最新の観てきた!クチコミ一覧

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ZIPANG PUNK ~五右衛門ロックⅢ

ZIPANG PUNK ~五右衛門ロックⅢ

劇団☆新感線

オリックス劇場(大阪府)

2013/02/06 (水) ~ 2013/02/28 (木)公演終了

満足度★★★★

ZIPANG PUNK ~五右衛門ロックⅢ
物語は、20分位で分かる内容ですが、そこを、豪華絢爛に2時間40分に
あきさせず、もってく所がさすがです。(嫌味ではないです。)

春馬くんの出で立ち、清涼&声量 殺陣 ダンスのうまさに圧巻でした。

次回の春馬くんの作品も必ず見に行きたいです。

しかし、毎回満員御礼なのに、ここの書き込みが少ないのに
びっくりしました^^

吉本百年物語『アンチ吉本・お笑いレボリューション』

吉本百年物語『アンチ吉本・お笑いレボリューション』

吉本興業

NGK(なんばグランド花月劇場)(大阪府)

2013/02/05 (火) ~ 2013/03/02 (土)公演終了

満足度

吉本百年物語『アンチ吉本・お笑いレボリューション』
場面コロコロ変わすぎ、途中
もうどうでもいいわって感じになった。

出てる方々の人柄は、TV上では、いい感じですが、演技伴わず、
感情も伝わらず、せっかく一生懸命してたのに、もったいなかった。

日の浦姫物語

日の浦姫物語

こまつ座

シアターBRAVA!(大阪府)

2012/12/14 (金) ~ 2012/12/19 (水)公演終了

満足度★★★

日の浦姫物語
年齢や設定は、アリエンティーな感じですが。

思った以上にスルッと見れたかな^^

下谷万年物語までごちゃごちゃじゃなかったので^^

東京コンバット2013

東京コンバット2013

ハム・トンクス

ザ・スズナリ(東京都)

2013/02/05 (火) ~ 2013/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★★


ここまで間をあけて、しかも緊張感を維持できる凄さを体感しました。
とても面白かった!!

トランス

トランス

演劇ユニット 虹色cafe

JOY JOY THEATRE(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

すごく
いいものを観させて頂きました。 このような演劇に出会えたことを嬉しく思います。 ありがとうございました。 どこまでが原作通りなのかどうかは分かりませんが、役者の方の演技もシンプルな演出も素晴らしかったです! シリアスなストーリーの中にも笑いや楽しさがあり(原作がということなのかもしれませんが)完成度がかなり高かったです。 ただ、若干ラストにかけてトリッキーな形で抽象化されたメッセージを伝えるところが後味がよくないような感じもしましたが、それもこの作品の完璧さのひとつなのかなという気もします。




西暦2040年に死んだばあちゃんの娘

西暦2040年に死んだばあちゃんの娘

コーヒーカップオーケストラ

シアター711(東京都)

2013/02/13 (水) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

コヒオケよ、そのまま突き進め
前作より笑いが洗練された感がある。ギャグの連発に苦心の跡が窺われてますます好きになった。

ネタバレBOX

初っ端の物語之介の登場はちょっとどうかな、と思ったのだがまあナビゲーター役ということで後で納得。何しろ物語があってなしのごとくだ。ギャグは相変わらず言葉遊びが中心だが、今回は洗練されていて嫌味がなかった。とにかくこれだけギャグを詰め込んでいくというのは大変なことだ。そのパワーには敬服する。今公演のポイントは、客演の女優だ。それそれ見事に役にはまっていた。特にお母さん役のタカハシカナコのコメディエンヌ振りには大笑いした。よし、彼らをこれから愛を込めて「コヒオケ」と呼ぶことにしよう。うーん、どうも語感がイマイチだがこれしか略しようがない。今回の「馬鹿馬鹿しさ」は中の上くらいだろうか。コヒオケよ、そのまま突き進んでくれ。そしてギャグキングを目指してくれ。応援するぞ。
あと、モリサキさん、チョコありがとう。おいしかったです。
踊ろよ、フィッシュ

踊ろよ、フィッシュ

恥骨

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

見て来た
姫々しい。冗長だ、退屈だと思うシーンがあったが、あれって所謂女の子同士の中身無い会話に対する敬遠に似た感触で、作品を通して醸される高度な女性力にあてられた私は何処までいっても男性的な完成しか持ち合わせられないんだなと思った。
カップルで行くと、男性と女性で抱く印象がかなり変わるかもしれない。

一挙手一動ワンセンテンスまで嘘で生成できる女の子がいて、こいつは嘘の権化だなと思った。褒めてる。

ルデコの四階はイントレが組んであって、オシャレ空間なんだけど、「渋谷」「ギャラリー」「オシャレ」と勝手に想起する要素は余すとこなくマッチングしていた。メニュー写真の料理を注文してみたら、想定通りの料理が出てきました。みたいな感じ。

cover

cover

ペンギンプルペイルパイルズ

シアタートラム(東京都)

2013/02/02 (土) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

観おわってからのモヤモヤする
伏線の回収をどうするかが観客側に委ねられてのラストはずっしりときた。設定というか、前提みたいなものに隙間があるのだか、作品側で意図的に埋めないままにしていて、観おわってからのモヤモヤする感覚が不思議。

人物の出入りと物語の展開がスムーズで時間の経過を感じさせない。なんというか「上手い構成」というのはこういうものを言うのかと納得した感じ。あっと言う間に終盤まで進んでいった。

『宇宙をskipする時間』×『てのひらに眠るプラネタリウム』

『宇宙をskipする時間』×『てのひらに眠るプラネタリウム』

シアターキューブリック

ザ・ポケット(東京都)

2013/02/08 (金) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

何度も見たくなる♪
「宇宙をskipする時間」「てのひらに眠るプラネタリウム」両作品を観ました。

「skip」は幻想的でファンタジーで…でもその中に暗いものを抱えてます。
時間は戻らない。だからこそ今を歩く。
綺麗だけでは終わらない部分を見せつけられて、心が痛い部分もありました。

「プラネタリウム」は最初の設定が暗めです。
でも、その中にキラキラした純粋なものが隠れていました。
全てのものに終わりは来る。だからこそ今を大切に。

二つの物語は繋がっていない様で繋がっていると思います。
鏡の様にお互いを写しているようでした。
両作品を観ることをお薦めします。
観る順番でも感じが違って面白いですよ。

地下室

地下室

サンプル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/01/24 (木) ~ 2013/02/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

7年経っても全く古びない傑作
数年前の作品の再演だというのに、古びるどころか、
ある部分では、現実が劇の世界にゆっくりと近づいていっている。
そんな気配すら感じました。広いと思っていたはずの自分の周りの
世界が、実は閉ざされ切っている、でも、それに気がつかない。
滑稽なようでいて、誰にでも在り得るその恐ろしさに震えが走りました。

ネタバレBOX

サンプル立ち上げ前に、「青年団若手自主企画」として2006年に
初演された作品、『地下室』の再演。サンプル大好きなので期待
していました。

劇団『サンプル』の大まかな特徴は、
①閉鎖された狭い空間の中での、不条理で飛躍する物語展開
②直接的、かつ極端な性的表現
③引きこもり、閉じた、コミュニケーション不全の病んだ登場人物達
④ごみ袋をひっくり返したかのように雑然とし、でも大胆な舞台美術

があると思っていますが、本作は劇団最初期の作品なので、まだまだ
平田オリザ直系の現代口語演劇、ちゃんとしたプロットのある物語に
なっています。が、既に、作者である松井周氏の個性は確立されてますね。

『地下室』は、特殊な製法の水で話題を集めつつある自然食品会社の
閉鎖的な地下室を舞台に、そこで住み込み制で働く人々の、一種異様な
集団原理を描いた作品です。

閉ざされた空間では集団も閉ざされる。コミュニティの中では、「一人は
集団のもの」という「共有(シェア)」の原理が確立され、守れない者には
厳しい追及が待ち受けている。

揚げ足を取られ、激しく消耗し、集団の言葉、規則は絶対であると、
真っ白になってしまった頭に叩き込まれた後は、店長による、
「イニシエーション」という名の「交わりの儀式」が行われる…。

ここまで読んで、「これってカルト教団や過激派のコミュニティで
起こっていてもおかしくないよね」と思うかもしれません。まさに
そうで、集団の中でしか通用しない不条理なルール、外部からは
コミュニケーション不全に見える組織構造、やたら性的に乱れて
ぐちゃぐちゃになった人間関係など、

ある種の、人間の集まりの赤裸々な姿をのぞき見たような気分に
陥りました。

個人的には、現在の日本社会で一部叫ばれる、「私欲から共有へ」、
「お金より大切なものはある」という言葉が、本作では、歪み切った
コミュニティをつなぎ止める一種のマジックワードになっているところが

あぁ、今の時代の空気感を見事にすくい取っている傑作だな、全然
古びていないな、と強く思わせる要因になり、非常に楽しめました。

登場人物の一人が叫んだ、「今、目を開いたって、外の世界は汚い
ものばかりじゃないか!」、「お前もいい加減目を閉じろ!」という
台詞、あまりに秀逸過ぎてうまい感想が思い浮かばないほどでした。
赤とうがらし帝国【東京公演】

赤とうがらし帝国【東京公演】

劇団鹿殺し

駅前劇場(東京都)

2009/08/12 (水) ~ 2009/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

パワフル!
菜月チョビさん演じるミュージカル好きな大阪の少女辛島タエの半生を描いたお話。

ネタバレBOX

主人公は身近で亡くなった人たちの分子・原子が巡り巡って自分の身体の一部になっていると信じ、自分を勇気づけて頑張る女性です。

太陽活動のような核融合では鉄までしか作られません。私たちは、超新星爆発の結果生じた原子を取り込んでいるのですから、まあそうかなと思います。

受け身の上手なプロレスラーの死、映画「ピンポン」などのパロディを取り入れ、宝塚歌劇団へのあこがれ、武道館公演へのあこがれなどを盛り込んでいました。

最初から最後までチョビさんがボーカルを務め、パワフルでいい感じの楽曲でした。丸尾丸一郎さんの妹みたいな顔をした坂本けこ美さんの、オートバイのサイドカーの演技も光っていました。
BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】

BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】

劇団鹿殺し

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/02/15 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

満足度★★★★

再演!!
2009年8月の『赤とうがらし帝国』の再演なら再演ってもっと言ってよーって。

ネタバレBOX

忘れていましたが、オートバイとサイドカーのネタは面白かったですね!

私の骨は主に牛乳かなと思いつつ、先人たち、あらゆる生物のお陰で感謝です。タエの小柄な体型はお母さんから、骨太で丈夫なところはお父さんからの遺伝です。宝塚ごっこのセンター、卓球も大阪でそこそこテッペン、バンドでも武道館進出を果たしました。復活したタエの今後テッペンを目指すものはって、チョビさんそんなん役者はんに決まってますがな。

電車は血で走るのような管楽器も素敵でした。

ところで、正直に告白すると…、丸尾丸一郎さんは丸尾 丸一郎さんか、丸尾丸 一郎さんか自信がなかったのですが、入口のアフタートークの案内板に丸尾 丸一郎と書いてあって今回ようやく納得することができました。
踊ろよ、フィッシュ

踊ろよ、フィッシュ

恥骨

ギャラリーLE DECO(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★

初々しい!可愛い!
AKBと言うよりはモー娘。と言った感じかな。

ネタバレBOX

初々しくて、チラシのように足が真っ直ぐ伸び切っていない日本人的美少女が波にさらわれ鯛になってしまい、人魚姫みたいに男の子に恋する物語と、矢口真里さん似の女の子が海女さん姿になって波にさらわれた友人を探して冒険する四頭身RPGの世界を一緒にしたようなファンタジー。

冒険で集めたバスクリンを入れた天の川の綺麗な水で男の子を助ける…、宮沢賢治の世界のようでもあり、ロマンチックで楽しくて、おバカなお話でした。

小さな器にあれだけのバスクリンを入れると臭いも色も強烈で、あんなんで顔拭いて肌荒れしないかと他人事ながら心配しました。
散歩する侵略者

散歩する侵略者

ピンク地底人

アトリエ劇研(京都府)

2013/02/15 (金) ~ 2013/02/18 (月)公演終了

満足度★★★

初ピンク地底人
もっとSFちっくな内容かと思ったけれどそれほどでもなくほっとした。

舞台は一つしかないから
それをいくつものシチュエーションに変えて見せなければならなくて
すんなりそれに入れるというのはすごいことだと思う。

演劇人は皆それをやってるのはわかっているけど
改めて今まで観てきた芝居を含め、そう感じた。

音の使い方、役者の使い方・・・
面白かった。


ネタバレBOX

だけど私にはちょっと五月蠅いと思わせた。
冒頭部分、行きかう人々でそれは縁日だとわかった。
一気に役者がたくさん出てきてそれを追っていた。
花火の音や的屋の呼び込み・・・

そこからずーっと信号の音やら雑踏の音を
台詞を言ってない役者たちが発してるのだけど
私にとっては雑音でしかなかった。

よく見るとマイクが上からぶら下がっていた。
だからこんなに雑踏の音が拾われたのか。
もしかしたらマイクがないくらいがちょうど良かったのかもしれない。

中央の台詞を拾うマイクも設置されていたけれど
音響のことよくわからないけれど
拾う音量を強弱つけられたのなら良かったのかもしれない。

こんなこと思ったのは他にはいないかもしれないが
私は気になった。

しかし、侵略者他二人が現れ始めたころからは
話に集中出来た。
面白くなってきたと感じた。

面白かった。
が、最後のテープの台詞を聞き逃してしまい
つながりがわからなくなった。
多分大事なところ。

イキウメさんのも観てみたい。

そしてピンク地底人さんのをもう一度観たい。
そして、他の作品も観てみたい。

腕王-UDEOU-

腕王-UDEOU-

colorchild

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2013/02/13 (水) ~ 2013/02/19 (火)公演終了

満足度★★★

試みは面白い
試みは面白いし、役者陣の身体能力はなかなか凄いと思う!
大人数であるにもかかわらず、チームワークも良く、全体のダンス等、動きによる表現も楽しめた!
上演時間110分。

ネタバレBOX

暗転がなく、役者陣の動きっぱなしの表現は本当に凄い!と思った。
これ練習どうやって行ったのかな?相当大変だっただろうなと思わずに
いられない!息もあっていて、見事だった!!

ダンス公演的なものであるなら、個人的な評価は高くなるのだが、
芝居としてみた場合は、う~んという感じ。。。

例えば、ピストルを撃ち合うところを、口で「バンバン、バキューン」と
表現するのは、まるで子供の遊び、もしくは学芸会のようだった。。。

もちろん、役者陣の技量があるのでみれることはみれるのだが、
110分という長い芝居の中で同じような場面が多かった印象。
やや冗長的な感じ。

観劇後、あらすじを考えた場合、厳しく言うと「で、何?」って
思ってしまった。。。

パフォーマンス自体は楽しめたので、個人的には「残念というより、惜しい!
、もしくは勿体ない!」という気持ち。

今回のような長編だと途中で飽きてしまったので、
短編の物語にして、スピーディーに様々な表現をした方が
個人的には良いと思えた。

最後の全員でのダンスパフォーマンス、
こういう終わり方はいい!楽しめた!

今回は友人と一緒に観劇したが、ほぼ同じ感想だった。

作り手として、勇気のいる冒険的な表現も多かったと思う。
試みには拍手を送りたい。
Butterflies in my stomach

Butterflies in my stomach

On7

サラヴァ東京(東京都)

2013/02/09 (土) ~ 2013/02/10 (日)公演終了

満足度★★★★

淡々と深く
記憶の浮かぶままのごとく
時間の断片がつづられて。
一つずつのシーンに描かれるものが、
淡々とした質感でありながら
しっかりと心に残る。

作り手の語り口も、
演じる役者たちが舞台に置くものも、
その舞台を満たす音にも、
バリなく、くっきりと伝わってくる。

そして、その先に浮かんだ、
ありふれた、でも波乱に富んだ、ビビッドな
人生の肌合いに強く捉われてしまいました。

ネタバレBOX

この会場では、
素敵なダンスの公演を何度か観たことがあるのですが、
演劇の公演は初めて。

舞台はT字型に設定されていて、
そこに向きをややバラけさせて、椅子が置かれていて。
客入れの間に、出演者たちもひとりまたひとりと、
いろんな雰囲気を纏いながらその椅子を埋めていく。
やがて、会場全体に密度が生まれ、
物語が立ち上がります。
最初はリーディングの態の舞台ですが、
テキストこそ離さないものの、
次第に朗読から離れて、
空間が、台詞に加えて役者の動きと共に満たされていく。

シチュエーションも、
表だって 枠組みとして描かれる部分はあまりなく、
紡がれるものとのかかわりの範囲で伝わってきて。
役者たちが担うロールも、明確に固定されることはなく、
シーンごと、描かれる物ごとに、様々に変化していきます。
場面のつながりも、
どこかランダムで、
記憶の揺らぎのままに、
絵面というかその時間の印象が切り出され
重ねられていく感じ。

にもかかわらず、
観ていて、戸惑うことなく、飽くことなく、
次第に満ちていく。
物語の歩む鮮やかさを感じることがなくても、
シーンごとの質量が重なりとして肌から沁み込み、
それぞれとは異なる色で醸しだされる、
柔らかな俯瞰に次第に染められていく。

役者たちが紡ぎ、醸し、解き放つものには、
刹那ごとのふくよかで鋭い切っ先があって。
それは、時にビターであったり、
あるいは生々しかったり、
デフォルメされていたりもするのですが、
でも、一人ずつのお芝居に
台詞や表現そのものから
すっと観る側に踏み込むものがあって、
なんというか、
描かれるものの精度や重さに留まることなく
その先にまで観る側を導いてくれる。

観終わって、拍手をしながら、作品へのどこか淡々とした印象があって、
でも、一呼吸おいて、
深く浸潤されていることに気が付いて驚く。
織り上げられたエピソード自体にも、
いくつもの表現の秀逸を感じつつ、
無意識の領域では
それとはまた異なる
貫かれることなく、あるがごときに置かれた
時間たちの重なりの風景に、
心を捉えられていたよう。

余談ですが、この会場(SARAVAH東京)、
恐ろしく音が良くて・・・。
そこにある音が、滅することも響くこともせず、
細微にわたって、クリアに、
座標というかその位置への体感をも含めてやってくる。
それは、作品の空間を解像度を落とすことなく広げつつ、
役者たちのやわらかな一呼吸に委ねた想いまでも
一つずつ観る側に伝えてくれて。
普通なら舞台上の密度に隠されてしまうような
お芝居のちょっとした乱れや曖昧さも削ぎ出してしまう、
両刃の剣であったりもするのだろうけれど、
役者たちの演技には、それを凌駕してこの場所を武器にする、
確かさと、深さと、ふくよかな繊細さがあって。
照明や美術とともに、
この会場そのものも、作品を愛で、更に際立たせていたように感じました。
笑う通訳

笑う通訳

電動夏子安置システム

上野ストアハウス(東京都)

2013/02/15 (金) ~ 2013/02/20 (水)公演終了

満足度★★★★

V班観劇
いやーよく出来ているなぁ。気になっていたシーンも視点を変えて組み合わせていけば,面白さも倍増するというもの。楽しませていただきました。ただ,爆笑するまでには至らなかったのが心残り。これはメンバー編なら違うのかな?もっとメチャクチャに味付けしていそうな気もするし。時間があれば,M班も観に行ってみようっと。

ハムレット・レポート

ハムレット・レポート

劇団BDP

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2013/02/16 (土) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

迫真の演技
坪田さんが苦悩するハムレットと達也を迫真の演技で見事に演じました。
他の若い役者も演技力が高く見応えのある舞台でした。

ネタバレBOX

達也はハムレットを演じる中で、ハムレットの苦悩と自分の苦悩が重なり合い葛藤しながらも、自らの答えを見出して行く。脚本の面白さと共に、それを見事に演じきった坪田さんの表現力には脱帽です。

ガートルードの坂巻さんは年齢からは想像できない存在感のある演技でした。

ハムレットとレアティーズの決闘シーンでは、効果音ではない剣と剣の激しいぶつかり合いが緊迫感があり見応えがありました。

ところどころに散りばめられる歌も良かったですし、照明も全体を通して効果的でした。劇と劇中劇の切り替わりの区別や、葬儀シーン色づかい、光づかいが印象に残りました。

全体を通して若さとエネルギーがあふれる舞台であり、多くの出演者の演技力歌唱力共にレベルが高く、今後も楽しみです。
演劇集団 砂地 『Disk』

演劇集団 砂地 『Disk』

演劇集団 砂地

シアタートラム(東京都)

2013/01/24 (木) ~ 2013/01/27 (日)公演終了

満足度★★★

少し村上春樹みたい?
上から物が落ちてくる感じとか、素直に驚いて楽しめました。

少し村上春樹みたいな世界観で、私は好きでした。

最初、ずっと走っていたのとか、とてもいいと思いました。

感想絵を描きましたので、よろしかったら。

http://chigusa.petit.cc/muscat2/

【全公演終了!】あるオト、あるヒカリ、あるカラダ、あるコトバ、あるミライ、そのタもろもろ、の、あるケシキ【ご来場ありがとうございました】

【全公演終了!】あるオト、あるヒカリ、あるカラダ、あるコトバ、あるミライ、そのタもろもろ、の、あるケシキ【ご来場ありがとうございました】

空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/02/14 (木) ~ 2013/02/17 (日)公演終了

満足度★★★

良かったです。
普段観ない感じの舞台です。
狭い中、最初と最後の森脇さんのダンスが
他の3つを統べる、バラバラでも同じ音階の中
ほどよい悲しい浮世と希望を見せるファンタジックな舞台
ちょっと素敵な時間を過ごせました。
16時というのも有りがたかったです。
その後、夜公演も行けるし近場なら昼公演も含め
1日3本も舞台見れますからね。
内容は見易いからお勧め出来ますがもう最終日なんだよね

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