
Lamp Light
激団リジョロ
タイニイアリス(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/11 (月)公演終了
満足度★★★★
激団リジョロ初観劇。。。
現実的世界と幻想的世界が錯綜する独特の異次元空間。チャップリンの無声映画へのオマージュが散りばめられているせいか、どこか懐かしくもあり新しくもある不思議な世界観でした。演劇に対する熱い想いはひしひしと伝わってくるし、作者の”想い”や”イメージ”を具現化するパワーとチームワークは素直に凄いなぁと感心しました。
上演時間2時間20分。後編『サーカス』もぜひ観てみたい。

飛んで孫悟空
横須賀市民劇場プロジェクト
横須賀市文化会館(神奈川県)
2013/11/08 (金) ~ 2013/11/09 (土)公演終了

ビールのおじさん
cineman
ワーサルシアター(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
堪能しました
地方出身で東京で暮す者にとって、なんとも生々しく、ズッシリとくる芝居でしたね。鹿児島の農村が舞台でしたが、宮崎出身の自分には一部共通する方言が懐かしかったです。しかし役者さん達みんなうまい!

ニューシネマパラダイちゅ
株式会社ウェーブモーション
高田馬場ラビネスト(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
凄まじい破壊力
これほど、劇場の客席が沸いている舞台を今までに見たことがあるだろうか?と思うほどに、2時間の上演時間中、笑いが絶えなかった。
と言ったものの、最初から最後までただ、笑いがあるのではなく、
ストーリーを紡ぐために、それぞれのキャラクターが持つ過去や、思いが交差し、それがスパイスとなり、シーンの合間を引きしめている。
どの役者もレベルが高い中、やはり、おぼんろ高橋倫平の演技は素晴らしい。あのギャップを演じきれる役者が、ほかにいるのだろうか?
もう一度見たいと思うが、それが叶わないことが残念だ。

場外乱闘!
lovepunk
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
肉弾戦
選手全員のキャラが面白い。お馴染み選手に加えて、いろんな経緯があってメキシコから帰国参戦したリトルキャットが秀逸。元気をもらえるステージ。

刈り取った恥部をマンホールに詰める=殺人事件
Theatre MERCURY
駒場小空間(東京大学多目的ホール)(東京都)
2013/11/08 (金) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
迎合主義という名のディフォルメ化
タイトルに惹かれた。
たぶん、この劇団だから観にきた人も、私と同じくタイトルに惹かれて観にきた人も、「下ネタ」を思い浮かべたはず。しかし、「刈り取った恥部」のタイトルだからこそ、それを裏切る舞台だろうな、とは事前に把握していた。

売春捜査官
carne
OFF OFFシアター(東京都)
2013/11/05 (火) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★
超満員
開演時間にいったらほぼ70人目という超満員。こんなのは久々かもしれない。
芝居としてはよくできている。熱っぽく演じられるし、話の主題(主題自体を私が正しくとらえているかどうかは不明・・・)が明確に伝わってくるし。
ただ、出来すぎているが故になんか物足りなさを感じたのも事実。
物足りなさというか、主題が2世代前のもののように思えただけかもしれない。
2年前を観ていて、その時ものすごい衝撃を受けたので、期待値が高かっただけなのかもしれない。

素顔同盟【全日程終了!ありがとうございました】
劇団東京ペンギン
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

おしてるや
真紅組
道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)
2013/10/04 (金) ~ 2013/10/06 (日)公演終了
満足度★★★
道頓さん
道頓堀の名の由来を初めて知りました。
この堀もこの町も、彼らのように懸命に作った人がいてくれたから、あるわけで。そんな当たり前のことも意識したことなかったから
知って嬉しく、少し得意げに歩きたくなった。
これまでただの地名でしかなかった道頓堀が、このお芝居を見たことで、血の通ったような、活づく場所になりました。

吉田光希(映画監督)×河西裕介(演出家)『ハアトフル』
浮間ベースプロジェクト
浮間ベース(東京都)
2013/11/04 (月) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
表と裏
アイドルを目指しているらしい3人の女の子の表と裏(日常)の姿を浮間ベースというスペースを上手く使って、多少のデフォルメをしつつもリアリティー溢れるステージ見応えありました!

モスキート
月刊「根本宗子」
BAR 夢(東京都)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

『クリプトグラム』(cryptogram)
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★
謎めいた会話劇
シンプルな舞台美術・照明の中で展開する3人芝居で、掴み所が無いのに不思議な求心力を感じる作品でした。
子供と母親、そして父親の友人である男性の3人の会話がはっきりとした筋が見えない状態で続き、その3人および登場しない父親の関係について考えさせられるミステリアスな物語でした。
短い台詞が畳み掛けられる場面が多く、喋っている途中で他の人が遮って話が続かなかったり、同じ言葉を繰り返したり、つっかえる様な妙な間があったりと、会話のテンポが独特で引き込まれました。それぞれの思いが台詞になりきらずに空中分解している様な雰囲気が興味深かったです。
元々そうなのか、翻訳のおかげかは分かりませんが、あまり海外戯曲らしさを感じず、内容的には入り込みにくいものの、雰囲気としては受け入れ易いと思いました。
空間に対して斜めに振ったステージに置かれたいくつかの家具や、2階に繋がる階段が群青色から白へのグラデーションで統一されていて、スタイリッシュな雰囲気を生み出していました。
谷原章介さんのタイミングを間違ったかの様な間の取り方が絶妙で、謎めいたキャラクターが表現されていました。子役の山田瑛瑠さんは大人2人と変わらない台詞の量をこなしていて、子役にありがちな臭い演技もなく、良かったです。

もう風も吹かない
青年団
吉祥寺シアター(東京都)
2013/11/07 (木) ~ 2013/11/18 (月)公演終了
満足度★★★★★
若い力の演技を見せた120分
もともとは、平田オリザさんが、演劇コースのために書きおろした作品ですが、青年団の若手メンバーと、脇役のベテラン(志賀さんや、山内さんほか)の演技の融合がよかったし、何のために援助活動が停止するのか、人々の心理が若手メンバーのから、ベテラン俳優へのひとつのメッセージかも知れない、120分でした。

煙が目にしみる
ファルスシアター
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2013/11/08 (金) ~ 2013/11/11 (月)公演終了
満足度★★★★
僕の初めて。
やっと観る事ができました…。
人生初めての「煙が目にしみる」の公演。
今思い返してみた途端にウッ、と込み上げてくる泣きの感情。
まだまだ数える位の観劇数ではありますが、
涙しながら笑う事を初めて経験した作品です。
笑い泣き、では無くて…。
悲しみの泣きの途中に、ゆっくり混ざってくる柔らかくて温かい楽しい笑い。
こんな不思議な感覚ができるとは思ってもみませんでした。
会場の最前列真ん中あたりで拝見してましたが、
見上げる形となりますが、やはり間近で観る事ができるのは嬉しいです。
(些細な事ですがひとつ。最前列は子供用のパイプ椅子程の大きさですので
タオルなど持参して座布団や背もたれに使用されることをおススメします)
以下に少々…。

吉田光希(映画監督)×河西裕介(演出家)『ハアトフル』
浮間ベースプロジェクト
浮間ベース(東京都)
2013/11/04 (月) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★
観劇の感想です.
浮間ベースには、初めて行きました.たぶんこの演劇がなければ行く理由のなかったところです.なので行けて良かったです.私は自由席だといい席を求めて早めに行ったりするのですが,今回は移動したときに席がリセットされてしまうので,早く行った甲斐はなかったです.
スタッフの方達はとても親切で丁寧で,普段はサービス業なのだろうかと思わせるくらいちゃんとされてました.ありがたかったです.
お芝居の方ですが,最初の10分はなぜこんなに声を張らないのだろう...と思ってみていましたが,2階に上がってからその意味が分かりました.人のお部屋をのぞいているような,日常に近いテンションで演じているのですね.ショートフイルムあるいはコミックスのような感じと言えば良いのでしょうか?
若い頃の性的なことやお金のないことの苦しみなどは辛いだろうなと理解できるのですが,表現としてなにがいいたいのかな?というのがあまりピンときませんでした.男とはこういうものと言いたいのでしょうか?(ハンバーグのくだりなど、)男親友との会話も面白かったです.
さらに3階に上がりましてようやく全貌が何となくつかめてきて良かったです.男目線で、若い女の子の生きるところを描いているのだなと思いました。ただ表現としてあまり好みではありませんでした.

G-CIRQUE(ジー・シルク)
G-Rockets
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2013/11/08 (金) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題884(13-323)
13:00の回(曇)。12:25会場着、受付(指定席)、ロビー開場、12:29開場。T字型の舞台、座席は3つのブロック、(Tの)左右の客席(左:1〜9)、出入口より後方の席。舞台奥は暗幕でみえませんが、天井近くに「輪」。12:50前説、13:05開演〜15:00終演(途中休憩13:57〜14:13)。女性ダンサー19名、男性ゲスト3名(中村ジャパンは「キーマン」をみたことがあります、2011/7)、高さは4メートル弱でしょうか、前方の席にしたので頭上高く、ダンサーが舞います、きらびやかな衣装、ビートをきかせた音楽、割れた腹筋、盛り上がる背中の筋肉、スピード、回転…力強く優雅で驚きに満ちた一級の「ショー」でした。

素顔同盟【全日程終了!ありがとうございました】
劇団東京ペンギン
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
仮面の世界
この劇団は初見でしたが、原作の素顔同盟は中学時代教科書で読みとても惹かれた作品でした。自分の中のイメージがもうあったので他人がどう捉えているのか興味がありました。作品自体の捉え方は違いましたが私が抱いた世界観とはかなり合っていてとても雰囲気の良い作品に仕上がっていました。
モノトーンの舞台セットも素敵でしたし、グレーで統一した衣装など仮面がより引き立っていて良かったです。原作を好きな人でも充分楽しめると思います。

ニューシネマパラダイちゅ
株式会社ウェーブモーション
高田馬場ラビネスト(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
ネホリーとハホリー☆
(^0^)/
面白かったです。
ドタバタで、コメディで、
キャラは濃くって、
笑いっぱなしで、
ハートフルな舞台♪
終演後はいろんな方とお話出来ました☆
観劇日記をブログに書きました☆

APAFアートキャンプ・特別レクチャー
アジア舞台芸術祭制作オフィス
東京芸術劇場 シンフォニースペース(東京都)
2013/11/04 (月) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
身体という劇場
台湾発の舞蹈である。土方 巽らの暗黒舞踏とは、根本的に異なり、生命の外的在り様は、内面より勝るものではなく常に内外の衝突の取る均衡にあると考える為、エネルギーポテンシャルを内側に溜めて外に接するという在り様そのものが、皮膚一枚の緊張感となって、観ている我々にもびりびり伝わってくる。従って、ただ座っているだけの舞踏家が、実に躍動的で緊張に満ちた存在そのものとして観る者に注視を迫るのだ。
現在までに今作を含めて3作品を創作。各々の作品は10年掛けて世界のあちこちで上演されて来た。現在、無垢舞蹈劇場の林 麗珍は、アルテの世界8大振付師の1人に数えられている。身体論も独自のもので、身体の部位を中心軸、中心円、尾骶骨に分けて考えている。そして座った状態で大地のエネルギーを受け尾骶骨を謂わばスイッチとしてエネルギーを徐々に上に上げてゆく。この際、中心軸は更に細かく8つの部位に分けられているのだが、ここではそれは省略する。何れにせよ、一旦、頭まで達したエネルギーを今度は、下放し更に逆転させるというエネルギー循環を繰り返すわけだ。このように身体を捉え、用いて行く為に、身体そのものは、頭によって支配されることから、幾分ずれる。そのことによって、身体そのものが謂わば劇場になっているのだ。そして、劇場化した身体を通して世界を観ずる時、世界もまた劇場化するのである。

地球の軌道をグイッと 【ご来場ありがとうございました!!次回は2014年5月吉祥寺シアターです。】
ぬいぐるみハンター
小劇場 楽園(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
グイッと
テンポの良さと役者さんの怒涛の掛け合いはホントにお見事でした。
机を使った場面転換もパッと切り替えがされるからいきなり場面が変わるのに全然混乱せず見せ方が上手いなあと思いました。
時間軸もこれが私達の○○年ってしつこいくらい言うのもわかりやすくて面白い。ただラストがふわっとしてるからそれがいいのかもしれないけどなんとなくスッキリはしなくてちょっともにゃっとしました。
でもとても面白かったです。