満足度★★★★
アフタートークの日
恥ずかしながら、タイトル漢字名を一発では読めず、もちろん意味等もわからず。
読み方と意味が分かると戯曲の説明文もしっかりと理解出来た→遅いw
一つの国の中にある祖国。明治時代のフィリッピン(多分この時代はこんな発音?)領事館を舞台に男も女も雑多に生きる姿が魅力的。
タフで哀れな女達、いかにも九州男児然した秋岡、興奮時江戸っ子口調になるも育ちの良さが垣間見える高崎。言葉は発しなくても存在感を示すシズの末路や、祖国を思う男達の想い。
貧困、教育、植民地、運命等々、戦後間もない時期に書かれた戯曲なのに妙な空気感を醸し出している現代にも通じている、日本の演劇って感じだった。
どこから見ても役者の息遣いを感じ取れる中央囲み舞台。
休憩込約2時間40分。
終演後、出演によるアフタートーク実施。
質問したい事があったが自己の都合で途中までしか聞けず。
4/18 アフタートーク部分記述。発言の部分省略あり。