最新の観てきた!クチコミ一覧

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Clock Lock Travel Ravel

Clock Lock Travel Ravel

劇団森

早稲田大学学生会館(東京都)

2014/05/23 (金) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しかった!
二時間絶対楽しい時間が過ごせる!
ダンスも見ごたえあるし、話の展開もスムーズで退屈しない!
いろいろ回ったけどここが一番楽しかった!

つまらないけど、一年の私には大学説明が助かりました(笑)

七人みさき

七人みさき

シアターキューブリック

あうるすぽっと(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

とことん人生に食らいつく!「生きてたまるか!」
一つの芸術作品として、気品ある大変質の高い舞台を観せて頂きました☆

全編、どの場面を切り取っても、まるで絵画のように美しく、
役者の方が、ただ佇んでいても、
強い重力と存在感を感じさせる、
深層心理を光の中に浮き立たせるような
深みある作品でした☆

シアターキューブリックさんは、何と言っても、
登場人物の一人一人が、
まさにそこに生きている、身近な人間のように
生き生きと描き出されて行くところが特長です☆

今回も老若男女、身分の差無く、
全員がそれぞれの人生を力強く生き抜いていました!

それが本当に心に染みて、
生きる意欲を観客の心に植え付けてくださいました!

運命は、あまのじゃく。
「生きてたまるか!」と挑み来るものを生かすのなら、
尚のこと、
生きてたまるか!と、とことん人生に食らいついて行きたい☆




センチュリープラント。

センチュリープラント。

TAIYO MAGIC FILM

ウッディシアター中目黒(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

舞台っていいなぁ〜
前回公演に観にいけず、今回初の太陽マジック。
友達からここの劇団いいよと勧められていたので、安心して劇場へ。
う〜ん、いい意味で裏切られました。
いろいろ考えさせられる部分もあるし、うまくコトバになりません…。
日曜日までみたいなので、この舞台は友達に勧めたいし、舞台の凄さを認識しました。

1812

1812

ロデオ★座★ヘヴン

ワーサルシアター(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

モチーフとしてはよかったのですが。
 なじみが薄く分かりにくい民族問題をモチーフに分かりやすく描こうと臨まれいいところをついていたとは思うのですが、その反動でストーリー展開は冒険小説などでよく見られるパターンに落ち着いてしまい斬新さに欠け表面的になり戯曲の深みや構成力がやや弱くなってしまっていた点は少しもったいないような気もしました。
 いざその立場に置かれないとわからないという自分の想像力の欠如というか貧困さを改めて思い知らされた作品でもあったように思います。

ネタバレBOX

 次回は、十七戦地の柳井さんの脚本・演出の作品とのことで楽しみにしております。
幻想音楽劇 リア王 ―月と影の遠近法―

幻想音楽劇 リア王 ―月と影の遠近法―

演劇実験室◎万有引力

座・高円寺1(東京都)

2014/05/16 (金) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

初リア王
海外古典作品が苦手で、リア王を観るのは初めてでした。カタカナの名前がうまく覚えられないことは変わりませんでしたが、観劇後はふわふわととても心地よくて。他では見られない肉体表現や、座席や心がふるえる音楽の効果でしょうか。物語は苦しく悲しいものであるのに、なんとも不思議です。

料亭老松物語

料亭老松物語

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

世話物の最高峰
世話物の最高峰は、泣き笑い表現にある。今作で芝居屋は、その域に達した。同時に我々観客の鑑識眼をも高めてくれている。(追記2014.5.24)
 
 老松のお上、時江役、永井 利枝の壺を得た演技、小料理屋のお上役で時江の娘同然の美千代役の増田 恵美のこれまた入念な演技、前にも書いたことだが、この劇団の役者は若手も含め極めてレベルが高い。演劇通が安心して観ていられると評価するのは、この為だ。他、舞台美術の粋、借景のコンセプトを用いた舞台美術と老松の建築様式を述べた下りとの照応など、相変わらず隙の無い見事な作りだ。

ネタバレBOX

  少し具体例を挙げておこう。舞台は、最も奥に美千代の仕切る小料理屋が設えてあり、その手前は、老松のお上の部屋。暗転の間に港のコンクリート壁が据えられるシーンも入ってくる。
 小料理屋は、上手に出入り口があって、店に入ると直ぐ右手に貸し鉢の木が置いてあるが、植木鉢を隠すのはよしずだろう。観客席正面の上手には丸窓が切ってある。これは、角型の窓と異なり、作るのに大変高い技術を要する。この点だけを見ても、小料理屋の通な好みが推し量れる。無論、背景には三味線の音がし、美千代はどどいつなども心得る。下手奥のカウンターの壁には、桜の老樹が満開の姿で描かれ、華やいだ空気が感じられるのだが、その回りは、総て木目調で統一されている為、千利休が、高位の者をもてなす為に、一輪を除いて総ての花を取り去って、茶を供したという話等も想起させる。同時に、木目を象徴として見るならば、深い森にすら想像力は及ぶであろう。この小料理屋の作りが、老松の建築様式、鴬張りの長い渡り廊下を通って大広間へ出た時、その庭の彼方に広がる広大な太平洋と道東の街並みに対応し、当然のことながら海と山と空を借景とする見事なパノラマを形成するのである。
 北海道の雄大な自然をこのようなセットで想像的に再現する中で、物語は展開してゆくのだが、芝居屋の役者の優れている所は、役者個々人が、常に演出の言いなりになるのではなく、役者一人一人が、新たな表現を追求している点にある。役を本当に生きようとしているから役に血が通い、活きているのである。座長の増田さんご自身がおっしゃっていたことで言えば、間という言葉一つにしても、それが意味する所は、「内なる言葉」ということではないだろうか? 自分は、この言葉を伺って、納得してしまった。
 今回、劇場入り口には出演者の顔写真が貼られている。自分達が責任をもって努めます、という挨拶であると同時に、役中、どの人物が誰を演じているか、確認して頂くも良し、お披露目ととって頂くもよろしかろう。兎に角、通って頂きたい舞台である。
料亭老松物語

料亭老松物語

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

やさしさ、思いやり・・・。
こんな気持ちを皆が持ち続ければ、きっと良い世の中になるのだろうと芝居屋の舞台を拝見するといつも思うのである。
脚本、舞台セット、衣装、音楽、役者陣の細部に拘る演技すべてに納得させられる大好きな劇団のひとつです。

ネタバレBOX

特にラストシーンの霧がはれ、抱き合う時江と富田のふたりの陰で涙ぐむ美千代には、いろんな思いがあるのだろう。心打たれました。テレビや映画では、全体がみられない舞台ならではシーンだと思います。
東からの雨

東からの雨

レティクル座

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/05/22 (木) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

まだ早い
半生記仕立てにするにはまだ早過ぎるような気がしました。

ネタバレBOX

演劇を目指す男の1990年から2013年頃までを描いた半生記。

人生において今が一番年取っているわけで理解はできますが、まだ演劇やっているんだと照れ笑いするには若過ぎます。演劇を続けるか、やめるかで悩むであろう30歳前後にもう一度作ってほしいと思いました。

震災の跡地を訪れるシーンは、何気ない風景描写ですが迫ってくるものがありました。

同級生の女子とのツーショットは、赤ちゃんを産んだ大人の女性と、まだまだ地に足がついていない子供の男性という感じが表現されていて素晴らしかったです。無言が様になる素敵なシーンでした。
お願いだから殴らないで

お願いだから殴らないで

MacGuffins

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/05/20 (火) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

ザワザワ
奥が深いのか深くないのか、どっちもー。

ネタバレBOX

7億円という優勝賞金をちらつかせ、真のゲーム参加者が夢と希望を失くしたような人たちをスカウトしてトーナメントゲームをやらせる究極の遊びに参加した男の悲哀。

覆面レスラーだから殴らないでかと思ったらピコピコハンマー、叩かないでが正解でした。しかしその後、武器はピコピコハンマーから次第にエスカレートして、準決勝ではナイフ、決勝ではピストルになりました。

じゃんけんには絶対負けない男でした。決勝戦で息子と対峙したときに、試合後の幸せな家庭生活シーンに移行して、あれっハッピーエンドだったのかと一瞬思いましたが、銃弾が急所を外れ、また家族で食卓を囲むことができたらいいなと願った父のかすかな願望を描いたに過ぎず、現実は息子のために、家族のために負けてあげて死を選択するというザワザワ系ゲームの究極の結末でした。

がしかし、退職金を盗んだ泥棒、彼をスカウトした謎の男、息子の上司が全て同じ役者さんでした。偶然なのか、狙いなのか、故にあれこれ考えました。

退職金を現金にしたのは奥さんのちょっとした一言が原因ですから関係ないのかもしれませんが、息子の上司が真のゲーム参加者の金持ちで、彼をスカウトしただけではなく息子もスカウトしていたのではないか、そして父親の方に覆面を被せることで息子に父親と分からないようにして真剣勝負させるように用意周到に仕組んだのではないかと思ってしまいました。

団欒シーンの息子の表情も微妙でした。

決勝まで行くくらいですから実は息子にも遺伝によってじゃんけんに負けない能力が身に付いていたのかもしれません。そうなると父親は本当に負けてあげたのだろうかも疑わしくなります。父親が、じゃんけんに勝って急所を外して撃とうとしたにも拘らず息子の能力が勝り、このような結果になってしまったのではないかとも考えました。
ガーデンgarden

ガーデンgarden

オフィスコットーネ

吉祥寺シアター(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/26 (月)公演終了

満足度★★★

ネタばれ
ネタばれ

ネタバレBOX

【ガーデン・garden】を観賞。

郊外のガソリンスタンドでの話。
そこで働く従業員、やる気のない店長、そこに出入りしているキャバ嬢、
訳ありの女とドラマらしいドラマもない普段のありふれた日常で展開していく物語!という触れ込みだったので、てっきり【ポツドール】の覗き見的なリアリズムか、【五反田団】の様な全く無駄だらけの展開か、はたまた【城山羊の会】の不条理たっぷりのドラマかと変なものを期待していたのが、作・田村孝裕(oneor8)だけあって、そこまで非日常的ではなく、まっとうな日常的なドラマであったようだ。

おおむね展開らしい展開はなく、スタンドで働く従業員を通して、各々の過去や未来への苦悩や悩みを描いている。
今作の良いところは、展開の殆どが登場人物の日常の無駄な会話だらけなのだが、その一瞬のちょっとした一言がその人物の抱えている問題を提起している辺りが魅力であろう。それも決して象徴的に描くのではなく、ほんの僅かな隙間を狙っているのが今作の戯曲の良さではないのだろうか。
流石、田村孝裕というところか?





日の出銀行のW杯

日の出銀行のW杯

ZIPANGU Stage

萬劇場(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

W杯
実はみんなサッカー好きもきらいも、Wカップに盛り上がってしまうんだという内容展開が非常に面白かったです。

日本人のお祭り好きがそうさせるのか・・・・・

本田支店長の熱演と専務のさりげないサッカー解説が非常によい演出だったとおもいます。

1812

1812

ロデオ★座★ヘヴン

ワーサルシアター(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

見て良かった
映像・美術・衣装などビジュアル面への工夫が行き届いており、クオリティの高さを感じました。
内容や表現に関しても、無暗にギャグを入れることもなく、かといって重すぎもしない適切な温度感だったと思います。
個人的な好みを言えば、もう少しテーマへの言及が表に出てきたら良かったかなとは思いますが、十分見て良かったと感じました。

鬼泪-キルイ-

鬼泪-キルイ-

ELEGY KING STORE

TACCS1179(東京都)

2014/05/21 (水) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーとハホリー☆
(^^)/木曜の昼、下落合で
[劇団鴉霞]の、
【鬼泪(キルイ)】を観てきました☆
面白かったです。
古代歴史スペクタクル!
殺陣はものスゴイし、
心の弱さの描き方も秀逸♪
異説桃太郎を深く楽しむため、
温羅伝説、吉備津彦神社、
崇神天皇、御間城姫、
四道将軍を調べるとGOOD♪
観劇日記をブログに書きました。

ほとばしる感情論~顔と心とお金の話~

ほとばしる感情論~顔と心とお金の話~

かわいいコンビニ店員 飯田さん

高田馬場ラビネスト(東京都)

2014/05/22 (木) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

柔と剛を使い分けた舞台
5/22(木) 19:30の回観劇。
短編が4本披露されるが、4本ともタイプの違う話で、合計2時間という時間をあまり感じずに観れた。勢いと熱量で押し切るものもあれば、淡々と人と人とのすれ違いを見せる舞台もあり、パワーとテクニック、柔と剛を巧みに使い分けている印象。
タイプが違うと言っても根底にあるものは同じで、「抑圧された精神の解放」であると思う。非日常的な状況の中で限界まで追いつめられた時、人は普段言えない事を言ってしまう。やらない事をやってしまう。そんな人間の滑稽さを、優しい目線で描いている脚本がとても素敵。
次も観たいと思える舞台だった。

10978日目の鏡

10978日目の鏡

おちないリンゴ

小劇場 楽園(東京都)

2014/05/22 (木) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

女の誕生日
30歳の誕生日は、うるう年を入れると生まれてから10978日目になるのだという。
積み重ねた10978日のてっぺんで大揺れに揺れるひとりの女性の1日を
5つのエピソードで見せる構成が巧い。
肯定と否定をくり返し、焦ったり開き直ったり、闘ったり疲れ切ったり、
それでも人は生きて行くという視点が優しく、赤裸々な台詞とのバランスが良い。
最後のエピソードは、まとめに入ったような説明調になった感があり、ちょっと残念。
やはりテンポ良く息の合った台詞の応酬が、この作品の最大の魅力。

ネタバレBOX

白いボックスが10個ほど置かれた舞台。
壁際のタンスの引き出しからは色とりどりの服がきちんとしまわれずにぶら下がっている。

エピソード1「ベッドにて」 作・黒川陽子
ベッドで男に不満をぶつける女。
「この1週間毎晩誘ってるのに、あなたはちっともその気になってくれないじゃない!」
セックスレスの話かと思っていると、やがてこの男が女の妄想によって創り出された
「眠り」であることが解って来る。
彼女はこの1週間不眠に悩まされており、その原因を「眠り」を司る彼のせいにしている。
2人の関係の種明かしの前後でニュアンスが変わってくる台詞が面白い。
「眠り」役の柳澤有毅さん、清潔で真摯なキャラが活かされているが
もっと色気が出たらさらに面白くなると思う。

エピソード2「1DKの冒険」 作・坂本鈴
片づかない部屋に住む女に、モノたちが反乱を起こす。
「お茶が飲みたいならシンクにいっぱいのカップを洗え~!」
「英会話教材、ダイエットグッズ、とりあえずまた押し入れに入れるのかぁ~!」
って調子で仮面ライダーとショッカーみたいに何とか光線で闘いを繰り広げる。
片づけなくてもこのままでいいのだ、と囁く悪の魔王(渋谷崇博)がまた素敵。
このヒーローショーのような展開が可笑しくて客席から笑いが絶えなかった。
最後は“明日、いつか、と言いつつ何もしない自分を認め、諦めて捨てる”という
結論に達したこの家の主が勝つ、という話。
努力し学び向上するはず、と自分に期待しては挫折する心理の描き方が秀逸。

エピソード3「脳内女子会」 作・坂本鈴
以前振った男が参加する飲み会に行くかどうか返事をためらいながら
エロ・アプリのヒカルくんをオカズに一人エッチをする女の脳内を描く。
この女5人による姦しい脳内発言が赤裸々で大変面白かった。
もう現実の男なんて要らないとか、たぶん向こうはまだ好きなんだとか、
傷つきたくないなら行かなければいい、
いやヒカル君が本命なら浮気として行けばいい…。
かくして女は、都合のよい解釈全開で出かけるのであった。

エピソード4「てのひらマクベス」 作・黒川陽子
きれいはきたない、きたないはきれい…とマクベスのセリフをふんだんに織り込み
かつての英会話仲間との飲み会に参加した女が現実に打ちのめされる顛末を描く。
5年前自分に告白した男を「夢ばかり追っている」と見下して振ったが
今やその男は、夢を実現して海外進出を果たすことになった。
職場の後輩は資格を取ってあこがれの部署に異動する夢に一歩近づく。
翻って自分はどうだ?通訳になる夢はどうなった?自分は何をしている?
愕然として自己を深く見つめ直すのに、大仰なマクベスの台詞がとても効果的。
劇的な表現と小さな自分とのギャップがやたら可笑しい。

エピソード5「10978日目の鏡」 作・黒川陽子
人は、自分に期待して初めて夢を持てるのだ、
問題は夢破れた期待外れの自分をどうするかだ。
かつて上から目線で振った男が既に結婚していると知った女は
ぐったり疲れて帰宅する。
財布の中のレシートもアプリの履歴も、全ては自分を映し出す鏡だ。
私たちは毎日自分自身と向き合い、その情けない姿を見せつけられている。
「そういう自分を認めることが課題だ」と女は日記に書いて、誕生日の1日を終えた…。

30歳の誕生日を迎えた女の1日を5つのエピソードでつなぐ構成が良い。
ひとりの女を複数の役者が演じ、微妙な30歳という年齢の女性の心理を
様々な側面から見つめている。
1時間50分でエピソード5本という長さの割に台詞量が多く役者さんは大変だろう。
初日の硬さと台詞に詰るシーンがいくつかあったが
こなれて来たらもっと面白くなると思う。

最後のエピソードは少しスタイルが違って説明的になった。
それまでに十分彼女の内面の葛藤は描かれていたと思う。
総集編みたいにしなくても、日記を書いて1日が終わっても良かった気がする。

年代によって抱える葛藤や向き合う現実が違ってくるから
“女の誕生日シリーズ”もまた面白いだろうなあと思った。

鬼火-とこしえのうた

鬼火-とこしえのうた

劇団演奏舞台

演奏舞台アトリエ・九段下GEKIBA(東京都)

2014/05/16 (金) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

結果論としての1939。ヒロインの純白な演技は断絶である

『劇団演奏舞台』は1970年安保闘争の流れを受けた、「常に権力の外にいる」劇団である。


まるで異次元にテレポートしたかのような小劇場 原体験。毎回、魂を入れ込んだ演技に、「ゲキバンド」のエレキ・ギターを弾く効果音がそのメリハリを後方支援する。


観劇しずらい劇場構造ではあった。長方形のベンチ・タイプには麻のクッションが備え付けられおり快適だ。
しかし、『鬼火』の作品は腰を下ろしてのシーンが占めるため、役者が「視界の外」であった観客も多く、劇場構造のユニバーサル・デザイン化が要求されそうだ。



「集団自衛権」の閣議決定がクローズ・アップされつつあるが、同時に、「国民投票法」の有権者年齢が18歳に引き下がるニュース・インパクトも注視しよう。

一般論として「憲法改正派」からすれば、「右傾化」の若年層を吸収したい。そういう意図がある。



舞台『鬼火』。時代設定は旧満州へ地方の国民が移住していく1939年だ。当時、政府は農民に対し、「日本は土地が狭いけど、大陸に渡れば農地を所有できますよ」を宣伝。台湾へ渡った移住者が都市労働者中心だったとすれば、後の満州移住は地方農民中心である。


以下、慶応義塾大学法学部 研究会の満州移民に関する論文から引用したい。

【(略)『拓け満蒙』、『新満洲』、『開拓』に分けて、それぞれの雑誌の紹介を行
い、いかなる編集方針のもとに移民宣伝が行われたかを分析する18)。 『拓け満蒙』は、昭和1年4月~昭和14年3月まで発刊された月刊誌であり19)、
価格は15銭、頁数は創刊号が20頁であったが、徐々に増頁され昭和13年初め頃か ら約60頁となった。

創刊号において、「本誌は都会に於る知識階級の人々にも十分の熟読を希望す るが更に又た田舎の農村青年諸君には是非一人残らず読んで頂くことを希望」20) するとされているように、主たる読者層は農村の青年と都市の知識人であった。 満洲への主たる移民者層が地方の農民であったことと、満洲開拓政策が悲観的に 見られていたことが背景となり、こうした読者層が想定されたのである。】(昭和戦中期における満洲移民奨励施策の一考察 ――移民宣伝誌を通じてみた満洲イメージとその変容――
山畑 翔平 玉井研究会4年 )



この近現代の史実を受け、今度は舞台『鬼火』の台詞を紐解きたい。



「若者の手で、新しい国がつくれるんだ」


これは村の青年 ・孝(森田 隆義)が、許嫁へ 満州移住を説得する際に発した希望メッセージである。
「領土拡張主義」を暴力の面から描くのではなく、「満州へ行けば自動車会社を経営できる!」という明朗な 、好奇心を爽やかに訴える演技は、どうにも恥ずかしい。
余談だが、松下幸之助は 形を変えた「領土拡張主義者」である。
その思想体系が1976年に出版した『新国土創成論』(PHP研究所)だろう。
元厚木市職員・松下政経塾 出身で、現在はシンクタンクの運営を務める片山 清宏 氏がわかりやすく解説している。

 【『新国土創成論』は、200年間にわたって理想の日本国土を創成しようという提言の書である。「諸悪の根源は国土の狭さにある」としたこの提言は、日本の国土の約70%を占める山岳森林地帯のうち、20%を開発整備するとともに、山岳森林地帯をならした分の土砂で海を埋め立てることで、計15万平方キロメートルの有効可住国土を新たに生み出し、現在の有効可住国土を倍増させ、住みよい理想的な国土にしていこうという壮大な計画である。】(「環境創造国家 日本」~『新国土創成論』に基づく国家百年の大計~
片山清宏/卒塾生)




1980年代、東京都23区上空に成層圏へ至るまで人類の生活拠点を建設する「ラピュタ構想」が発表された。早稲田大学教授の建築研究室が 草案を記した構想。SF雑誌の特集ページではない。


ただ、松下の「新国土創成論」も、200年間かけ、日本青年を総動員し、国民が住める土地面積を15万㎢造設する というトンデモである。東京ドームに換算すれば320820個分の広大さ。佐渡島に換算すれば157島分だ。日本列島に都道府県単位が新たに三つ画定できるほどの面積と考えればよい。(計算中にトンデモを確信した)

この「新国土創成論」の脆弱なところは、第一に日本の自然を広域にダンプカーの踏み場にしてしまう「環境破壊」、第二に70年代には すでに予測されていた「人口減少」をデータベースから かなり排除した点であろう。
松下が1979年に開講した「松下政経塾」財閥系の政治家が いわゆる反東アジア外交派と呼ばれる理由こそ「新国土創成論」の影響だ。

たしかに松下によれば、アジア進出の反省が「新国土創成論」らしい。しかし、「日本は土地が狭いけど、拡張すれば あなたも一軒家 所有できますよ」という思想は、満州移民(領土拡張主義)の宣伝と同一ではないか。

そこに、私は財閥系政治家の若く、清新だけど、反東アジア外交政治スタンスであるバッグ・ボーンを読む。

ネタバレBOX

舞台『鬼火』は その「怨念」が幻想的である。また、恐怖心を混在しながら漂う、断絶した農村でもある。

まるで「お化け屋敷」のような 1秒間、2秒間の「ゾッとする」シーンは、1939年から断絶した農村における残像だろう。



『劇団演奏舞台』看板女優の文月 一花は若い姉の役柄である。
その演技が わざとらしく、むしろ後の大日本国防婦人会が プロパガンダする「良妻賢母」だったことは 皮肉かもしれない。

しかし、「父さんは なぜ死ななきゃいけなかったの」という文月は、人類に共通するエネルギーが あった。疑問を持ったから《?》形式。
それは 文字通りなのだが、論理だとか、理論だとか、思想だとか、アナロジーだとか、そうした枠組みを無視する真っ白な《?》であり、ついつい泣きそうになった。
あなたがもしもを選んだあとで

あなたがもしもを選んだあとで

Moratorium Pants(モラパン)

新宿眼科画廊(東京都)

2014/05/16 (金) ~ 2014/05/28 (水)公演終了

満足度★★★★

両バージョン観劇
女の子バージョン→男の子バージョンで観劇。
ワンバージョンでも十分物語として成り立っているが、両バージョン観ることによりより世界観が広がる感じ。ただ、見た順番や共感度にもよるが、個人的には女の子が主役の物語と感じた部分もなきにしもあらずだったかな。
面白かったです。

ネタバレBOX

マルチエンディング、女の子バージョンはどちらの彼と歩んでいくのか、男の子バージョンは仕事?としてどちらの道に進むのかと、バージョンによって選択肢をガラリとかえてます。
なお、選択に関しては選ばれた(基本は立候補制)観客が、好きなほうを選ぶ手法となっていました。
インディとジョーンズの冒険第二弾!「帝国陸軍と不老不死伝説!」

インディとジョーンズの冒険第二弾!「帝国陸軍と不老不死伝説!」

平熱43度

萬劇場(東京都)

2014/04/09 (水) ~ 2014/04/13 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった
タイトルからあの作品を想像させる物語かと思っていたが、核となる物語はそう感じながらも、しっかりとした作品になってた。また、素手でのアクション、ここまでやるかーなアクションでした。面白かった。

時空計画

時空計画

東京ハイビーム

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/04/08 (火) ~ 2014/04/14 (月)公演終了

満足度★★★★

構成はなかなか
脱出ゲームで話が進んで行くかと思いきや、サスペンス的な話になり、そしてSF的な話と、いろいろな要素が盛り込まれており、話の構成はなかなかうまい感じでした。脱出ゲーム開催目的はあれを探しだすのはわかるが、元々一方は判明してたように思ったので、開催する必要はなかったのでは?(台詞とかを聞きもらしてる?)後、もう一方のチームあれなら必要なかったような?でも、なかなかには面白かったです。

POLYMPIC TOKYO!

POLYMPIC TOKYO!

天才劇団バカバッカ

吉祥寺シアター(東京都)

2014/04/09 (水) ~ 2014/04/13 (日)公演終了

満足度★★★

中盤以降は面白かった
前半ちょっと物語が動かない(見えてこない)感じで進んでいったが(世界観があまり見えなかった)、中盤イロイロ動き出して(見えだして)からは面白かった。また、劇中出てくる台詞にもイロイロ感じされられるモノがあった。

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