サヨナラの物語 東京公演 公演情報 劇団PEOPLE PURPLE「サヨナラの物語 東京公演」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    泣かせる話ではある
    ・・・が、どうにも情けない主人公=性格=環境に作りこみの甘さを感じてしまって涙腺はまったく緩まなかった・・・・。不思議な話とアクの強い登場人物描写は笑えて楽しめた2時間弱。10分ほどの休憩を入れて40分越えのアフタートーク&臨時の主役福袋プレゼント付きでありました。

    ネタバレBOX

    何といっても情けなかったのは、オープニングで切られた小説を自分の死期が近いからと書き直しもせずに本にしてくれと持ってゆく情けなさに残念感が高まった。10年も売れなかった小説家だろう、書き溜めたのとかせめて死ぬ気パワーで中篇の新作1本でも書き上げて直談判に行けよなぁと舞台上に突っ込んでいました。それも自分でも面白くないと言い切った作品をですよ・・・。売れない小説家なら出版社のニーズに合わせたエッセイでも書いてるとか最低限文筆活動のあるらしいことを匂わせて欲しかったです。→その原稿料がまったくの微々たる物で主収入がバイトであるという見せ方が欲しかったなぁ。私の尊敬する小説家R・シルバーバーグさんは、朝仕事場に出かけて夕方仕事場を後にするまでタイプを打ち続けてスランプは5分(?!)というサラリーマン小説家だったようですが。ここまでは行かなくても移動中もタブレットPC にて小説書き込むような主人公を見たかったなぁ(それでも売れないんですけどね(^^;)基本は「二級天使」の変形Verでアニメで言うなら「天使のシッポ」ですかね。怖い本屋の店員さんとコンビにバイトのお兄さんがキャラがユニークで気に入りました。アフタートークで判明した主人公役の役者さんが毎年蝦夷にバッタの交尾を見に行く話と、700百種類網羅したカミキリ図鑑(5万円→売れば7万円)の話が面白かったんで、いつかはそんな主人公さんの自伝的作品を論文紹介付きで表現したら受けるのでは(^。^)?とか思いましたデス。

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    2014/01/26 01:29

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