痒み
On7
シアター711(東京都)
2014/03/25 (火) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
七人十色
飛び出した世界観とオーバーアクトが実はダイレクトに現実味を伝えてくれた爽快感!笑いとばしながら、じっとり人間のある本質を覗き見させてもらいました。
脚本演出美術照明音響、そして、熱演ではない7人の迸る熱量に拍手!
裏の裏の裏は裏
劇団925
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2014/03/28 (金) ~ 2014/03/31 (月)公演終了
満足度★★★★
題名にピッタリな3作品
雰囲気が違う3作品 それぞれ最後は、温かい 裏の裏の裏は裏 題名にピッタリな3作品 面白かった。
ネタバレBOX
雰囲気が違う3作品 それぞれ最後は、温かい 裏の裏の裏は裏 題名にピッタリな3作品 面白かった。
「市ノ瀬薫子の特殊なお仕事」
テーブルに 椅子向かい合わせに3脚ずつ 6脚 短辺に1脚
占い 最悪 ラッキーアイテム書き出して おすすめの・・・・ 野崎さん 占い やぎ座 モニター見て 自然な恰好? 万引き保安院 泥岩君 わかる 衝撃的よ 見た時 ちょっとずれている けど ただ ずれている。 明日は、 今すぐ!! // 終わりましたか 24分 どうするの やめさせるの 黒岩さん休憩ちゃんととってね 外してほしいのに伝わらない。 ブログに書かれてツイッターで拡散 ハー仕事に戻ります。 辞めるんじゃない 元の職場に戻せばいい 市ノ瀬さんが、万引きを捕まえた。これでもダメ ダメです。 市ノ瀬さんには、保安院はやめてもらいます。 納得がいかない もう一度警備員と私の手つだって ブログに写真
町山さんも写ってる。 やらせが ばれてた 町田さんいい人よ 今日のお勧めは・・・
市ノ瀬さんがなりたかった万引きGメン 保安院 捕まえられない 周りの人たちの優しい気持ち 冷たく見える町山さんさんは、ほんとは、優しい。ほのぼのとしたお芝居。
「インカム」 作=中野 守(中野劇団)
ここまでやる必要があるの 協力 楽しんでるだけ? 押してあげてる 突き落としてる、 現れない 彼女は俺を2枚目と思っている 会ってしまったら・・・ 合わない方がいい メールを続ける方が・・・ オエー(吐き気) その時は私がメールの相手になってあげる いるか!! // あのー ツカサです 天童貞治さん? ピンポン注文? 急いでメニューを探す ツカサ 早い!! ・・・・・決まりました では ロースカツ ネットで初めて ステキ コーヒーホット2つ どんな人・・・ ほっとしました タイプ? 誠実 優しい 話聞いてくれる人 天然な人、たいがい養殖なんです インカム 付き合った事は? 少ないです ・・・ 先生 ネタになりそうです そっちもインカム 塩瀬司 ネタ探し メールは私 サトミさんは、出版社の担当です メール観て笑ってた? いいですか 部外者です!! 童貞の小説 書けない サトミさんが返信 指示棒で指す 手ではたく 指す そらす よける (おもしろい) // モトコがOK ついていけない 部外者:司さんが書けない 司さんにとって小説のネタ 私は興味が出て自分で、 私も・・・ 相川さんのせいと? くわもとつかさ オレ天童 オレ ロン毛 観察日記つけられた 天童素子 同級生弟と結婚 一つ提案 二人だけで 話をしたら がんばってください。 天童さんコーヒー2つ その前に 童貞 オレが童貞ってどうして? うふふふふ・・・・。
観察日記をつけられて トラウマ 女性と話せない 童貞 ネットで やっとであった 話せた また からかわれている ネタにされている 相手が司とわかると ドモッテいた会話が男らしく普通に話せた 実は想いあっていた 童貞で追い込み 笑いに ほかでも十分面白いのに 最後まで、やっと二人の誤解が解けて想いあえるその時にも 最後もなんでわかった童貞 最後の最後まで 面白い!!
「お通夜ノムコウ」 作=坂田大地(劇団そとばこまち)
あーー あーー 先輩 わかりますか わかります? 静かな時 こんな時・・・・ 動いたのよ ぬるっと 大きな声で お坊さんも驚いてカツラずれた もう かたずけるの手伝って (紫の光)あれ フーーン (上から下へ)あーコワイ コワイ ニュッと あー見たんです 、死んで49時間は回りをふわりふわり うわっ ズラずれる おまけの49時間 気が楽になった おばさん 2か月 また再発 あんたに教えるなって 幽霊どっちに消えた? 先輩大丈夫 新しい能力 ・・・・ 棺にいない!! どういう事 もういいわ だましててごめん 嘘ばかりでもない もう少しで死ぬ それはホント? 自分の葬式 どんな人がどんな顔か見たくて でも棺の中 見えなかった。 一流の女優だったら 最後にけじめ・・・ 言えるわけないでしょ 私21の頃はもっと上手かった 明日の晴れ舞台 きっちりみせてね おばさん、 天国はいつでも待ってるよ その時がいづれくるまで // カン カン カン カーーン・・・ 本日は、私 クニコの式に 女優 クニコは、旅立ちます 姪の伊予が引き継ぎます 千秋楽が終わったと まことに ありがとうございました。 // あーあ 本当に行っちゃったなクニコさん あれ本当に芝居?(姪が実の子 姪も知っていた) とにかく 特等席 カワイクニコ 伊予 カワイイヨ・・・
どこまでがホント ウソ ウソの葬儀 その後すぐホントの葬儀 ホントはどっち 姪 娘 ホントはどっち 面白かった。
佐東利穂子ソロ公演 『パフューム°R』
KARAS
KARAS APPARATUS(東京都)
2014/04/07 (月) ~ 2014/04/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1063(14-102)
20:00の回(晴)。19:30受付、B1スタジオで待機、19:56B2の会場へ。
此処は初めて、クッション(2枚)のひな壇、高床の舞台、2列目に。20:03前説(アナウンス)、開演~20:56終演、勅使川原さん、佐東さんのトーク、21:05終演。
「パフューム°R」、チラシの「赤い」瓶をイメージしているのか正面に「赤い」模様が闇に浮かび佐東さんは漂うように動きます、琥珀色のウィスキーが揺れるように、雲が漂うように、朝霧がたなびくように、抑えた照明で表情はあまり見えませんが、上方から射す照明に肩や腕が映え、シルエットとカラダが暗と明、境を分け幻想的でした。
勅使川原さんはよくお名前をみるのですが、今夜が(トークですが)初めて、佐東さんも初めて。21日の週に「鏡と音楽」の公演があるので、日程がよければ観に来たいと思います。
アダムス・ファミリー
パルコ・プロデュース
青山劇場(東京都)
2014/04/07 (月) ~ 2014/04/20 (日)公演終了
満足度★★★★
予想外に素敵なさとしゴメス
昔、映画を観た記憶はあるのですが、こんなにハートフルなストーリーだったっけ?というのが第一印象でした。
映画では、ちっとも素敵な記憶がないんですが、主役のゴメスが素敵過ぎ!
ダンディで、家族思いで、哀愁もあったりするパパで、見た目も、すこぶる素敵なので、相手役の真琴つばささんが、「さとしさんに、レッド・バトラーを是非やってほしい」なんてことまでおっしゃる程。
迷っていらっしゃる、さとしファンの方、今すぐ青山へ!(笑い)
昆さんのウェンズデーも、意外な適役!今井さんのフェスター叔父さんも、愛嬌あるし、鷲尾さんのおばあちゃんも可愛いし、執事ラーチも、弟パグスリーのキャラクターも魅力的。
モーティシアの真琴さんは、映画からそのまま抜け出して来たかのように、雰囲気がピッタリ!
ファミリーのご先祖様達のアンサンブルメンバーの八面六臂の活躍も楽しいし、視覚、聴覚共に、しばし、現実を忘れさせてくれる、憂さ晴らしに絶好の舞台でした。
今日の公演は、コスプレ企画だったそうで、客席の観客も、アダムスファミリーの一員として参加したのだと思いますが、きっと壮観だったでしょうね。
ネタバレBOX
ゴメスの歌がかなりあるので、橋本さとしさんの見せ場は、盛りだくさんでした。
特に、後半のソロナンバー、ファミリーのご先祖様達が、ボードを持って、ゴメスの歌唱に応じて、変幻自在に、バックを飾る演出は、エンタメの王道といった感じの、見た目にも楽しい場面でした。
友近さんは、この日は、舞台前に、テレビの生放送があったそうで、演技にやや心ここにあらずの雰囲気が感じられたのは残念でした。
アリスになりきった友近さんをもう一度拝見したいなと思います。
さとしさんは、ずっと素敵だっただけに、ラストで、真琴さんとタップを踊るシーンだけは、やはり、本職の真琴さんにお株を奪われていて、男性としてのリードが完璧にはならなかったのは、ちょっとばかり惜しい!と思わずにはいられませんでした。
アフタートークで、さとしさんのゴメスの心理分析を伺って、目から鱗。そういう解釈で観ると、この舞台、更に深い!
次回拝見する時は、ゴメスの孤独を感じながら、新たな視点で、観てみたいと思います。
時々は、水辺の家で
monophonic orchestra
新宿眼科画廊(東京都)
2013/12/16 (月) ~ 2013/12/25 (水)公演終了
満足度★★★★★
24日にリピートも
ほぼ着席ままのオーソドックスな「朗読劇」で、場毎に座る位置を替えるスタイルながら衣裳が演ずる風なのでイメージがわき易い。
基本的にはユーモラスな中、終盤で親子ネタでホロリとさせるズルさ(笑)もあって好きだなぁ。
ツレがウヨになりまして
笑の内閣
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/12/19 (木) ~ 2013/12/22 (日)公演終了
満足度★★★★
落とし処が巧い
若干ライトではあるかと思うがネトウヨのオカしさ(難癖のつけ方とか)を中心ににラブコメ要素やあれやこれやのパロディも盛り込んで愉快。
また、「正しい愛し方」を示して締めくくるのが上手い。
大人の麦茶の朗読の時間 「DAY IN A SUN~一日だけ日の目を見る日~」
大人の麦茶
紀伊國屋ホール(東京都)
2014/04/03 (木) ~ 2014/04/08 (火)公演終了
天月-あまつき-美声力!この回でよかった
フィギュア・スケートは「オペラ」に似ている。
テノール歌手・秋川雅史 さんは スケーターが氷上でトリプルアクセルするテレビ中継を観ると、歌い手として「ハラハラ」心配するらしい。
「オペラって、“見せ場”は最後の最後に あるんです。
オペラを鑑賞された方は分かるかもしれませんが、それは一番、高い音域です。
しかし、歌い手は それまでに体力を消耗し切っているため、高い音域は辛い。それがオペラの美学といえます」
「フィギュア・スケートを観ますとね、最後の最後にトリプルアクセルなどの 最も難易度が高い技を披露しなければならないんです。
これが“共通点”ですよ」
2月14日、鎌倉芸術館で開催された『秋川雅史コンサートツアー ~夢の架け橋~に』を拝見させて頂いたが、当時はソチ冬季五輪の真っ最中。夜更かしされたのか、風邪が治りかけの秋川さんは鼻声ながらに語った。
フィギュア・スケートは「技術点」「芸術点」の合計得点に基づく競技である。
課題曲すら判定に影響する競技ゆえ、スポーツなのか疑問視する声も存在するが、リンク全体に漂う張りつめる空気を屈せず、秋川さんのいう“見せ場”を披露する選手たちには「シュー」の面影がない。
「朗読劇」は 演劇に比べればランクが低いものだと考えていた。
それは、『劇団EXILE』が青山劇場で行った その番外公演と題し、「新宿シアターモリエール」にて「朗読劇」を開催するという情報で確信したのだった。
劇団からすると人気劇場ではあるものの、稽古期間を設けることの叶わないEXILEメンバーだから、費用対効果、観客側の期待度、商業的インパクトを算出した結果、「新宿シアターモリエール」に設定したのだろう。チケット料金も安価である。
ところが、そうした「朗読劇」に対する考えを変えてしまった公演こそ劇団麦茶『DAY IN A SUN』であった。
先ほどのフィギュア・スケートと関連するが、何というか、じっくり、リラックスしたまま、余韻を同時に感じることのできる、これは「ショー」だ。
ネタバレBOX
一部二部に分かれた朗読劇。
一部は少年「僕」(天月-あまつき-)=〔あらすじでは小学生だが、中学生設定だった〕と家庭教師「ユイコ先生」(清水ゆみ)、「兄ちゃん」(並木秀介)の話である。
これは胸を熱くさせた。
何より、声優 天月-あまつき-が放つ声色に癒された。その心象に寄り添う朗読だ。
決め台詞「ですよね!」が 天月-あまつき-から飛行するたび、私たちは全員彼の 乗客になる。
清水ゆみ が朗読した「ユイコ先生」は 偶像化しえるキラメキだった。
二部は不愉快だ。
6年後、なぜか政治活動とか、フィギュアスケート国際大会の話題がのぼる。どうもリアリティに欠ける展開。
天月-あまつき-の声色も、20歳の男子だとすれば、一部との「違い」を強調するべきであった。
14歳時点で「かわいい系男子」は不具合ないが、大人年齢にもかかわらず、「ユイコ先生」との男女観が 霧に覆われてしまう声である。これは残念だ。
一部だけで完結させるか、二部を一部ラストに圧縮させては どうか。
新任教師
シアターノーチラス
シアター711(東京都)
2014/04/09 (水) ~ 2014/04/13 (日)公演終了
満足度★★★★
この悪党め!!
☆4.3
シンプルな舞台装置ながら、俳優陣の演技が楽しめる。とても丁寧な作りのミステリーだと思います。
ネタバレBOX
どいつもこいつも悪党ばかり、・・・・・やれやれ。
果たして、楽日に向けてよりメリハリが効いて徐々に娯楽性が高まっていくのか、脚本はよく出来ていると思います。
グローブ・ジャングル
虚構の劇団
座・高円寺1(東京都)
2014/04/04 (金) ~ 2014/04/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
千変万化
リアリズム演劇には作り出しえない、千変万化の劇世界を堪能。
それでいて題材はリアル。
汎ネット時代の「現実」が生み出す切実な諸問題は、もはや写実的リアリズムでは描きえないのかもしれないと本作を観て強く感じた。
本作では根本宗子さんが自分の劇団ではまずやらないハジけた役を演じていて、その滅多に見られない素っ頓狂な演技も併せて楽しみました。
ネタバレBOX
死にたい者にしか見えない幽霊(小沢道成)と親しくていた女の子(小野川晶)の目に幽霊が見えなくなるラストシーンが胸に迫った。
ネットで叩かれ世の中に絶望していた女の子が生きる希望を取り戻すめでたいシーンのはずなのに、幽霊との交流が断たれるのかと思うとなんとも切ない。。
しかし彼女の今後の人生の中で、幽霊はまた現れたり消えたりを繰り返すはず。すなわち彼女は、今後も生と死の間を揺れ動きながら生きていくはず。
それが人間の健全な有りようというものだろう。
それにしても、小野川晶さんの役者としての成長ぶりにはびっくり。その姿を拝見したのは『ハッシャ・バイ』以来だったが、生来の可愛さに緩急自在な演技力と華が加わり、時に大胆、時に細やかな豊かな演技に見入ってしまった。
痒み
On7
シアター711(東京都)
2014/03/25 (火) ~ 2014/03/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
On7初観劇です!
最初から驚きっぱなしでした。
とても刺激になりました。
演者の方々の一生懸命さにノックアウトされました。
また是非見たいと思います。
英霊だヨ!全員集合
劇団東京ミルクホール
SPACE107(東京都)
2014/04/02 (水) ~ 2014/04/06 (日)公演終了
満足度★★★★
またね!
今回、このコメントを書くために、このサイトに登録しました。
久々の『東京ミルクホール』。
硬派な面もあったり、
コメディー要素120%だっだり、
日本舞踊をお踊ってみたり、
スゴく大真面目にふざけてみたり(語弊があるかも)、
(大胆にも)政治を皮肉ってみたり、
体を張ってみたり、
今回もまた、各種テンコ盛りの公演でした。
『好きなこと』を『仕事』にするのは、大変なことだと思う。
10年続けてきた、彼らの劇団も、今回で見納めとのこと。
個人的には、毎回パワーをもらってたので、
これで見納めは、本当に残念。
ただただ、毎日を、
真面目に…、時に楽しく…過ごすにはどうしたらいいか…。
そんな事を日々考えている私にとって、
『東京ミルクホール』は、必然的に共鳴する部分があったのだと思う。
笑わせてくれて、ありがとう。
劇団員の皆さん、客演の方々、スタッフの皆さん、
一先ずお疲れ様でした。
これからも、どこかで期待してしまう。
彼らの公演を。。。
またね!
ロボット
一番星ブラザーズ
銀座みゆき館劇場(東京都)
2014/04/08 (火) ~ 2014/04/13 (日)公演終了
満足度★★★★
観て良かった
初めての団体さんで、知合いが出てるからとかで観にいったのですが、内容も良く、役者達の演技も良くてロボットに見てえきましたよ。
なかなか目の付け所が良い脚本で飽きなくて考えさせられ、楽しめました。
4月定例公演 泣尼・屋島
国立劇場
国立能楽堂(東京都)
2014/04/09 (水) ~ 2014/04/09 (水)公演終了
満足度★★★★
定例公演
上演時間2時間40分、休憩1回。ほぼ客席が埋まっていた。狂言「泣尼」、能「屋島」のみの番組編成で、時間も値段も手ごろ。公演プログラムは有料で1か月分の公演が記載。各席に字幕画面があるので、初心者に敷居が低い。
三月花形歌舞伎
松竹
京都四條南座(京都府)
2014/03/02 (日) ~ 2014/03/26 (水)公演終了
満足度★★★★★
梅枝くん、すごい。
昼も夜も観ましたが、私は昼の部のほうが好みでした。
梅枝くんが上手すぎて怖い(笑)。この人の立女形をもっともっと観たいと思わされました。
「吹雪峠」はストーリーが興味深く、また、今の若手の俳優さんたちがこう演じるのか、というのも興味深かったです。
「与話情浮名横櫛」は菊之助さんの与三郎が意外にも似合っていました。
菊之助さんのほんわりした雰囲気が優しく、最後のハッピーエンドが微笑ましかったです。
いのうえ歌舞伎 「蒼の乱」
劇団☆新感線
東急シアターオーブ(東京都)
2014/03/27 (木) ~ 2014/04/26 (土)公演終了
満足度★★
残念
期待していきましたが、がっかり。
物語の展開、登場人物の行動に理解、共感できない部分が多すぎる。
最後まで観ても???納得できない。
それとキャストの良さが全然でてない。
特に天海さんとじゅんさんは本当にもったいない。
新感線の豪華な舞台、衣装、セット、ダンス、歌、出演者も大好きだが
今回は正直つまらなかった。
連日の満員御礼だけど満足した観客はどのくらいいるのだろう。
さいあい~シェイクスピア・レシピ~
tamagoPLIN
シアタートラム(東京都)
2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
大爆笑と発見。
難しい事をやっているんだか、やっていないんだか。
シンプルなのに深く、そしてきっともっと噛み砕き何度も観たくなる作品でした。
シェイクスピアは短いにない。でも野菜は身近にある。
共通しているのは”あい”。
改めてあいってなんだろうと考えさせられてしまいました。
あまりにも、奇想天外だったので、突っ込みどころ満載で、終止にやにやしてしまいました。
次回が楽しみです!!
朝劇「彼女は誰のもの?」【9月10月全話やります!土曜日増刊号も!】
朝劇
CAFE SALVADOR(千代田区丸の内 3 - 2 - 3 富士ビル1F) (東京都)
2014/04/01 (火) ~ 2014/10/21 (火)公演終了
満足度★★★★★
もぅ!最高~♪
朝劇第3弾,見てきた~ もう,始まる前からワクワク♪
始まったらずぅーっと笑ってた! お勧めですよ。
マニラ瑞穂記
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2014/04/03 (木) ~ 2014/04/20 (日)公演終了
満足度★★★★
政権が愛国強いる今、観ておきたいお芝居
期待どおり「いいお芝居観たー!」と大満足♪ 国立の劇場で上演されることに大いに納得の、出演者多数の歴史群像劇です。
まず戯曲がすごく面白い!こんな戯曲を書く劇作家が今いるのかどうか…すぐには思いつきません。
そして細部まで丁寧に立体化して戯曲の核心を突く演出と、戯曲ためにストイックに演じる俳優たち。日本人が書いた素晴らしい戯曲を、日本人の俳優、スタッフが真摯に届けてくださいました。
自民党による「日本国憲法改正草案」(平成24年4月27日決定)には「(国旗及び国家) 第三条 国旗は日章旗とし、国家は君が代とする。日本国民は、国旗及び国家を尊重しなければならない。」という条項が現行憲法に新たに加えられています。『マニラ瑞穂記』はあらためて「国って一体何なんだろう」と考える、絶好の機会だと思います。
ネタバレBOX
秋岡に決闘を申し込んだ古賀は、たぶんわざと銃口をはずしたんだろうな~。
マニラ瑞穂記
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2014/04/03 (木) ~ 2014/04/20 (日)公演終了
満足度★★★★
アフタートークの日
恥ずかしながら、タイトル漢字名を一発では読めず、もちろん意味等もわからず。
読み方と意味が分かると戯曲の説明文もしっかりと理解出来た→遅いw
一つの国の中にある祖国。明治時代のフィリッピン(多分この時代はこんな発音?)領事館を舞台に男も女も雑多に生きる姿が魅力的。
タフで哀れな女達、いかにも九州男児然した秋岡、興奮時江戸っ子口調になるも育ちの良さが垣間見える高崎。言葉は発しなくても存在感を示すシズの末路や、祖国を思う男達の想い。
貧困、教育、植民地、運命等々、戦後間もない時期に書かれた戯曲なのに妙な空気感を醸し出している現代にも通じている、日本の演劇って感じだった。
どこから見ても役者の息遣いを感じ取れる中央囲み舞台。
休憩込約2時間40分。
終演後、出演によるアフタートーク実施。
質問したい事があったが自己の都合で途中までしか聞けず。
4/18 アフタートーク部分記述。発言の部分省略あり。
ネタバレBOX
秋岡、高崎、古賀、タキは、それぞれどういう思いでシズと接していたんだろう、とか聞いてみたかった。
終演後、司会に中井美穂さんと芸術監督の宮田慶子さんと私服に着替えた役者陣がステージ登壇、60分+αのアフタートーク開始。
司会/中井 並び/千葉、山西、古河、高島、宮田
・上演のきっかけ
宮田/もともと自分でやりたかった作品。作品同様、領土問題等あたらめて考えななければならない。2年前に(上演を)決めた。それから益々キナ臭くなったが、なぜ「マニラ」で「瑞穂」なのだろうと。秋元さんはなぜ、このタイトルを付けたのか、若い人にはわからないのではないか。2つの国をくっつけるのは問題提起でもあり希望や願いでもあり。一演出家としてみれば、栗山演出ならではのこの空間(四方囲み舞台)になった。
・キャストについて→研修生を多く使ってベテランを入れるのは元々の狙い通り?
宮田/実習でもやった事あるが、中身、実年齢はもっと若い。若いうち苦労しながらも生命力持っている。今回は修了生多く選んだ。またベテラン陣はこの世界をがっつりくんでる3人を選んだ。
・千葉/演出家として最初この本を読んだ時の印象は
→わかんなかった。九州弁で書いてるんで。秋元さんは元々横浜の人。辞書を片手に美しい日本語として書いた(らしい)が、どこで句読点つけていいかわからなかった。(いつも激しい役やっているが)本当は静かな性格、古河さんみたいな役やりたいなー。
山西/正直よくわからなかった。マニラ〜なんて読むの?あー、みずほ、あー、日本と読むのかとわかった。明治時代中期の話だが、こういう時代あったのかーと読んでいくうち、歴史の勉強というより、一人一人が面白く描かれているなーと思ってやった。
古河/「長い墓標〜」以来の出演。政治の話は嫌いじゃない。この作品の(研修生?の)試演会をやったのを見た事あるが、見てもわからなかったが、見て読んで、改めて「あ、なるほど、細かい所がこうなのか」とわかった。
高島/今回、着物着て日本髪結って演っている。以前(研修生)見たら印象が強烈だった。政治の話は難しかったが演じるのを見て、知れば知る程、面白い。
・女性に対する部分は栗山さんの色が強いのでは
高島/叫びとか、勝手に女性を代表して言っていると思う。シズが日章旗に手を伸ばす場面があるが、もともと台本になく、これは演出として入れた。
山西/(火をつける場面があるが)火をつけて興奮してると解釈した。でも最後ここに置いていくんかい〜、ってなるんですがね。
・稽古場の様子
千葉/(山西さん、千葉さんは初共演だがどんな感じか)一個しか年違う、(山西さんは)先輩です、僕ベテランぢゃないんで若手なんでw(と言い張る)。本読みは短かった、栗山さんが忙しいから。3時〜6時の3時間、10日間くらい。九州弁が暗号みたいだった。(千葉さんは)東京の出身、九州弁の練習用テープの中身が台詞聞いていると「〜〜あ、間違えた」とたどたどしいので、もういいかっと(止めた)焼肉ドラゴンの時の大阪弁は上り下がりがあって、それと比べたら(九州弁は)平らの発音なので(苦労した)山西さんが羨ましいなー、標準語かーと。
山西/僕、京都(出身)なので、こんな「べんらんめぇ」口調って(あまり使った事ないけど)面白いですね。明治31年の話、秋岡と高崎のおじいちゃんおばあちゃん、親の世代は江戸時代の人?明治維新を体験した世代、それが天皇について(~語っているし)
・高崎、秋岡の人物像とは
山西/人物像?この時代の役人なので家柄は良かったと思うけど、高崎のお父さんお母さんは小さい頃から善悪について教えていたのでは。キリスト教の影響が大きいと思う。(→高崎さんはモノマネ好きですよね)あれは栗山さんの無茶ぶりで。稽古終盤「天皇のイメージでやって」「そこの一文、キリストで」それらが好きな人と云う事にしましょうで、やるようになった。高崎は秋岡にはなれないから、憧れがあったのでは。
千葉/秋岡役の人物、モデルがいるが元々、女衒(ゼゲン)を生業としていた。37歳くらいの人、いいんですか?(千葉さん)50歳で。写真見るとかっこいい、自伝も書いているが物凄く喰わせもんだと思うが、台本上は純粋な人。たまたま威張っているけど実は女の人に転がされるイメージなんでは。お金持っているけど使い方間違っている。
→古河さんと高島さんはこの職業の事は知らなかったそう。これについて職業補足説明あり(明治時代、国業として認められていた職業、外貨獲得の為の斡旋業、等)
・タキについて。役のアプローチ
高島/最初、そこまでリーダー格とは思わずやっていくうちに秋岡との関係の深さが自然に周りもそうなったのでは。
宮田/「からゆきさん」という宮本研さんの作品あるので。秋元さんとは違う視点の作品。「捨てられたら捨てかえて〜」って台詞があるが吉原とは違うシステム。一攫千金を夢見て作った。
→その当時の繁栄ぶりやそこが社交場のような意図であった、とか。
・背景の話し合いはした?
誰か忘れた/→作家の面白いところはその当時の領事とか女衒とか(近くに)一杯いて、会話が一緒になる。昔の領事館のイメージは今とは違うが。秋元さんの(この作品を)アメリカ敗戦した戦後間もない頃に書いたので、それも関係しているのでは。
古河/映画見たり。日清・日露戦争を取り扱った作品があまりない。最近(の作品)だと「坂の上の雲」見て。軍人はその当時は憧れの職業だが、(この舞台では)あまりカッコ良くさせたくないと、栗山さんは考えていたのでは。女達の台詞で口々に性格を見抜かれてしまう。
山西/栗山さんは「教育」と言っていた。軍人は教育を受けて軍人になる。それが出ているのでは。
・女達にとって秋岡はどんな存在なのか
→なくてはならない存在、仕事するには秋岡がいないと出来ないし、絶対になくてはならない存在。トップとしている存在。泥棒稼業でいきなりトップいなくなるけど。
・話の流れで秋元さんの描く女性は逞しい、最近の男性は弱々しくなった、云々
千葉/(役柄上、実際にも自分が)こういう人だと思われてるんですよ。幼稚園では一番後ろにつくタイプ。人気者に順番譲ってまた先行かせて、いつまでたっても自分の番が廻ってこないっていう。→ここで山西さんの「誤解を与える役割。(真の千葉さんは)ヒドくないです」とフォロー?に千葉さん爆笑。
山西/(自分の性格と役柄?)客観視している部分は共通しているかも。誰とでも均等に接するが、今回みたいな役柄のような濃い関係はない。普段の生活でもない、舞台だから出来る。→(千葉、舞台だからああいう切れ方をするんじゃないかな、でやっている)
初演では四幕あって、あの後、2年6ヶ月後が描かれている(らしい)。読んでいないけど。秋元さんが戯曲全集作るとき、ご自身がカットしたらしいが、その設定を聞いたらウィルソンの嫁が出てきたり、高崎はオーストラリアに赴任しているらしい。火をつけたのにー。或いは淡路に「すまんが替わりに火をつけた事にしてくれんか」って言って全て罪着せて肩代わりさせたのかもw。
古河/(最後)どうやられたのか、意識ないのでよくわからない。(伝達役の彼は)オッチョコチョイなので「致命傷ではないと思います‥!」と言っていたが、遅刻もするような彼なので、あーもうダメかもー、とも思いますw
Q&A
・台本もらって稽古までの間は何をしているか
千葉/台詞を覚えている。わからない単語を調べたり(例「ステレツ」→花街とか)歴史物は大変、ドラえもんが欲しいw (台本の)字が小ちゃかった、上下に分かれて(書かれて)るし。
山西/(参考に)今村昌平監督の映画「女衒」見た。面白いですよー。
あとは他の仕事してた(→千葉さんから「マニラ」と「相棒」でしょ?w) (台本)読んで覚えて途中で寝て(の繰り返し)
例えば「おめぇも変わったなー」という台詞、流れとかしっくり来ないと台詞も入ってこない。台本置いてボーっとして言えるまで待っとく。自分の中で理由を探して徐々に言えるようにしている。
古河/比較的時間あったので、勝手に(脳内)キャスティング設定して遊んでた。
高島/ひたすら方言のCDをリピートして。耳で覚えた。後はDVDとか手がかりになるものを漁った。
・役づくりについて
千葉/現場で人の台詞を聞いて考える。大きな声の人なんだろうな、とか、思考の回転が早い、とか。
山西/秋岡と拮抗する役。最初カッコいい役だと思っていたら栗山さんが大らかで良いのでは、と。この人が領事で良いのかと思う位。これで段々と臆病者だと(わかるようにした) 千葉さんとやり取りして見えてくる部分があった。
古河/悪役なんだなーと思って。悪人然としてやろうとしていたが、信念ある人の行為もある。意表をつかれた。
高島/色々やって栗山さんから「頭が良すぎる」と言われる。教育も受けていないのに(予め)行動がわかって(演って)いる。キリストの所も真似の仕方とか、発見あった。
話の流れで→若手に言いたい事は
千葉/滑舌良すぎる。テレビもあるし。怒る時どこかインプットされている。演じる事がわかっている。そこに立って生きる事、等が大事。
山西/本当にそうだと思う。上手い事は大事だけど、上手けりゃ良いのかと。これ言うと役者としてねー、また大変〜。
まだトークは続いていたが、都合で記述ここまで。
グローブ・ジャングル
虚構の劇団
座・高円寺1(東京都)
2014/04/04 (金) ~ 2014/04/13 (日)公演終了
満足度★★★★
時事ネタが中途半端に古い
ツカミはOKとは行きませんでした。
ネタバレBOX
ネットが炎上して大学も辞めざるを得なくなり、普段の生活もままならなくなったことで、拡散の起点となった人物を殺してして自殺しようと思い立った女性が、様々な挫折を経験してロンドンに逃げてきた若者たちと関わって立ち直る話。
6年振りの再演ですが、ネットが炎上するきっかけとなる最初のシーンだけを書き換えて、あとは変えていないということでした。一度ネットにアップされると二度と消し去ることができないという現象については先見性があったとも言えますが、6年よりもっと前からそうだったとも言えると思いました。
その肝心の書き換えたという冒頭のエピソードが中途半端に古過ぎて乗り切れませんでした。コンビニの冷蔵庫に入って写真を撮ったというネタは去年の夏のことです。
さらに、幽霊の登場と、見える人は死にたがっている人、見えない人は死を考えていない人という展開にがっかりし、考えてみれば幽霊やら天使やら、作家はこんなのが好きやなあと思いました。ストーリーには途中から入り込めました。