最新の観てきた!クチコミ一覧

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地獄篇 ―賽の河原―

地獄篇 ―賽の河原―

鬼の居ぬ間に

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/27 (月)公演終了

満足度★★★★

鬼と菩薩
面白い。115分。

ネタバレBOX

君枝(美吉弘恵)…妹が間引かれるところを目撃し、また、自身の子の病気をやみ子を絞め殺す。キミエの子も絞め殺す。
キミエ(古市香菜)…売春をして家を飛び出し、耕吉(島田雅之)と駆け落ちするも、アルコール依存症から子に暴行してしまう。君枝とのつながりから復調するも、ストレスから子に暴行をしてしまう。
スミ子(わかめ)…君枝らの大家。おせっかい焼き。辰夫(瀧澤裕也)から求婚されるが、子を産めない体を気にしている。君枝らの事件で畳の痕が消えない。

三人の女性の子に対する純粋な想いが歪んだ結果に行き着く過程を描く。子を間引くという前時代的な行為には金銭的な原因があると思うけど、舞台で描かれた事件の根本はもっと複雑なところにあるように感じた。まっすぐに生きようとしても不遇な状態になり、耐え切れずつぶされかかってしまう、そんな人間の弱い部分の表現が上手い。単なる不幸話で終わらない重みを感じられる作品だった。

序盤の子殺しシーンは君枝の記憶と思ったが、三人の精神的なイメージでもあったのかと。舞台美術とか服装とかの表現も良かった。場面転換のスムーズさも上々。
女のとんがり

女のとんがり

だーのダンス

枝光本町商店街アイアンシアター(福岡県)

2014/01/25 (土) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧倒されました
あんなダンス初めてでした。

ジュウ

ジュウ

劇26.25団

新宿眼科画廊(東京都)

2014/01/24 (金) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

みてきた
杉元さんのが好みでした。リサさんのは面白かった、アメリカ人のような笑顔がステキです。

ジュウ

ジュウ

劇26.25団

新宿眼科画廊(東京都)

2014/01/24 (金) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

短編ながら観応えあり
丁寧に作られたお芝居でした。かなり稽古したな、と客席からもよく分かりました。オープニングアクトと最後の「送る会」は必見の作品です。客席は満席ぎゅうぎゅうでしたが、90分間あっと言う間でした。

ブラックホールの出来事

ブラックホールの出来事

とくお組

ギャラリーLE DECO(東京都)

2014/01/14 (火) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かったです
途中までは、謎解きを期待したので、その点ではすっきりしなかったけど、実況見分なので……絡み合いとしては楽しめる作品でした。ドタバタすぎず楽しめました。
ただ劇場は、立地的に表の騒音が終始聞こえて、渋谷のラブホテル設定だから、リアルを狙って?なのでしょうか。私は集中できない感じがして、残念でした。
でも、あんなに近くで観賞できたので!満足です!

かなわない夢ガール

かなわない夢ガール

タイマン

スタジオ空洞(東京都)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★

うーん…
開演ギリギリに入ったためアンケートがもらえなかったので、こちらに感想を記入。
けっこう好評価が並んでいたが、個人的にはびみょーだな、と感じた。役者はみなさん素晴らしかったが、脚本に「?」がついた。
わりと後半になってから明かされる少女の夢。
その夢が、突発的すぎて、僕はついていきづらいと感じた(笠井さんの演技でその疑問はねじ伏せられたが、心地のいいねじ伏せられ方ではなく、違和感は残った)。その夢と少女が向き合い、葛藤しているシーンがないのが残念。思いの丈をぶつけてはいるが、思いの丈をぶつけただけでなく、少女がみずからの途方もない夢と格闘し、嘆き苦しみ、なおかつそれを乗り越えるところが見たかった。

FLY ME TO THE DREAM 〜夢の欠片の向こう側〜

FLY ME TO THE DREAM 〜夢の欠片の向こう側〜

Succeed Project

六行会ホール(東京都)

2014/01/24 (金) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

万人向けのエンターテイメント!
これは面白かった!
ミュージカルというよりは、エンターテイメントとして魅力的だった。
そして観客を楽しませようという想いが、ダイレクトに伝わってきた!
たしかに素敵な魔法だった(笑)。
マンガチックな物語であり、コミカルで分かり易い!
脚本・演出の滝井サトルさんの名前を覚えた。
上演時間100分。アフタートーク20分。

ネタバレBOX

正直言うと、最初の方は「アレアレ」という感じで、もしかしてハズレ?という感じがあった。
ちょっと発表会っぽい雰囲気がしたので。。
バックミュージックが「君の瞳に恋してる」になったあたりから、物語に勢いとテンポの良さを感じ始め、急速に面白くなってきた。

個人的には、物語の構成・演出による魅せ方が優れていると感じた。
魔法学校の卒業課題として、人間界へ送り込まれ、1年間で魔法を3回しか使えないという設定。
マンガを読むような感覚で物語が展開していった。
とにかく分かり易く、楽しめる展開!

エンターテイメントとしてみた場合、次から次へ繰り広げられる物語の展開、
これでもかってくらいの歌、ダンスは観ていて清々しかった!
昨年の流行語大賞をもじった場面等、微笑ましかった(笑)。
配役もぴったりだったと思う!

ミュージカルとしてみた場合、役者陣の技量(歌やダンス)はまだ改善余地があり、今後のスキル向上に期待したい!
(役者のレベルは合っており、バランスという点では合っているように思えた。)

トークショーでは、脚本・演出の滝井サトルさんが司会を。
うわっ、こんな方が創り上げた世界なのか。
本人も言っていたが、歌舞伎町が似合いそう(笑)。

最後に、この劇場の近く(道路を挟んだ斜め向かい)には、天神湯という温泉銭湯がある。
東京名物の黒湯温泉があり、「清潔感のある建物」、室内の「ガラス張りの滝」は非常におしゃれな雰囲気である。
温泉好きの私はこちらの劇場の観劇後、必ず立ち寄っている。
観劇者、劇団関係者にもオススメしたい(笑)。

かなわない夢ガール

かなわない夢ガール

タイマン

スタジオ空洞(東京都)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

千秋楽にも観ますが
大好きな女優、アマヤドリの笠井里美さんが立ち上げた演劇ユニット。
その第三回公演。
ユニット名の『タイマン』は、
きっと由来はあるでしょうが、
俳優さん同士が火花を散らし、
俳優さんが脚本の世界と格闘し、
作品が観客に「これでもか!」と表現する、
そんな意味なのだと、作品を観て勝手に解釈しています。 ■

『かなわない夢ガール』は「叶わない夢がある」と掛けているのだと、
容易に想像はできますが、
果たしてその『夢』とは何で、
それに向かって少女がどのように立ち向かい、破れ、消化するのか…
期待が膨らみました。

そして、まさかそんな『夢』とは…。
見事に予想を裏切り、
想像の遥か上を越えていく展開に圧倒されました。
ファンタジーで、
コメディで、
ノスタルジックです。 ■開演すると、いきなり目の前でのシェイクヒップ。
里美さんのキレの良さに大爆笑です。
みつばち?
ヒヨコ?
アヒル?
参りました。

また、園児服のような小学生のタマエちゃん(笠井里美さん)。
その可愛らしさがキラキラしています。


ミニマムな笠井里美さんに対して、マキシマムな陣内ユウコさん。
その対照性のアンバランスさから生まれるバランス。
この二人が友人だったり母娘(ちっちゃい母とでっかい娘)だったりするのが
妙にはまります。
男前の陣内さんも素敵です。


脚本と演出をするのが、ホチキスの齋藤陽介さん。(旗揚げメンバーで出演もします)
心をくすぐられる素敵な本を書きます。
そして、心憎い演出で、細部に渡って丁寧に創られていて、発見の喜びに出逢えます。

森田祐吏さんは、ちょっと棘のあるような声が最高です。


さてさて、この夢の世界を最終日にもう一度観てきます。
TDLはまだあるかな?

ネタバレBOX

お気に入りのシーンは、
小学生のタマエちゃんが、紅茶(ミルク?)を飲みながら、
かけ算九九を家で毎日勉強するループ。
その疲弊していく姿が可笑しくて可笑しくて…。
そして勉強した日の分だけ、カップがそこに残されていきます。
やがてそのカップが大きな意味を持つことになって…、
うまいこと演出されています。

もっとも輝いていたキャラは、服飾学校の先生。(齋藤陽介さん)
強烈なインパクトでしたが、嫌味がなくて好きでした。
Dear friends (大阪)

Dear friends (大阪)

劇団6番シード

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

事件の無い日常
東京公演は未見ながら、友人たちの好評とこりっち舞台アワードランクインの事実が否が応でも期待を高めさせる作品。
実際に見て、とても好みでした。事件は無くとも、日常だけで楽しい芝居ができることを証明してくれています。もちろんだらだらとした話にはできないわけで、そこには工夫がこらされている。なにより、この話をほぼ劇団員のかただけで構成していることに、劇団結成20年の思い入れや愛着を感じます。

優しい気持ちになる芝居。大阪に持ってきてくださって、ありがとうございました!

生きろ!

生きろ!

シノハラステージング

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2014/01/21 (火) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきました。
ちょっと長めで途中休憩も無い2時間越えの作品でした。
私的には良い感じに仕上がっていたと思います。

雪が降ってるのなど見たことないが気のせいか

雪が降ってるのなど見たことないが気のせいか

ガレキの太鼓

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/02/03 (月)公演終了

満足度★★★

駄話
同じ文化を持つ者同士、異国において心が通じ合うのでしょう。

ネタバレBOX

インド北部、ヒマラヤ山脈が見える安ホテルにたまたま宿泊した日本人5人のお話。

奥のエレベーターで2回に上がって客席に入ると、ナマステと挨拶されました。真ん中がホテルの共用スペース、回りが各部屋とバルコニーという設定で雑然と配置されていて、ほとんどの席は壁際に設けられていましたが、やや真ん中のベッドや床にも席が用意されていました。5人の会話を見聞きして、帰りはガンジス川を渡っていつもの出入口から出て帰りました。

ラリっての会話には、蟻が大きく見えるなどどうせ誇大妄想なのでしょうから聞くべき内容はありませんでした。
サヨナラの物語 東京公演

サヨナラの物語 東京公演

劇団PEOPLE PURPLE

新宿シアターモリエール(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

涙・涙・涙
ズルいよ,こんなに泣かせどころを次々と攻めてくるなんて。自分は目を真っ赤に,ツレは鼻を真っ赤にして観劇していました。隣に座った女性も煩いほど鼻をすすっているし,その隣もティッシュを散らしていたので,会場のほとんどで感情を刺激されていたのでは・・・。笑えるアフタートークがあって良かったなぁ。あんな顔ではすぐに外に出られないもんな。アフタートークで帰る人はほとんどなく,約40分間の長帳場,楽しく過ごさせていただきました。それにしても,菅野良一さん,キャラメルでデビューしたときから見ているけど,演技は全く問題ないんだけど,体型が膨れたなぁ,そろそろ考えた方がいいかも。森下ひさえさん,相変わらず美しかったです。ピ-プル・パープル,何度目かの観劇ですが,芝居の質が高く,良い劇団です。この芝居も絶対のオススメです。なお,最終回終了後には,役者さんの衣装の販売があるそうです。

四時の籾(しじのしいな)

四時の籾(しじのしいな)

劇団HumanDustUnion

d-倉庫(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

種を蒔く!
学問とは、先人から学び自ら実践し、後人に引継ぐことなのでしょう。
吉田松陰の人となり、門人を含む身近な人たちとの結び付き、繋がれる志など良く解りました。
スローテンポのせいか、途中じれったい箇所はありましたが、その分重厚な舞台でした。

二十世紀の退屈男

二十世紀の退屈男

劇団三日月湊

上野ストアハウス(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/27 (月)公演終了

満足度★★★

窓に西陽があたる部屋は・・・。
劇名と内容の関係が良く解りませんでしたが、節々に面白いシーンは楽しめました。

ネタバレBOX

押し入れから風呂が出てきたのは驚き、初めて観ました、面白い!
ラストシーンで、西陽が窓から玄関ドアに向かって射していたのか、それとも玄関ドアから窓に光が射していたのかで解釈変わると思いますが、前者なら過去住んでいたと思われる人たちが皆間違ったことを言っていたので実際には住んでいなかった現住人の妄想、後者なら、皆居なくなり、寂しいアパートであったが、西陽だけでなく、ドアを開ければ東からも陽が射していた(希望の光ともとれる)。
自然なのは後者とは思いますが・・・。
生きろ!

生きろ!

シノハラステージング

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2014/01/21 (火) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

臨界点
 シチュエイションの設定が、想像力の形を素直に出している点が良い。

ネタバレBOX

 関東大震災クラスの大災害が起こって、東京駅の地下に閉じ込められた12人。そんな状況の中で必ず出来するであろうような話を、取材と当を得た推理・推論を基にした想像力で組み立てた。実証の裏書を感じさせるシナリオである。最初から尾籠な話で恐縮だが、12人は男女混合である。当然生理作用は生じる。例えば手洗いだ。羞恥心もある。トイレが、閉じ込められた空間にあるとは限らないし、あっても水洗機能が使えるか否かも定かではないといった問題から、飲食、時期によっては暖冷房などのできない状況下でどう消耗しないで正気を保つかという問題、情報、殊に災害に関する情報、閉鎖空間内の人間関係等々を閉じ込められてからの時間経過を考慮しつつキチンと組み立てている為、リアリティーがあるばかりではなく、実際、何時起こってもおかしくない、関東・静岡辺りを震源とする大震災の際には参考になりそうなことも描かれている。同じように閉じ込められた限界状況を描くアメリカの映画作品は多い、とのことだが、日本及び日本人は、同じような状況でどのような対応を見せるのか? についての考察も見逃せない。
Day By Day

Day By Day

劇団かさぶた

OFF OFFシアター(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

日常とはこれほどまでに滑稽なものだったか!
 シナリオの視点、役者の技量と演出の上手さで、何げない日常生活はこれ程画期に満ち、馬鹿馬鹿しく、おかしなものなのが良く分かるコメディーだ。中盤以降、ラスト迄の笑いのトーンが似通っている為、やや食傷する点が無いではないが、この点にあと少し捻りを加えることが出来れば、更に面白くなろう。ラストの落ちも上手い。
 拝見したのは傘チームだ。

ネタバレBOX

 照之と詩織は、例年、紅白歌合戦の勝敗を見て、其々の買いたい物を買う賭けをやっている。紅組が勝てば、その年は詩織が望んでいた物を買い、白組が勝てば照之が望んでいた物を買うわけである。そんな訳で、大晦日に紅白を見ることは、欠くことのできない行事になっていたのだが、どういうわけかいきなりTVが映らなくなってしまった。電器屋に電話を入れるが、大晦日の夜でもあり、而もレシートも保証書も見付からずに修理を断られてしまう。そんなバタバタ騒ぎの最中に、突如、詩織の妹、あずみがやって来た。彼女は現在役者を目指して東京で暮らしているのだが、自分が主役を演じることになり、主婦役なので姉を訪ね、泊まり込みで夫婦生活を取材する目的であった。詩織はそういう目的ならば、泊まらせる訳にはゆかない、とあれこれ断りの理由を述べるが、その騒ぎの最中、隣室で同棲している裕次と美鈴が歯を治療して欲しいと駆け込んでくる。歯医者で働いている詩織なら何とかしてくれると思ったのである。然し、詩織は受付や、簡単な補助作業をするだけなので、治療はできない。偶々、妹の持っていた正露丸を虫歯に詰めて急場をしのいだことがきっかけで近所付き合いが深まることになった。そこへ照之の友人、関根と柴田が訪ねてくることもあって珍妙な大晦日から三が日が展開する。
The Gold Rush

The Gold Rush

DANCETERIA-ANNEX

The Glee(東京都)

2014/01/24 (金) ~ 2014/01/24 (金)公演終了

満足度★★★★

いってよかった
GOHさんの衣装素敵でした
歌はもちろん、選曲演出もよく練ってこだわりがある感じがしました

ドラムの人の誕生日だったみたいで、その時のGOHさんのMCがとても良かった
言葉拙かったけど、なんだか伝わるものがありました

久々に聴かせる音楽聴いた気するにゃ

サヨナラの物語 東京公演

サヨナラの物語 東京公演

劇団PEOPLE PURPLE

新宿シアターモリエール(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

泣かせる話ではある
・・・が、どうにも情けない主人公=性格=環境に作りこみの甘さを感じてしまって涙腺はまったく緩まなかった・・・・。不思議な話とアクの強い登場人物描写は笑えて楽しめた2時間弱。10分ほどの休憩を入れて40分越えのアフタートーク&臨時の主役福袋プレゼント付きでありました。

ネタバレBOX

何といっても情けなかったのは、オープニングで切られた小説を自分の死期が近いからと書き直しもせずに本にしてくれと持ってゆく情けなさに残念感が高まった。10年も売れなかった小説家だろう、書き溜めたのとかせめて死ぬ気パワーで中篇の新作1本でも書き上げて直談判に行けよなぁと舞台上に突っ込んでいました。それも自分でも面白くないと言い切った作品をですよ・・・。売れない小説家なら出版社のニーズに合わせたエッセイでも書いてるとか最低限文筆活動のあるらしいことを匂わせて欲しかったです。→その原稿料がまったくの微々たる物で主収入がバイトであるという見せ方が欲しかったなぁ。私の尊敬する小説家R・シルバーバーグさんは、朝仕事場に出かけて夕方仕事場を後にするまでタイプを打ち続けてスランプは5分(?!)というサラリーマン小説家だったようですが。ここまでは行かなくても移動中もタブレットPC にて小説書き込むような主人公を見たかったなぁ(それでも売れないんですけどね(^^;)基本は「二級天使」の変形Verでアニメで言うなら「天使のシッポ」ですかね。怖い本屋の店員さんとコンビにバイトのお兄さんがキャラがユニークで気に入りました。アフタートークで判明した主人公役の役者さんが毎年蝦夷にバッタの交尾を見に行く話と、700百種類網羅したカミキリ図鑑(5万円→売れば7万円)の話が面白かったんで、いつかはそんな主人公さんの自伝的作品を論文紹介付きで表現したら受けるのでは(^。^)?とか思いましたデス。
The Gold Rush

The Gold Rush

DANCETERIA-ANNEX

The Glee(東京都)

2014/01/24 (金) ~ 2014/01/24 (金)公演終了

満足度★★★★

愉しんだ
 このグループの魅力は、何より渡辺君の真摯で実意ある生き方が、その歌と姿勢に現れていることと、パーカッションの甲田君との信頼関係、更にピアノの加藤氏の巧みな技、ベースの近藤君らとの息の合ったセッションにある。
 また今回の会場は、山下 洋輔などの超一流ミュージッシャンも出演する店であり、気の利いたサービスと音響に配慮した、佇まいは流石である。リラックスして聴くことを堪能した。

Day By Day

Day By Day

劇団かさぶた

OFF OFFシアター(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

傘チーム土曜日13:00の回
毎回なにか制作者側としてテーマを持って芝居を作っているように思われる劇団かさぶた。今回も意図としてこんなことを考えているのかなあと勝手に思いながら観てました。

途中、退屈を感じないわけでもない場面もありましたが。

こういうちっちゃい話、好きです。

でもやっぱり全体に不完全燃焼感はあるかなあ。だから5点はちょっと甘めですが。

ネタバレBOX

最期の姉妹の場面。個人的に泣く演技が嫌いで、この場面もあんまり好きじゃないなあ、というか嫌いだなあと思わないでもなく、無理やり泣くのはどうかなあとも思ったんですが、それでも思いがけず、意外にも?こちらもほろっときてちょっぴり涙ぐんだりしてしまったので、観に来てよかったなあと思った次第で。

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