第16回公演
夏の劇場05 日本劇作家協会プログラム
実演鑑賞
座・高円寺1(東京都)
2024/08/10 (土) ~ 2024/08/18 (日) 開幕前
休演日:8月13日
上演時間:
公式サイト:
http://ayame-no18.com/
期間 | 2024/08/10 (土) ~ 2024/08/18 (日) |
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劇場 | 座・高円寺1 |
出演 | 堀越涼、大森茉利子、金子侑加、中野亜美(以上、あやめ十八番)、秋葉陽司(花組芝居)、井上啓子、内田靖子、梅澤裕介(梅棒)、小口ふみか、川田希、蓮見のりこ、福圓美里、松浦康太(シタチノ)、山本周平(新宿公社)、佐藤つむぎ、原川浩明(花組芝居)、+日替わりゲスト、【音楽】池田海人、丸川敬之(花組芝居)、中條日菜子 |
脚本 | 堀越涼(あやめ十八番) |
演出 | 堀越涼(あやめ十八番) |
料金(1枚あたり) |
0円 ~ 5,000円 【発売日】2024/06/01 近日公開予定 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 8月 10日(土)18:30 11日(日)13:30/18:30 12日(月・祝)13:30/18:30 13日(火)休演日 14日(水)13:30★(託) 15日(木)13:30★(託) 16日(金)18:30 17日(土)13:30(託)/18:30 18日(日)13:30 ★…終演後アフターイベントを予定 (託)…劇場託児サービスあり |
説明 | 私の家はお団子屋さんです。 返田神宮という、わりと大きな神宮の参道で『小堀屋』という名のお団子屋さんを営んでいます。五人家族全員で、お団子を売って暮らしています。参拝にくる、観光客の皆さんに、お団子を売って暮らしています。お父さん、お母さんが団子を作り、出来た団子を蜜(みつ)姉と白(ゆき)姉が丸め、私が外で売り子をします。この辺りは、雑誌に載るような観光地ではないけれど、家族が食べていくには十分で、日々の天気に一喜一憂しながら五人、可愛く商いしています。 高校を卒業して、店を手伝い始めて、あっという間に八年が経ちました。うちはのんびりした家ですが、八年もあれば、なんもかんも変わっていきます。白姉は生まれて初めて、蜜姉は通算二度目のお嫁に行って、私の部屋は繰り上がりで、少し広くなりました。小堀家きっての暴れん坊だった白姉は、今じゃすっかりお母さんで、暴れん坊の称号は娘の水樹ちゃんが受け継ぎました。五人で夕飯を囲むことは、今じゃあんまりないけれど、昼間はみんなでやいのやいの言いながら、変わらず商いしています。 普段は飲食店用の白衣ばっかり着ているけれど、今夜はみんなで久しぶりに黒を着なくちゃなりません。“裏の小父(おん)ちゃん”の、お通夜にみんなで行くんです。 裏の小父ちゃんの家は、神宮の駐車場の裏の急な坂を上ってった先にあって、小父ちゃんはそこで十匹の猫と一緒に暮らしていました。小父ちゃんは昔、神主さんをやっていたそうで、この辺りの人はみんな、困ったことがあると小父ちゃんに相談に行ったそうです。 小父ちゃんが亡くなった後、お母さんはすぐに猫の引き取り手に名乗りを上げました。そういう人は他にも大勢居たらしく、お母さんはその中でも、わざわざ一番年寄りの、お腹のとこに腫瘍のある、お婆ちゃん猫を引き取りました。お父さんが猫アレルギーなのに、何でウチが引き取るの?と聞くと、昔、お世話になったからって。 お母さんは、それから色々教えてくれました。 三十五年前、お父さんとお母さんが、駆け落ちをしたこと。二人を匿ってくれたのが、裏の小父ちゃんであったこと。この猫はその頃から小父ちゃんの家に居て、今は化け猫で間違いないってこと。 『雑種 小夜の月』は、裏の小父ちゃんと化け猫と、お父さんお母さんの徒歩五分の駆け落ちのお話です。 小堀 綺(あや) |
その他注意事項 | 未就学児童入場不可 |
スタッフ |
[情報提供] 2024/04/18 10:49 by あやめ十八番 制作部
[最終更新] 2024/04/28 02:40 by あやめ十八番 制作部
チケット取扱い
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返田神宮という、わりと大きな神宮の参道で『小堀屋』という名のお団子屋さんを営んでいます。五人家族全員で、お団子を売って暮らしています。参拝にくる、観光客の皆さんに、お団子を売って暮らしています。お父さん、お母さんが団子を作り、出来た団子を蜜(みつ)姉と白(ゆき)姉...
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