最新の観てきた!クチコミ一覧

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カウラの班長会議

カウラの班長会議

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2013/03/08 (金) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★

何を信じれば
とっても刺激を受けました。時空も人種もなにもひとつ空間に詰め込まれ目の前にその舞台がある。やり直しもできる。何を信じればいいのか、それは自分で決めること。決めるという自由がある。…。よかった。

THE 小劇場物語 ~自由人たちのRock'n'Roll~

THE 小劇場物語 ~自由人たちのRock'n'Roll~

YOROZU屋(本店)

中野スタジオあくとれ(東京都)

2013/03/21 (木) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★

おとなしめ
劇団の日々を教えてもらいました。

ネタバレBOX

劇団員と客演の関係とか気持ちの持ちようとか、アップしたり、エチュードをしたり、本番の練習風景を描いたりしていましたが、劇団の日々を表面から見せただけのような印象で、劇団を維持するための苦労とか、役者がどんな生活を送っているとかの本音部分はあまり見えてきませんでした。

ロックボーカリストの奈々子は人気があるのに自信がないようで、そんな気持ちでもノリノリでボーカリストが務まっているのが不思議でした。

演劇やって自信が付いたのでしょうか。二足のわらじで行くのでしょうか。少なくともロックをやめて演劇界に入るということは無さそうで、このお芝居からは断然演劇が最高だぜいというほどの主張は感じられませんでした。

劇中劇である演劇祭参加作品も役者が絡んだところを少し見てみたかったと思いました。
ラフ・オア・ダイ

ラフ・オア・ダイ

崖っぷちウォリアーズ

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★

とてもよかった!!
ストーリーも面白いし、いい役者さんばかりでした。
なかなか見ごたえがあった。宣伝不足なのか観客が少なかった。
第1回公演とは思えないほど、みんな息があっていたような気がする。
二天五郎さん?九条さん役の人の語りがわかりやすく、最後の挨拶もなんか遠慮がちに一生懸命でよかった。
ほのか役の人は、第一印象はあまりタイプではなかったが、演技しているときはとても魅力的でかわいかった。

『プレ・ママ』

『プレ・ママ』

劇屋いっぷく堂

劇場MOMO(東京都)

2013/03/19 (火) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★

なかなか楽しめた
出産まじかのプレ・ママたちを巡る物語。
上演時間95分。

ネタバレBOX

なかなか楽しめたが、劇屋いっぷく堂に対する期待度が高いため、
評価は☆3つ。

笑いを追及する物語なのか、シリアスな物語なのか、
中途半端に感じてしまった。

以前観劇した、「課長、コクっちゃえば?」「デザート出しちゃってもいいですか!?」に比べると笑いの突き抜け感が無かったように思えた。

また赤ちゃん誕生に向けたそれぞれの家族の事情はそれぞれ重いのに、
悪くいうと上っ面しか捉えていないように感じてしまった。
(笑いを主にするなら、家族の事情が重すぎると感じた。
だからヘビーコメディなのかな?)

95分という時間の中に色々盛り込み過ぎているせいかもしれない。

中年男の想像妊娠の下りは、なかなか楽しめた。
個人的には、とても好きな役者さん(笑)。

あとは、コリッチ等に、上演時間や座席は指定席である旨を事前に
案内してもらえると助かるかな。
ラフ・オア・ダイ

ラフ・オア・ダイ

崖っぷちウォリアーズ

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★

大きな話
そんなことがあったのかと。

ネタバレBOX

世界平和の陰に多くの犠牲者がいたなんて。

人を笑わせることによってセロトニンの分泌を促し、人類の暴力性を抑えて戦争を無くし、世界平和に貢献して何度もノーベル平和賞を受賞した五郎の、そうなった経緯を描いた物語。

セロトニンが不足する病の五郎を助けるため、セロトニンが不足する度に分泌を促そうとギャグで弟を笑わせるきょうだいは大変でした。読むと笑い死にすると言われる殺人ジョークなる本を手に入れて、五郎にとっては特効薬となりましたが、それを読んでしまったきょうだいたちは笑いが止まらずセロトニン過多で死んでしまいました。

なんともリアルな展開でした。

みんなちょこっと見ただけで笑い死にしました。笑い死にを防ぐため、部分部分に分けて何人もの人によって翻訳したはずなのにとか思ったりもしましたが、じゃあ製本した人はどうなったのかとか色々あって、あまり考えてもせんなきことでした。すみません。

研究員の解説から始まる手法はあまり好きではなく、途中からは良くなりましたが、ケバい子の出だしがちょっとぎこちなかったことも気になって、初っ端今一ノリ切れなかったというのが実感です。

金貸しの人は雰囲気が出ていました。
『駈込ミ訴ヘ』『トカトントンと』

『駈込ミ訴ヘ』『トカトントンと』

地点

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2013/03/07 (木) ~ 2013/03/26 (火)公演終了

満足度★★★★

遊び心溢れる『駈込ミ訴ヘ』
ジャージをパッチワークにしたような衣装に身を包み、タイトルそのままに駆け続ける中で独特の台詞回しと動きやポーズで進行し、馬鹿馬鹿しさと崇高さが同時に感じられる、独創性の高い作品でした。

暗闇の中にホイッスルの音が鳴り響いて始まり、緩い感じで駆け足を続けながら、ラップのようなリズムに乗せて特定の音だけを強調するスタイルで原作のテクストが順番を組み変えられながら語られ、キリストに対するユダの愛憎入り交じった悲痛な独白という内容でありながら、舞台上で行われるパフォーマンスには愛嬌があり、5人の役者達がとてもキュートに見えました。
バリトン歌手が登場してもなかなかステージ上でちゃんと歌わずにじらすのがユーモラスで楽しかったです。
一般的なドラマ性を排除した作りなのに、90分の間で全く飽きを感じさせない構成力が素晴らしかったです。終盤では、いわゆる感動的シーンとは全く異質なのに感動させられる、不思議な高揚感がありました。

「生れて来なかったほうが、よかった」という言葉に対して、「生まれて、すみません」という有名な言葉を引用したり、ずっと走っているシチュエーションが『走れメロス』を思わせたりと太宰治の他の作品を仄めかす遊び心が楽しかったです。
何度も流れる『特賞歌』=ヘンデルのオラトリオ『マカベウスのユダ』が、名前の一致、エルサレムに入ること、走ることといった、いくつものレイヤーで関連付けされていて、バラバラに見える様々な要素をひとつにまとめあげるコアとして機能していたのが見事でした。

美術や照明はシンプルで控え目ながら、時折とても美しいシーンを作り出していて印象的でした。

Replica Velonica ※公演終演、ありがとうございました!

Replica Velonica ※公演終演、ありがとうございました!

劇団前方公演墳

小劇場 楽園(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★

ハチャメチャ
長時間のコントのようでしたが、グダグダかと思えばピリッとしめた展開をみせてくれて、飽きさせません。
終わってみれば、壮大な構想の内容でした。

新幹線おそうじの天使たち

新幹線おそうじの天使たち

アトリエ・ダンカン

【閉館】AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都)

2013/03/16 (土) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★

ベストセラーが良い舞台になるとは限らない
本として各エピソードは感動できるものなのでしょうが(未読)・・・。
ミュージカル化すると、ブツ切り感が色濃く出てしまい今ひとつだったかなぁ。
かといってフィクション入れたら原作本ファンのハートは掴めないでしょうし。
豪華な出演者と観劇料+出来上がり考えると「う~ん」だったかな・・・。

<15分の休憩入れた2時間半>+アフタートークショウあり

ネタバレBOX

~ボリビアからの研修とかはホントにあったんじゃろか?~

新幹線内の7分間の掃除というプロの話は無かった気がするし、
仕事するパートや社員の人物像に重点が置かれていたようです。
原作通りでなく、映画「ロードオブウォー」みたく、
いろんな人物のエピソードを1つにまとめて。
原作→原案として見せたほうが上手く舞台化できたのでは?と感じました。
歴史の天使と住宅事情

歴史の天使と住宅事情

アシメとロージー

劇場MOMO(東京都)

2013/03/14 (木) ~ 2013/03/17 (日)公演終了

満足度★★★

挟み込んだコントのキレが今ひとつカナ
けっこう春らしい話ではあったが、
まとめ方や見せ方がいまひとつだったかな。
も少し膨らませ方が上手だったらなぁとは感じました。

ネタバレBOX

自分の関わった仕事で切り倒された桜の木の妖精さん探しした主人公。
とズバッと切り込んだ結末ですが、まぁ時期的にもゲーム「季節を抱きしめて」みたいな感じですかな。主軸の話はチト膨らませ方が不足していたかなぁ。間に挟んだコントで、エヴァンゲリオンのネタが一番笑えました。
ぶっ壊したい世界

ぶっ壊したい世界

劇団TEAM-ODAC

青山円形劇場(東京都)

2013/03/13 (水) ~ 2013/03/20 (水)公演終了

満足度★★★★

上手に円形劇場を使い倒していました
おもしろい使い方でもあり、ストーリーもなかなかサスペンスしていました。
割とイチ地方で実際にありそうな話しでもありましたが、
けっこう出し惜しみしてて全容が不明な部分もあり。
まぁそれも話の盛り上げに噛んでましたが、歯がゆさも感じたかなぁ。

<約2時間>

ネタバレBOX

鉄パイプを組んだ舞台セットがユニークでした。
主人公のそばにつき従うもう一人の主人公風な男の子が、
自分の心の中の抑圧された人格であり表面上に出てきて観客にもわかりやすくしているのだが。それよりも、どうやら自分の母親殺して務所入りしていたらしい事実の話が出てこなかったのがチト不満だったかなぁ。
親との確執で島から出てきた主人公とその仲間・・・。なんかギャルゲーでよく見るような主人公に盲目的に従属する彼女とか、荒事担当な友達とか。
けっこうベタな登場人物たちが割りとステレオタイプの人物群でありました。
もう一捻り欲しかったかなぁ。
『駈込ミ訴ヘ』『トカトントンと』

『駈込ミ訴ヘ』『トカトントンと』

地点

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2013/03/07 (木) ~ 2013/03/26 (火)公演終了

満足度★★

駈込ミ訴ヘ
地点にしてはつまらなかった。

来訪者(作・演出:中津留章仁)

来訪者(作・演出:中津留章仁)

TRASHMASTERS

座・高円寺1(東京都)

2013/03/14 (木) ~ 2013/03/20 (水)公演終了

満足度★★★★★

想像力
正直、いつまでも“最初に構成ありき”のようなスタイルはどうなのかなと
ちらっと思い始めていたのだ。
そんな浅い考えを根こそぎブン投げる力強さと説得力があった。
構成、台詞、役者、すべてが熱いメッセージを持っている。
強力なスタイルには理由がある。

ネタバレBOX

北京の日本大使館を舞台に、
尖閣諸島をめぐってトラブルの絶えない日中両国と、
竹島問題を持ち出すタイミングを計りたい韓国が
それぞれの思惑を抱いて情報戦を繰り広げている。
危機感の薄い大使や
紛争地帯での経験豊富な海千山千の外交官、韓国の外交官・中国共産党員らは
駆け引きに明け暮れる。

経済格差の広がる中国底辺層の不満は、今や日本だけでなく中国政府にも及び、
ついに漁民に混じって武器を持った者が船に乗り込み
尖閣諸島へ向かったという情報が入る。
彼らの目的は負傷者を出し“戦争を起こすこと”だ。

大使の細貝(山崎直樹)が、確たる証拠がないと日本政府への通報をためらう中
彼の妻が中国側に人質に取られてしまう。
日本政府が「取引には応じない」と突っぱねたことから
細貝は妻を助ける道を断たれ、絶望のあまり拳銃自殺する。
襲撃される日本大使館。
混乱の中、中国人家政婦をかばって外交官岸(龍坐)が撃たれて負傷する。

“国家の問題”が“個人の感情”に左右される事実がリアル。
危機感の薄い大使は、妻が人質に取られて初めて強大な負の感情に気付く。
絶望して「国を裏切るために必要なものは何か」と問う細貝に、岸が答える。
「それは想像力です」と。
外交官にも政治家にも「想像力」は必須なのだが
実は「想像力」など無い方が政治は動かしやすいし、
そんなもの持っていない政治家が仕事をしているという事実を突き付ける台詞だ。
そして、日中戦争が勃発する。

期待に違わず大使館内部のセットが見事。
この環境に日々身を置く人々が次第に想像力を失って
“多少の犠牲はつきものだ”的な考えになって行くのが解る気がする。
緻密なセットは、“環境が人間の思考回路を作る”事を視覚的に教えてくれる。

その後の状況は、ナレーションと共に雨のような文字情報でスクリーンに流れ
第二部は一転、休戦状態に入った尖閣諸島ののどかな風景に変わる。

国を追われ、あるいは居場所を失ったかつての外交官たちがここで暮らしている。
日本と中国が、それぞれ領有権を主張するために
ここに人を住まわせているのだ。
一見のどかだが、実は一触即発の危険を孕んだ島の現実。
そしてここでも国家の行方を左右するのは個人の感情だった…。

「あなたが僕を嫌いになるから、僕もあなたを嫌いになる」
中国人を蔑む島の漁師に対して、島に住む中国人陳(阿部薫)が叫ぶ台詞だ。
(阿部さんの中国語、大変努力されたと思う)
島では中国人の元家政婦姜(林田麻里)が通訳をする。
この時差がまた、日中関係のもどかしさと面倒くささを体現している。
全編通して韓国人、中国人の日本語がそれらしく、この台詞量をよくこなしたと思う。

大使役と漁師役(異母兄弟という設定に笑ってしまった)の
二役を演じた山崎直樹さん、どちらもいいけどやはり漁師が素晴らしい(笑)
中国人と仲直りする武骨だけど人の気持ちがわかる漁師が上手い。

紛争地を渡り歩いて人脈もあるが、時に単独行動で突っ走る
外交官岸を演じた龍坐さん、この印象的な風貌で全く違った顔を見せるから
やはり二部構成は面白いと思う。
人間の多面性を誇張するにはうってつけの構成だ。

多面性という点では浜島(吹上タツヒロ)と乃波(川崎初夏)コンビも
振れ幅大きくて魅力的だった。
第一部では理路整然と持論を述べる外交官の二人が
結婚して島で暮らすうちに不仲になり、乃波が中国人陳と不倫…。
ダメダメ夫と、女としての素朴な感情が露わになるあたり、とてもよかった。 

中津留氏は、今リアルタイムで時事問題を芝居にできる数少ない劇作家のひとりだろう。
現実を解説するなら“そうだったのか、池上彰”で十分だ。
だがそれを動かす個人の感情を国家に対比させて「侮るなかれ」と警告する
この危機感のあぶり出し方は、やはり演劇ならではだと思う。

ラスト、日中はまた戦争になるかもしれないという暗澹とした中で
岸と姜が結婚を誓うという終わり方にひとすじの希望が残された。
国家は人を幸せになどしてくれないが、
幸せになる方法はほかにあると、私も思いたい。
キャッチャーインザ闇

キャッチャーインザ闇

悪い芝居

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/26 (火)公演終了

満足度★★★★

なんと言えばいいかわからないけど
「マボロシ」だらけの中で見ることのできないもの、その確かなテクスチャへ、「演劇」という別の「マボロシ」のちからで追いついてみせよう、そんな真摯な欲望を感じた。

この作品を書いた山崎さんが、この次、ヴィトゲンシュタインを扱った芝居に出演するというのも面白い。

出来ればもう一回観て、さらにこの作品をかみしめたいところ。

THE SHOW MUST GO ON!!

THE SHOW MUST GO ON!!

劇団天動虫

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★

歌舞く 力強さ
 最初の35分くらいを観ることができなかったのだが、観はじめた所はお国歌舞伎のヒットから時は下って、舞台は三代目の時代。三代目は襲名したものの、彼女に才能は無く、お国歌舞伎の名を支えたのは観世流宗家の血を引く娘と十郎という役者の二大看板である。両名とも方法は異なるものの時代を歌舞き、本性を歌舞き、また常識を歌舞いて芸の肥しにすることに長けており、京でも評判を呼ぶ。
 然し、幕府の禁令により、女は舞台に立つことが出来なくなった。観世の娘は舞台を去り、十郎も江戸へ下って一派を起こす。

ネタバレBOX

 芸能の本質は歌舞くことにある。その本質を追究するに当たって命を賭け、世間体も何もかなぐり捨てて、芸の狂を極めようとする生き様に共感する。その社会的位置が河原者という被差別者であることにも。恐らく、美もまた狂乱にある。
かっぽれ!〜春〜

かっぽれ!〜春〜

green flowers

テアトルBONBON(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★

洒脱
 ”活惚”漢字で書くとこうなるそうだ。このキーワードが、“かっぽれる”となると激しく恋するという意味になるとか。落語界へ戻ることになった鈴木と見習い、まりの将来のカップリングを暗示していることを感じさせるような内容になっていると同時に、芸道の厳しさも描かれ楽しみながら同時に引き締まった側面を持った洒脱な舞台だ。

ヒーローアゴーゴー!

ヒーローアゴーゴー!

劇団東京都鈴木区

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/03/13 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★

勢いはあるし、好感も持てるけど
脚本に無理があるのではないかしらん。
流れ的に「えっ、なぜ?」という展開が多々あり、もやもやしてしまった。若い子には自然な流れに思えるのかなあ。
つまらなくはなかったし、笑える部分もあったんだけど。
何がおもしろかったかって、終演後のおまけのシャッフルキャストが一番だった。見事に男女入れ替わってしまって可笑しかった〜!
☆☆
ヒーローものは「TEAM 発砲B・ZIN」を観ていたので、悪いとはおもいつつつい比べてしまうけれど、やはり圧倒的にストーリーの完成度に差があるとおもうな〜。

*チケットプレゼントにて観劇

ネタバレBOX

女の子のののしり合って仲直り、が一番違和感。有り得ない。
やはりこれは昭和な人間にはついていけないだけかしらん。
あと、イエローちゃんのお腹の子は誰なの?もしかして既婚者?その辺も置いてけぼりだったアタシ。

友人のダンナさんが実際にヒーローショーやってるので、色々訊いてみようかなあ(^^
ラフ・オア・ダイ

ラフ・オア・ダイ

崖っぷちウォリアーズ

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★

清々しい舞台
 第一回公演でこの内容は見事。役者の力の入った演技、突っ込みどころはあっても、ぐいぐい引き込んで行く展開の良さと自然な感じを出すことのできる力量、間や運び方の上手さ。これからが期待できそうである。

ネタバレBOX

 一見して片付けが苦手なことが分かる雑然とした地下の一室。腹違いの兄弟5人が同居しているのである。兄弟は、男4人に女1人。その他、2男の彼女がほぼ同居状態だ。
 ただ、この兄弟、全員、父が異なる異父兄弟である。紅一点の穂香は、母に似て大の男好き。ナンパされて、兄達が帰ってこないはずの住いに男を連れ込んだが、いざという時に兄達が帰宅。慌てて腹違いのもう一人の兄弟だとでっち上げた。二男は事情を正確に掴み乍らも妹達に合わせ、演技をしてくれるが、三男は、嘘を真と信じ込む。
 だが、このナンパには裏があった。穂香をナンパした九条は研究員で、1500万人に1人という奇病を患う五郎に近付く為に穂香をナンパしていたのである。九条の属する研究所では、五郎の病が脳内に分泌される物質の欠如が原因だと分かっており、彼の病因を突き止めて、この病を蔓延させ、世界を変革するという目的があったのである。幸か不幸か、九条は穂香に本気で惚れてしまったが。
 長男が、山下というヤクザの女を寝取ったことから話は、とんだ方向へ向かうことになる。一方で、二郎と三郎が、ある依頼者から頼まれて盗み出した殺人ジョークが、ヤクザに要求された慰謝料返済と絡んでこの作品の核心へとなだれ込む次第だ。上演中故、ネタばれと雖もここから先は明かさない。
八犬伝

八犬伝

森崎事務所M&Oplays

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2013/03/08 (金) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★

勿体ないことをした…
チケット代が高かったので、ケチってコクーンシートを購入したんだけど、失敗だった〜。
仕掛けや捌けた役者さんが見切れてしまったり、逆に舞台の1/4はまったく見えないという…。
いや、観にくいんだろうとは判っていたんだけど、これほどとは。
後ろの方でも良いから、正面席でもう一回観たいと思ってしまった。
やはり阿部サダヲちゃん、いい!
特に期待してなかったけど、瀬戸康史くんもなかなかステキ。
数年ぶりの中村倫也くんはますます色気が♪
田辺さんは難しい役どころのせいか、ちょっと硬かったなあ。
演出もかっこ良くていいんだけど、せっかくなら五人揃ってゴレンジャー!みたいなノリももちょっと欲しかったな。
で、肝心の前田さんは…(^^;

ネタバレBOX

セリフのある役ではあったけど、殺陣がない役だったのが残念〜!
サダヲちゃん演じる信乃に「雑魚」呼ばわりされてるところがおもしろかった☆
和太鼓が効果的に使われているのはナイスだった♪
あのドンブリを前田さんに着て欲しかったな…(笑)
黒猫ビビの幸福論

黒猫ビビの幸福論

office HOMME / team Genius bibi

Geki地下Liberty(東京都)

2013/03/19 (火) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★

出演者は皆魅力的
実際に同世代の娘を持つ親として、また、バツイチ子持ちとして(笑)
胸に響いてくる作品でした。

ラフ・オア・ダイ

ラフ・オア・ダイ

崖っぷちウォリアーズ

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2013/03/20 (水) ~ 2013/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

良い本で、良い役者で
たくさん笑ってたくさん泣きました。(涙は流しませんでしたが)
演者が皆さん生き生きとしていました。
気持ちも良い芝居でした。

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