
『十二夜』
日本の30代
駅前劇場(東京都)
2014/04/18 (金) ~ 2014/04/28 (月)公演終了
満足度★★★
ニッサンの日に観劇
小田島雄志さんの訳で鵜山仁さんの演出。若手?役者が揃って、メイクは白塗りでやや誇張はあるモノの、衣装やセリフもいじる事なくブレのない真っ当な舞台でビックリ。
最後の歌まで徹底した、賑やかで熱のこもったお芝居だったが、面白可笑しかく単純に楽しかった。
観た日は偶然にも23日(ニッサンの日)シェイクスピアの命日でした。

『ダイアローグ』
重力/Note
両国門天ホール(東京都)
2014/04/22 (火) ~ 2014/04/23 (水)公演終了
満足度★★★★
無題1079(14-117)
19:30の回(曇)。19:00受付(チケットレス)、19:15開場。
此処は初めてで、こちらは2作目になります(「雲。家。」2012/11)。入って右に客席(パイプ椅子)。左に舞台。譜面台が4つ並び、手前に白いテーブル、置かれているPCから音楽が聴こえます。
19:33前説(70分、お客さん待ち)、19:36テーブルにコーヒーが二つ運ばれ...開演、上手より4人登場~20:53終演。
タイトルに「ダイアローグ」とあるように、基本「1対1」の形式。4人がずっと立ち、譜面台に置かれた「台本」を読むのですが、向かい合ってや隣同士でもなく、一人おきの組み合わせ。シンプルな照明が揺れるように感じ蝋燭の灯りのようでした。
日常会話とは違った発声、BGMなどなし。どちらかというと非常に「単調」な進行でしたが、面白いフォーマット(対話)だと思いました。
既存の対談をテキストとして用いているようで、古いものでは1954年、新しいものでも2008年。直立不動ではなく、微妙に傾くことや二つのコーヒー、最初は湯気が立ち上っていましたが、終演時には冷え切っていたようです、の意味など不思議な時間。
チラシのなかにttu「おやすみカフカ」がありました。「雲。家。」をみたのも(ttu)増永さんが制作にいらしたからで、5月の公演は日程未定ですが観に行くことにしています。

最凶ガール
私立ルドビコ女学院
サンモールスタジオ(東京都)
2014/04/22 (火) ~ 2014/04/27 (日)公演終了
満足度★★★★
(^o^)
女の子だけのお芝居、とても良い感じでした。主題歌も校歌もダンスがすてきカワイかった。さすがに、観客の男子率が高く。公演後のチェキに神経集中している方々もちらほらでしたが、女の子たちがかわいいので、それはしょうがないでしょう。
開演前のイベント?の為に配られたサイリウムが、開演前にちゃんと回収されたのはさすがですね、感心しました。
女の子たちの中に、ポッチャリ系の子が2人いて、最初はかなり気になったのですが、二人ともお〇ブちゃんなのに動きが良くて、ついつい目で追ってしまいましたよ。
空調が暑くて、汗だくで観ましたが、女の子たちの舞台は、いい匂いがします。

76をめぐる暴言
刈馬演劇設計社
ユースクエア(名古屋市青少年交流プラザ) (愛知県)
2014/03/20 (木) ~ 2014/03/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
なんて緻密な脚本
(ちょっと遅くなった感想ですが・・・)
突如、観劇にハマって、ここ1ヶ月で10本以上の演劇を観ましたが、今のところ、この作品が一番面白かったです。劇中のあらゆる所作が伏線となり、無関係そうな登場人物が隈なく紐付いている・・・ちょっとやりすぎなんじゃと思えるくらい無駄なく話が構成されていて、よく練られた脚本だなと感じました。
今後もこの方の作品を見ていきたいと思わせる作品でした。

うまれてないからまだしねない
範宙遊泳
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2014/04/19 (土) ~ 2014/04/27 (日)公演終了
満足度★
この劇団、こんなつまんなかったっけ・・・?
2.5次元演劇だかなんだか知らないけど、スタイルありきで作ってるのにスタイルを活かせてないっていうかなんていうか、別にそのスタイル自体も目新しいもんでもないし、っていうかそもそも今回はお話自体が・・・
生と死についての、別段そこに新鮮さも切実さもうつくしさも無いような、どっかで見たような不条理噺の薄口な寄せ集めを、じっくりじっくりと(無駄に)間を取って演じられても困るんですよね・・・(´・ω・`)
大石さんの「ゴキブリ」は面白かったと思うのん。

DANCE ACT『ニジンスキー』
ニッポン放送
天王洲 銀河劇場(東京都)
2014/04/23 (水) ~ 2014/04/30 (水)公演終了
満足度★★★★★
心に迫る
天は二物を与えず、天才はその才ゆえにありふれた幸せから遠ざけらる。我が存在を疑い、まとわりつく孤独の中で行き場のない言葉で我が身を傷つけ続け、やがて壊れて行く・・・・・なんとも心が締め付けられる、そして釘付けにされる東山氏のダンス。その悲しみ、苦しみがステージから溢れ出すように迫ってくる。観応えある舞台でした。

海猫街・改訂版
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2014/04/21 (月) ~ 2014/05/03 (土)公演終了
満足度★★★★★
過去を描きながら 現在を問うている
日露戦争後の話。
日本の近代化による庶民と国家/産業との関係、
地方と都市との構造は、当時から現在まで何も変わっていないのだと気づかされる。
原発の構造なんてまさに。
初演は2006年だが、原発事故を経験した今、この作品を再演する意味は大きい。

リターン☆プラネット on stage
baghdad cafe’
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2014/04/18 (金) ~ 2014/04/21 (月)公演終了
満足度★★★★
☆★てんこ盛りのエンタメ★☆
久しぶりのセプテンバー酒井さんの前説で舞台上が温まります(^^)
オープニングは有元はるかさん(はちきれることのないブラウスの会)の
歌声とダンスに映像いいですね~♪
有元さんの歌は素人ではないなぁ~♪
それが時代劇版と惑星版?の2回も見れるなんて!
時代劇と惑星の世界が交差していく展開なかなか心憎い演出!なるほど~!
癖が強いキャラを演じる役者さん!
もうなんかみんな楽しんでますね~~!
観ていてそれが伝わってきます♪
途中、話が詰め込み過ぎて頭の中がゴチャゴチャに…(^^;;
ちょっと小ネタ盛り込み過ぎませんか~⁈
タイトル通り時代劇もSFも楽しめるエンターテイメント!なのか~⁈
何ともいい作品なのか⁈
ゴチャゴチャなのか⁈
それはバイキングで何を食べたか分からない様な⁈
てんこ盛りのお芝居でした~‼︎
☆印象に残った役者さん
綺麗な歌声で熱唱の有元はるかさん♪
☆印象的なシーン
歌ありダンスありダブルのオープニング♪

気ままなゴーストにご用心
キタムラ印
ウッディシアター中目黒(東京都)
2014/04/23 (水) ~ 2014/04/29 (火)公演終了
満足度★★★★
Aチーム/犬伏さん演出の回を観劇
もともと怖がりなのですが、会場に入るとすぐに照明と音響の効果で寒気がしました。脚本とセットはシンプルでしたが、謎の男の春見さんがちょっと怖かったです。上演後のアフターミニ怪談は、話している本人は一生懸命なのですが、他のキャストと客席は苦笑いといった感じのギャップが面白かったです。キタムラさん演出のBシームの方は、圧倒的にホラーみたいなので怖いけど、そちらも観てみたくなりました。

気ままなゴーストにご用心
キタムラ印
ウッディシアター中目黒(東京都)
2014/04/23 (水) ~ 2014/04/29 (火)公演終了
満足度★★★
もう少し
面白いかったといえば、おもしろかったが、どうも話が薄い。もう少し幽霊の感情なり、因果関係に一捻りが欲しい。最後の落ちは上手いが、そうなるための前ふりはなく、ご都合的。草食男子の主人公、決める所は決めるような芝居が一ヶ所でもあれば、もっと締まった舞台になったのでは・・・。星4つに少し届かす3.7。

Y
Project ONE&ONLY
小劇場B1(東京都)
2014/04/18 (金) ~ 2014/04/20 (日)公演終了
満足度★★★★
新鮮だが…
妄想ミステリーのような感じで、自分には新鮮味があった。と、同時にミステリーだけにいくつかの疑問が生まれた。全体的には、脚本や演出は良かったので、些細な点が気になったところである。なお、演技は複数の役者がセリフを何回か噛み、または言い直しをしており…楽日で疲れたのだろうか。
さて、先の疑問については「ネタバレ」参照。

嘘つきと泥棒のはじまり
東京AZARASHI団
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2014/04/22 (火) ~ 2014/04/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白くて素晴らしい!!
ビターなケーキに甘さ控え目のクリームを乗せ、その上にパウダーシュガーを大量にぶっ掛けたような感じ。

五輝様 Francis Bacon 老犬の唄
開座
渋谷公園通りクラシックス(東京都)
2014/04/22 (火) ~ 2014/04/22 (火)公演終了
満足度★★★★
無題1078(14-116)
19:30の回(小雨)。19:00受付(1ドリンク)、開場。
上手奥に2台のピアノ(YAMAHA)、ベース(たぶん、アスリートのエレアコベース)が見えたので楽器に一番近い席にしました。足元にいろいろエフェクター、笛やガラガラ、木箱のようなものでできているオルゴール、音が出るもの総動員、叩く、吹く、揉む、踏む、擦る、引っ掻く。
やや押して19:40開演〜21:01終演。開座では久しぶりの明日香さん、グリーンのスカーフが鮮やか。
すぐ横で演奏、スプーンで弦を擦ったり、大音量のノイズだったり、メロディーから大きく外れた音とピアノ演奏…インプロ、面白かったです。
もうお一人ダンサー(岡庭さんを含め5名)がいらっしゃったのですがお名前わからず。

The next door~消えた、僕達のヒーロー~
祭りの準備
ART THEATER かもめ座(東京都)
2014/04/17 (木) ~ 2014/04/22 (火)公演終了
満足度★★★★
ナイスシンクロw
2人並んでポーズを決めるところからのオタクめんどくせーwな流れなど
シーン毎にいいなーと思える部分も結構あったんですが、
全体としては実際は2時間ちょいくらいの上演時間が体感時間3時間な感じでした。
起が長い・承がちょい長い・転は程々・結かちょい長い、だったのかな?
支障ない台詞をカットしたりで尺を詰められただろうになあと思うし、
尺はそのままでもテンポだったりメリハリだったりで長く感じさせないようにもう少しできたのではないかなーと。
そしたらもっと面白く観れたと思います。
画面の中のレンジャー(本物)の動きはもっとキレが欲しかったかなー(笑)

リーガルハイハイ
Peachboys
シアター711(東京都)
2014/04/21 (月) ~ 2014/04/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
明るくカラッと屈託のないスケベ
大のオトナがホンキでバカを演り、新旧のあんなネタやこんなネタそんなネタ満載でありながら王道系のストーリーもキチンと成り立っているのが巧み。
また、「あの人があんなコトを!」なオドロキ(意外性)もあって楽しい。
ところで、20代半ばくらいの座組とPeachboysとで同じ下ネタ系で似たような表現であっても味わいが違う気がするのは何故かしら?
イキオイと覚悟(あるいは余裕)とか?
そんなこんなで、明るくカラッと屈託のないスケベ、ワロタワロタ。
あ、あと、童貞トリオに寅さんの精神を感じたり感じなかったり…(笑)

「死神の浮力」アフタートークショー開催決定!!
ワタナベエンターテインメント
本多劇場(東京都)
2014/04/22 (火) ~ 2014/04/28 (月)公演終了
満足度★★★★
原作のおもしろさがよく伝わった
特に作家夫婦役の二人は、ほぼ声だけの芝居がよくできていた。(妻役はMEGUMIなんだ!今、気が付いた)。死神は刺されたら口笛を吹くぐらいの軽さがほしかった。見ている間はあまり長さは感じなかったが、終演は10時過ぎで、アフタートークはあきらめて帰った。7時開演でもよかったのでは?

フライトNo.2037
フランス演劇クレアシオン
シアターX(東京都)
2014/04/17 (木) ~ 2014/04/20 (日)公演終了
満足度★★★★
無題1076(14-115)
14:00の回(曇)。13:16受付(当日券はキャンセル待ちのようでした)、13:18ロビー開場、13:29開場。
中央に巨大な墓標のようにもみえるオブジェ、椅子(16)。5段の床、中央、左右に段差をつけたシンプルで開放的な舞台。
14:01SE、14:04空港の搭乗案内を模した前説、14:06下手から男が登場、搭乗客の紹介〜15:22終演。此処は、昨年6月以来(イザベラ・フレヴィンスカのダンス公演)。
海外の作品は(特定の劇団、作家…だいぶ難解なものが多い…を除き)観ないのですが、本公演は「THEATRE MOMENTS」でいつも素晴らしい作品をみせてくださる佐川さん、中原さんが客演ということを知り観に来ました。突然の海外作品というと、同じこの会場で「ギィ・フォワシィ」の作品(「動機/デモ隊」2013/6)がありました。
ケネディ空港、2037便、航空機メーカー、管制室、クルー、メディア。

Breathe One's Last
演劇集団ザ・ブロードキャストショウ(SABカンパニー)
ABCホール (大阪府)
2014/04/04 (金) ~ 2014/04/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
サジタリュウスは、不死鳥 火の鳥
6500万年前のオーパーツ 文明はそこで終わった、すべてが死ぬ 恐竜がなくなったように こんな事が起こるかもしれない。 シェルターで 新たな命 スジタリウスが不死鳥のように観えた、 ドールと植物のウイルスから生まれるのは神? シェルターから出た人間たち 消えた記憶 歴史 冬が明けた時 シェルターに入れなかったサジタリュウス 首に掛かっていたオーパーツ 最高に面白かった 2回観た

ぬれぎぬ
アマヤドリ
シアター風姿花伝(東京都)
2014/04/01 (火) ~ 2014/04/23 (水)公演終了
満足度★★★★★
4回目
初期2回、中期1回に次いで4回目。いくつかの加減部分ははありつつ、全体的には蛇行した水路の曲がった部分がより深く削られるが如く要所要所が「濃く」なってアクセントが付いた感じ。
初期・中期・後期それぞれに味わいがあり、ロングラン公演の面白さ(とフリーパスチケットのありがたさ)を実感。
なお、筆談による会話シーンの「筆談らしい感じ」の台詞回しも巧い。

Sharo LIVE vol.3 ~Jump~
Sharo LIVE
赤坂BLITZ(東京都)
2014/04/22 (火) ~ 2014/04/22 (火)公演終了
満足度★★★★
楽しめました
結構多彩なライブ・パフォーマンス、楽しめました。ファースト・ステージはダンスを混じて、むちっと艶っぽい雰囲気で、セカンド・ステージはMCが入って、ちょっとしっとりめの感じも加わって、なかなかでしたね。オリジナル以外は、誰もが知っている往年のヒット曲やミュージカル・ナンバーで、選曲もいい。また観に行きたいです。