
晴れのち出動、ときどきヒミツ【終演しました。ご来場ありがとうございました!次回は9月です!】
らちゃかん
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

アクアリウム
DULL-COLORED POP
岡山県天神山文化プラザ ホール(岡山県)
2014/03/14 (金) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★
演劇にしか出来ないこと
レビューを見ると、「面白かった」という評価と「よく解らなかった」という意見の両方がある作品。・・・実際に観て「な~るほど」と変に納得してしまいました。
水槽内の病気の話や、“○か的”刑事や、犯人オチや、・・・予想したり深読みしたりして見事に外されたり、逆に演出や役者のお遊びに全く気付かなかったり・・・演じる側と観る側が必ずしも「解り合えない」距離感が「面白い」、そう思う事が出来たから。
開演前に演出家が飄々と「これはお芝居ですから云々」とのたもーた通り、これは「お芝居」なのですね。「劇場ならでは」の。だって活字で語れないもの(笑)。

ムサシ ロンドン・NYバージョン
こまつ座
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2014/03/07 (金) ~ 2014/03/15 (土)公演終了

ちょっと待って誰コイツ!こんなヤツ知らない
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/03/14 (金) ~ 2014/03/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
なんだこれヽ('ー`)ノ
劇団初見、はじめて割で行ってきました。
チケットが半額になって、その代わりアンケート協力が必須になると言うもの。
先ず、このアンケートの取りにきかたに感心。
客側からしたら値引き分の\2,000の価値があるのかと真剣になるし、多種多様の意見を拾えるだろうということ、良いやり方だと思う。
設問の中に、「芝居の良いところ悪いところを教えてください」とあったのは良い事を聞いてくれた!
と思う。
前回公演とか評判が良かったのと、急遽X-QUESTの塩崎さんが参戦と聞いたら行かねばなりません!
あとサイショモンドダスト★さんもトツゲキ倶楽部で観たかただよなぁ。
ちなみに開場と同時に舞台上動いている様なので観られるかたは早めに行く事をオススメします。
自由席でもありますし。
スタッフのかたがたはX-QUESTの時に見覚えのあるアプリコットバスのかたがたの様でした。
「これ、まだはじまっているわけではないので今のうちにお手洗いを」
というアナウンスは笑いました。
自分は\2,000で観たので文句無く大満足ですが、正規の金額だとしたら短編と考えた時に気持ちだけ高く感じるかも。
まあただ、それでも110分+30分みたいなものだからボリュームはあるのですけどね。
普通の公演ならば全然オッケーと思う。

異能怪談的公演「赤異本」
劇団た組
仙行寺(東京都)
2014/03/10 (月) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
男女13人による怪異
数ある怪談話を1人ではなく複数人で語るという形態をとっていた。1人ずつひとつの話をしていくのではなく、ひとつの話を複数人で赤異本を持ちより、朗読し、語るのである。始めは語り手が混在する中 誰の声に焦点をあわせればいいか、誰を観ればいいかのか混乱してしまうと思ったが、そんな事はなく、すぐに世界に引き込んでくれた。私はそういう意図かは解らないが音の演出が巧みで13人が一体に感じてきた。視覚的情報が絞られ、闇の中、後ろから微かに照らす光で役者のシルエットだけが見える。お堂全体にいくつも存在する影がひとつになって何処からともなく私に語りかけてくる。ひとつひとつの影が時に具現化し、時に抽象的に現れる。
そこが印象的であり、怖く面白く感じた。
そこには文章だけでは伝えられない怪談や世界がしっかりあり、是非多くの方に見て、聴いて頂きたい朗読劇でした。
演出に少し触れていますがまだまだ実際に体感することによって新しい驚きがあると思うので
ネタバレ欄ではなくこちらに投稿させて頂きます。

ロストマン ブルース
GENKI Produce
笹塚ファクトリー(東京都)
2014/03/11 (火) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★
ううう〜ん。。。
演出家、久保田さんということで観てきました。
ううう〜ん全体的にイマイチかな〜
期待しすぎていたのもあるけど。
フォンチーさんの演技よかったです。可愛いしね!
ひとりシュレックのような子がいたけど誰??
それはそれで愛嬌あってよかったですが、ちょっと違和感ありましたね。

シフト
サンプル
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2014/03/14 (金) ~ 2014/03/23 (日)公演終了

突然バッドエンド
yhs
生活支援型文化施設コンカリーニョ(北海道)
2014/03/14 (金) ~ 2014/03/17 (月)公演終了
満足度★★★★
テーマを持ったブラックコメディーだけど、
単純なコメディー的要素を楽しみに来ている人を大事にしていると思う。
ある種の時事ネタは良く間に合わせたと感心しました。

ほにゃらら殺人事件
オリゴ党
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2014/03/08 (土) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★
初日拝観
そうか、殺人事件だから最後は謎解きミステリになるのか、と得心するくらい、哀しい異能の家庭劇~ホームドラマでした。
ホームドラマの王道はやはり喜劇ですね。

ヴォイツェク
戯曲勉強会ビオロッカ
ART THEATER かもめ座(東京都)
2014/03/13 (木) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1035(14-074)
14:00の回(快晴、暖かい)。13:30受付、開場。真っ黒な舞台、上手、床に白い布、数枚重なっている様子。椅子席(座布団)5列、13:56前説(遅れている客待ちで5分押し、75分)、14:05開演「昔々、あるところに…」〜15:20終演。
「ヴォイツェク」を観るのは2回目。ttuが理髪店(だから理髪店だったのか?)2階で演ったのは昨年11月、この公演、演出/出演の石見さんも観ていたそうです。
ttu…刺激に満ち、仕掛けやダンサーの起用、そもそもが普通の会場ではないという(過去の作品でもあった)状況での公演。
対して「戯曲勉強会」の作品は、闇、水墨画のような濃淡だけの舞台、6人の登場人物のうち5人が同じ衣装(みな男物)で、黒、グレー、照明も抑え気味で、鬱積した心理状態のように見えます。あまりBGM、SEを使わず(とはいえ、使い方は工夫されている)、各シーンの以前に、語られる言葉が意味を持ち、物語を積み上げてゆくような構造になっていない(ように感じます)。
石見さんにお訊きすると、翻訳では「全集(2011年鳥影社版)」が良いのでは、ということでしたが地元の図書館にはなかったので、河出書房新社版を予約、500ページ以上あるので通勤時間では無理。
という状況ですので感想らしいものは書けませんが、あえてこの作品に取り組まれたこと、いろんな苦労があり、たくさん試行錯誤されたことを思わずにはいられません。
評価はよくこの戯曲に挑戦したものだ…ということで。
※いつか、「サラ・ケイン」の作品を採り上げて欲しいなと思います。
取り急ぎ。

道成寺
【MM】
不思議地底窟 青の奇蹟(東京都)
2014/03/14 (金) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★
好感が持てました。
アフタートークによると初主演・初演出とのことでしたが、
そうは感じさせない出来だったと思います。
表情が全部見えないような照明の当たり方など好みでした。
他の席から観たらどうだったのかな。
会場も演目にマッチしていてよかったです。
言えばいろいろ出てくるんでしょうが(笑)
「その時やりたいことをやりたいようにやる。」という思いで、
これからも進んでいただければと思います。
アフタートークでの素の様子も含めて、好感が持てました。

ゆらり
TAIYO MAGIC FILM
ウッディシアター中目黒(東京都)
2013/11/20 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
優しい脚本に泣かされた
初見劇団。オムニバス3本。親子、家族、繋がる、結ぶ、ほどけて、またつながる。何度も泣いた。母を思いだした。西条さんの脚本、とても優しくて素敵でした。またここの劇団のお芝居を観てみたい。

江戸系 諏訪御寮
あやめ十八番
小劇場 楽園(東京都)
2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
堀越流絶品古典演劇。
初日こそ情報過多に思えて全体的に未完成と感じたものの、リピートしたら演技も生演奏もスタッフワークも驚くほど完成度が高まっていて、たった2回でここまで上げて来るかとこの劇団の持つ底力に心底震えました。今回の演目は、島に根付いた人喰い鬼伝説に絡む人の業をオールディーズナンバーの生演奏とともに郷愁感に満ちた空気で描き出すファンタジー。語り口の上品さ、絶え間なく漂う演出の妖艶さに終始酩酊。神道に馴染んだ日本人の心にいとも簡単に転がり込む堀越流古典演劇は類を見ないジャンルで絶品。将来演劇界の宝になるであろう「あやめ十八番」の公演を、楽園というキャパシティの劇場で観られたことをまずは誇りにしようと思います。

『泡』(再演)
劇団 東京フェスティバル
いわき市小名浜市民会館(福島県)
2013/09/08 (日) ~ 2013/09/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
あらためて再演、望む!
きたむらけんじさんの作演出「泡」。福島県小名浜のソープ街の震災前後を描いたお芝居だ。あの時、あそこで何があったのか?
そこにはわれわれの図り知れない、強い思いが、そして訴えが、あったのではなかろうか。ソープ嬢や原発作業員らの本当の心が、舞台に『こだま』した。あらためて再演、望む。

幸福な職場(再々演)
劇団 東京フェスティバル
駅前劇場(東京都)
2014/02/05 (水) ~ 2014/02/12 (水)公演終了
満足度★★★★★
子供たちにも観てほしい
『幸福の職場』観劇。障害者雇用促進する実在の企業が、舞台。
会社側、雇用される側、またそれを取り巻く家族までをも描いた。
それぞれの立場を優しく脚本した。
俳優陣も素晴らしく「働く意味とは?」何なのか?目の前で、自分に問われた気がした。
泣きながら・・・・・観た。
中高校生のこれからの子供たちにも観てほしい。

Jack moment.
バンタムクラスステージ
萬劇場(東京都)
2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★
ハードボイルドには・・・
ハードボルドというにはちょっと足りない気がするが,1960年代のシカゴが見事に描かれていたと思います。2時間超の芝居ですが,ストーリーには一片の澱みもなく,最後まで一気に突っ走ります。面白かったなぁ。音響もスゲェ芝居にマッチしていて,雰囲気が出ています。この劇団,東京進出2本目とのこと。今後,どんな芝居を繰り広げていくのか。期待しています。

ヒミツきち2014
劇団SHOW&GO FESTIVAL
OFF OFFシアター(東京都)
2014/03/04 (火) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
本当に痛快だった!!!
初見劇団。2/9観劇。女子高校の美術部が舞台。名画の立体化キットの制作者である青木世一をモチーフにした痛快美術系コメ。
美術の先生のお話を縦線にし、他の役柄・・・・先生方や女子高校生の横線が何本も引かれている。
普段のいやな事も忘れ、何度も笑った。
いつの間に高校生の時の自分に戻ってた。
流れる音楽も舞台美術も素敵だ。特にラストの美術は圧巻だった。

π*π pie pie 「マーブル」
ネルケプランニング
小劇場 楽園(東京都)
2014/01/23 (木) ~ 2014/01/27 (月)公演終了
満足度★★★★★
二人芝居堪能
下北沢劇場。演劇の街。大好きな街だ。松永さん、松尾さんの演劇ユニットπ・π・・・・。作演出はこれまた大好きな脚本家きたむらけんじさんだ。
時は、昭和60年代、新宿ゴールデン街。一筋縄ではいかない大人の物語。
松永さんのいい女っぷりに心揺れ、松尾さんの演技にも引き込まれた。
劇場の『あの柱』も効果的に芝居に溶け込む。マーブルの意味がようやく分かり劇場を出ると、非日常から日常へ静かに時間が流れた。

Jack moment.
バンタムクラスステージ
萬劇場(東京都)
2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★
やせ我慢
熟年組の味のある芝居は良かったのですが、ハードボイルドというわりに“やせ我慢”のない“分相応”な生き方に逃げた主人公に腹がたちます。

蜜月の獣
小西耕一 ひとり芝居
RAFT(東京都)
2014/02/26 (水) ~ 2014/03/03 (月)公演終了
満足度★★★★
初めての劇団、観劇
客席は二列。舞台と近く。芝居が進むにつれ、いつの間にか同じあの部屋に座り相手の話に耳を傾ける。時系列の交差が、会話のテンポの良さとあいまって引きつけられる。独自の世界観だ。河西裕介、今後も演じてほしい。