満足度★★★★
無題982(14-021)
19:30の回(晴)、19:00受付、開場、19:29前説(斉藤さん)。
①蛻皮表演 19:32〜19:58
②Aqua mode planning 20:05〜20:41
③1+1の兎団 20:48〜21:24
「蛻皮表演」は、11月に「SENTAKU type02」(これも短編)を観ました。
今日はさらにスピードをあげています。表がいつの間にか裏になっていたようなお話(混乱物語)。
「Aqua」(リーディング)は初めてですが「ジョニーは戦場に行った(未読)」に近いのかなと直感、いい感じで終わり…(拍手)…かと思ったらオチがついていました。この部分は必要だったのかな…と、お客さん(私だけかも)を混乱させながらの締めはどうかなと思いました。せめて暗転しないとか、冒頭に仕掛けを置くとか。
「1+1」(リーディング)では、「土神ときつね」は残念ながらあまり情感が伝わってきませんでした(もう少し柔らかく、ゆっくりと読むのがいいのではないかと思いました)。「おぎん」は、さすが斉藤さん、なかなか聞きごたえがありました。「ボレロ」はだいたい15〜17分くらいだそうですが、どうやって収めたのでしょう?
2014/02/09 15:24
頂いた投稿に気付くのが遅れ、日を置いてからのコメントで失礼します。
私の不勉強ですが、「ジョニーは戦場に行った」の存在は知りませんでした。
しかし恐らくそれが下敷きであろう別作品から影響を受けて書いたものです。
「ジョニーは戦場に行った」は作者によって映画化もされている様ですので、
手に出来る機会があれば原作書籍も含め是非とも触れてみたく思いました。
先人の作品を知れる切っ掛けを与えてくださって、ありがとうございました。
自身が観客の際も分かりやすく完結してしまう作品があまり好きではなく、
上演を終えても想像や思考の続くものをとの意識で、あの作りにしました。
お客様をモヤモヤした気持ちのままでお帰しするのは本望ではないので、
我々が3番手(トリ)であれば、きっとこの形式のラストはやりませんでした。
上演後に多少なりとも休憩が入って各々が咀嚼する為の時間がある事、
次にまだ上演作品があってまめ芝。自体の終演後の余韻は別である事。
それらの状況を鑑みた上で、3本並びの2演目として選んだやり方でした。
作り手であれば作品そのものがお客様との会話手段でありたいと思いつつ、
観て頂けた事、お言葉頂けた事が嬉しくなってつい多弁になってしまいます。
長文でのコメント失礼致しました。
:Aqua mode planning:では6月に兎亭で短編集公演を行います。
数ある演劇公演の中から、まずもって他にも数ある娯楽の中から、
我々の公演を観て欲しいとお願いするのはおこがましい事ですが、
お時間、お気持ちの余裕など許せばまたご覧頂けますと幸いです。