最新の観てきた!クチコミ一覧

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『彼女が服を着た理由』

『彼女が服を着た理由』

Func A ScamperS 009

SPACE107(東京都)

2013/11/15 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

初見
はじめてFunc A ScamperS 009の舞台を観劇しました。
いや面白かった!!
演者のレベル、お話、音楽とどれも良かった。
出だしのダンスパフォーマンスからがっつりやられました。
良い舞台が観れて良かった。

多和田葉子+高瀬アキ『魔の山』

多和田葉子+高瀬アキ『魔の山』

シアターX(カイ)

シアターX(東京都)

2013/11/17 (日) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

第12回秋のカバレット
 今年12回目を迎えた秋のカバレット。多和田 葉子と高瀬 アキのコラボレーションだが、シアターXの宝と言われる演目の一つだ。何より表現する者としての2人が、毎年ベルリンから戻り、日本での公演を楽しみながら演じていることが、素晴らしい。

ネタバレBOX

 良いか悪いかの判断は、兎も角、長い間男性優位社会が続いて来た極東の小国で、主でない分、自由で在り得た女性、それも現住地は海外の、という点でも彼女らの自己実現への渇きは、ヨーロッパ女性のそれより、現在強いかも知れない。当人達が構えていようがいまいが日本だけで暮らす多くの女性より身体感覚としてそのことに自覚的であろうとは思う。またヨーロッパの言語を日常の言葉として用いる為には、日本語でそうするより遥かに、己の態度、社会的位置を自問し続けなければならないのも事実だろう。これは、社会的にそうであるということよりも、言語構造が責任主体を常に明確に表現する以上、必然である。自分は、ドイツ語は全然出来ないので、詳しいことは分からないが、少なくともフランス語ではそうであるし、英語でもフランス語ほど明晰とは言えない迄も日本語より遥かに責任主体は言語構造上問われるのはお分かりだろう。
 一方、マイノリティーとして海外で暮らす際の様々な心象風景がある。3.12以降のF1人災事故に対するドイツ人の合理的問い掛けに、日本の核開発上のプロパガンダについては詳細を知らずに「愛国的」になる彼女達が居る。その半面、自らの置かれている状況そのものを遊んでしまう女性の頗る的に健全な精神的強さがある。
 こういった内外での生活体験前提の下、解釈されたトーマス・マンの「魔の山」は、刺激的かつ興味深い舞台であった。因みに中曽根 康弘が、改進党時代に日本で初めて、原子力利用に道をつける為の法案を成立させ予算を組んだことには、触れられている。その表現はデフォルメされ、揶揄され乍ら、危険性を告知してもいるわけだ。
 更にシアターXの公演では、公演終了後にアフターミーティングが催され、演じた者達と観客の質疑応答などがある。これも双方に効果を齎している。演者は直に観客の反応を聞き、観客は、不明な点、感想などを自由に述べることが出来るからである。このような試みを続けてきたこと、続けていることが、この劇場の質、演目の質、観客の質、演者の質と前衛性を培っているのである。
ここには映画館があった

ここには映画館があった

燐光群

座・高円寺1(東京都)

2013/11/15 (金) ~ 2013/11/26 (火)公演終了

満足度★★★★

映画を通して日米関係を見る
 映画好きには堪えられない内容に沖縄の現実を重ね、以て日本全土の沖縄化をも示唆、米国の植民地、日本を照射している点は流石である。

ネタバレBOX

 話は1976年に日本で公開された映画を中心に、映画大好き少女3人組と地元の映写技師を中心に進む。少女のうちの1人が、応募した原稿で賞を取り、その事が報じられた結果、沖縄に住む、ピーターという人物とペンフレンドになったことで、沖縄は、もう一方の極になる仕掛けだ。
 坂手氏自身が映画少年だったということで、鏤められた映画情報は、見事なものである。また、日本という国を見る際、沖縄からの視点で見ると実にハッキリその正体が見えるという事実も指摘しておきたい。観客諸子も良くご存じの通り、坂手作品には沖縄を扱った作品が実に多いのは、作家自身の表現する者としての立ち位置が、本質を見通すことのできる所にあるということであろう。1995年の少女拉致・輪姦事件という最低最悪の凶悪事件に於いてすら、植民地日本は、起訴に至らない限り、関与の明らかな犯人引き渡しが請求できないという日米地位協定の差別そのものの規定によって実行犯3人が引き渡されなかった件以来、島ぐるみ闘争が激化する中で、日本政府が取った態度は民主主義を標榜する独立国のものでは無論ない。寧ろ、近代以前の封建制だろう。江戸時代であれば、幕末を除き、それでも独立国の体裁は保っていたのだが。
 私見によれば、それもこれも、益々、力を増してくる中国と勢いを盛り返しつつあるロシアを睨んで日本をアメリカの前線基地とする為のステップである。つまり、沖縄の現況が、全国レベルで展開されるということだ。秘密保護法、日本版NSC、その先には国家安全保障法案概要で示されたように、憲法改悪等しなくとも集団的自衛権が行使できる体制構築がある。また日本版CIAとして諜報機関新設も公言されているのだ。こんなもので、自分だけは安全だなどと考える国民が居たとしたら、そいつはホントにお目出度い、としか言いようがない。イマジネーションの欠落をおぞましい迄に露呈しているからである。
 何れにせよ、映画の楽しさも含めて、日米の関係が良く分かる作品になっている。
不老不死セレブレイション

不老不死セレブレイション

テノヒラサイズ

世界館(大阪府)

2013/11/15 (金) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

満足感
個性豊かな俳優の皆さんが、個性にあぐらをかかずに、しっかりちゃんと演じる、ハイレベルな演劇のひとつの形だったと思う。満足感が大きいお芝居でした。

開演前、終演後のプチイベントも楽しかったです。

apiture 「46億年の夢~眠る花」

apiture 「46億年の夢~眠る花」

OFFICE LOU

Geki地下Liberty(東京都)

2013/11/07 (木) ~ 2013/11/09 (土)公演終了

表現の多様性に圧倒
見るまでどんな内容なのか見当がつきませんでしたが、
個々のダンサーさんの表現方法や音楽・照明・舞台美術など見所が満載で、時間が経つのが早かったです。
もう一度見たかったのですが時間の都合で再観できず残念です。
何に感動したのかわからないまま目頭が何度か熱くなりました。

ネタバレBOX

「お水」をもらって身体が温かくなりました。
エネルギー切れになったらまたお水もらいたいです。

妖花の舞は圧巻でした。
僕の偉大なるアイザック・ニュートン

僕の偉大なるアイザック・ニュートン

feblaboプロデュース

駅前劇場(東京都)

2013/11/13 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

緻密と稚拙
オープニングのかっこ良さは出色だったが、そこがMAXだったような。。。
ひとつひとつのお話は、深く考えると感心させられる部分もあったものの、なぜかつながりに違和感があって、最後までちぐはぐで強引な印象。あっと言わせるようなすごいオチがあって、納得させてくれるのかと期待したのだが・・
女性のセリフに関しては、書き癖のような同じワードの繰り返しが出てくるのが気にかかって、どうにも落ち着かなかった。普通っぽくセリフを言うことに普通じゃなくこだわっていたみたいだったけど、それって何か全く違う方向に向かっているのでは??
対する男性陣は、まさに選ばれし役者さんたちというにふさわしい自信に満ち溢れた安定したお芝居。。声の出し方やセリフのスピード、計算された抑揚のつけ方には、ひたすら感心!!それぞれの見せ場、見せ方も心得ている。同じ陣営でめちゃくちゃバカバカしいコメディとか見てみたくなった!

さめザわ

さめザわ

張ち切れパンダ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/11/13 (水) ~ 2013/11/20 (水)公演終了

満足度★★★★

喜劇
王道を貫いていました。

ネタバレBOX

子供の頃から死んだ振りの得意な鮫沢が、みんなからまともに名前も覚えてもらえず、軽視されていることへの不満が募り、この日初めて日頃の鬱憤を爆発させて反逆した話。

存在感の薄い鮫沢ですから、彼にとっての爆発は行動するのではなく行動を止めることでした。そして、生きている鮫沢よりも死んだ鮫沢の方がみんなから注視されて存在感があるのが面白いところでした。

その都度その都度死んだ振りしてみんなを困らせた鮫沢でしたが、最後だけは本当に死んだのかと思いました。お父さんの作ってくれた大切な絵本が破けてしまったのですから、勢い余ってスーパーの奥さんが鮫沢を殺したとしても仕方ありません。

でも、喜劇。良質な喜劇は誰も死にません。何かというと死ぬので明るい話とは言えませんが、喜劇の王道ではありました。

絶対領域近くの前が猫の顔、後ろが猫のしっぽのキャピキャピバイトさんが可愛かったですね。
シダの群れ 第三弾 港の女歌手編

シダの群れ 第三弾 港の女歌手編

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2013/11/06 (水) ~ 2013/11/30 (土)公演終了

満足度★★★★

正直に言えば小難しく
お客にはまったく優しくないお話。基本置いてけぼりだし・・・

ただ役者さんがお上手で、2時間40分があっという間でした。

ドンパチのシーンがあまりないのが残念です。

ネタバレBOX

森本の今後は気になります。次回に期待。
みんな、天気の話をする。

みんな、天気の話をする。

篭庭ベルベット

中野スタジオあくとれ(東京都)

2013/11/13 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★

少し安直
重苦しい人間関係がそんなに丸く収まるのでしょうかと思いました。

ネタバレBOX

思うように行かない色々なことを抱えた人たちの話。

認知症の母を持つ駅員、その駅員と見合い結婚したものの駅員にも母親にも相手にされない女、女を誘って上京したものの職に就けずヒモ生活を送る男、介護の仕事をしながら男を養っている女、家庭内別居でかつ会社からリストラされた男、家庭内別居で癌に罹った女、売れない歌手、当たらないと言われているラジオのお天気お姉さん等々。

意思の疎通を欠く人たち同士がラストで和解し合えたのは少し安易な感じがしました。

まだらなのかもしれませんが、認知症の女性が先行きの不安を語るのはクリア過ぎ。母親のたっての願いで無理に結婚した男が一回ライブに行ったくらいで妻と仲良くなれるのかって。ま、これはあるかもしれませんが。

家庭内別居の夫が妻の癌に気づかなかったことにそんなに反省するかって。ま、本当は愛していたんでしょうね。会社に行かなくていいから二人で話し合える時間が持てるからいいねって、おいおい医療費、生活費どうすんのって。

同棲中の女が妊娠して心を入れ替えたのかい。どんな仕事にでも就くって言うけど、そこがそう簡単でもないから大変なんですよ。今後女の収入も途絶えるし、赤ちゃんが育てられるどころか二人とも共倒れになってしまいそうで心配です。

そもそも、ラジオの天気予報なんて法律に従ってやってるんだから、あなたの天気予報だけが当たらないなんてことはありませんよ。
朝劇「サルバドルの大事件」【9月10月全話やります!!】

朝劇「サルバドルの大事件」【9月10月全話やります!!】

朝劇

CAFE SALVADOR(千代田区丸の内 3 - 2 - 3 富士ビル1F)(東京都)

2013/10/04 (金) ~ 2014/10/24 (金)公演終了

満足度★★★★★

楽しい~♪
早起きがつらい時期になってきたけど頑張って早起きしたかいがありました。
朝から声出して笑うって気持ちいい!
ほのぼのできるひとときです。

Life is Show time

Life is Show time

ココロック

Live Space B.SQUARE(大阪府)

2013/11/09 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★

しっかりと作られたドタバタ劇とアドリブ
物語りは、しっかりと作られたドタバタ劇、 
その中 最後に気持ちを伝える。 
放送作家 新人DJは、それぞれ頑張ろうとする。 
面白い 暖かいお芝居。 2ヶ所のアドリブの緊張感くたくた感 少し長かった、どう感じるかです。 
巾の広い役者陣が芝居を面白くします。 井路端謙一さん 日置綾乃さん イメージと違う役がらでした。 役者ですね。 

ライフイズショータイム 面白かった。

ネタバレBOX

 FM DJ冴島ゆかり 韓国旅行から直接放送局へお土産 ナメクジエキスの化粧品(これホントに大はやりです。) のり のり ラーメン のり、 アコーディオンのミュージシャンSORA 出演3回目 今まで時間が押して放送とばされている、3回目の今日は、必ず歌う お願い致します。 番組は、始まり ソウル話で盛り上がる ジングル頼まれる。 冴島ゆかり 番組を卒業する。 ジングル作っても少しか~。  後は斎藤琴音が抜擢 枕営業か~? この番組有名人来ない・・・・(えっ 私は?SORA・・・) 警備員が荷物を持ってくる ラジオを聴いている ラジオネーム 警備員 読まれた~!! ファンです!!  デレクター御前崎と出来てる 手が早いと噂 前のADも・・・・  ラジオネームそよ風・・・ 別れる・・・アドバイス。 すらすらとしゃべれる すごいね。 ナマコマ原稿が無い この部分長い長いアドリブ ヘッドシェアー? 琴音喋って ムリ。。。琴音の黒い部分が出てしまう。 中華屋のおばさん 説教をする。
 河嶋明日香 次の番組のデレクダー ラジオドラマの役者が居ない 中止するか みんなで出る。配役6人あみだで決める この感じ良いな みんなで作る。 ラジオネーム そよ風パンジーは、茜 ラジオドラマは中止しない 電話を茜に代わる 気持ちを伝える茜 ナマコマの安眠枕は届いていた。 ライフイズショータイム

物語りはしっかりと作られたドタバタ劇の中 最後に気持ちを伝える、放送作家 新人DJは、それぞれ頑張ろうとする。面白い 暖かいお芝居 2ヶ所のアドリブの緊張感くたくた感少し長かった、どう感じるかです。 巾の広い役者陣が芝居を面白くします。 井路端謙一さん 日置綾乃さん イメージと違う役がらでした。 役者ですね。 ライフイズショータイム 面白かった。
楽屋 -流れ去るものはやがてなつかしき-

楽屋 -流れ去るものはやがてなつかしき-

Dreamユニット・アンサンブル

Cafe Slow Osaka(大阪府)

2013/11/01 (金) ~ 2013/12/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かったです。
チェーホフの「かもめ」を知らないので、最初よくわかりませんでしたが、だんだんと引き込まれてゆきました。面白かったです

ひとり結婚

ひとり結婚

劇団ひまわり大阪

OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)

2013/11/15 (金) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

期待以上のおもしろさ♪
行って良かったです♪

笑いの間の取り方がベタじゃなくてすごく上手い。
ほんと笑わしてもらいました♪
女心をなかなか鋭い視点を言葉に表現されてて、
あっという間の時間で、もう終わり?って感じでした、
久々のヒットでした〜(^^)
こういう形のお芝居が増えるといいなぁと、私の好みのお芝居でした♪

ボンジュール日本

ボンジュール日本

かのうとおっさん

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2013/11/15 (金) ~ 2013/11/18 (月)公演終了

満足度★★★★★

ゆるふわ笑い♪
コントのような、お芝居のような、色んな形で展開してたので楽しかったです。
2人の間が呼吸のように合ってるので、なんか笑ってしまう感じでした。
かのうさんの合いの手⁈ツッコミ⁈が、私はとっても好きです。
またお2人の公演楽しみにしてまーす(^^)

片鱗

片鱗

イキウメ

青山円形劇場(東京都)

2013/11/08 (金) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★

久々に
後味の悪いイキウメだった。
この内容ならもっと恐くしてもいいんじゃないかな。
円形もあんまり活きてなかった。

メランコリーにさよならを

メランコリーにさよならを

劇団宇宙キャンパス

シアターサンモール(東京都)

2013/11/14 (木) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★

個性生きていた。
個性が生きていた手、ぶれない所が良かったです。いじめを主題にしてきたところ、いいと思いました。
しかし、皆さんもおっしゃるとおり、長い。コンスタントにいけるとこはコンスタントに行ってほしかったです。途中で秋が出てしまいました。最後は感動できました。「あつこ・・・!」が感動です。
後は、台詞ミスが目立っていました。惜しいです。
ありがとうございました。

SENTAKU  〜type02〜

SENTAKU 〜type02〜

削除

秋葉原アトリエ「ACT&B」(東京都)

2013/11/17 (日) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

無題903(13-332)
17:30の回(曇)。昼はダンス公演を都内とは逆方向(北)でみていて、そのまま帰宅予定でしたが、夜公演を眺めていて本公演をみつけたのでやってきました。17:00受付、「どちらの劇団ですか?」と訊かれ「へっ???」、ちゃんと名前はあったので座椅子席に座ります。小さな当パンをみると「演劇カタログ 幻想絵画」???、勘違いしていました。蛻皮表演が2時間、ではなく、4団体×30分(^_^恥)、でした。

他の3団体(Pyxis、ゲマヒカ@もうすぐ一周年、劇団Extrajoket)は初めて。企画の意図として「外に向かって表現していく機会」を作る、とありました(毎月1回)、なるほどー。4団体みて、やっぱり30分でお話をまとめないと難しいなぁ、と感じました。

「ゲマヒカ」は「赤ずきん」「一休さん」のパロディー等、3人の朗読が面白く笑ってしまう、蛻皮表演はもちろんいつもの「味わい」。蛸谷さんは、@兎亭、salty rockの公演に客演していたのをみに行きました(2013/10)が、蛻皮表演は「信仰連鎖(2012/9)」以来。

さて、本作は「@まめ芝(未見)」の新バージョンでしょうか(type02)。ロボット、アンドロイド、クローン…と「人」との物語には、ほんのり哀しみの香りがするのです。有機、無機。自然、人工。寿命、耐用年数。感情、計算結果、オリジナルとコピー、異質なものとの交流が実は我々自身の周囲との関わり方だったりするわけですね。

そんな想いがするお話でした。

余談ですが、座椅子席は背中の部分が低いので結構背中が痛くなるものです。コートなどをたたんで背もたれにすると少しは楽。

十一月花形歌舞伎

十一月花形歌舞伎

明治座

明治座(東京都)

2013/11/01 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了

満足度★★★

夜の部鑑賞
若手役者を中心とした、明るい雰囲気の作品3本立てで、重厚感や様式美は少々物足りなさもありましたが、身構えずに楽しめました。

『歌舞伎十八番の内 毛抜』
密かに進められる悪巧みを豪放な性格の粂寺弾正が暴く物語で、悪事が明らかになって行くスリリングな後半が楽しかったです。
弾正を演じた中村獅童さんは役に合っているとは思いましたが、台詞回しが軽く感じられ、もう少し嫌らしい粘りが欲しかったです。

『澤瀉十種の内 連獅子』
派手な隈取と床を引き摺る長いカツラで雄壮に舞う、まさに歌舞伎という感じの作品で、間狂言の場面ではほのぼのとしたユーモアがありました。
狂言師左近(後に仔獅子の精)を演じた市川弘太朗さんの切れの良い動きが印象的でした。見せ場の毛振りは疲れが感じられました。

『権三と助十』
しょっぴかれた犯人が本当の犯人か疑わしい殺人事件の真相を明かそうとする、喧嘩っ早い江戸っ子の2人を描いた物語で、長屋の人々の賑やかな様子が魅力的でした。
アドリブあるいはアドリブ風のやりとりが多くて客席も大いに盛り上がっていましたが、少々やり過ぎな感じもあり(「やり過ぎるなよ」という突っ込み台詞もありました)、歌舞伎としての味わいはあまり感じられませんでした。

メランコリーにさよならを

メランコリーにさよならを

劇団宇宙キャンパス

シアターサンモール(東京都)

2013/11/14 (木) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★

長かった。。。
中盤まで全然話が前に進まないから非常に長く感じました。出演者が多いせいかエピソードが分散し過ぎていて、どの話も掘り下げが浅く消化不良。。。

小林賢太郎演劇作品『振り子とチーズケーキ』

小林賢太郎演劇作品『振り子とチーズケーキ』

KKP

かでるホール(北海道)

2013/11/15 (金) ~ 2013/11/17 (日)公演終了

満足度★★★★

良かった
KKPでの公演はロールシャッハ 振りに見ました。あたたかい感じのするストーリーでした。ともすると、重くなりがちな題材を軽くみせてくれたところが良かった

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