最新の観てきた!クチコミ一覧

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ユメオイビトの航海日誌

ユメオイビトの航海日誌

怪傑パンダース

ザ・ポケット(東京都)

2013/03/13 (水) ~ 2013/03/17 (日)公演終了

満足度★★★

玉石混淆
かつて精霊と人との交流があった世界、略奪行為を行わずただ理想郷を求めるだけでも海賊と見なされるなどの設定、キャラクター造形(演技を含む)、アクションなどは良いが、脚本が玉石混淆ゆえ「フツーに面白い」にとどまったのが惜しい。(詳細はネタバレBOXへ)

ネタバレBOX

序盤で主人公が「誰も殺さない」と宣言したので期待したら後でそれが彼を窮地に追い込む訳でもなく単にその場の説明にすぎなかったのは肩透かしだし、そもそもその宣言は「そして誰も死なせない」と対を為して活きるものである(私見)のにそれがなく、命を落とす者が他にいるようではもはやお安いヒロイズム…と言うか単なる格好付けのために使ったとしか思えず。
竹蔵さんのおくりもの【多くのお客様にご観劇頂きました。ご来場誠にありがとうございました!】

竹蔵さんのおくりもの【多くのお客様にご観劇頂きました。ご来場誠にありがとうございました!】

劇団ぺブル(ペブル・グラベル)

ワーサルシアター(東京都)

2013/03/28 (木) ~ 2013/04/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

いわば「小劇場界の良心」?
基本に忠実、オーソドックスな人情系の物語、安定感があって安心して観ていられることに好感。
昔観ていた「落ち着きのあるオトナが書いた芝居」ってこんな感じだったよね、な懐かしさアリ。
主要人物はもちろん、1シーンだけの人物にいたるまで丁寧に描かれているのもイイ。脚本・演出・演技の三位一体と言えるであろう。
また、一番の泣かせどころであるクライマックスの後の暗転を長くする心遣いがニクいばかりでなく、最後に余韻にひたるための長い暗転があったり(チャイコフスキーの「悲愴」の終わり方を連想)場転の暗転時に先に台詞を聞かせるとか、暗転の使い方も巧い。

ペテン師と詐欺師

ペテン師と詐欺師

The Dusty Walls

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/04/06 (土) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかった
息の合った良いミュージカルでした。歌に踊りに、楽しかったです。ただ演奏の音が大きくて歌が聴き取りにくい場面があったことが残念でした。前半はテンポが良くなく盛り上がりに欠けるように思えました…ですが後半のテンポの良い盛り上がりは、観ていて本当に楽しくて、ミュージカルをあまり見ない自分でも思い切り楽しむことができました。

大きなトランクの中の箱

大きなトランクの中の箱

庭劇団ペニノ

森下スタジオBスタジオ(東京都)

2013/04/12 (金) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

笑いました。
ペニノ観るのは2回目ですが、最後まで全く読めない展開と不思議な面白さと舞台セットの凄さに圧倒させられました。
主演の伊久磨さんの演技、魅力ありすぎでハマりました!
1時間30分あっという間で、千秋楽までにはもっと良い舞台になってそうで、
出来ればもう1回観に行きたいです。

旅猫リポート

旅猫リポート

スカイロケット

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2013/04/03 (水) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しく優しく明るく、泣ける;;
小説「図書館戦争」の有川浩が、キャラメルボックス所属の俳優
阿部 丈二と組んで旗揚げしたユニット「スカイロケット」公演第1回!
原作・脚本・有川浩、プロデューサー兼主演・阿部 丈二、
その他キャラメルゆかりのスタッフ・キャストによる作品は
やはりキャラメルテイストにあふれた、楽しく優しく明るく、泣ける
いい作品でした。
何といっても細見さんの猫がいい。
人におもねることなく、必要以上にベタな猫演技をすることでもなく、
それでもたまに出る猫らしさ。
他の方が演じる猫や、犬も登場しますが、みんなかわいらしくいい味です。
パンフレットには、没になったエピソードが小説として載っていて、
さらにシナリオも掲載されていて、お得。
早くも次回作に期待します。
劇団やユニットは「継続」が大変なんでしょうね。

おれの舞台

おれの舞台

劇団たいしゅう小説家

あうるすぽっと(東京都)

2013/04/13 (土) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

すっごいジレンマ
バタバタしたり、下手糞だったりした方が素晴らしいとは…。

ネタバレBOX

干されかけた俳優や自ら諦めかけた俳優、さらにずぶの素人などを集め、売り込みのために以前送られてきて、たまたま手許にあった脚本家志望の脚本を元に、今日の今日芝居を打とうというのですから、素人臭かったり、練習不足でバタバタになったり、間が悪かったりすることがリアルで素晴らしい演技ということになりますが、本当に下手っぴでいい加減な筋書きで、本番中に中断もあったりして素晴らしかったですぅとも言い難く、ジレンマに陥ってしまいました。

サイコドラマの手法を使った心理療法を受けたかのような効果があり、みんなが素をさらけ出すことができました。その結果、喧嘩別れした元恋人同士は復縁でき、他の人たちも目標に向かって頑張ろうということになりました。ただし、エイリアン役のエイリアンと、M16星で演劇指導をすることになった殺人犯役の殺人犯の二人を除いて。

ところで、殺人犯が俺の舞台だと叫んだときはオオッと思いました。本の中の登場人物が筋書きを変えようと作家に働きかけることはよくありますが、俳優が芝居を終わらせないように筋書きを変えようとするのは斬新で、芝居を続けている限りは誰も介入できず、警察にも捕まることがないという風な世界観に魅了されました。
幕末ノ丘

幕末ノ丘

神田時来組

俳優座劇場(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

史実
脚本は脚色がはいっているのでしょうか? 新撰組と坂本龍馬の認識が若干変わりました。 なにが正しくて、なにが悪かはっきりしない、混沌とした時代に翻弄された人々の中の、わりと脇役的に扱われてる二人を中心にした話、見応えありました!! キャストの取合せや、衣装にダンス、バラエティに富んでいて賛否両論出ているみたいですが、よかったと思います。

星屑の町

星屑の町

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2013/04/12 (金) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

いいねー
待望のシリーズ第2弾。相変わらずのノリのいい芝居に、今回はちょっと辛口のテイストが加わっていましたね。ショービジネスの光と影を感じました。やっぱり長くシリーズ化して欲しい作品です。終演後のイジリーさんと剣持さんの掛け合いも実によかった。

夏・南方のローマンス

夏・南方のローマンス

劇団民藝

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/22 (月)公演終了

満足度★★★

う~ん、どうだったかなぁ・・・
なんか判りやすい筈の話を難しく演じて表現していたような感じがしたです。
万人受けはしないと思うデス。
観客は9割がた高齢者で占められていた感が強く、
後ろから客席見ると、頭の白い方々が多いようで。
また杖の使用者も多かった・・・。
原作のファン?とか興味覚えた方が多かったのではなかろうかと思った。

<18:30~19:30-15分休憩-19:45~21:05の全2幕>

ネタバレBOX

戦犯の裁かれ方がリアルであった。
(スマップ中居君の映画「私は貝になりたい」での収容生活はマイルドな表現だったんだなぁと思ったです)

もっと判りやすい演劇表現・演出をした方が良かったのでは?
→終劇後他の観客さんの「民藝さんらしいね」という発言に同意です

わかりやすい筈の話が、難解まで行きそうなギリギリの線で複雑化されたような感があった・・・。 ただ確かに簡単にしてしまうと薄っぺらくなるだろうし・・・・。 う~ん考えさせられる芝居でありました。(評価は悩んだデス)
(原作も問題作だったそうで→未読です)

第2部の芝居化ですが、自分的には1と2を合わせて簡略化した方が判り易い作品=万人受けできたんじゃなかろうか?とか思いました。

TheStoneAgeヘンドリックス「おおきないし」たくさんのご来場ありがとうございました!

TheStoneAgeヘンドリックス「おおきないし」たくさんのご来場ありがとうございました!

The Stone Age

サンモールスタジオ(東京都)

2013/04/09 (火) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★

もっと関西弁多用してもよいのでは
元気の良かった編集さんが楽しかったが、
なんとなく話は今ひとつで説明・説得力に欠けていたキライがあったです。

<80分>

ネタバレBOX

UMA専門のライターさんのみ天狗が見れるので、
皆が可哀想な目で見るのが受けました。

天狗の石が津波で流されたらしいのと、
どうして仲間の天狗がいなくなってしまったのか。
インタビューを受けていた天狗がいなくなった理由。
戻ってきたのは何だったのか?
想像に任せるにしても、もっと観客に情報は提示するべきだと思ったさ。

ほんにハジケタていた、
あつこ編集さんの存在感をもっと上手に引き出せて見せて欲しかったなー。

’60年代のヒッピーのようだったミオさんに、
特徴伝えて天狗の似顔絵描いてもらうアイデアは良かった。

旅館の主人やその人間関係&偽天狗のアイデアと実行力もよかったけど。
観客に伝えたいメッセージの焦点をキチンと合わせればもっとハッキリとした芝居になったのでは?と考えたです
ゴドーは待たれながら

ゴドーは待たれながら

ナイロン100℃

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/04/06 (土) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★

分からない
私には難しいお話でした。一人芝居は初めてでした。。ゴドーを演じている大倉さんは、とても熱演していたけど、部屋を行ったり来たりで、話が同じことの繰り返しで、よく分かりませんでした。客席に古田新太が来ていたのには、驚きました。最後にケラさんが登場して、人笑いあって、そこは見に行ってよかったです。

お暇をこじらせて

お暇をこじらせて

aji 2021年活動終了

新宿眼科画廊(東京都)

2013/04/13 (土) ~ 2013/04/16 (火)公演終了

満足度★★★★

居心地のいい感じ。
おしゃれで、居心地がよくて、面白くて。
とってもいい感じでした。こういう芝居ができて、羨ましいなあと思ったり。

ネタバレBOX

青い液体は何なんですか。飲んでも大丈夫なんですね。

演劇的なクライマックスは、家族の食卓での会話をふたりで声を合わせて語っているところになるんでしょうか。あの部分をもっと長い時間観たかった。物足りなかった。あの部分こそ、もっと何度も(語りかたを変えながらでも)繰り返してもいいんじゃないかなあ。

ぼくはそのうち一人芝居を自分でもやりたいと思ってるんですが、そのヒントがたくさんあったように思います。
SHOPPING MOLE

SHOPPING MOLE

劇団ドアのぶ。

ザ・ポケット(東京都)

2013/04/11 (木) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

初めて舞台を見た感想
率直な感想は楽しかったです!登場人物もコミカルなキャラが多く、難しい題材を使いながら重苦しくない雰囲気を作っていたと思います。個人的にはベタでもいいのでわかりやすいハッピーエンドでもよかったかなーとは思いました。

左の頬(無事全ステージ終了!ご来場まことにありがとうございました))

左の頬(無事全ステージ終了!ご来場まことにありがとうございました))

INUTOKUSHI

シアター風姿花伝(東京都)

2013/04/10 (水) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

大笑い
声をあげて、ゲラゲラと笑ってしまった。
今作も非常にくだらないけど、よりスタイリッシュになったような印象。
エレクトリカルパレードがかなりお気に入り。

ネタバレBOX

以前よりも下ネタが減ったというか、控えめになった?
個人的好みとしては、今作ぐらいの下ネタ度?がちょうどいいかなあ。
Call/Recall

Call/Recall

G.E.

APOCシアター(東京都)

2013/04/12 (金) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★

錯綜する声と動き
5人の役者と6人のダンサーによって物語の断片がバラバラに繰り返され重ね合わされる、実験的な側面の強い作品でした。

夜に会って星を見る話や、ストーカー殺人をした後に自殺した人の話が自然な台詞回しでありながらも、同時に複数の人で言ったり、異なる場面の台詞が同時進行したりと複雑に構成されていて、埋もれた記憶を掘り起こして行くような感じがありました。
ダンサー達の動きは役者とは異なる流れで展開し、狭い空間の中をダイナミックな振付が印象的でした。
それまでバラバラだった各要素が、テンポやピッチを合わせずに歌われる『かごめかごめ』で演技とダンスの表現するものがはっきりと一致し、インパクトがありました。
前半の淡々とした雰囲気でバラバラに台詞や動きが交錯する様子は惹かれるものがありましたが、中盤で感情が高ぶって叫ぶ辺りからは演技がナルシシスティックに見えて興を削がれ、その後の時間が長く感じられました。

即興の占める割合が多いと当日パンフレットに書いてあり、たしかに事前に決めてなさそうな出演者同士のポジションや台詞のタイミングがスリリングでしたが、その代わりに表現としたいものが伝わりにくくなっているいるようにも思えました。

劇団ウェブサイトの予約フォームから予約しても承りのメールが来なかったので、問い合わせフォームから予約出来ているのか確認したのですが、それにも返事が来ませんでした(結局予約は入っていました)。
今まで予約して承りの連絡が来なかったことは無かったので、不安に感じました。この対応は改善して欲しく思います。

偽典・地獄変

偽典・地獄変

鳥の血に悲しめど、魚の血に悲しまず

pit北/区域(東京都)

2013/04/12 (金) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

どーん
あんまり練っていない、好きな事をどーんとやっているのを見せられて、

どうだ? と問われたよう。

参りました。

真如極楽 ―こころとかたち

真如極楽 ―こころとかたち

FOURTEEN PLUS 14+

大博多ホール(福岡県)

2013/04/13 (土) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★

いい話だった
あまり信仰心のない私だけどなんだかあの
小塩仏像や朝長仏像にはご利益がありそうな感じがw
兄弟愛、子弟愛が強い韓国ならではの心温まる作品でした。

ネタバレBOX

それでいて笑える14+が最高♪
お尻が痛い大博多ホールの座席でもそれを忘れるほど面白かった。
迷子になるわ

迷子になるわ

五反田団

西鉄ホール(福岡県)

2013/04/06 (土) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★

前田ワールド
アラサーでここまで迷っているのが不思議な感じがした。
自分と比べたら、大人すぎる主人公の女性。
恋人のプロポーズを受けない、という選択肢があるなんて。
途中、テンポが遅くなった感じがしたけど、全体的にはかなり面白かった。

ネタバレBOX

演劇人って変わってる人が多いと思うのだけど、
前田さんってユニーク過ぎて笑える。
アフタートークの団員との話はすごく面白かった。
他の劇団の演劇はほとんど観ない、という彼の話も
興味深かった。
もうひとつある世界の森に巣喰う深海魚たちの凱歌

もうひとつある世界の森に巣喰う深海魚たちの凱歌

あなピグモ捕獲団

ぽんプラザホール(福岡県)

2013/04/05 (金) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

満足度★★★

照明
ぱっと思い出すのが照明、それから大竹さん、それから女性たちの素朴な衣装。 さらさらと流れる詩のようなセリフ。あーこれがあなぴだったんだな~と。
この題名はわざと覚えられないようにつけたのかな? 私も「ほら、あの深海魚・・・」と言ってるし。

ブラック・サバンナ

ブラック・サバンナ

世田谷シルク

アトリエ春風舎(東京都)

2013/04/03 (水) ~ 2013/04/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

世田谷シルク初見
初見でしたが,すっかり好みになってしまったかも。センスがいいですよね。ストーリーにしても群舞にしても。引き込まれてしまいました。残念だったのは,椅子が硬くて,ケツが痛くて堪らなかったことだけ。この点を除けば,ホント好みで大満足の芝居でした。

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