満足度★★★
もうひとつの
キャラメルボックスが2011年に行った同名の公演のチラシに書かれた7行のあらすじから、作家有川浩が書き上げた小説の舞台化。
ベストセラー作家の物語を作る力は凄かった。
ストーリーの面白さはやはり鉄板。
前回公演に比べて美術や映像にカラフルさは少ないものの、
その分登場人物の感情に寄り添い、
役者の演技を堪能することができたと思う。
(今回前方の席で観劇したので、舞台全体を見渡すよりも
役者の表情や動きを細かく観ることができたのでこういう風に思えるのかもしれない)
キャストは、ほぼ当て書きということもあって
みんなピッタリと嵌っていたと思う。
岡内さんが、ハイリンドに客演したとき以来の当たり役で、
とても可愛らしかった。
小林千恵ちゃんは久々に拝見したが、なんか貫禄が付いたなぁと言う感じ。
小多田くんの二役もとても良かったし、
何と言っても三浦くんが素晴らしかった。
あの役はきっとやっていて消耗するだろうなぁ
スカイロケット第3回公演も是非期待したい。