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弾倉に薔薇を込めて

弾倉に薔薇を込めて

K-FARCE

萬劇場(東京都)

2024/03/06 (水) ~ 2024/03/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

後藤郁さん出演。

K-FARCEさん舞台の出演は3度めですね。前回の「星降る学校」では感動して涙しました。
今回は一転して強めのコメディ。となるとteam-odacさん「浦安鉄筋家族」でのオカン役を思い浮かべますが、今回はどのような役かな、と。

いつものことですが出演者をあまり把握せずに臨みました。

菅野英樹さんが登場されたときは笑ってしまいました。「オモシロ曲者」のひとりですね。
2021年の舞台「菅生ゼミ休講のお知らせ3期」で拝見しましたが、ほんとに面白い役が似合いますね。今回はこうきたか、と。
「かんの祭り」というイベントでも拝見しました。そこでも面白い方だと思っていましたが、舞台の演技もやっぱり面白いです。

針谷早織さんがいかにも針谷さんという衣装で出てこられたのでこちらも笑ってしまいました。
「月に吠えろ、夜ヲ焦ガセ君ヨ」「時計塔のレイラ」などで拝見していますが、なんといっても「失創セブンスプレイ」でメインのひとり、主演級の演技をされたことが印象的でした。

ネタバレBOX

後藤ちゃんはギャグを受ける側でした。ツッコミというのかな。菅野さんのような与える側ではなく、という意味で。
セリフでは自分のことを「OL」と。その言葉、今時の会社では避ける用語なので演劇でも使わないほうがいいかな、と思います。聞くとひっかかってしまうので。

SNSで演者のみなさんもさかんに書かれてたとおり、一貫してコメディです。受けたりスベったりですが、見事にやり切ったと思います。

終演後にチェキ会がありました。後藤ちゃんは不参加とのことでした。

物販の方に過去公演のDVDありませんかとうかがいましたが、置いてないとのことでした。これはどの団体さんにも言えることですが、こういった現場で売ってほしいものです。
エアスイミング

エアスイミング

カリンカ

小劇場 楽園(東京都)

2024/02/28 (水) ~ 2024/03/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とてもよかった!
二人の芝居に惹きつけられ、あっという間に時が過ぎた

スネーク・オイル

スネーク・オイル

不条理コントユニットMELT

インディペンデントシアターOji(東京都)

2024/03/06 (水) ~ 2024/03/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

魂の存在と輪廻転生。シュールでスタイリッシュでめっちゃ笑った!

ぬけがら

ぬけがら

Nana Produce

テアトルBONBON(東京都)

2019/03/27 (水) ~ 2019/03/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観終わって、ほのぼのと心が温かくなった。ハワイアンミュージックが印象的。「少し不思議」な世界のはずだけど違和感なく観られた。もし脚本だけ読んだら、「これ、どうやって?」と思ったかもしれないけど、見事に舞台になっていて感動。

ネタバレBOX

どんどん若返る同一人を背格好も違う複数の役者さんが順に演じていっても、観ていて全然違和感なく、同じ一人の人と思えるのスゴイ!!
終夜

終夜

風姿花伝プロデュース

シアター風姿花伝(東京都)

2019/09/29 (日) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ストーリーは重いけど、力のある役者さんばかりでたいへん見応えがありました。もう一度観たい気持ちでいます。

スネーク・オイル

スネーク・オイル

不条理コントユニットMELT

インディペンデントシアターOji(東京都)

2024/03/06 (水) ~ 2024/03/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白かったです。
魂の存在、輪廻転生をテーマにした、不思議な雰囲気の舞台でした。
短編を繋いだストーリーは良く出来ていて、役者さん達の演技も良く、台詞の間が絶妙でした。
命や個々の存在について考えさせられ、観劇後もずっと考えながら帰りました。
独特の世界観で、良い舞台でした。

そろそろツインボーカルやめない?

そろそろツインボーカルやめない?

中央大学第二演劇研究会

ザムザ阿佐谷(東京都)

2024/03/07 (木) ~ 2024/03/10 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

こがれる

こがれる

劇団てあとろ50’

早稲田大学学生会館B203(東京都)

2024/03/08 (金) ~ 2024/03/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

タイトルからは全く想像していなかったファンタジー。ちょっとダークも。
ダイバーシティや二世信者とか、そういった社会性がモチーフだったのかな。
「こがれる」との関連性がいまいち希薄に感じてしまったが全体に流れる世界観は良かった。
新人公演との事で今後に期待!

『ラナウェイ・ベイベ』

『ラナウェイ・ベイベ』

早稲田大学劇団木霊

劇団木霊アトリエ(東京都)

2024/03/07 (木) ~ 2024/03/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

難解。
難解すぎると意識が遠のくが、この作品は逆に脳を刺激し解読意欲を掻き立てる不思議な引力を感じた。
とは言え、穴を通り抜けて以降、何か掴めたかも!と思ったものの結局蜃気楼、かげろうのような靄。未だ言語化に至らず。
そう言う意味で凄い作品。

スネーク・オイル

スネーク・オイル

不条理コントユニットMELT

インディペンデントシアターOji(東京都)

2024/03/06 (水) ~ 2024/03/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

コントというより魂の輪廻をモチーフとしたスタイリッシュオムニバスといった印象。コントとしては笑いのインパクト少ない。劇としてはモチーフの掘り下げ少ないかな。
演者さんは皆レベル高いと思う。個人的には伊藤さん江益さんを観れて良かった。

殺意(ストリップショウ)

殺意(ストリップショウ)

セツコの豪遊

APOCシアター(東京都)

2024/03/08 (金) ~ 2024/03/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

膨大なセリフ量とスピードで情報処理が追い付かず中盤まではちと辛かった…
ところが終盤、殺意あたりからググっと引き込まれた。
声色、表情、仕草、身体一つで劇を創り上げる宮村さんの熱と魂に感嘆せずにはいられない。

ごんべい(東京公演)

ごんべい(東京公演)

ゲキバカ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2024/03/06 (水) ~ 2024/03/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

江戸B観劇。
2度目にして解散。ストーリーシンプルで誰にでも受け入れられそう。ダンスに歌にエンタメ要素盛り沢山で楽しい。拳とおりん、めちゃ好き。
ラストはだろうなと分かりつつも涙が出てしまった。
面白かった!
これで見納めかと思うと、もっと早く出会っていればと。

OH!マイママ

OH!マイママ

劇団NLT

シアターサンモール(東京都)

2024/03/07 (木) ~ 2024/03/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

知人に誘われて千秋楽を拝見。NLTでの初演時は別な邦題だったようだが、その変化や原題からすれば、あらすじで出てくる「秘密」はほぼ推測がつくし、終盤のネタも序盤の芝居で容易に見当がつくものだったが、それよりも中盤からの勘違いの連続がとても楽しい舞台だった。

『口』

『口』

エンニュイ

王子スタジオ1(東京都)

2024/03/05 (火) ~ 2024/03/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度

鑑賞日2024/03/10 (日) 13:00

長くやってるユニットだが個人的には初見。難しい。(前説が6分押し)125分。
 とあるオフィスの会話らしきものから始まって、突然別な話に飛んだり、哲学的な話も混じるが、面白いと思える話題がない。別の感覚を持った人々の会話を聞かされている感触。
 同ユニットのリピータがほとんどだったみたいだが、面白いと思える人が羨ましく思った。

ごんべい(東京公演)

ごんべい(東京公演)

ゲキバカ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2024/03/06 (水) ~ 2024/03/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/03/10 (日) 11:30

オープニングが壮観で素敵でした。
笑いを含みつつ格好良いお芝居が良かったです。

殺意(ストリップショウ)

殺意(ストリップショウ)

セツコの豪遊

APOCシアター(東京都)

2024/03/08 (金) ~ 2024/03/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

三好十郎の濃厚な一人芝居。
この演目は以前に観たことがあるが、それとは全く趣を異にする公演だった。その理由は、舞台が「高級なナイト・クラブ」ではなく、ジャージのイタコが、 主人公のダンサーの口寄せに挑むというもの。公演の謳い文句であろうか、「私小説をひとり芝居化してきた、劇団 セツコの豪遊主宰・宮村によるひとり芝居新シリーズ。外見の役づくりをせず、あくまでも代弁者に徹すべく、ジャージが衣装」としている。それを承知で観劇したが…。
上演前に、宮村女史が台本はカット(テキレジ)せず、それ故に早口の台詞といった旨の説明をしていた。確かに台詞は早口であったが、以前観たこともあり 内容は概ね分かった。しかし、初めて観る人にとってはどうか?

戦中・戦後といった時代背景、知的な大学教授が左翼 右翼といった思想を時代に合わせて巧みに論じる。地方出身者の無垢な少女は その理論に心酔するが、人間一皮むけば欲望の塊。時代(環境・状況等)の変化と変わらぬ人間の本性を炙り出すような物語。
(上演時間1時間50分 途中休憩なし) 

ネタバレBOX

素舞台。
ジャージといっても、部分的に切り取ったりし、劇中 袖部分を放り投げるシーンがある。舞台技術…音響音楽は宮村さんの指示等で適宜流れ、照明はスポットライトで彼女を照らし出す。
本公演の見所の1つは、宮村さんの演技であろう。早口で膨大な台詞、時々噛み言い直しをするが 卑小なこと。 また主人公以外の人物を声色を変え、表情というよりは顔面(語弊あるが)といった誇張した演技 表現を行う。そこにジャージによる一人芝居の意気込みをみる。

しかし、最後のストリップショウを終えた女の内なる激情、その淡々と語る姿が想像できない。表層的で女の情念のようなものが伝わらない。
時代は戦中 前後、その激動期に敬愛した男に殺意を抱くことになった経緯を心情面とすれば、彼をじっと観察することで見えてくる男、いや人間の本質とも言える<生>を突き付けたのが真情面。この深奥を鋭く妖しく抉ってくるといった物語の肝が感じられないのが憾み。

緑川美紗が語る半生、そこには人間の愚かさや卑小さ、その相反する優しさや大らかさを膨大な言葉で紡ぐ。彼女は地方の町に生まれ 兄の勧めで上京し、進歩的思想家で左翼の社会学者である山田教授の家に女中代わりとして住む。そこで教授の弟・徹男に淡い恋心を抱き、二人は心密かに気持ちを通わせる。やがて日本は戦争に突入すると、教授は、軍国主義に迎合した論調に変わる。ほどなくして徹男は出征し戦死する。そして敗戦。戦後、美紗は教授が再び左翼になったことを知る。高級娼婦となった美紗は、あることから教授の殺害を決意。そして教授の後をつけ日常を観察し、俗的な一面を垣間見る。知的であり恥的でもある本性と本能、それが人間であると…。

「転向」という言葉はもう死語であろうか。戦中戦後で思想や信念を180度変えても恥じない厚顔、そうした人に対する憎悪という<怒り>を露わにする。物語は1940~50年代であるが、現代にも通じそうな内容である。一時のコロナ対策でブレる施策、臆面もなく前言撤回するという、人間の本性は時代<状況>に関わらず醜悪なのかも…。それでも緑川美紗は強かに生きていく。
次回公演も楽しみにしております。
スネーク・オイル

スネーク・オイル

不条理コントユニットMELT

インディペンデントシアターOji(東京都)

2024/03/06 (水) ~ 2024/03/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

魂の存在を科学的に証明する…いくつかのコントというか寸劇を入れ子のように組み合わせ、独自の世界観を構築した異色作。内容的には人間(魂)と社会(時事)を巧みに描いており、重層的な物語に仕上がっている。

少しネタバレするが、前提は王様ゲームから始まる。そして説明にあるような物語が展開しだすが…。魂を巡る人の物語に、内憂外患を想起させるような時事問題をブラックジョークのように絡め、その(話題の)豊富さが 観ている者の知的好奇心を刺激する。
(上演時間1時間55分 途中休憩なし) 追記予定

みんな出ておいで~

みんな出ておいで~

株式会社エイジポップ

DDD AOYAMA CROSS THEATER(東京都)

2024/03/05 (火) ~ 2024/03/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

安土桃山時代か、長島一向一揆を 宗教という信心を利用した人心掌握術ー現代的に言えばマインドコントロールを描いた物語。宗教の捉え方、人の思惑といった多面性を多方面(360度)から観せる。そう言えば、この劇場の近くに青山円形劇場があったことを思い出した。

公演の見所は、人の(信)心、宗教による救い=浄土への導きを利用した深謀遠慮、信仰心があつければ それだけ思考 視野が狭くなるという怖さ。それを戦(いくさ)に絡めて浮き彫りにする。もう一つが四方の客席から観せるというもの。役者は四方八方の視線を意識した演技、それが舞台上は勿論その周りを回る、その動作こそが一つの見方に捉われないことを示唆しているよう。
(上演時間1時間45分 途中休憩なし) 

ネタバレBOX

中央に高くした素舞台、客席は四方に配置。役者は一部の客席通路を通り出入りする。上演前は波(水)音が聞こえ、心安らぐ雰囲気が漂う。念仏を唱えながら人物が動き回り、その地方・地域に宗教の教えが広まっていることを表すようだ。

念仏が上手く唱えられれば 信心深いと見做される。或る日、念仏が下手な浪人がこの長島の地へ、間もなくして織田信長の侵攻が始まる。その攻防によって多くの住民 信徒が犠牲になるが、その死は「おめでたい」ことだと言う。死=浄土へ行くことが出来る、その教えを信じて疑わない。

<宗教>という絶対性、一方、好きになった女性信徒(大事な人)を救いたい。戦(いくさ)の中で、当たり前のように 親は子を守る、その<生命>への執着を熱く語る。本来、この宗教と生命という二項対立しないようなこと、それが "どうして” と考えさせる奥深さ。

ラスト、なっちゃん、おみな 二人を照らすスポットライトが物悲しくも美しい。戦国の世という、謂わば不条理な世界が浮き彫りになる力作。
次回公演も楽しみにしております。
不思議な国のエロス

不思議な国のエロス

MIXZONE

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2024/02/16 (金) ~ 2024/02/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2024/02/24 (土) 13:00

寺山作品の脚色は常に楽しめます。脚や幕を上手に使う発想は素晴らしかったです。松岡依都美さんを始め、全体的に地味な役者さんの演技が続くと感じたのは私だけでしょうか。アフタートークを拝聴して、ますますその意を強く感じた次第です。

スネーク・オイル

スネーク・オイル

不条理コントユニットMELT

インディペンデントシアターOji(東京都)

2024/03/06 (水) ~ 2024/03/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

魂の存在と輪廻転生が科学的に証明された近未来を舞台にした寸劇が10余り、最小限のセットに生演奏と壁への映写を交えた休憩無し115分、無関係に思えたエピソードが繋がってゆく構成は面白く、女優陣が皆さん可愛い。

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