Psyborg papa
W.Strudel
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2014/01/31 (金) ~ 2014/02/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白かった…だけじゃない!
全公演拝見しました。単純に「面白かった」だけではなく、演出や音楽に魅了されたし、ダンス・アクション・笑い・涙。出演者の魅力が満載のエンターテイメント性に富んだ作品でした。ちゃんとテーマも一貫されていたし。ユニット様の特色がハッキリした舞台だったと思います。特にオープニングとエンディングが素敵でした。次回作、とても期待しています。
ネタバレBOX
父親が不慮の事故に遭い、最新技術でサイボーグとして生まれ変わる。家族との再会。感動のシーンで、あえて笑いを入れてきたのは最高でした。機能説明のシーンで笑わない人はいないと思いますw いちいちダンスするのも好きw 突っ込んでるのが面白すぎました!サイボーグになった時点で、幸せな結末は無いと思っていましたが、父・源五郎と息子・司の別れも…単なる「お涙頂戴」ではなく、自然に涙が溢れました。子供を持つ親として、完全に感情移入しました。愛する娘・ヒカリをサイボーグにし、そのヒカリを愛した速水。2人の結末も又、幸せとは言えないものでしたが…。人の命や、意思。寿命。その観点から考えると単純に「可哀想」とは言えません。とても深い内容でした。父親の愛を真に受け止め、ちゃんと前を向いて成長した司の姿にも涙しました。観る側の立場や、環境で感想が変わる作品だとも思います。是非ともDVD化。再演を希望します!
母をたずねて膝栗毛
松竹
新橋演舞場(東京都)
2014/02/01 (土) ~ 2014/02/25 (火)公演終了
満足度★★★
小劇場コメディ風松竹新喜劇?
多彩な顔ぶれなので、たまには商業演劇もよいかと思い、気鬱気味でもあり気分転換を兼ねて観に行った。
中村獅童の喜劇的素質を確かめる意図もあったので。
獅童の父の小川三喜雄さんは、東映のプロデューサー時代、中村錦之助、賀津雄兄弟のために沢島忠監督と組んで「殿様弥次喜多」というコメディシリーズをヒットさせた実績がある。
藤山直美といえば、この季節は、かつて中村勘三郎とともに「浅草パラダイス」などのコメディを演舞場で上演してきた。
今回のこの芝居の私の印象は小劇場コメディ風松竹新喜劇だった。
松竹新喜劇は笑いの中にも一本筋が通った作品が多かったが、本作はそのレベルまで達していない。
系統的には「雲の上団五郎一座」に近い。
初日ではないが、道具転換で舞台装置が不具合が起き、幕が下りて芝居が中断したのは残念。
抱腹絶倒というほど笑えなかったし、パッチワークというか有名な役者さんたちのかくし芸大会といった趣だ。
軽い話の中で水谷八重子と市村萬次郎がさすがの貫禄をみせ、それだけは一見の価値があった。
ネタバレBOX
幕開きの歌とダンスが昨今の小劇場コメディのオープニングみたいで、既視感があった。
「瞼の母」と「傾城阿波の鳴門」の登場人物と同じ役名が出てきたり、歌舞伎によくあるお家騒動を混ぜ、名場面を借用した弥次喜多風のつくり。
何となく即席時代劇コメディみたいで安っぽい。
奥田瑛二の謎の浪人は昔の東映の沢島忠作品で東千代之介が演じた設定に酷似しているが、彼よりも高利貸しの手代の巳之助のほうが隠密的役割をはたしているのが腑に落ちない。
派手な衣裳とメークをしているときの巳之助は母親の寿ひずるの宝塚時代にそっくりで、おちゃらける演技など「イーちゃん(寿の愛称)の宝塚愛読者大会の寸劇」を観ているようで個人的には楽しませてもらった。
「瞼の母」の忠太郎は最近は本興行で何度か獅童が演じているだけにパロディのようだが、八重子のおはまとともに本興行で観たくなる。
獅童の忠太郎が魚屋というのも彼の父と叔父錦之助、沢島トリオの「一心太助」を思わせる。
獅童がクネクネして甲高い声をあげるばかりで、喜劇の演技としてはいただけない。
寛美時代の松竹新喜劇の看板女優だった大津詩子(旧名:十詩子)が阿波のお弓役で新喜劇の味を出す。
藤山直美は堂に入った座長ぶりだが、彼女には引き出しだけで演じられる役で物足りないのではないか。
「親はなくても子は育つ」というキャッチフレーズの繰り返しがありきたりで、人情ものの感動が薄い。
直美も獅童も親の力を借りずに頑張っているアテ書きか。
市村萬次郎のお縫の方は時代に張って言うところ、世話にくだけるところ、さすが菊五郎劇団という感じだが、フィナーレで楽しげにダンスを踊り、歌舞伎では見られない姿。
呑象
THE REDFACE
笹塚ファクトリー(東京都)
2014/02/05 (水) ~ 2014/02/11 (火)公演終了
満足度★★★★
シンプルに熱く
幕末の高島嘉右衛門=2代目?呑象を絡めた大きな物語。前回からかなり改稿したとか…。とにかく、ここに出演されている役者さんたちの熱さが爽快なのです!ぜひ体感すると良いと思います。
PIECES
エンターテイメントユニット・liberta
渋谷HOME(東京都)
2014/02/05 (水) ~ 2014/02/06 (木)公演終了
満足度★★★★
面白かった
ほのぼのしたりちょっと切なくなったり面白かったです。
白いダンスや黒いセクシーダンスも良かったです。
ネタバレBOX
カルピスのミルク割美味しいですよね、配分を間違えるとこごったりしますがそれもまた良しです。
乾杯の戦士
ホチキス
エビス駅前バー(東京都)
2014/02/04 (火) ~ 2014/02/09 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かったし、
味わい深い作品だったのだが、、劇団のイメージが固まってしまっているのだろうか。。まだ何も始まっていないのに、笑いに来たの、笑わせてよ、笑いたいという、客席の反応があたかもテレビ収録の笑い屋みたいで、場違いに思えた。情緒や悲哀のなかに、笑いの要素を絶妙に入れていこうという作者側の意図を覆すかのような笑いっぱなしには、これから先この人たちは、ずっとこの呪縛から逃れられないまま進んでいくのかな~~といらぬ心配したりして。なんだか期待に応えなければという窮屈さも垣間見えて、少しお気の毒な気分さえしてしまった。笑わせてくれたらOKというのが長年のファンの気持なのかな・・・以上、新参者の感想でした。
ネタバレBOX
まだ、さぐりさぐりで、こなれてない感じ。。これから終盤に向けてさらにパワーアップしそう。
トムソンガゼル
ぬいぐるみハンター
風みどり(新中野)(東京都)
2014/01/28 (火) ~ 2014/03/02 (日)公演終了
満足度★★★★
ガゼル可愛かった
羊田チーム観劇。不思議な空間で劇を観てる感覚はなく3兄弟をただただ見てる感じでした。全体的な雰囲気と3兄弟のキャラクターは好きです。動物と人間の線引きがはっきりされてない曖昧さを楽しむんだろうけど、矛盾点が多くちょっとついていけなかったです。ぬいぐるみハンターは舞台転換や掛け合いなどのものすごいテンポの良さが好きなんだけどそういうのはなかったのでちょっと残念。でも他のチームがどのように演じるのか気になるし、また違った感想が出るかもしれないので違うチーム行こうかなと悩み中。
幸福な職場(再々演)
劇団 東京フェスティバル
駅前劇場(東京都)
2014/02/05 (水) ~ 2014/02/12 (水)公演終了
満足度★★★★★
とても素敵なお芝居でした
ある意味難しい問題提起を含んだ内容でした。これが実話で、実在する会社の話であることを含め、感動しました。
再演ということですが、再々演も是非。
乾杯の戦士
ホチキス
エビス駅前バー(東京都)
2014/02/04 (火) ~ 2014/02/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
3つの愛のものがたり
会社帰りに寄らせていただいたのですが、一日の疲れやストレスを癒してくれるようなとても良い時間を送ることが出来ました。
大声を上げて笑うような感じではなく、クスリとするような感じでしたが、それがかえって物語の全体的な雰囲気にあっていた気がします。ギャグとシリアスの割合が絶妙です。
ネタバレBOX
死ぬ前に、心の底で「会いたい」と願った人3人に会えるバー。
この設定がまず素晴らしかったように思います。
エビス駅前バー自体がビルの3階にあるため、実際に階段を登って入るようになるんですが、そこを含めて、劇場を最大限に活かした設定だったような気がします。
主人公がそこで出会う、芸人を目指していた頃の相方、ゲンカイジャーという戦隊ヒーロー時代(!)の仲間、そして会いたくなかったはずの母親。
最初のうちは夢から逃げて交通事故で死んでしまったダメ男なのかと思っていたんですが、物語が進んでいくうちに3人との会話の中から、実は地球を救ったヒーローであり、死んでしまったのも、人を庇った末の爆死だったとわかる、という構成も良かったと思います。
ヒーローなんて言ったら一気にギャグになりがちですが、そんなことは無く…。
母親とのやりとりは、思わず涙。
それぞれのやりとりを見守っているバーテンも凄く良い味を出していました。
そして最後、主人公が階段を登ったのか降りたのかはっきりとさせずに終わったのも良かったです。
本当に素敵な時間を送ることが出来ました。
是非いろいろな人に観てもらいたいと思える、そんな舞台です。
幸福な職場(再々演)
劇団 東京フェスティバル
駅前劇場(東京都)
2014/02/05 (水) ~ 2014/02/12 (水)公演終了
満足度★★★★★
いつものチョークと知らない世界
会場に入り顔を上げると細やかに作られたあったかいステージと昭和の音楽が迎えてくれました。音楽の使い方にもこだわっていると舞台前のあいさつで教えていただきました。
内容はデリケートで、いろんな意見が聴こえてくる作品だと思いますが、私は勉強になりました。人は分からないものについて勝手に想像して、怖がったり遠のけたりすることがあると思います。ですが、それでも前向きに、よく理解することでとても強い繫がりを持てるのだな、と考えさせてくれました。
そして役者さんも一人一人が個性的かつ自然で笑える要素も多く、実際会場のお客さんの笑い声が響くことも度々あり、メリハリのある作品で充実した時間を過ごせました。
ありがとうございました。
ネタバレBOX
物販では面白いものが売っていますよ(笑)
要チェックです!
春の遭難者
B.LET’S
「劇」小劇場(東京都)
2014/02/05 (水) ~ 2014/02/12 (水)公演終了
満足度★★★★★
彼女たちの態度に
心の傷の大きさと、心の傷の特殊性を知りました。
ネタバレBOX
遭難した男が入って来て助けを求めたときに、雑貨屋の美和に任せて、彼女たちのまさかの想像もできない態度に、性犯罪被害者の心の傷とはこういうものかと心底驚きました。ただ、性犯罪被害者に対する世間の態度が、遭難した男に対する彼女たちの態度に通じるという説明は完全には理解できず、今後も良く考えてみようと思いました。
由宇が言った本当の敵は女というのも重い言葉でした。そして、由宇が持ち出した鎌を、助ける助けないで揉めて、盆と正月が一度に来たような感じでテンパってしまった美和が取り上げ、今度は男に向かって振り上げた経緯があったことから、その後落ち着いて手から離した鎌を翔子は納屋へ片付けました。
これは至極当然の行為なのですが、全体を通してのキーアイテムである鎌はテーブルの端に置くとか、美和の手許にあったのを蹴飛ばして部屋の隅の方に放置するとか、その程度に留めておいてほしかったと思います。もし、由宇の見える範囲に鎌があれば、目を覚ました男がお礼に近づき手を握り、その結果パニックを起こした由宇が、男が謝ったことで心を許した実際の結末のように推移したか、あるいは恐怖のあまり、男が何を言おうが鎌でめった刺しにしてしまったか想像の幅が広がり、観客はもっとヒヤヒヤさせられたのではないかと思うからです。
男とか、男女交際が怖い翔子が、ロックンローラーが酒場で女性の肩を抱いているような柄のTシャツを着ていたのは腑に落ちませんでした。
女性全員が主役、良かったです。翔子役の光藤依里さんも、最近のTOKYOハンバーグでは際立った役が無かっただけに、重要な役を今回演じられて本当に嬉しく思いました。
人生の道に迷ったくらいの男だからこそ、もやもや、ふらふらして軽装で山に入って遭難したのでしょう。そんな男で良かったです。みんな少しずつ立ち直るきっかけになりました。ギラギラした体育会系の男だったら、本当に殺していたかもしれませんね。
自我に目覚めて、由宇と一緒に犯罪被害者を救う活動を始めたという美和には笑ってしまいました。
幸福な職場(再々演)
劇団 東京フェスティバル
駅前劇場(東京都)
2014/02/05 (水) ~ 2014/02/12 (水)公演終了
満足度★★★★
素晴らしい作品!これはお薦めしたい!!
知的障害者が働く50年前の職場の物語。実話をもとに構成された作品。
何のために人は生きているのか、何を欲しているのか。
この芝居は観劇する人により、見方、受け取り方は様々になると思う。
ただ観劇して良かったと感じる点は共通事項になるように思える。
私は職場の一員になったような気持ちで観劇していた。
上演時間90分。
もっと、もっと、観ていたかった。
誰にでもお薦めしたい作品であるが、特に仕事がつまらないと感じている人にはきっと良い清涼剤になると思う。
ネタバレBOX
知的障害者が働く環境のない50年前。
そんな中、就職するのは至難であった。
実習生(15歳の少女)として職場体験をする中で、
単純な仕事を楽しそうにする姿勢、お客様のために仕事をするという目的意識を認められ、就職できることに。
初めのうちは、職場の人たちも障害者だから仕事ができないと考えてしまいがちであったが、誰にでも出来るようにする工夫、仕組みづくりをしていく。少女がいることで職場が成長していく姿が描かれている。
少女が仕事が覚えられないときに、常務が施設に戻り生活することを勧めたことに対して、強い拒否反応を示した。
生きていく中で、人には4つの欲求があるという内容の台詞があった。
「人に愛されること」 「人に褒められること」「人の役に立つこと」「人に必要とされること」 。
「人に愛される」こと以外は仕事を通して、得られること。
少女は本能でそれを理解していた。
観劇しながら、自分を顧みて恥ずかしいことこの上ないことの数々。。
私ほどはないと思うが、皆さんにもぜひ恥ずかしい思いをして欲しい(笑)。
役者の皆さんも素晴らしいかった!
この作品に見事に魂を吹き込んでいた!!
キタムラさんの描く作品は、本当に観て良かったと思うものばかり!
次回作品も期待度を増して観劇したい!!(笑)
Can you believe ファンタスケッチ?
演劇集団 Z-Lion
テアトルBONBON(東京都)
2014/02/04 (火) ~ 2014/02/09 (日)公演終了
満足度★★★
感動的
ファンタスケッチの奇跡は感動的でした。
ただ、個人的には「感動的」で終わってしまったのが残念でした。
(そこはネタバレで)
お話は良い話で、役者の皆さんには好感が持てました。
演出ですが、怒鳴ったり叫んだりしている場面が多かったのは、少々聞き苦しかったです。個人の感想です。
ネタバレBOX
廃校間近の小さな大学、美術学科の教室で夜スケッチをすると、震災で死んだ人が生きかえる、というのが『ファンタスケッチ』の奇跡でした。
生きかえるといっても、完全に生きかえるのではなく、夜だけ、大学の中だけ。
「朝になったらふぁっと消えて、夜になったらまた大学のどこか、だれもいないところに現れる」そうで、幽霊ではなくて「おファンタさん」と呼ばれています。
この設定は、ファンタジックで素敵だと思いましたが、私がどうにも気になったのは、この奇跡を前にしての人物のセリフや行動。
ちょっとしたところかもしれませんが、個人的に「無理」
それで、感動できずに終わってしまいました。
例えば、スケッチでおファンタさんを呼び出した美術部員が、事態を飲み込めない一度死んだ人間に、「神様ありがとうとか、言いなさいよ」とか「ちっ、なんだよ。せっかく生きかえらせてやったのによ」とかいうセリフ、嫌悪感しか覚えません。
その「神様」は(好意的に解釈すると)自分たちのことを指しているのではないのかもしれませんが、「生きかえらせてやった」という言葉は明らかに傲慢です。
幸いにも死なずにすんだ人間が、死んだ人間に言うセリフじゃないなあ、と、私は思いました。
また、よみがえったひとたちの行動も、腑に落ちませんでした。
一度死んだ人間が、もういちどこの世界と接するチャンスを得た時に、「またいつ消えるかわからないから」楽しくやろうとジャンケンで一升瓶を回し飲みする。ちょっと違うんでないか?
「せっかく生きかえったんだから、何か言っておきたいことないの」と、死んでいない美術部員のほうから促されていましたが、本当に一度死んだ人間なら、そしてまたいつ消えるかもしれないのなら尚更、促されずとも語りたい言葉は山のようにあるのではないか。
そんな風にこまごまと「なんか違う」と感じたまま観てしまい、ラストでも感動しきれませんでした。
「夜中」に「あんな小さな赤ちゃん」連れてきちゃダメだよと(笑)
ファンタスケッチ現象を納得させる場面が、何度も繰り返されましたが、それも叫び声とともに、クドく感じました。
教授が心臓病で余命短いという話も、盛り込みすぎかな。
ファンタスケッチの奇跡を中心に、シンプルに、教授と娘、生きかえった人々の想い、に焦点を当ててくれれば、より心に染みたと思います。
最後の舞台挨拶、「命削って演じます」という言葉が印象的でした。
ありがとうございました。
乾杯の戦士
ホチキス
エビス駅前バー(東京都)
2014/02/04 (火) ~ 2014/02/09 (日)公演終了
満足度★★★★
涙が出た
今回は自分はツボにははまらず笑えなかったのだが小玉さんの演技には涙が出た
ネタバレBOX
親子ものには弱いです でも演劇で泣いたのは初めてでした 60分あっという間 設定は好みでした
幸福な職場(再々演)
劇団 東京フェスティバル
駅前劇場(東京都)
2014/02/05 (水) ~ 2014/02/12 (水)公演終了
満足度★★★★★
現実にも応用できるであろう演劇
再々演というのが頷ける。素直な、それでいて心洗われ打たれる作品だ。何より実話がもとになっていると言うことも凄いのだが、更に驚くべきことは、今、全従業員の70%以上を知的障害者が占めて尚、チョーク製造企業としてトップクラスの実績を誇っていることである。
強い者が、弱い者を守るのは、当たり前なのだが、守り方は弱い者に教えて貰わなければならない。そのことの大切さ、幸せを構成する要素の殆どが、仕事に携わることから来ているという認識を強い者が腹の底から納得した時の創意工夫の凄さ、力の出方の差、弱さから教わるこつなど、これから、今、自社で体験しているであろう困難な状況を跳ね返して行く為にも、普段、演劇と縁遠い企業戦士、バリバリの社長などにも観て頂きたい。きっと参考になる。(演劇ファン向けは追記2014.2.8)
ネタバレBOX
演劇ファンにも無論、お薦めである。ストレートにぶつかる演技が、力のある役者の総てを掛けて為される時、これほど、自然に見え、且つ、ストレートに観客の心を打つものであるという原点を見せて貰った。
精神障害を持つ少女を演じた桑江 咲菜が素晴らしい。小さな体が舞台では大きく見えた。これは、良い役者の特徴である。
自己責任だか何だか知らないが、下らない基準を持ちだし、欧米に有利な条件を態々作って、我が国の働き蜂の漸く貯めた預貯金を奪ってゆく国際金融マフィアの手口にまんまと乗る無能極まる金融関係者、日銀、都市銀、旧大蔵省、経済産業省の官僚、政治屋等々のせいで、無辜の民が自殺に追い込まれてゆく。この現実の背景にあるものをキチンと解決しなければ、社畜と迄呼ばれるこの国の労働者は、今後も唯、悲惨をしか経験しない。それは、明らかである。
何より、これ迄の事実がそれを証明しているだろう。日債銀、長銀などにつぎ込まれた金は、総て我々の税金である。それが、どういう経緯を辿って、国際金融マフィアに流れたか、よもや忘れてはいまい。これと同じようなことが、他にもいくらもある。消費税にした所で、その導入に当たっては社会福祉など、国民のケアに用いるという約束で導入したわけだが、現実には、軍事費の増大や、罪人でありながら検察の追求をすり抜ける人脈を持ち、その高い地位を利用するだけ利用して血税を私有化し、我ら国民に借金だけをつけまわしてきた下司共を、相反する価値観を持つ今作は、静かに告発しているのだ。
春の遭難者
B.LET’S
「劇」小劇場(東京都)
2014/02/05 (水) ~ 2014/02/12 (水)公演終了
満足度★★★★
杮落とし観劇です
う~ん出来が良かった
ちょっと時代が古いかなぁと思えた部分もあったが、
基本話は重くてズシリと心に響きました。
1時間50分ほどでした
ネタバレBOX
微妙なバランスで成り立っていた暮らしが崩れていった原因は、
大雪の夜に助けを求めて転がり込んだ一人の男性遭難者の為です。
人として救助はしなければならない、
だが今の社会が怖くて、
ここに閉じこもらずにいられない自分を作ったのは男である・・・。
・・・・・進んで救助はしたくない。(未必の故意を問われても・・・)
4人の被害女性と、普通に暮らしてきて少し天然な村の女性。
4対1の対話で浮き上がってくる心の闇・・・。
最近好きで良く見る海外犯罪ドラマのひとつLAW&ORDERよりも、
目の前で生の役者さんが演じる生身の芝居での心の傷は衝撃でした。
積極的に救助をしたがる村人1号さんが頭良かったら消極的な山荘の住人に物資を個人的に買うからとか持ちかけて灯油でも薬剤でもシェラフでも場所を教えてもらって自らが行動し入手し、住人は部屋で寝てれば良かっただけで済んだでしょうねぇ・・・。(まぁ話は展開が面白くなくなるねコレは)
海外だったらカウンセリングとか専門の被害者グループ療法とかの下地が多そうで傷も癒しやすそうですが、日本はねぇ・・・と思ったデス。
人は直接的に見える傷には反応強いけど、目に見えない心の傷は大きさも存在も気づき難いですからねぇ・・・。身体の傷同様に精神の傷は致命傷だってあるのになぁ。とよ~くわかる芝居でありました。
丁度過日にTVでレイプ被害で妊娠した女性の集う館の話も見たばかりであり現実の方が芝居より衝撃は大きいよなぁと思いながら観劇していましたです。
このハコで初めてL字型の客席配置見ました
いつも見る舞台上からの座席は新鮮な視野でありました
ちょっと役者さんの目線ポジションも見れて面白かったです
fabricant fin「部屋、あり〼」
SP火曜劇場
天劇キネマトロン(大阪府)
2014/02/05 (水) ~ 2014/02/05 (水)公演終了
満足度★★★★★
あらためて観るとまた違った 面白い。
映像で見るお芝居
クリームシチュウ・・・クリームシチュウ。
人のつながりを、会話を、 テーブルを拭きながら見つめる
そうか!! ワンシュツエーションで作られたお芝居ならでわの感覚だったんですね、
始まりと 終わりに少しの時間の話で、気づくことがあります。
あらためて観るとまた違った 面白い。
- かさない -
COoMOoNO
キッドアイラックアートホール5階(東京都)
2014/01/31 (金) ~ 2014/02/11 (火)公演終了
満足度★★★
そして部屋は片付かない
日常にぬるっと入り込む非日常(戦争/雪合戦/隣人トラブル)。セットは作りこまれているけど、余白が多い舞台ですね。
HOME SWEETS HOME 【ご来場ありがとうございました】
青春事情
ザ・ポケット(東京都)
2014/02/05 (水) ~ 2014/02/11 (火)公演終了
近くの友より遠くの親戚?
観劇後、街のケーキ屋さんに行く日が増えそうな舞台である。(女性なら特に)
なぜか、店のドアを開けた客に一般人がおらず、「関係図」が唐突に成り立ってゆく展開は違和感を抱かせるが、よく出来たハッピーヒューマンドラマだ。
ネタバレBOX
主人公・南方優一郎(大野ユウジ)には500万円の借金が あった。その重荷を背負いきれず、実家のケーキ屋へ逃げ込む。
通常なら、「借金取り」と「借り手」の関係性からいえば、店内の空気が凍りついてしまうようなスリリングな演技が要求されるはずである。
仮に その他の客、店員に「誤魔化す仕草」がコメディだとしても、二人きりになれば そうした空気だろう。
ところが、彼らはハッピーヒューマンドラマどおり、「微妙な友情関係」を、付箋として置いのだ。
その試みが、後に、「借金取り」が娘(離婚してから10年以上会っていない)に面会するシーンへ関与している。男を「弁護士」に演出する茶番劇であった。男はメールか、電話で、「弁護士やってるよ」という誤った事実を娘へ伝えており、街のケーキ屋が「協力」した結果だ。
観客が よく把握しなければならない演技は、ケーキ屋店員にして優一郎の姉・秋津楓(中村貴子)だろう。彼女は積極的に前へ動き、多くの台詞を話す役割を担っていない。
それどころか、“「借金問題」を知らない第三者だ”という指摘も可能だろう。
だが、注意深く彼女の眼差しを観察してほしい。
彼女は、「借金取り」である男の正体を悟り、それを どこか見守っている顔を出す。会計のシーンである。
設定自体、概して保守的だった。
「受験より家族」「仕事と結婚相手」を悩む姿は、まるで田舎の茶屋で起こったストーリーのようである。
常識的に捉えれば「受験」だろうし、都会女性なら、「駆け落ち」のプランを提示してもよいはず。
街のケーキ屋という設定ながら、なぜ田舎よりも伝統主義なのか、私は疑問である。
呑象
THE REDFACE
笹塚ファクトリー(東京都)
2014/02/05 (水) ~ 2014/02/11 (火)公演終了
満足度★★★★★
歴史は・・
どちらかといえば歴史は苦手な私でも
その時代の想像が出来るようなお芝居でした。
激動の幕末に生きた美しき俠たちの見事な生き様を
観てきました!
貉・キリン・呑象 どれも違うテイストだけどREDFACE♪
やっぱり凄いです♡
もう1度行くけど足りない気がする・・・
春の遭難者
B.LET’S
「劇」小劇場(東京都)
2014/02/05 (水) ~ 2014/02/12 (水)公演終了
満足度★★★★★
良かった!
見応えのある素晴らしい作品だ。前説では、1時間45分とあったが一気に魅せられた。よく練られた脚本・演出だと思う。特に、法も含め色々な制度が平等だと思われているが、その実態は必ずしもそうでないこと。本作では、女と男という性別を括りに取り上げていた。承知の上で描いていたと思うが、性別の元には「個人」が在る。
「不条理」のセリフ…予想通り緊迫した場面で出ました。人はそんな中で生きているのでしょうか。考えさせられた。
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