モチーフとしてはよかったのですが。 なじみが薄く分かりにくい民族問題をモチーフに分かりやすく描こうと臨まれいいところをついていたとは思うのですが、その反動でストーリー展開は冒険小説などでよく見られるパターンに落ち着いてしまい斬新さに欠け表面的になり戯曲の深みや構成力がやや弱くなってしまっていた点は少しもったいないような気もしました。 いざその立場に置かれないとわからないという自分の想像力の欠如というか貧困さを改めて思い知らされた作品でもあったように思います。
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2014/05/23 17:05
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