最新の観てきた!クチコミ一覧

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最終電車

最終電車

東京ハイビーム

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/03/26 (火) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★

劇団員たちの悲喜こもごも
元気いっぱい!なお芝居で楽しませていただきました。
このお芝居に関わっている方々は皆きっといい人たちなのだろうなー、と勝手に思いました。

ネタバレBOX

まさか歌を歌うとは思っていなかったけど、良かったです。ピアニカや、太鼓を使った演出も楽しい。

良くも悪くも明るく素直な作品、と感じました。大切な人の死や挫折、裏切りなども出てきますが、全体的なハッピーな印象の中にかき消されてしまっているようで、もう少し歯ごたえが欲しかった。
あとは一部衣装が、若い役者さんをより幼く見せてしまっているように感じました。

これからの作品にも期待しています!
eVe and adam

eVe and adam

LUXURICA

角筈区民ホール(東京都)

2013/03/30 (土) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題649(13-074)
19:30の回(曇~小雨)。18:40会場(3F)着、受付は始まっていて20人くらいは並んでいました。19:01開場、19:26前説(すでにエンタメ十分です)。19:30開演~21:05終演。ここは初めて、ポールダンスをみるのは3回目、「絵空箱」はショーケース、次はd-倉庫で「KOJIKI」。ポールは2本、基本セパレートタイプの衣装です...。お客さんを楽しませる要素でいっぱい、MC、照明、音楽、衣装。スピードがあり高さも自在、音楽にピタリと合わせています。今夜はポールに二人や三人、真横に、真下に、ダンサーは自身の身体をコントロール。

ネタバレBOX

15:00からセッションハウスでダンス公演をみていましたが、そことは別世界です。1演目あたりの時間は短いのですが、その分とても激しい内容になっています。

重力の法則を度外視したようなパフォーマンス。

男性の演目でも、極端な言い方をすると片手で相手方を持ち上げる...みたいな迫力、みなさん胸板が厚い。

きらびやかな衣装やハイヒールでポールに上がるのですが、苦しそうな表情など一切なく、妖艶で涼しげな目線。

機会があればまたみたいです。
笑って!タナトスくん』(東京・福岡共に全ステージ終了!ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!)

笑って!タナトスくん』(東京・福岡共に全ステージ終了!ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!)

生前葬

ぽんプラザホール(福岡県)

2013/01/18 (金) ~ 2013/01/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

DVD出して下さい!
早く見直したくて仕方が無いほど面白かったです。

サンタどん

サンタどん

札幌ハムプロジェクト

いわてアートサポートセンター・風のスタジオ(岩手県)

2012/10/22 (月) ~ 2012/10/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

1年前くらいに名古屋で観ました。
今でも何度も思い出します。また、公演をしに名古屋に来て欲しいです。その時は、友達たくさん連れて行きます。

従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン....

従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン....

Théâtre des Annales

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/03/29 (金) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

いつ観るか? 今でしょう!笑
ひさしぶりに谷賢一作品を観劇。男だらけの、けど男臭さ全開!なわけではない晦冥と光明、そして静寂の約105分。今日のアゴラは寒くてそれもプラスに作用したかも。本作はウィトゲンシュタインの波乱万丈な人生のダイジェストじゃないし、「論理哲学論考」をわかりやすく解説してくれたりもしない。作品のために参照したであろう膨大な資料はほとんど舞台上には持ち込まれていない、たぶん...けど、それでいい、それがいい。僕らが芸術に触れるのは勉強するためじゃないはず。舞台の上に答えはない、あるのは問いである。答えは観る人それぞれの内に。日程後半はまだ若干の空席があるらしく。それってラッキー。まだ観るチャンスありということ!

国家~偽伝、桓武と最澄とその時代~

国家~偽伝、桓武と最澄とその時代~

アロッタファジャイナ

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2013/03/27 (水) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

見事
ネタバレ

ネタバレBOX

事前に3時間と聞いていたからから、逆に、長く感じなかった。

むしろ、起承転結の「承」をどう捌くのか観ていたが、引き込まれる。

飽きない。

およよ、およよ、という間に、転にいく。

結の結。ここで、何か圧巻の終わりを観たかった。

結の結をあっと言わせて欲しかった。


いや、ここまで望むのは贅沢だろう。

この舞台、男性のほうが受けるのでは?と思ったがどうだろう。

歴史大好きな私は、桓武、早良、薬子、平成、アテルイ、と聞くとワクワクしたものだが、女性の方々はどうだったのか。

まあ、いい。私は男性だ。

私は面白かった。

主宰、演出、作者である松枝さんの、崇高で、静謐で、気高い世界観に敬意を表する。
『blue film』『よぶには、とおい』

『blue film』『よぶには、とおい』

桃園会

ザ・スズナリ(東京都)

2013/03/27 (水) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★

よぶには、とおい
ピンとこなかった。

ネタバレBOX

病院の屋上。生き別れた(捨てられた)父を見舞う息子や娘、腹違いの娘とその恋人の話、ガン?と闘う男を見舞う友人や片思いの女の子の話、離婚した元妻を見舞う元夫の話、と不思議な存在感を放つ信田さんの舞台…。

事件が起きるとかでなく、淡々と入院患者と見舞い客の人間模様を描く舞台。はっきりとこの人はこうですよって描き方をしない、詩情を感じる作品だったが、なぜか興味が湧かなかった。闘病への恐怖とか家族に対する愛憎とか材料としてはいいところだったけども。

病院につきものの生と死が根底にあるんだろうけども、そこんとこが掬えなかったせいだろうかなと。
『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月!

『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月!

劇団チョコレートケーキ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/03/23 (土) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

「熱狂」観劇
手に汗握る、ただただ興奮の2時間!!もう本当に目の前で演技が見れて、まばたきするのも勿体無いくらい、まさしく熱狂して観劇しました。歴史は詳しくないのですが、十二分にワクワクして心鷲掴みにされる公演でした。ナチスの持つドラマティックで緊張感がある史実を並べて見せることで、圧倒的な強度のある物語に仕上がっていました。それを演じきる役者さん達も本当にうまい。関連資料が配られたのも嬉しい。何より、演説。不謹慎を承知で、あの演説ならば騙される。だって、かっこよかったもの。これは、観れて良かった。

LABO×EXPO3

LABO×EXPO3

熱帯

森下スタジオ(東京都)

2013/03/28 (木) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★

復讐
面白い。

ネタバレBOX

ローマのために生きたタイタス、とその一族が、権力を得た妃・タモーラとかその息子ら、タモーラの愛人の陰謀で凄惨な目に合わされる。しかし、タイタスらも復讐を誓い、タモーラの息子を殺してご飯にしちゃうとか凄惨な仕返しをする…。

話の内容は暗くて悲惨極まりない。権力による理不尽や陰謀、暴力…時代が時代なワケだけど、不幸のどん底ってとこまで落ちてからの復讐劇、そしてバッタバッタと人が死ぬ。そんな話だけど、どことなくコミカルに仕上がっていて、そのバランス感覚がいい。(転換でゲストインタビューとかしちゃうし)

重めな話だけに、ちょこっと笑えることが効いてくる。一時間半で収めただけにテンポもいい。実に軽快。2,000円の低価格もいい。

シーン的に、強姦と殺人を処刑するとこが好き。
国家~偽伝、桓武と最澄とその時代~

国家~偽伝、桓武と最澄とその時代~

アロッタファジャイナ

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2013/03/27 (水) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

再観劇
見逃した部分もあったのと、解らない話しもありましたのでまた、観ました。
プレビューと違って、演技力がアップしていました。
後ほどネタバレします。

ネタバレBOX

2度観しましたので、もう相関図がなくても完璧に解りました。今回は前の席に大男がいなかったので、物語と役者さんを追うことができたのは嬉しかったです。大柄な男性はなるべく後ろの席にという配慮は難しいのでしょうか?

今回もオサベ役の演技力が目立ちました。あと、最澄役の仏道に入りながらも世情を鑑みる苦悩の表情が見事でした。そして桓武天皇とのからみは、何度観ても泣けました。

小日向さんは、初日と同じように滑舌が課題でした。冷静に観ているとご本人は一生懸命、演じていられたのが解り、好感を持ちましたが、重要な場面で嚙まれると、ハラハラしました。
全体的に役者さんたちが自分の役柄にノッテルようで、見応えがありました。
この分だと、千秋楽が期待できると思います。


従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン....

従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン....

Théâtre des Annales

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/03/29 (金) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

えーと、
最初にタイトル見たときに「え・・・?谷賢一なに考えてるの・・・?(半笑い)」とか思ってしまって、ほんと、すみませんでした!
ひとりひとりの人間から、人間が語りうる限りの世界の果てまで、こまばアゴラ劇場の小さな空間に、余すことなく詰め込まれていました。

「光」や「音」にこんなに感覚が鋭くなる観劇体験も、そうはない。
濃厚な「闇」に「灯り」がともる、「ことば」が紡がれる、その様。完全に持ってかれました、してやられました、ありがとうございました。

あとはもう、なにを言っても無粋かもだな。

ネタバレBOX

オルゴールを「あの」タイミングで鳴らせたのには、どういうカラクリが・・・
シュワロヴィッツの魔法使い

シュワロヴィッツの魔法使い

メガバックスコレクション

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2013/03/29 (金) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★

引き継がれた命
いつものように、秀逸な演技力で見せたキャスト。後ほどネタバレします。

ネタバレBOX

魔法使いが2人いることが盲点でした。展開に意外性があり、謎解きの要素もあって楽しい作品でした。

最も気になったのは、66人の島民の命が、一人45日ずつセスの命を延ばしていた点です。合計で8年50日になり、9年前という表現がピンと来ませんでした。満で数えるか、数え年かの違いだと思いますが、8年の方が落ち着きます。

また、命の継承は予約が出来るようだし、隣の島には医師になる手段があるようだったので、ローラにも2年分位あげて医者になってもらうとか、何か方法があった気がしました。魔法の制約や条件を明確にすれば、面白い展開が生まれた気がします。あと、笛が暗示めいて出てきた割には、中盤以降触れられず、消化不良でした。

セスが生き残りに選ばれた点や、延命を続けてシンディーと年が逆転する点は素晴らしかったです。最後のセスの旅立ちは希望があり、ウィルの謎めいた存在感も仙人みたいで良かったと思います。細かく気にはなりましたが、着眼点や展開のスムーズさ、伏線の張り方は見事でした。

舞台が島で、海や山の景色が見えないのが残念でした。鶏や牛が沢山いるとのことなので、鳴き声などで存在が感じられたら臨場感が増した気がします。ただ、岸壁側から船縁に肘を付くのが、危なっかしく見えました。ビートが汚い設定でしたが、ゾルも汚めだったので、目立ちませんでした。観劇回では檻が倒れてきましたが、ウィルが上手く支えたので安心しました。

全体的に楽しく拝見できました。


俺がヤギでもその手紙だけは食えない

俺がヤギでもその手紙だけは食えない

GORE GORE GIRLS

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/03/28 (木) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

若さと老いの対比をコミカルに表現
若さと老いの対比をうまく笑いにもって行ってたと思いました。
避けられないネガティブな宿命を、こういう形での表現の仕方もあるんだなと思いました。
初ゴアでしたが、随所で笑わせてもらいました。

ご飯の時間

ご飯の時間

玉田企画

アトリエ春風舎(東京都)

2013/03/27 (水) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★

カレーの肉は?
何処か自分に重なる部分があり笑いつつも泣かされた嫌な思い出に胸が痛い。リアルな雰囲気が最後まで厭きさせず面白く観劇。

ネタバレBOX

テストの答えイジリは笑える。
声優口演 ヴォイス・オブ・チャップリン VOICE of CHAPLIN

声優口演 ヴォイス・オブ・チャップリン VOICE of CHAPLIN

チャップリン・ザ・ワールド製作委員会

赤坂ACTシアター(東京都)

2013/03/29 (金) ~ 2013/03/30 (土)公演終了

満足度★★★★

無声映画の名作「チャップリン」のこれからのあり方なのかな
無声映画のチャップリン、その初期作品のいくつかに生で声を当て、生で音楽を当てて楽しむ、というイベントでした。
※ チャップリン中期以降はチャップリン自身が作曲した音楽がついている、との事。

「チャップリンといえば無声映画のパントマイマー、あのキレの良い演技と展開の早さに声なんて合わせられるのかな?それも生で」と疑心暗鬼でしたが、いざ始まってみると羽佐間道夫さん(ロッキーの吹き替えでお馴染み)、野沢雅子さん(オッス、おら悟空)、など超大御所声優の皆さんの大変すばらしい演技に驚かされました。

昔チャップリンは数本観た事があり、「声なしで身振り手振りだけでこんなに楽しませたり、物語を観せてくれたりとすごいなあ」とは思いつつも、作風の古臭さなどから結局数本観たきりでその世界にハマっていくまでにはいたりませんでした(確かウッチャンナンチャンのウッチャンがチャップリンにかなりハマった、という話から昔は観たような気がします)。

しかし、今回観せてもらったような形で再編されるのなら、、新しい作品として再び「チャップリン」を楽しめるのではないか、と思います。
※ ブルーレイボックスだかが発売された、との事。

最大限楽しませていただきました。
ただ、自分は当日まで演劇舞台と勘違いしてたので、★4つとさせていただきます。

ネタバレBOX

ヴォイスオブチャップリン、いざイベント間近になってそのタイトルについて考えた時、「無声映画のチャップリンになぜ”ヴォイスオブ”ってつくんだろう?
(誰が出るか忘れてましたが)確か声優さん目当てでチケット取ったと思うけど、チャップリンの自伝の舞台化とかかな?そうじゃなきゃいいなあ(自伝映画は昔観てかなりツマらなかった想い出あり)」と思っていました。

いざ劇場で席につくと劇場に大きくスクリーンが出ており、パンフ内容を見るとどうやらチャップリンの映画を上映しそれに声を当てる模様。

「無声映画のチャップリンのあのテンポの早い演技と展開に声なんて合わせられるのかな?(ペース的に)」、また、知ったかですが「チャップリンは無声映画だからこそ面白い(そのパントマイマーぶりが引き立つし、その演技の中から何を訴えかけているかを読み解くのが面白い)」などという意見もあるけど、実際声つけちゃったらどうなるんだろう?
と結構不安がありました。


しかし、キャストを観ると声優界の大物揃い(特にロッキーの羽佐間道夫さん(自分はロッキーより「俺がハマーだ!」が好きですが)や野沢雅子さんなど)。


で以下2本の作品上映とその間に、日本随一といわれるチャップリン研究の大家の方が持っていたチャップリンが映画を録る際に、NGテイクとして捨てられたはずの未公開映像の公開がありました(チャップリン自身が「焼いとけ」と言ったのをカメラマンが取っておいたらしいです)。


【チャップリンの移民】
チャップリン(平田広明さん)
ヒロイン(朴璐美さん)
で演じられましたが、平田さんがかなりおもしろおかしくチャップリンの演技にセリフをつけており会場中爆笑で映画を楽しむ事ができました。


しかし本当にすごいのは、
【チャップリンの勇敢】
チャップリン(羽佐間道夫さん)
ヒロイン(野沢雅子さん)
※ そもそも数年前、この2人の発案でチャップリンの
  無声映画に声をつけよう、という活動が始まった、との事。

2つの映画の間に行われたNGテイクの公開にて、早くもあまりのチャップリン好きから、出てくる映像出てくる映像に即興で声を当てるのをやめられなくなる羽佐間さん、基本映像に合わせて適当なセリフを当て込んでいるのだと
思いますが、それが見事にチャップリンの演技に合う、「本当にチャップリンが好きで好きでたまらないんだなあ」と驚きでした。
それどころか、チャップリンの1枚ものの写真にまでセリフを当てちゃう。

で2本目の映画もこれまたすごい!
平田さんのチャップリンは脚本に合わせて声を当てている感じがありましたが、こちらはもう「脚本なんてないんじゃないか?」と思えるぐらい、「全部アドリブなんじゃないか?」ってぐらいにハイペースでどんどんセリフを合わせていきます。


チャップリン自身は「トーキー」(実際声の入った映画)について
否定的だった、という有名な話もトーク内で出て来ましたが、今の時代の若者がどれだけ無声映画のチャップリンに共感できるか、それは本当に感受性豊かな一握りではないか?と考えた時、このような形で声を当てていく、っていうのは正直アリだと思いました。

自分は知らなかったですが、もう何年もこの活動を続けていて、チャップリンのDVD/BDも声なし+声あり版が出てるんですね、BD-BOX買って帰りたいぐらいでしたが、今はお金がないので次回(来年チャップリン生誕100週年との事なので、きっとまたイベントがあるかと)なんとかしたいなあ、と思います。
Short Sweet Story 卒業編

Short Sweet Story 卒業編

ガールズミュージアム

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2013/03/28 (木) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★

何だかな~。
良い意味でも‥‥悪い意味でも、女子高生の演劇部が学園祭で公演したような内容です。もう少し、大人の役者さんも混ぜれば良くなると思いますが‥‥ま~、アイドルの宣伝舞台公演なら十分の内容です。ファンには、たまらない内容だと思います。残念ながら、ファンで無いので‥‥純粋に演劇として観劇した感想です(´д`)。

『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月!

『熱狂』『あの記憶の記録』ご来場ありがとうございました!次回は9月!

劇団チョコレートケーキ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/03/23 (土) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★★★

鬼気迫る
雰囲気に圧倒されました。。 一流の政治劇です。 そして、頭のいい人達がいかに狂気に巻き込まれていくかということを垣間見たような気がします。。 非常に世界史の勉強にもなりました。笑。 あと、役者の方々が役に取り憑かれてしまうのではないかとちょっと心配になりました。。ハハ。。


国家~偽伝、桓武と最澄とその時代~

国家~偽伝、桓武と最澄とその時代~

アロッタファジャイナ

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2013/03/27 (水) ~ 2013/03/31 (日)公演終了

満足度★★

ごめんなさい。
初めに謝っちゃいますが、「私には」合わなかった。
「観たい」登録の時にも、その予感を書いたのですが、その残念な方になりました。
なので、「あくまで個人の感想」として言いたい放題書きますが、演じられた皆さんと主宰に敬意を払って、謝っておきます。ごめんなさい。

副題が「偽伝、桓武と最澄とその時代~」となっていましたが、まさにそのタイトル通りでした。私は桓武と最澄の「国家」を造る話かと思って観に行ったのですが、むしろ「その時代」の話だと強く感じました。

たまたま前日観た芝居で別の国の「その時代」の熱に中てられてきた為か、残念ながら、この芝居の「熱」は私には伝わりませんでした。

円形劇場型のステージになっていましたが、背中を向けてしゃべっている役者の声が聞こえないことがたびたびありました。
また、台詞が出て来ないのか妙な間があったり、言い直したり。
はっきり言って申し訳ないのですが、技量が舞台に付いていってないと感じる役者も何人かいらっしゃいました。
それぞれ一生懸命なのは伝わってきましたが、今回の舞台は役者の一生懸命ぶりを見たいわけではなかったので。(そういう見方も、知り合いや応援している役者が出るときにはアリです)

そんな中で石塚役の周本絵梨香さんは、声もよく通っていて安定した存在感がありました。
(終演後に友人と「どの役者が良かった」という話になった時、私がそう言うと「えっ、そこ?!」と笑われましたが・笑)

休憩なしの3時間10分という長時間を持ってしても、その時代の登場人物と出来事を伝えることが精一杯で、内面まで踏み込め無かった。そう感じました。
『芋づる式に』書かなければならない人が次々に出てきたというのはわかりましたが、それでもあえて「最澄と桓武」に絞って本を書いていただけていたらもっと良かった、と思います。また、松枝さんにはその力があると思っています。

賛否ありそうなひとり現代人、歴女の小日向さんですが、私的にはよかったです。彼女の登場で、このお芝居をTVでもある「歴史バラエティー番組」風に楽しむことができました。「一方その頃、島原では・・・」みたいなあれです。
初めのうちは何度か多少かんだりとちったりして気になりましたが、後半になると彼女の登場を心待ちにしている自分がいました(笑)
彼女がいなかったら、3時間ちと辛かったことでしょう。

ネタバレBOX

小日向さんに救われたのは、(この芝居を歴史バラエティーの再現ドラマ風にしか見られなかった私は)アテルイが滔々と民に語っている場面や薬子が死ぬ場面など、気恥かしくて落ち着かなくて、早くこの場面終わってーと念じていると、彼女が現れて、場の空気を変えてくれるのです。助かるー(笑)

他にも最澄と陽射の場面とか、なんかこっ恥ずかしい場面がいっぱいありました。私が誰にも感情移入できていないからだと思いますが。すみません。
この先の感想もすべて、「私が芝居に入り込めていなかったから」です。

陽射は可愛かったのですが、どうにも落ち着かないキャラでした。いえ、私がですが。見ていて落ち着かんっ!みんなが荷車押してるときにひとリフラフラ花持って遊んでるから「お前も持てよー」と思ったり、信念に説教する場面では「何でそこまでお前が知っとる!」と突っ込んでみたり。

突っ込むと言えば、細かい話ですが、桓武天皇のあと確かに兄の安殿(平城天皇)が即位しましたが、とっとと弟に天皇位を譲って奈良に引っこんでいたはずです。
「薬子の変」は嵯峨天皇の時代になってからのはすだけどなー。
とか、あと他にも、泰範ってこういう奴じゃなかったよなー。たしかこいつが空海のとこ派遣されて行ったら空海を師事しちゃって、最澄が何度も呼び返したのに帰らなかったんだよ、だから最澄と空海仲悪くなったって話もあったはずだけど? とか思っていたら、なぜか最後にちゃっかり空海のところに行ってて(笑)、あれっこれ見ている人わかるのかなーとか。
決して間違っていないのでしょうが、省略されて間違っているようにも見える進行にはハラハラしました。
そこでタイトルの「偽伝」ですね。これで、たいていのことは許されると思います。

「偽伝」といえば、桓武天皇が「まじないを嫌う」という設定には違和感あります。
そもそも平安京遷都したのは「早良親王の祟りを恐れて」のこと、桓武天皇は終生自分が追いやった義母兄、弟たちの祟りを恐れてノイローゼ、そこで縋ったのが最澄、というのが私の知っている「桓武と最澄」です。
とはいえ、私が知っていると言っても本やマンガで読んだものばかりですから、今回、演劇、この芝居で知った新しい「桓武と最澄」については、何の文句もありません。
まじないを信じない桓武天皇。オッケーです。魅力的です。
その彼が最澄の何に惹かれたのかをもっと深く知りたかった。
何故、彼がそこまで最澄を寵愛したのか。←BL的な意味じゃなく(笑)
二人の心のつながりや、国造りにかける使命感の共有?、互いの中に何を見たのかなんかが描かれていれば良かったと思います。
その上で「国家は人」「人を育てよ」というテーマを打ち出していただけたら、さぞや感動したことでしょう。

そんなこんなで、気づけば好き勝手に長々書いてしまいましたが、それもこれも松枝さんに期待して。
いちファンの意見として、大らかに受け止めていただけば幸いです。
次回作も楽しみにしています。

【33ステージ無事終了!】「アフター・トーク 天&地」「とーく・おぶ・ざ・でっど 刻」【大感謝!】

【33ステージ無事終了!】「アフター・トーク 天&地」「とーく・おぶ・ざ・でっど 刻」【大感謝!】

JOHNNY TIME

エビス駅前バー(東京都)

2013/03/23 (土) ~ 2013/04/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

「地」「天」「刻」
「地」
ギネスビールを飲みながら、ゆっくり観劇しました。

地獄とは…こういうことだったんですね。
期待以上のストーリーでよかったです。

明日のシャッフル公演、楽しみにしています!


「地シャッフル」
初めてのジョニーキッチン、これは来ないとわからない!マジで(笑)

「天」
ビールからカシスオレンジにチェンジ(笑)

天使とのかけあいが面白い。

「刻」
こーやって狩るんだ…

「天シャッフル」
これから観てきます!すんげぇ楽しみ!

ネタバレBOX

「刻」
日替わりゲストとジョニーさんと二人芝居は、何が起こるかわからない。

「JK」
ジョニーさんの料理はうまい!
シュワロヴィッツの魔法使い

シュワロヴィッツの魔法使い

メガバックスコレクション

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2013/03/29 (金) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

熱演!!
毎回違うメガバックスの世界にはいつも驚かされています。
難しい物語設定なのにすんなり理解できる構成はスゴい!!
素直に泣いて、でも最後には笑顔で劇場をあとにできる作品です。
役者さんたちの熱演が清々しい♪

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