
3月の(morning sun...)
第27班
道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)
2014/03/14 (金) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★
★心情を鋭く描いた恋愛群像劇★
いくつもの話しが重なって展開される
前半は淡々と進む感じだったので
照明なのか⁈ リズムなのか⁈
私の疲れから⁈
ちょっとウトウトしてしまった…(ーー;)
前半の終わりのダンスミュージカル⁈
QUEENのMAMAのクオリティの高さに目を見開いた(O_O)
後半からは前半の途切れ途切れの内容と
照らしながら話しが繋がってくる
ラストに近づき展開も早くなって話しが大きく動く
学生とは思えない難しい演出と構成で魅せる
それを演じる役者さんも自然な演技♪
若者が抱える問題をリアルに描いた恋愛群像劇!
前半ウトウトした事もあり(ーー;)
少し長く感じましたが見応えありました!
☆印象に残ったシーン
QUEENのMAMAのダンスミュージカル♪
演劇祭が終わり発表されましたが
この道頓堀学生演劇祭vol.7で第27班は
★最優秀劇団賞
★ザ・プラン9賞
★優秀演出賞
★ダンスパフォーマンス賞
★優秀フライヤー賞
の5部門を受賞!
東京に続いての受賞おめでとうございます(^^)

Jack moment.
バンタムクラスステージ
萬劇場(東京都)
2014/03/12 (水) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★
代表作という部分に甘えを感じました。
演出や見せ方が合いませんでした。舞台セットが簡素なのはこの劇団の持ち味ですが、そのシーンごとの情景を観客は各々で想像しなければいけない訳で、今回は場面転換が多く、場面ごとの時間軸もわかりにくかったです。加えて登場人物が多いし、作品タイトルにもなっているジャックという人物の表現が曖昧なため、どこに集中していいのか捉えられないまま、観客を置いてきぼりに勝手に話しは山も無く谷も無く終わっていったという印象です。何度か観劇する中でジャックヘの違和感をはっきりと自覚しましたが、それが効果的か意味を持ったものとして示唆されてるのか最後まで曖昧。ストーリー自体は面白いし、パンフでの細川さんの言葉からやりたいことは何となく察しますが、今回は全てにおいて見せ方が上手くいってないとしか思えませんでした。あと他の方の感想でよく見かけた、昔の洋画のような舞台って個人的にはあまり褒め言葉じゃないと思います。退屈ってことでもあるように思えるので。演出上フロッグに1番感情移入出来るし、目線が行くと思いますが、それを踏まえてもフロッグ役の土屋さんの演技は素晴らしかったです。役柄は気弱でおどおどした人物なのに役の印象を壊すこと無く、語り部としての役割も果たしていて劇場後方の席でも聞き入ることの出来る良いお声でした。前回のc,c,c.を観ていたので今回の役はギャップがありましたが、しっかりセクシーで悪い女を演じてらしたレベッカの山本さんも目を引きました。他にもそれぞれ役者さんの良さを感じる部分はありました。前回も書きましたがパンフレット、今回も多々気になる箇所があります…。一部、白抜き文字の級数が小さすぎて(フォントが特殊なのを選ばれてるので余計に)潰れてしまって読めません。メインキャストではないにしても演者にも失礼だと思います。

一千戯曲
私見感
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2014/03/25 (火) ~ 2014/03/26 (水)公演終了
満足度★★★★
私的見解感想
10分遅刻した素人の感想ですので、参考になりませんが、徒然なるままに思うところを書いていくこととします。
・今回もこの劇団の特色である、言葉遊び(同じ韻を踏む)がありました。非常に多くあり、さすがと感じます。一部、何を言っているの漢字変換できなかった言葉もありましたが、それは私の能力の問題でしょう。あ~、脚本の出番かw今回は少し言葉の韻を踏んではいますが、リズムが少し悪いように感じました。前回と異なる物語の影響か主題の問題か何かは明確な理由がわかりませんが。。。あくまでもイメージなので。
・テーマというか、軸のストーリーは前回と同じにしつつ、アプローチの仕方を変えていました。ただ、今回のアプローチの仕方は、難しい方面からだったとおもいます。正直なところ、生を知らない年代の言葉は裏付けのない言葉という馬鹿な評論家の弁もありますしね。一観客としては、一定の理解と共感ができましたが。脚本家の訴えたいことがここまで響いいたかといえば、きっと響いていないと思います。
・パントマイムや大きな声量での長文はなかなかしっかりと伝わるものがあり、よかったです。行動と音響のマッチも難しながらも、それなりにマッチしていたとおもいます。密かに、体幹がしっかりしているなあという人もちらほら。
・スタイルといえば、群像劇。今回も健在でしたね。前回は時間軸と世界が変わっていて、悩まされましたが。。。今回は、わかりやすく追いかけることができました。
・映画の演出は非常に好印象です。ああいう、ちょっとした工夫で観客が簡単に物語の世界を感じられる(迷い込む)ものはいいですよね。難しいですが。
総評としましては、
前回の方が個人的には好みです。しかしながら、今回説明にも書いていたよううに、実践版というのは伊達ではないと思います。脚本家が試してみたかったことが散りばめられているとおもいます。次回もあれば是非見ていたいとは思います。まあ、脚本家が卒業します(=一区切り)と言っているので、次があるかわかりませんが。

学校の催眠室
enji
OFF OFFシアター(東京都)
2014/03/21 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★
学校の~…あれ。
場内に入った瞬間、舞台を観て公演説明とは違いそうだと感じます。
明らかに学校じゃないので(笑)
初稿の方向で進んでいったものがどうなったのかも気になりますが、
出来あがったこちらはこちらでウェルメイドな作品でした。

刀と天秤
JACROW
スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)
2014/03/21 (金) ~ 2014/03/24 (月)公演終了
満足度★★★★
蒻崎さん面白い
「東電OL殺人事件」。1997年と自分には昔で覚えてないですが、結局真相はどうなったんでしょうか。事件を訴える意味合いでは必要な作品であると自分は思います。また被害者の生い立ちを表す際、時系列を表現する試みが面白かったと思います。以下

VS(ヴァーサス)
演劇チーム 渋谷ハチ公前
赤坂RED/THEATER(東京都)
2014/03/21 (金) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★
何が待っているのか!
早口でテンポが早くなる芝居が多い中、田舎での生活スピードに合わせたスローテンポの会話に新鮮さを感じた。対照的に格闘シーンはスピード感あり迫力ありました。シャワーもある舞台セットも立派で舞台美術好きは満足できます。さてこの芝居、登場人物の人生に希望が見え隠れするものの一瞬先は闇、何が待っているのかわからない、そんな世の中を見せてくれました。

東京パフォーマンスドール PLAY×LIVE『1×0』(ワンバイゼロ) NEW VERSION エピソード1&2&3
キューブ
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2014/03/24 (月) ~ 2014/04/08 (火)公演終了
満足度★★★★
平均年齢16歳を迎えつつある少女たちに訪れた「境地」とは
「この気持ち、わかりますか?」
終演後、涙ながらに語ったのはリーダー・高嶋菜七。劇中ケンカする小林晏夕とともにエピソード1の主要キャストだ。
「踊っている時も、演じている時も、みんなに支えられているんだなって。
今日ダメ…。なんか話せない(笑)」
東京パフォーマンスドール(TPD)。
昨年8月結成時、平均年齢15歳だった少女は16歳を迎えつつある。
同9月より渋谷『CBGK シブゲキ!』で「演劇×映像」の融合をうたい走り続けたのが『1×0』シリーズだった。
「エピソード1は全6回あるんですが、自分的には少ないです」(小林晏夕)
「進化し続けるTPD」は 、3月から始まった『1×0』リニューアル版も変わらない。
「私が演じたのは『セーラムーン』が好きな 女の子。もっと『セーラムーン』に なりきって、千秋楽までには『月に代わって お仕置きよ!』を うまく言いたいと思います」(小林晏夕)
経済新聞で取り上げらるなど、昨年以来、「融合」のシンボルであった『HMD』(ヘッドマウントディスプレイ)が『Smart Glass』(スマート グラス)に。
アイテムはSmart Glassシート(HMDシート)限定だが、リニューアル版からは全席に無線式リストバンド型ライト『FRE FLOW』が新たに登場する。
色はホワイト。腕時計のような形をしており、TPDのLIVEに合わせ 機器内LEDライトが点滅する仕組みだ。
ペンライト不所持の観客も「ファン」である。
また、「演劇×映像」融合のうち、映像部分をリフォームした。
※ネタバレ箇所
リニューアル版は全体のストーリー展開にも。よりシンプル、テンポよく進み、「衝突」一点が強調されていたエピソード1.小林晏夕へ「好奇心」を開花。
あからさまなメンバー同士の「対立」を避ける「素のTPD」であった。
第二部『ダンス サミット』ではCDメジャーデビュー曲となる新曲『BRAND NEW STORY』を披露。
洗練されたダンス、かわいらしい歌唱は「ザ アイドル ユニット」だった。
「異質」だったはずのTPD。
平均年齢16歳へ向かい動き始めた少女たちの これからは いかに。

◯六◯◯猶二人生存ス
劇団チョコレートケーキ
スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)
2014/03/21 (金) ~ 2014/03/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
何の為に死ぬのか。
シンプルな舞台装置と短い尺の中で、戦争中の狂気とも言える実直な若者たちの生き様と、役者の濃さが滲み出る作品だったと思います。本来の公演時間はもっと長かった模様。下の方にもあるように、劇場が広くなると、よりスタッフの案内や統制力が問われるような気は自分もします。それについてはTABACCHIの方に書きますが、今回自分の場合はそれでも楽しめたし、シートの眠気にも誘惑されなかったりありました。別個で掲載する自体は悪くないと思う。
ただ戦争戯曲などは思想が政治的だったり、苦手だったり嫌悪感を持つ人もそれなりにいると思うので、その辺りは事前に周知できるように配慮が必要だと思います。以下

痒み
On7
シアター711(東京都)
2014/03/25 (火) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★
叫んでも暴れても可愛い!若手新劇女優の底力
白い布や石膏のような素材でできた、砂漠、宇宙、銀世界などを想像させる白い抽象舞台。床の中央に空いた丸くて大きい黒い穴が、かなりのインパクトです。白い空間なので照明が映えました。舞台全体を照らす映像演出も時々ありましたが、これ見よがしでないのが良かったです。
大学の同窓生たちがある事故(?)をきっかけに異空間に転送されてしまう荒唐無稽な設定で、現実を軽々と飛躍する短いエピソードが連なっていきます。登場人物のキャラクターがそれぞれに濃くて、女優さんたちは戯画的な役作りをされており、「あんなに可愛いコがこんなことまで!?」という、意外性のある体を張った演技もされます。
私の個人的感覚ですが、こういう作品は雑な印象を与えたり、過剰に下品になって見苦しくなる傾向があると思うんです。でもこの作品では、そういうことは全くありませんでした。とにかく若い女優さんが可愛い!崩れても品がある!そしてセリフが明晰!歴史ある劇団に所属してある程度の年数を経た方々は一味違うなぁと、素直に感心してしまいました。
このお芝居に登場する32歳前後の女性たちは、過酷かつ悲惨な状況に置かれているはずなのですが、場の空気は基本的に明るくコミカル。たまに挿入される心の闇の部分の描写も効果的で、一本調子にならない演出にとても好感を持ちました。ミソジ女性の本音がよどみなく垂れ流されるセリフは、皮肉が利いていて痛快です。でも深刻にはなりすぎず、女性らしい可愛げもありました。選曲も筋が通っていていいムードだったと思います。
豪華な当日パンフレットが無料で配布されました。色んな企業の広告が載っていて、ちょっと驚きました。あれだけ集めた営業努力も凄いと思います。広告を入れることをなるべく避ける団体もありますよね。いわゆる小劇場劇団とは文化が違うのだろうなと思いました。

痒み
On7
シアター711(東京都)
2014/03/25 (火) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★
初日好演
今夜の初日に行きました。
時間が経つのをすっかり忘れるくらいのテンポの良さでした。
好演だと感じます。
今後の彼女らの活躍を期待です!!

ホーンテッドラブ(2014年Ver.)
in企画
レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)
2014/03/20 (木) ~ 2014/03/23 (日)公演終了
満足度★★★
ユーモラスで優しく、ファンタジックな物語
オカルト雑誌の記者2人が取材で訪れた廃屋で…な物語。
所謂「優霊譚」、ユーモラスで優しく、ファンタジックな物語は好みだし良くできているけれど、回想シーンの過去の人物(=現在の人物を演じている役者が演じ分ける)が輪廻転生の中なのか外なのか判別し辛いのが惜しい。
終盤のシーンから、それぞれの「相手」は輪廻の外と思ったが、合っているかしら?

男の60分 -2014-
ゲキバカ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/03/19 (水) ~ 2014/03/23 (日)公演終了
満足度★★★★
懐かしき少年小説的世界
母の死により今は弟が住んでいる実家に帰った脚本家が昔書いた作文を見つけ、東京から大阪・摂津に越してきた小学生時代の夏を思い出す…という今江祥智や山中恒、古田足日らの作品を彷彿とさせる懐かしき少年小説的世界。
差し詰め死体を見に行かない日本版「スタンド・バイ・ミー」と言ったところか。
途中に出てくる「ごっこ遊び」のシーンなども楽しい。

シューカツ!!
劇団TOY BOX
千本桜ホール(東京都)
2014/03/21 (金) ~ 2014/03/23 (日)公演終了
満足度★★★
可能性は、ある。
第一回公演ということで、どういった経緯で集われた座組みかはわかりませんが、
脚本演技演出とそれぞれに拙さを感じることが多かったのが正直なところです。
「世界的に有名な企業」と言いつつ業種も社名に触れることもなく、その設定から出てくるほつれのあれこれなど、
脚本は稽古中にもう少し手直しできたのではないかなーと。
とはいえ経験のなさからのことでしょうから、
いい公演を創っていけるよう、これからも頑張っていただければと思います。
台詞にもありましたが、皆さん「可能性の塊」なわけですから。

さらに/ハイ・クオリティー
ナカゴー
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/03/25 (火) ~ 2014/04/03 (木)公演終了

ヒネミの商人
遊園地再生事業団
座・高円寺1(東京都)
2014/03/20 (木) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★
21年ぶりに観劇。若手演劇人必見!
本作が再演されると聞き、飽き性な宮沢章夫のこと、ガラッと趣向を変えてくるかと思いきや、意外や脚本・演出とも大きくは変わっておらず、お蔭で、「こんなギャグ、あったあった(笑)」などと懐かしさに酔い痴れながらこの大傑作を観るという幸せな105分を過ごすことが出来ました。
初演にも出ていた中村ゆうじと宮川賢が同じ配役で出ているほかは全て新キャストというこの座組で、かの大傑作をその妙味を損なうことなく再現したのは立派。
それどころか、初演には当時の小劇場界屈指のコメディエンヌ・ふせえりが出ていたこともあり、コメディとしての出来映えは初演に劣るものの、“カネにまつわる怪異譚”としての完成度は再演のほうがむしろ勝っているくらい。
数々の“小さな不思議”が時に笑いを生み、時に背筋をゾクリとさせるとても宮沢作品らしいこの傑作を、可能ならば演劇を始めて間もない若い人達に観て欲しい。
というのは、最近の若手演劇人の作る劇には、宮沢章夫の影響がほとんど感じられないからだ。
それは無理からぬことでもあって、ここ10年ほどの宮沢章夫はスタイルにばかりこだわった分かりづらい劇を作り続け、客を楽しませることを第一義とする真っ当な劇を作ってこなかった。
なればこそ、最近の若手演劇人は宮沢章夫の芝居など観たことがなく、影響を受けようにも受けようがなかったのだ。
そのため、本谷有希子くらいの世代を最後に、宮沢章夫の影響を大なり小なり感じさせる演劇人は出てきておらず、宮沢イズムは今世紀の半ばを待たずに死に絶えようとしている。
これはまずい。
もろに影響を受けてもいいし、ピンとこずにスルーしてもかまわないので、若き演劇人は何はさておき本作を観るべき。そして宮沢章夫という偉大な演劇人の名前を頭に刻み込むべきだ。
自分で書いておきながら「神格化が過ぎるのでは?」との疑念が頭をよぎりもするが、いちど宮沢章夫を通過してから演劇を創作するのと、宮沢章夫をくぐらずに作劇にあたるのでは、出来上がる劇の水準が大きく違ってくるはず。
宮沢章夫という人はそれくらい凄いのだ。
あまたいる演劇界の後輩たちにもっともっと影響を与えるためにも、宮沢章夫は本作のように実があって面白い作品をまた作り始めるべきである。
劇の感想に戻ると、役者ではノゾエ征爾、宮川賢、そして舞台となる印刷店の奥さん・美智を演じた笠木泉が印象に残った。
美智の夫と仲のいい写真店店主を演じた宮川賢は、あれから約20年の時を経て枯れた味わいが加わり、初演時よりもずっとずっと“商店街のオヤジ”っぽくなっていて劇世界により馴染んでいたし、笠木泉は初演で美智を演じたふせえり同様に快活で明るく、ふせえりにない品と気高さをも感じさせ、当方は憧れの眼差しでその姿を追い続けた次第。スラリとした美しい立ち姿とよく通る澄んだ声にも魅了された。
ノゾエ征爾についてはネタバレにて。

「40 Minutes」
TABACCHI
スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)
2014/03/21 (金) ~ 2014/03/24 (月)公演終了
満足度★★★★
結果を聞いてなるほどと。
チョコーレートケーキさん-演目に対して会場が広すぎた。
JACROWさん-演目に対して時間が短すぎた。
という印象だったので会場と時間に適していた電動夏子安置システムさんが一位と聞いてなるほどねという感じです。
上演順の影響もあるかもしれませんが、まあこの3本ならそう並べるよなあ、と。
実際面白かったですし、3団体とも流石という感じでした。
だからこそ、他の方たちも指摘されているように、今回のようなホールではなく劇場で観たかったなー
演目の間に暗転挟むなりしっかり区切ってほしかったなーなどと思わずにはいられなかったというか。

ゴーストライターズ!!
企画演劇集団ボクラ団義
SPACE107(東京都)
2014/02/28 (金) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
絶妙
タイムマシーンの設定の勝利、って感じでしょうか!? なぜその時代に!?ってことの意味が解って、転がっていく展開、笑いもまじえての舞台、再演するだけのことはありますね! あの人とあの人が..... など、人間模様も含めて面白かったです!

農業系Rockミュージカル「いただきます!~歌舞伎町伝説~ 」
dramatic department
新宿FACE(東京都)
2014/03/20 (木) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
第一次産業なめんなよ
ステキなテーマの清く正しいミュージカル。イケメンの作業着姿もなかなかだったが、小松利昌の怪演、超笑った。

あやしい、人たち
劇団ハッピータイム
阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)
2014/03/21 (金) ~ 2014/03/23 (日)公演終了
満足度★★★
やっぱり!
宇宙人がやって来る!ハィ、こういう展開(現代では非現実的)は結末が想像でき、案の定そういうオチになった。それも早い段階で分かったから、興味が少し薄れた。もう少し最後の場面まで引っ張って…。
ストーリーには伏線を持たせ、演出も凝らせたつもりでしょうが、あまりにストレートな状況設定(非現実・妄想感覚)が裏目にでたようである。
演技はテンポが今ひとつ。アクションにしてもスピード感が乏しく、迫力に欠けたと思う。小空間ゆえに舞台スペースを広く、または奥行きあるように舞台設営・美術を凝らす工夫には好感が持てた。

スリアのにくの鏡
UDATSU
小劇場 楽園(東京都)
2014/03/20 (木) ~ 2014/03/23 (日)公演終了
満足度★★★
パロディが…
「不思議の国のアリス」パロディ…、さぁ不思議物体との戦いが始まる。アクションコメディ仕立てかな。それにしてはスピード感があまりなく、ストーリー展開もテンポが緩いかも。ストーリーは面白いと思うが、それにあった演技(熱演とは思うが)だったか、少し残念な気がする。
さて、本当に戦いを挑んだのか、実は心内面で受容することが必要だとのメッツセージを投げかけた?戦うシーンを見ながら哀しい感情を抱いてしまった、コメディ風なのに。