最新の観てきた!クチコミ一覧

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左の頬(無事全ステージ終了!ご来場まことにありがとうございました))

左の頬(無事全ステージ終了!ご来場まことにありがとうございました))

INUTOKUSHI

シアター風姿花伝(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

新宿☆舞浜☆中落合
「無意味をあきらめない」
このキャッチフレーズを舞台を通して体感させてくれる劇団だ。劇団のロゴマークの「と」のように電戟を脳幹を突き付け、押えきれない感涙を体現させてくれた。
でも、伸び代を使い切っていない。宇宙の巨大なスケールに対比すれば人間の営みは無意味だけれど、情念をより純粋に、より高度に高めた無意味の昇華をさらに追究出来る劇団だと思う。

効率学のススメ

効率学のススメ

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2013/04/09 (火) ~ 2013/04/28 (日)公演終了

満足度★★★

効率化して残るもの
冒頭ぎょっとする演出で幕開け、勢いがあったのはここだけだったな。
笑わせる要素も少しはあったが、話の内容からか、全体的に硬いイメージが流れていたような気がした。
仕事の価値観を巡り、人生の豊かさとは何かと、淡々と辿り着いた感じで、効率と銘打っているけど研究所内の非効率さの点を追求した箇所まで行き着いた所までなんかアバウト。
模造紙に描いた模式図もわかり易く、映像も駆使し、綺麗だったし眼は惹いた。

ネタバレBOX

ケンが「効率化」に対面して、その後、恋愛に変化する最終場面は微笑ましい終り方だった。
『川崎ガリバー』

『川崎ガリバー』

WBB

青山円形劇場(東京都)

2013/04/20 (土) ~ 2013/04/28 (日)公演終了

満足度★★★

どっちつかず
新感線以外での河野さんが見たくて観劇したのですが、脚本に主体性がなく、どこをメインに持ってきたいのか分からず中途半端な印象を受けました。
また説明台詞ばかりで進む内容のせいもありますが、演出もテンポ早めた方がいい所を緩めてたり、緩急つけて見せれるシーンがだらだらでスピード感がなくなったり勿体なかったです。
あと個人的な好みですが、エンタメ系の舞台では効果音やBGMも楽しみの一つなので、それが活かされてなかったのは残念です。
もう少し吟味すればもっと良くなりそうな期待と、根本さんの殺陣が綺麗だったので☆+1で。

最終電車

最終電車

東京ハイビーム

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/03/26 (火) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★

タイトル違ったほうがよかったかも?
最終電車を舞台にした内容になるのかなと予想してたが予想とは違った。このタイトルは劇団主催のキャラの余命幾ばくもない部分に掛かってるのかな?でも、それだったらタイトルはちょっと違ったほうがよかったかも。

全体的には面白いと感じたが、途中の独白シーンは格キャラそれぞれでなくメインキャラだけでいいんじゃないかな。

後、ラストの時間経過は、流石に1年だとあの出戻り女優、そこまで売れてないでしょう。また、もともと別の有名な演出家の元にやったのに1年もしない内というのは不義理と感じてしまう。
3~5年ぐらい経過させたう方が物語的に合うと思えたかな。

鉄火のいろは 【観たい!コメントorツイッター呟き で特製バッチプレゼント☆】

鉄火のいろは 【観たい!コメントorツイッター呟き で特製バッチプレゼント☆】

蜂寅企画

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2013/03/27 (水) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★

幕末感は薄かったかな
人物達は物語内で生きていたし、物語も悪くはないとは感じた。ただ、幕末という激動の時代の中、それでも熱く生きてる幕末感がそこまで感じられなかったかな。(もしかしたら、物語をああいう形で見せていたからかもしれないが)とは書いてますが、面白かったです。

【33ステージ無事終了!】「アフター・トーク 天&地」「とーく・おぶ・ざ・でっど 刻」【大感謝!】

【33ステージ無事終了!】「アフター・トーク 天&地」「とーく・おぶ・ざ・でっど 刻」【大感謝!】

JOHNNY TIME

エビス駅前バー(東京都)

2013/03/23 (土) ~ 2013/04/08 (月)公演終了

満足度★★★★

地→刻→天
地→刻→天の順で観劇。どれも面白かったです。

ネタバレBOX

「地」
過去の償いを、一気ではなく、じわじわ記憶を取り戻させながら追い込む展開は流石でした。

「刻」
とーくの世界観を表してる短編あったり、パロッてる短編あったりで、面白かったです。

「天」
追い込む「地」対し追い込まさせる「天」といった感じか。もう少し「地」との繋がり的なのが欲しかったかな。
木の上の軍隊

木の上の軍隊

こまつ座

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2013/04/05 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★

井上ひさし様
亡くなられての遺作、別人が書いての待望作。

忘れはならない日本人の心のようなものが感じられました。花のある藤原、片平さん以上に山西さんの活躍が良かった。

ネタバレBOX

ラストシーンの表現方法には脱帽です。あのシーンのために2時間弱がある意味、そして今の沖縄の基地問題にまで切り込まれているのが考えさせられました。
あんかけフラミンゴ2

あんかけフラミンゴ2

あんかけフラミンゴ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/02/28 (木) ~ 2013/03/05 (火)公演終了

満足度★★★★

ずいぶん時間が経ちましたが・・・
観ました。

王子小劇場を上手い具合に使っていたと思います。セットとか。ただ音がうるさいのと、照明が暗いので、もっと向上の余地はあったのではないでしょうか。

若さでこれからも突き抜けてください。

ネタバレBOX

脱ぐのは、中途半端だった気がします。見たかったわけではないですが、あそこまで徹底して見せないのであれば別に脱がなくても・・・
左の頬(無事全ステージ終了!ご来場まことにありがとうございました))

左の頬(無事全ステージ終了!ご来場まことにありがとうございました))

INUTOKUSHI

シアター風姿花伝(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

若いって素晴らしい
なかなかない、最近見ないようなお芝居でした。

もっともっと馬鹿をやり続けてください。

スタッフワークが良かったと思います。コストパフォーマンスもよかったのではないでしょうか?2800円以上の価値がありました。次も観に行きます!!

「flat plat fesdesu vol.2 」

「flat plat fesdesu vol.2 」

Crackersboat

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/04/23 (火) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★

A、見た
本当にフラッと観に行きました。どのパフォーマーもかっちょ良くて、充実してました。チラシには載って無かったけれど、白神ももこさんも出演してた!すげー笑った。ミクロシアのダンスもすごいレベル高いのに何かすごい笑った。真夜中フォークミュージック、独特で癖になる。高橋萌登さんのふにゃっとガシッの緩急がすごかった。そして遠田誠さんの圧倒的な存在感。いやー、普段ダンスとか音楽ライブとか行かないけど、一気にバリエーション多彩に体感できて楽しかったです。

「flat plat fesdesu vol.2 」

「flat plat fesdesu vol.2 」

Crackersboat

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/04/23 (火) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★


あれ、みんな面白かったよ。

岩渕貞太目当てで行ったけど、
Aokid VS たかくらかずきも横山彰乃も凄く良かったし、
Y.I.M×お茶プロダクションは1日だけなのが勿体ない位。

ピグマリオン効果も謎だったけど面白かった。

かっぱ海老煎が食べたくなった(日によってver.違うのかも(笑

休憩含めて2時間以上というのが予想外だったけど(苦笑

AやCものぞいてみようと思ってるけど、前後の予定再確認しないとナ。

流れる雲よ2013 ~海~

流れる雲よ2013 ~海~

演劇集団アトリエッジ

笹塚ファクトリー(東京都)

2013/04/19 (金) ~ 2013/04/28 (日)公演終了

満足度★★★★

スタッフさん@がんばらない
開演前の座席指示などは頑張っていたのだが、
終演後の退席指示など出さず、退出観客列を止めていた・・・・。
毎度とは思わないが、改善するべきでは?と強く思った。

良く出来たミュージカルと思いますが、
も少し史実を強めに塗すと話に深みが増したでしょうにと感じました。

<2時間20分ほどで座席は自由席&指定席を前後列で分けてました>

ネタバレBOX

未来からのラジオ放送が状況を変えることは無いのだが。
特攻隊員だった伯父と、
ラジオパーソナリティとなっていた姪の電話は良かったかな。

あと赤フンいっちょで登場する隊長とか、
特攻人形をたくさん身に付けた隊員とか。
笑いもあるけど、基本は泣かされますねー。

特攻部隊と皆さんが周知で、隊員の母まで基地に入れるとか・・・。
芝居の嘘が気になったけど、海外の博物館で実物の”回天”見て「これなに?」と聞いてきた友人とかのコト考えると。判りやすさも重要とは思うのだが、なんとかバランスとった落としドコロをつけて欲しいなぁと希望したりして。
(遺族年金が一般兵より良いので、
家族のためにと特攻攻撃を肯定した隊員もいたとも聞きます。)

個人的に受けたのが(泣き所だったのが)
「靖国神社の門をくぐった右側の入り口から2番目の桜の下で再び会おう」と
皆が斉話するとこでした。この台詞は史実とかで読んだ気がしました。

特攻シーンは日本刀(さすがに軍刀は用意できなかったカナ)を操縦桿などに見立てた肉弾飛行でした。上手かったです。
(居合い刀だったので様になっていました)

未来の電波が届いたラジオのその後とか、
ナレーションでも入れてくれたら良かったが、無くて残念・・。
(作品世界観に合わないのでスルーしたかな?)

神風特攻隊らしい話で、操縦してたのは”零戦”みたいだが。
「桜花」とか「震洋」の作品化って無いですよね。
(「㊅金物」(マルロクカナモノ)とかは”出口の無い海”とか映画化してるし、
飛行部隊は今回の部隊やウィンドオブゴッドでの舞台化・映画化はあっても、
先の2つは無いネェ・・・資料が少ないからかな?)

こんな悲惨な末路でなく、「ジュディ」みたいに通常の夜間爆撃で効果あげてる部隊もあったのにねぇ。  でも戦争は嫌だなぁ・・・。

歴史を風化させない為にも、上演は続けて欲しいなと思いました。
68年前の実話=当時青年なら今年で88歳くらい?
まだ生身で世界と繋がってられてますよね・・・。

松本零士さんの戦場漫画や、
水木しげるさんの戦場話が頭に浮かんだ舞台でありました。


3軒茶屋婦人会5 ブライダル

3軒茶屋婦人会5 ブライダル

G2プロデュース

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/04/20 (土) ~ 2013/05/02 (木)公演終了

満足度★★★

女な思考
面白い。

ネタバレBOX

アラフォーな3人と男1人(あと女1人)のスタイリッシュな舞台。

篠井英介…ブライダルプランナーの会社社長。男と大学時代に付き合ってて、別れた後も、好きでいつづけた。
深沢敦…三ヶ月付き合って男と婚約した。大谷の親友。結婚して子を生むのが女の幸せと信じる。
大谷亮介…深沢のことが好きであることをずっと抱えていて、結婚の日にそれを伝えるが…。
男…深沢の彼氏。篠井の元彼。
女…男の前の彼女。男の結婚式に乗り込み男を刺す。

大谷の深沢への愛(同性愛)を隠しつつ、男への愛情を匂わせつつ終盤まで進む展開が上手い。告白を受けた深沢のリアクションもいい。ただ、告白シーンに引き込まれなかったのが残念。会場も暑かったのもあるけど。
篠井も男に告白するもフラれ、元夫の親族の乱入で式はめちゃくちゃになり、3人は表で「愛は勝つ」を歌い上げる…という味のあるラスト。
笑えるとこもあったし好みではあるけど、やや退屈さを感じることもあった。

仕事と恋の両立が難しいとぼやく篠井、結婚を即決する深沢、同性愛者の大谷…三種の女性な思考の面白さがあった。妙齢の女性が織り成す、繊細でいて大胆な作品だった。
迷子の部屋

迷子の部屋

劇団あおきりみかん

名古屋テレビ塔 三階秘密の部屋(愛知県)

2013/03/22 (金) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

はじめて
お芝居を好きになって10年あまり、観客ごと場面転換するのは初めてです。え、え?そこ入るの?みたいな。
テレビ塔でやるからこそできた趣向だね。
最初の部屋せまーい。いつもと違う異様な緊張感がただよってた気がする。
理不尽なことばかりでうんざりだけど、理路整然とされてても腹立つ。そんな自分が1番理不尽なわけで。それでも良いわけで。
脱ぎ残されたぺたんこ靴と靴下に不思議な余韻を感じます。

八犬伝

八犬伝

森崎事務所M&Oplays

刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール(愛知県)

2013/04/13 (土) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

やっとだ
演劇を好きになって10年あまり、人間風車をDVDで観てから、ずっとサダヲさんを生でみたかったです。
やっと愛知にきてくれて嬉しい しかも刈谷だなんて。地元の人しかわからんけど超レアです。
めちゃくちゃだと叫んで始まり、めちゃくちゃだと叫んで終わる。そう叫んだサダヲさん自身は、すごく冷静に演じることと向きあってるようにみえた。
なんて安心感 なんて魅力的。
脇の役者さんのキャラもハンパないし、なんか気持ちいい。
叩く姿も魅せてる太鼓のBGMも迫力あって気持ちいい。

 ズズー夫人の恋人

ズズー夫人の恋人

艶∞ポリス

サラヴァ東京(東京都)

2013/04/23 (火) ~ 2013/04/24 (水)公演終了

満足度★★★★

みました~
おもしろかったです。

八月のモキュメンタリー

八月のモキュメンタリー

劇団なのぐらむ

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2013/04/18 (木) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

初観劇
シアター・ナノグラムさんの公演、初めて観させていただきました。
内容としてはわかりやすく、面白かったですが、場面展開がなく単調であったというのとメッセージ性が弱かったように感じました。
今回は若い役者さんが多かったです。
おつかれさまでした!

『ことば』vol.3 ~春ですね~

『ことば』vol.3 ~春ですね~

BoroBon企画

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2013/04/15 (月) ~ 2013/04/22 (月)公演終了

満足度★★★★

役者の挑みに触れる楽しさ
本当に豊か。
綴られた様々なことばが、
表現の創意に大きく広がり、膨らみ、際立つ。

観ていてわくわく、たのしかったです。

ネタバレBOX

前回観て、著しく惹かれたシリーズが再び。

今回は人数も少なく(少数精鋭だとのこと)、
その分、個々の役者の技量やテイストが
より伝わってきて・・・。

メロディーとともに心に残る歌が、
役者達に取り込まれ、
再び織りあげられると、
言葉のテイストはそのままに、
異なる世界が広がっていく。

言葉がしぐさにより合わされ
しぐさが言葉を際立たせる、
フラダンスの世界にも目を瞠る。
そこには、それぞれを足し算ではなく
掛け算で広げていくような
重ね合わせの力があって・・・。

なにげなく聴いていた、役者達の読む絵本の世界が、
少しずつ観る側に像を結ばせ、
何の物語か、どんな世界の話なのかをさらに追わせ、
世界が観る側に伝わる頃には
リーディングから一歩踏み出して、
観る側の薄っぺらなイメージを
ファンタジーに塗り替えて閉じ込めてしまう。

一人ずつが読み語るデフォルメされた童話の顛末の、
原典の骨組みと、それを切り取る作者の切っ先が
さらに役者達の色やテイストに染め替えられて
観る側を凌駕して・・・。
これ、おもしろい・・・。

作品を選ぶセンスや
それらを空間に形にしていく経験豊かな役者達の力量、
絵空箱の舞台との距離で
それらを目で追い、息遣いまでを聴き、
空気や温度すら感じることができるのは
芝居好きにはものすごい贅沢に思えて・・・。
でも、なによりも、
舞台に立つ一人ずつが、その表現に対して
守らずにさらにチャレンジしている感じがあって、
遊び心いっぱいの舞台の世界が、
凛として観客の一人ずつを巻き込んでいく感じが実によいのです。

この企画、さらに続く予定とのこと、
観終わって、満たされて、
次も凄く楽しみになりました。



おのれナポレオン

おのれナポレオン

東京芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2013/04/06 (土) ~ 2013/05/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

エンタメ作品の観点なら、上出来
三谷作品は、結構好きで、かなり拝見しているせいか、三谷さんのドラマの構築法が、大分予測がつくようになってしまっていて、謎解きという観点で観ると、最初から、筋書きを予想できてしまいましたが、芝居の出来栄えとしては、かなり満足度の高い舞台で、安心しました。

何しろ、演劇人として、プロ中のプロだけが結集している舞台ですから、観ていて、安心感があります。

劇中、ナポレオンの台詞にある、「お客を緊張させてはいけない」という演技の基本姿勢を、このキャスト陣は皆さん、実践して下さっているので、久々、客席でゆったりした気持ちで劇を楽しむ余裕がありました。

近年の三谷作品の中では、私には出色の舞台だったと感じました。特に、演者としての野田さんの起用は大成功だったと感じます。

チェスの知識が皆無なので、チェスをもっと知っていたら、更に楽しめたのではと、残念。

個人的に、素人は、過去の有名人の死因には、疑問を抱いて、調べたりしない方が、無難だという、レクチャーを授かったような気もしています。

ネタバレBOX



ナポレオンの死因に疑念を抱いた人間が、彼のセントヘレナでの最期の真相を探るべく、関係者にインタビューに回るという構成で、劇が構築されているので、最初は、各人の一人語りの長台詞が続き、このまま、動きの少ない芝居が続行するのかと思いきや、内野さん扮するハドソンの告白シーンから、一転、動きのある回想場面に転換し、鮮やかな変化がありました。

最近の三谷作品は、有名どころがたくさん出演される割には、まとまりのない、軸が見えない舞台が多かったので、今回もそうかなと、あまり期待せずに行きましたので、逆に、これだけ、まとまりのある作品を見せて頂けたことに、感謝してしまいました。

野田さんがかつて作演された「赤鬼」にも似た手法の、いわば謎解き劇の体栽ですが、残念ながら、最初に天海さんのアルウ゛ィーヌが、聞き手に、やけにワインを薦めるところから、既に結末が予想できてしまうし、一番目立たない存在の、浅利さんが実は、重要な役どころであることも容易に想像がつきます。

三谷さんの古畑ファンでしたから、あー、これは、藤原さんゲスト回の手法だとか、津川さんの回にそっくりとか、余計な邪念が、謎解きの楽しさを奪った面も多々ありました。

でも、とにかく、キャスト陣が皆好演され、これだけの面子が丁々発止で、台詞を発している舞台には、なかなかお目にかかれないだけに、生粋の演劇ファンには、たまらない魅力ある舞台だったことは間違いありません。

最近の安部総理の台詞もさりげなく、盛り込まれていたりして、機知に富んだ小粋な作品だったと思います。

野田さんに遠慮してか、いつものように、三谷さんの場内アナウンスや、三谷さんの存在の表出がなかった点も、新鮮に感じました。

それにしても、砒素の効力に関して、ずいぶん知識が増えました。ずっと飲まされていると、便秘になるなんて、初めて知りました。怖い、怖い!!
タヌキさんがやって来た。

タヌキさんがやって来た。

ユニークポイント

atelier SENTIO(東京都)

2013/04/20 (土) ~ 2013/04/23 (火)公演終了

無題679(13-104)
19:30の回(曇、あまり寒くない)。30分前開場だと思って行ったら20分前でした。19:00受付、19:11開場。白い(木製)台が4つ、ひとつは2つ分の高さ(テーブルと椅子)、床にビニールカーペット、奥にカーテン、みんな白。19:33前説(山田さん、55分)〜20:27終演。姉妹、'たぬき'とよばれるホームレス、看護士。早いタイミングで見えてないんだな…と気がつきますが、その後、そのことが巧く活かされていないように感じてしまいました。

ネタバレBOX

たぬきは「伝える」役でこの役は人から人へ引き継がれる(?)、それとたぬきと命名された理由は関係なさそうだけど…。病名は不明、熱を測る程度だと(設定として)弱く感じ、ふたりの会話の中に何か潜められているようにも感じられないのでした。これだと見えていてもお話は作れるし、ホームレスでなくてもいいし、ここがそういう所だとすると同じように「伝える役」が他の病室にいても不思議ではないが、どうやって識別するのだろう、などなど考えてしまいました。

たぬきであり、ホームレスでなければ語れない「何か」が欲しかったと思いました。

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