最新の観てきた!クチコミ一覧

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UTSUKE  *当日券若干お出しします!!

UTSUKE *当日券若干お出しします!!

u-you.company

Geki地下Liberty(東京都)

2014/06/19 (木) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★

3部作同時公演!!
「UTSUKE」織田信長がテーマなのはもちろんなのですが
現代編、過去編、未来編とそれぞれが完結しながらも、それぞれに連携しているストーリーに新しい楽しさを感じました♪

ネタバレBOX

過去編、現代編が織田信長を中心とした熱い熱い人情話なのに対して、
未来編は、信長ではなく、未来の「UTSUKE」な人達をコミカルに描かれていて、笑いの連続ww
熱い男たちを観たい→過去編
カワイイ女の子たちを観たい→現代編
笑いたい→未来編
個人的には、現代編の信長がイメージぴったり!
同居人〜それでも朝はやってくる〜

同居人〜それでも朝はやってくる〜

劇団裏長屋マンションズ

ブディストホール(東京都)

2014/06/10 (火) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

まさに・・・
大衆人情劇でした~たのしかったです!

人生2ねんせい

人生2ねんせい

財団、江本純子

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2014/06/14 (土) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★

財団、江本純子「人生2ねんせい」観ました
 (女性の月のもののシーンがあるためか)どうしようもない「血」を感じた。血族、宿命、生命、輪廻…。
 同じ集団内での立場の違う視点から、それでも抜けられない精神の傾向。

 スライドし、時には重なる時間を通る、魂の旅路の追体験。

 リアルな家族関係のドキュメントの面も。
 語間を一気に飛び越える、時にはぶっきらぼうにも見える信頼関係。

 女系家族の生々しくもさっぱりした生態に、柴幸男「反復かつ連続」を連想。


 効果的かつ合理的な(笑)美術、無駄を削ぎ位置にこだわるシンプルな舞台。

 一瞬ミクニヤナイハラかと思う瞬間も。
 女たちが同じ動作をするとドキッとする。
 野郎が使い回し\(^o^)/なのも象徴的。



 「四つ子の宇宙」@アトリエヘリコプターの四人組(岩井秀人・松井周・前田司郎・江本純子)の最後の一人の公演を初めて見ましたが、やはり只者ではありませんでした。

 。

ベニクラゲマン〜実験都市マーベラスの逆襲〜

ベニクラゲマン〜実験都市マーベラスの逆襲〜

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

また観てきました!
四方の囲み舞台は、ハマると何度も観たくなります。
複数観劇し、是非とも反対方向から観てほしいです!

キンギョの人々vol.3「穴の宇宙」

キンギョの人々vol.3「穴の宇宙」

突劇金魚

突劇金魚アトリエ(大阪府)

2014/06/01 (日) ~ 2014/06/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

八尾とはまた違って・・
不思議な舞台美術。

自分は土曜の夜行ったのだけれど、
立地とかを見ると夜行った方が雰囲気があっていいのかな。

上演時間も75分で見やすいかな。

ベニクラゲマン〜実験都市マーベラスの逆襲〜

ベニクラゲマン〜実験都市マーベラスの逆襲〜

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

マジ感謝!マジリスペクト!
四角い白いステージをフルに使って迫力の殺陣やダンスと本当に役者の熱量を感じる舞台でした!X-QUESTさん初めてでしたがハマりました♪

臭う女(黒)~におうひとノワール~

臭う女(黒)~におうひとノワール~

劇団野の上

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/06/20 (金) ~ 2014/06/23 (月)公演終了

満足度★★★★

ネタばれ
ネタばれ

ネタバレBOX

劇団野の上の【臭う女 黒】を観劇。

青森の煙草畑で働くおばちゃん達は、将来の事、息子や孫の事、
そして男の話などの下ネタで盛り上がりながら、あくせくと働いている。
今作は女性のえげつない部分を描いている、いわゆるブス会の地方版的なのりの演劇なのだろうな?と軽い気持ちで観ていたのだが、それが大きな間違いと気付いた時には、とんでもない展開の序曲が始まっていたのである。
その煙草畑に大学のフィールドワークを兼ねた学生が訪れるのだが、そこでは秘密裡に大麻を栽培していて、学生に見つかってしまうのである。必死におばちゃん達は口封じを試みるのだが上手くいかず、その場に現れた大麻の売人に殺されてします。そして売人とおばちゃん達も学生を殺した口論のもつれから、互いに殺し合いになり、ほぼ全員が死んでしまうという恐ろしい展開で終わってしまうのである。

手作りの安っぽいセット、陰影のない明るい照明、全編青森の南部弁で、会話の半分以上は聞き取れず、そして現代口語演劇の王道を行くには最高の設定で見せておきながら、ある瞬間を境に一気に加速していく物語には、口が開いたまま閉じないという状態だ。
それが決して加速する展開の面白さのみを追求しているではなく、やはり今の地方都市の抱えている諸問題などを背景に描き、前景では現実の残虐性が描いていく辺りの前と後ろのバランスが非常に良く出来ている。
寺山修司が描いた青森とは全く違う一面の見えてくる現実感たっぷりの世界観である。

お勧め。
十九歳のジェイコブ

十九歳のジェイコブ

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★

松本雄吉ワールドに陶酔/約120分
松本ワールドを初体験。
松本雄吉という人はこういう演出をするのかぁ…
スタイリッシュで抑制を効かせた演出が緊迫した劇世界を作り出し、登場人物のセリフの一つ一つ、一挙手一投足がビンビンと胸に響いて、最後まで前傾姿勢のまま夢中で観入っってしまった。。。

話の鍵を握る三人の男たちそれぞれの狂気が劇世界を食い破るようにして客席までひしひしと伝わってくるのも、この抑制の効いた演出のゆえだろう。
むろん、狂気を表現する俳優陣の演技も素晴らしく、ことに、高木直一郎のイカれっぷりを生々しすぎるほど生々しく表現した某熟年俳優の鬼気迫る演技は圧倒的!

主人公ジェイコブのやさぐれた生活、鬱屈した心象を描きながら、時にハッとするほど美しいシーンが挟まれるのも効果的。
照明や音響、そして構図の妙が作りだすそれらのシーンの妖しさには息を呑んだ。

ネタバレBOX

これは原作小説にも感じたことだが、ジェイコブの父殺しの動機づけが弱い。

女子高生役の奥村佳恵がなまめかしすぎてセーラー服姿がしっくりこない。

ジェイコブ役の石田卓也が少しだけ話す関西弁がぎこちない。

以上の点が少々残念でした。
パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

おぼんろ

ワーサルシアター(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

余りに驚いたので初見の方に参考になればと思います
まず、俳優さん達は本当に素晴らしいと感じました。舞台に対する熱意とその技術が伴っており、観て居て安心していられました。主演の方はとても子供っぽいお芝居をしておられ、演じてらっしゃる役を見る限り、そういう方向性が必要か少し疑問に思いました。とても長い前説があるのですが、その時の主演さんはとても素敵な雰囲気を持っておられたので、本編でそれを見られなかったのが残念です。作品は少し甘いと感じました。とても大切な言葉が欠けているような印象で、俳優さん達の力技に強引に飲み込まれて納得させられている。感じでした。底に見えている景色がとても鮮やかな作品で、なのに詰めが甘いばっかりに俳優さんは作品に守ってもらえず、作品を守らなければならない。と言うアクロバットを強いられている。それをやってのけてしまっている彼らに手放しで賞賛を贈りたいですが!そんな感じ。私が一番驚いたのは、作品の演出意図を全力で蹂躙してくる常連らしき人がいます!その方は展開を知ってらっしゃる様で、絶妙のタイミングで最悪の私語、行動、合いの手を入れてきます!最初に聞いた時は自分の耳を疑いました。主演の方はみんな仲間なんだとおっしゃっていました。演劇にとても真摯に取り組まれてらっしゃる方々の様に見えました。最初に撮影など自由にしてよいとも。あれは仲間、のする事なのか正直疑問です。参加出来るような演劇はとても好きだし、これからもこっそり応援したい(その為にここに登録までしましたのでw)けれど、何だか危ういな。とも感じました。

夏の夜の夢

夏の夜の夢

オールアクトカンパニー

俳優座劇場(東京都)

2014/06/18 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★

そういえば夏至でした。
妖精たちの登場まではちょっと不安を感じるところもありましたが、
夜の帳が下りてからは全体的に盛り上がっていってましたね。
やはり好きな作品です。

ネタバレBOX

妖精側にいい役者さんが集まっていた感がありました。
パックが5人なのは意外でしたが、複数人に分ける必要性もそこまで感じなかったかな、と。
5人それぞれがパック役をちゃんとできそうな方たちでした。

二部の職人たちの劇は面白かったんですが、
休憩を挟んだせいもあってか一部からのつながりが薄く感じてしまいました。
演じてる皆さん楽しそうでしたねー。


ベニクラゲマン〜実験都市マーベラスの逆襲〜

ベニクラゲマン〜実験都市マーベラスの逆襲〜

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

ベニクラゲマン
エンターテインメントとしてもストーリーとしてもとても楽しかったです。
観客もガヤの1員のようにその世界に巻き込んでいく感覚は
いつもながらさすがだなと思いました。
すごい運動量でめまぐるしく駆け抜ける展開は目が離せません▽

明日は天気 

明日は天気 

演劇集団アクト青山

演劇集団アクト青山・烏山スタジオ(東京都)

2014/06/20 (金) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★

原作を知っているか否かで勝敗が決まる。
今回は、「原作を知っているか否かで勝敗が決まる」と言っても良いぐらいの対決でした。
何故なら千頭和さんチームのは、原作を知っているか否かでだいぶ理解度が変わってくるからです。

因みに私が観劇した昼の回は、先攻千頭和さんチーム、後攻小西さんチームで、原作は未読です。
投票は小西さんチームに入れましたが、もしこれが原作既読だったり、先攻が小西さんチームだったのならば、千頭和さんチームに入れてた可能性はあります。好きな役者さんだらけですし。

今更なので、間に合わない人の方が多いでしょうが、これから観劇される方は、是非とも原作を読んでからこの公演を観て欲しい。でないと公平な判断は難しいです。
まぁ、そもそも対決ってこと自体が稀なので、単純に好き嫌いで良いのでしょうが。

ネタバレBOX

千頭和さんチームは、3組の夫婦がベースだけども、各々が夫の元カノや番頭さん、女中なども演じている。
それは良いのだが、衣装チェンジがないことには誰が今何の役をやっているのか分からなかった(エプロン着ける、とかはあったけども)。

もしこれが原作既読だったのであれば問題はなかったのかも。
なので、原作を知らない人に向けた作品ではない。
これは、原作を知っている人にしか分からない作品。
千頭和さんが後のトークで「分かる人が分かってくれれば良い。」とおっしゃっていたので、そういうことなのだろう。

時系列がバラバラな演出が好きな人は「おぉ!」と感じたかも。
観た場所が悪く、結構役者さんの顔が見れないことが多々あったのが残念だったが、みさきさんの涙を浮かべる表情は見れた!もらい泣きしそうだった(笑)


小西さんチームは、原作の良さが感じられる演出だった。
「岸田國士?誰それ?「明日は天気」?知らなーい。」という人たちに観て欲しい。
このチームの夫婦は可愛らしいと感じたし、旅館の面々も愛着のわくようなキャラだった。

小道具を舞台の下に置く、音響等を役者が声で表現するという演出は「カライ博士の臨終」のときと同じ手法。
傘が赤系だったのは太陽を表現していると踏んでいる。

夫が元カノと会ったときの話を女中さんと番頭さんが再現していたが、夫との話と動きがズレていたように思うので、そこはもう少し合わせた方が良いのかなと。
室越さん、オイシイ役!室越さんで一番笑った~。
avancer

avancer

劇団SwanLake

中野スタジオあくとれ(東京都)

2014/06/18 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★

Bキャスト観劇。
60分とちょっと短めの作品。

60分にしたのか60分になったのか、どちらでしょう。
個人的にはもう少し時間をかけてよかったのではと。

ネタバレBOX

早い段階で子供を失った女性の話という核心が明かされてしまいましたが、
登場人物のやり取りの中で違和感や人物相関が感じられていくようにした上で、と展開した方がよかったのでは。

など、脚本の練りこみがもう少しほしかったなーと感じました。
演技ももっとナチュラル寄りの方が重みが出たと思いますが、
若い劇団さんですしそこら辺は好みでしょうか。

真面目に取り組んでるんだなというのは感じられました。
パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

おぼんろ

ワーサルシアター(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★

おぼんろ流
『背に腹は変えられぬ』逃れられない現実に、押し潰されても、譲れない想い。

相変わらず、神出鬼没で縦横無尽で、彼らには、劇場が狭かった。

床が演技スペースであり、客席でもある、いつものおぼんろスタイル。
一部椅子席もある。膝掛け(バスタオル等)を貸してくれる、劇団の心使いも有難いが、ミニスカートは止めた方が良いと思います。

ネタバレBOX

いつものごとく、朗読のような口上のような、物語の導入部分も、〈静〉なる魅力で好きです。

ウチワは暑さ対策だけではなく、厩舎での鷄達の騒ぎ?のごとく、紙吹雪を仰ぐ事で、楽しく参加させてもらいました。

同じ厩舎でも、暗闇の中、何も見えず、鷄達の噂話が響く場面は、流石の役者力で、〈静〉なる魅力でした。

縦横無尽さも、チョイ参加も楽しみだが、それ以上に、〈静〉の部分、繊細な表現、心理描写が巧みな、素晴らしい役者陣が魅力で、王子公演も、必ず観たいと思います。

挿入曲、衣装、53美術、照明も、とても印象的でした。
メリーちゃんを捜せ!

メリーちゃんを捜せ!

AprireStage

高田馬場ラビネスト(東京都)

2014/06/19 (木) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

テンポのいい楽しいコメディ
ダブルキャストのお二人目当てで初日と2日目に観に行ったのですが、
こんなに楽しいコメディだったとは思ってませんでした。
とてもわかり易いお話でしたが、ところどころの伏線が効いていて、次の場面へ興味が
尽きることが無かったです。
脚本も面白いのですが、役者さんの間合いとテンポ良くて、終始わらいっぱなしでした。
とあるシーンでは、声を上げて客席からツッコミたくなったくらいです(笑)
公演前の注意事項を「大事なことなので、2回」アナウンスされてましたが、
劇中でも、大事なシーンの演出が2回 別々のカップルであったので、これも伏線だったのか?
と関心しました(意図して無いかもしれませんが)
出演者のみなさん、それぞれ個性が強くて印象に残ってますが、1番気になってのは、岩澤さんの
声でしょうか、自分が女性だったら惚れてしまうやろ、と思いました(笑)
脚本もとてもおもしろかったので、はるかさんの別の作品も観てみたいです。

UTSUKE  *当日券若干お出しします!!

UTSUKE *当日券若干お出しします!!

u-you.company

Geki地下Liberty(東京都)

2014/06/19 (木) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★

過去編:なるほどのストーリー!
手の込んだ衣装は舞台への思いを感じさせる。
併せてストーリーも興味深かった。
個人的には衣装だけでなく、舞台セットがあれば雰囲気一層醸し出せるだろう。

ネタバレBOX

過去編
戦国時代の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、前田利家の天下統一、天下泰平への思いを表現。
本能寺の変の首謀者は明智光秀でなく、豊臣秀吉が謀ったものであったというストーリーはなるほど頷ける。
未来を予知できる設定の織田信長が、全てを承知の上で死を選び、自分が成し遂げられなかった天下泰平を家康に託す!
先生のオリザニン

先生のオリザニン

劇団俳優座

三越劇場(東京都)

2014/06/12 (木) ~ 2014/06/27 (金)公演終了

満足度★★★★

研究者のあるべき姿!
感想:脚気の原因であるオリザニン(ビタミンB1)を発見し、今話題の理化学研究所を設立した農芸化学者鈴木梅太郎の半生。弱者の立場に立った志の強さと信念、妻須磨子の内助の功、現実の厳しさを見事に表現。

ネタバレBOX

仕事で成功しても、娘さんを早く亡くすという不幸。
人柄も立派につきるが、公私ともに思い通りにいかないのが人生なのか。
最後はチョット寂しい!
夏の夜の夢

夏の夜の夢

オールアクトカンパニー

俳優座劇場(東京都)

2014/06/18 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

絶賛された舞台に納得(^^)
正統派な作りのくせに笑わせどころが上手でとっても楽しめました

左隣のオネーサンが独り言呟いててチョット怖かった、
1幕80分+休息15分+2幕50分でありました。

苦言を呈するならチケットの采配で劇場外に人の列が出来てしまい、
歩道に溜まるので劇場の敷地上に上手に列を折り畳むとか
工夫が必要と思われたが、いかがなものかな?
(結構人通りは妨げてたし他店舗の入り口を塞ぐのは良くないと思うがねぇ)

ネタバレBOX

お話は粗筋通り(^^)

森に迷い込んだ2カップルのアベコベ騒動での言い合いがプロレス化したりされてて楽しかった(^^)

妖精パックは5人セットの①~⑤の緑の妖精たちで演出が面白い!
ピーター○ンとかシャーウッドの森の仲間みたいな感じでした。

職人の芝居の銀の鎧とヒロインのインパクトは凄まじかったが、
銀の鎧の右腰のパーツが無いのが気になってしまいました・・・。
(我ながら細かいなぁ(-_-;)
春木桜子の死に関する考察

春木桜子の死に関する考察

C×C

神楽坂セッションハウス(東京都)

2014/06/21 (土) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1143(14-191)
19:00の回(曇)。18:25会場着、受付待ち10人位、18:31開場、全席椅子(前3列はミニ椅子)、19:00前説(120分)、19:04開演~21:09終演、演劇7割(実質二人芝居)、パフォーマンス2割、歌1割という構成。

こちらは初めて。

主人公の「春木桜子」にはまったく共感しないけど、相当な量のセリフが早口ながらもはっきりと聞こえてきます。但し、そこからは(個人的に)何も伝わってこなくて、間をあけないためにセリフが吐かれているようにすらに感じました。

ダンスの部分は少なく、細かい動きにとどまっていました。

歌が(1曲が長い、上手)ありますが、なぜ歌うのかわかりませんでした。

当パンによると8章で構成されていますが、暗転が多くて長く、いままでほとんど感じたことがなかったのですが、流れが止まってしまったように感じました。

終盤、草太郎の独白のシーン、わざわざ暗転して位置を変えるのを繰り返す必要性がわかりませんでした。

全体として技巧的な2時間(すみません、距離感を感じ続けました)。

★はいろいろ刺激を受けた..ということで

ネタバレBOX

ここ最近思うのは、肌合い、ニュアンス、テイスト..生理的、感覚的に受け入れることができないものをどのように捉えたらいいのかということで、「つまらない」でもいいし「何がやりたいのかわからない」でもいいのかもしれませんが、そうではない部分、自分に受け取るための「受容体」が備わっていない部分があるはず、という強い思い。

この作品の起点(基点)はどこだったのか、作家の個人的な体験によるものからか、何かに触発されたのか、なぜこのような構成にしたのか、このまま、わからないままになってしまうのでしょうが、大変気になる内容でした。

暗転して位置を変える...というのは、勅使川原さんの公演でダンサーの伊東さんが、微動だにせず「明」と「暗」とのギリギリの位置に佇む(顔や表情は見えません)演出がありました。闇の中、みえないけれど「どこにでもいる」と錯覚させる演出が印象的でした。本公演、照明を絞って...整理しきれない心情が表現できたらもっとよかったのではないかと思いました。

先日、時間堂の新しいスタジオオープンのイベントに行ったのですが、黒澤さんは「壁は白でもいい」とおっしゃっていました。確かに黒ですと暗転しやすいそうで、ならば別に暗転しなくてもいいじゃないかと...。本公演、ほぼ全編照明が当たり続けていますが、「物語」を受け入れる雰囲気ではなかったように感じてしまいました。

今週「二十歳の原点(オフィス再生)」を観に行きます(昨年も観ました)。二十歳で自殺した高野悦子さんを題材としたお芝居です。
平成26年6月歌舞伎鑑賞教室「ぢいさんばあさん」

平成26年6月歌舞伎鑑賞教室「ぢいさんばあさん」

国立劇場

国立劇場 大劇場(東京都)

2014/06/02 (月) ~ 2014/06/24 (火)公演終了

満足度★★★

地味ながら味わい深い作品
学生の為の公演を金曜日の夜という社会人が見ることの出来る時間に上演する企画で、解説も演目も分かり易い内容で楽しめました。

『歌舞伎のみかた』
中村虎之介さんの司会で演技のスタイルや舞台の作りを30分程で解説し、コンパクトながら分かり易かったです。
本編の『ぢいさんばあさん』が地味な作品なので、『伽羅先代萩』『髪結新三』『加賀見山旧錦絵』の中の動きのあるシーンを実演して、歌舞伎の華やかな部分も見せていました。黒御簾の手前の壁を取り外して、普段は見えない囃子方の様子を見れたのが良かったです。

『ぢいさんばあさん』
若い夫婦が夫が犯してしまった罪で長年会うことが出来ず、37年振りに再会するという物語で新しい作品で様式的な要素が少なく、歌舞伎というより時代劇みたいな趣きですが、言葉が分かり易く夫婦愛というテーマも普遍的で、予備知識が無くても楽しめる内容でした。
若さと老い、男と女を対称的に描くプロットの運び方に、古典とは異なる近代的なドラマツルギーが感じられました。
中村橋之助さん演じる夫と中村扇雀さん演じる妻のおしどり夫婦ぶりがチャーミングで、若い時代の夫の軽妙さや年老いてからの妻の優しげな貫禄に味わいがあり魅力的でした。
若手が演じた甥っ子夫婦の演技が硬くてぎこちなかったのが残念でした。

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