最新の観てきた!クチコミ一覧

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上田ダイゴ×勝山修平(彗星マジック)トークライブ

上田ダイゴ×勝山修平(彗星マジック)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

ク・ビレ邸(大阪府)

2013/09/24 (火) ~ 2013/09/24 (火)公演終了

満足度★★★

LOCKUP TALK企画始動!
そうですね、そういや~毎週ツイキャスを聴いてるおかげで、フリートークというものはよく聴いてる気がするのですが。
勝山さん、ちゃんとしたトークライブっていうのは初かも?
まぁ、いつも通りの勝山さんでした(笑)
ちょっと世情に疎い浦島さんなところがばれてしまったり。
ちょうど本公演前だったので、出演者ご一行が優しい援護射撃をしたり。
優しくないファンからは、むしろ爆弾を投げられたり。
とっても楽しい時間でした☆
来場者の声の中に、勝山くんのイメージが変わった、思ったよりブラックだった、という声があり。
むしろ逆に、そうではないと思われていたらしいということが、軽くカルチャーショックでした(笑)

上田ダイゴ×中神謙一の 面白くてためにならないトークライブ03

上田ダイゴ×中神謙一の 面白くてためにならないトークライブ03

上田ダイゴトークライブ

ク・ビレ邸(大阪府)

2013/10/22 (火) ~ 2013/10/22 (火)公演終了

満足度★★★

劇団SE・TSU・NA
わたし、劇団SE・TSU・NAさんは一回しか観たことないのです。
なので、もちろんその作演の中神さんがどんなお方なのかも、存じ上げず。
いや~なんか、ブラックな人やなぁと(笑)
ダイゴさんとのトークライブは、すでに何度かこなされているだけあって、なかなか手慣れた感もありつつ。
やっぱ基本的に、作演される人って、頭良いよな~なんて思ったりしました。

地獄篇 ―賽の河原―

地獄篇 ―賽の河原―

鬼の居ぬ間に

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/27 (月)公演終了

満足度★★★

タイトルが物語っている。
といっても、お化けやスリーラーではない。
なんとも重く、いっしょに地獄に引きずり込まれてしまいそうな作品だ。

しかし、こういった情念のこもった作品が嫌いなわけではない。

上田ダイゴ×サリngROCK(突劇金魚)トークライブ

上田ダイゴ×サリngROCK(突劇金魚)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

ク・ビレ邸(大阪府)

2013/11/26 (火) ~ 2013/11/26 (火)公演終了

満足度★★★

突劇金魚の美人さん
基本、語尾が間延びするという話し方。
普段フリートークをしている姿など、そうそう拝見する機会などないので存じませんでしたが、確かにのびる、のびる(笑)
ただ、何か差し迫った状況になった時だけは語尾伸びない、それてリラックスするとやはり伸びる、それがあからさまでわかりやすくっておもしろかった☆
フリートークで、それだけ差し迫った状況に陥るということ自体、どうなんだろう?
なんか何やらダイゴさんに、無理やり女の子が好きキャラを設定されかけてましたが、その後どうなんでしょうね、目覚められたのでしょうかね~?(笑)

上田ダイゴ×鈴木径一郎(sputnik.)トークライブ

上田ダイゴ×鈴木径一郎(sputnik.)トークライブ

上田ダイゴトークライブ

ク・ビレ邸(大阪府)

2013/12/17 (火) ~ 2013/12/17 (火)公演終了

満足度★★★

ナイスキャラでした。
このトークライブの直前くらいに、鈴木さんが脚本をされた、毛風『マクベス書き直し』を観ました。
こんな芝居を作られるかたは、いったいどんな人なのか・・・と興味津々でのトークライブ。
鈴木さん、面白い人でした。
ニュートラルな表情が、基本ドヤ顔での微笑みというあたり、ただものではない。
所属劇団のsputnik.は、毎公演作家が変わるそうで。
観に行っても、必ずしも鈴木さんの作品というわけではないそうですが・・・。
それでもsputnik.本公演、いつか観に行きたい、と思わされました。
たぶん、火曜日のゲキジョウで一回観たことがあるだけだと思うのですが、本当にそうなのか、それすらもいささか記憶定かではないので(笑)

Lumiere Dungeon

Lumiere Dungeon

壱劇屋

門真市民文化会館ルミエールホール・大ホール(大阪府)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/24 (金)公演終了

満足度★★★★

☆★遊び心の詰まったお芝居★☆
受付を済ましていきなりの一つ目ダンジョン!迷路へ彷徨う…
迷路をゴールすると二手に振り分けられる

そこで西分綾香さんと小刀里那さんの双子の姉妹に案内されて劇場内を探索…
もう一つは警備員の山本貴大さんが案内…

そこから舞台上へ案内される
もう既に先に来て案内された人が座って待機中♪
ちょっと待ち時間が長かったかなぁ~

舞台上から暗闇の客席を鑑賞する第二幕!
支配役の竹村晋太朗さんが語り部?的な感じで過去の記録を読みながら展開
客席を使ってのパフォーマンス!
影絵などを盛り込んで愉しませる♪
広い客席を出たり消えたりそして走り抜ける!
この時点でかなりの運動量!
舞台から客席は見たことない光景が新鮮♪

そして第三幕は客席へ移動!
舞台上では動きが面白いニンジャライトなるものが効果的に照らす
ダンジョンを次々とクリアをして行く演者たち!
そこでも繰り広げられるパフォーマンス♪
どれだけの運動量のお芝居なのか⁈

全体的に少し声が聞き取りにくく
話しの内容が半分ぐらいしか分からなかったのが残念…(ー ー;)
なので私的にはパフォーマンスを愉しんだ様な感じ♪
まぁ色々な遊び心の詰まった参加型のお芝居でした!


☆印象に残った役者さん
支配人役の落ち着いた演技の竹村さん

☆印象的なシーン
ニンジャライトを使った光の演出


そして終演後に発表のあった今後の予定!
★ 壱劇屋次回本公演
6月20日(金)~22日(日)
『UNKNOWN HOSPITAL』HEPHALL
そして東京公演!

攻めますね~!
いよいよ羽ばたきます!

FLY ME TO THE DREAM 〜夢の欠片の向こう側〜

FLY ME TO THE DREAM 〜夢の欠片の向こう側〜

Succeed Project

六行会ホール(東京都)

2014/01/24 (金) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

結果はミエミエ
様々なミュージカルの寄せ集めは全体に軽薄な印象を与えました。

ネタバレBOX

ヒロインは可愛くて、しかも魔女学校の卒業試験がメインということを自覚していて、自分が自分がと前面に出ないで技術的にも一歩先行く友人を立てていたところなどは好感が持てましたが、喉から絞りだすような歌声だけはイマイチでした。

途中は中だるみ。最後に初めて緊張感が走りましたが、試練を課すため、猫を助けるためとはいえ、身のこなしの良いはずのダンサーが車に轢かれるというのは、魔法を使うか使わないかの選択を迫る前提としてはあまりにも安直でした。

魔法を使うか使わないかで悩むシーンにはそこそこ感動しましたが、自分が消滅してでも人を助けるために魔法を使ってしまうこと、そしてその自己犠牲の精神故に卒業試験に合格するという結果はミエミエでした。
地獄篇 ―賽の河原―

地獄篇 ―賽の河原―

鬼の居ぬ間に

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/27 (月)公演終了

満足度★★★★

地獄・・・・やれやれ

途中置いていかれそうになりましたが、概ね楽しめました。

俳優陣は皆、熱演で見応えありましたが、面白みとしては、やや欠けているかな。

ネタバレBOX

社会科の授業を思い出しました。
あれは確か中学生の頃だったと思う。
社会科教科書の「間引き」の挿絵があまりに衝撃的だったこと、また、その事柄について母親と話し、とても熱心に聞いていたことなどが懐かしい。
FLY ME TO THE DREAM 〜夢の欠片の向こう側〜

FLY ME TO THE DREAM 〜夢の欠片の向こう側〜

Succeed Project

六行会ホール(東京都)

2014/01/24 (金) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★

絵本みたいかな?
分かりやすい話ではありましたが、深みとひねりとリアリティ(まぁ魔女には求めないけど生活観とかには求めたかったかな)が不足していたかしら?

(1時間50分)

ネタバレBOX

主人公の試験仲間の派遣先が各有名ミュージカルの舞台という作りは楽しかったが、オチで合否の話が無かったのが残念。NYオファーがくる学生というのも何か薄っぺらかったさぁ。主人公アカリちゃんは声が高くてチト台詞が聞き取りにくいところもあった。全体は若くて元気な感じが前面に出ていて好感は持てたので、あとは練りと推敲かなぁ。
夢も希望もなく。

夢も希望もなく。

月刊「根本宗子」

駅前劇場(東京都)

2014/01/10 (金) ~ 2014/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

鼓動をとめることなく繫がれる二つの時間
役者達が緻密に紡ぎだした刹那が、
ステレオタイプになることなく、
さまざまな結び方で繋がり
切り取られた二つの時間に、
日々の歩みが醸されて
その日々の重さとして降りてきました。

作り手の作劇の才が、
これまでの作品を経て、さらに開花したように感じました。

ネタバレBOX

劇場に入ると、舞台には同じ作りの二つの部屋が並んでいて・・・。
そして中央に大きな溝のようなものがあって。
よく見るとテレビやビデオデッキなども下手側は時代がかっていて
上手側は今様で・・・。

開演すると、それぞれの空間に異なる肌触りの物語が紡がれていきます。
下手側には、どこか初々しいカップルの、
上手側には、日々の生活を感じさせるちょっと懈怠を感じる男女の
朝の光景が置かれて・・・。

そこから、ルーズに互い違いに物語が歩んでいく。
上手と下手のキャラクターのつながりは
当日パンフレットからもわかるし、
舞台を暫く観ていてもすぐに理解できる。
でも、この作品にとってそれはスタート地点で、
そこから二つの空間の時間の流れと繋がりが
実に強かに描き出されていきます。

対になる役者達がキャラクターの雰囲気を
寄り添わせていくのですが、
それが単に容姿とかだけではなく、
むしろ言動のトレンドや性格などの現れ方でより結ばれていて。
エピソードの顛末に重ねていくやり方も強かで
下手から上手へと貫かれるクリスマスケーキやフライドチキンのエピソードや
下手ではバイト先の友人の得意料理のカレーがそのまま商売になったり、
下手でプロポーズをした劇団の主宰が
上手ではテレビドラマの準主役になっている。
そうして隔てて歩む二つの時間が
単純な出来事や表現の結びだけではなく、
編みあがる物語のつながりのなかで
次第に経年変化をした10年間がにび色の鼓動とともに
観る側を包み込んでいくのです。
やがて舞台にはエピソードのリンクに留まらない、
登場人物たちの日々の質量が生まれていて、
よしんば、下手の歌が上手に踏み出だすことが、
その日々の俯瞰に至り、
ラストシーンでキャラクターが
時間の枠を踏み出して過去の自分を抱きしめる姿にも違和感がなく
とてもいとおしく思える。

また、どちらかの側の時間が紡がれる間、
他方の時間が止まっていないのも
上手いなぁと思う。
二つの時間の鼓動が常に重なっていることで、
キャラクターたちの過去と今に重ね合わせの静的な概念ではない
感覚的に伝わってくる因果があって。
それは、舞台にこれまでに体験したことのなかった
時間の立体感を溢れさせていて。
そのことが隣の住人の10年も上手の浮気の相手にも
単に物語に置かれた出来事ではない、
エピソードへの交差感を作りだしていくし、
二つの時間を跨ぐキャラクターたちの
対比に留まらないキャラクターたちの足跡が
浮かび上がってくる。

観終わって、キャラクターたちの歩んだ時間への感慨に浸りつつ
その先にある見えない未来に
さらに足跡が刻まれていくことにも思い当たって。
上手側から照らされた下手側に刻まれた時間の必然を受け取りつつ
下手側から編みあがった上手側の今の肌触りに深く心捉われたことでした。
劇読み!Vol.5   ご来場ありがとうございました。

劇読み!Vol.5 ご来場ありがとうございました。

劇団劇作家

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/28 (火)公演終了

満足度★★★

G:五臓六腑色懺悔 観劇
チケットプレゼントにて観劇。
あばずれ女の産み落とした息子の体内にいる五臓六腑が擬人化したり、天狗や河童も加え情念増量して巻き起こる因果な展開、どこか落語のような通し狂言を聞いているみたいだった。
複数の役柄があったが、読み手の演じ分けが見事で各臓器の掛け声にちょっとクスっとした。
役柄に見合った衣装、照明は良かったけど、やや音響がうるさく感じる場面があったかな。
面白かったので、どこか舞台上演してくれないかなw
上•下編通して約130分。

ネタバレBOX

あばずれ女、と書いたけど、蛤役のささいさんの演じ方は聞きやすかったです。
劇読み!Vol.5   ご来場ありがとうございました。

劇読み!Vol.5 ご来場ありがとうございました。

劇団劇作家

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/28 (火)公演終了

満足度★★★★

五臓六腑はやはり面白い
以前、劇作家協会の月1リーディングで、大変気に入った作品、校倉元さん作「五臓六腑色懺悔」を観てまいりました。

あの時は、それほど演出があったわけではありませんでしたが、それでも十分面白かった作品だけに、今回の上演は、更に進化して、動きがない舞台にも関わらず、耳で聞く情景が目に浮かぶようで、大変刺激的な舞台でした。

皆さん、台本を持っての朗読形式の演技ながら、台本をめくった紙面に役名と役の説明が書いてあって、台詞を言う人間が誰なのかが一目瞭然で、観客に親切な演出でした。

役者さんも、皆さん、好配役でした。

黙阿弥の歌舞伎を連想するような、流麗に流れる台詞は聞いていて心地よく、もう少し、台詞の多さを整理した上で、新作歌舞伎脚本賞に応募されたら良いのではと思える佳作でした。

トコヨミ役の清水さん、粋な色気が素敵でした。蛤役のささいけい子さんは、本を片手にしながら、踊る仕草が堂に入っていました。ただ、最後の大事なシーンでの何度かあった台詞の言い間違いはちょっと残念でした。

校倉さんの学校時代のお友達が、終わった途端、「凄い!良かったじゃない!」と歓声を上げていたのが印象的でした。

ネタバレBOX

一人の人間の五臓六腑が、天狗組と河童組に分裂し、敵味方に分かれていがみ合うという、一見突飛な設定が、実は、大変哲学的で、いろいろな社会の矛盾を示唆していて、作者のアイデアに唸ります。

ト書きを読む三原さんの台詞回しが、江戸時代の芝居小屋を連想させ、その語りの巧みさのお蔭で、頭の中にたくさんの情景が広がりました。今作品の登場人物だけでなく、その背景に、沖縄や福島や足尾銅山や、世界のあちこちの紛争地域の情景が重なりました。

武力で、相手を制するのではなく、説得で、争う二組の仲裁に入る蛤の姿に、日本もそうあるべきなのにと思ったりします。蛤は、自分勝手な振る舞いで、息子を捨てて、色恋に迷った過去もあるけれど、今は、息子を探して、何とか彼の再生を助けようと尽力します。わが国も、過去の過ちを悔い、その経験を糧にして、他国の仲裁役として、世界平和に貢献する道はないのでしょうか?

荒唐無稽な歌舞伎仕立ての狂言芝居の態でありながら、今の世界情勢にいろいろ思いを馳せたくなる、深く味わいのある作品でした。

台詞の随所に、各臓器の機能などをうまく語るセンスも洒落ていました。

ただ、笑えはしたのですが、昔風な良い味わいだっただけに「コラーゲン」とか、現代を思わせる台詞は不要だったようにも感じました。

天狗の台詞で「さっき」という箇所も、「先ほど」か、「先刻」にした方が、しっくり来るように思います。
ヒア・カムズ・ザ・サン

ヒア・カムズ・ザ・サン

スカイロケット

博品館劇場(東京都)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★

もうひとつの
キャラメルボックスが2011年に行った同名の公演のチラシに書かれた7行のあらすじから、作家有川浩が書き上げた小説の舞台化。

ベストセラー作家の物語を作る力は凄かった。
ストーリーの面白さはやはり鉄板。
前回公演に比べて美術や映像にカラフルさは少ないものの、
その分登場人物の感情に寄り添い、
役者の演技を堪能することができたと思う。
(今回前方の席で観劇したので、舞台全体を見渡すよりも
役者の表情や動きを細かく観ることができたのでこういう風に思えるのかもしれない)

キャストは、ほぼ当て書きということもあって
みんなピッタリと嵌っていたと思う。
岡内さんが、ハイリンドに客演したとき以来の当たり役で、
とても可愛らしかった。
小林千恵ちゃんは久々に拝見したが、なんか貫禄が付いたなぁと言う感じ。
小多田くんの二役もとても良かったし、
何と言っても三浦くんが素晴らしかった。
あの役はきっとやっていて消耗するだろうなぁ

スカイロケット第3回公演も是非期待したい。

ネタバレBOX

演出では西川さんと大森さんが電話で話すシーンが
まるで「銀河旋律」のように観えたこと、
ラストシーンがキャラメル版「ヒア~」のラストシーンを彷彿とさせるようだったことが印象的だった。
また、主人公がサイコメトリーして見える光景を、
過去の回想にするという演出もなかなか良いと思った。
最後の晩餐

最後の晩餐

劇団Spookies

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/01/16 (木) ~ 2014/01/20 (月)公演終了

満足度★★★★

惜しい
構成ひとつでもっと面白くなったのでは!?
終盤で二転三転する展開の為のように感じられた前半部分。ゲーム的な要素なのだけれど、なんとなく観客は置いてきぼりされているように感じられ、もう少し一緒に考えれる間があっても良かったように思いました。 

ネタバレBOX

あと、ラストの展開も同じコトの表裏の繰り返しで、シンプルにいくか、最後に予想外に転ぶかのほうが良かったように感じました。
劇読み!Vol.5   ご来場ありがとうございました。

劇読み!Vol.5 ご来場ありがとうございました。

劇団劇作家

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

「夏のひと夜のアバンチューる」「ロミオ的な人とジュリエット」
めっちゃおもしろかったです
朗読劇だったけども
劇としてもとても観たかったです!!

28日「五臓六腑色懺悔」も観にいけるので楽しみです!

生きろ!

生きろ!

シノハラステージング

戸野廣浩司記念劇場(東京都)

2014/01/21 (火) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★★

ためになる
危機に陥った時どうするか、どう助け合うか? 
という場面はためになりましたが、
それだけだと暗いからか、お笑い場面がちょいちょいあります。

そこが個人的にまったく合いませんでしたので、
途中、上演時間が長くつらく感じました。
実際長いので、1時間45分くらいだったら面白かったかも。
お肌云々・ゲームの場面はカットできると思いました。

群像劇で各人のキャラ立っていたのはよかったと思います。
遺言が始まった時、「全員やるの?」と思いましたが、
全員やってよかったし、最後のエネルギーは素敵でした。

12匹

12匹

theater 045 syndicate

相鉄本多劇場(神奈川県)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/28 (火)公演終了

満足度★★★★

ネットの中からリアル社会を見る
ヴァーチャルなネットの世界からリアルな社会の病理を描いた作品で、程良くエッジの効いた演出が重い内容を刺さる様に表現していました。

ネットゲーム上でチームを組んでいる9人とメンバーではない3人が、チームのリーダーがネットで炎上して行方をくらませたことをきっかけに過去にあった事件について『12人の怒れる男』の様に議論し真相を探る物語で、いじめについて、更には社会における人間関係について考えさせられる内容でした。
仮想空間での議論という設定なので、ほとんど椅子に座っていて動きもあまり無く、役者同士が直接触れたり向かい合ったりもしなかったでしたが、議論に引き込まれました。
議論を傍観していて時折コメントを入れる謎の2人(それぞれ12人の中の1人と似た格好をしている)が、過去に起きた事件の当事者の「念」であるという仕掛けが、直接顔を合わせないネット上での会話という設定に合っていて良かったです。

角度を振った格子状に整然と並べられた、座面だけが赤く塗られた黒い椅子が、中盤で椅子が両脇に雑然と積み上げられ、舞台中央の一段上がった部分がそのまま議論のテーブルになったり、椅子を擬人化して過去の出来事を表現したりと、美術の使い方が巧みでした。
音響が不穏な雰囲気を空気感を醸し出していて、開演前のアナウンスの放送から既に物語に繋がる演出がされていたのも掴みとして良かったです。

地獄篇 ―賽の河原―

地獄篇 ―賽の河原―

鬼の居ぬ間に

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/27 (月)公演終了

満足度★★★

秀作だとは思うが…
母親の愛情を悲しいまでに掘り下げた重厚な作品だ…と思っていた。しかし終盤、自分には信じ難い展開になった。自分の行為に対する悔悟と喪失から、一転、希望の”生“が感じられた後の行動が…。
真に終盤までは、悲しいまでの心情、それを作り出している社会状況が十分伝わってきた。それは脚本・演出だけでなく、雰囲気ある舞台美術や役者の演技が相まって素晴らしいものになっていた。それだけに残念でならない。

ネタバレBOX

キミエが我が子を殺し、嘆き悲しみ、悔悟する。しかし、君枝に抱かれいったんは蘇生するが、結局は殺される。それを黙って見ているだろうか?あれだけ我が子を想い、深い愛情を描いておいてである。自分の感覚としては、必死に我が子を守ろうとすると思う。親より先に死なせないためにも…。
「日」本ヘラヘラなぐさめあい in flont of ロボット・演技性人格障害・紗羅薔遺兎子の聖聖瞬(DQN or 中二 mixmax)→ていうかそれすらどーでもいいから神待ちhapppppppppy!!!!!!!!!

「日」本ヘラヘラなぐさめあい in flont of ロボット・演技性人格障害・紗羅薔遺兎子の聖聖瞬(DQN or 中二 mixmax)→ていうかそれすらどーでもいいから神待ちhapppppppppy!!!!!!!!!

宗教劇団ピャー! !

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/01/16 (木) ~ 2014/01/20 (月)公演終了

満足度★★★

もう少し上手く繋がっていれば
着想はいい。人間のダメな部分、弱さ、言い訳などにフォーカスをあてている。ただ、4つのストーリーのつながりが悪い。それぞれがもう少し上手く繋がっていればもっと演出効果が出ていたかも。天上の話の厚みがもう少しあれば。

ネタバレBOX

飯野くちばしが、存在感放っていた。スタートのタイミングでバラバラと出てきた段階で目を引いた。発声がしっかりしていて出演者の中では抜群。

全体的に力不足感がある。美大系なのに、あまり舞台装置に良さを感じなかったし。演者のレベルもちょっと不満。聞き取りにくい発声の人が多い。ただ、なんか印象に残ってるな。もう一作は観てみたい。
独り芝居『審判』

独り芝居『審判』

多田直人案

吉祥寺シアター(東京都)

2014/01/15 (水) ~ 2014/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★

観客もまた誇りを持って
「観劇してきた」というよりは、「陪審員として裁判を体験してきた」という方が相応しいでしょう。

敵軍の捕虜となったロシア軍の将校7人は、地下牢に閉じ込められ、水も食料も与えられないまま置き去りにされてしまいます。60日後、ようやく味方に救出された生存者は2人。彼らはいかにして生き残ったのか。生存者の1人ヴァホフ大尉の証言によって、仲間を1人ずつ殺し、その肉を食らって生き延びてきた様子が、時に生々しく、時に激しさを持って語られます。

人が人を殺して肉を削ぎ、貪り食う極限状態の描写。そのあまりの凄惨さのせいでしょうか。途中退席する人や、体調を崩して倒れてしまう人が現れるほどでした。今後の上演に当たっては、そうした描写が苦手な人のケアや事前の注意は必要かもしれません。

セットも小道具も最低限に抑えられたシンプルな舞台でたった一人、2時間強の間、一瞬も緊張感を落とす事無く訴え続ける気迫には圧倒されるばかりでした。

多田直人の演劇人生のターニングポイントになるだろうというこの舞台。観客もまた近い将来、本作品を観たことを誇りを持って思い出すことでしょう。

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