最新の観てきた!クチコミ一覧

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カタルシツ『地下室の手記』

カタルシツ『地下室の手記』

イキウメ

HEP HALL(大阪府)

2013/08/09 (金) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

お馴染の
原作がドフトエフスキーということで、面白いということはないだろうと思っていったのですが。予想に反して、思わず笑ってしまう程くらい面白かった。
良いタイミングで、一部の人にはお馴染の表示がね、来ちゃうので。。。
そんな面白ありつつ、まさに社会不適合者って感じのエピソードが進むのですが。それが、ちょいちょい共感できるところが私にはあって、なかなか考えさせられる作品でした。
観に行ってとても良かったです。

オレンジの迷信行動

オレンジの迷信行動

ナイスコンプレックス

サンモールスタジオ(東京都)

2013/08/09 (金) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

涙だけではない
今回も、ナイコンは魅せてくれますね。
めっちゃ考えさせられました。
創造力をかきたてられ、もっと深い部分も見ていきたいと思います。
もう一日必ず見に行きます。
これを見て、何も感じない者はいないと確信する作品です。
絶対、観ておくべき舞台です。

ベッキーの憂鬱

ベッキーの憂鬱

ぬいぐるみハンター

駅前劇場(東京都)

2013/08/07 (水) ~ 2013/08/14 (水)公演終了

満足度★★★★

確かに
新しいぬいぐるみハンターだと思いました。

ネタバレBOX

現実的で具体的なセットがある、近未来的な話ではない、走り回らない、その代わり全員による素敵なダンスパフォーマンスがあった、確かに新しいぬいぐるみハンターでした。

生徒会の横暴で学園祭は中止になったものの、引きこもっているベッキーのために彼らのクラスがゲリラ的に学園祭を催したという話。ベッキーの出て来ないベッキー話で、これは斬新。

走り回っていたのが嫌いだったので今回はとても嬉しく思いましたが、ストーリーとしては最初まとまっていなかったクラスが最後一つにまとまってという、クラスのみんないいやつじゃん的なちょっと平凡な展開でした。

生徒一人ひとりは個性的で良かったです。竹田さんの生徒会長は、化粧が凄くて素敵でした。

ところで、マチソワ続けて黒板のあるセット、しかもOFFOFFと駅前のお隣さん同士。珍しい一日でした。
ヒーローズ

ヒーローズ

少年社中

劇場MOMO(東京都)

2013/08/08 (木) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★

愛すべき落ちこぼれヒーロー!
どこかで見たことある?何となく似ててでもちょっと違うパチモン(失礼)みたいな9人のヒーローたち。
どんな特別な力があるのかと思えばちょっとショボくて残念で可愛い。
そんなに広くない舞台なのに10人がとても自然に存在していて狭さを感じることもなく、セットもちょっぴり近未来で子ども心をくすぐります。
あと音楽がすごくいいです!8bitの葬送行進曲のポップさと不気味さがとても作品とマッチしていました。
この規模で15年続く劇団てやっぱり違う!とても面白かったです。

日替わりプロローグはたまたまエピローグに持ってきた回だったんですが、本編の終わり方が良かっただけに、もうちょっと余韻に浸らせてちょうだい!って思いました。そこだけ残念。
でも、役者さんや劇団そのものが好きな方ならそういうサービスも嬉しいのかなと。

ネタバレBOX

萩尾望都の「11人いる!」みたいな話かと勝手に思ってましたがどっちかっていうと「ラン・ローラ・ラン」だったっていう。
基地の声に完全に騙された人は多いはず。「嘘」って言葉の使い方がうまいです。

結局彼らが世界を救うために使ったのは特別な能力じゃなくって、何度も繰り返すこと、諦めないこと、時間をかけることってところがすごくイイです。
「時間をかけたら何でも出来る」のは人間ならば誰しも可能なことで、選ばれた力を失ってこそ立ち上がる彼らの心意気こそヒーローだなと感じました。


ミツオ役の俳優さんがすごく堅実だけどちょっとした表情の変化が美しかったです。思い出テクノブレイクの悲痛な声に胸を締め付けられました。

春琴 Shun-kin

春琴 Shun-kin

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2013/08/01 (木) ~ 2013/08/10 (土)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかった
以前の公演の評価も高かったので観劇しました。何故この舞台を見逃していたのか悔しいぐらい素敵でした。深津絵里さん始め出演者の方々、照明、三味線、どれもが素晴らしく心揺さぶられ続けました。できたらもう一回観たいです。

ベッキーの憂鬱

ベッキーの憂鬱

ぬいぐるみハンター

駅前劇場(東京都)

2013/08/07 (水) ~ 2013/08/14 (水)公演終了

満足度★★★

合いませんでした
初めてのぬいぐるみハンター。幕開けからのスピード感とハイテンションに圧倒されまくりで食い付きっぱなしでしたが、ずっとこれが続いたので正直後半は疲れました。そして下ネタ部分でどん引き。回りのお客さんにはウケがいいようでしたが私には合いませんでした。

Moonlight Rambler

Moonlight Rambler

トウキョウ演劇倶楽部(活動終了)

きゅりあん(品川区立総合区民会館)(東京都)

2013/08/08 (木) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★

期待し過ぎたかな
本郷奏多さんの独特の空気感が良かったです。
いまいちストーリーに入り込めなかったのはテンポの遅さか、役者さんの演技か。

ネタバレBOX

舞台セットが世界観にあっていて良かったです。
ただ、全体的にテンポが悪かったように感じられました。演出上の事でしょうが、飽きてしまいます。アクロバティックなアクションシーンが入るので、アクセントになって良かったですが、効果音が微妙でした。
本郷奏多さんの出すやわらかいのにつかめない雰囲気は良かったですが、脇を固める役者さん達からはもっと感情が伝わるような演技をして欲しかった。京香役の方は良かったけど、棒読み、棒立ちが目立つ人が何人かいてしらけました。そのせいか、あまりストーリーに入り込めなかった。話の内容自体はおもしろかったんじゃないかと思うのでもったいないです。
空調はけっこう寒かったです。
兄帰る

兄帰る

ニ兎社

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2013/08/03 (土) ~ 2013/09/01 (日)公演終了

満足度★★★★

戯曲が面白い
明るく清潔(そう)な舞台でドタバタ喜劇風演出もあり、大いに笑いが起こってた。でも本当に恐ろしい話。登場するのは嘘や脅迫で他人を陥れ、自分は得をしようとする醜悪な人間ばかり。やはりとても面白い戯曲。休憩込みで約2時間半。

ネタバレBOX

終盤の次男の妻と“兄”との対決は、もっと露悪的にしていいのではと思いました。東南アジア売春ツアーのガイドをやっていた人であることが、声や態度でもっとあらわになって欲しかった。そうすれば最後のバルコニーの場面に緊張感が出るのではないでしょうか。
【全公演終了】「じょにぃ怪談 壱」【ご来場感謝!】

【全公演終了】「じょにぃ怪談 壱」【ご来場感謝!】

JOHNNY TIME

エビス駅前バー(東京都)

2013/08/07 (水) ~ 2013/08/13 (火)公演終了

満足度★★★★

ちょっとした短編集
怪談と銘打っているが怖さよりもなぜか温かみを覚えてしまう不思議な感覚。

くろいぬケンネルVOL.3『学級会』

くろいぬケンネルVOL.3『学級会』

くろいぬパレード

OFF OFFシアター(東京都)

2013/08/07 (水) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★

実り多い学級会
早熟な子を除き、ギリギリ小学生に見えました。ような。

ネタバレBOX

バレンタインデーの日の学級会。暴君的ガキ大将から子分のように虐げられていた男子たちはそれぞれ女子から愛のチョコレートをもらってカップル誕生とあいなり暴君から自立していきます。いったん落ち込んだガキ大将ですが、彼もまた一人の女子児童からチョコレートをもらうことによって暴君的ガキ大将から普通のガキ大将へと成長するといったストーリー。

そしてやっぱりというか、日村勇紀的男子は全くもてなくて一人取り残されるといったオチ。

学級会の最中に校長室に呼び出され、戻って来る度に服装が乱れていく先生の姿が、本来はもう一つの笑いどころだと思うのですが中途半端でした。途中、学級委員が校長室でご乱行の様子を見てしまったと言うセリフがありましたが、そんなネタばらしが無くても、最初に戻って来たときからあれっ何か格好が変だなと思わせ、次から次にどんどん乱れていくといった演出で理解させることが重要だと思いました。

ところで、これは大人向けのお芝居だとは思うのですが、だとすると、ガキ大将の成長話じゃちょっと物足りないような気もします。子供向けとすると、先生のご乱行はちょっと頂けません。どの層を狙ったお芝居かちょっと気になりました。
Moonlight Rambler

Moonlight Rambler

トウキョウ演劇倶楽部(活動終了)

きゅりあん(品川区立総合区民会館)(東京都)

2013/08/08 (木) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★

スマートでおしゃれ
演出家の方が、あのキャストさんだったんですね。ステキな感性をお持ちのようで、スマートでおしゃれな演出でした。語り部という形で、「あの方」が登場するのもいいですね。アクションも多く、静と動のメリハリの効いたお芝居でした。本郷奏多くんは、主演だけあって、見せ場も多く、滑舌も良くて、楽しませてくれました。若手が芸達者なのに比べ、年齢が高い役者さんの演技がイマイチで、ちょっと残念でした。全体的には暗転が多めに感じたのと、殺人の理由が無理矢理っぽい印象でしたが、なかなか面白い仕上がりになっていて満足でした。2階席でしたが、エアコンが効きすぎて寒かったです。

Waltz

Waltz

金魚(鈴木ユキオ)

シアタートラム(東京都)

2013/08/08 (木) ~ 2013/08/10 (土)公演終了

満足度★★★

思索的なダンス
安易に音楽に乗せてリズミカルに踊ることを避けつつ、言葉に回収出来ないような情感を表現する繊細な作品で、ダンスについての思索を感じました。

暗闇の中からうっすらと明るくなって行く中での鈴木ユキオさんのソロで始まり、レコードの針飛びノイズの様でも不整脈の様でもある音をバックにギクシャクとした人形の様な動きに緊張感がありました。次第に3人の女性ダンサーも加わり、踊り始めのタイミングは揃えるもののユニゾンではない動きがユニークでした。
はっきりとしたビートのある曲に変わり、照明も一気に明るくなって女性3人のユニゾンが踊られる時の躍動感が素晴らしかったです。その後は、はっきりした筋はないものの物語性を感じさせるシークエンスが連なり、椅子やトルソーや大量の羽毛といった小道具がシュルレアリスムの絵画を思わせました。
次第に雰囲気が落ち着いて来て、鈴木さんと安次嶺菜緒さんの長めのデュオとなり、最後は無音の中での鈴木さんのソロで静かに終わる構成でした。

派手な動きや演出を用いずにダンスとは何かを探求するストイックさが印象に残りましたが、終盤は少々冗長さを感じました。
しっかりした体のコントロールによって、拍節感のない動きのタイミングや奇妙なポーズが明確に表現されていました。特に鈴木さんの動きは人間離れしていて、異様な雰囲気がありました。

タイトルに掲げているにも拘らず、ヨハン・シュトラウスや或いはバレエ音楽のワルツといった、いかにもな選曲はしないで、チャイコフスキーの5拍子のワルツ(交響曲第6番の第2楽章)を用いていて、電子的な変調が独特のノスタルジーを醸し出していました。

ラストシャフル

ラストシャフル

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2013/08/07 (水) ~ 2013/08/12 (月)公演終了

やはり名作(Bキャスト鑑賞)
ラストのどんでん返しに言葉を失った。よく考えればベタではあるのだが、それまでの展開で完全にこの世界に入り込んでいたので、まさに心が揺さぶられた状態になった。
いつも誰かが必ず書いておられる、この劇団の「俳優のレベル」の問題は、今回もあったが、メインどころがきちんと仕事をしていて、ベテラン女優も健在。クオリティの高いものになった。

ネタバレBOX

あくまでも個人的な好みであるが、野球チームのシーンは台詞が聞きとれない時があり、リーダー役の俳優さんの表情の大きさも、時々であるが気になった。
オレンジの迷信行動

オレンジの迷信行動

ナイスコンプレックス

サンモールスタジオ(東京都)

2013/08/09 (金) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度

中途半端な印象
全体的にキレのある動きが印象的でした。
その他、若干のネタバレを含むため、ネタバレBOXにて書かせて頂きます。

ネタバレBOX

まず、最初の世界観が分からなかった。
老人ホームというより、隔離施設というか個室の病院のような雰囲気だった。
老女は外見は人形、もしくはマスクや手袋をつけていたのでしょうか。
違和感を感じましたが、それが狙いだったのでしょうか…?

全体を通して空気が作れていない印象。
学校での場面で、子供たちがどんな気持ちだったのか、全く分かりませんでした。
子供は喜怒哀楽が大人に比べてはっきりしているイメージがある分、気になりました。
また、カレーを水槽に入れた、というくだりに関して、
わざわざレトルトパックを持ち込んだのか、もしくは給食を残していたのか。
どちらにしても唐突でちょっと驚きました。

また裁判等のシーンに関して、緊張感等が全く感じられませんでした。
というか、他のシーンでも楽しいとかそういう空気が無かったので何とも言えないのですが…
罪を犯した青年役の方が好印象でした。
しかし、彼が必死に演じていても、シーンとして空気が出来上がっていなかったこともあり、残念でした。

また、脚本・演出が分かりにくいです。
舞台上にいる人間が多い分、「あの人」や「その人」がただでさえ分かりにくいのに、台詞に方向性が無い部分が多くさらによく分かりませんでした。
また、見ている人間に伝えよう、分かってもらおうという意思が弱く感じます。
台本を何度も読んでいる人間には分かるかもしれませんが、初見ではちょっと・・・
紙を撒く→拾う、の流れも、何度も繰り返されると飽きます。

メリハリが無かった分、2時間がものすごく長く感じました。
cocoon

cocoon

マームとジプシー

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/08/05 (月) ~ 2013/08/18 (日)公演終了

満足度★★★★

原作を読みたい
観始めてすぐに、これは今年一番の作品になるのではないかと思いました。集中力はまったく途切れず、近くにちょっと落ち着きのないお客さんがいましたが、そんなことも一切気にせず見入ってしまいましたが、観劇後はやや心残りというか、惜しいという感覚が残りました。
(※08/19加筆)原作を読んで、思うところがあり、満足度を★3から★4へ修正しました。

ネタバレBOX

三面で砂浜のようなステージ、プロジェクター、リアルタイムのカメラ映像、スクリーンの裏側まで駆使した演出に圧倒されましたが、ワームをチョキチョキするところなどは映像の見せ方、兵士のわめき散らし方の回数などにクドさを感じました。

本来、淡さの中から読み手が掴み取るはずの部分に濃い色をつけていないか。淡さの先にある部分にまで形を与え過ぎていないか。原作を読んで確かめたいと強く感じました。
舞台 鬼切丸

舞台 鬼切丸

タンバリンステージ

吉祥寺シアター(東京都)

2013/08/03 (土) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★

迫力があります
原作未読だし、キャスト多いし、ついていけるか心配でしたが、個々の細かいところはともかくストーリーは理解できました。

ネタバレBOX

観劇から一日たって、このキャラ最後どうなったんだっけ?みたいな感じで、正直、失念してるところもあるにはあるんですけど、メインである<裏僧伽>の悲哀、鬼切りの宿命などがきっちり描かれていたので充分楽しめました。
Weekly2【マザーフッカー】

Weekly2【マザーフッカー】

アヴァンセ プロデュース

「劇」小劇場(東京都)

2013/08/06 (火) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

感動した!
「溺れる金魚」を拝見し、今度は「マザーフッカー」。どちらも子供への深い愛情が基本にあることが感じられたが、登場人物によってベクトルが異なる面白さを観ることができた。
また、女性の生きざまをかいま見せてもらったが、そのたくましさに脱帽。嘉門洋子さんはじめ女性陣の本気度が半端ではなく、正直感動した。
観劇して感激。
次は「PAIN(ペイン)」を観劇する予定。今度はどのような感動、観劇をを与えてくれるのか楽しみ。ロッパ

VENDOR

VENDOR

BLOCH PRESENTS

演劇専用小劇場BLOCH(北海道)

2013/08/09 (金) ~ 2013/08/10 (土)公演終了

見てきました
短い準備期間で、よく出来ていました。

Moonlight Rambler

Moonlight Rambler

トウキョウ演劇倶楽部(活動終了)

きゅりあん(品川区立総合区民会館)(東京都)

2013/08/08 (木) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★

改善されていました
観劇前に俳優座での舞台をみたかたたちのコメントを読みました。
声もよく聞こえたし、アクションと効果音もあっていたし、写真もよく見えたので、改善されたのだなと思いました。
私は暗転が多いかなって思いました。
舞台はとても楽しめました。

アイム、ホーム【各回、当日券ございます】

アイム、ホーム【各回、当日券ございます】

らちゃかん

アドリブ小劇場(東京都)

2013/08/09 (金) ~ 2013/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★

いいですね〜!
とても面白かったです。
今回ゲネプロ公演で子供さんも多かったのですが、
子供さんたちにもウケていました。
自然な話の中に笑いがあり、役柄各々が活かされて皆とっても良い。
お化けの登場のしかたはとっても好みです。
それと、家族皆を見守り続けていた犬の次郎吉とグラマナス色気いっぱいの猫クリスティの良いタイミングでの登場と会話最高でした。
お盆が終わると寂しくなりますね。
あらためて「家族の暖かさ」感じるとともに、亡き者の弔いの意味でもお盆自体を意識しようと思いました。
あ、治郎吉に餌ちゃんと与えてやってください!

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