
道成寺
【MM】
不思議地底窟 青の奇蹟(東京都)
2014/03/14 (金) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★
好感が持てました。
アフタートークによると初主演・初演出とのことでしたが、
そうは感じさせない出来だったと思います。
表情が全部見えないような照明の当たり方など好みでした。
他の席から観たらどうだったのかな。
会場も演目にマッチしていてよかったです。
言えばいろいろ出てくるんでしょうが(笑)
「その時やりたいことをやりたいようにやる。」という思いで、
これからも進んでいただければと思います。
アフタートークでの素の様子も含めて、好感が持てました。

ゆらり
TAIYO MAGIC FILM
ウッディシアター中目黒(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
優しい脚本に泣かされた
初見劇団。オムニバス3本。親子、家族、繋がる、結ぶ、ほどけて、またつながる。何度も泣いた。母を思いだした。西条さんの脚本、とても優しくて素敵でした。またここの劇団のお芝居を観てみたい。

江戸系 諏訪御寮
あやめ十八番
小劇場 楽園(東京都)
2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
堀越流絶品古典演劇。
初日こそ情報過多に思えて全体的に未完成と感じたものの、リピートしたら演技も生演奏もスタッフワークも驚くほど完成度が高まっていて、たった2回でここまで上げて来るかとこの劇団の持つ底力に心底震えました。今回の演目は、島に根付いた人喰い鬼伝説に絡む人の業をオールディーズナンバーの生演奏とともに郷愁感に満ちた空気で描き出すファンタジー。語り口の上品さ、絶え間なく漂う演出の妖艶さに終始酩酊。神道に馴染んだ日本人の心にいとも簡単に転がり込む堀越流古典演劇は類を見ないジャンルで絶品。将来演劇界の宝になるであろう「あやめ十八番」の公演を、楽園というキャパシティの劇場で観られたことをまずは誇りにしようと思います。

『泡』(再演)
劇団 東京フェスティバル
いわき市小名浜市民会館(福島県)
2013/09/08 (日) ~ 2013/09/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
あらためて再演、望む!
きたむらけんじさんの作演出「泡」。福島県小名浜のソープ街の震災前後を描いたお芝居だ。あの時、あそこで何があったのか?
そこにはわれわれの図り知れない、強い思いが、そして訴えが、あったのではなかろうか。ソープ嬢や原発作業員らの本当の心が、舞台に『こだま』した。あらためて再演、望む。

幸福な職場(再々演)
劇団 東京フェスティバル
駅前劇場(東京都)
2014/02/05 (水) ~ 2014/02/12 (水)公演終了
満足度★★★★★
子供たちにも観てほしい
『幸福の職場』観劇。障害者雇用促進する実在の企業が、舞台。
会社側、雇用される側、またそれを取り巻く家族までをも描いた。
それぞれの立場を優しく脚本した。
俳優陣も素晴らしく「働く意味とは?」何なのか?目の前で、自分に問われた気がした。
泣きながら・・・・・観た。
中高校生のこれからの子供たちにも観てほしい。

Jack moment.
バンタムクラスステージ
萬劇場(東京都)
2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★
ハードボイルドには・・・
ハードボルドというにはちょっと足りない気がするが,1960年代のシカゴが見事に描かれていたと思います。2時間超の芝居ですが,ストーリーには一片の澱みもなく,最後まで一気に突っ走ります。面白かったなぁ。音響もスゲェ芝居にマッチしていて,雰囲気が出ています。この劇団,東京進出2本目とのこと。今後,どんな芝居を繰り広げていくのか。期待しています。

ヒミツきち2014
劇団SHOW&GO FESTIVAL
OFF・OFFシアター(東京都)
2014/03/04 (火) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
本当に痛快だった!!!
初見劇団。2/9観劇。女子高校の美術部が舞台。名画の立体化キットの制作者である青木世一をモチーフにした痛快美術系コメ。
美術の先生のお話を縦線にし、他の役柄・・・・先生方や女子高校生の横線が何本も引かれている。
普段のいやな事も忘れ、何度も笑った。
いつの間に高校生の時の自分に戻ってた。
流れる音楽も舞台美術も素敵だ。特にラストの美術は圧巻だった。

π*π pie pie 「マーブル」
ネルケプランニング
小劇場 楽園(東京都)
2014/01/23 (木) ~ 2014/01/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
二人芝居堪能
下北沢劇場。演劇の街。大好きな街だ。松永さん、松尾さんの演劇ユニットπ・π・・・・。作演出はこれまた大好きな脚本家きたむらけんじさんだ。
時は、昭和60年代、新宿ゴールデン街。一筋縄ではいかない大人の物語。
松永さんのいい女っぷりに心揺れ、松尾さんの演技にも引き込まれた。
劇場の『あの柱』も効果的に芝居に溶け込む。マーブルの意味がようやく分かり劇場を出ると、非日常から日常へ静かに時間が流れた。

Jack moment.
バンタムクラスステージ
萬劇場(東京都)
2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★
やせ我慢
熟年組の味のある芝居は良かったのですが、ハードボイルドというわりに“やせ我慢”のない“分相応”な生き方に逃げた主人公に腹がたちます。

蜜月の獣
小西耕一 ひとり芝居
RAFT(東京都)
2014/02/26 (水) ~ 2014/03/03 (月)公演終了
満足度★★★★
初めての劇団、観劇
客席は二列。舞台と近く。芝居が進むにつれ、いつの間にか同じあの部屋に座り相手の話に耳を傾ける。時系列の交差が、会話のテンポの良さとあいまって引きつけられる。独自の世界観だ。河西裕介、今後も演じてほしい。

江戸系 諏訪御寮
あやめ十八番
小劇場 楽園(東京都)
2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★
あやめらしい劇場進出
ブラックで闇があり、でも家族の暖かさが心地よく、神秘的で不思議な雰囲気を持つ作品が多いあやめ十八番を、私は気に入っています。
堀越ワールドは、あのざらっとする感じというか、あのざわめく感じが好きで、心惹かれてます。
あらすじは、観た人にしかわからない書き方も好きです。
今回は、民話をベースにした2つの家のお話。
民話、鬼、狭い島という閉鎖空間での土着とも言える風習、普通の家族の生活(篠塚家)と拝み屋(諏訪家)の呪いというか因縁というか。そんな2つの家のお話。そして宗教とデイサービス。
篠塚家のエピソードが落ち着いても、諏訪家のエピソードは、大どんでん返しはあっても、結局は続いていく風習なんじゃなかろうか。
というか、根本的な人食い鬼の存在が続いていくのが、ぞっとするラストでした。
犠牲が当たり前になっている風習が、怖い。
でもそれが、日本の民話っぽさでもある。そんな不思議な作品でした。
生演奏でBGMだったり、効果音を出していて、すごいこだわり感を感じました。
そういうの、私も好きだし、素晴らしいと思いますが、楽園だと狭すぎて、ボリュームが大きすぎる気も否めません。
セーヌ・フルリサイズなら、あの編成で丁度いい気がするんですが、楽園だとうるさいと感じる場面もいくつか。
歌は、堀越さんの年齢がわからなくなるような古い歌謡曲とか、洋楽とかがセレクトされていて、嫌いじゃない。
暗い場面で明るい曲をアレンジしてたり、使い方も面白い。
…けど、曲数は多いかも。バランスが悪く感じる場面もありました。
あ、北沢洋さんが歌い踊るガラスの十代は、個人的に大好きです!素敵すぎる!
2時間の中に盛り込みすぎも感じましたが、作品は素晴らしかったです。
ちょっとマニア向けな気もしますが。
楽園では狭くてちょっと長いかもですが、(あそこで通路も2本使い、扉も使っているので、客席は本当に狭い。)最後まで飽きない作品でした。
もう少しシンプルにすることも出来そうですが。(話的には、複雑で難しい気もするので。)

流れゆく庭-あるいは方舟-
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2014/03/06 (木) ~ 2014/03/12 (水)公演終了

ちょっと待って誰コイツ!こんなヤツ知らない
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/03/14 (金) ~ 2014/03/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
今回はオムニバス 様々な味付け つき
毎回、奇抜なアイデアとサービス精神で楽しませてくれるポップンマッシュチキン野郎の新作。今回はオムニバス形式の作品だが、客入れパフォーマンスも、幕間に演じられるショートショートも、全体の構成、バランスの良さも、この劇団ならではのものだ。
毎回、この劇団の作品は、笑わせてくれる。そのドライでバランスの良い、ちょっとシュールな笑いのファンは多かろう。時には、ブラックな笑いも鏤められながら、その根底にある人間的な暖かさと子供の妄想にも似た突飛な飛躍力が、そして、そららをハードな身体表現で演じてくれる優れた役者陣の力が、全体を見通しバランス良く配置する演出と相俟ってこの劇団の魅力だ。(追記後送)

田園に死す
流山児★事務所
ザ・スズナリ(東京都)
2014/02/28 (金) ~ 2014/03/10 (月)公演終了
満足度★★★★
スズナリだからこそ
すっごい素敵な舞台でした!
すっごい感激というか、衝撃というか!
ぎゅうぎゅうで、2時間20分くらいの休憩なしは、更に濃密です。
そりゃもう評判の作品なんだろうなぁと思います。最終上演だし。
とにかく迫力がすごかった~。なんだか不思議な気持ちで激しくアウェイ感でしたが、寺山修司の言葉が好きな私には、心地好い言葉と音と洪水でした。
マッチの演出も、好きだなぁ。映像もすごくビジュアルに訴えるものが。
妄想とリアルの繰返しとか、母との親子関係とか。
寺山ワールドに触れるのは、まだ2作目のひよっこですが、なんとなく寺山修司さんの思考に触れられてる気がして、面白かったです。
深山さんのご活躍が嬉しくて嬉しくてたまりませんでした!
すっごい似合う役でした!いまだに子役(中学生くらい)が出来るって、本当にすごいです。
観に行けてよかったです。
スズナリの小屋で上演することの意義を体感したような気がします。

少年十字軍
Studio Life(劇団スタジオライフ)
シアターサンモール(東京都)
2014/02/08 (土) ~ 2014/03/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
神様、いる。
壮大な歴史と土地感を感じつつ、幻想的な世界を見せてくれる素敵な舞台でした。
あの世界にいられることが本当に嬉しかった。堪能しました。
お話自体、子ども達を利用する大人たちの思惑と宗教が入り混じり、理不尽な話であって、そんなに楽しい物語ではないのですが、メインキャラクターを変えているのに、原作に沿って話が進んで、原作よりも明るい未来を感じさせてくれて終わるっているのが、本当にすごい。
倉田さんこそ神です。
ガブリエルもサルガタナスも神はおわさぬ!とか言ってますが、間違いなく神様、そこにいます。
スピーディーな展開に、最初はびっくりしたけれども、あの原作を3時間(休憩込み)でまとめ、引き込んでいく劇団の底力は本当にすばらしい。
また、今回のキャストも適材適所にて、全部が見所でした。
おかげでチケットは増えました。全7回、通いました。

洋服解体新書
玉造小劇店
座・高円寺2(東京都)
2014/02/06 (木) ~ 2014/02/16 (日)公演終了
満足度★★★
時代の闇。
桂さんも佐藤さんもあらけんもわかぎさんも山藤さんもうえださんも素敵でしたー。
ダークなお話ではあったけれど、すごい心に染みる舞台でした。
時代の闇って、どうしようもないっていうのが、なんとも切ない。
やっぱりわかぎさんの作品は、言葉もテンポも心地よい。

オペラ『吾輩は猫である』『セロ弾きのゴーシュ』
オペラシアターこんにゃく座
俳優座劇場(東京都)
2014/02/06 (木) ~ 2014/02/16 (日)公演終了
満足度★★★★
忙しすぎるスケジュール
2年前に亡くなった、大好きな林光先生の歌劇場。
短い期間に3演目(流石にコンサートは行けなかった。)もやるなんて…。鬼だ…。(涙)と、思いましたが、林先生がご存命の時に観そびれていた作品も多々あり(好きでも、なかなかスケジュール合わなくて行けなくて。)、林先生の残した作品は、やっぱり観ておかなきゃ!と思ったので、頑張ってスケジュール詰め込みました。
「吾輩は猫である」は、2時間半以上の、大作でした。猫も3人で表現していて、面白かったです。可愛いかった。
「セロ弾きのゴーシュ」は、意外と短くて90分でコンパクトで。
しかも舞台セットを立てるところから見せてくれて、すごく興味深かったです。旅公演仕様だけど、舞台セットって、こうして建てるのね。
次々とゴーシュのところをたずねる動物たちも可愛いかった。
どちらの公演も子供連れ率高く、それはそれで微笑ましいのですが、セロ弾きは短いので何とか我慢できるのですが、我輩は長すぎて飽きてしまう子供も多く、集中力がそがれる部分もあって、楽しみに見に行く側としてはちょっと残念でした。
親子で観られるオペラって、貴重だとは思うんですがね…。

楽屋
劇団チョコレートケーキ
「劇」小劇場(東京都)
2014/03/14 (金) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
シナリオの陰影を見事に表現
若手演出家コンクール2012最優秀賞受賞記念公演として上演された、今回の「楽屋」。売り出し中のチョコレートケーキの番外公演という形をとっている。選ばれた作品は、清水 邦夫の名作「楽屋」。これまで多くの劇団、多くの役者、演出家が、挑んで来た作品を敢えて選んだチョコレートケーキの志の高さを先ず評価したい。
良い舞台というものは、シナリオ、演出、演技は無論のこと、フライヤーにせよ、舞台美術にせよ、総てに亘ってセンスを感じさせるものだ。今公演も、そういった作品の系譜である。キャスティングが、良い。このメンバーで他のキャスティングは無いと思わせる所に収まっているのだが、それは始めから決まっていた訳ではないという。出演者が其々、役を回して収まるべき所に収まったということだ。それだけに実によく嵌ったキャスティングになっている。(追記後送)

一郎ちゃんがいく。
ネルケプランニング
青山円形劇場(東京都)
2014/01/22 (水) ~ 2014/01/30 (木)公演終了
満足度★★★★
設定年齢をはるかに凌駕でも、皆、違和感なし。
DVDで観ていて、生で観るのが楽しみだった作品。
それを各劇団代表みたいな看板役者さんたちが集っているというのも、ものすごく濃密だし、なんといっても升さんのかっこいいことかっこいいこと!!
素敵でした。
円形、近くて迫力だったー。
あの劇場の特性は、ほかにないから、やっぱり貴重ですよね。
なくなっちゃうの、寂しいな。

サヨナラの物語 東京公演
劇団PEOPLE PURPLE
新宿シアターモリエール(東京都)
2014/01/23 (木) ~ 2014/01/26 (日)公演終了
満足度★★★★
泣かせに来る劇団
菅野さんの活躍ぶりがものすごくて、号泣。
絶対いるよー。こういう情けなさ全開だけど、プライドを捨てきれないパパ。
その普通さを普通に出せるのがすごい。
泣かせる王道の要素がてんこ盛りなところは、やっぱりずるいと思いますが、現実とファンタジーのバランスが心地よく、愛犬たちの活躍ぶりと、人間たちの絆やコミュニケーションが心揺さぶる舞台でした。
ORANGEの衝撃には負けるけれど、いい作品だと思います。
えーと。終演後にサイン入りパンフを販売されてたんですが、即完売でした。
というか、販売部数少なすぎですよ。(苦笑)もっと出そうよ。