最新の観てきた!クチコミ一覧

113781-113800件 / 189811件中
ガラパコスパコス

ガラパコスパコス

はえぎわ

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2013/06/07 (金) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

俳優・柴幸男にも注目!
とても小さなものととても大きなものが可笑しくも美しく描かれていました。
これからも折に触れ再演されるべき傑作!
ただ、個人的にハマり役だと感じた柴幸男さんによる主人公のピエロ役は今公演でしか見られないかもしれないので、私としてはこの機に鑑賞することをお薦めしたい。線が細そうな柴さんに周囲と上手く渡り合えないナイーブなピエロ役はよくなじんでいます。

どっきり!成人式~オレもお前も~

どっきり!成人式~オレもお前も~

動物電気

駅前劇場(東京都)

2013/06/08 (土) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★

客いじりは勘弁! 自分に来たらと思うと…
動物電気は初見でしたが、あちこちに劇団員の個人芸をちりばめながら話を進めていく見せ方がWAHAHA本舗を彷彿させました。
客いじりあり。常連しか喜べないネタが多め。
この2点に目をつぶれば楽しかったし、冒頭のバレーボールシーンのしょうもなさにはやられたし、客演の國武綾さんの小悪魔的魅力にもやられたので、星は多めの4つです。

ミュージカル「冒険者たち」 ~The Gamba 9~

ミュージカル「冒険者たち」 ~The Gamba 9~

アトリエ・ダンカン

サンシャイン劇場(東京都)

2013/06/06 (木) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★

ノロイ様の恐ろしさが倍増
想像していたよりも、はるかに本当に
ミュージカルで、まずそこに驚きました。
(すみません、甘く見てました)

舞台の上の空間をフルに使っての
ネズミとトリとイタチの戦いは、
見ごたえがありました。

船乗りネズミと町ネズミのグループ、島ネズミのグループ、
シオジ、そしてイタチの4つのグループに分かれて
それぞれがそれぞれの思いを歌で聞かせる場面には
圧巻されました。

トリのツブリの登場シーンは、
普通に「うわぁ!」って声が出てしまうくらいに
驚きました。

そして忠太の踊り!力強くって、本当に素敵でした。

ノロイ様、怖かったです。
記憶の中にあるノロイ様よりもずーっと。
ちょっと夢に出てきそうなくらい怖かったです。

結構、話のつまった、あの原作が
どのように料理されるのかを楽しみにしていましたが、
なるほど、こういう風にまとめたのですね。

個人的には、前半、ダイジェスト版のように話しがずんずん進んでいくところと、イタチ達との決戦の場面の場面展開が早くて、島の上なのか海の中なのか等の把握がすこし難しかったように思います。
なので、☆は3つとさせていただきました。

フェアリーノーツ

フェアリーノーツ

smokers

劇場MOMO(東京都)

2013/06/05 (水) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

コメディ
舞台ならではのコメディ。

リアリティがあるのかないのか微妙なところだが、その微妙さがやけにありそうな感じを出していた。

しかし、ストーカー怖い。でもなんか小学生の男子が、好きな女の子にしてしまう、というようなもので、そう考えると、「かわいいおっさん」達のお話として笑い飛ばせる。

あっというまの2時間。ちょっと引いてしまうようなシーンもあったが、ストレートにぽんぽん進んでいって楽しかった。

満足度相当高し!

ネタバレBOX

根本さんは、こういう屈託のないタイプのヒロイン役にぴったりだと思う。
異様に光る。それでいて、目立ちすぎないのが更にいい。

それは周りの役者さんのうまさもあるのかもしれない。加えてバランスも。

古株社員と勘違い男は、あの中で異様さを目立たせていたし、
個人的には、右の「ソファー組」3人が気に入りました。いいキャラだった。

若手の2人も中盤から存在感出してくるし、
全体として、一人の男の話から、積み上がって、全体になっていくのがすばらしい。

室長と事務職の2人が現実感を出すファクターだったように思う。

お話としては、
中盤の異様なストーカーシーンはちょっと引いてしまった。ゴミ箱とか。そのシーンの時は、常にだれか入ってくるのでは、と思い、扉のほうばかりみてしまった。

細かい点で気に入った点:
時計、朝の出勤の仕方(各人の仕草・変わる点)など。

与太:あの3サイズは、想像だとは思うが、やけに「現実的な」感じがしてしまった。
gate#10

gate#10

KAIKA

KAIKA(京都府)

2013/06/08 (土) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

gate#10
試演会ですが、試しに演劇を観てみる会なのだと思います。ですから、観たことがない劇団を少しずつ楽しむ企画としては成功したと言えるのではないでしょうか。今までと違って、カイカフループの作品がなくなった分、居心地が格段に良くなりました。
今回の三団体の中では、彗星マジックが強く印象に残りました。今まで何度か拝見していますが、素舞台と役者4人で殺風景なカイカを彗星マジックの世界に変えてしまったのには驚きました。人があって世界が作られるのだなと。素晴らしかったです。
※椅子が小さいので、座席の間隔を広げてください。普通にしていても隣の肩の肘がおなかにあたってくすぐったいです。

朝劇「丸の内の二人」【9月10月全話やります!】

朝劇「丸の内の二人」【9月10月全話やります!】

朝劇

CAFE SALVADOR(千代田区丸の内 3 - 2 - 3 富士ビル1F)(東京都)

2013/05/13 (月) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

気持ちのいい1日の始まりに
まず、この芝居の為にいつもより早く起き、いつもと違う時間帯の丸の内を体験しました。
ゆっくりと朝ごはんを食べとコーヒーを飲み、丸の内に因んだ、とてもくだらない(いい意味で)内容に右往左往する店員やお客を演じる役者さんたち。
爽やかな朝からの1日の始まり、その日は自分も何て言うか自分を演じる役者みたいで、仕事がはかどりました(笑)
渡部将之さんがプロデューサーなのでやっぱり流石円盤ライダー!って感じです♪
幸せ満載でした!!

キャンベラに哭く

キャンベラに哭く

桃尻犬

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/06/05 (水) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

よかったです
無茶苦茶やってますが、何か胸にグサッとくるようで惹かれますね。作者にシンパシーを感じるのかな。

ココロに花を

ココロに花を

ピンク地底人

インディペンデントシアターOji(東京都)

2013/05/31 (金) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

ピンク色ではないですが
発声される効果音とともに、点から線へ、そんな感じで進んでいく物語、独特のカラーを感じました。ただ、もう少し全体像などが見えたらよかったです。

月の岬

月の岬

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2013/05/29 (水) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

島で生きる息苦しさ
相変わらずクオリティの高い芝居を堪能しました。島を地方と置き換えても同じだけど、この閉塞感はやっぱりキツイです。地方からの上京者としては身に沁みる作品でしたね。

絶句

絶句

秘密結社ブランコ

あさくさ劇亭(東京都)

2013/06/06 (木) ~ 2013/06/11 (火)公演終了

満足度★★★

砂場に残したチックタック
ちょっと群像劇過ぎた気がする。

ネタバレBOX

光の差し込まない村のランプ磨き大会で一番になったドリ(塙育大)はランプ職人になって、村に光を届ける灯台守になりたかったが、ペン博士(林里容)からのランプ磨きの言いつけを守らずにいた。ドリの友人で笛で世界を救いたいタボ(畑雅之)と、ミスランプになれなかった風子(戸泉真衣)の船出を新しい光で照らすドリだったが、自分の光を見つけられず、次第に酒びたりになり、灯台守の評判も落ちていく。博士の過去の話(好きな女性との別れと死、その子供であるよし子の夢)の話を聞いて、再度自分の光を探し、夢を追い始める…。

転換が多いせいか、集中力が続かなかった。ドリの夢って柱をくっきり描いて中心に据えてほしかった。話の中心にはあったけど、腰がすわってないような感触だった。で、ドリと繋がっている人々が更にドリの存在を押し上げるって構成だと、見やすいと思った。

ランプって素材はいいし、世界観的にもファンタジーで暖かなのは良い。照明的にもそこらへんのファンタジーさや温かさの表現がほしかった。
絶句

絶句

秘密結社ブランコ

あさくさ劇亭(東京都)

2013/06/06 (木) ~ 2013/06/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

天国からのビデオレター
面白い。75分。

ネタバレBOX

龍人(はしいくみ)…亡くなったひばりに会いたい、チン毛の生えてる5歳。
留美(よこえとも子)…サザエさんヘアーな弁当屋。ひばりの妹。龍人の子を身篭りたいと思っているため、龍人の性成長を促すナニかを食事に仕込んでいる。
かな(星原むつみ)…近所の中学生。ショタコン。龍人を狙う。少年をレイプし殺害する殺人鬼。父にいたずらされてた。
篤子(久保明美)…ひばりの友人。飼ってた犬が死んで、代わりに龍人を飼おうとする。いい匂い。
ひばり(鈴木潤子)…龍人の母。天国からビデオレターを送り、龍人をこっちにこいと誘う。人を殺すなどのチカラがある。龍人に父に居所(宇都宮)を教える。

5歳の誕生日。母に会いたいと願った龍人にビデオレターが届く。バルスのシーンを皆で再現することで、天国と現世が繋がって龍人を天国に連れようとする母。次々に死んでいく留美、かな、篤子。そして、誕生日ケーキのシーンに戻る。3人のドス黒さを知った龍人は、かなと篤子を追い出し、留美から宇都宮の位置を聞いてお礼を言って駆け出す…。

3人の女が5歳児を狙うってシンプルでダークで笑える要素が上手い。んで、感動ファンタジー的な天国からのビデオレターが届き、感動的なBGMが流れ出してからがまた、上手い。ビデオのひばりの表情とか笑うセールスマンなジェスチャーとか、龍人らのリアクションもいい。前半の伏線から一段階上に引き上げた舞台にしている手腕がいい。照明や音響も○。

ひばりの表情がアレだから、ホラーにも見えるが、実際は母が息子を守った感動話なのか。あのまま行けば、レイプされて殺されるか、犬な生活を強いられるかな男児に、常人以上の生きる活力を与えたという。ハートフルな話をハートフルな話に見せないところに魅力があった舞台だった。

3人の女性に狙われる男児をはしいくみが好演。アホ演技も良かった。「後ろ毛見てほしかった」は笑った。あと「バルス」シーンも良かった。
岸田國士原作コレクション

岸田國士原作コレクション

オーストラ・マコンドー

black A(東京都)

2013/05/23 (木) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

岸田國士が面白すぎる(さらにA)
C、Bに続いてAを観ました。

前の二つのVersionの観劇で、期待いっぱい。
ハードルを上げて観にいきましたが、
それをもやすやすとクリアして・・・。

岸田戯曲に加えて演じる役者と、その織り上げる空気に、
それはもうがっつりつかまれました。

ネタバレBOX

場内の座席はちょっと不規則。
中央の、舞台と思われるスペースにも客席があって。
流石にそこはちょっと遠慮に思い、
一列後ろの、でもフロアーのテーブル席に着席。

場内の上部には役者が居続け、
となりのテーブルには鮭を加えた熊の木彫りが置いてあったりも。
すでに、女優がひとり、
中央のテーブルに板つきで、雑誌など煮目を通しながら、
食事などを始めたりも・・・。
全体に解けた空気のなかで開演を待っていると、
外から声がかかって、その女優とともに舞台が動き出します。

『留守』

気風のよい江戸言葉での言い回しに、
すっと空気が染め変わって・・・。
ものの一分も立たないうちに、
場には、それぞれの家の、主人の留守をよいことに羽根を伸ばす、
女中二人の世界が魔法のように立ち上がる。

別にたいしたことを話しているわけではない。
愚痴をいって、噂話をして、
ついでに
煎餅をちょろまかしたり、
高価な奥様の化粧水を使ってみたり・・・。
髪を結ってあげたり。

役者たちには、戯曲に込められた会話を
主人たちがいない解放感に解いて
どこか滑稽で、
でも本音がすっとあふれるような時間の肌触りに
仕立てあげていく。

その風情に観る側も染められて、
ふたりの見栄の張り方や、本音を、
外からただ眺めるのではない、
二人の呼吸や空気で受け取ってしまう。
共感することも、ちょっと気に染まぬことも、
感情というか思いの機微として訪れてくるのです。

八百屋の男衆が登場するころには、
戯曲の言葉では感じ取れない、その行間にあるような
滑稽さや下世話さが場に満ちて。
その先に浮かび上がる市井を生きる女性の、
淡々と日々を過ごす諦観と
刹那を埋める瑞々しい想いが漉き上げる風景に
心を掴まれる。

そんなに長い作品ではないのですが、
一シーンごとに見応えがあって、
ほんと、面白かったです。

『麺麭屋文六の思案』

麺麭=パンであることも知らなかったのですが・・。
戯曲が書かれたころはそれなりに
ハイカラな食べ物だったのかも。

そうは言っても、家庭の夕餉の風景は
極めて日本的で・・・。
表層のプライドと内の度量にちょっとギャップをもった
主人の人物造形がなかなかにしたたかで、
どこかマイペースで家庭を守る妻の、
刹那ごとの細かい空気の作り方が、特に前半の場トーンを支えて。
息子の学問を志すことの建前的なものや
青臭さのようなものも良くデフォルメされ、
娘の一途さには表層だけではなくロールの芯の強さが
観る側にしっかりと伝わってきて。

さらには、丁稚の子供の躾けきれていない感じや
下宿人の先生の所作や、隠しきれないどこか喰えない感じも、
その家の雰囲気をさらに編み上げていく。

教条的な理想やモラルと、
それと乖離した日々の生活が
舞台上にそれぞれ丁寧に描かれていて。
ひとつずつのロールの造詣がとてもしっかりとしているから、
よしんば時代が違っていても、
戯曲に置かれた男たちの表層と内側の薄っぺらさが
陳腐にならない。

で、そこに、隕石が落ちてくるという話が飛び込んできて、
明日に地球がなくなるという態で
それぞれのロールの表層が剥がれる。
映像まで絡めた勢いのある舞台が一気に立ち上って。
その狼狽からこぼれ出てくる男たちの姿が
なんとも滑稽に思える。

奇想天外な部分が、
その時代の奥にあるものを晒し、可笑しさを引きだす中で、
映像をつかった今様な部分でのデフォルメや
記者の勢いに、個々のロールが流されることなく
したたかに貫かれて。

どこかシニカルな語り口の中に、その時代の風情がおもしろくリアルに伝わってきたことでした。

『屋上庭園』

この戯曲はいろんな方が上演していて、
何度か観たことがあったのですが、
たぶん今回みたものが一番シンプルだったようにおもいます。

淡々と交わされる台詞、
過度になりすぎない抑揚、
ベースをしっかりとおもったロールのトーンが
それが戯曲本来の力を導き出して、
二人の男たちの想いを観る側に
伝えていく。

それぞれの妻たちの醸し出すものも、
男たちが作り出した色合いをうまく纏っていて、
ナチュラルな中に、男たちの想いとの距離を
しなやかに作りこんでいて。

実直に歪みなく、
シチュエーションが観る側に渡されて。
そのなかでの、終盤近くの、
夫婦の会話が凄く良いのですよ。
去っていく夫婦の風情が良く作りこまれているから、
場に残った夫婦に一層のペーソスが生まれる。
そこがうまくいっているから、
残された夫の行き場のない思いが映え、
さらには、夫の見栄を包み込むように、
妻の想いが、しなやかに抑制された感情に
温度を持ち、ひとつずつの言葉毎に、
色を醸し伝わってくる。
そこには、物語の顛末に留まらない、
夫婦の時間の俯瞰が生まれ、
観る側を浸潤していくのです。

観終わって、なにか、二人の時間が
深く、愛おしく、感じられて。

終演後も、少しの間、
その余韻から抜け出すことがためらわれたことでした。

*** ***

合計9編の岸田戯曲を観終わって。
なにか名残惜しい気持ちに捉われて。

この作り手たちの岸田戯曲、
さらには、岸田を担う役者たちを
もっと見たいと思ったことでした。


「小さな家と五人の紳士」「カラカラ天気と五人の紳士」

「小さな家と五人の紳士」「カラカラ天気と五人の紳士」

演劇集団若人

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2013/06/05 (水) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★

考えれば
考えるほど、分らなくなるような感じでした。私には難しすぎるのかな?と思いました。2つの劇でしたが、両方とも後味の悪いような終わり方でした(あくまでも個人の好みだと思います)。五人の紳士のセリフのやり取りは面白かったです。

「小さな家と五人の紳士」「カラカラ天気と五人の紳士」

「小さな家と五人の紳士」「カラカラ天気と五人の紳士」

演劇集団若人

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2013/06/05 (水) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白い!!
不条理が不条理と思えない現実。

ネタバレBOX

『小さな家と五人の紳士』  認知症と老人虐待のシーンは今や条理に基づいた重要な問題です。

ミミズやダンボールに収まっている人を勝手に自分のものだと思って眺めている光景は、相手に影響を与えない限りにおいて水槽の中の宇宙を眺めている星新一のショートショートのようでもあり、ここまでは従来の感想と同じですが、思うのは勝手ですから、尖閣諸島についても中国は勝手に思うだけにして頂戴とふと思いました。

『カラカラ天気と五人の紳士』  一等が青酸カリ、外れ一等が棺桶というクイズで当選した人たちの話。

分別ある者は死ねないが、死を意識して積極的に待つことはできる。うわあ、これってゴドーのことだと思いました。また一つ勉強になりました。

青酸カリが重曹だと知って女たちは電車に飛び込んで自殺しましたが、ゴドーでは自殺に失敗してゴドーを待ち続けます。普通に死んではいけませんってところがミソです。
どっきり!成人式~オレもお前も~

どっきり!成人式~オレもお前も~

動物電気

駅前劇場(東京都)

2013/06/08 (土) ~ 2013/06/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

いやぁ笑えました(^^)
祝20周年!

面白かったのですが、”劇団内の既婚者をモデル”・・・・なんだ。
う~むどなただったのかしら?そんな想像も楽しめましたー

座布団自由席と椅子の指定席混成の為、
劇団側がわざわざインターバル=換気タイム=入れて、
体のばす時間を入れてくれるのは嬉しかったです。
(サンダルで出かけて正解だったなっ=座布団でしたのでー)

(約2時間)

ネタバレBOX

作風が東京ミルクホールさんとか、
ポップンマッシュルームチキン野郎さんに似ていました(^^)。
3団体のコラボとか実現できたら・・・想像するだに恐ろしい・・・(^_^;)

下ネタが入ってるので万人に薦められないので、
”お薦め!”にできないのが残念なトコロも、
ミルクホールさんとかと重なるねっ!
YANEURA COMSMOS

YANEURA COMSMOS

劇団ミックスドッグス

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/06/08 (土) ~ 2013/06/10 (月)公演終了

満足度★★★★

大スペクタクル
予想もしていなかった大スペクタクルでした!

ネタバレBOX

屋根裏部屋から望遠鏡で天体観測するロマンチックな話かと思っていましたが、いきなりのロケット操縦の展開でビックリしました。

かつて博士の家で「YANEURA COSMOS」というゲームで遊んでいて、今は大人になった幼馴染三人組が15年前の2012年に戻って、NASAですら破壊に失敗した地球に衝突する寸前の小惑星を破壊して地球を救うというSFストーリー。

「YANEURA COSMOS」がゲームでなく、本物のロケットだったというのが凄いところです。

博士は声優さんのようなユニークな口調で特徴があって面白かったのですが、三人組の一人の女性が半音高く、常に大きな怒鳴り声だったのが気になりました。

場面は屋根裏部屋だけだったのでしょうか。階下の居間のシーンもあったような気がしますが、使い分けができていなかったように思いました。

本当は地球的ヒーローなのに、そんなことは黙って、2012年にタイムマシンを使ってお膳立てをしに出掛けて当時失踪したと思われていた博士と共に彼らは2027年の世界に戻りました。

今回の経験を経て精神的には成長したようですが、彼らの属性は全く変わっていませんでした。それがこのストーリーの真面目なところかもしれませんが、バレエで足を痛めることがないように練習を工夫するようにと小学生の彼女に伝えるくらいのズルがあっても良かったのかなと思いました。
駄菓子屋ケンちゃん

駄菓子屋ケンちゃん

もざいく人間

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/06/05 (水) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★

信じられそう
 駄洒落やベタなギャグで始まった作品、中ごろまで、こんな展開で、観に来て失敗だtったかな、と思い始めた頃、地域アイドルだった美咲のAV女優への転向顛末とシリアスな部分が入ってきてグッと締め、地域英雄だったケンちゃんの偶像破壊で、バランスを取る、と同時に、有為転変の人生の実相を介入させて、物語に苦さを加える辺り、中々どうして手練れの手腕と言わなければなるまい。脚本作家の温かさもさることながら、同一人物が演出をして、このように構成している演出も褒められてしかるべきだろう。温かい作品である。役者陣の演技にも好感を持った。

駈込み訴え

駈込み訴え

ガザビ

遊空間がざびぃ(東京都)

2012/07/05 (木) ~ 2012/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★

勉強させて頂きました。
先輩であり、大好きな役者、本野春夫さん。
更なる熱を帯びた生き様を拝見させて頂きました。

駄菓子屋ケンちゃん

駄菓子屋ケンちゃん

もざいく人間

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2013/06/05 (水) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

行ってよかったぁ~
仕事がバタバタしてて、行けるかわからなかったけど、

『もざいく人間だもん!!行こう!!』

って勢いでいきました(笑)

ネタバレBOX

行ってよかった~…

もざいく人間は役者もstaffもみんな楽しむんです。

私もそうでした。

だから、みんな見てて楽しかったよ。

むちゃくちゃなことを全力でやるんです。

私の好きな空間。

急遽、後輩と制作お手伝いしましたが、

そのノリがもざいく人間(笑)

楽しかった~♪

本当にありがとう♪
モータプール

モータプール

劇団子供鉅人

アサヒ・アートスクエア(東京都)

2013/06/07 (金) ~ 2013/06/09 (日)公演終了

満足度★★★

うーん・・・
「いいな!」っていうシーン、「これは惹きこまれた!」っていうセリフは確かにあった、結構あった、かなりあったものの、全パートにわたって妙な「全力出してます」感というか「元気の良さ」みたいなのが支配してたせいか、なんつーか「乗れない」芝居だったなあって印象が・・・。
脚本的にも、そのテンション、その「若々しさ」を過剰に押し出した演技体でいく必然性はなかったんじゃないのかなあ、と。

「白線」と「靴」で「地べたを這うしかない存在である人間」を浮かび上がらせる、そんな粋な空間構造は魅力的だっただけに・・・。

あとやっぱり黒田さんは観たかったかもなあ・・・。
延々と走り続けるキキ花香さんの、痛みほとばしる長台詞はよかった。ほんとよかった。

このページのQRコードです。

拡大