最新の観てきた!クチコミ一覧

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『P+』(ピープラス)

『P+』(ピープラス)

LIVE POTSUNEN

東京グローブ座(東京都)

2013/07/04 (木) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★

ちょっとボリューム不足
いつもいつも新しい見方を表現して素晴らしいと思います。
今回も子供がサーカスをみるような気持ちで観れました。
客とのコールアンドレスポンスがあり、他の作品に比べ置いてけぼり感が少ないと思います。
コアなファンだけではなくご新規さんも楽しめる舞台になっていました。
あと15分長く、あと1ネタと、もっと観ていたかったです。

ネタバレBOX

1時間弱で終わり?と思いきや、『P』でのボツネタと新作ハンドマイム『東海道五十三次』
おっし、やるぞーと腕まくりし息巻いていたが裏に行ってのハンドマイム。
途中途中ステージ上に来てあれやこれやするのですが、指の映像は裏で演っているのか録画なのか……

日により出来不出来があると思いますが、この回はバッチリだったと嬉しそうでした。
次回作も楽しみです!
虹の瓶

虹の瓶

劇工舎プリズム

駒場小空間(東京大学多目的ホール)(東京都)

2013/06/27 (木) ~ 2013/06/30 (日)公演終了

満足度★★★★

毒編の感想というより役者の感想?
85分という僅かな時間の中で、数々の人間模様を見ることができた。何層にも練りこまれたシナリオの中に、初々しくも華やかに舞台を彩る役者陣。まだまだ台詞もおぼろげながら、各々自分の役に身を投じているのがひしひしと伝わってきた。それを陰から支えてきたことであろう裏方の苦労も感じられた。 若い力がこれからどのように花開くか、期待したくなる作品であった。

大奥 第一章

大奥 第一章

博多座

博多座(福岡県)

2013/07/02 (火) ~ 2013/07/27 (土)公演終了

満足度★★★

1時間ドラマを三本連続で。
テレビを観ていなくても、この時代のことがわかっていれば楽しめる構成になっています。
ユニークなキャラクターの奥女中“大奥スリーアミーゴス”もそのためにいます。
江与が亡くなるシーンとふくが亡くなるシーンは泣けました。

ネタバレBOX

豪華な衣裳を期待しましたが、黎明期ということで全編にはありません。


カーテンコールは、みんなと踊ろう的な演出がありますが、
博多のお客さんには前もって言っておいたほうがいのではと思いました。
近藤さんの呼びかけで最後にちょっよだけ参加でしたので。
流れんな

流れんな

iaku

ぽんプラザホール(福岡県)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/06 (土)公演終了

満足度★★★

姉妹の想い。
早くに母を亡くし、今父が重病で入院した、年の離れた姉妹の想いを感じ取るように舞台は進んでいく。結論をみせるのではなく、考えさせられる内容になっている。自分の中でかいどくが貝毒につながるまでに時間がかかってしまった。

ネタバレBOX

汚染問題については、拡げるか作品のように治めるか悩んだであろう。
このホールで居酒屋というひとつの空間を制作していた。
Evergreen Online/EDIT

Evergreen Online/EDIT

ALTERNAIT

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

現実と幻想の境目
初演を知らずに観に行きましたが、凄い舞台だとしかいいようがない。現実世界の人とゲーム世界の人とを別の方々が演じ、リンクしていないようでリンクしている。現実に起こったわけではないのに、仲間を殺された事により、必死にキングになろうとしているギドを見ると、少し辛くも感じる。アニメにでてくるような衣装を観るだけでもいいなと。すごく素敵だった。そして、相変わらずダンサーの皆様のあの動きは、凄すぎる(^_^;)どうやったらあんな風にうごくのか、、、暫く凹み気味だった気分を吹き飛ばしてくれたので、観にいってよかった。そしてもう一回みたかったな(>_<)

Pride -プライド [傲慢] -

Pride -プライド [傲慢] -

演劇レーベルBo″-tanz

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

ハードボイルド & ダンディー
 裏切りに次ぐ裏切りを迫られ、自ら薬に溺れて瓦解してゆく実行部隊、制服組にも背広組にも裏切られた者、そうはならなかった者の分断、組織の細胞として切り捨てられてゆく姿、ここで多くのサラリーマン、労働者は重ねるべきだろう。誰にだと? 手前自身に決まってるだろうが! 
 さて、本題に入ろう。薬ビジネスに血道を上げる密売組織、陰で糸を引く政治屋、その手代の官僚共、芸能人、スポーツ選手を含むユーザーの相関図情報。そこから生まれる莫大な利益・権益。それら総てを叩き潰すべく立ちあがった復讐鬼たち、かつて仲間を救えなかったことを悔やみつつ、今も、麻薬取締官として働くチームリーダー、はぐれ刑事達の動きに、くんずほぐれつの化し合いが絡み、センチメンタリズムの入り込む余地は殆ど無い。日本の作品には珍しくハードボイルドタッチが小気味よい。物語のアップテンポな展開に引き込まれ乍ら楽しめる展開になっている。
 更に、ヒトは何を守って生き続けてゆくのかに関わって花言葉が実に巧みに用いられ、洒落た中にも極めて硬質な煌めきを見せている。

劇団青羽(チョンウ)「そうじゃないのに」

劇団青羽(チョンウ)「そうじゃないのに」

タイニイアリス

タイニイアリス(東京都)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった!
約1時間5分。動物園の象を檻から放した罪に問われ、飼育員が取り調べを受けるが…。上手い俳優5人による笑いがふんだんの社会派会話劇。とっても面白かった!全席自由で字幕は後方席しか見えないので早いもの勝ち。初日は立見が出る盛況。

戦国降臨ガールズ

戦国降臨ガールズ

アリスインプロジェクト

六行会ホール(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

甘く見てました
総勢30人を超えるアイドルたちによる舞台。
もっとキャピキャピしたものを想像していたのですが、
所謂萌え展開的なものは皆無、終始シリアスな展開でとても硬派な内容でした。

迫真の演技に殺陣の連続、出演者全員による圧巻の歌・ダンスと
見応え十分で作品に引き込まれました。

ネタバレBOX

前作未見なのですが、作中何度も回想シーンやセリフが差し込まれていて
初見の人でも分かりやすい構成になっていました。

降臨させた武将同士が闘う代理バトル的なものだと思いきや、
後半ではマスターと武将も普通に闘っていましたね。
敵側はマスターと武将の動きがリンクしているのが観ていて面白かったです。

印象に残っているのは卑弥呼に操られてゾンビ化した敵たちとのバトル。
ゾンビメイクもさることながら、ホラーチックな演出や演技が秀逸。
壊れ具合にゾクリと来ました。

メイン?のヒロイン2人以外はほぼ全員死亡、という死にまくりな展開でしたが、
このシリーズはこれで完結、ということなのかな?
talk about her life

talk about her life

baghdad cafe’

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2013/07/04 (木) ~ 2013/07/09 (火)公演終了

満足度★★★★

土曜日
「生活のリズム」

見事!のひとことです。
夫婦というものが、夫婦の生活というものが、上演時間の一瞬一瞬全部に埋め込められてました。
夫、妻、それぞれがそれぞれの場所で日常生活を送りつつ、別の場所にいながらもお互いの生活の中には、お互いが常に存在していて。
毎日変わらない生活のように見えて、片方のリズムが崩れると、両方のリズムが崩れる。
時間足りない!書ききれない!書ききれない!あぁ!もう一回観たいなぁ!
とりあえず、途中からもう川添さんが泉さんに見えて仕方なかったです(笑)


「モノロ・テクノ」

『男子』の時のように、ひとりの人間の心情を複数の演者で表すお芝居。
今回は4人の女優さんで、ひとりの恋に生きる女性を表現されておられました。
とかく・・・このひと、恋に生き過ぎ!と(笑)
そうなのかな、世の女性というものはそういうもんなんだろうか?
4人の女優さんの表情が、とても輝いて見えて、魅力的で。
恋とは、年齢も逆境も苦しみも全部超越して、ひとひとりに輝きを与えるものなんやなぁと。


「talk about her life」

日常生活とは切り離された状況なのに、とてもナチュラルで、とてもリアル。
現実社会の中で、企業で役職付きで働いてる泉さんならではの、登場人物たち。
だから観てると、こんな人知ってるよ!って感じで。
だから、余計、腹が立つ。なんだ、こいつら。
目の前で繰り広げられているのはお芝居なんですけども、割って入って参戦したくなる。
もうものすんごく、感情を奥底から揺さぶられるお芝居でした。

ネタバレBOX

「baghdad BAR」

土曜日19時開演の回を観に来られた方々の、大部分が残って帰られたという盛況っぷりでした。
観た直後に、直接じっくりお話できるというのは、やはり楽しくて嬉しい♪
特に、こういう刺激的なお芝居だと、なおさらに。

わたしは、バグさんの中でもハシグチさんと菅野さんはまだお話したことがなく。
この機会に、たぶん初めてくらいの勢いで、そのうちのひとりハシグチさんとお話できたというのが快挙でした(笑)
Pride -プライド [傲慢] -

Pride -プライド [傲慢] -

演劇レーベルBo″-tanz

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

これがラストシーンかぁ!
スピード感があって、役者さんたちもなり切っていました。

ネタバレBOX

ラストシーンがチラシの図だったとは。構想を考えたときに既にラストシーンが浮かんでいて、最後までブレなかったということですね、素晴らしいです。

前作を観ていたので、ヤクザに見えるが実は警察官、女性のようにも見えるが実は男性ということを刷り込んでいたので、すんなりストーリーに入って行けました。

早口じゃないと終わらないという事情もあるのでしょうが、噛みそうになる一歩手間で踏み留まって、展開もスピード感がありました。捕鯨船を使って建物へ突っ込むなどやることも派手でした。

コロンビア派遣メンバーは敵味方に分かれていましたが、薬物を根絶したいという思いは共通で、彼らの多くの犠牲のもと、武藤組と青葉会を壊滅させました。

梯鳥も犠牲になったような思わせ振りからラストーンへ。薬学部を出て麻取へ入り必ず梯鳥の許で働くのでそれまで命を大切にしてくださいというさくらちゃんが梯鳥に気持ちを伝えるの図でした。
真、夏の夜の夢

真、夏の夜の夢

てんこもり堂

アトリエ劇研(京都府)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

真、夏の夜の夢
シェイクスピアを知らなくても、老若男女楽しめると思います。そう、大衆演劇的な印象を受けました。あるキャラクターの配役が絶妙です。何でもありの夢の世界をどうぞ。

ライナスの毛布のように

ライナスの毛布のように

悪い芝居

人間座スタジオ(京都府)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

ライナスの毛布のように
このメンバーを、予約なら800円、当日でも1000円で観れるのはお得です。いつもの悪い芝居と違った方向性ですが、だからこその彼らの違った面を楽しめました。どなたにも優しい作品です。

佐世保バーガーズ

佐世保バーガーズ

東京パイクリート

劇場MOMO(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった
閉店後の深夜に個性的な登場人物たちが起こす騒動が面白く笑えました。

二代目はクリスチャン/道化師の歌が聴こえる

二代目はクリスチャン/道化師の歌が聴こえる

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ つつじホール(東京都)

2013/07/04 (木) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

道化師の歌が聴こえるを観劇
なんか目が離せなかった90分・・・

ネタバレBOX

実の所、よくある話ともいえる。

理想郷の存在意義と、留まるか?出て行くかの話です。

「楽園」と呼称された壁に囲まれた街に入ってきた兄弟の過去と街の中での生活=何も刺激の無い、ただ時間が過ぎてゆく平和な日々。DVに苦しんだ挙句、実の姉を殺してDVから逃れるも、その事実から眼をそらして精神が壊れ退行した兄を連れた弟が主人公。姉に重なる街に逃げてきた女性。兄とその女性が街を出ることを決めた時に起きた悲劇。そして街に留まるか出て行くか決断を迫られた弟は・・・・。

まぁ「プリズナーNo.6」とか「奇妙な物語」とかで出てくるような話です。
昔読んだSF小説でのユートピアの話で、現在の裕福な生活の影に”生贄”とされる人間がいて、その事実を受け止め。そこに残れない人々が歩み去るというタイトルの短編思い出しました。そんな感じの話です。
(なんか現実問題で原発保有してる地元の土地みたいで怖いですね)

キノが旅する街の一つのような感じもしますねー(^^)

ちなみに作者はテーマ的に、
人間は安寧でなく変化を求めるものだと示されてるようでした。

街のポジションが駆け込み寺的なのですが、
出て行くものを許さないという事と。皆の総意という実態の無いものに翻弄される個人という対比もされてましたが。その総意の具体的示唆が不明であったのが少々不満かな。

ちなみに自分なら・・・・ぬくぬくニート生活でしょうね、と思います・・・・(-_-;)。


追記:ショパンの「別れの曲」とかを明るい会話の時でもBGMで入れたりして、
その先の展開を予感させる演出とか。3つのジムノペディとか繰り返される曲での停滞を感じさせたり。メリハリのある照明やサイレンでの話の強弱のつけかたが又、小憎らしいほど上手に感じました(^^)。(佐世保バーガーさんの話もこーゆー音の使い方して欲しかったなぁ・・・)
グラン・ヴァカンス―飛浩隆「グラン・ヴァカンス 廃園の天使Ⅰ」(早川書房)より―』

グラン・ヴァカンス―飛浩隆「グラン・ヴァカンス 廃園の天使Ⅰ」(早川書房)より―』

大橋可也&ダンサーズ

シアタートラム(東京都)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

苦痛で歪み軋む身体
仮想空間内のリゾート地に暮らしているAI達が謎の存在と壮絶な攻防を繰り広げる1日を描いたSF小説のダンス作品化で、コンテンポラリーダンスの公演にしては長めの2時間半の上演時間でしたが、鋭い緊張感が保たれていて長さを感じませんでした。

原作は異なる章タイトルを含む4つのパートに区切られ、シーンの順番も入れ替えられていて、物語を見せるのではなく、印象的なシーンをヴォリュームを持たせて描くことに重点を置いた構成となっていたので、原作を読んでいなくても楽しめると思いました。
原作では「蜘蛛」、「官能素」、「硝視体」、「罠のネット」、といった、SF的趣向に富んだ概念による非現実的な描写が多いのですが、そのような独特の概念は用いずに、原作が持つ残酷でエロティックで美しい雰囲気が表現されていました。
舞台化どころか映画化やアニメ化も難しそうな、小説だからこそ表現出来るような奇妙な出来事が、ダンサーの身体だけで描写されているのが新鮮でした。

このカンパニーの今までの作品に比べて舞踏の動きのヴォキャブラリーが多く用いられていて、さらにアクロバティックな振付も多く、原作の苦痛に満ちたAI達の身体性がダイナミックに表現されていました。
複数のダンサーがユニゾンで踊る時に音楽をきっかけにせず、おそらく他のダンサーの動きをきっかけにしていてるらしく、微妙なタイムラグを伴いながら動きが伝播して行くのが印象的でした。

終盤では、奥の壁全面に投影されるモノクロの映像や、天井を青く照らすストロボ、細かく色が切り替わるLED照明を用いて、仮想世界が崩壊していく様子を表現していて、インパクトがありました。
サックスとエロクトロニクスを用いる黒スーツ姿の3人のミュージシャンによる即興的な生演奏がクールに緊張感を高めていて刺激的でした。終盤のサックス3重奏による讃美歌風の曲の時にチューニングが合っていなかったのが残念でした。

『Lunch Time Jam!』

『Lunch Time Jam!』

(劇)アリクイロケット

上之町會舘(岡山県)

2013/07/04 (木) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しい作品でした。
 ドタバタじゃなく、話の展開や会話のテンポで笑わせる、というのが「シチュエーションコメディ」、なのかな・・・勉強不足で恐縮ですが。
 役者の個性がうまく生かされたひと癖もふた癖もあるキャラクター達の賑やかな8時間を、途中の「修行&お掃除」を超端折って(カツゼツしてるのかと思った~)、1時間に纏めています。ありきたりなネタかもしれませんが、絶妙のタイミングで飛び出す「意外性」でついつい笑ってしまいます。
 この回は終演後「アフタートーク」があって、観客からの質問に、演出のタゴさんが答えて下さいました。ちょっと得した気分です。最終公演の後もアフタートークがあるそうですので、タゴさんのファンと、質問好きの方にはお勧めかもしれません。2回目以降は500円で入場出来るというのもリピーターには嬉しい企画です

『アーサー記念公園の一角』『牛泥棒』

『アーサー記念公園の一角』『牛泥棒』

ナカゴー

ムーブ町屋ハイビジョンルーム(センターまちや-4階)(東京都)

2013/07/04 (木) ~ 2013/07/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

狂ってる
洗練されていない狂気。
鈍い包丁。
気持ち悪い。

観客は脱力した笑いをするだけ。

前にも似たようなこと書いたと思うけど、「ナカゴーの舞台は酷い」と思う。

ネタバレBOX

ナカゴーの凄さは、何も恐れていないことだ。

これだけ人が演劇するために集まっていると、「これって、どうなんだろう……」というストッパーがどこかで働きそうな感じもするのだけど、それがないようにしか見えない。

「宗教か?」「宗教なのか?」と思ってしまうほど、普通に見えている、劇団の「狂気密度」は高い。これを演劇の公演として打つ、という行為そのものに対してもそれを感じるほど。
ほぼこんな内容を毎回やっているのだから。

自信はあるのだろう。それがどこから来るのかはわからない。
とにかく、数多くの本数の公演を行っているのは確か。
アナウンスが遅くて、それに付いていけないほど。

狂気の暴走。純文学の臭い。
露悪趣味ではなく、自らの狂気を吐露しているようだ。
……闇。

切り立った崖っぷちに立っているような、刹那の怖さを秘めた舞台。
一歩間違えば、ただの「酷い舞台」にしか見えなくなってしまうから。
その線引きは難しい。
観客だけが唯一それを判断できる。

ただの酷い舞台との差は何であろうか。
ナカゴーは洗練されているわけではない。
逆に「洗練されてない感」が、たまらない。
洗練されてないから、いいわけではもちろんない。

そのスタイルがナカゴーの「今」を表現するには一番いい方法なのだろう。
いかにも「うまい」人が「うまい風」に演じて、演出もそんなオシャレとなってしまうと、ナカゴーの「今」は失われてしまうのではないか。というか、「普通」になってしまう。

観たあとに、「酷い」とか「狂ってる」とかしか言えない、ナカゴーの舞台は、彼らが持っている、言葉では表すことのできない「何か」を確実に表現していると思う。
彼らが今感じていることを。

観客は、「言葉にできない何か」を「舞台」に求めている。
それはここにあるんだろうけど、それも言葉にできないので、観客は、「ああ」とか「うう」とか言うしかない。
あるいは、「面白い」とか「狂っている」とか言うかもしれない。
そう思える人だけが、また気持ちの悪いナカゴーの舞台を、嬉々として観るのだろう。

結局、ここではナカゴーの良さはまったく伝えられないのだけど。


今回は、2本立ての形式をとっているが、2つはナレーションが語る「祖母」の、2つのエピソードとなっている。

<アーサー記念公園の一角>
育児で心が不安定な妻と、その夫が、妻の旧友を公園で待っている。
そこへ旧友が遅れて現れて…という話。

妻の友人役・川上友里さんが現れてからの、舞台の収まり方がいい。
「収まり方」と書いたが、一般的な収まり方ではなく、カナゴーの世界観での収まり方だ。
妻の気持ちが癒されているが、不安・不穏な空気が底辺に流れていることを感じるような、川上友里さんの空気の作り方がうまい。
嫌なノイズが、ほんの小さな音だけど、ずっと響いているような感覚だ。
本当に涙ぐんだりしていて。


<牛泥棒>
父親の通夜に集まった3姉妹。

なんとなくありがちな設定から、何も変なことはないよ、という顔をしながらの、ねじ曲がった展開。
義理の兄の非道ぶりはなかなかだが、全員がおかしい。

「すこしずれた」なんていう言い方をすることがあるが、少しではなく、完全にずれている。気持ちの悪い人たち。
普通に台詞を重ねていくから、観客はそういうものだと思って観ているのだが、悪夢のような展開。

ハンマーの登場で(最初からハンマーが出てきたので、もしや……と思っていた人は多いのでは)、『黛さん、現る!』だったか、ハンマーを振り回していつまでも延々と続く、あの感じの再現かと思っていたら、そうではなかった。意外とあっさり。

爆死した蒼井優(!)がフラガールで現れるあたりは、ツボ。というか鳥肌モノだった(すみません、それは言い過ぎでした)。
蒼井優の首(たぶん)を、牛の剥製のように飾るという(マイムで)、くだりもなかなか。

ぐちゃぐちゃになっていく舞台の上の様子に、ホントに「酷いなー」と思った。
観客は脱力した笑いをするだけ。

ただし、長女の催眠が解けてからの大殺戮なラストの展開は、普通すぎたような気がした。
蒼井優の首を掛けて、フラガールが出て終わりでもよかったと思う。

……蒼井優の登場は、『黛さん…』のダンレイ登場で味をしめたのでは(笑)。

長女の夫役の金山寿甲さん非道ぶりは見事。高畑遊さんの蒼井優には笑った。次女役の清水葉月さんのなんともな表情がこの舞台の、なんともな感じをよく表していたと思う。


2本とも、気持ちの悪い作品で、気持ちの悪い笑いを起こしていた。
笑いは意図しているのだろうけど、気持ちは悪い。

タイトルはイカしている。
THE BANK

THE BANK

K-FRONT+

シアターブラッツ(東京都)

2013/07/04 (木) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

観てきました!
初日に観劇させていただきました。
会場に入るとまず目に留まるのはフラットな舞台の壁に丸い金庫の姿。

劇中にもその金庫が違った形を見せますので2度驚きました。
暗闇でのやり取りなど視界が聞かない中での想像力を掻き立てられるシーンもあり、面白かったです。

二代目はクリスチャン/道化師の歌が聴こえる

二代目はクリスチャン/道化師の歌が聴こえる

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ つつじホール(東京都)

2013/07/04 (木) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★

よかった
熱演が光っていた。主張が明確で、説得力があった。

佐世保バーガーズ

佐世保バーガーズ

東京パイクリート

劇場MOMO(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★

劇場周辺だよ
閉店後のゴタゴタした出来事と出オチ感たっぷりのキャラクターでもっていった展開は強引だがおもしろかった。

ネタバレBOX

おいらもけっこう見てたわ、ブルース・ウィルス出演作品・・・。

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