アルバローザの花嫁 公演情報 ミュージカルグループMono-Musica「アルバローザの花嫁」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    ジタン
     シナリオ、歌、踊り、振付、曲、編曲など何れも高いレベルで、キャスティング、演出、演技も良いのだが、ジプシーの踊りに関してだけは、やはり、これだけ、高いレベルのグループでも踊り切れないのか、と改めて感じる。命を燃やす、野性的で危険な印象が無いのが、最大の理由で、品が良すぎるのである。この点は、被差別民であるロマ族の真似はできない、と言われても致し方ないか。(追記2014.1.2)

     楽日に体調を崩した方が居られた由。お大事に。

    ネタバレBOX

     ミュージカルの基本的なレベル、キャスティング、演技、歌、踊り、曲、アレンジ、振りつけのレベルは随分高い。シナリオもストーリー展開に無理、無駄な部分が殆どなく(観客サービスはあるが)終盤の幾重にも重なるドンデンも見事である。
     ジプシーの踊りはフランスに住んでいた時に何度か見た。これは凄まじいまでの迫力とリズム感に彩られて、激しさの表現で言えば、「血は立ったまま眠っている云々」と書いた若い寺山 修司の焦燥の激しさに匹敵しようか。ステップを踏む度、生と死を跨いでいるかと錯覚する程の迫力で観る者に迫る。浅黒い肌に黒い瞳、黒く長い髪が独自のリズムとスタッカートで挑むように踊るのだ。だからこそ、かけがえのない、一度見たら忘れられない強烈な印象を伴って迫ってくる。


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    2013/12/21 10:27

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  • >ハンダラさん
    師走のお忙しい中に足をお運びくださり、誠にありがとうございます。
    ご指摘いただいたジプシーを始め、野生的で危険な領域は、私たちもこれからぜひ踏み込んで行きたいと考えております。
    十周年に向け日々成長して行きたいと思っておりますので、今後ともご指南ご指摘いただけますと幸いです。
    (追記についても、お時間のありますときにお待ちしております)

    2013/12/24 20:19

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