東京コンバット2013 公演情報 ハム・トンクス「東京コンバット2013」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    評価3,5(笑)
    2時間半の長い公演でした。ソファーシートは首は疲れますが、腰が快適で良かったです。

    ネタバレBOX

    アフターパンフレットに「変わらないもの。舞台を面白くするのは台詞でなく間だと信じてること」と書いてあるわりに、台詞が間延びしてほぼ等間隔で、あまりメリハリを感じないのが最大の疑問でした。

    基本的に、ゆっくり時間を感じさせようとしていて、イライラさせるのを狙っているのは分かるのですが…えっ本当にこれがその良いテンポなのだろうか、私がズレているのかなと終始考えさせられました。

    おそらくあの常時流れているBGMをやめれば恐いくらいの緊張感が生まれ、緊張感狙いの場合、もしかしたら、ちょうど良かったのかもしれません。個人的にはあまり長時間緊張したくなかったので、BGMあって気楽に観れて助かりました。

    ストーリーは、普通のコンバットもの(?)で、東京と大阪が戦争をしていて、その一部隊が拠点で測量のミッションを完遂させようとしているところに、大阪の兵が紛れ込んでくる。民間人2人も打たれ、大阪兵の擬態は巧みで、なかなか見破れず、東京兵は大阪弁が分からないせいで目の前で話されても内容が分からなくて少しずつ殺されていく。

    人物背景とか、どんでん返しとか、大阪人気質とかのコメディがある訳ではなく、「あくまで他国同士の兵の戦い、でも外国語話すと客まで分からないから、設定を東京と大阪にしたよ」という、シンプルなワンシチュエーションドラマです。

    明らかな大阪兵が1人、東京兵に味方だと信用されて、銃を渡されて一緒に行動しているので、最後まで「志村、後ろ後ろー!」状態でハラハラします。
    後半、KY な軍曹が登場して長々と騒ぐシーンのあと、リスがいつものノンビリした声で「軍曹、踊ってるよ~」「三点倒立してるよ~」と言ったコメディ部分は笑いました。

    キャラクターとして、リスは常に優しい返しができて、平常心で、人を信じて現代の理想の上司だと思いましたが、戦地で一軍のリーダーをやるには甘かったのですね。死んだとき一番悲しかったです。
    マツはビシュアル含めてかっこ良かったです。仕事できますし。
    川上とツバメの、仕事放棄ぶりには常にイライラさせられました。
    ボスとタンカも、演技上手だなと思いました。

    ヘリコプターのSEと、丸めた新聞紙を敷き詰めた舞台美術が、良い効果を出していました。

    0

    2013/02/06 15:34

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大