
カラメルループプチ~LOVE & PASSION MIX~
たなぼた
ウイングフィールド(大阪府)
2014/02/20 (木) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

真実の明暗 ~2014
有機事務所 / 劇団有機座
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2014/03/07 (金) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★
長い!
新幹線で新大阪駅に着いてしまうほどの時間は、ちょっと考えモノ。その割りに休憩を挟んだ前半と後半のバランスが悪い。結末は面白いけどそのプロセスが、あまりにもひっぱり過ぎていて、観ていてだらける。

Bouquet
劇団だるま座
アトリエだるま座(東京都)
2014/02/23 (日) ~ 2014/03/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
お幸せに!
楽しめた。客席も一体(披露宴の招待客)となった演出はウマイ。オーソドックスだが、よく煉られた内容と展開で、これぞ演劇の基本といいたくなるような仕上がりだった。あの狭い舞台で、これだけ盛大な披露宴が開催できるとは、驚き。

虚像の礎
TRASHMASTERS
座・高円寺1(東京都)
2014/03/06 (木) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

「彼の地」
北九州芸術劇場
あうるすぽっと(東京都)
2014/03/07 (金) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
縒り合わせられる糸のように次第にまとまってゆく挿話たち
友人の結婚で北九州を訪れた女性、定年退職を目前にした技術者、地元民などが織り成す人間模様。
最初は個別かと思われた挿話が、糸が撚り合わせられるようにまとまってゆき「居場所」という共通のキーワードに収束する一方、人々の心のしこりは逆にほどけてゆくツクリが巧み。
全体に「あたたかさ」も漂い135分の上演時間を感じさせないのはさすが。
かつて北九州市で4年間暮らした身には旦過橋や皿倉山などの地名が懐かしくもあった。

絵空ノート
演劇ユニット「クロ・クロ」
テアトルBONBON(東京都)
2014/03/05 (水) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
二重のメタフィクション構造が好み
タイプの異なる歴史小説家2人が紡ぎ出す幕末と明治の出来事。
大河ドラマ3-4本分の内容(笑)に、各時代における女性の立場(地位?)を織り込んだかと思えば後半では作家と作品の関係なども浮上して飽きさせない。
また、役者がモブを演じる時に羽織る黒いマントの「もう一つの使い方(=劇中劇内での“死”の暗示)」も妙案だし、劇中と現実の二重のメタフィクションという構造が好み。

東 京<reprise>
THE TRICKTOPS
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/03/07 (金) ~ 2014/03/10 (月)公演終了
満足度★★★★
良く組み立てられてはいるけれど
置かれたいくつかの物語がぼやけずにくっきりと描き出されているし、
その顛末もよく束ねられていたと思います。
一方で、もっと膨らんでもよいかなぁという余白を感じる部分もありました。

ある冬の朝、Kは
タテヨコ企画
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2014/02/26 (水) ~ 2014/03/10 (月)公演終了
満足度★★★
久しぶりに観たタテヨコ
何だか演者が歳と取ったな、という印象。
別にそれが物語として成立しているなら問題はない。
ただ主軸を担う役者に華がないのが困る。
関西弁の役と死んでしまう役の2人は良かった。
一番最悪なのは死んでしまう役の彼女?が劇団の主宰。
主宰だからあの役なのかどうなのか・・・。
全くカップルに見えない。
話としては悪くないのだが、どうして離婚をしようとしているのか、どうして死んでしまったのか、その大事な2つが語られていないことが不満。
トータルでの感想は劇団員もっと頑張れよって感じ。

東 京<reprise>
THE TRICKTOPS
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/03/07 (金) ~ 2014/03/10 (月)公演終了
満足度★★★
ストレートでした
あのふたりがすれ違った時、男のほうは気づかずに行ってしまったんだけど、女のほうは、ふと振り返って「ん?」みたいな顔になる。
あのとき何かが起こるのかなって思ったけど、何も起こらず。
あれ?なんとなくいい感じ。とは思ったけど。
何もおこらなかったので、がっかりしたような。でもやっぱりあれでいいような。あのときの不思議な感じが面白かったです。
わし、泣く演技ってのがダメなんですよねえ。個人的に、きっとなんか、トラウマみたいなものがあるのかも。だから、最後のシーンとか、あーあ、泣いちゃってるよ、とか思ってしまってね。ちょっと。なんというか。あれです。
泣かなくてもいいんじゃないの?

森本薫を読む!
日本の近代戯曲研修セミナーin東京
「劇」小劇場(東京都)
2014/03/10 (月) ~ 2014/03/11 (火)公演終了
満足度★★★★★
薔薇 記念 生まれた土地
3つのラジオドラマとして書かれた作品のリーディングを拝見。「薔薇」「記念」の演出は、shelfの矢野 靖人氏。「生まれた土地」の演出は青年座の須藤 黄英さんである。
上演中なので、余りに詳しいことは書かない。一例として「薔薇」について書いておく。
所謂、読みに拘ったリーディングではない。無論、それ以上である。科白を役者の身体や生活に落とし込んで、自然に動くように仕組まれた演出である。従って、頗る高度な演出でありながら、非常に分かり易く役者たちの素を舞台化し得ている。スタニスラフスキーでいえば、滲み出るような役作りができているということだ。のびのびと演じているので、間口が広いのだが、勘所をキチンと押さえているので、隙は無い。
役者は、演ずる時には、無論、存在感を出さなければならないが、自分にスポットが当たっていない時には、様々な対応が要求される。存在感を消すこともある。弱めたり、邪魔にならないように控えたり、ケースバイケースでスポットの当たっている役者をひきたてながら千変万化のポジショニングを要求されるのであるが、その辺りも非常に気の利いた、知的でしかも豊かな感受性を示す舞台になっている。

真実の明暗 ~2014
有機事務所 / 劇団有機座
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2014/03/07 (金) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★
長さに比べ密度が・・・
裁判までの過程で細かいところまで論じるのはいいが、舞台全体の精度を見ないと拍子抜けするほど甘い部分があるように思う。
悪くはなかったがたまにドラマチックな大げささがあった。

ライオンキング【大阪】
劇団四季
大阪四季劇場(大阪府)
2012/10/28 (日) ~ 2016/02/28 (日)公演終了
満足度★★★★
専用劇場で・・・
初ライオンキング、いろんな演出で、見せてくれました。
思ったよりも、小さな劇場で、通路側に拘らなくても、よかったと思いました。

流れゆく庭-あるいは方舟-
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2014/03/06 (木) ~ 2014/03/12 (水)公演終了
満足度★★★★★
体験を生かせるか
10年ぐらい前に都内でも集中豪雨で浸水被害がありました。
毎度ギリギリで回避されてきたので今回も大丈夫だろうと、今回の舞台さながらの危機意識だったのを覚えています。
結果、路地では胸元まで水が上がり、自宅は浸水被害にあいました。
情報過多な時代ですし、個人の状況判断や危機意識は必要ですよねーとあらためて思う舞台でした。

流れゆく庭-あるいは方舟-
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2014/03/06 (木) ~ 2014/03/12 (水)公演終了
3.11クライシス 「憂い」こそ最大の「備え」だ
「TUNAMI」は世界語である。
2008年秋、投資会社リーマンブラザーズが経営破綻したことに伴う世界同時株安を「100年に一度の金融TUNAMI」だったと弁明したのはFRB議長(当時)グリーン・スパン氏であった。
2012年公開映画『ソウル・サーファー』は鮫に片腕を喰いちぎられながらもプロ・サーファーとして再起する少女ベサニー・ハミルトンを描いた実話のヒューマンドラマ。その裏には国際人権団体『ワールドビジョン』へ注いだボランティア活動がある。
彼女が復興支援に降り立つ2004年スマトラ沖大地震被災地のニュース映像(実際)で「TUNAMI」がナレーションされている。
ワンツワークスの本舞台が一度だけ強調(台詞)していた「備えあれば憂いなし」を、私たちは飲料水、保存用クッキー、懐中電灯に結びつけてしまう。
ところが、その逆に、震災へ対する警戒心は すぐ忘却する。
繰り返してはならない。
2004年にも、2008年にも、経済金融と、海の向こうで発生した震災という違いはあるが、CNNキャスターが「TUNAMI」を伝えていたことを。
物理的な「備えあれば」、決して「憂いなし」とはならない。東日本大震災に国土が呑み込まれた3.11を「憂う」ことが、私たちにできる最大の「備え」である。
劇団員・関谷美香子氏によると初演時と比べ「半分、書き直した」脚本らしいが、おそらく この部分であったと思う。
『ワンツワークス』は日本唯一のドキュメンタリーシアターを紡ぐ劇団。なぜ「当事者へのインタビューを演劇という形式に則り再現するのか?」といえば、それは社会的要求だろう。
つまり、福島第一原子力発電所事故作業員を直視した『恐怖が始まる』や、200○年○市河川災害を描く『流れゆく庭ーあるいは方舟ー』がドキュメンタリーシアターなる形式を放棄したからといって、この劇団「らしさ」は変わらない。
赤坂レッドシアターに噴水が出現か。セットは市役所災害対策室だが、その一部には巨樹が建つ。
木の枝からは「ジョロジョロ」水が流れる。
終演後には関谷氏、山下有佳氏、武田竹美氏がアフタートークを行い、「キャラクターを どう つくるか」について その考えを披露した。
本番中、記者クラブ会員や公務員のデスクワークだった机に用意されていたのは500㎖ペットボトル・ウォーター。
洪水災害は「水の脅威」だろう。それなのにもかかわらず、人間にとって「水は生命」であり、健康を維持するために欠かすことのできないパートナーだ。
3本のペットボトルが物語っていた。
関谷氏は(初演時から)「6年間経ったから苦労した。当時は素の自分を出せたが、今回はそうはいかない。若さを失った」と述べた。
武田氏は「私は読売で、高田(奥村洋治氏)さんは地元紙。上司か部下か…でも同僚ではなく他社同士。そこに気をつけてと古城さんから言われた。記者クラブならではの関係性が難しかった」と、振り返った。
※続く

「カレー屋の女」 2013→2014ツアー
ココロノキンセンアワー演劇部
タイニイアリス(東京都)
2014/03/10 (月) ~ 2014/03/11 (火)公演終了
満足度★★★★
生への欲望が
切実なまでの生への欲望…、それをブラックコメディで表現する。重たい内容をあえてコメディ調にしたところに、現実を直視するのが辛い心情が出ている。しかし、あぁ悲しいと嘆くだけではない。台詞にもある「前を向く。」が最後の場面にある。喪服姿の女性は皆…怖いと逞しさが出ている。⇨続きは後日

異能怪談的公演「赤異本」
劇団た組
仙行寺(東京都)
2014/03/10 (月) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
やはり怪異が
初日の公演に行ってまいりました。お寺だし、とても怖くて楽しめました。なんと、公演の最初と最後に撮影が可能でありました。同行いたしました幼馴染の女性が、公演の最後に携帯にて撮影いたしました写真に恐怖!それは、白い衣装の女優さんの首から上が消えており、その上には手招きする様な大きな右手(顔の3倍位)がある写真が撮れました。撮れたてで、これだけハッキリした写真は初体験です。撮影した女性も初めての怪異写真でありました。外薗先生方々に確認して頂き、後で送信する約束をいたしました。その写真の前後に撮影した写真にも、オレンジと黒のモヤの塊が写っておりました。しかし、帰ろうと車に乗り、もう一度見ようとしましたら、公演最後の写真が全て消えておりました。操作ミスで消した消さないでプチ喧嘩になりましたが、消えた事に対する怯え方が凄いので自然に消えたのではと。とにかく、なんとも不思議な怪異を経験いたしました。
是非とも公演に行き、怪異を経験いたしましょう。※他の方々も不思議な怪異写真を撮影したようです。

「カレー屋の女」 2013→2014ツアー
ココロノキンセンアワー演劇部
タイニイアリス(東京都)
2014/03/10 (月) ~ 2014/03/11 (火)公演終了
満足度★★★★★
無題1031(14-070)
19:00の回(晴)。18:30受付、開場。
舞台床にはくしゃくしゃになった新聞が敷き詰められ、中央に大型の寸胴鍋(チラシのイラスト)。周囲にテーブルや椅子らしきものの形が見えますがすべて新聞紙で覆われています。
Alice Festival2013のひとつとして上演。この企画、昨年の7月から続いていて、私は11月にサラ・ケイン「Phaedra's Love(英語劇)」を観ました。
波の音が聞こえる中、19:01前説(初めての東京公演、ブラックコメディ、90分)~20:36終演、アフタートーク(佐々木久善氏、西村博子氏、茅根利安氏)~21:16終了。
エプロン姿のコミカルな動きで始まった本作品、徐々にこの「島」の妖しさ、不気味さが現れてきました。
公私にわたって東北との関係があり、3年前、高層階にいたためでしょう、窓の外に見える隣のビルが大きく揺れ、歪んでいたのをはっきりと覚えています(ビルが折れると思いました)。ほんの短い間、やっと繋がった携帯から聞こえてくる声はこちらに心配をさせまいとする内容でした、「大丈夫だから」と。アフタートークでも、他人を気遣うお話があったように。
交通機関は機能せず、自席でネットの映像を眺めるだけの自分。舞台の床に放置された、見向きもされなくなった新聞(情報媒体)、もう意味を持てないと言っているように見えます。
これは伝奇モノ…でいいのかな、面白かったので、原作を図書館で予約しました。

若手演出家コンクー2013 最終審会
一般社団法人 日本演出者協会
「劇」小劇場(東京都)
2014/03/04 (火) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
公開審査
今年に関しては最後の公開審査が一番長く感じた・・(苦笑
2時間半、それぞれの作品のコメントに費やしたけど、
30分くらいで良かったように思う。
「面白かった」
「自分には良く分からなかった」
それで十分では・・今回の場合・・あの会場、空調キツイんだよなぁ・・(汗
最優秀賞の人以外については、
審査員の方々の読み込みが不足している分が多々あったようにも感じられなくも・・・あくまで個人的な感想として。
シライケイタ氏へのコメントの際には、
パンクバンドにコードの押さえ方の指導をしているように感じたし、
山下氏の作品のコメントの際には・・・なんて言ったら良いのか・・良く分からない。困った、正直。
個人的には、正直なところ、
一番好きなのはシライケイタ氏。男性目線で言うと。
観客賞としては個性で澤田氏。
自分が審査員だったら・・山下氏だったと思う。女性目線で想像して。
最優秀賞受賞作が嫌いと言うんではなく、
バランスを取り過ぎてて自分の性格に近すぎてこういうのは逆に受け付けないところが・・(苦笑
自分の感覚から一番遠いところをこういう賞ではチョイスしたいところだったなぁ・・。
山下氏の作品、1時間を「長い」と評した審査員がいたが、女性の方々がいる前であれは、言っちゃいけないことではないんだろうかという気がしなくも・・。
自分の奥さんや恋人とかに対して、
「話が長い。言いたいことは分かってる」
と言うんだろうか?
まぁ、作品とは別としても、こういうのに人生観が現われる気が・・。
自分の心の教科書には
「1時間どころか10時間でも俺は大丈夫」
と書いてあった(とさ♨
各作品へのコメントと最終投票の間のトイレ休憩の間に
小学六年生くらいの女子が現われて、
審査員たちに
「おじちゃん、おばちゃんたち、モテないでしょ?」
とか言ってくんねーかな、と思って外出て遅れて戻ってきたけど、
ボード見て、そんな夢みたいな話あるわけないか、と現実に引き戻された(苦笑
自分はこういう賞では、
目つきの悪い(が寂しがり屋である)捨て猫を
選んで引き取るみたいな話を聞きたかったんだけど・・期待した自分が悪かったんかなぁ・・。

虚像の礎
TRASHMASTERS
座・高円寺1(東京都)
2014/03/06 (木) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

「カレー屋の女」 2013→2014ツアー
ココロノキンセンアワー演劇部
タイニイアリス(東京都)
2014/03/10 (月) ~ 2014/03/11 (火)公演終了
満足度★★★★
ごちそうさまでした。
既成の戯曲でもあり震災地からのメッセージを声高に歌うわけではありませんでしたが、
しっかりとそれが溶け込んだ味わいでした。
思えば東京で活動している以外の団体の演劇を観るのも初めてでした。
チケプレでの観劇でしたが、ありがとうございました。