の袂を探しに行こう

gaku united

名古屋市南文化小劇場(愛知県)

2013/01/31 (木) ~ 2013/02/02 (土)公演終了

ほんわりパステル色
現在と過去と、こちらとあちらと……。いろいろなものが交差して、行ったり来たり。そんな織物を織るようなお話でした。

バックの背景に映る映像が、控えめではあったけれど、演者と混じり、優しい色をだしていました。

客席にもいろいろな動物がいたり、切り絵があったり、客席に一足踏み込むと、もう、このお話しの世界の中なのでした。

ほんわりした世界でした。

テーマソングも何日か経った今も、頭の中をめぐっている素敵な曲でした。

あこちゃん役の迫さんの、いろいろなトーンの声が素敵でした。千穐楽ではかれていて、そのいろいろなトーンが聞きづらくなっていたのが、とても残念でした。あの使い分けが好きです。

日に日にお芝居の心が深くなっていて、良かったです。

インナーヴォイス ―内なる声―

インナーヴォイス ―内なる声―

新国立劇場演劇研修所

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/08 (金)公演終了

満足度★★

シニカルなホームドラマ
新国立劇場の演劇研修所の修了公演として、イタリアの国民的劇作家(とのことです)エドゥアルド・デ・フィリッポの作品が上演されましたが、全体的に雰囲気がぎこちなくて流れが悪く、90分程度の上演時間にも関わらず時間が長く感じられました。

あるアパートに住む一家が隣人から殺人の嫌疑を掛けられたことによって家族に対するそれぞれの内なる声が露になって行くシニカルな物語を、次々に人が訪れて同じような台詞やシチュエーションが繰り返されるといったコメディータッチで描きつつ、最後は寂しく終わる作品でした。

虚仮威しのないオーソドックスな内容なため、役者の演技力がはっきりと現れていて、笑いを取れる箇所が沢山ありそうな戯曲なのに、間の取り方や台詞回しが上手く行ってなくて滑っているように感じました。笑いの要素がしっかりと表現されていないので、シニカルな要素もあまり引き立っていませんでした。前半で台詞を噛むのが目立ったのも残念でした。

登場人物の年齢が子供から老人まで幅広いのを20代後半の役者達だけでカバーするのは無理があると思いました。海外の戯曲を選んだことを含めて、研修生の人達に日常感覚に頼るだけでは形にしにくい役を演じるというハードルを課す目的があるのだと思いますが、公演として楽しめるレベルには達していないと思いました。

東京コンバット2013

東京コンバット2013

ハム・トンクス

ザ・スズナリ(東京都)

2013/02/05 (火) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★

おもしろかったです。
普段見ないジャンルを観てみようと思ってフラッと観劇してみました。こういう方法で、宝物のような団体に出会うことがあるのです。

おもしろい公演でした。たまにはこういうのもいいかな、とも思いましたが、どうしてもやはり時間が長く、長いことによって生じたメリットがそこまであるかと言うとそうとも言えない感じでした。キャラクターはみなさんとても素晴らしく、もっと観ていたい気持ちになる方も何人かいらっしゃいました。

地下室

地下室

サンプル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/01/24 (木) ~ 2013/02/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

閉じた世界
これは他人事ではなくて、誰しもに起こりうる悲しい風景だなと思いました。あまりにも自然に表現されているから、つい笑ってしまうシーンも多かったけれど本当は笑えないようなものすごい怖い風景が繰り広げられている。つながりたい、救われたいという切実な欲求から集まっているのに、どうしてより困窮しなければならないのか。暗鬱とした息苦しい世界が繰り広げられて、ゾッとしました。

ネタバレBOX

個人的に、ダークな役を演じる山内健司さんが見れて新鮮な感じがしました。下で他の方も触れられてますが、物語の終盤「いいかげん目を覚ませよ」投げかけられた言葉に「あんたこそ、目をつぶりなさいよ」と返答するシーンはガツンとやられました。
祈りと怪物 〜ウィルヴィルの三姉妹~

祈りと怪物 〜ウィルヴィルの三姉妹~

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2013/01/12 (土) ~ 2013/02/03 (日)公演終了

満足度★★★★

壮大っっ
ダークファンタジーもこの位スケールが大きい見ていて気持ちいいなぁ、と浸りました。休憩込みで4時間半も全然平気な内容でした。さすが蜷川演出という感じ、重厚な雰囲気と見応えのある空間でワクワクしました。でも見れなかったKERA演出版の方が、人間くさくて面白かったのではと後悔しても遅いんだよなぁ。

東京コンバット2013

東京コンバット2013

ハム・トンクス

ザ・スズナリ(東京都)

2013/02/05 (火) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★

評価3,5(笑)
2時間半の長い公演でした。ソファーシートは首は疲れますが、腰が快適で良かったです。

ネタバレBOX

アフターパンフレットに「変わらないもの。舞台を面白くするのは台詞でなく間だと信じてること」と書いてあるわりに、台詞が間延びしてほぼ等間隔で、あまりメリハリを感じないのが最大の疑問でした。

基本的に、ゆっくり時間を感じさせようとしていて、イライラさせるのを狙っているのは分かるのですが…えっ本当にこれがその良いテンポなのだろうか、私がズレているのかなと終始考えさせられました。

おそらくあの常時流れているBGMをやめれば恐いくらいの緊張感が生まれ、緊張感狙いの場合、もしかしたら、ちょうど良かったのかもしれません。個人的にはあまり長時間緊張したくなかったので、BGMあって気楽に観れて助かりました。

ストーリーは、普通のコンバットもの(?)で、東京と大阪が戦争をしていて、その一部隊が拠点で測量のミッションを完遂させようとしているところに、大阪の兵が紛れ込んでくる。民間人2人も打たれ、大阪兵の擬態は巧みで、なかなか見破れず、東京兵は大阪弁が分からないせいで目の前で話されても内容が分からなくて少しずつ殺されていく。

人物背景とか、どんでん返しとか、大阪人気質とかのコメディがある訳ではなく、「あくまで他国同士の兵の戦い、でも外国語話すと客まで分からないから、設定を東京と大阪にしたよ」という、シンプルなワンシチュエーションドラマです。

明らかな大阪兵が1人、東京兵に味方だと信用されて、銃を渡されて一緒に行動しているので、最後まで「志村、後ろ後ろー!」状態でハラハラします。
後半、KY な軍曹が登場して長々と騒ぐシーンのあと、リスがいつものノンビリした声で「軍曹、踊ってるよ~」「三点倒立してるよ~」と言ったコメディ部分は笑いました。

キャラクターとして、リスは常に優しい返しができて、平常心で、人を信じて現代の理想の上司だと思いましたが、戦地で一軍のリーダーをやるには甘かったのですね。死んだとき一番悲しかったです。
マツはビシュアル含めてかっこ良かったです。仕事できますし。
川上とツバメの、仕事放棄ぶりには常にイライラさせられました。
ボスとタンカも、演技上手だなと思いました。

ヘリコプターのSEと、丸めた新聞紙を敷き詰めた舞台美術が、良い効果を出していました。

100万回生きたねこ

100万回生きたねこ

ホリプロ

シアターBRAVA!(大阪府)

2013/01/31 (木) ~ 2013/02/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった~
主役二人も良かったが、銀粉蝶さんがとても良かった。
舞台も泥棒のシーンで上から登場させるなど、飽きさせない工夫が心地よく、広さ目一杯を使って楽しませてくれた。

煙の塔

煙の塔

下鴨車窓

アトリエ劇研(京都府)

2013/01/31 (木) ~ 2013/02/05 (火)公演終了

満足度★★★★

煙の塔
スピーカーから聞こえてくる扉をたたく音が、手紙を書き封をする音、そして寝ている観客のいびきの生々しさに負けていた。そう生をあまり感じることができなかった。役者たちは上半身を動かさない。身体が縛られてるだけなのか、縛られてもなお意思があるのか、台詞を聞いているとはっきり違いがわかる。要は台詞を言わされているのか、言っているだけのか。それは役者の力、それとも演出でしょうか。

エレガンスロック「倦怠アヴァンチュール」

エレガンスロック「倦怠アヴァンチュール」

劇団レトルト内閣

HEP HALL(大阪府)

2013/02/01 (金) ~ 2013/02/03 (日)公演終了

満足度★★★★

面白い♪
始めてレトルト内閣さん観劇しました♪
ストレートに面白かったです、表現の仕方や言葉が面白くて、内容もありそうでない設定で後半こそちょっとダレてしまいましたが、中でもオーナー役の佐々木ヤス子さんは学生とは思えない、まくし立てる声など、色んな部分で存在感がちょうど良い感じでした。
文句無しに、益山さん演じるローズマリィは色っぽい♡
素敵でした♪

ともだちの名前

ともだちの名前

シバイシマイ

TORII HALL(大阪府)

2013/01/25 (金) ~ 2013/01/27 (日)公演終了

満足度★★★

しっかりした物語
派手なこともなく、物静かに始まり、家族の愛情や友達との絆、色んな思いがばらばらにならずに、最後に一筋の光を照らすような、それぞれの人物の深い思いが詰まった物語でした。

売春捜査官

売春捜査官

BLOCH PRESENTS

演劇専用小劇場BLOCH(北海道)

2013/01/18 (金) ~ 2013/01/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

再演希望!
つかこうへいの原作が面白いのは当然のこととしても、
役者さんたちのテンポの良さと波のある台詞回しが心地良く、
本当に面白かったです!
もしまた観る機会があるのならぜひ観たい!再演希望!

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