最新の観てきた!クチコミ一覧

97981-98000件 / 189912件中
十九歳のジェイコブ

十九歳のジェイコブ

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★

迸る緊張感
故中上健次の青春文学を、松井周さんが戯曲化し、ジャン・ジャン・オペラでおなじみの「維新派」・松本雄吉さんが演出するという、ある意味、異質な取り合わせの舞台。
内から溢れ出す怒りから、ドラッグに、セックスに、革命思想に溺れる、様々な境遇の若者たちの青春像を、冒頭からラストシーンに至るまで、緊張感をとだえさせることなく描ききっています。
コルトレーンのジャズが、迸る緊張感をさらに効果的に高めていきます。
観客にこびず、それでも、松本さんらしい、「言葉の洪水」のうまい使い方で、観るものを惹きつける手腕はさすがでした。
欲を言えば、キレのあるアンサンブルの動きが、もっっと多用されていてもよかったかなと思います。
のど元にナイフの切っ先を突きつけられ続けるような、緊張感の迸る2時間でした。

【満員御礼!!終演いたしました!!】ロミミ

【満員御礼!!終演いたしました!!】ロミミ

はちみつシアター

テアトルBONBON(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

笑いとダンス
非常に面白くあっという間の2時間でした。
内容もしっかりと作られていて感動しました。
ダンスもとっても素晴らしいです。

INDEPENDENT:TSU14

INDEPENDENT:TSU14

津あけぼの座

四天王寺スクエア(三重県)

2014/06/21 (土) ~ 2014/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

「最強の一人芝居フェスティバル INDEPENDENT:TSU14」観ました
 大阪名物・最強の一人芝居フェスティバルの地域進出版。
 年に一度の東海版、今年は三重県・津市で開催。
 ちなみに津は、名古屋からも大阪からも観客が来やすい、交流の穴場なのです。

 (記載は上演順です)



【Bプログラム】


[「ちあき」 (出・作・演 竹内康介)]

 地元劇団から、青春純愛お笑い系。
 青少年の妄想題材に、ただただふざけたコントかと思いきや、最後には切なくなる瞬間が。

 決してうまくはないけれど、体当たり演技の思い切りよさに好感。


[「ライト」 (出:おぐりまさこ 作・演:関戸哲也)]

 最初は自意識過剰コメディかと思いきや、時折冷たい感触が突き刺さり、ついには全ての伏線が残酷に観客を締め上げる、上質のサイコサスペンス。
 照明のこだわりにゾクゾク。影は、心の闇。

 おぐりさんは、Aプロの岸☆青龍さんの演出でも参加!
 さらに、この二日後には大阪・インディぺトライアルにこの作品で参加、見事第二次予選を通過されました。おめでとうございます!


[「戯式」 (出・作・演 田中遊)]

 京都からの招聘作品。
 20分枠内でカラーの違う実験的作品2本を連続上演。
 モノ・声の、舞台でのあり方を探求。特に二本目は、どうやって作ったのかすら謎。。。

 舞台を実験台と捉えるような上演形態に、ベケットを連想。(田辺剛さんとか村川拓也さんとか。これが京都カラー?)



【Aプログラム】


[「PUNCH OUT!」 (出:田中みな 作・演:くつなつく)]

 嫌いな自分jから逃げてヒーローに変身した少女が再び自分へと戻っていく、妄想との訣別。
 以前観た時より、最後は後味よくなってた気が。

 名古屋・K・Dハポンで一度観ましたが、その時は空間の力が強すぎたのか、少々観にくかった…。今回はブラックボックスの舞台で、より観やすく。


[「ウィザードリーマンBZ」 (出:岸☆青龍 作:二郎松田 演:おぐりまさこ)]

 キモオタ系超能力者の誕生をねっとりと見せた怪作、今回は津のみの、「ビギンズ」+完結編「Z」連続版。
 各地で上演を重ねてきた鉄板作品、しかし今回は少々お疲れ気味?大阪で観た時ほどは切れ味がよくなくて残念。しかし、まだまだ次もある!

 岸さんは、昨年11月の大阪インディぺを最後に役者を引退と宣言されていましたが、期待通り一人芝居は継続中\(^O^)/


[「ときめきラビリンス」 (出:永島敬三 作・演:中屋敷法仁)]

 あの、柿喰う客から登場!と期待していたのですが…

 言葉も身体も表情も、技術的には他の役者を圧倒していたのだけど、芝居自体にはなぜかぐっと来ず、途中で眠くなってしまった。。。
 脚本の割に全てが安定し過ぎなのか、最初から最後まで変化が感じられず、結局何をやっているのか分からなかった…



 まあ、思うところは色々あるのですが(汗)、観客は、普段会えないいろんな役者や演出を観る事ができて、各団体にとっても、初めての地域でも作品を見せて宣伝ができる、非常によい企画です。
 これからも、演国各地での盛り上がりを期待!


 そろそろ出ようかな…(ボソッ)

UTSUKE  *当日券若干お出しします!!

UTSUKE *当日券若干お出しします!!

u-you.company

Geki地下Liberty(東京都)

2014/06/19 (木) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★

「アインシュタイナー」セリフとテンポのギャップ
UTSUKE未来編「アインシュタイナー」を鑑賞。未来編で二回目。
初回に比べてもテンポが良くなり、コメディとしてどんどん錬られている感じ。元々コメディーは舞台として難易度が高いと感じてるいる中観たので、綺麗に持って行く演出に驚くとともに、会場一体になって笑えるシーンが満載で、その一体感を味わうことは、その場にいて感動すら覚えた。
その上でこの作品の本当に凄いところは、その軽快なテンポで良作のコメディ-に仕立て上げている中、ぐっとくるセリフをちりばめられているところでもある。
ネタバレしすぎるのはいやなので、一部伏せ字を使わせて頂くが、「見えないモノを信じるのが○○さ」「僕も○○は一度きりだからこそ面白いんだと思うよ」「僕は○○○を辞めないといけないな」などなど大きな笑いの中にちりばめられたこれらの言葉は、『あ~面白かった』という観劇後の感想に、何か心に引っかかる感動の棘として、胸に刺さっていることに驚かされる。
初めて観たときですら、これらのセリフが残っていたけど、3部作全てを観た上で、「○○に○○ず」のセリフを博士が言ってることに気付いたとき、鳥肌が立つほど感動した。
やはりこのギャップがこの作品の最大の魅力なんだろう。
coritchでもランキングTop3に入ってるということが充分うなずける。

また観たい。

博士お二人の作品の引っ張り方、○○○職員のお二人・政治家のアクセント、そしてスチールさんの間の良さ。
これはやはり良作。思い出すことも幸せだから。
その上で評価は☆4つ。次回、更にその次への期待をわざと大にして。

UTSUKE  *当日券若干お出しします!!

UTSUKE *当日券若干お出しします!!

u-you.company

Geki地下Liberty(東京都)

2014/06/19 (木) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★

3作品すべてを観たいと思わせる
土曜日に下北沢で現代編「織田信長殺人事件」と未来編「アインシュタイナー」を観てきました。現代編は売れないアイドルユニットがある場所に行き、成長して行く話が中心。アイドル、戦国武将好きは必見です。
未来編はSFコメディー風。某海外ドラマのパロディーもありで、最初から最後まで爆笑してました。
早く過去編の「一夜」が観たい!

Freak box -the:FINAL-

Freak box -the:FINAL-

姫君

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★

ファンタジー
パフォーマンスは素敵でした。

ネタバレBOX

見た目は世間から疎まれるような異形の存在、内面的には精神を病んだ弱い者たちが集まって、みんなで見世物興行を行うことで生計を立て、心を穏やかに過ごすことができるようにしようとするのがフリークボックスというカンパニーでした。

フリークボックスの中では、自分の本当の過去を話さないのが決まりで、自分の過去が話せるようになるということは心が強くなり、自立して社会復帰ができるということを意味しています。

そんな温室の中で仲間内の確執が大きくなり、それぞれが隠していた過去次第にが明らかにされ、カンパニーが崩壊するストーリーでしたが、全てはちょっと精神的に疲れた男子がゲイの友人と一緒にお人形さんごっこ、妄想していただけだったとは確かに驚きました。

驚愕のラストシーンではありましたが、うわああ、様々な登場人物は多重人格的な妄想の産物でした、シャンシャン、という感じで、良く分からない話を一気に終わらせるファンタジーにありがちな展開だなと思いました。

手品、ダンスなど見世物のパフォーマンスは素敵でした。
時代絵巻AsH 其ノ四 『蒼刻〜そうこく〜』

時代絵巻AsH 其ノ四 『蒼刻〜そうこく〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/06/24 (火) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった
特別公演と同じ舞台セットで,まったく違う色合いの舞台。劇団の世界を充分味あわせていただきました。とっても面白かったです。其ノ五が待ち遠しく思います。

ネタバレBOX

土方,沖田,芹沢など新撰組の主要メンバーが舞台に立たないのも良いですね。
「ぼくはだれ」

「ぼくはだれ」

RISU PRODUCE

小劇場B1(東京都)

2014/06/18 (水) ~ 2014/06/24 (火)公演終了

満足度★★★★★

おもしろい
喜怒哀楽...様々な感情が湧いた舞台でした。
とても観やすいお席だったので、あっという間にお芝居に引き込まれました。
冒頭の万引き犯のくだりは、私が店舗に勤めていた時の事務所の光景そのもので、実にリアルでした。
おもしろいとタイトルに書かせていただいたのは、キャストの皆さんの演技力...
こんなに実力を持たれた方ばかりの舞台を拝見したのは久しぶりで、終演後の素直な感想がおもしろいだったのです。
ひとつだけ言わせてもらえば、ネクタイってあんなに毎日代えますか?

松陰の夢

松陰の夢

劇団熱血天使

d-倉庫(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

ダンスが圧巻
初日の夜回ということもあって、いろいろ反映していくのは2日目以降となる事と思いますが。
噛んだり、台詞言い直してる人も居たし。
そして、ちょっと長い。
つまめる箇所は何箇所かあると思うので、縮んで行くのではないかと思われます。
・・・が、面白かった。
薄布を使った表現も良かった。パフォーマーの人のガンバリがわかる。
農民三羽烏、いい味を出してました。
最後の群舞。和装男子の迫力のダンスは圧巻です。
観に行って良かった。

【満員御礼!!終演いたしました!!】ロミミ

【満員御礼!!終演いたしました!!】ロミミ

はちみつシアター

テアトルBONBON(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーとハホリー☆
(^^)/水曜の夜、中野で
[はちみつシアター]の、
【ロミミ】を観てきました☆
初日の観劇です。
面白かったです。
はちみつシアターならではの、
ОLファンタジー・コメディ☆
爆笑の連続でラストが素敵です♪
細かい笑いもいっぱいで、
ダンスも歌もサービス満点です☆
観劇日記をブログに書きました。

怪獣使いの娘たち

怪獣使いの娘たち

味わい堂々×バジリコFバジオ合同公演

駅前劇場(東京都)

2014/06/18 (水) ~ 2014/06/24 (火)公演終了

満足度★★★

猿の活動量
怪獣と3姉妹中心にアクティブに、またスピーディーに演じていたので気持ちよかった。演劇は2年前からちょこちょこ出没してます。観たなかでは上位ランクにはいります。

ネタバレBOX

ストーリーは把握できました。タイトルの怪獣が猿もいい考えです。しかし、さまざまな展開がかなりグローバルにしすぎたような感じでした。また2時間ぶっとーしはつらいかな。1回は最低入れてほしい。。怪獣と3姉妹のしぼった演技がもっと観たかったです。。
あとは、この日、最前列にも関わらず、ずーっと、うとうとしている人がいました。あの人のマナーは酷すぎます!!不愉快になりますよね。お互い
【満員御礼!!終演いたしました!!】ロミミ

【満員御礼!!終演いたしました!!】ロミミ

はちみつシアター

テアトルBONBON(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★

なるほど
はちみつシアターさん、初観でしたが、フライヤーに書いてある通り、無心で楽しんで観るのが良いと思う。いろんな年齢不詳•性別不詳な女性?が観られて、こちらも面白い。エンターテインメント作品として観れば楽しる。

ネタバレBOX

芝居、アクション、ダンス、歌、???、といろいろな趣向があり、2時間楽しめた。後半の歌とダンス部分は、芝居をしっかり終わらせてからやった方が、より楽しめるように感じた。

まだ、芝居部分は不安定な感じもしたが、こちらは公演を続けて行けばもっと良くなると思う。

お芝居中のタイムリーな小ネタはツボにはまります。

怪獣使いの娘たち

怪獣使いの娘たち

味わい堂々×バジリコFバジオ合同公演

駅前劇場(東京都)

2014/06/18 (水) ~ 2014/06/24 (火)公演終了

満足度★★

ストーリーをがっつり観たかった。
どっかの島で、
破滅する事すら出来なかった人たちの、お話。

想像力をキーワードにした物語や世界観はなかなか面白かった。
が、しかし、「これ面白いのか?」と巨大なクエスチョンマークが浮かぶギャグの応酬。
ストーリーがちょっと進んでは脱線してギャグ、なかなか戻って来ない、
という展開に疲れてしまった。
好みの問題だろうけど。

2時間あったが、タイトに75~90分くらいで観せられていたら、
わりと好きだったかもしれない。

人形が有名と聞いていたが、
なるほど、パペットの出来は凄まじかった。

ネタバレBOX

生まれつき想像力を持たない男・ジト。
妻を「人間が突如ウサギ(しかもキモイ)になる病」で失った彼に、
夢を失わせないべく我がままを言いまくるゼルダ、ニキ、ゾゾの養女三姉妹。

ウサギを滅ぼそうとするジトに、こっそり反旗を翻し、
ウサギを匿う男・ミミス。

島に咲く、謎のデカイ花・バカレシア。

割と面白くなりそうな対立要素が揃っているのに、
いまいち機能していなかった感がある。

バカレシアの語りでなんとか落としていた感があるものの、
ウサギは生きたままの人間の脳を食べると人間に戻る、という件だとか
想像力を持たないジトだけが、
夢を見ることが出来ず、ウサギ化しなかった云々のエピソードが、
もうちょっとつつけば面白そうなのに、物語を完結させる為だけに
足早に消費されてしまった感がある。

「人間が突如ウサギ化する病」はどことなくイヨネスコの『犀』を思わせるし(ほとんどストーリー覚えてないけど)
「想像力の産物かもしれない怪獣」は、楳図大先生の『漂流教室』における怪虫騒ぎを彷彿とさせる。

想像力は人を死に至らしめるのか、
集団催眠(ウサギ化はバカレシアの花粉による幻覚だった、ような…)にかかるのが幸せか取り残されるのが幸せか、
とか、その辺りの何かがもうちょいピックアップされてたら、
ものすごいダークなファンタジーになっていた、ような気がしなくもない。

しかし、こんな事を考えそうになるたび、
(申し訳ないが私には面白さがわからなかった)コメディシーンが長々と続き、
脳味噌のシャッターが降りて行くのを感じるのだった。
ツッコミがぬるいように感じたが、問題はそれだけではあるまい。
私のギャグセンサーが死んでるという説もあるが、それは、あえて棚に上げておこう。

役者では、比較的濃い演技の方が多くお腹いっぱいな中、
ジトの兄・ダフネ(田中嘉治郎)のサラリとした演技が光っていたように思う。
最近、ラーメンよりもうどんやそばがうまいと感じるのと、何か関係があるのかもしれない。
毒婦二景「定や、定」「昭和十一年五月十八日の犯罪」

毒婦二景「定や、定」「昭和十一年五月十八日の犯罪」

鵺的(ぬえてき)

小劇場 楽園(東京都)

2014/06/12 (木) ~ 2014/06/23 (月)公演終了

満足度★★★★★


鵺的の舞台『毒婦二景・昭和十一年五月十八日の犯罪』を観てきましたよ。ハマカワフミエ(@hamakawafumie )さん演じる阿部定が、ガンコキュートで凛としていて癒されました。阿部定事件にあんな解釈があったとは。コメディとしても秀逸。

湯けむりの向こう側

湯けむりの向こう側

演劇集団池田塾

ザ・ポケット(東京都)

2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

おもてなし、だけじゃ、始まらない


「地域振興」のあり方に一石を投じる。

池田塾・塾生が主体となった公演ですが、パワフルな質感で、役柄と本年齢の差を躊躇することなく、完全に役になり切っているようでした。

地域が、「旅」を守り抜く。


少子高齢化社会を迎え、東京一極集中が進展するなか、この国の「旅」は危機に あります。


なぜ一般旅行客は旅館を避けるのか。

大手ホテルチェーンは その知名度により「品質保証」をアピールできます。
ところが、個人が経営する宿泊施設ですと、季刊雑誌等に掲載される「マス」依存になってしまう。「口コミ」も そうです。

私は千葉県・房総半島域の小さな民宿に一週間泊まったことがありますが、そこで発見してしまいました。
それは、学生団体の「合宿」という、集団旅行客に基づいた民宿経営のメカニズムです。いたるところに「学生様歓迎!」の看板が。

日本企業は社員の福利厚生を積極的に推進しています。代表格は松下幸之助が創業したパナソニック(旧 松下電器産業)でしょう。
茅ヶ崎市は、同氏が理事長兼塾長を務めた松下政経塾の所在地です。70年代まで、松下グループの販売社員を養成するための研修施設が立地していました。
太平洋に面した観光地に わざわざ研修機関をつくるとは。
「社員は家族」だったわけです。

こうした「福利厚生」「レクリエーション」「終身雇用制度」の企業社会は観光業界にも雫をたらしました。
「社員割引」という形で、旅館、民宿側もファミリー層を取り入れていたのです。
しかし、いずれも、「集団」から存続しえるメカニズムであることには変わりませんでした。


つまり「集団」と縁が切れたら、「地域」の旅館、民宿が消滅してしまう現状です。インターネット時代下においては、この旧態経営を改革しなければならない。「個人」と コミュニケーションを図っていく。これが「旅」を守り抜く唯一のヒントです。


「池田塾」の舞台には、外資系ファンドが連ねるわけですが、「ハゲタカ不動産」などと地域の旅館、民宿から揶揄されていました。 同業者同士がアンチテーゼで「一致団結」し、旅行客における「ハート・フロンティア」(心のふるさと)へ、おもてなし接客を昇華していく。既存の業界団体の皆さんは このサクセスストーリーを どう評価するのでしょうか。




※追記あり





怪獣使いの娘たち

怪獣使いの娘たち

味わい堂々×バジリコFバジオ合同公演

駅前劇場(東京都)

2014/06/18 (水) ~ 2014/06/24 (火)公演終了

満足度★★★★★

あっれおかしいな?
とても面白かったので他の方の点数が低くて意外です。

各種造形がとてもよく、そこは南の島・ムーンパレスでありました。
怪獣と花の声がよかったなあ。
三人姉妹もいいコンビネーションでした。

あまじょっぱいもの食べたいなー。

透明少女

透明少女

怪傑パンダース

新宿村LIVE(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった~!
頭を空っぽにして、ただ身を任せるだけでとても楽しい
素敵な世界に入り込めます!!
素敵な音楽、魅力的なキャラクター達!
一人超セクシー!

笑いあり、アクションあり、笑いあり!?(笑)
ちょっぴりウルっときたりして!

子供が観ても絶対楽しいと思います!

楽しい時間をありがとうございます!!

インシデントさん(三)

インシデントさん(三)

カリバネボタン

ワーサルシアター(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1146(14-194)
19:30の回(曇)。18:45受付(整理券あり)、19:01開場、正方形の舞台を客席が囲みます。入り口からみて、左右1列、奥2列、手前3列の椅子席+ザブトン。舞台上を通ってゆこうとするお客さんが少なくない。2つの(対角線上)の角に白と黒、上手手前に大きな台(これも白黒)、天井にミラーボール。

19:30前説(ちょっと緊張、100分)、19:38開演~21:27終演。こちらは初めて、「EgHOST」の藍沢さんのお名前があったので観に来ました。

冒頭...人が倒れている...事件。この事件を発端として重厚な物語が...ではなく
謎解きに挑戦しようというお客さんにその隙を与えず繰り出されるネタ。どこかで聞いたようでもあり聞いていないようでもあるキャラクターが走り回る滑稽なお話でした。

桜の森の満開の下

桜の森の満開の下

千賀ゆう子企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/27 (金)公演終了

満足度★★★

俳優も客も人間
語り手たる俳優に黒子と楽師、その他には舞台上に誰もいない、実質的な一人芝居。

一人芝居は演者をも観客をも緊張させ、場を極限まで張りつめさせ、そこではちょっとした破綻が命取りとなるが、俳優も観客も人間、俳優も時には過ち、客は客で生理活動に伴う物音は立てざるをえず、完全無欠に劇が運ぶことはかなわなかった。

一人芝居の難しさを痛感した次第。

ネタバレBOX

岸田理生が舞台用にまとめ直した安吾作の話を、俳優の千賀さんは随所で動きを交えながら時に声色まで変えて抑揚たっぷりに語り、黒子は彼女を適切に補佐、楽師は妖しく深遠な音色を放つ和製打楽器の数々で演じ手を盛り立てていたが、こうして舞台化されることであの捉えどころのない小説がストンと腑に落ちるのではないかという密やかな私の期待は結果かなうことはなかった。


それはネタバレ外に記したことが原因ではなく、ひとえに原作小説それ自体が持つ説明不足によるものだろう。


だからといって、過剰な加筆により話を合理化しようものなら原作小説の醍醐味である謎めきが失せてしまう。


ならば、山賊、その妻、そして女中にそれぞれ役者をあてがうストレートプレイ仕立てにし、妻が興じる“首のままごと”のくだりをはじめ小説で視覚的に描かれている場面を美術家と道具方が腕をふるって極力リアルに表現していたならどうなっていただろう、少しは“腑に落ちた”だろうかと、そんな興味が湧いた。
『ヒュウガノココロ』

『ヒュウガノココロ』

Jungle Bell Theater

萬劇場(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/06/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

存在感
今回は 客演の方がメイン処
なので 前回の八福やギャラリー公演とは感じが違う

とにかく それぞれのキャラが濃い
だけどケンカするわけではなく それぞれのキャラが足っていてとてもイイ

ヒーローといえば間違いなくカプセル兵団!
清四郎さんのアクションや身体の使い方は逸品♪
しづマさんも 毎回凄いけど今回のは格別!
伊喜さんの小生意気で可愛らしいさも絶品♡
うさぎ岡さん、ねぎどん勇くんもNICE

そんな濃いキャラが沢山いる中
流石 ジャンベル!
霞まないんです
それぞれの存在感が凄い
あれだけの色の中 個々が際立って見える
その 脚本と演出の凄さ キャストさんの芝居力

これは 何度観ても 足りないほどに沢山のモノが盛り込まれてます!

このページのQRコードです。

拡大