
ティファニーで夕食も
劇団お魚レモンパイ
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2013/02/21 (木) ~ 2013/02/26 (火)公演終了
満足度★★
個人的には・・
あまり好みの舞台ではありませんでした。自分はアンドロイドになっても生きていたいか?人間としてのプライドを捨てられるのか?周りの人間の思いは?など、色々と考えさせられる事もありましたが・・。このシーンって何?と思う所が多々ありました。もっとシリアスにした方が、印象が良かったのでは?と思いました。

第6回本公演 サロメ
劇団新和座
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2013/02/16 (土) ~ 2013/02/17 (日)公演終了
満足度★★
作品の持つ空気を大切に
観る前は翻案物だろうと思っていたのだが、どうやら原作に忠実だったようだ。(未読なので確かではないが)翻訳劇というとどうしても新劇団がある程度規模のある劇場で豪華な舞台装置と衣装で上演する芝居、というイメージがあるため、いろんな面で貧弱さ、底の浅さが見えたと言わざるを得ない。セットのない狭い舞台であり、衣装もごくシンプルなものなので(履物もゴムサンダルだった)当然のごとく観客の視線は役者の演技に注がれる。台詞の面でいうと兵士役の佐原功は滑舌が悪く何を言っているかわからないことが多い。サロメ役のならりえは朗誦するような台詞が多いのだが早口になると後半モゴモゴ言ってしまい聞き取りにくい。(台詞が早口になるのは感情の高ぶりを表すためと思われるがこうなっては本末転倒である。)領主エロド役の古川康史は擦れ声で王の威厳が感じられなかった。また兵士役の二人はサロメ、エロディアス、エロドらの台詞の間、後ろに控えているのだが、一方は終始しかめっ面をしているし、一方は終始ポカンと驚いた表情でいるしで、表情の変化が乏しすぎた。台詞によってもう少し変化をつけるべきだ。唯一いいと思ったのがサロメがヨカナーンの首を抱いて愛を語るシーンで流れたパッヘルベルの「カノン」。この選曲はカノンの流麗さと対照的なシーンには打ってつけだった。古典劇を上演する若手劇団は少なかろうし、そういう意味では貴重な存在である。今後の活躍に期待したい。

薔薇にポケット
パプリカン・ポップ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2013/02/22 (金) ~ 2013/02/24 (日)公演終了
満足度★★★
やさしいお話でした。
やさしいお話でした。美術や演出がとても良かったと思います。
ただ、、、物足りない。面白い面白くないとかではなく、なにか刺激が足りないと思いました。
ということで、★3つです。これ、私の中で細かくは3.6ぐらいです。

浅草紅團 ASAKUSA RED GANG
劇団ドガドガプラス
シアターX(東京都)
2013/02/22 (金) ~ 2013/02/25 (月)公演終了
満足度★★★★
雰囲気
川端康成の作品が下敷きなのね。関東大震災後の浅草の雰囲気(もちろん知らないけど)がよく伝わっていたような気がします。ダンスは良かったなぁ。もう少しケバくてエロくてもいいような気もしますが,カッコ良かったです。ストーリーの方は,なんか伏線をちりばめた割には収集できなかったような気がするのは私だけかしらん?一応の決着はみましたが,あのサイドストーリーはどうなったんかしらんという気も。でも,そんなことを気にしなくても,十分雰囲気を味わえたから良いんでしょう。

クソッタレグレネイド!
博多力派演劇南無サンダー
湾岸劇場博多扇貝(福岡県)
2013/02/23 (土) ~ 2013/02/24 (日)公演終了

せいれん
EgofiLter
ギャラリーLE DECO(東京都)
2013/02/23 (土) ~ 2013/02/24 (日)公演終了
満足度★★★
人間の方が怖い
「日常に異世界を引き込む」というコンセプト、
「反劇場」というスタンスの実験公演、その趣旨は目的を達成していると思う。
セットもベランダから中を覗くような視点が珍しく、ドア等の工夫も面白い。
が、私の座った席が悪かったのか、ちょっと消化不良になった点もあった。
頻繁な暗転で流れがとぎれたような気もした。

トリオ
LEMON LIVE
OFF OFFシアター(東京都)
2013/02/14 (木) ~ 2013/03/05 (火)公演終了

売春捜査官
劇団EOE
ウッディシアター中目黒(東京都)
2013/02/22 (金) ~ 2013/02/24 (日)公演終了
満足度★★★★
三回目
一昨日、昨日のソワレに続き、本日はマチネ観劇。
観てきたの評価は、まさに賛否両論で割れているようですね。
やはりこの劇団は好き嫌いが大きく別れるのでしょう。良い悪いではなくて独自の台詞回しなど少々癖のある劇団ですから。。
今回の作品の原作者のつかこうへいさんだって、好き嫌いが激しい作風でした。大嫌いという人も大勢いらっしゃいますが、それはそれで、褒め言葉としてとっておきましょう。
ですから、理由を正確に伝えることはできませんが、やっぱり私はEOEが大好きです。
一年半で20回の舞台を観た結論です。
この売春捜査官というお芝居、私は大分市つかこうへい劇団以来、もう十数回は観ています。今年だけでも今日で6回目となります。同じ芝居を何度も観て面白いのかと言われますが、全ては木村伝兵衛の最後の台詞を聞くためであります。本日のラストシーン、パーフェクトでした、まさにパーフェクトでした。平澤有彩の、警視総監殿今義理と人情は女がやっております、本当にカッコ良かった。
木崎千温が退団すると、三人になってしまいますが、三人と言えば、初級革命講座飛龍伝も観たい気がしますが、私としては次につかこうへい作品をやる時は、やはり富田靖子や石田ひかりの演じた神林美智子を平澤有彩に演じて欲しいです。そのためには、どうか劇団員を増やして下さいと言うことです。近く神林有彩に会えることを切に願っております。

国語の時間
風琴工房
座・高円寺1(東京都)
2013/02/22 (金) ~ 2013/02/28 (木)公演終了
満足度★★★
重たい荷物を渡されたような
いろんな思いがグルグルとエンドレスで渦巻いている。
国とか個人の思いとか言葉とか親子とか・・・。
お気楽に生きている身には、問題提起が手に余る。

デキルカギリ
G2プロデュース
本多劇場(東京都)
2013/02/21 (木) ~ 2013/03/03 (日)公演終了
最終公演
面白い役者さんが揃ってました。
でもG2さんの作なので、優しいだけの話しかと思いきや
社会問題が入り込んでいて、う~ん。
最終公演ですので、とりあえずお疲れ様でした。

発情ジュリアス・シーザー
柿喰う客
青山円形劇場(東京都)
2013/02/21 (木) ~ 2013/03/03 (日)公演終了
満足度★★★★
中屋敷演出ならでは
なんで一部のキャストは和装なのかとかといった開演前の諸問題もすんなりと受け入れられた。普通に面白いがいろいろな知識や教養を備えているとより愉しめる作品かも。これはシェイクスピア劇ならではなのか中屋敷演出ならではなのか。

壺を割った男
舞台芸術集団 地下空港
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2013/02/20 (水) ~ 2013/02/26 (火)公演終了
満足度★★★★
嘘はいけません。
チケットプレゼントに当選して見てきました。
開演前、入場したろころからこの舞台は始まっていて、会場の入口にはりがみ、客席内に、キャストさん?がたくさんいらして、お客に話しかけてくる・・・うそを(笑)
同行した友人がのりがよくて、もりあがっているのを荷物の整理やアンケートを書きながら(見たあとの感想以外は開演前に書くようにしています)楽しく聞いていました(^^;)
主人公をやった平牧くんの汗の量がものすごかった。

ロックオペラ モーツァルト
ネルケプランニング
梅田芸術劇場メインホール(大阪府)
2013/02/22 (金) ~ 2013/02/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
光と影
モーツァルトとサリエルの人生は互いに出逢わなければ、平穏なものだったかもしれない。でも出逢ってしまった。それにより、光と影が生じ、妬みやそれに対するジレンマが生まれた。サリエルはモーツァルトを失い、その後の人生はどうだったのか気になる。そして演出、衣装、音楽がとても素敵でした。ミュージカルではない『ロックオペラ』まさにそんな舞台でした。

幻戯【改訂版】
鵺的(ぬえてき)
「劇」小劇場(東京都)
2013/02/20 (水) ~ 2013/02/26 (火)公演終了
満足度★★★★
観た方がいいよ!
娼館のお話しなので好き嫌いがあるかもしれませんが
90分位、静かで濃密な空気を味わいました。
男と女が堕ちてゆく場所は違うんだと思わされた舞台
奇憚ではありますが、女性の悲しさの方を強く感じましたね
役者さんも其々いいし、舞台も演出も良い!
観ていて大きな謎が残りますが、
アフタートークで仮・回答を頂けて助かりました。
この物語の後、彼の身がどうなっているのか?気になります。

2013年・蒼白の少年少女たちによる「オイディプス王」
彩の国さいたま芸術劇場
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)
2013/02/14 (木) ~ 2013/02/24 (日)公演終了
満足度★★★
シンプルでエネルギッシュ
オイディプス王の呪われた運命をストレートで熱い演技で描き、強烈なエネルギーが感じられました。
ほとんどのシーンが絶叫調な台詞回しだったり、メインキャラクターの台詞に反応するコロスの動きが過剰だったり、効果音・音楽の使い方が説明的だったりと個人的に好みではない表現が多かったのですが、セットや舞台機構を用いたこけ脅し的な趣向や、スター役者の客演に頼らず、何もない空間の中で劇団のメンバー達の演技だけで冗長さを感じさせずにドラマを進めていたのが魅力的でした。
ロングコートに旅行鞄を持った姿で舞台の遥か奥の暗闇からゆっくりと手前に歩いて来るプロローグ的なシーンは、とても美しかったものの、本編との関連において必要性が感じられませんでした。
その後に続く、舞台中央に胎児のようなポーズで寝そべってゆっくり動く姿が、後に自ら目を潰し、のたうち回るオイディプスの姿と重ね合わされていて印象的でした。
ボロボロの衣装で、布でくるんだ遺体(?)背負ったコロスはメインキャラクター達以上に感情を露にして演じ、感情が高まるシーンでは叫びながら全員で三味線を掻き鳴らしていたのがインパクトがありました。
稽古期間中に蜷川さんが入院したため演出補の井上尊晶さんが演出を引き継いだ旨が当日パンフに書いてありましたが、蜷川さんも客席で観ていて、体調が回復している様子だったので良かったです。

スペース合コン&スペース合コンBEYOND
The Dusty Walls
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/02/16 (土) ~ 2013/02/25 (月)公演終了
満足度★★★★
スペース合コン(無印)
私が観た回は用意された客席数が少なくて王子にしてはやや高めのチケット代とのアンバランス感が心理的に影響してしまい面白さを満喫できなかったかもしれません。
4月に東京芸術劇場でも公演をする予定だそうなので実力のある団体さんなんでしょう、本来は。

せいれん
EgofiLter
ギャラリーLE DECO(東京都)
2013/02/23 (土) ~ 2013/02/24 (日)公演終了
気になり続ける
前回の本公演から二度目の観劇。決して観劇後の感想は愉快なものではないですが、ず~んと、何かを残していかれる感じ。ラストは、ちょっと、え?それでいいの?みたいに思ってしまいましたが、45分間を十分堪能させていただきました。
枠だけのセットも、好き。あれ、本物の壁とかだと想像したら、つくりがとても映画っぽいですね。
楽しい気分にはさせてもらえないのに、次が気になる。また観たいですね

トリオ
LEMON LIVE
OFF OFFシアター(東京都)
2013/02/14 (木) ~ 2013/03/05 (火)公演終了

BONE SONGS【本日23日(土)13時&18時開演、当日券あります!】
劇団鹿殺し
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2013/02/15 (金) ~ 2013/03/03 (日)公演終了

君ゆきて 月に叢雲 花に風 【ご来場誠にありがとうございました!】
ラフメーカー
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/02/05 (火) ~ 2013/02/10 (日)公演終了