
真夜中の弥次さん喜多さん
KUDAN Project
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/09/27 (金) ~ 2013/10/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
原作通り?
と言えば良いのかな・・
弥次喜多連載時のビームを毎月買っていたころのことを思い出したり。
原作の実は悲しい絶望的な匂いと天野天街が重なるととても良い。
10年前のグリーン、観たんだっけか、完全に忘れた(苦笑
10月5日追記~
2回3回観ても楽しめる舞台だと思いマス・・♨
悲壮であるというよりか、馬鹿馬鹿しさに笑って縞馬(笑
でもその馬鹿馬鹿しさも完璧に構築された虚構空間。
再演を重ねているせいかこりっちの書き込みも少ないようだけど、
今回の東京公演は演劇好き以外が多数見に来ている中で盛り上がっている中で見ると言う意味では割と必見かもしれない。
以前観てたっていいと思う。
やっぱり盛り上がって観たいし(笑
弥次喜多連載時(連載開始の時から凄かった)もビーム好きの友達らと「弥次喜多スゲェ!」と盛り上がりまくってたけど、ニッチな感ありだったしなぁ・・(笑
これだけひとつの場所で盛り上がった雰囲気のなかで見られるのが夢のようでとても嬉しい(媒体は違うけど
今日のマチネが千秋楽(東京の

TERROR PIZZA RIDERS 2013
GLENS
シアターブラッツ(東京都)
2013/10/03 (木) ~ 2013/10/06 (日)公演終了

風 -ふう-
劇団ZAPPA
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2013/09/28 (土) ~ 2013/10/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
一分の隙なし
『嵐』を観劇。評判は聞いていて,いつかは観たいと思っていた。お見事!幕末エンタティメント。こんなドラマに仕立てるなんて,凄い。正直,幕末ものはお腹一杯の気でいたが,こういう芝居ならまだまだいける。それほど,この芝居,一部の隙もなかった。今日,『颯』も観に行くことになっている。それも楽しみである。

ゴドーを待ちながらを待ちながら
トツゲキ倶楽部
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/10/04 (金) ~ 2013/10/07 (月)公演終了

恋は慎重に
劇団 風来ズ
シアター風姿花伝(東京都)
2013/10/04 (金) ~ 2013/10/06 (日)公演終了
満足度★★★★
わ…笑って…いいん…だよね?
娯楽として演劇を楽しめる人には胸を張ってオススメしたい。
高尚なテーマや芸術的な演劇表現、というものとは縁遠いが、
日常の中の面白い事、ハプニング、
そういう事に演劇スパイスをふりかけ、
微妙な異次元に連れて行ってくれる。
くだらない事を真剣に、些細な事を大げさに、
心の声がだだ漏れに。
全力で舞台に立ってる人たちを観るのは、僕は好きだ。
所々、
「え、このシーン、笑っていいの?」
みたいな微妙な空気感が客席を包む。
舞台上の人物たちは、大真面目に、
精一杯に生きて、喋っている。
ただ、どうも、言ってる事とか、様子がおかしい。
「笑っていいの…?なんか面白いんだけど…いやいや…」
この、どこに気を遣ってるんだか微妙な緊張。
それが、誰か一人のクスリという笑い声をきっかけに、
堤防が決壊するように溢れ出す。
「あ、やっぱ面白いと思ってる人いるんだ。良かった。」
この、妙な安堵感。
かの桂枝雀氏の著書『落語 DE 枝雀』に、繰り返し出て来た
「笑いの基本は緊張と緩和」
という言葉を思い出す。
客が勝手に緊張して、勝手に緩和されて、笑い出す。
この状態は一体なんなのか。
この、妙な空気感と笑いこそが、
風来ズの魅力だと思う。
今回も、その魅力は健在。
迷惑で、おかしくて、でも愛おしい。
そんな人物たちを、役者陣が好演していた。
なにより、今までこの劇団最大の飛び道具だった山下ポニーさんが、
レギュラー出場、
不器用で、まっすぐで、憎めない、鳶職の親方を怪演。
これ、この人にしか出来ない、ズルい。そう思う。
「クス…クスクス…アハ。」
そんな笑いを楽しみたい方、オススメします。
他にも色々書きたい事あるけど、続きはブログで。

保健体育
20歳の国
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/10/03 (木) ~ 2013/10/08 (火)公演終了

OVER SMILE
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2013/09/26 (木) ~ 2013/09/30 (月)公演終了
満足度★★★★
エンターテインメント
面白かったです。主人公の、耳が聞こえないとか目が見えないという設定は割りと常套手段だと思うので、最初はよくあるファンタジーとして観ていたのですが、中盤以降ぐいぐい引き込まれて最後まで飽きませんでした。
千秋楽、ダブルコール込みで2時間45分ほどだったでしょうか。長いとは感じませんでしたね。
主人公が「笑わない」のではなく、「不自然なほどオーバーに笑う」というのがよかったと思います。
殺陣は見応えがありました。

サスライセブン
東京アンテナコンテナ
ザ・ポケット(東京都)
2013/10/01 (火) ~ 2013/10/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
笑顔になれます!
芝居も面白かったのですが、途中のアドリブとも思えるコント最高!
イジリー+下平のコンビでお笑いやったらと真面目に思ってしまいました!

ぞんべぇい!
SUMMER SONIC THEATER (サマーソニックシアター)
上土劇場(旧ピカデリーホール)(長野県)
2013/09/21 (土) ~ 2013/09/22 (日)公演終了
満足度★★★★
今更ですが…
したまち演劇祭の参加作品として、浅草花やしき内の会場で上演された
本作品を観てきました。
派手な立ち回りや「8時だよ全員集合」を思わせるような舞台装置は遊園地での公演にふさわしいと感じました。
子役もかわいかった。
元気でいきおいを感じさせる作品でした。

たけくらべ=TK Club
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2013/08/23 (金) ~ 2013/08/29 (木)公演終了
満足度★★★★★
今更ですが…
ドガドガプラスのTK Club 観てきました。
この劇団の作品は、番外公演も含めていままで4本観ただけですが、
私的には本作が一番気に入りました。
再演でリベンジ的な意味合いがあるとの事。
倍返しぐらいはできたんじゃないでしょうか?

イッヒ リーベ ディッヒ【全公演完売の為、当日券の発売を中止いたします】
劇団東京イボンヌ
ワーサルシアター(東京都)
2013/10/01 (火) ~ 2013/10/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
拝啓、ステージの神様。
舞台を観ると錯覚することがあったりしませんか。
観劇好きで音楽好きの人は、ミュージカルを好むという人が多いだろう。
私もそのうちの一人。
でもミュージカルでない演劇空間で、音楽のステキに出会えたら。
“クラシックの楽曲をテーマに、曲に込められた魂を物語に紡ぎだす演劇集団”
東京イボンヌ復活公演『イッヒ リーベ ディッヒ~ベートーベンの愛した曲~』をワーサルシアター(八幡山)で観た。
ベートーベンが人を愛し、紡いだ曲がある。
ベートーベンが人から愛され、継がれてきた曲がある。
誰もが耳にしたことのあるベートーヴェンの調べに、自分は大のベートーベン好きだったと錯覚したのは、美しい音色とともに、ユーモラスに表現される1800年代の彼らのエピソードに心を奪われたせい。
物語はもう一方で、現代のとある家族の姿をうつし出す。
視線を落とし、指を噛む娘、
ベートーベンの研究に没頭するあまり家族を捨てた父、
娘の姉、娘の叔母、娘の母、娘の・・・・・・。
肩が凝り、眉間にシワが寄るのは、
今の時代のもしかしたらすぐ隣で起こっているかもしれない、
でも誰もが自分には関係ないと思ってしまうようなエピソードに心がギリッとしたせい。
メロディと感情と台詞と表情とが幾重にも重なる舞台は、
当てはめるとすればバームクーヘンみたいな味わい。
でも、きれいな丸型のただ甘くてしっとりしているバームクーヘンではない。
ちょっとクセのある、でも確かに舌触りを覚えていたくなるそんなバームクーヘン。

SHOW TIME!!
劇団テアトルジュンヌ
立教大学 池袋キャンパス・ウィリアムズホール(東京都)
2013/10/03 (木) ~ 2013/10/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
極上のエンターテインメント♪♪
テアトルジュンヌの舞台を観るのは今回で3回目。まず脚本が素晴らしかった。登場人物それぞれの性格や背景が丁寧に判り易く描かれているので、自然に感情移入出来る。それもあって、ダンスシーンも華やかさを魅せるだけではなく、きちんとドラマの一部として活きていたと思う。
個々の技量のバラツキは確かにあるけれど、商業演劇にも引けを取らない極上のエンターテインメント作品でした。

五人衆
見上げたボーイズ
博品館劇場(東京都)
2013/10/03 (木) ~ 2013/10/06 (日)公演終了
「歌舞伎•コメディ ミュージカル」の初期型か…
「音響さん」要らずの舞台だったのではないか。
枕に挨拶する幸村晋也によれば、「身体では表現できない効果音」が あるという。
「雨つゆ」の効果音さえ、観客に代行させた。風鈴の機能が付いた団扇を、スペシャルゲスト•今拓哉 の指示で扇ぐ。
一見すると、「観客参加型」のゲーム感覚のように思えるが、実は時代劇の“音•風•香”を意識した細かい演出だろう。
「生の音」を守る姿は、今朝ニワトリが産んだばかりの卵を大切に扱う、少年のような純粋さだった。
『見上げたボーイズ』の「五人衆」は再々演だ。
江戸の時代劇と ミュージカルの融合は、ともすればジャンルとして理解を得にくい。
だが、歌舞伎の技法をとりいれた形と、ミュージカル(唄う)部分は 、まるで夫婦漫才のように互いを補強し合ったのである。
なにが現れたのかというと、「これぞ!エンターテイメント」の光景だ。
ミュージカルに限っても、五人のキャストが同じ役割を担っているわけではない。
福永吉洋が、その30%以上を唄ったのではないか。
見事である。
役柄は三枚目だ。
それを裏切る美声、マイクなど必要ないだろう声量…。
彼を知らぬ観客は初め、自分の耳を疑った。
中盤以降、三味線や和太鼓の生演奏が減ったのは、噺の内容に持って行きたかったからだろう。
観客を使う効果音=「ザーザー」も聴こえなくなった。
だが、むしろ殺陣のシーンにおいても、それに符合した緊迫感のある三味線、太鼓の演奏をすればよかったのだ。
そうした意味では、「生演奏」の強みを活かしきれず、再々演の「安定」を求めた構成を感じる。

小豆洗い-泥を喰らう-
鬼の居ぬ間に
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2013/10/03 (木) ~ 2013/10/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
脚本素晴らしい!
心理的な威圧感いっぱいで見ごたえありました。
どういう話か小出しにしていく脚本じれったいのですが、そこが狙い通りなのか、
早く次、早く次って感じで心揺さぶられました。
悪党2人の悪ぶり良かったです。このふたりがいないと芝居は引き立ちません。
ラストのどんでん返しやってくれました!
セットも雰囲気バッチリ、効果音も妖しく、役者も上手かったです。
芝居に関して一言、すずはかわいそすぎる!
ほんと2時間楽しめました!

毛皮のマリー
青蛾館
テアトルBONBON(東京都)
2013/10/02 (水) ~ 2013/10/06 (日)公演終了
満足度★★★★
寺山修司の怪作
これぞ耽美極めりといった寺山修司の怪作を、肌で筋肉で脂肪で表現し切っていて圧巻でした。野口和彦さんの笑うセールスマンもかくやといった独特の声や、しっとりむっちりした肌に目が吸い寄せられ、役を抜きにした存在感は天性のものだと感心しきり。
そしてアフタートークの面白かったこと!かつて寺山修司や美輪明宏さんと毛皮のマリーで共演した役者さんたちが語る当時の裏話は貴重でした。舞台には実際に人を殺せる効果がある、と述べた寺山修司の「毛皮のマリー」によって、確かにわたしの何かが壊死した。何が壊死したのかは分からないけれど。

小豆洗い-泥を喰らう-
鬼の居ぬ間に
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2013/10/03 (木) ~ 2013/10/06 (日)公演終了
満足度★★★
いやいやいや!
最初からなんかモヤモヤした気分。なんなんだこれはー?
と思いつつ、中盤、後半戦。いやーな気分のまま終盤へ。
そして、そこかーー‼のラスト。なんか演出家に完全にしてやられた気分。好きです。こういう感じ。確かに、好き嫌いはっきりするかも。が、次回が楽しみな劇団ですね。
壇蜜を思いうかべたのはわたくしだけだろうか…。。。

ダグー伯爵夫人のサロンPartII
DGC/NGO 国連クラシックライブ協会
横浜ラポール・ラポールシアター(神奈川県)
2013/10/04 (金) ~ 2013/10/04 (金)公演終了
満足度★★
これはプレビュー?
本当に演奏は素晴らしかった・・・んですがねぇ。
カメラマンさん演奏中に記録映像撮るのはいいけど、
プロかアマか素人か知らんが1眼レフはミラーレスを用いるか、
防音ソフトケース(今あるんかなぁ)とか起毛毛布などでカメラ巻いて撮影する配慮が必要と思ったがなぁ。もうシャッター音がうるさい・うるさい!すっごい素敵な演奏でしたのに。アンコールの同曲ピアノ演奏は最高に盛り上がったが、5分休憩後は次回上演のアンコールの練習?・・・よくわからなかった・・・。
芝居としての個人レッスン寸劇などは楽しめたが、シャッター音が・・・・。
どうも可聴域が人より高音側やや多いようで、
特に機械音や紙の音などは耳障りで嫌なんですよ。
2時間の熱のこもった作品ではありましたが、
プレビューみたく感じられました。
チケプレならまだしも自腹切っては・・・と感じた作品になっていました。

ナイゲン【ご来場ありがとうございました】
アガリスクエンターテイメント
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2013/09/26 (木) ~ 2013/10/08 (火)公演終了
満足度★★★★★
昨年も見たけど
超好きな作品なので筋もバッチリ覚えちゃってるんだけど、ドタバタ度、ワイワイ度がかなりアップしているので、大笑いしながら見ました。

保健体育
20歳の国
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/10/03 (木) ~ 2013/10/08 (火)公演終了

ゴドーを待ちながらを待ちながら
トツゲキ倶楽部
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/10/04 (金) ~ 2013/10/07 (月)公演終了
満足度★
絶句
「ゴドーを待ちながら」を、どうすれば深く読み込めるかはわからない。
わからなさを糧としてもがき苦しむことで、先人たちは様々な日本語の名作不条理劇を作ってきた。
そんなゴドーを、浅く読んだらどうなるか、よくわかった。
タイトルの言葉遊び(つまらない)を成立させるためだけに、ゴドーをネタにしたのか?
「朝日のような夕陽をつれて」みたいに、ゴドー待ちというモチーフは名作を生んだものだけど、これは違う。
「ゴドーを待ちながら」をなぜタイトルに借用したのか、その意味がよくわかるような感想を、どなたか書いてください。